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親子で滝巡り 五月の連休の一日、親子で奈良県十津川村の滝巡りをした。 連休で高松から帰省していた息子の希望である。息子夫婦は三日間の滞在中、植木の剪定や物置の片づけなどをしてくれた。そして一日は滝見物に行きたいという。息子も滝が好きで、休日を利用して四国内の滝を夫婦でドライブしている。親子そろって似たようなことをしているわけだ。 娘夫婦が日本の滝100選の十津川村の「笹の滝」へのドライブを計画してくれて、親子三組の夫婦で出かけた。 例外はあるけれど、ほとんどの滝は山中の渓谷にあるので、電車やバスなどの公共交通機関で訪ねるのは難しい。やはり車が便利である。その点、ムコドノの運転は腕がたしかな上に、地理感覚が抜群である。下調べはするのだろうけれど、カーナビを使わないで迷うことがない。これはもう類まれなる才能というほかない。おかげでここ十年ほどの間にずいぶん多くの滝を案内してもらった。 笹の滝は日本の滝100選に選ばれているだけあって、駐車場とトイレが完備されている。二週間前に訪ねた三重県の「布引の滝」も、やはり100選の一つで、途中の案内看板はもちろん、トイレと駐車場がそろっていた。100選であるかないかでずいぶん待遇が違うものである。 頭上に「笹の滝」と書いたゲートをくぐって新緑の林の中を滝へと向かう。車道から滝までの道中がまた滝を訪ねる楽しみの一つである。これはもう滝によって千差万別、この滝の場合は、やや登り勾配で、足元は木の根っこと苔むした岩である。十分ほど歩くと滝に出た。 ずっと奥まったところに真っ直ぐに落ちる滝が見える。そこから大きな一枚岩のようなところを大量の水が勢いよく流れてきている。とりあえずそこで写真を撮って、岩穴をくぐって先へ進む。ずっと前方の滝壺のあたりで息子が手を振っている。こちらは登山靴で慎重に歩いているのに、向こうはゴム草履のような履物でよく登れたものだと感心する。 カミさんと娘、それに息子の妻はここまで来たら十分だと言って休んでいる。要所にある鉄の鎖と手すりを利用して滝壷が見える場所までたどり着いた。先行のムコドノは適当に足がかりやルートを遠慮がちに? 助言してくれる。 たどり着いたところは落差三十mほどの滝の右側で、滝壷の水面より少し高く、滝壷を見おろす位置である。滝の音が急に大きく響き、水しぶきがふりかかってくる。これが滝だ。よく耳にするマイナスイオンの効果だろうか。じっとしていると滝の音さえ遠のいて動から静の世界に引きこまれ、そして癒される。 結局この日は十津川村で、笹の滝の他に五つの滝を訪ねた。不動滝、二の滝、清納(せいのう)の滝、大泰(おおたい)の滝、めん滝である。 不動滝は滝への降り口がなく車道から遠望しただけ、清納の滝とめん滝へは100~200mの平坦な道、二の滝と大泰の滝は車道から滝まで急斜面を降りた。特に大泰の滝は車道脇に滝見台を設けてあったが、木が茂って見晴らしが悪い。そこで、男三人で手分けして河原へ下りる道を探した。簡単にあきらめないのが良かった。息子が一番乗りで、ほぼ滝の全景が見える河原まで到達してラインで写真を送ってきた。ムコドノとボクもあとに続いて、道らしくないところをロープに頼ったりしながら何とか降りることが出来た。 やはりこの位置から見なきゃなあ、と喜びつつ滝の全景を写真に収めた。降りた急斜面を元の車道へ戻りながら、息子たちはまだ若いが、八十も半ばのボクはいつまでこんなことが出来るのだろう? 「お父さん、危ないからやめた方がいいよ」と、息子やムコドノから言われるようになれば自重しなきゃいけないだろうな。そんな考えが頭をよぎるのであった。 ドライブの締めは十津川温泉郷の上湯温泉、上湯川のほとりにある露天風呂であった。コンクリートの浴槽にはしごがかかり、2mほど下の清流に降りられるようになっている。一人の客が水風呂の代わりに流れに浸かって平泳ぎをしていた。 湯につかりながら今日一日の充足感にひたっている時、今年のエッセイの課題が「私の元気の素」であることが頭に浮かんだ。そうか、これだな! 元気の素といえば大好きなアルコール、旅行、山歩き、滝巡り、家庭菜園など決して一つではない。これらをひっくるめると「自然」という答えが見えてくる。滝もまた自然の一つである。 ボクたち人間は自然から元気をもらい、自然の中で生かされている。
2024/05/22
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笹の滝(ささのたき)落差約32メートルの直瀑奈良県吉野郡十津川村内原十津川支流の滝川上流域訪問日:2024年5月5日国道168号線の立派な看板から左折約30分で滝入り口に到着トイレと駐車場がある着いた時には4台の先客があった滝を訪ねても他の訪問者に出会うことは極めて少ない、しかしさすが日本の滝100選だけのことはある帰る時には7台に増えていた入り口ゲートから気持ちのいい緑陰の道を木の根を踏んで10分ほど歩くと滝に出る大きな岩がゴロゴロその上を滝壷から流れ出る水が勢いよく流れてくる塗れた岩は見るからに滑りやすそう要所に鉄の鎖を配置してくれている鎖をつたって岩の穴をくぐりさらに足元注意で滝壺に近づくここまで近づくとすごい水しぶきを浴びるすぐにレンズが濡れてしまうのでこんな写真伴林光平歌碑世に知らぬ あわれをこめて しぐるらん 小笹瀧の ありあけの月天誅組の伴林光平一行がこの滝を過ぎるときに詠んだ歌とのこと天誅組のことは不勉強でよくわからない*笹の滝は二度目の訪問一度目は2017年2月(→☆)滝訪問はいつも娘夫婦と四人だが今回は連休で帰省中の息子夫婦も参加親子六人でのドライブであったこの日は笹の滝の他に、二の滝、大泰の滝清納の滝、不動滝、めん滝の六カ所を訪ねた
2024/05/21
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明治村を見学した時印象に残った建物のひとつ明治時代のお風呂屋さんです半田東湯は知多半島の港町に造られた風呂屋である。1階奥の浴室に置かれた浴槽は男湯と女湯がつながっており、目隠しだけで仕切られている。銭湯は江戸時代以来、地域の社交場として欠かせない存在であって、湯上りの常連客などは、2階に上がって雑談に時を過ごした。湯水を多く使う商売がら、建物の傷みや改造が多かったが表構え、番台などに江戸の湯屋のおもかげをとどめている。(現地の説明資料)浴槽の様子、男女の浴槽は一つでつながっている明治時代の銭湯の決まり事(抜粋)・風の強いときは閉店します・顔を覆っての出入りは出来ません・大きな声でケンカをしたり歌ったりしてはいけません・温度は一定に出来ないので注意して入って下さい明治時代の銭湯で働く人々番頭(ばんだう):銭湯のかなめとして銭湯で働く人々三助:小判型の三助専用の桶を使ってお客さんの背中を流す仲:釜焚きをして湯の温度を調整する下足番:履き間違いの多い履物のお世話をする定 則1.御政令は勿論、火之元厳重ニ看守可致候事1.大風之節ハ早仕舞之事1.男女入込之儀厳禁ニ就キ、其区別ヲ部分シ妄ケ間敷儀無之様可致候事1.面部ヲ包ミ出入御無用ノ事1.極老衰者及ビ御病後或は見苦シキ御病体之御方、又ハ大酔者ノ御入浴断り申候事1.喧嘩口論及ビ高声ヲ発シ放歌等断ジテ御慎ミ神妙ニ御入浴被下度候事1.御客様衣類其外大切ニ看守可致事1.金銭其他大切ノ品御所持ニテ御入浴御無用若シ紛失仕候共、更二関係不仕、此御ご断リ申上置候間、御承了之上御入浴被下度候事1.御衣類其外大切ニ見張候共、其責ニ任ジ不申、此条御了諾之上御入浴相成度、前々以テ御断り申上候事1.小桶汲置キ之儀御断り申上候事1.込合之節、若シ汲置シ為御差支之節ハ遣ヒ可被成事1.温度之儀ハ都度々々注意可致候事明治四十三(1910)年栃木県足利の定則ずいぶん細かい決まり事だなあと感心これも企業防衛の一つ、当時もいろいろとイチャモンをつける人がいたのだろうか(笑)
2019/06/28
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大阪ウオーキング連合の例会に参加コース:京阪・牧野駅→牧野公園→片埜神社→二宮神社→樟葉中央公園(昼食)→枚方市民の森(鏡田池緑地)→樟葉交野天神社の森(継体天皇樟葉宮跡)→猿田彦神社→京阪・樟葉駅(10km)参加者は約130名コース自体は、何度も訪れている場所がほとんどで珍しくはないけれど地元のことでもあり、年会費を払うのと〇田さんとの本の貸し借りの件もあり昨夜になって急に参加することにした二宮神社、うっそうと茂る鎮守の森がいい信仰心はたいしてないのだけれど神社に残る鎮守の森を見ると先祖の人たちの自然崇拝の精神がわかるような気がしてくる交野天神社の杜同じくここも鎮守の森がうれしい枚方市民の森(鏡田池緑地)ショウブとスイレンがきれいだった今日もカワセミにはお目にかかれなかった100人あまりの団体が行けばカワセミだって好き好んで姿をあらわさないだろう(笑)同上、ショウブ同上スイレン猿田彦神社、ここは初めての訪問かもしれない樟葉台場跡興味のある方はこちらをどうぞ(→☆)
2022/06/04
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落差が10mほどの直瀑三重県熊野市紀和町小栗須訪問日:2024年4月28日日本の滝百選「布引の滝」を訪ねた際県道780号線の途中から右への分岐に「大滝」の表示がある布引の滝の前にこちらを見ておこうと右折して林道を進む途中から未舗装のかなりの悪路であるが10分ほど進むと左の川側の路肩に「大滝」と書いた看板が置いてあるのが目についたどうやらここが滝への降り口らしい駐車場はないので路肩に駐車したカミさんと娘は君子危うきに近寄らず車で待機すると谷へ降りるのはパスムコドノと二人、滝へと向かって降りた途中、斜め方向から滝が見える場所で撮影降りるのはここまでかと引き返しかけるとムコドノがロープのかかった斜面を見つけたさらに一段下に降りると滝を真正面から観られる場所に出た鉄骨製の観瀑台?らしきものもあった水量も多くかなりの迫力であるこの位置で滝が見られたらまず言うことなし本日の目的である布引の滝へと向かった
2024/05/17
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布引の滝(日本の滝百選)三重県熊野市紀和町小栗須楊枝川渓谷の最上流に位置する訪問日:2024年4月28日落差53m、4段の段瀑一段目は12m、二段目は3.5m三段目は7.7m、四段目は29.1m県道780号線を進むと展望所に出る展望所から滝のほぼ全景を観られる展望所から50m先に滝壷への降りる遊歩道200mほど先に駐車場があり20台ほど駐車できる滝上部滝下部このように滝の全景が道路から見えるしかし滝壺には降りてみたいさいわい、整備された遊歩道があるカミさんと娘はもういいというがボクとムコドノは降りることにする遊歩道から滝壺が見えてきた4段目の滝、これ一つだけでも立派な滝だ大きな一枚岩を静かに流れ落ちている滝はこのように上から、下から或いは右からも左からも眺めてその姿を観賞したいというわけで満足の滝鑑賞であった*布引の滝に来る道中以下の三滝があったいずれも滝の名前をかいた標識があるので見落とすことはない下から順に隠れ滝、松山滝、荒滝である・隠れ滝ムコドノと二人、20mほど進んだところで道がなくなりあきらめて引き返した・松山滝30mの段瀑上部の方がよく見えないが写真に写っている橋の上から木の間を通して見える・荒滝落差25mの直瀑ここも道路から眺めるだけで目的の布引の滝へと向かった
2024/05/10
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クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)ナス科の一年草別名:ニカンドラ・ピラロデス・ビオラケアカタカナはどれもみな舌を噛みそう(笑)色も形も、爽やかな感じの花だ種がこぼれてあちこちに芽を出しているカミさんがそれを鉢植えにして知人にあげてよろこばれている花の後には実が出来ている
2021/06/28
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孫のナツキが庭で写真を撮っている三つの花瓶は今回の来阪の目的の一つで梅田へ出かけて買ってきたのだ庭にあった花を入れて撮っているようだそれも庭のあっち、こっちと場所を変えてなんでそんなことをするのかボクにはいまひとつ理解できないそんなボクの疑問に答えるように写真を撮り終わってからピクミンの動画を見せてくれたピクミンというのは任天堂のゲ-ムキャラクターであり活動の舞台は架空の庭園のようだなるほど、これでわかった!ピクミンはいつも架空のきれいな庭で活躍しているので、ナツキはキャラクターでもある花瓶を庭で撮りたかったのだ最初、新婚家庭の卓上を飾る一輪挿しを買ったのだと思ったがそうではなかったまったく凝り性だなあ! と感心したナツキは、ちぃかわといいピクミンといい大相撲に格闘技、リクガメの飼育にキャンプよくもまあ楽しみの対象を見つけてくるものだただボクはピクミンのような仮想のゲームは苦手なものの一つである
2024/05/19
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カキドオシ(垣通し)シソ科別名:レンセンソウ(連銭草)家のすぐそばで咲いているのに気が付いてアレ、これは名前を知らない花だな・・・図鑑で調べました名の由来は花のあとでみるみる茎を伸ばして地面を這い、節々から根を出しながら「垣根をくぐり通り抜ける」ほどに伸びるところから全草を乾燥したものは連銭草という名で生薬にされ子供の癇の虫に効くとされる。このことからカントリソウ(疳取草)の別名がある葉の形はホトケノザに似ているなと思ったので近くに咲いていたホトケノザと比べました右がホトケノザ(仏の座)両方並べてみると確かに葉はそっくりでも花が全く違いますホトケノザに花が似ているのがヒメオドリコソウヒメオドリコソウ(姫踊子草)右がヒメオドリコソウ、花は似ていても葉など全く違いますカキドオシ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ共通点はいずれもシソ科であることそして茎の断面が四角
2017/04/21
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先週、雨乞いの滝を訪ねた帰り道アジサイの名所だという大川原高原に立ち寄った(訪問日は2,023年6月24日)大川原高原は佐那河内村(さなごうちそん)のアジサイの名所で徳島県唯一の村だという徳島駅から車で30分と車なら遠くない勝浦町、上勝町、神山町に囲まれている大川原高原は標高1019m、頂上から360度のパノラマが楽しめるここには3万株のアジサイが見られる訪問日(6月24日)では咲き始めで見ごろは7月上旬~中旬となっている高所で気温が低いからだろう高原入り口「ここから上勝町」という字が見えるブルーのアジサイが見事周りのアジサイはまだつぼみ咲きそろえばどれだけ見事なのだろう同上、来週7/2(日)にはアジサイ祭りが予定されている大川原ウインドファームと称する風力発電事業にも力を入れている風車ってどのくらいの大きさ?そんな疑問に答える図が資料館にあった一枚の羽根(プロペラ)の長さが31mもあると知ってびっくりした!
2023/06/28
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流転の海シリーズも全九部のう七部まで終わった今回の第七部は、巻末の解説で第一部から六部までのあらすじと登場人物を整理してくれている長い小説なので振り返るのにちょうどいい第一部の舞台は1947(昭和22)年から始まって第六部の1960年までであった50歳だった主人公の熊吾は63歳になったこの間、読者のボクも主人公一家に親しみを持って付き合っているしかし面白い小説である残りの二冊も大いに楽しみである*ダイハツからカーナビの地図更新用SDカードを送ってきたこういうサービスが付いていたのだろうか案内に従って地図を更新した
2024/05/18
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「啾啾吟」のこと、興味が湧いたのでWEBサイトでを調べてみた、有名な詩らしく訳や詩吟などが多数見つかった幕末の志士たちがよく歌われた詩で自分自身を励ます内容の詩と紹介されているまずは元の詩そして詩吟、たまには気分が変わっていい知者は惑わず仁者は憂えず君何ぞ戚々として双眉愁うる歩みに信せて行来すれば皆坦道天に憑りて判下す 人謀にあらず之を用うれば則ち行き 舎けば則ち休す此の身浩蕩 虚舟浮かぶ丈夫落々 天地を欣ぐ豈に顧みて束縛 窮囚の如くならんや千金の珠 鳥雀を弾じ土を掘るに何ぞ属鏤を用うるを煩わさん君みずや 東家の老翁 虎患を防ぐを虎 夜 室に入って其の頭をふくむ西家の児童 虎を識らず竿を執って虎を駆ること牛を駆るが如し痴人 噎に懲りて遂に食を廃し愚者 溺に畏れて先ず自ら投ず人生 命に達すれば自ら灑落憂讒避毀 徒に啾々たらんや啾啾吟 ( 王陽明 )の訳智者は思い迷わない仁者は心配しないというのに、君はどうして悲しげに眉をひそめてくよくよしているのか安心して足にまかせて歩いて行くときはみな平らな道なのに・・・天より審判が下るのだ人が下すのではない天に使われるのであれば行き天の用事がなければ休もうこの身は果てもない海に浮かぶ無人の船にたとえよう男子たるもの堂々と両手で大地をさし挙げる心づもりどうして(私利だとか功名心だとかの)いろいろなことで自分を縛りとらわれ人のようになるんだろう。(つまらないことで自分を犠牲にするのは)千金の弾丸でスズメを打つようなものだ土を掘る鍬に誰も金をちりばめることはない虎が出るというので東の老翁は恐れて家の中虎は闇夜に室に入り翁の頭を食いちぎってしまったところが西の子供は虎を見たことがなかった虎を見て虎とも知らないで竿を振って牛を追うかのように虎を駆り立てて追い払った馬鹿は、のどに食物をつかえさせそれに懲りて食を断ったという愚か者は、溺死を恐れるあまりに自分から溺れてしまった人の生死は天命と知ってこだわる心はない非難影口を気にしてくよくよすることなどない幕末の若者たちは将来の夢を見ながらこの詩を吟じていたのだろうか
2022/05/10
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(5/8撮影)畑のハッサクがたくさんの花をつけた辺り一面に甘い香りが漂っている昨年は花も少なく実もまた少なかった今年は豊作だと嬉しいな!この木もボクが転勤で地元に戻ったばかりの頃に植えたのでもう三十年を越えたはず
2024/05/20
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愛媛県西予市と大洲市の間にある鳥坂峠からの景観日天月天様その峠を越えて大洲市に寄ったところにこの社があります。そばに立っている案内板の説明は以下の通り。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~昔々、世の中で一番尊いものは、昼はさんさんと光を注いでくれる「お日様」、夜はほのかな明かりを与えてくれる「お月様」、この二つだと考えられていました。この社は、この尊いものを神様として祭っているといわれ、「日天月天様」と呼ばれています。御神体は、この山から切り出されたと思われる半円形をした石で、梵字(古代インド文字)が刻まれています。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~この説明、素直に受け入れられます。自然崇拝はお金も絡まず、自然で無理がなく好もしい限りです。それがいつの間にかややこしくなってしまいました。教祖様にお金をお供えせねばいけなかったり・・・
2006/03/22
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5日の生駒でキランソウとニシキゴロモ二つのよく似た花に出会いました。キランソウの方は同行のMさんがジゴクノカマノフタだと教えてくれました。ニシキゴロモは帰宅後、名前を調べて判明。キランソウ(金瘡小草、金襴草、綺欄草) シソ科別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)イシャコロシ(医者殺し)、コウボウソウ(弘法草)万病に効く薬草で、せきやたん、腫れ物などに効果乾燥した葉を煎じて神経痛や胃の薬となり生葉は膿だしに用いられるそうです。名前の由来は、地獄の釜に蓋をして病人をこの世に追い返すということからニシキゴロモ「錦衣」シソ科の多年草別名:キンモンソウ山地の林下に生える多年草で高さは5-15cmと小さい。
2012/05/07
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タイマツバナ(松明花)、シソ科モナルダ、ベルガモットなどの別名があるがタイマツバナが一番親しみやすい花の形をよく見ると松明が燃えている姿に似ている我が家にあるのは白と紫他に炎の色をした真紅もあるようです
2017/07/10
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臨済宗大本山 東福寺仏殿(本堂)の天井画龍天井画は堂本印象氏の作龍の大きさは体長54m・胴廻り6.2mに及んでいます。(東福寺HPより)クリックで拡大東福寺本堂の天井画です。中は薄暗く、肉眼ではぼんやりとしか見えません。ところがデジタルカメラはフラッシュなど使わなくてもこのように明るく写ります。ボクたちユーザーの知らない機能がいっぱいあるのですねえ。
2013/01/16
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ウラジロチチコグサ (裏白父子草)キク科ハハコグサ属 切り取られた茎の部分近所の奥さんから「この草、何かわかります?」コンクリートの土間の割れ目から芽を出していつのまにか大きくなり、花と種をつけた様子種が飛び散って庭中に拡がったら大変と花の付いたところを切り落としたところ。概略こんな話でした。ボクも名前は知らないので調べてみましょうと、いつもの“エンゲイナビ”に質問ウラジロチチコグサだと教わりました。ハハコグサに対するチチコグサでしょうかそれにウラジロが付いて、長くて聞きなれない名前チチコグサとハハコグサは昔から日本にあった雑草(在来種)ですが、最近、同じ仲間で、チチコグサモドキ、ウラジロチチコグサ、ウスベニチチコグサ、タチチチコグサなど外国から入ってきた雑草(外来種)が数多く見られるようになりました。これらの雑草はハハコグサやチチコグサに比べると全体に大きくたくましい感じです。(シンジェンタ「雑草の話」より)
2008/06/04
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ヒカゲノカズラ(日陰鬘、日陰蔓)ツル性のシダ植物、別名:カミダスキ先日の保津峡ウオークで出会いました。名前は、同行のMさんが教えてくれたので調べる手間が省けて大助かり。青々、ニョキニョキの姿に魅かれて夢中で写真を撮っている間にみなさんに置いて行かれました。(笑)そういえば寿司屋さんのネタを入れるガラスケースの中で見かけたことがあるような。《参 考》【[京都林務事務所]山の幸(ヒカゲノカズラ)より】新たな副収入源として期待される「山の幸」登場か?花脊地域では通称「リュウノヒゲ」と呼ばれる「ヒカゲノカズラ」が京都市内の高級料亭から注文を受けて活気が戻りつつあります。かつては大和郡山の金魚の産卵に使われたヒカゲノカズラも近年、ドライフラワーや高級花材アート資材として見かけるようになりました。これから夏場の料理に涼しげな山の産物、添え物としても最高の演出ではないかと思われます。ヒカゲカズラは、ヒカゲノカズラ科で山麓の比較的明るいやや乾燥した場所で育つ常緑性のシダ類です。茎はツル上に長く伸び、長さ2メートルになることもあり長く横に這い、表面は刺状の葉で覆われます。茎のところどころから白色の根を出します。胞子嚢は大きく石松子(セキショウシ)と呼ばれ、湿気を防ぐので皮膚ただれに撒布する丸薬などに使われます。「古事記」の天岩屋戸(アマノイワヤト)の項にこのヒカゲノカズラが出て来ます。天照大神が天岩屋戸に隠れたとき、天宇受売命(アメノウズメノミコト)が日影(ヒカゲノカズラ)を冠にして踊り、慰めたと言われています。刈り取った後も緑色を保ち、長く伸びた異様な姿に古代より日本人は生気あるものとして神事に用い霊力を感じ取っていたのでしょう。別名「ヤマノカミサマノフンドシ」、「キツネノクビマキ」、「ウサギノネドコ」など沢山の呼び名があり里人に親しまれて来ました。
2011/06/23
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おばあちゃんが織物をしているそばで孫はお母さんから勉強を教わっています一昔前の日本でもこんな光景見かけましたねゆっくり、ゆっくり・・・・まだネパールのことがいっぱい頭に残っていますしばらくネパールの話題が出てきますがお許しを!待つということは急がないことでもありますね
2007/11/14
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陸前高田・奇跡の一本松新聞、テレビで報道されて有名になったのでたいていのみなさんはご存じのはず説明の必要はないでしょう念のため(→☆)後ろの建物は陸前高田ユースホステル一本松はこのユースホステルの敷地内にあってこの建物が防波堤となって生き延びたのです被災した建物は一本松とともに震災遺構として保存されるようですやなせたかし「ヒョロ松君」のモザイク日差しの関係で横からの撮影となりました同上、案内板一本松はお菓子にもなっている観光客の土産の一つとして震災復興の一助となることでしょう!震災前後の高田松原*********************今夜、ちょうど一週間ぶりに帰宅
2019/10/04
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2月23日に訪問した小布施町のマンホールです江戸後期の浮世絵師葛飾北斎が豪商・高井鴻山の庇護のもと 小布施に滞在した頃、岩松院等に天井絵を遺したものの一つ「波」をモチーフにデザイン同上のカラー版花びら模様に「水」、「空気弁」の表記青地に水玉模様マンホールの図柄となった岩松院の 天井画『八方睨みの鳳凰』撮影禁止だったので、WEBサイトからの借用ですボクにはこの絵がいま一つよく理解できません高井鴻山記念館です高井鴻山は、江戸後期の幕末に佐久間象山をはじめ当時の日本史を彩った思想家や、葛飾北斎など文人墨客たちと幅広く交流がありました。高井鴻山記念館は、当時の面影を色濃く残す建物とともに鴻山が数多く残した書画の作品を展示しています(小布施町ホームページ)立派な人だったらしいですね!せっかくの機会だったのですが見学はパスしました
2020/02/26
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孫のナツキがマンゴーを送ってくれた香川県三豊市からである讃岐でマンゴーが採れるとは知らなかったナツキの来阪時に買い物の付き合いをする娘夫婦と四人で食べてということらしいナツキの顔を思い浮かべながら賞味しよう!
2020/07/22
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林の中で珍しい植物を見つけた付近にたくさん生えている検索するとアカネ科のアリドオシだ花の白い蕾が付いていたので気が付いたが、蕾がなければ多分見逃していただろうアカネ科アリドオシ属の常緑低木別名:イチリョウ(一両)、タマゴバアリドオシ写真の花はまだツボミで開くと4裂する花のあとには実がなって冬には赤く熟す裏返すと葉の付け根に長い棘が見えるこのトゲが小さな蟻をも刺し通すとして「蟻通し」と名付けられたというアリドオシも別名のイチリョウも名前は聞いたことがあるが観るのは初*連休明け、例年通りに野菜の種まきゴーヤ、オクラ、シカクマメ、モロヘイヤ
2024/05/07
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参加者9名で琵琶湖疎水を山科から蹴上の水路閣迄歩きましたこのコース、春は桜、秋は紅葉を楽しめますが今は滴るような新緑写真の頭上はモミジ秋にはまた違った景色を楽しめそう南禅寺境内にある水路橋「水路閣」アーチ型の橋脚はデザインが素晴らしく多くの観光客が訪れている1888年(明治21年)に完成したこの建造物は琵琶湖から京都市内へと続く琵琶湖疏水の分線としての役割を担っていて今なお現役で使用されている疎水記念館見学疎水記念館から見た南禅寺船溜この後、京阪三条まで歩いて解散約8キロのウォーク新緑を楽しみながら疎水という先人の素晴らしい遺産を目の当たりにしてその偉大な業績に畏敬の念を感じた一日であった
2024/05/14
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