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昨日の帰り道だった。会社を出て、最初の信号を左に曲がるとすぐに前方の車が視界を占領した。右側に2台、左側に1台が固まって見えた。「すれ違いに苦労してるのかな? ヘタクソ!」思いながら近づくと、右側の2台はどちらもハザードを点けてこちら向きに止まっている。乗用車の後ろは配達業務の大型トラックで、どちらも運転手はいないようだ。突然、左側のシルバーメタリックの国産乗用車がバックを始めた。「前からの車を先に行かせるのかな?」前方には、来るのを待っているタクシーや乗用車が待機しているのも見えた。そう思った瞬間、もう一度シルバーはのろのろと前進した。もたつく車の脇を、通行人が何人かすり抜けて行く。道路の左側を歩いていた私は、すでにシルバーのすぐ後ろまで来ていたが、どうやっても通り抜けられる幅がないことを確認できた。「オイオイ、無理だよ、やめなよ・・・・・・」行こうとするシルバーに向かってつぶやいた。私の声が聞こえたようにシルバーは止まった。斜めに置かれた数台の路上駐輪車の中で、1台だけが道路に直角に置かれている。がっしりしていて重そうな自転車だ。「持てるかな・・・・・・」重い手荷物を珍しく携えていた私は一瞬躊躇した。下手な動かし方をするとシルバーに当たるし、通り抜けられるように置くには少々移動させなければならないからだ。歩きながら決心した時に、シルバーの運転席のドアが開く気配がした。運転手も降りて動かそうと思ったのだろう。私は自転車を持ち上げ数メートル運んだ。「ありがとうございます。」道路の傾斜を考慮して倒れないように自転車を着地させた時、運転席の脇に降り立ったドライバーの声が聞こえた。私は、ほんの少し振り返りながら、黙って空いていた右手を上げた。真直ぐに150メートル程歩いたあたりで、やっと後ろから来る車の気配を感じた。「黙って通過するだろうか?」一度は礼を言われているのだし、更なる礼を望んではいない。それでも、占っていた。シルバーは私の真横で止まった。「どうもありがとうございました。」開け放たれた助手席の窓の向こうから、ドライバーが頭を下げた。35~6の笑顔の素敵な女性だった。明るく爽やかな声は、笑顔以上に素敵だった。「お気を付けて・・・・・・」私は窓越しに声をかけ、シルバーを見送った。私の笑顔を彼女が気に入ってくれたかどうかは分からないが・・・・・・。実家に帰ると「ゆでたての毛蟹が2杯」とお袋が待っていた。仕事のある日は面倒だから止めてくれ、と言ってあるのだが・・・・・・。シャワーを浴びてから台所に立つ。手と鋏と包丁で分解する。甲羅の中には味噌がぎっしり入っていた。食べやすいように、分解した足から身だけを外して甲羅の味噌の上に乗せていく。かなり押し込んで、最終的には1杯分の身を全て綺麗に甲羅におさめ完成する。2杯分終わるのに1時間かかった。解体作業をしながら、昆布と鰹節で出汁をとる。取った出汁に蟹の殻を入れて、さらに蟹出汁をとる。濾して味を調え、葛をほんの少々に溶き卵で完成。お袋が蟹1杯を隣の弟家族に届けた。預かってきた鍋に、私はできたての蟹汁を分けてやる。「そんなにやらなくて良いよ・・・・・・子供はご飯済んじゃったみたいだし・・・・・・」「だってウチの分もこんなにあるよ、飲みきれないよ。」「いいのよ、余ったら明日食べるから・・・美味しいから良いのよ・・・」前回夏休み中に買ってきて食べさせたのが余程気に入ったらしい。実際、殻だけでも蟹の良い風味が出て美味しい。後片付けをして勝手口で煙草を吸っていると、弟の子供達が出てきた。「蟹美味しかったよ、ボク味噌も食べた。」「君達は晩御飯済んだんじゃなかったの?」「もらった。パパも旨い旨いって食べてるよ。おじちゃんは?」「僕はまだ・・・これから・・・」食べやすいようにスッカリ殻を外してあるのだし、作業中に味見をしたが美味しかった。不味いはずはなかった。「何飲む?」我が家の食事に先立って、お袋が聞いてきた。コップを準備してくれようとしているのだ。「今日は飲まない日なんだ。」休肝日と決めた月曜だし、お腹の調子も今一だったので、私は飲むつもりはなかった。シャワーの後もサイダーを飲んだし、ノンアルコール・ビールでも持ってくるつもりでいた。飲むのなら、蟹の解体中から飲んでいた。「そんなこと言わないで、何か飲みなさいよ、せっかく蟹があるんだから・・・ワイン飲みなさいよ」「いいよ」「じゃービール飲めば」「別にいいんだよ」「じゃぁ、明日と代えなさいよ」そこまで言われたら飲まないわけにはいかない。「具合が悪い」なんてとても言えない。結局缶ビールを2本持ってきたが、1本飲んだらお腹が膨らんだ。食欲はそれほどなかったが、お袋の会話に付き合うために焼酎のロックを舐めるようにしてしばらく時間を潰した。「友達の姉さんが亡くなった」・「このあいだのメロンは苦かった」・「東急百貨店の高額商品カタログ」「次男は会社辞めたみたい」等々、私にはどうでも良い話だったが・・・・・・何となく話題がなくなるまで付き合ってあげた。肉親であれ、他人であれ優しくしている自分が妙だった。何かが切れていると言う訳でもない。何かを望んでいるわけでもない。ただ、淡々としている自分がおかしく思えて仕方なかった。まぁ、こんな日があってもいいか・・・・・・そう割り切りながら睡眠に入った。
2004.08.31
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先週は出張していたのだが、お付き合いで飲まずに済んだのは予想外に幸運だった。おかげで月・木の予定にプラスして休肝日が出来たのだが、金曜日に落とし穴が待っていた。仕事を終えてホテルに戻り、「明日1件残すだけだし、今週は1日しか飲んでないから・・・・・・晩御飯ついでにチョットだけ飲もうか・・・・・・」そう思い、地下のレストラン・フロア-に降りたのが間違いだった。いつもだったら鉄板焼きの店に行くのだが―――立地条件の良い場所にあるので、フロントにいるマネージャーに見つかってしまうからこの店になってしまう―――他の店に入っても、マネージャーは挨拶に来てくれるから極力行かざるを得ない―――その日に限って見たことのない黒服が立っていた。「そんなにお腹が空いてるわけじゃないから、ラッキー・・・・・・マネージャーは遅い夏休みでも取ってるのか?」そう思いながらどこに入ろうか考えていた。「中華は重たいし、お鮨屋じゃ飲みすぎるし・・・・・・」結局入ったのは、居酒屋風レストランだった。金曜日なのに店内は空いている。近所のサラリーマン二人連れと、子供連れの宿泊者が一組だけだった。「一人なんだけど・・・・・・」「どうぞこちらへ・・・・・・」と案内されたのは、グランドピアノを改造したカウンター席。「マネージャーがいれば一人だってこんな席には案内しないぜ」と内心立腹だが、ここのマネージャーも夏休みだと。「長居する気はないから良いか」自分に言い聞かせて「ビールと牛タン塩焼き下さい」出てきた牛タンは硬くて不味かった。「焼酎ロックと手羽先のから揚げ下さい」焼酎はどこにでもある味で、から揚げはよく上がっていた。おまけに3ピースしかないのが一人者にはありがたい。牛タンはお引き取りいただいて、手羽先の骨をしゃぶりながら焼酎を飲んでいると、子供連れと入れ替えにカップルが入ってきた。Yシャツにノーネクタイの60歳ぐらいの白髪交じりの男性と、仕事から帰って部屋着に着替えたスナックのママさん風55歳ぐらいの女性。一瞬は「同伴前の食事か?」と思ったが、席に着くなり女性が「宿泊者専用割引券」を店員に提示した。夫婦には見えなかった私の眼力はじきに的中する。ぎょうさんのオーダーを済ませて、生ビールで乾杯した直後の会話だ。「普段は何を飲まれるの?」(なーんだ、ほとんど付き合いないのかい?)「最近は焼酎が増えました。」(ボクと一緒じゃんか)「(ドリンクメニューを見ながら)いろいろありますよ、焼酎。 焼酎お飲みになれば・・・・・・」(男に飲ませてどうしようっての? つやっぽい話でもしろよ)「私も焼酎好きですよ。一緒に飲みましょうよ」(なんだ、自分が飲みたいのか)話し方は大阪弁とは少し違う。どちらかといえば京都だ。中年カップルが週末を過しに大阪までやってきたと言うことのようだ。不倫でないことだけを祈りながら、私は食事をして上がる気になった。係りを手招きして「焼きそば」を頼んだ。ついでに目の前のグランドピアノの天板を指さして、「ホコリだらけだよ、こんな所で食事させるもんじゃないよ。ボクが帰ったら拭いておきな・・・・・・」座ったときから目障りだった。立った目線では分からないが、座ると光の加減でバレバレだった。1週間は拭いていないであろう埃の前で飲み食いすることにうんざりしていたのだ。「申しわけありません」と係員は言ったが、別の席に案内するつもりはないようだ。私も直ぐに食べて出る心構えでいたので、気にしないことにした。3杯目の焼酎を飲んでいると焼きそばがきた。「洗剤か?」初めにキャベツを口にしたとき感じた。洗い落としていないのか、たまたまかかったのか、洗剤の味がした。洗剤を舐めたことなどないので、本当はわからないが、とにかくへんな味だった。玉葱も同じだった。麺と少々の豚肉はソースの味で大丈夫だったし、量は多くなかったので一応全部食べて部屋に帰った。書類整理とテレビ鑑賞を少々してベッドに入ったのだが、お腹の痛みで目が覚めた。時計は午前3時。胃の下部が刺すように痛い。体制を入れ替えて治まるのを待ったが、治らない。益々ひどくなる。「やっぱりやられたかな? でも、キャベツであたるかな?」どうしようもない痛みで冷や汗が出ている。タオルを取りに風呂場に行き、思った。「とりあえず全部もどしちゃうか?」便器にかがみ込み、むりやりもどした。痛みに上乗せして、不快感が増してきた。しばらくそこに腰をおろし、痛みに耐えながら呆然としていた。冷や汗も益々ひどくなる。体が寒い。「フロントに電話するか?」「病院行かされても、保険証持ってきてないしな・・・」「症状はほんの少しだけ軽いが、あの時と一緒だな」(20年前に東京町屋のラーメンに入っていたゆで卵にあたったことがある)30分程そうしていると、何とか立ち上がる気持ちになり、私はエアコンを切り、再びベッドにもぐり込んだ。外が明るくなり始めた頃、不快感は消えないが痛みはやわらいだ。早々にチェックアウトをして、面会先へも早めの時間変更をしてもらい、仕事だけは片づけて新幹線に乗った。それでも、東京着は夕方だった。一日中何も口にしていないことを思い出し、うどんを作り、不快感の残る胃に入れた。たいして役には立たないであろう市販の胃腸薬を飲んだ。勿論アルコールは抜いた。今までなら「アルコール消毒」と称して飲んでいたが、さすがに飲む気にはなれなかった。おかげで、先週は4日間の休肝日が出来た。「今度の血液検査で、もっと下がってなかったら怒るよ!」
2004.08.30
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昼まで社内で仕事をして午後から出張広島だ19時に人と合っておそらく飲食付き合わなくちゃならない休肝日じゃないからいいけれどしんどいな一人なら新幹線で寝て行かれるが上司と一緒じゃ面倒見なくちゃならない「弁当買って来い・・・」「のどが渇いたな・・・」とうるさい仕事の話も聞いてあげないといけないし・・・サゼスチョンもしてあげないといけないし・・・久しぶりの同行だから我慢するか
2004.08.25
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2ヶ月ぶりに弟(次男)とすれ違ったブランチ帰りに家のそばで見つけた単パンにTシャツ姿で、のんびりのんびり歩いてくる彼を・・・・・・声が届くところまで近づいてくるのを待って「休みか?」と私は声をかけた真直ぐこちらに向かってくるが頭は微動だにしない「休みか?」同じ言葉を3度繰り返した時「はい」と誰もいない方に向かって言うと私の脇をすり抜けて行った「早く借金返せよ!!」と彼の背中に発してみたが、聞いてはいないだろう2ヶ月前(6月24日)の朝も同じだったあの時は出勤の為、家から出てきた彼に声をかけたが帰ってくる言葉は一言もなかった周りの人から「暴力はいけない」と言われていても殴りたい気持ちをおさえるのに一苦労だ「●●(人名)が最近ずっと口を利いてくれないんですよ・・・・・・」最近、小学生と接する仕事もしているスタッフの一人が私に言う嫌われる原因に心当たりもないらしい彼女は私とは普通に会話をするし、助けてくれといわれても困るが「同じように接しているんじゃなくて、まず自分が変えてみないといけないよ」図らずも口にしていた「バカな弟にだって、結構軟化して言葉をかけてるよ」「会話がダメなら手紙か」と思って手紙も書いたそれでもあいつは動かないもっと私に変われ、という事か・・・・・・
2004.08.24
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不規則な夏期休暇が終わり、今日から通常出勤。休み中、珍しく2泊の小旅行に行った。小旅行といっても、ほとんど温泉に浸かって、料理を楽しんでいただけだが・・・・・・。贅沢な休みだった。私の出社を待っていたように、「いつから出張出られる?」だって・・・・・・。明後日の昼から出張。準備をしながら、あれこれやっつけ、あっという間に一日が終わった。休暇疲れなどしている暇はないようだ。今日はオリンピックなんて見ないで早く寝よう。
2004.08.23
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明日からしばし、休養悠長になどしてはいられないのだがたまには良いか・・・・・・温泉浸かって、のんびりして来よう頭もリフレッショしてやらないと・・・・・・各駅停車の旅行ってみましょう
2004.08.14
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いつものつもりで時間をずらして昼食に出かけた午後1時盆休みの店が多い中で開いていた讃岐うどん屋のドアを横に引いて驚いた「満員じゃんか」カウンターからテーブルまで満席世の中夏休みだった「それにしても暑い、次に近いのは・・・・・・」肉屋のドアを開けた「すいてるじゃん」カウンターに常連らしき女性が一人食事を終わって従業員と話していただけだいつもの奥の席に座り「網焼き・・・・・・と、ビール中ビン下さい」待ち時間を潰すにはビールに限る職場に戻っても僕の部屋は誰もいない1本ぐらい飲んでもOKだ「中ビンが切れてるんですが・・・・・・」なんでないのよ「大ビンで結構です」内心シメシメ、仕方ないよね「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」・・・・・・・・・・・・一口飲んだ途端に混みだした僕はお客を呼ぶんだよね二組家族合同の7人組と娘連れのおとうさん一気に9人入って来たおまけに7人組は「お土産1つ作ってください」だって危ない危ない、間一髪だ調理人一人と給仕一人(どちらもおばさん)のこの店じゃ一歩間違えたら延々待たされるところだそれにしても夏休みだわサラリーマンは僕だけビール飲んでるサラリーマンだが夏休みだから良いか周りの会話のトーンが異常に高いので早々に退散本屋によって新館を買ってついでに仕事の資料本を買って戻ってきた帰省ラッシュは始まったのだろうが社内はガラガラで気持ちが良い頑張って仕事しよーっと
2004.08.13
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三男の嫁さんが子供達を連れて、先祖供養のために田舎に帰って行った。お盆の行事はお釈迦さまの弟子「目連尊者(もくれんそんじゃ)」が母を救う話に由来しているらしい。 ある時、亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいることを知った神通力者の目連尊者は、どうしたら母親を救えるのかお釈迦様に相談した。「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来る」とお釈迦様は答えた。そこで、目連尊者はお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことだ。(めでたしめでたし・・・・・・)それ以来、旧暦7月15日は、先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日となったらしいが、日本では、推古天皇の606年に、はじめてお盆の行事が行われたそうだ。 日本におけるお盆は、このお釈迦様の教えのように「地獄の苦しみをうけている人々をこの世から供養することの功徳によって、その苦しみを救いたいという行事」と、「今の自分があるのは、ご先祖さまのお陰であると感謝する先祖崇拝の心」とが合わさったものとされている。作法・習わしは、宗教・宗派や地域・時代によって形を変えながら伝えられたのだと思うが、「親族が会し、先祖や故人を偲び、今日ある自分をかえりみる」という、根幹理念は昔から変わらないものだろう。 「盆と正月」という言葉を聞くように、どちらも大切な行事な訳だ。古い話だが、江戸時代には盆と正月には奉公人が休みをとって実家に帰ることの出来る唯一の期間だった。自分と自分の家や先祖との繋がりを確認する大切な行事がある期間だ。それを「薮入り」と言ったのだが、我が家の次男家族は勘違いしている。彼等は盆も正月も実家に来ない。薮入りは、自分達家族が好き勝手に遊び、旅行する為の期間だと思っている。それも、サラ金から借金をして・・・・・・。絶対に彼らは成仏できない。救ってもやらない。(そうです、私は了見の狭い人間です)それにしても、お釈迦様は目連尊者から相談されるまで気が付かなかったのだろうか?逆さ吊りにされて極楽往生が出来ずに苦しんでいたのは、目連尊者の母だけではなかっただろうに・・・・・・。「求めなければ救われない」と言うことか・・・・・・。
2004.08.12
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「これは、こうするから、その代わりチェックは君がしてよ・・・・・・」と昼間に他部署の執行役員がやって来て、私に言った「良いですよ・・・・・・」と答えてはみたが腑に落ちない引き受けている今の仕事を日々部屋まで届けるがほとんど担当者は退社して居ない今日もそうだった私は担当者の机の上に黙って置いてきた自分の部屋に戻る途中でタイムカードを見てみる「何だよ、毎日俺より1時間も2時間も早く帰ってるじゃないの・・・・・・」「私なら残業代払わなくて済むから、遅くまでやれってことなの・・・・・・」「直属の部下は可愛いから早く帰宅させようってことなの・・・・・・」「こっちは専門外でも精一杯調べてやってんだよ・・・・・・」「知恵やアイデアが無いのは諦めてるけど、気持ちが無いのには呆れるぜ」「理不尽な仕事の押し付けっこはうんざりだ」「明日、専務に言いつけてやる」と思っても「徐々に直していくから・・・・・・」そう言われることが目に見えているから余計に悲しい
2004.08.11
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実家のダイニングテーブルの上の小さな水槽でめだかの子供が1匹泳いでいた庭の水槽(本当は水槽代わりの鉢)で生まれた子供をお袋が移してきたのだ良く子供が生まれ以前も親に食べられないように別にして大きくなるのを鑑賞していた10日以上前に僕が見つけ「めだか、子供が生まれたよ。移し変えた方が良いんじゃないの・・・・・・」とお袋に言ったが「餌ちゃんとやるから大丈夫よ」とその時 彼女は答えた心配だったが、「そう言うならそれで良いよ」と思い昨晩見るまで忘れようとしていた「2匹って言うけど1匹しかいないじゃん?」「いるわよ、私ちゃんと数えたんだから」虫眼鏡で覗いても僕には1匹しか見つからないそれでも、2匹と言い張るお袋にはそれ以上は言わない「でもさ、もっといたでしょ?」口が滑った「あんたが早く移さないからよ!」後悔先に立たず面倒なことを聞いてしまったそれ以上は言えないし、言わないが「食べられないから平気だ」って言ったのはアンタでしょ?僕は別にしようって言ったじゃないの・・・ムムムただでさえノンアルコール・ビールの日なのに・・・・・・もぅ・・・何で僕が飲みたくも無いノンアル飲んでるか知ってる?晩御飯に少しでも長く時間をかけて貴女とお話して上げられるよう努力してるんだよ食事だけなら10分で終わりそれじゃー貴女も寂しいでしょ?感謝してるから、こんなことは言わないがだんだん僕の口は貝になり心は石になっていく
2004.08.10
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夏休みだと言うのに表で遊んでいる子供を見かけなくなった僕の小学校時代は毎日が遊びだった宿題はほったらかしで一日中遊んでいた今の小学生は違うらしい夏休みも塾をはじめ習い事に通うサッカー好きで真っ黒な少年がいる好きでやっているのだが痛々しいシップをして少々元気が下降気味歌うことの好きな明るい女の子がいる合唱コンクールでどんどん勝ち抜き今度は関東大会だそうだ好きなことでも厳しい練習が増えるとシンドイ様子全てに全力投球では疲れてあたり前子供も大人も同じだ仕事人間の家庭崩壊なんてのも良く耳にするだからと言って適当に仕事をして適当に家族サービスをするそんな器用な真似はできない係わりあう者同士の理解と許容が大切のようだ
2004.08.09
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「不祥事続きのNHKに抗議殺到、電話やメール2千件」(読売新聞8/5)だって僕も、先月日記に書いたがあたり前だねそれでも、時間が解消してしまううやむやになるのも直だろう寂しい限りだ外務省、社会保険庁、厚生労働省・・・・・・誰もまっとうな責任すら取らずどんどんうやむやになっていく自民党本部には今も小泉さんの大きな顔が垂れ下がっているのか?見ても役に立たない顔よりも未解決・未整理案件を箇条書きにしてぶら下げたらいかがなものか毎日眺めて忘れないようにしてもらいたいそう思うのは僕一人だけだろうか海外視察と称してあっちこっちにお出かけのシーズンだ文字通り「外遊」勉強なんておこがましい税金無駄遣いのお遊び半分以上でしょう海外に学ぶならインターネットもあるよ自分の国をもっともっと見なさいよまたしても安月給サラリーマンの愚痴になってしまったでも、でも、案件箇条書きは絶対やって欲しいな案件がきちんと処理できたら選挙当選者のように、花をつけてあげるよ・・・
2004.08.06
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γGTPは下がったが精神力と体力も低下している山積みだった仕事は半分に減ったが先を思い浮かべるとトーンが下がる雨ニモマケズ 風ニモマケズ賢治を思い出し「負けないよ・・・・・・」とつぶやいてみるアラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ素敵だと思うが我執から抜け出せない凡人の私にはとてもなりきれない境地だ但し、こだわりを無くしたら仕事人としては失格だとも思える我を張り通すつもりはないが安直な妥協のなかでは生きたくないおいおい、今度は光太郎かい「ぼくの前に道はない・・・・・・」いやな言葉が頭をかすめた休肝日だけれどもう帰ろう
2004.08.05
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この2回ほどのサッカーを見ていると勇気が湧いてくる今までに見られなかった執念を感じるのは、私だけか・・・・・・?選手各自が自分の仕事を理解しだしたと言うのか自分の思うように動けるようになったと言うのかおそらく両方だろう生意気だが「中田ヒデは要らない」と早い時期から思っていた周りに目を配り指示を出していたのは彼だがロボット・サッカーでは強くなれないと思っていた彼に遠慮ばかりでは成長しないと思っていたある意味で彼が不在となり各自が責任のもとで積極的に動けるようになった成果だと思う我が社の社員はロボットばかりだ司令塔がいるならまだしも隅まで目が届き、指示を出せる司令塔もいない悪くなる一方なのはあたり前だ技術よりも、全員が同じ意識を持って動くことが必要なのだがいつまでたっても行き渡らない率先して動き、働きかけているのになぁーもっと動けってことか・・・・・・
2004.08.04
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週2回の休肝日をはじめてから1ヶ月がたった病院に行って血液検査をした検査室の前で1時間診察室の前で2時間支払窓口の前で30分ずいぶんと待たされたが苦労の甲斐があって結果は良好だったデータを眺めながら女医さんが「良くなりましたね・・・・・・」(ニッコリ笑顔)「ありがとうございます」「この数字では、薬は完全に要りませんね・・・・・・何日休みましたか?」「週2日です、月木」「つらくありませんか?」「それほどでもありません」(少々強がり)「でも安心しないでもう少し続けてみてくださいね」「はい」(約束するよ)「この機会に煙草も減らすと良いんだけど・・・・・・どのくらい吸いますか?」「40本」「・・・でも、それは良いか、仕事もあるしね・・・・・・」そうだ、そうだ、大賛成だ「また一ヵ月後に検査してみましょう・・・・・・安定するか楽しみにしてますからね・・・・・・お大事に、頑張ってください」だって重ね重ねの優しいお言葉に涙が出そうだ休肝日以外の日も、結構努力して減らしたもんね一番好きな日本酒もほとんどやらなかったチャンポンも少なかったまた一ヶ月、女医さんの笑顔の為に頑張ろう(変な奴)
2004.08.03
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毎月1日は墓参りの日だ普段はお袋が行くがあいにく旅行中幸い僕は休みそれでもって代わりに行って来たダイエーで花を買ってお墓まで歩いて線香をたいてお参りしてきた真夏のお墓は静かだった猛暑のせいか見慣れぬ鳥が死んでいたが場所が墓地だけに鳥も成仏できるに違いない地元の氏神を詣で昼食はなぜかカツ丼ビールも飲んだ晩御飯の買出しをして帰りシャワーを浴びて横になったら気持ちが良かった散歩してビール飲んで昼寝だもん気持ちいいわけだわへんな仕事の夢さえ見なければ最高の心地よさだったのに明日は月曜日少々憂鬱だけど週末の最高の昼寝を楽しみに頑張ろうっと
2004.08.01
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