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◆ばらだぎさんのサイトで拝見し購入。また真似っこだ(苦笑) 目当ては特典映像。いや~買ってよかった! マックイーンの生涯を追ったドキュメンタリーも良かったが、 「編集技術の魔法」というドキュメンタリーが非常に面白かった。 冒頭、旧式の手回しの編集機でフィルムをカットしたり、テープで つなぐシーンがあり、また中盤でも20世紀初期の編集風景も挿入 されており、興奮した。 というのも、中学~高校まで、文化祭で自主製作映画を撮っていた 私が制作の各プロセスの中で一番面白かったのは、フィルムの編集 だったからである。 当時は、接着剤でカットしたフィルム同士を繋いでいたが、やがて 映写機に引っ掛からないテープが登場し、作業は快適になった。 それでも撮影に匹敵する労力が掛かるのが常で、友人たちと夜通し 編集作業をした時の楽しさは忘れられない。 この番組には、ジェームス・キャメロン、ジョディ・フォスター、 ショーン・ペン、マーティン・スコセッシ、クエンティン・タランティーノ らが監督と編集について語っているが、先日観たレザボア・ドッグスが 女性編集者とは意外。 映画の初期、エジソンなどは「映画に将来はない」と言っていた 映画の弱点を、編集技術が補ってきたという視点は今後の映画鑑賞に 深みを加えてくれると思う。 それにしても、カールツアイスのレンズでの置き撮り。 手持ちで適当に撮ったのだが、暖かみのあるいい発色だ。 DSCF0136 posted by (C)kirk1701
2018/07/12
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◆WICAさんに教えていただき、早速ゲット!(苦笑) 中身は普通の国語辞典だが、このケースは素晴らしい! 本体表紙はタイガースカラーで真っ黄色! 辞書の扉部分には甲子園球場での試合風景写真があしらわれ 後ろの扉には、タイガースの旗が!感動! いま中学生あたりだったら、授業中も楽しめそうだ(笑) WICAさん、ご紹介ありがとうございました! 広島の豪雨災害で三連戦が中止になっているうちに、何もしないで 2位から4位に転落しているが、この辞書をTVの脇に並べて、 オールスター明けもしっかり応援するぞ! DSCF0137 posted by (C)kirk1701
2018/07/11
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◆最近ハマってしまい、充実したウェイトトレーニングと相まって 体重を4kgほど増加させてくれている、夜マックと裏マック。 この作品はその「マクドナルド」の誕生にまつわる実話を基にした 物語である。 「みんな揃って観ようぜ!」と盛り上がっていた家族だったが、 観終わった時の雰囲気と言ったら・・・。 そのくらい、後味の悪い作品だった。 主演のマイケル・キートン。 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」では 哀愁たっぷりの演技を見せてくれただけに、本作でも同じような キャラクターだろうと勝手に予想してしまった。 それが・・・確かに本作も方向性は違うが、強い印象の残る演技で 「勘違い野郎」(こちらの主観)を演じきった。 正直、マックのバーガーを口にするのを躊躇するようになったのは事実だ。 DSCF0056 posted by (C)kirk1701
2018/07/10
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◆タイトルはもちろん知っていたが、こんなカッコイイ作品とは! 半世紀、この作品を見逃してきたことは後悔しきりだが、生きている うちに観ることが出来たのでヨシとしよう。 大東亜戦争中、特務機関にいた主人公(鶴田浩二)は、引退し、 港町神戸でステーキハウスを経営している。 そこに戦時中の上司(藤田進)からの使い(待田京介)が現れ、 主人公は再び裏の仕事に引きずり込まれる・・・。 所謂フィルム・ノワール的作品だが、鶴田浩二と待田京介は ひたすら格好良く、鶴田浩二に絡む相棒役の西村晃の情けなさも 憎めない好演ぶりだ。 戦前は二枚目役者の藤田進の、スパッと割り切った悪党振りも良い。 ちゃっかり登場の金子信雄もいつもどおりで、主役を引き立てている。
2018/07/08
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◆日本未公開。これだけの豪華スター競演なのになぜ? CSでもなかなかやらない上、最近ハマっているハーヴェイ・カイテルが 出演しているのでディスクを購入。 結果、特典映像が盛りだくさんだったので満足。 何しろ、最近よくある「もう一つのエンディング」ばかりか、 「もう一つのオープニング」も入っている上、未公開カット、 NG集も楽しめる。 内容はシリーズで一貫している「ムコいびり」だが、今回は 「一家の長」を巡って、ムコ殿も気合が入っている。 随所にゴットファーザーを思わせるBGMとカットが入り、デ・ニーロの 過去作を観た人には笑える。 下ネタも多く、B・ストライサンドやD・ホフマンは、こんな作品に 良く出たなあ、と楽しく笑える作品だ。 2018_0807_02235900 posted by (C)kirk1701
2018/07/07
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◆1980年代まで現役で活躍し、今も存命のR・デュランの伝記映画が 果たしてどのようなストーリーになるかも気になっていたが、 何より、デ・ニーロ。 この作品の3年前には「リベンジ・マッチ」でリングに上がる身体を 作ったかと思えば、本作では髪の毛を抜いて(と見えた)老齢の トレーナーを見事に演じていた。 ボクシングシーンに拘り過ぎず、サラッとデュランの全盛期が描かれる。 ライバルだったシュガー・レイ・レナードは本人にそっくりで笑えた。 後半は、どこまで史実を追いかけるかと実はハラハラして観ていた。 何しろ晩年のデュラン、パンクラスの船木と異種格闘技戦までやるほど いい加減な試合が多かったからだ。 それでも彼がパナマの英雄だった事実は、本作ではブレずに描かれ、 爽やかなエンディングだった。 パナマ運河を大型貨物船が「水のエレベーター」で移動するシーンは 圧巻。
2018/07/06
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◆近年再生された「太陽の塔」 焦がれて2度も(当時の関東の子供にとっては充分な贅沢と思う)足を 運ぶことが出来た大阪万博。 2度目の帰り、会場のトイレの窓から見えた太陽の塔の「目」から 放たれていたブルーのサーチライトは今でも鮮明に記憶している。 科学に目覚め、宇宙に憧れ始めた頃の象徴的なイベントで、後の人生に 於ける幾度かの選択に、このイベントが影響したことは確かだ。 そんな感動を子供たちにも味わってほしくて、愛知万博に出掛けたが、 国際情勢の変化を実感しただけの寂しいものに終わった。 現在誘致中の大阪万博にはほのかな期待を持っているのだが、まあ、 同じようにガッカリしそうだなあ・・・。 さて本書は、太陽の塔にまつわる各種のエピソードと写真で構成されて いるが、写真の方は当時の写真業界への冒涜とも思えるほどヘタなもの ばかりでガッカリ。 「記録」として書庫に保存することになりそうである。 ※写真はカールツアイスの32mm&X-H1で撮影。 DSCF0125 posted by (C)kirk1701
2018/07/05
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◆東映チャンネルで放映開始。 月曜日の夜7時半。自宅のテレビは親父と当時近所に住んでいた 独身時代の叔父たちの酒盛りに占有されており、隣に住んでいた 祖母の部屋でよく観ていた記憶がある。 その後「太陽にほえろ!」が始まった時に、この「刑事くん」の パクリに思えた記憶がある。 OPでマカロニ刑事が歩道橋から飛び降りるシーンなどは、この 作品のまんまだし。 で、今回の鑑賞にあたりネットで調べてみると・・・。 萩原健一はもとより、当時の名立たる俳優・歌手がふんだんに ゲスト出演しているではないか。 さらに脚本陣も、市川森一・長坂秀佳ら錚々たるメンバーが競う ように30分の枠にそれぞれのテイストをつぎ込んでいる。 第10話「枯葉に朝日が」では市川森一が「網走番外地」からそのまま 流れてきたような嵐寛寿郎の老いた渡世人振りを描き、まるで後年の 「傷だらけの天使」を思わせる作品である。 もっと軽いドラマだったと記憶していただけに、今見ると、本当に 真面目に作られていたことがわかり、毎回楽しみに鑑賞している。
2018/07/04
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◆1963年・東映映画・白黒作品。 最近、CSで再放送された栗塚旭版ドラマ「新選組血風録」をしっかり 見直したばかりだったので、興味深く鑑賞した。 市川右太衛門(北大路欣也の父)演じる、「旗本退屈男」とみまごう 近藤勇と木村功演じる篠原泰之助の関係を軸に話は進む。 ドラマ版で人情に溢れる原田左之助を好演した、徳大寺伸が藤堂平助を 演じたり、佐藤慶が山南、加藤武が土方などに配されている。 ドラマとは正反対に設定された新選組は、モノクロ作品(富士フィルム) の階調豊かな陰影のおかげで、まさに陰惨な殺しの集団として描かれ、 こと迫力という点では、ドラマ版を越え「本編」の貫録を感じる。 原作は同じ司馬遼太郎のものだが、この作品はかなり脚色されており、 その分、面白くもなっている。
2018/07/02
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◆東映実録路線ばかりだったので、この手の映画が妙に新鮮。 何の予備知識もなく観たのだが、東野圭吾の原作だとか、佐藤浩市の 息子が出演しているとか、鑑賞後に知ってちょっと得した気分だが、 映画自体が非常に面白かった。 観ながら「異人たちとの夏」という映画を思い出し、頭の中で較べたり してしまったが、山田太一原作・市川森一脚本の「異人たち~」の切ない 雰囲気には及ばないものの、この作品もストーリーの緻密さで人間の 切なさがそれなりに感じられた。 小林薫演じる魚屋の主人とその息子のエピソードは、息子と同世代の 私には思い当たる節もあり、共感が作品への入れ込みに繋がった。 自分は何かを紡ぐことが出来たのだろうか? 人生の黄昏時を迎えている我々の世代には、心にチクリと刺さるものの ある秀作だった。
2018/06/30
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◆ハーヴェイ・カイテルだけを目当てに今更ながらの鑑賞。 本来バイオレンス系は好んで観ることがないので、この作品もスルー してしまっていた。 「スモーク」で味のあるオッサンを演じたカイテルが、この作品でも 悪党ながら漢気のあるいい役を演じていた。 ストーリーもなかなか凝っていて、この作品を機会にタランティーノの 作品もボチボチ観てみようかな?という気になった。
2018/06/28
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◆待望のリメイク。 中学~高校に入った頃に東京12チャンネル(現・テレビ東京)で 放送されていた、「特別狙撃隊S.W.A.T」は、テーマ曲が印象的で、 どこかにシングルレコードがあるはずだ。 さらにMGCがファイア・セールとは別に、この番組の登場人物をあしらった M-16の通販限定の安売り広告が少年漫画雑誌に乗っており、購入した 記憶がある。 オリジナル版のドラマの細かい内容は憶えていないのだが、同時期に 制作された「ポリス・ストーリー」同様、ドンパチのアクションよりも、 しっかりとした人間ドラマだった記憶がある。 さてリメイク版。 テーマ曲がオリジナルを流用している点で、まずワクワク。 肝心のドラマ内容は・・・幕開け早々のS.W.A.T登場シーンはなかなか 格好良く演出されている。 2話まで鑑賞して、オリジナルのテイストはかなり残っており、このまま 追っかけようと思っている。
2018/06/27
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◆CSでリメイク版が放送されるということで、録画済みのこの作品を鑑賞。 2003年公開の「特別狙撃隊S.W.A.T」のリメイク版である。 この作品で既にリーダーの“ホンドー”は黒人俳優のサミュエル・L・ ジャクソンになっており、各登場人物の名前はオリジナルに近いが、 設定はかなり異なっている。 オリジナルキャストも2人、カメオ出演している。 映画そのものはリメイクとか、オリジナルとか気にしなければ結構楽しめる 作品に仕上がっている。 一応続編扱いされている「S.W.A.T 闇の標的」という作品も一応録画して あるのだが。
2018/06/26
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◆「東映チャンネルを契約して良かった!」と実感するのは、こういう マイナーな作品を鑑賞できるときである。 監督は「トラック野郎」や「女必殺兼」などの鈴木則文。 お気に入りの?池玲子もカッコイイ役で配され、主演の杉本 美樹とも 息の合った良い演技を見せていた。 R18指定作品だが、公開当時は安藤昇のやくざ映画と併映だったようだから、 普通に観れたのではないだろうか? AVがネットでも氾濫している今の世の中に、この作品を成人指定する意味は 良くわからない。 公開時小学生だった私は、残念ながら劇場では観ていないが。 悪役陣は東映映画が誇る 金子信雄 や 名和宏。 ピラニア軍団の成瀬 正(現 成瀬正孝)は熱血先生役を好演。 このひと、若いときは結構二枚目役でヒロインの相手役などもやっており、 この手の作品での男前ぶりは見逃せない。 ストーリーは劇中台詞にある通り「ひっちゃかめっちゃか」だ(笑)
2018/06/25
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◆「女囚さそり」シリーズはまともに観たことがなかった。 初代の梶芽衣子が、若い頃は好きでなかったことも理由だと思う。 (ちなみに2代目さそりの多岐川裕美はファンだった) 今(といっても終了したが)鬼平犯科帳にふたりの「さそり」が そろって出演しているのを見ると、なぜか感無量である(笑) さて、本作は梶芽衣子版の最終作。 学生運動に夢破れ、さそりと恋に落ちる若者を演じるは、田村正和! さそりを逮捕どころか殺そうとする悪逆刑事を演じるは、細川俊之! 監督は我々の世代がTVから日活までお世話になりっぱなしだった 長谷部安春! さあ、あの頃、中田商店でミリタリーコートを買っていたオッサン達は みんな観るべし!
2018/06/24
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◆市販ディスクのみならず、CSやWowowの放送などでも、旧作洋画の 「吹替補完版」をオンエアしている。 私の大好きな作品である「ミッドナイト・ラン」が声優・羽佐間道夫の 特集として追加吹替版でオンエアされた。 楽しみに観たのだが、う~ん・・・ 四半世紀の年月は残酷で、最近補完された音声部分と、当時録音部分の 声の差があまりに違いすぎ、それでも何とか当時の張りに近づけようと されているのが聞き取れ、なんだか切なくなってしまった。 ネットで調べてみると羽佐間氏は御年84歳。 いまだ現役で吹替にトライしてくれるだけで、感謝だ。
2018/06/23
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◆宇津井健主演の1955年のモノクロ映画。 江戸川乱歩の「一寸法師」を映画化したものだが、序盤、通行人が 「ワープ」してしまうような拙い編集に期待がしぼんだが、それでも 見続けているうちに、一寸法師を演じる和久井勉氏(実際の小人)の 怖さに引き込まれ、原作を読んだ子供の頃の記憶が蘇ってきた。 確かに映画の作り自体は、流してしまいたくなるような粗さが目立つが、 決して上手くはないが、和久井氏の演技から迸る情念のようなものが じわじわと伝わってくるのだ。 丹波哲郎や天地茂なども脇役で出演しているが、映画史の中では恐らく そう注目される作品ではないだろうが、私には強い印象を残してくれた。
2018/06/22
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◆高倉健、千葉真一、三國連太郎共演の「ニュー東映」制作の作品。 改めて調べてみると「ニュー東映」はプログラム・ピクチャー (興行に穴が開かないように埋めるための作品)やTVシリーズ 製作のために作られた「第ニ東映」の晩年の社名のようである。 ということで、この作品も低予算映画なのだが、冒頭、首相官邸に 車が乗りつける遠景などは、模型のようにも見えるし、リアルサイズの セットのようにも思える。 実際のニ・ニ六に沿ってストーリーは進むが、登場人物は仮名である。 1962年では、関係者の生存者も居ただろうし、その辺りの配慮か、 或いは脚本の自由度を確保するためか。 息詰まる首相脱出作戦の中、頭の回る決起側の兵士を演じた 織本順吉が素晴らしい! 後に決起側を演じる高倉健も良いが、癖がありそうなのに真面目な 秘書を演じた三國連太郎もまた良い。
2018/06/21
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◆本作の監督は、これが劇場版映画初監督となるデヴィッド・フィンチャー。 映画の方は「パニック・ルーム」ぐらいしか観ていないが、ミュージック・ ビデオの方ではポーラ・アブドゥルの「Forever Your Girl」など、今でも 印象が残っているものを手掛けたとのこと、なるほど。 死闘の末に助け出した女の子や、ちょっといい関係になりつつあった 男性兵士(ターミネーターのあの人)は、出演の都合なのかあっさり 事故死。 脇でキラリと光ったアンドロイドはゴミ捨て場へ、と、「前作までは 忘れろよ!」とばかりの幕開け。 性犯罪者ばかりの隔離惑星に文字通り飛び込んだヒロインだが、正直、 この作品のシガニー・ウィーバーじゃ、トラブルは起きんだろう(笑) ネットで調べちゃうと、製作段階からゴタゴタしていたらしく、結果、 なんとなく「薄っぺらい」活劇になってしまったようで残念。
2018/06/20
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◆1作目の後、ディレクターズカット版で船長が「繭」にされる場面を 補足鑑賞していたので、初めて見た時よりもストーリーには納得。 監督はジェームス・キャメロンがターミネーター~ランボー2の後に 撮った作品らしく、この2作の雰囲気がプンプン。 痛快なアクション大作で、家族の反応も良かった。 BGMが「スタートレックに似ているなあ」と気になり調べてみると、 「スタートレック3」のジェームズ・ホーナーだった。 この人、後に多くの名作を手掛けるんだな~。 「宇宙の七人」「マグニフィセント・セブン」までやってる! こういうのを簡単に調べられる点、ネット社会の今、映画鑑賞が より楽しく感じられる。
2018/06/19
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◆愚息は観たことがないというので、シリーズを一気に観ることにした。 カミさんもTVで流してみた程度、かくいう私も、真面目に劇場で観た のは「2」までだ。 1979年の夏に公開されたこの映画を、「スターログ」などの雑誌で 紹介されていたこともあり、期待満々で確か日比谷映画で観たと思う。 薄汚れたノストロモフ号の艦内が、先行していたスタートレック (劇場版)などの綺麗な艦内にくらべ、妙にリアルに感じた。 最近まで勘違いしていたのは、リドリー・スコット監督が撮ったのは この1作目だけだったということ。どうりで「2」以降は分かり易い アクション大作になったわけだ。 ということでこの一気見の後は「プロメテウス」と「コヴェナント」 でリドリー・スコットの世界を堪能する予定。
2018/06/18
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◆およそ4カ月に一度の恒例行事となって五回目。 今回は初めて公開が金曜日になったため、我々は2日目の土曜日の鑑賞。 ロビー,グッズ売り場がごった返していた過去4回に較べて、今回は やや空いており、BDを購入するのも並ばずに済んだ。 客の入りも8割程度で、いつもに較べて若者もチラホラ。 ネタバレにならない程度に感想を書くと・・・ 「デスラー、あんたも苦労したんだねえ・・・」 「艦首魚雷っ!」 「パルスレーザー大活躍っ!」 「これが『新』マルチ体系かっ!」 「佐々木いさおだ~!」 「ゲッ・・・この艦首の形は・・・?」 といったところだろうか。 もはやオリジナルとは別の世界に入って久しく、その分、殉職者は 出なくてもいいのでは?などと家族で話したりもしている中、会場で 購入したBDに収録されているエンディングの水彩画を見ていると・・・。 あと2章!
2018/05/26
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◆安藤昇主演の1968年公開作品。瀬川昌治演出・脚本。 8年間の刑期を終え娑婆に戻ってきた男。 彼を「密告」し刑務所に送り、仲間を殺した男は誰か? 単純なストーリーだが、恐らくフィルム・ノワールの影響を受けた テイストが、安藤昇の自然な演技とよく合った作品だと思う。 木村功の舎弟振りも抑えめな演技で、役柄にぴったり。 高松英郎や岡田英次などに、東映当時の常連バイプレイヤーの小林稔侍ら 程よくミックスされた、東映ヤクザ映画の中でもやや異色な雰囲気は、 最近連日のように往年の東映実録ものを鑑賞している私には、よい口直しに なった。 小道具として登場するリボルバーは当時の金属製モデルガンである 「COLT ポリスポジティブ・スペシャル」あたりに見える。 が、残念ながら銃撃戦シーンは電着オートのオンパレードだ。 それでもガンエフェクトこそリアルだが、「熱さ」を感じさせてくれない 最近のこの手の映画よりも満足感は大きい。
2018/05/24
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◆カミさんと娘&孫娘は、県内のカミさんの母親のところへ。 私はマンションの排水管清掃があるので、愚息と留守番。 日曜日は完全休養(ウォーキングは別として)にすることに したので、のんびりと映画鑑賞。 「神戸国際ギャング」 「山口組外伝 九州進攻作戦」 「県警対組織暴力」 「仁義の墓場」 などをAmazon Primeで一気に鑑賞。 感想は別に書くとして、とにかく面白い。 若い頃は、格闘技映画を見に行くと二本立てで実録シリーズが掛かって いることがあったが、まったく面白くなかったのだが、今見ると、その 「暑苦しい」ほどのエネルギーがいい。 それでも、幾つかの面白そうな作品がAmazon Prime見当たらず、また、 片岡千恵蔵の「多羅尾伴内」シリーズや「非情のライセンス」も見たいので、 東映チャンネルを契約。 夜は我が家の「母の日」の宴の予定。
2018/05/13
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◆1939年のこの作品を最初に観たのは、中学生の頃か? 家族に是非見せたかったのは、この映画のプロットが、後年の幾つかの 「名作」と言われる映画やドラマに使われているからである。 ドラマでは「鬼平犯科帳」に全く同じ話がある。 そちらも充分見応えがあったが。 主演はジェームズ・キャグニー。あのハンフリー・ボガードが3番手 あたりの悪役で出演もしている。 待っていても一向にCSでもオンエアしないので、 「非情なるハードボイルド クライム映画傑作選」なる1映画作品 10本入りのDVDセットで購入した。 数十年ぶりに改めて家族と鑑賞して、いかにディティールの記憶が いい加減だったことか! 名作は、数年に一度は観直した方が良いと実感。 さらに私は、「キャグニー」を「ギャグニー」と40年思い込んできた。 これは映画好きの親父とおふくろが共に「ギャグニー」と呼んでいた からである。 私見だが、映画のストーリーとしての「完成形」は既に1970年代までで ほぼすべて提示されてしまったのでは?と思っている。 この作品もその中の1本である。
2018/02/27
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◆昔、東京12チャンネルに与えられるままに楽しんでいたB級映画。 今はCS各局のセンスに任せてしまっている自分が情けないが、 小まめに選んでいる暇がないので、しばらくはこのままで。 さて、その中でもWowowがブチ込んでくるB級作品には、なかなかの クオリティのものもあり、油断できない。 が、今回はやられた(笑) デ・ニーロの未見の作品をBD購入したものを観ようかと思いつつ、 家族の意見を聞くと、皆このタイトルにやられた。 「UFOナチス説」「地球空洞説」「ヒトラー南極生存説」などの 人類の想像力の結晶ともいえる各学説?に、ホラー映画の基本と、 ロボコップの楽しさ、そしてちょっぴりのお色気を加味した骨格に CGで肉盛りした結果、「中途半端の極致」というB級映画の象徴の ような作品に仕上がっている(苦笑) 評価なんて野暮なことはしません。 「こんな映画に時間を費やしてしまった!」という後悔が、生きている ことを実感させてくれるのだ。
2018/02/16
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◆趣味の書籍は絶版のものも多く、当然古書を買い求めることになるのだが、 梱包を開いた瞬間、身体がムズムズすることがある。 気のせいもあるのかも知れないが、一応、紙ダニ対策を色々試している。 虫干しは当然だが、このところ、ネットで知った「真空」を。 食品用の真空パック機で本を真空状態にしてダニを死滅させようという ものだが、先日ネットで調べていたら、ダニの中には、真空でも死なない ものもあるようで、正直、「どうすりゃいいんだ?」の状態だ。 紫外線という手もありそうだが、いちいち頁をめくるのが面倒である。 「これだ!」というものを探してしばらく彷徨は続きそうである。
2018/02/10
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◆また一人、好きな役者さんが亡くなった。 川地民夫氏は、最近でこそウルトラマンシリーズで総監役などを 演じていたが、二枚目俳優の宿命で悪役も多かった。 峰岸徹氏同様、若い頃の男ぶりはなかなかで、この作品でも宍戸錠を 向こうに回して、堂々のチンピラ?役である。 本作は大藪春彦原作を映画化したもので、アクション・コメディと いいながらも、ロケ地なども凝っていてカッチリした作品だ。 宍戸錠扮する探偵の事務所の壁に、当時のMGCのものらしいポスターが 貼られている。 ピントが合っていないので映っているGUNの種類で推測した。 川路氏の訃報を知り、Wikiで調べると川路氏は、たまたま近所に住んで いた 石原裕次郎に誘われて映画界入りしたとのこと。 なるほど、若い頃から肩の力が抜けていたわけだ。 ご冥福を祈ります。
2018/02/07
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◆有難いことに、私が小学生~高校生ぐらいまでは、毎日のように 夜9時からは映画がどこかのTV局が放映していた。 やがて、放映料の高さを避けるように2時間ドラマ化していくのだが、 1980年代までは、CMこそ入るものの、かなりの大作・名作が自宅で 鑑賞出来た。 今でも映画好きを自認する私を形成したのは、間違いなくあの頃の 「〇〇映画劇場」である。 どうしてあの頃、TVの小さなブラウン管から流される映画にあんなに ワクワクしたのだろうか? 最近、動画サイトであの頃、映画の前後に解説を披露してくれた方々の 動画をたくさん見つけた。 日曜洋画劇場の淀川さんは別格として、本当に映画大好きの水野さん、 短時間に知識を的確に披露してくれた荻さんなど、今見ても楽しい。 結局、映画本編よりも、あの人たちの映画好きに巻き込まれることが 心地よくて、毎日9時を楽しみにしていたのかも知れない。
2018/02/02
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◆待望の新シーズン放映開始。 「帝国」を崩壊させられたレディントンが、どん底から再起、帝国の 再建を目指し動き出す。 名作「ボストン・リーガル」でW・シャトナーとも共演した主演の ジェームズ・スペイダーは本作ではかなり太ったオッサンになっており、 開始当初は同一人物とは思えなかったが、実はわざとそうしたらしい。 時々出る大物ゲストも楽しみだ。 ブレント・スパイナー(スタートレック・データ役)なども爆殺されて いたし(笑) 共演陣もどちらかと言えば地味で味のあるタイプが多く、最近の米国製 ドラマに多く見られるように、BGMもドラマの展開にピッタリで、 1話ごとの観応え、満足度は非常に高い秀作だ。 シリアスな展開だった、シーズン4に較べて、今シーズンは第1話冒頭 から軽妙なシーンの連発で気が付くと頬が緩んでいる。 デンベの料理シーンなど、シーズンを重ねることで生じる余裕で、 各登場人物がじっくり描かれているようになってきた点も期待だ。
2018/02/01
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◆1/27のヤマト新作鑑賞のとき、ロビーにマジンガーZが! 最初は気が付かなくて、カミさんに教えてもらってパチリ。 この日はX-T2の初めてのお散歩で、MM地区のビルなどを撮る つもりでレンズはXF10-24一本だったので、写真はイマイチ。 子供の頃に観ていた時はそうでもなかったのですが、この歳に なって眺めると、カッコイイなあ~。 お台場のガンダムに対抗して、横浜みなとみらいにマジンガーZの 原寸大を立てて欲しいなあ。 DSCF0263a posted by (C)kirk1701
2018/01/25
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◆1/25の零時に何とか起き出して座席予約。 1/27初日の初回に桜木町まで足を運んで鑑賞。 今回はテレザートへの上陸作戦が中心で、待望のデスラー登場も相まって、 ドンパチ中心のヤマトらしい展開になっている。 オリジナルとは違う流れが既に明確になるシーンもあり、今後も見続ける ことになりそうだ。 頭に来たのは「パンフレットの制作が間に合いませんでした」という おバカな告知。 自主製作映画じゃないんだぜ~(苦笑) DSCF0257s posted by (C)kirk1701
2018/01/24
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◆このシリーズ、結局出るものすべて購入してしまっている(苦笑) オリジナルの単行本に収録されていた「オマケ」がない分上巻より薄い。 そしてその分、価格も抑えられている。 巻末には、カラー頁のみを再録したものと、扉絵が収録されている。 出来れば当時本頁内にあった広告なども再録してくれると楽しいのだが。 「少年キング」のサイズには足りないが、大判なので老眼世代には優しい。 と、目を通しているうちに結局再読してしまうのはいつものことだ。 それにしてもオヤブンのバイクの仕掛け。当時も思ったのだが、装弾した 状態で走行し、もしコケたら大惨事ではないだろうか?(笑) もうこうなりゃ、全話出してくれればいい。付き合うぜ! DSCF0028 posted by (C)kirk1701
2018/01/17
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…永瀬正敏を目当てに一応録画。 朝のルーティーンの合間になんとなく横目で眺めていたのだが、これまた 大当たりの良くできた映画だった。 テーマは重いが陰々鬱々とした作品にならず、爽やかに見終えることが 出来たのは、出演者の円熟した自然な演技と、挿入される桜の木をはじめと する木々や緑の葉などの美しいカットによるものだろう。 高コスト化し、シナリオすらアウトソーシングしてしまっているハリウッド 映画とは別に、ヨーロッパや中東などで心に染みる作品がつくられるように なっており、そんな中で、邦画の行く末を案じるファンのひとりとして、 こういう作品こそ、邦画の目指す方向の一つだと思う。 後追いで調べてみるとこの作品の原作は、テレホン人生相談にも出ている ドリアン助川さんじゃないか!面白いわけだ。 それにしても永瀬正敏。いい役者だな~。 「濱マイク」なんか、また演って欲しいなあ~。
2018/01/14
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◆私が子供の頃すでに、キングコングは「キング~コングは友達さ~」という 主題歌と共に、温厚なキャラクタとなっていた。 70年代に、初期キングコングを意識した劇場版が作られたが、これも所詮は J・ラングだったか、女優を中心として描かれたものだった。 以来、キングコング映画には東宝作品を除き、まったく興味が無くなった。 今回、Wowowで放映されたものも、時間つぶしに眺めていたのだが・・・。 冒頭から一気に引き込まれ、エンディングの頃には次回作に期待してしまう ほど入り込んだ。 コングのナチュラルな気質も良かったが、映画自体がWW2~ベトナム戦争 の時代に設定され、アドベンチャー映画として、ワクワクするポイントが 贅沢に散りばめられ、存分に楽しめた。 エンドロールは泣けたね~。 次回作を匂わすあの怪獣の咆哮は? 非常に良質な娯楽映画だったと思う。
2018/01/05
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◆12月中盤からのホームシアターは、連日「男はつらいよ」シリーズだ。 Amazonプライムビデオでちょうど「HDリマスター版」が上がっていた上 まだ観たことがない愚息も興味を示したので、通して観ようと思った次第。 7作目あたりからは子供の頃、劇場で観ていた。 当時は夏休みと正月は、欠かさず観に行っていた。 また、映画の前身のTVシリーズも「泣いてたまるか」と一緒に、断片的には 記憶している。 二本立てを前提として90分程度で収まっているシリーズは夕食を摂りながら 鑑賞するには最適で楽しく観ている。 リマスター版では、当時気が付かなかった「とらや」の店内の冷蔵庫にある 食品メーカーのマークが変わっていたり、カット内の細かいアイテムも楽しめ、 こちらも存分に楽しめる。 見直してみると、寅さん、決して「いい人」ではなくドン引きする行為も 時々あるように感じるのは、こちらが「おいちゃん」の年代になったから だろうか。
2017/12/23
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「スタートレック・エンタープライズ」以来久々のシリーズ。Netflixでのみ配信されているようなので、残念ながら未視聴。動画サイトで番宣を観た限りでは、昨今流行りの「ダイバーシティ」ドラマという印象を受けた。「ダイバーシティ」という意味では「スタートレック」はドラマでは先駆けだったと思うが、今回却ってそれが災いし、設定がスタトレの世界では古臭く感じてしまう。時代設定は、カーク時代とアーチャー時代の中間に設定され、スポックの父親サレクなどが登場する模様。機会があれば観てみたい、というのが現時点での正直なところだ。
2017/11/11
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Wowowで連続放送してくれたのでイッキ観。 私は『言の葉の庭』が音楽(劇中のピアノ曲とエンディング)と 映像が良い具合にマッチしており、眺めているだけで良い作品だった。 こっちは丁度稽古ばかりしていた頃で、恋愛も本能の赴くままで 恥多き青春時代だっただけに、映画とは言え、こういうしっかりした 若者を観るのは楽しい。 丁度愚息が同じ年ごろだが、どんな感想なのか聞いてみよう。 『秒速5センチメートル』は正直よく理解できなかった。 自分が若かったころの記憶を引き出しても、閉塞感よりは好奇心が 遥かに大きく、もっとお気楽だったような気がする故、なかなか 感情移入できなかった。 『星を追う子ども』はジブリ作品みたいなトーンだが、なんといっても 「地球空洞説」をプロットに据えている点で評価したいのだが・・・。 遅まきながら新海誠氏の作品をザっと観て、次作に期待が募っている。
2017/11/04
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Wowowで新海誠作品をまとめて放映してくれたので、録画して一気に 観ることにした。 「君の名は。」が面白かったからというのが動機だ。 愚息が「君の名は。」の何が気に入らなかったのかも確認できた。 主題歌を歌っているバンドのギターに「魂が入っていない」(ファンの 方すみません)とのことで、作品自体は評価していた。 この映画、一応SFファンの私のアンテナにまったく引っ掛からなかった のは、「パラレルワールド」ものとして宣伝されていなかったのか? 2004年公開ということで、こっちも40過ぎて一番忙しい頃でもあり、 アンテナ自体が低かったのか? 作品自体はこれも丁寧に描かれた絵が美しい。 登場人物の会話のトーンが抑えめなのが、オジサンの耳にも優しい。 エンディングはちょっと???で想像力で補完する作りだが、最近、 この手の考えさせるエンディングが増えた。 昔、自主製作映画を撮っていた身としては、こういうのは作り手の 「逃げ」だと思ってしまうのだが。 「塔」の存在は古典SFファンとしてはワクワクしてしまったが、 なんだかイマイチ消化不良だった。
2017/11/02
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劇場公開時に行こうかとも思っていたのだが、先に観に行った愚息に 「観る価値ありませんね」と酷評され、彼と私はかなり嗜好が似ている ので、スルーした。 今回、Wowowで放映されるので、どこが駄目なのかを確認しようと、 持ち帰りの仕事をする傍ら、再生してみた。 いや~良いんじゃない?というのが正直な感想。 愚息はまだ起床してこないので、意見交換は出来ていないが、恐らく、 現役高校生は確かに現実とのギャップで斜めに見てしまうのかも。 私のような世代になると、時空を超えた出会いなんて面倒くさいしw 単なる「物語」として楽しめるのかも。 或いは、タイムパラドックスに関する部分でNGを出したのかも。 絵も綺麗だし、終盤にワンカットだけ登場する天体望遠鏡たちも、 一応市販されているものがちゃんと描きこまれていたりと、アニメの 利点が存分に活かされながらも、リアリティも両立された好作品だ。 こりゃ、売れたのも納得。
2017/11/01
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今回も桜木町で初日・初回を鑑賞。 オンラインでの座席予約は2日前のAM2:00だったが、ほとんどの席は 埋まっていたので、今回も舞台挨拶があるのかと思ったが、なかった。 前回は結構ギリギリだったので、カミさんと早めに入場し、BDとパンフを 購入した後、雨に煙るランドマークなどを鑑賞して待った。 内容は今回、旧作ファンにはちょっと戸惑うような展開もあった。 カミさんの「ズォーダーの説教が全然頭に入ってこなかった」という 言葉が的確と思う。 あまり話に重みをつけようとし過ぎない方が良いと思うのだが。 もともと大衆演劇的なノリの話なんだし。 そして、そんな違和感を持ったオジサンたちを引き戻すために次作では あの人気キャラが戻ってくる。定番だな~(笑) 予告編の「マジンガーZ/INFINITY」はカッコ良かった!
2017/10/14
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またまた面白いドラマが始まってしまった。 「オーロラの彼方へ」という映画のドラマ化らしいが、その映画は残念 ながらまだ観ていない。 ストーリーは、無線機を通じて過去の父親(刑事)と現代の娘(刑事)が 交信し、20年の時間を挟んで協力して、難事件を解決する、というものだ。 当然、彼らが何かをするたびに歴史が変わり、混乱はさらに深まるのだが、 いまのとことイライラする展開ではなく、結構、引き込まれている。 が、心配なのは例にって米国でこの手のドラマがすぐ打ち切りになる、 という傾向である。 「タイムレス」「タイム・アフター・タイム」と同系統のドラマだけに 心配である。
2017/10/07
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2202第三章公開を前に読んでみた。 旧ヤマトの劇場版の何作目だったか、豊田氏原案のヤマトの原型(小惑星を くり抜いてエンジンを装着した船)から松本零士氏が戦艦大和を基にデザイン したお馴染みの宇宙戦艦ヤマトまでの変遷を記した掲示が、都内の劇場に 展示してあったのを思い出した。 我々の世代は、TV版のヤマトはもちろん、松本零士の劇画版、そして知る人 ぞ知る豊田有恒原案・石津嵐著の朝日ソノラマ文庫版「宇宙戦艦ヤマト」を しっかり記憶している者も多いはずである。 そして、この隠れた名作も絶版状態である。 理由はこの本に書いてある通り、故・西崎義展の欲望によるものである。 当時から「また新しいヨットが欲しくなったんだろうよ」などと我々は うそぶきながら、それでも劇場に足を運んだ。 40年近くなって、息子と観に行ったヤマトに豊田氏の名前もなければ、 松本零士氏の名前もなく、西崎の息子(養子?)の名前だけが残っている。 複雑な気持ちに少し整理をつけてくれる一冊である。
2017/10/03
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第二章を見に行った日が、はもうずいぶん前に感じる。 10/14に劇場公開される第三章の冒頭10分がネットに公開されている。 「基本的なプロットは踏襲している」ということだったが、既に第二章 から大幅に「さらば宇宙戦艦ヤマト」や「宇宙戦艦ヤマト2」とは話が 変わってきているようである。 リアルタイム世代の一人として、この傾向は歓迎したい。 リメイクではなく、今はやりの「リブート」と考えれば別の世界観が 出来てくれれば良いと思う。 元々2199のときから、キャラの外観に感情移入できなかったので、その あたりに拘りはない。 西崎の阿漕なプロデュースで、使いまわしカットが散々ぶち込まれた オリジナルシリーズよりは、まあ丁寧に作られてはいるが、それでも 西崎の倅(養子?)が仕切っている以上、油断はできないが。 それでも観に行ってしまう自分に苦笑するしかないが。
2017/09/27
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「タイム・アフター・タイム」を観ていて思い出したのが、もう古典の 部類に入ってしまった名画「タイムマシン」 もちろん今世紀になってからのリメイク版ではなく、ロッドテイラー主演の 1960年版だ。 小説版を読んだのは小学校3年の時。 「月は地獄だ」「海底二万里」「地底探検」に続いて読んだのだが、 感激してしまい、3回ほど繰り返して読んだ。 私が読んだのは、原本をそのまま翻訳したものではなく、子供向けにかなり 平易な訳を施されたものだったようである。 タイムマシンの形状が、随分異なっていた。 その後やはり小学生の頃に、この映画もTVで観た。 これまた再放送のたびに観て、ビデオを持ってからは録画して何度も。 社会人になり、書店でふと見た文庫版を読み、やっと原作のイメージを掴み、 ますますファンになっていった。 子供が生まれてから、是非一緒に観たいとDVDを購入してびっくり。 後日譚が収録されていたのだ。(以前にも書いた記憶があるが) 「時間旅行者」がウィーナーを救出する旅に出て友人たちの前から姿を消して 何年か後。 彼が生きている、帰ってくると信じているひとりの友人の前に、時間旅行者が 帰ってくる・・・。 という話だが、ロッド・テイラーもそれなりに老けていて、それが却って リアルに感じたと同時に、 「これだから・・・」 と、何度も発売される好きな映画のメディアには目を光らせずには居られなく なったものだ。 名作として完結している作品に、敢えてエピローグを付け足すことのリスクも あるとは思うが、私はファンとして「取敢えず観て、よければ受け入れる」 というスタンスで楽しみたいと思っている次第。
2017/09/04
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「タイムレス」の第1シーズンが終わってしまい、次シーズンまでの間が 寂しかったが、なんとまあ、面白いドラマが始まってくれた。 本作は、1980年ごろの劇場映画のリメイクだ。 映画版は、監督はスタートレックのニコラスメイヤー。 主演は、同じくスタートレックでカーク船長に引導を渡してくれやがった マルコム・マクダウェル。 実はストーリーを知り「タイムマシン」ファンの私としてはスルーしていた 作品である。 ストーリーは「タイムマシン」を書いた作家のH・Gウェルズが、実は本当に タイムマシンを作っていた、というものだ。 ある事件を解決するために「現代」に来たウェルズが、彼にとっては一世紀 先の未来を見て、感心したり絶望したり。 生真面目な英国紳士を清潔感ある演技で演じるフレディ・ストローマも好感 が持てて、1時間弱が一気に過ぎる。 何より劇中の「タイムマシン」のデザインが素晴らしい。 「タイムレス」の近代的なタイムマシンに較べて、木材を多用したボディは 雰囲気がある。 さらにエンディング曲は、これまた大好きなシンディ・ローパーのズバリ 「タイム・アフター・タイム」が選ばれたのもいい。 「タイムレス」のときの「教えてダーリン~」などと歌い上げる日本語の歌は ドラマを台無しして余りあるものだった(笑) 「タイムレス」同様、家族でハマったのだが本国アメリカでは5話で放映打ち 切りという報道が。 これも「タイムレス」と同様で、米国の視聴者にはこの面白さが判らないのか? 「タイムレス」も打ち切りの危機を乗り越え、第2シーズンが決定したので この番組も頑張って欲しい。
2017/09/03
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売国放送局で地上波オンエアされている番組。 友人に勧められて観たのだが、面白い。 何しろ地上波は殆ど観なくなり、家族も地上波よりは野球中継や 映画を好むようになってきたので、こんな番組は知らなかった。 芸能人が「お題」を受けて俳句をひねり、専門家がバッサバッサと 出来栄えを切りまくるという構成が前半。 後半は、週替わりで水彩画や、生け花などが同様に。 実は俳句はここ数年興味があり、ウォーキングしながら、頭の中で ひねったりもしているのだが、才能はゼロらしく、形になっていない。 こういう番組は単なるバラエティに較べれば遥かに知的で、もっと 増えて欲しいものだ。
2017/09/02
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劇場へ行けなかったので、BDを購入して鑑賞。 先ず、特典映像のメイキングから見たのが、これが良かった。 何しろ、舞台となる「街」を細部に亘るまでキチンと「建築」したという ことで、メイキングを見なければただのセットだと見過ごしてしまった かも知れない。 「守るにふさわしい街をつくりたかった」とのスタッフの台詞に俄然気合が 入り、家族で鑑賞。 公開時のトレーラーで観た時にはオリジナルとの設定の隔たりに、正直、 熱が冷める思いだったが、今回初めて鑑賞して、劇場で観なかったことを 大いに悔やんだ。 オリジナルファンには「おっ、あのシーンか」とニヤリとさせられるシーンも 多い上、エンディングが・・・・(泪) 映像の美しさでは、オリジナルを超えていると思うし、こういうリメイクは 大歓迎である。 久々の西部劇大作に拍手!
2017/09/01
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メビウスの脚本も書いている直木賞作家・朱川湊人がメビウスの世界を 楽しく膨らませてくれたノベライズ版。 狂言回しとして、GUYSの研修生ハルザキ・カナタを主人公として、TV放映版 の幾つかのエピソードに細かい背景描写と、グッとくるエピローグが書き加え られた秀作である。 特に「怪獣使いの遺産」(「帰ってきたウルトラマン・怪獣使いと少年」の 後日談)のエピローグは泣けた~。 まさか「あの人」に絡めて「彼」の消息が推察できるなんて! もしやと思ってウィキで調べたら、やはり著者は同世代。 同人誌の延長のような気分で楽しむ反面、キッチリとした筆力はさすが。 スタートレックシリーズのノベライズ版は、日本語訳されているものは すべて読んだが、ウルトラシリーズは初めて。 このグレードの作品であれば、スタトレのように、初代ウルトラマンや、 ウルトラQあたりに遡って、バンバン競作となって欲しいものだ。
2017/08/23
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先日自宅にあるDVDを見たが、初回のあたりが欠番していたので欲求不満。 今回、amazonプライムで全話アップされていたのを鑑賞。 自宅はもとより、朝と昼、勤務先の駐車場で車内でも見た。 いや~、やはり面白い。 「ウルトラマン40周年」ということで、ちょこちょこ出てくる初代~80 に至るまでのエピソード。 そしてそれを確認するために過去のシリーズを見たくなっても、全て アップされているので、ストレスなくウルトラマンの世界観を堪能できる。 リマスター版で改めて観る初代ウルトラマンも、やっぱり面白いなあ。 メビウスはウルトラシリーズのインデックスというか、呼び水のような 作品になっており、この辺り商品戦略としても成功したといえるのでは ないだろうか。劇場版2作も面白かったし。 直接の続編がOV「ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」として 発売されていたのでポチっ。 さらにノベライズ版もゲット。
2017/08/22
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