きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.11.03
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昨日は娘の誕生日でした。

2歳になりました。

ところが、親の方が2人とも風邪をひきまして。(^^;)

もとは娘からうつされたのですが、本人はいたって元気で、両親のほうがしんどくなってたりして・・・。

そんなこんなで、今日は文化の日です。

読書メモのつづきを書きます。


子どもを伸ばす共育コーチング
子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術
石川尚子 岸英光 柘植書房新社 、2007、1700円)

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子どもを伸ばす共育コーチング
読書メモ ロゴ
(p15~ 第1章 より)

第1章 『認められていない子どもたち』との新鮮な出会い

(高校生との就職カウンセリング相談シートで)
 ”自分の長所がわからない”
 この項目にマルをつけてくる子が圧倒的に多い。

・「ああ、世の中の高校生って、 ふだん本当に認められていない んだ」

(中学2年生のケースでも、)
 他の人と比べて、ちょっとでも劣っていると思うと、
 それはもう自分の中で”強み”とは思えない。

第2章 『枠を作っている子どもたち』との前進しない対話

・"答えは自分の外側にある"という枠

 ↓

 「勉強したら何が可能になると思う?」

 「勉強することは、あなたにとってどんな役に立つと思う?」

 「勉強すると、何が楽しくなると思う?」

 子どもたちが 自分で 、勉強することの意味を探し始めるように

・デンマークでは、「答え」が出ないこと、
 例えば、「自分は何者なのか?」などを探求する教育を
 小さい頃から取り入れている。

自分の内側に「答え」を探しに行く習慣を


第3章  『無気力・無関心を装う子どもたち』が自発的になる
       "存在承認"のアプローチ

・自分を1人の人格ある人間として認めてくれない人の言うことなんて
 聞けない。

・別に何でもいい。
 命令形や注意以外の言葉を意識的に増やしてみませんか。

・「私は知っているよ」「いつも見ているよ」というメッセージ

・「それって長所だよ!」~スポットライトを当てる~

  (例) 「それだけの集中力あったら、勉強も集中してできるよ」

 本人がまだ気づいていないところに、
 スポットライトをピカッと当ててあげた瞬間、
 相手は急に、光を放つように見えます。

・ダメ出しの前に まず"受け容れる"

 コミュニケーションがスタートすると、
 意外と話をしてくれるもの。

 なんだ、やろうと思ったらやれるじゃない。

・「ま、いっか、それもありだよね」
 あくまで、その「やらない」気持ちを受け容れます。

 ただ責めるのではなく、 関心を持って声をかける。
 放っておかない。

・怒鳴っても反発を買うだけ。

 大事なことは、強制して言う通りにさせることじゃない。
 それでは続かない。

 相手の興味関心を引き出すこと。
 相手の可能性を開く対応をすること、これが大事。

(高校生たちとの授業の中で)
「みんなが聴いてくれると私はとても嬉しいです」
 ( Iメッセージ

人は「評価」では動かない。
 「承認」で動くのです。

・相手からのアプローチには、
 どんなにつまらないことでも
 必ず返答しよう。

 (無視・無関心が相手の無関心を引き起こす)

・返答はタイムリーに迅速に

(第1章~第3章まで p80まで)=============================

人と関わることの多い仕事をしています。

価値観や考え方がぶつかることも多いです。

お互いに理解し合うことが難しいことも。

この本とは別の本で「7つの習慣」の本も読んでいます。

そこにも似たようなことが書いてあります。

自分が認められたいなら、まず人を認めること。

「存在承認」の欲求は誰にでもあるもの。

まずそこを満たすことからスタートする。

求めることを急くのではなく、気に留めておきたいことです。

続きはまた次回。(^^;)

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Last updated  2011.11.03 15:35:53
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