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「北九州の定時制高校で教頭を務める末永周平は元教え子の平賀南が働く定食屋を訪れるが、記憶が薄れていく症状に見舞われ、支払いをせずに立ち去ってしまう。ふと周囲を見回してみると、妻・彰子との仲は冷え切り、娘・由真は父親よりもスマホ相手の方が楽しそう、さらに旧友・石田との時間も大切にしていなかったことに気づく。これからの人生のため、これまで適当にしていた人間関係を見つめ直そうとする周平だったが・・・」映画.COM劇中、印象に残ったセリフがあったので記しておきます。エンディングで主人公が新しい人生を歩む元教え子に「ま~後悔せんとやってくだけよ」「してもいいか・・・」それでは・・・。2023年 96分予告編はこちら
May 28, 2024
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「関西の町で教師の夫や3人の息子とともに暮らす令子。幼少時に失明した末子の智は家族の愛情に包まれて天真爛漫に育ち、東京の盲学校で高校生活を送るが、18歳の時に聴力も失ってしまう。暗闇と無音の世界で孤独にさいなまれる智に希望を与えたのは、令子が彼との日常から考案した新しいコミュニケーション手段「指点字」だった。母子は勇気を持ってひとつずつ困難を乗り越え、人生の可能性を切り拓いていく」映画.COM感動しました。すばらしい作品です。劇中の登場する“吉野弘の詩”が印象深かったので記しておきます。 生命(いのち)は 自分自身だけでは完結できないように つくられているらしい 花も めしべとおしべが揃っているだけでは 不充分で 虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ちする 生命は その中に欠如を抱いだき それを他者から満たしてもらうのだ 世界は多分 他者の総和 しかし 互いに 欠如を満たすなどとは 知りもせず 知らされもせず ばらまかれている者同士 無関心でいられる間柄 ときに うとましく思うことさえも許されている間柄 そのように 世界がゆるやかに構成されているのは なぜ? 花が咲いている すぐ近くまで 虻あぶの姿をした他者が 光をまとって飛んできている 私も あるとき 誰かのための虻だったろう あなたも あるとき 私のための風だったかもしれない 詩集『風が吹くと』1977年それでは・・・。2022年 113分 予告編はこちら
May 16, 2024
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「これまでにも数多く映像化されてきたブラム・ストーカーの名作小説『吸血鬼ドラキュラ』から、第7章『デメテル号船長の航海日誌』を映画化したモンスターホラー」「ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇する。デメテル号船長の航海日誌に記されたおよそ1カ月におよぶ無慈悲な存在との対峙の記録をもとに、大海原をわたるデメテル号に何が起こったのか、そして謎に包まれた50個の木箱の中身をめぐる恐怖の物語が展開する」映画.COM劇中、気になるセリフがあったので記しておきます。船長にしたいことを訊かれて、主人公の黒人医師が返答医者「世界を理解したい。知れば知るほど理不尽なのでね・・・」船長「世界の方は、君の気持なのど気にしちゃいない。理解しようとするだけ無駄だ。『ただ受け入れろ』そう思ってるんじゃないかな?」身元不明の女性を助けようとする場面で、それに反対するクルーに対して医者「手伝うか?邪魔するか?邪魔するなら消えろ」「どっちでもいい。とにかくどっちかに決めて行動に移せ!」それでは・・・。2023年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
May 15, 2024
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「その設立から50年人類初の月面着陸に成功してから40年の年月を経たNASAには、誰も知らない記録フィルムが残されていた。ロケットの打ち上げ失敗、船内火事、そして飛行士たちの死。最高の人智を集めてなお、繰り返される幾多の挫折。それでも決して諦めずに、宇宙開発に挑む人間たちの熱き姿・・・フィクションには成し得ない“真実の映像”を、ドキュメンタリーの最高権威BBCがえぐり出す。人類の夢を懸けたNASAの光と影の歴史を、我々はまだ何も知らないのかもしれない」Amazon さすがBBCといったところでしょうか。完成後が高い作品です。エンディングでのナレーションが気になったので記しておきます。「いつの日か私たちは宇宙を探索するという崇高な試みを捨て去るかもしれません」「『知らないことは知らないままでいい』そう思う日が来るかもしれません」それでは・・・。2009年 イギリス 日本語吹替あり
Apr 9, 2024
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「疎遠だった父と息子が織りなす不器用な交流を、名優ロバート・デ・ニーロと『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・ダノ共演で描いたヒューマンドラマ。ニック・フリンの自伝的小説「路上の文豪、酔いどれジョナサンの『幻の傑作』」を、『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ監督が映画化した。幼い頃に父親が刑務所送りとなって以来、母親と2人きりで暮らしてきた青年ニック。ある日、彼のもとに突然、ずっと音信不通だった父親から連絡が入る。父親は現在ニューヨークでタクシー運転手として働いていたが、アパートを追い出されたために荷物運びを手伝ってほしいという。その後、ニックが働くホームレス支援施設に、仕事を失って行き場のない父親がやって来て・・・」映画.COM劇中のセリフが印象に残ったので記しておきます。デニーロ演じる作家の言葉「人は助け合うために生まれる」妻の自殺に関して息子に「人が自殺するのは、自分が嫌いだからだ。自己嫌悪」中略「俺たちが考えるべきことは、なぜ自殺したかよりも、なぜあの日まで生きようとしたのかだ」それでは・・・。2012年 アメリカ 日本語吹替あり
Mar 13, 2024
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「ドン・ウィンズロウのベストセラー小説『野蛮なやつら』をオリバー・ストーン監督が映画化。米カリフォルニアに暮らす平和主義でインテリな青年ベンと元傭兵のチョンは、高品質なマリファナ栽培の事業を始める。2人は幼なじみの美女オフィーリアとの恋愛関係も共有しながら事業を成功に導くが、やがて3人を支配下に置こうと企むメキシコの麻薬組織が3人がオフィーリアを拉致。ベンとチョンはオフィーリアを取り戻すため勝ち目のない戦いに挑むが、作戦は次第にエスカレートしていき……。『キック・アス』のアーロン・ジョンソン、『バトルシップ』『ジョン・カーター』のテイラー・キッチュ、『ゴシップガール』のブレイク・ライブリーが共演」映画.COMこの映画は忘れられません。下記のセリフがあるからです。銃撃戦前、元傭兵の相方へのアドバイス「こう思って立ち向かえ。俺はもう死んでるって、生まれた時から死んでる。捨て身になれば、何でも耐えられる」日常生活でよく、心の中で唱えます(笑)。それでは・・・。2012年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Jan 31, 2024
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「気の晴れない日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことをテレビのニュースで知る。マリコは子供のころから実の父親(尾美としのり)にひどい虐待を受けており、そんな親友の魂を救いたいと、シイノはマリコの遺骨を奪うことを決断。マリコの実家を訪ね、遺骨を奪い逃走したシイノは、親友との思い出を胸に旅に出る」シネマトゥデイ印象に残ったセリフがあるので、記しておきます。偶然出会った男性の主人公へのつぶやき。「・・・やけになってはダメですよ。風呂に入って、よく寝て、ちゃんとメシ食わないと、人間ろくなこと考えられなくなります」まさに。それでは・・・。2022年 85分予告編はこちら
Jan 1, 2024
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「作家のツトム(沢田研二)は、長野の山荘で一人の暮らしを楽しんでいた。彼は山で採れる実やきのこを集め、畑で育てた野菜を自ら料理して味わい、四季折々の自然を感じながら原稿を執筆。担当編集者で恋人の真知子(松たか子)がときどき東京から訪れ、二人で旬の食材を料理して食べる時間は格別だったが、その一方でツトムは13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいた」シネマトゥデイ主人公沢田研二さんの標準語が棒読みのように聞こえます。それ以外は問題なしです(笑)。「そうや、そうや」と思うセリフがあったので記しておきます。主人公が畑仕事しながらつぶやく心の声「明日も明後日もと思うから、生きるのが面倒になる。今日一日暮らせれば、それでいい」それでは・・・。2022年第96回 キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞 沢田研二2022年 111分予告編はこちら
Oct 25, 2023
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「初めて訪れた映画館で映画に魅了された少年サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)。その後彼は8ミリカメラを手に、家族の行事や旅行などを撮影したり、妹や友人たちが登場する作品を制作したりするなど、映画監督になる夢を膨らませていく。母親(ミシェル・ウィリアムズ)が応援してくれる一方で、父親(ポール・ダノ)は彼の夢を本気にしていなかった。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを経て成長する」シネマトゥデイ何やら、スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品らしいです。劇集、主人公の母の口癖が印象深かったので記しておきます。「物事にはすべて理由がある」それでは・・・。2022年 第47回トロント国際映画祭ピープルズ・チョイス・アウォード スティーブン・スピルバーグ2023年 第80回ゴールデン・グローブ賞作品賞<ドラマ部門> 2023年 第80回 ゴールデン・グローブ賞監督賞 スティーブン・スピルバーグ2022年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Oct 24, 2023
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「『スラムドッグ$ミリオネア』などの鬼才ダニー・ボイル監督がメガホンを取り、故スティーブ・ジョブズの半生に迫る伝記ドラマ。ウォルター・アイザックソンのベストセラー評伝を基に、希代の天才の知られざる素顔を丁寧に描写する。『それでも夜は明ける』などのマイケル・ファスベンダーがジョブズを熱演し、『愛を読むひと』などのオスカー女優ケイト・ウィンスレットらが共演。世界を大きく変えた製品を次々と世に送り出してきた逸材の姿に胸が熱くなる」シネマトゥデイこの映画も何度か視聴しています。劇中、好きなセリフがあるので記しておきます。コンピュータの機能についてのやりとりスティーブ・ウォズニアック「・・・ユーザーが求めてるんだ」スティーブ・ジョブズ「決めるのは彼らじゃない」「ボブ・デュランは、ファンから歌詞のアイデアを募集したりしなかった。劇作家だって、次にどんな場面を観たいか観客に訊いたか?画家もそうだ・・・」超納得の文言。それでは・・・。2016年 第73回 ゴールデン・グローブ賞助演女優賞 ケイト・ウィンスレット2016年 第73回 ゴールデン・グローブ賞脚本賞 アーロン・ソーキン2015年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Oct 21, 2023
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「頭は少し弱いが、誰にも負けない俊足と清らかな心をもった男フォレスト・ガンプの数奇な人生を、アメリカ現代史と重ねて描き出していくヒューマンドラマ。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス。主演にトム・ハンクス。知能指数が人よりも劣っていたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフォレスト・ガンプは、小学校で優しく美しい少女ジェニーと運命的な出会いを果たす。俊足を買われてアメフト選手として入学した大学ではスター選手として活躍。卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収める。しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返し……。第67回アカデミー賞で作品賞ほか6部門を受賞。ハンクスは前年の『フィラデルフィア』に続き2年連続で主演男優賞を受賞した。2022年3月、4Kリマスター版でリバイバル公開」映画.COM名作と言っていい1本。久しぶりに観ましたが、やはり素晴らしい。ちなみに、ロバート・ゼメキス監督作品はハズレなしかと・・・。印象に残ったセリフがあったので、記しておきます。病に侵された母の言葉「何も怖れることなんかないわ。死は人生の一部なんだから。誰でも持ってる運命よ」それでは・・・。1994年 第67回 アカデミー賞作品賞 1994年 第67回 アカデミー賞監督賞 ロバート・ゼメキス1994年 第67回 アカデミー賞主演男優賞 トム・ハンクス1994年 第52回 ゴールデン・グローブ賞作品賞<ドラマ部門> 1994年 第52回 ゴールデン・グローブ賞主演男優賞<ドラマ部門> トム・ハンクス1994年 第52回 ゴールデン・グローブ賞監督賞 ロバート・ゼメキス1994年 アメリカ 日本語吹替あり
Oct 17, 2023
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「仕事で年間322日も出張するライアン(ジョージ・クルーニー)の目標は、航空会社のマイレージを1000万マイル貯めること。彼の人生哲学は、バックパックに入らない荷物はいっさい背負わないこと。ある日、ライアンは自分と同じように出張で各地を飛び回っているアレックス(ヴェラ・ファーミガ)と出会い、意気投合するが・・・」シネマトゥデイこの作品は何度観たかわかりません。お気に入りの1本です。刺さったセリフを記しておきます。主人公が解雇を言い渡す相手に対して「人は苦境を経験して大帝国を築いたり世界を変えたりするものです。苦境に合わなければ、何もなしえません。そういうものです」主人公が講演で「生きるとは動くことです」う~ん、学べる(笑)。それでは・・・。2010年 第67回 ゴールデン・グローブ賞脚本賞 ジェイソン・ライトマン シェルダン・ターナー2009年 アメリカ 日本語吹替あり
Oct 5, 2023
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「マーベルのキャラクター・アントマンを実写映画化した『アントマン』シリーズの第3弾。体長1.5センチになれる特殊なスーツを身に着けた主人公が、量子世界に引きずり込まれてしまう。ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラスらキャスト陣、監督のペイトン・リード、製作のケヴィン・ファイギも続投。ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイらもキャストに名を連ねる」シネマトゥデイまさかマーベルの映画で刺さるセリフがあるとは、思いませんでした(笑)。記しておきます。オープニングスコット(主人公)がアベンジャーズで有名になった後の自問自答「『今は何してんの?』『次の予定は?』『人生の行き先はどこ?』 わかってたら、そんなの人生じゃない」エンディングスコットの独り言「人生は意味不明なんだ。だからウジウジ考えてもしかたないぞスコット。考えすぎるのはよせ」それでは・・・。2023年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Sep 15, 2023
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「金融マンであった夫マーティン(チャニング・テイタム)が違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリー(ルーニー・マーラ)は、交通事故や自殺未遂を引き起こすように。診察にあたる精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、かつて彼女を診ていたシーバート博士(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に相談。エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き・・・」シネマトゥデイこの映画は面白い。何回も観ています。ちなみに、“サイド・エフェクト”とは副作用のこと。劇中印象に残るセリフがあるので、記しておきます。精神科医「鬱とは未来を組み立てられないこと」詐病の女「女は小さいころから演技を学ぶの。たぶん、男が嘘を学ぶのと同じころに・・・」それでは・・・。2013年 アメリカ 日本語吹替あり
Sep 1, 2023
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「大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる」シネマトゥデイ「1992年に青年が放浪の末にアラスカで死体で発見された事件を描いた1996年のノンフィクション作品」ウィキペディアってことです。以前、観たときも引き込まれましたが、今回も目が離せませんでした。いい映画は何度観てもいい(笑)。劇中、印象に残った言葉があったので記しておきます。「僕らが生きていくために必要なのは、強くなることじゃない。強いと感じることだ」「もしも生き方が理性に支配されるなら、人生の可能性は打ち砕かれる」それでは・・・。2008年 第82回 キネマ旬報ベスト・テン外国映画監督賞2007年 アメリカ 日本語吹替あり
Aug 24, 2023
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「今シーズンは長引く戦争から7年以上が経過した世界から始まる。新たなキャラクターも登場し、人間と機械の複雑な関係を巧みに織り交ぜながら物語が展開する」U-NEXT普段、シリーズものは観ないのですが、例外的に好きなドラマがあります。『ブレイキング・バッド』と、この『ウエストワールド』です。しかしウエストワールドは今回のシリーズで終了とのこと。残念。劇中印象に残ったセリフがあるので記しておきます。混乱する女性のシーン女性A:「おかしくなりそう」女性B:「あなたはおかしくない」「おかしいとしたら、世界のほうよ」「あなたじゃない。自分を信じて」悪役が捨て台詞を吐くシーン「敗者がいなければ、勝利に意味はない」それでは・・・。2022年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Jul 30, 2023
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「原田智(佐藤二朗)は、中学生の娘・楓(伊東蒼)と大阪の下町で暮らしていた。ある日、彼は娘の楓に指名手配中の連続殺人犯を目撃したと告げ、その翌朝突然姿を消す。警察は本腰を入れて捜索してくれず、楓は自分の力で父を捜して歩く。ようやく日雇い現場に父親の名前を発見して訪ねて行くと、そこには全くの別人の若い男性がいた」シネマトゥデイさほど期待していませんでしたが、なかなかどうして面白かったです。エンディング間際の親子の会話が印象に残ったので、記しておきます。再開するものの客が来ない卓球場にて娘「また営業する意味あったん?」父「え~やないか。意味を求めるな。意味を」う~ん、深い(笑)。それでは・・・。2022年 123分予告編はこちら
May 8, 2023
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「土地の開発利権をめぐる男たちの壮絶な戦いを描く韓国ノワールアクション。オリンピック開催に沸く韓国を舞台に、新旧二つの組織による血で血を洗う抗争を描き出す。ユン・ヨンビンが監督と脚本、『チング 永遠の絆』などのユン・ジュファンが撮影を手掛ける。『友へ チング』などのユ・オソン、『僕の彼女を紹介します』などのチャン・ヒョクをはじめ、パク・ソングン、オ・デファン、イ・ヒョンギュン、シン・スンファンらが出演する」シネマトゥデイ劇中、引退間際の実力者と後釜を狙う無法者との会話が印象に残ったので、記しておきます。無法者:「人を殺したことは?」実力者:「もしも、俺が人を殺していたら、お前と同じになるのか?」「100人殺した奴と、1人殺した奴が同じだとは言えるわけがない。世の中は程度の差で決まるものだ。つまり程度の差が、人間の差になる」言えてる・・・・。それでは・・・。2021年 韓国 日本語吹替あり予告編はこちら
Apr 14, 2023
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「青々と茂る、腰の丈ほどもある大麻草。延々と続く畑は、端がかすむほど広大だ。中東の小国レバノン。東部にある標高1000メートルの高原では、いたるところに大麻畑が広がる。全て違法だ。多くの密売人たちが豪邸を構える村に、カメラが潜入した。取材を進める我々に対して、目を光らせるのが、イスラム教シーア組織ヒズボラだ。ヒズボラと対立するキリスト教の国会議員に、質問をぶつけた・・・」Amazon prime video取材現場は興味深いのですが・・・。リポーターが、ドラッグやディーラーに明るければ、もっといいドキュメンタリーに仕上がったと思います。そこだけが残念(笑)。シリア難民で現在麻畑の世話をしている老人にインタビューするシーンが印象に残ったので、やりとりを記しておきます。難民:「私たちには何もないんだ」リポーター:「もし選べるとしたら、どんな仕事を望みますか?」難民:「私たちに選択権はない。ただの労働者だからね。(シリアでは)何の不自由もなく暮らしていた。今はその日を生きていくので精一杯だよ」それでは・・・。2021年 レバノン 56分予告編はこちら
Jan 18, 2023
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「敗戦後の1945年、東京。石油会社・国岡商店を率いる国岡鐡造(岡田准一)は、日本人としての誇りを持ち復興に向け突き進もうと従業員を激励する。戦後の混乱期にもかかわらず誰も解雇せず、独自の経営哲学と行動力で事業を広げていく。やがて欧米の石油メジャーも国岡を警戒し、その強大な包囲網により同社の石油輸入ルートは全て封鎖されてしまうが・・・」シネマトゥデイ映画サイトの評価が極めて高い作品です。劇中、銀行との融資交渉に音を上げた部下に、岡田准一演じる主人公が放った言葉が刺さったので記しておきます。「熱が足りんのよ!熱が・・・」よく聞くニュアンスの言葉ですが、努力・根性論が苦手な私も腹落ちしました(笑)。それでは・・・。2016年 145分
Dec 21, 2022
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「判断力の衰えた高齢者をサポートする法定後見人マーラ・グレイソン(ロザムンド・パイク)は裁判所からの信頼も厚いが、その正体は合法的に高齢者の資産を奪い取る悪徳後見人だった。彼女は新たな獲物として、資産家のジェニファー(ダイアン・ウィースト)に目を付ける。身寄りのない彼女なら難なくだませるはずだったが、その背後にはロシアンマフィア(ピーター・ディンクレイジ)の影が見え隠れしていた」シネマトゥデイ高齢者を合法的に“食い物”する野心家の女性が主人公。エンディングまで非常に後味の悪い映画です(オチは溜飲が下がりますが・・・)。気を引き締めて生きなければ・・・と思う作品なのでした(笑)。冒頭の主人公によるナレーションが印象に残ったので記しておきます。「正しく生きるなんて、私たちを貧乏にしておくために金持ちが考えてジョークよ」 「世の中は2つのタイプの人間に分かれるの。“奪う人間”と“奪われる人間”。“捕食者”と“獲物”。“ライオン”と“子羊”」それでは・・・。2020年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Nov 24, 2022
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「ジャスティンは17歳。傍から見れば何不自由ない普通の高校生だが、いまだに親指を吸うクセが直らない。そんなジャスティンに近所の歯医者は催眠術を使ってクセをやめさせようと試みる。”誰もが認める自分”になるため、正しい道を探そうとするジャスティンだったが・・・」ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント微妙にメッセージ色のある作品です。震えるほどではありませんが(笑)。印象に残ったセリフがあるので記しておきます。キアヌ・リーヴス演じる歯医者が、主人公の青年に放った言葉。「人間ってやつは、自分の欠点を治す魔法の治療法探して右往左往してるんだ。それのどこが悪い?それが人間だろ?考え、試し、願う・・・。だがな、自分が答えを握ってると考えないようにしろ。無意味だから。大事なのは答えのない人生を生きること・・・。たぶんな・・・。そう思う」言い切らないのがいいですね~。個人的に好きな言い回しです。それでは・・・。2005年 ベルリン国際映画祭銀熊賞<最優秀男優賞>受賞2005年 サンダンス映画祭特別審査員賞<演技賞>受賞2005年 ストックホルム映画祭<主演男優賞>受賞2005年 エジンバラ国際映画祭<新人監督賞>受賞2005年 アメリカ 日本語吹替あり
Nov 3, 2022
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「『ミッドナイト・ランナー』の主演パク・ソジュンとキム・ジュファン監督が再び組んだオカルトアクション。悪魔ばらいをモチーフに、不思議な力に目覚めた若き格闘家とベテラン神父が、世の中を混乱させる悪に立ち向かっていく姿を描く。共演には『シルミド/SILMIDO』などのアン・ソンギ、ドラマ『偉大な誘惑者』などのウ・ドファン、『パラサイト 半地下の家族』などのチェ・ウシクらが名を連ねる」シネマトゥデイ劇中、聖職者が主人公に諭すシーンのセリフが印象に残ったので記しておきます。「教皇様に尋ねた。そうしたら、こうおっしゃったんだ。親の言うことに子供が従うのは、親の考えを理解しているからではない。それでも従うのは、親たちに心から愛されていると信じているからだとね。神のご意思も理解するのではなく信じよ。なぜならば、神は私たちの父であり、愛してくださるからだと」「与えられる苦しみには、すべて理由がある。信じていれば、その理由がわかる日がくる」それでは・・・。2019年 韓国 日本語吹替あり予告編はこちら
Jul 31, 2022
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「自閉症の作家・東田直樹が13歳のときに自閉症の人々の思考や感情、記憶について執筆し、世界各国で翻訳された作品を基にイギリスで製作されたドキュメンタリー。世界各地に暮らす自閉症の少年・少女たちの姿や家族の証言から、自閉症の人々の内面を映像や音響効果によって表現する。監督をジェリー・ロスウェルが務め、サンダンス映画祭ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門で観客賞を受賞した」シネマトゥデイ“「人とコミュニケーションを取ることが難しく集団に溶け込みにくい」「こだわりが強く変化を嫌う」などの特徴が現れやすい自閉症。自閉症の彼らの世界といわゆる“普通”の人たちの世界には何か違いがあるのか。また、どのように違うのか?”てことで題材は非常に考えさせられます。劇中の少年の言葉が印象に残ったので、記しておきます。「繰り返しは心地いい。不確かなものから自分を守ってくれる」それでは・・・。2020年 イギリス 日本語吹替あり予告編はこちら
Jul 24, 2022
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「世界中が海に沈んでしまった近未来。他人の記憶に潜入する能力を持ったエージェントのニック(ヒュー・ジャックマン)のもとに、検察からある仕事が舞い込む。それは瀕死の状態で発見されたギャングの男性の記憶に潜入し、謎の多い新興ギャング組織の正体と目的を探るというものだった。男の記憶に登場する女性メイが、鍵になる人物だとにらむニック。彼女を追ってさまざまな人の記憶に潜入していくが、その裏では巨大な陰謀がうごめいていた」シネマトゥデイ設定がいいですね~。面白かったです。劇中、印象に残ったセリフがあったので記しておきます。「記憶が消えるのには理由がある。悪い記憶が残れば、いつまでも苦しむことになるし、いい記憶にしがみついていると、現実にがっかりする」なるほど~って感じです(笑)。それでは・・・。2021年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Jul 17, 2022
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「『アンダーグラウンド』の名匠エミール・クストリッツァ監督が、南米ウルグアイの第40代大統領で、質素な暮らしぶりから『世界で最も貧しい大統領』とも称されたホセ・ムヒカを捉えたドキュメンタリー。収入の大半を貧しい人々のために寄付し、質素でありながらも心豊かな暮らしを実践してきたムヒカ。国民のより良い生活のために自己犠牲をいとわず、予想外の政策を打ち出す彼の姿に、『世界でただ1人腐敗していない政治家だ』と直感したクストリッツァ監督は、2014年から撮影を開始。大統領の任期が満了する感動の瞬間までをカメラに収めた。極貧家庭に育ち、左翼ゲリラとして権力と戦い、13年に及ぶ勾留生活を経て、大統領として国民に愛されたムヒカの波乱万丈な人生を追う」映画.COM一言。観てよかったです。ムヒカ大統領(当時)の言葉で印象に残ったものがあったので記しておきます。「人間は本来、社会的な動物。つまり社会主義者だ。だが時間や歴史が私たちを資本主義や個人主義に変えた。なぜなら私たちは矛盾を抱えているからだ。私たちは生きるために懸命に闘う。すべての生き物に備わった健全な利己主義だ。だが同時に他と協力し社会を形成する。ロビンソン・クルーソーと違って一人では生きていけない。長い目で見れば文明化と連帯意識は、人が人間らしく生きるための最もすばらしい美徳だ。この矛盾を克服し利己主義よりも連帯意識を優先するには、多くの犠牲を伴う・・・」世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ [ ホセ・ムヒカ ]それでは・・・。2018年 アルゼンチン・ウルグアイ・セルビア 日本語吹替なし予告編はこちら
Feb 10, 2022
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「『ブラックパンサー』『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラーが製作を務め、1960年代後半から70年代のアメリカで、急進的な黒人解放運動を展開した政治組織『ブラックパンサー党』の指導者フレッド・ハンプトンが暗殺されるまでの日々を描いた実録ドラマ。元窃盗犯からFBIの情報提供者に転じたウィリアム・オニールは、ブラックパンサー党のイリノイ支部に潜入し、カリスマ的指導者フレッド・ハンプトンに近づく。その政治手腕で頭角を現しつつあったハンプトンは、J・エドガー・フーバー率いる捜査当局ににらまれていた。オニールはブラックパンサーとFBIの間を巧みに立ち回るが、やがてその心に葛藤が生まれる。自身の良心に従うか、FBIからの命令に従うか、思い悩むオニールだったが・・・」映画.COM実話ベースのようです。エンディングでは本人の映像も流れます(撮影後、自ら命を絶ったようですが・・・)。見応えがありました。おススメです。 劇中、カリスマ的指導者フレッド・ハンプトンが放った毛沢東の言葉が印象に残ったので記しておきます。「政治は血を流さない戦争であり、戦争は血を流す政治である」それでは・・・。2021年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Feb 1, 2022
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「『ワンダーウーマン』のガル・ガドットとパティ・ジェンキンス監督が再び組んだアクション。恋人を亡くして沈んでいたヒロインの前に、死んだはずの恋人が現れる。前作に続いてクリス・パインが恋人を演じ、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』などのクリステン・ウィグをはじめ、ロビン・ライト、ペドロ・パスカルらが共演」シネマトゥデイ予想していたより、はるかによかったです。マーベル・コミックの軽いエンターテイメント性に比べて、DCコミックは、少し重厚なメッセージ色が売りなのかな~と(個人的には両方すきです)。この作品もご多分に漏れずちょったでけ深い。ちょっとだけですけど(笑)。冒頭のワンシーン。美しくく頭脳明晰で人気者の考古学者のダイアナ(ワンダーウーマン)が、彼女に憧れを抱いた地味で目立たず、誰にも相手にされていない女性学者に放った言葉が心に響いたので記しておきます。「私の人生は、あなたが思っているのとはまるで違う。みんなそれぞれ苦しんでる」上記のセリフがこの映画のテーマになっています。よくできたお話でした。おススメです。それでは・・・。2020年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Dec 23, 2021
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「太平洋戦争を題材にした戦争ドラマ。真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦に至るまでを、日米の軍人たちを通して描く。監督は『インデペンデンス・デイ』シリーズなどのローランド・エメリッヒ。『トランスポーター イグニション』などのエド・スクライン、『死霊館』シリーズなどのパトリック・ウィルソン、『ゾンビランド』シリーズなどのウディ・ハレルソン、『僕のワンダフル・ライフ』シリーズなどのデニス・クエイドに加え、日本からは豊川悦司、浅野忠信、國村隼らが出演する」シネマトゥデイ山本五十六(豊川悦司)、山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)と日本人キャストは豪華ですが、あくまで“やったぜアメリカ”的な映画なので、必要があるのかどうか・・・(笑)。劇中、戦いに怯えを感じだした兵士に、怖いもの知らずのパイロットが放ったアドバイスが心に残ったので記しておきます。問「なんでそんなに肝が据わってる?」答「俺の叔父はエンパイアステートビルを造った。地上300mの足場を命綱なしで歩いた。まともじゃないって思われても、叔父は淡々と働いた。でもある日曜日、教会からの帰り道、タクシーに突っ込まれた。即死だった。てなわけで、何が起きるか心配したって無駄だ」まさに・・・。それでは・・・。2019年 アメリカ / 中国 / 香港 / カナダ 日本語吹替あり予告編はこちら
Dec 15, 2021
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「同性愛をカミングアウトした父親と初めて恋をした38歳の息子の姿を通して、人はいつでも新たなスタートが切れることを感動的にうたい上げる人生賛歌。『サムサッカー』のマイク・ミルズ監督が、自身と父との体験を基に脚本を書き上げ映画化。『スター・ウォーズ』シリーズや『ムーラン・ルージュ』のユアン・マクレガーと『終着駅 トルストイ最後の旅』のクリストファー・プラマーが父子を演じ、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロランが共演する。殻を破ることで幸せをつかむ登場人物たちを生き生きと好演し、観る者の共感を呼ぶ」シネマトゥデイ味のある役者陣。少し考えさせられる展開。なかなか雰囲気があります。ただ、ちょっとエンターテイメント性に欠けるかな・・・と(笑)。興味のあるかたは、じっくり腰を据えて観てくささい。劇中、主人公の恋人が街を観ながら放った言葉が印象に残ったので、記しておきます。「ビルの中には人がいて、その内の半分はきっとうまくいかないって思っていて、残りの半分は奇跡を信じている。だから、いつも戦争よ」それでは・・・。■2012年 第69回 ゴールデン・グローブ賞助演男優賞 クリストファー・プラマー■2011年 第84回 アカデミー賞助演男優賞 クリストファー・プラマー2010年 アメリカ 日本語吹替あり予告編はこちら
Dec 5, 2021
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「広告業界で成功を収めた老婦人のハリエット・ローラーは、80代に入ってから孤独と死への不安を感じていた。そこで、ハリエットは自身の訃報記事を生前に執筆することを思いつき、地元の若い新聞記者であるアン・シャーマンに依頼する。しかし、理想とかけ離れた原稿を読んだ彼女は、最高の訃報記事には欠かせない4つの条件を満たすため、自分を変えることを決意する」Oricon自分に正直に生きる破天荒な女性富豪と、失敗を恐れ自分の殻を破れない若き女性ライターの物語。後半にグッときたセリフがあったので記しておきます。ライター:「怖いの、失敗するんじゃないかって」富豪:「失敗の上に、あなたが作られてゆくのよ。失敗があなたを変えるの。賢くて強く自立した人間にね」ライター:「でも私はあなたとは違う。そんな怖いもの知らずじゃない」富豪:「思いっきり転びなさい」ライター:「えっ」富豪:「転ぶの。派手にすっ転んでみなさい」ライター:「何?それがアドバイス」富豪:「そうよ。失敗してこそ学べるの。失敗してこそ生きられる」富豪のお葬式にて「・・・その人のせいで私は仕事を辞めたくなったし、その人のせいで自分のことをクズだと思った。でも彼女は私やみんなを、そんな風に思ってなかった。私たちが最高の自分になれるよいうに挑発してくれただけ。だって彼女はみんなの可能性に気付いてたから。それが彼女のすばらしいところでした」前半は平凡な展開でしたが、最後のセリフ回しで救われました(笑)。まずまずの作品です。それでは・・・。2016年 アメリカ 日本語吹替あり
Oct 23, 2021
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「市議会議員のク・ミョンフェ(ハン・ソッキュ)は、息子のヨハンが飲酒運転で人をひき殺したことを知る。自身の政治生命が危ういと考えた彼はもみ消そうとするが、事故現場に居合わせた被害者の新妻リョナの行方がつかめなかった。口封じをするためにミョンフェがリョナを捜す中、被害者の父ジュンシク(ソル・ギョング)も彼女が妊娠中だったことを知り後を追う」シネマトゥデイ複数回観ないと理解できない典型的な映画かと。その価値はあると思います。韓国映画お得意の“グロテスク”な感じは十分に味わえます。気分のいい作品ではありません(笑)。作中、悪そうな代議士が主人公に向かって放った言葉が印象に残ったので記しておきます。「利害関係というものは、蜘蛛の巣のように複雑に絡みあっている。巣を壊そうとしたら、蜘蛛が黙っているか?」言い得て妙だなと・・・。それでは・・・。2019年 韓国 日本語吹替あり
Sep 21, 2021
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「雑誌『エスクァイア』に掲載された記事を基に、アメリカの長寿番組の名物司会者と雑誌記者の交流を描いた伝記ドラマ。実在の人気司会者をオスカー俳優トム・ハンクスが演じ、第92回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。彼と友情を育む記者に『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』でもトムと共演しているマシュー・リスがふんし、『アダプテーション』などのクリス・クーパー、スーザン・ケレチ・ワトソンらが出演。『ある女流作家の罪と罰』などのマリエル・ヘラーが監督を務めた」シネマトゥデイ人気司会者フレッド・ロジャース(トム・ハンクス)はみんなに慕われ、まるで聖人。雑誌記者が、彼に“そんな生き方は辛くないか”と訊いたときの答えが秀逸。ズバッと刺さりました。「痛みのない日常生活なんて、ありえない」辛いときに思い出したい言葉なのでした(笑)。そうそう、エンディング近くで、こういうセリフもありました。「言葉にできれば乗り越えられる」“名言”好きのかたは観て損なしかと・・・。それでは・・・。2019年 アメリカ 日本語吹替あり幸せへのまわり道【Blu-ray】 [ トム・ハンクス ]
Aug 9, 2021
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「ベトナム戦争から30年以上を経てその功績が認められたアメリカ軍兵士の実話を映画化した戦争ドラマ。自らの命を犠牲に多くの負傷兵を救った空軍落下傘救助隊兵士への名誉勲章授与が却下され続けた理由を、空軍省に勤務する青年が解き明かそうとする。監督を務めるのは『ロンリーハート』などのトッド・ロビンソン。主演は『アベンジャーズ』シリーズなどのセバスチャン・スタン。共演にクリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、エド・ハリスなどが名を連ねる」シネマトゥデイ劇中、権力によってかなりピンチに立たされた主人公とその奥さんとの会話が印象に残ったので記しておきます。夫「怖いんだよ」妻「それはいいことよ。恐怖は生きるための本能。怖いと思うのは当たり前なの。突き進んで」展開は地味です(笑)。それでは・・・。2019年 アメリカ 日本語吹替あり
Aug 5, 2021
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「闇金に集まる人間たちの欲望を描いた人気シリーズの第7弾。シリーズ3作目と5作目に続いて、ホストから闇金の世界に入った須藤司を中心とする物語が描かれる。主演を『仮面ライダー鎧武』シリーズなどの青木玄徳が務め、山田裕貴や逢沢りならが共演。メガホンを取るのは、4作目以降の監督を担当してきた元木隆史」シネマトゥデイキャバクラのマネージャーが、その日の給料をタバコと飯に使うと言ったホストに向かって放った言葉が・・・。「カネっていうのはさ~、自由と喜びをもたらし、扱いかたを間違えると人生を破滅させる・・・」このシリーズで、初めてセリフがささりました。この7作目は全体を通して脚本がよかったです。ただ1つ難があるとしたら、5作目から鳴りを潜めていた“お笑い要素”がちょいちょい出てくる点です。元木隆史監督の性分なんでしょうね~(笑)。お笑い要素はないほうが良いと思うのですが・・・、このシリーズに関しては。それでは・・・。2017年 86分
Jul 12, 2021
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「ジャーナリスト、ジャネット・ウォールズの自叙伝を、『ショート・ターム』のブリー・ラーソンとデスティン・ダニエル・クレットン監督が再び組んで映画化。父親との再会を機に隠してきた子供時代の記憶をたどる女性を映し出す。ヒロインにラーソンがふんするほか、両親を、『スリー・ビルボード』などのウディ・ハレルソンと『インポッシブル』などのナオミ・ワッツが演じる」シネマトゥデイ博識で頭が良いものの、アル中で性格が破綻している父親。彼は子供を学校に行かせることなく、自ら教えを与えます。そして、その考えに賛同している芸術家の母。非常に興味深い設定です。劇中、病院から抜け出すために、子供に芝居をさせるシーン。父親から子供への助言が秀逸。「この作戦を成功させるには、自分自身を上から下まで信じ込ませることだ。自分を騙せたら、連中だって騙せる」また、病院の先生に「学校で教育を受けたほうがよい」とアドバイスを受けた子供には「経験から学ぶんだよ!それ以外は全部噓っぱちだ」ずいぶん乱暴ではありますが、言い得て妙なところも・・・(笑)。それでは・・・。2017年 アメリカ 日本語吹替あり
May 8, 2021
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「児童文学『ドリトル先生』シリーズを、『アイアンマン』シリーズなどのロバート・ダウニー・Jrら出演で映画化。ドリトル先生が、動物たちと共に冒険に繰り出す。アントニオ・バンデラス、マイケル・シーン、ジム・ブロードベントが共演するほか、動物のボイスキャストをエマ・トンプソン、ラミ・マレックをはじめ、トム・ホランド、オクタヴィア・スペンサー、ジョン・シナらが担当する」シネマトゥデイ物語の完成度、エンターテイメント性、深み、すべてがそろったいい映画。すばらしいと思います。劇中、印象に残ったセルフがあったので記しておきます。怯える気の弱いゴリラに、ドリトル先生が放ったセリフ「忘れるな。恐怖心は持っててもいいんだ」エンディングナレーション「他の誰かを救うことが、自分を救う唯一の道なのです」それでは・・・・。2020年 アメリカ 日本語吹替あり
Mar 20, 2021
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「『タクシードライバー』などの脚本を担当し、『白い刻印』などの監督としても活動しているポール・シュレイダーが放つドラマ。信仰に疑いを抱き始める牧師を映し出す。『6才のボクが、大人になるまで。』などのイーサン・ホーク、『マンマ・ミーア!』シリーズなどのアマンダ・セイフライドらが出演する」シネマトゥデイ主人公の牧師が、地球の行く末を悲観する男性との対話と、そのやりとりを日記に残した文言が印象に残ったので記しておきます。「未来のことはわからないが、選ばねばならないんです。知恵は絶えず矛盾したものを頭の中に生み出す。希望と絶望。絶望がなければ希望もない。どちらの気持ちも抱えて生きていくのが人生なんです」「絶望はプライドの高さから生まれる。神がわたしたちより、創造的であることを認めず、己の考えにしばられるからだ」教会が環境汚染の元凶である大企業からの支援を受けていることを知って、苦悩する牧師。なかなか深い題材を扱っています。それでは・・・・。2017年 アメリカ 日本語吹替あり
Mar 6, 2021
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「『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リーがメガホンを取り、イラク帰還兵を題材にしたドラマ。イラク戦争での活躍で英雄としてたたえられる若き兵士ビリーが抱える、戦地での記憶と心の葛藤を描く。新星ジョー・アルウィン、『アクトレス ~女たちの舞台~』などのクリステン・スチュワート、『ワイルド・スピード』シリーズなどのヴィン・ディーゼルらが出演。重厚な物語に加え、1秒に120フレームで撮影する技術を駆使したクライマックスにも圧倒される」シネマトゥデイ数多ある“アメリカのイラク・中東モノ”の中において、この作品は少し毛色が違います。“正義”や“愛”(あくまでアメリカから見てですが・・・)ではなく、兵士の“心情”が主題。なので、セリフ回しも、心持ち深みがあります。(全体としては“ディープ”でもありませんけど・・・)そんな中で、ヴィン・ディーゼル演ずる隊長と主人公の兵士のやり取りが印象にのこったので記しておきます。隊長:「ヒンドゥの教えはためになるぞビリー。運命はカルマ、行いによって決まる。ここにいるのもそうだ」ビリー:「ダメ兵士なのも自分のせいってことですね?」隊長:「お前は理由に囚われている。『なぜオレが巡回の先頭なんだ』『何のために殺すんだ』いつも答えを求めてる。それは欲があるからだ。欲はヒトを利己的にする。それじゃダメだ。特に戦地ではな」ビリー:「ええ、でも殺されたくありません」隊長:「心配しても始まらない。弾に当たる日が来たら、そういう運命だったってことだ」ビリー:「心配するなか・・・。難しいな」この、考え方は“肝が据わる”ので、私は好きです。それでは・・・・。2016年 アメリカ 日本語吹替あり
Jan 24, 2021
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「ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、最後には自殺した。そして、この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローアを雇って、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。2年後、いよいよ裁判が始まろうとしていた。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に伝説の陪審コンサルタント、フィッチを雇い入れる。彼は早速あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。やがて陪審員団が決定するが、その中には謎に包まれた男ニックも含まれていた」allcinema ONLINEよくできたお話です。“2度3度観ても楽しめる映画”とはこのいう作品のことでしょう。原作は『ペリカン文書』の作家、J・グリシャム氏。さすがです。劇中、弁護士同士のトイレでの会話が印象に残ったので記しておきます。正義感で動く弁護士が、お金のためなら手段を選ばない弁護士に向かって・・・。「他人を侮辱する気持ちは、やがて憎しみに変わって、君は暗闇の中に一人取り残されるんだ」おススメの1本です。それでは・・・・。2003年 アメリカ 日本語吹替あり
Dec 6, 2020
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「『リトル・ミス・サンシャイン』などのプロデューサー、アルバート・バーガーとロン・イェルザが組んだドラマ。漁師とダウン症の青年の旅路を描く。『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』などのシャイア・ラブーフ、『フィフティ・シェイズ』シリーズなどのダコタ・ジョンソン、ザック・ゴッツァーゲンが主演を務める。監督と脚本をタイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツが担当」シネマトゥデイ後味のよい、いい話です。劇中、泳げないダウン症の青年と猟師が、川を渡るときのセリフが印象深かったので記しておきます。青年「死ぬのかな?俺は」猟師「ヒトはいつか死ぬ。大事なのはそこじゃない。どんな話を残せるかだ」なるほどって感じです(笑)。それでは・・・・。2019年 アメリカ 日本語吹替あり
Nov 30, 2020
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「アメリカンコミックス『ヴァリアント・コミックス』のキャラクターを、『ワイルド・スピード』シリーズなどのヴィン・ディーゼルが演じたSFアクション。死亡後にナノテクノロジーによってよみがえり、圧倒的なパワーを得た主人公が、敵への復讐(ふくしゅう)劇を繰り広げる。共演は、『ベイビー・ドライバー』などのエイサ・ゴンサレスや『ロックアウト』などのガイ・ピアース。脚本に『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』などのジェフ・ワドロウと『メッセージ』などのエリック・ハイセラーが名を連ねる」シネマトゥデイ想像していたより、はるかに楽しめました。劇中、生物工学を操る博士が主人公に放ったセリフが印象に残ったので記しておきます。「ヒトは決めてほしがる。『あなたはこうだ』と定義してほしいんだ。そういうものだ」それでは・・・・。2020年 アメリカ 日本語吹替あり
Nov 25, 2020
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J.J.エイブラムス、ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイが製作総指揮を務めたアクションサスペンスの第2シーズン。シーンの移り変わりが激しくて、一度観ただけでは時系列で理解するのが少し困難かと。2回観ればよくわかると思います。きっと(笑)。相変わらずセリフ回しは秀逸で、今回も刺さった言葉があったので記しておきます。「火を消すのは新な火であり、苦痛を和らげるのは新たな苦痛」「人間は神と獣の中間で平行を保っている。プロティノスの時代はそうだったかも。だが我々はあの頃より堕ちた」「様々な選択。その結果がヒトをつくる。その選択はどこからくるのか?俺に選択肢はあるのか?」宗教や哲学からの引用。う~んすばらしい。※「ウエストワールド・シーズン1」はこちらウエストワールド<セカンド・シーズン> コンプリート・ボックス [ アンソニー・ホプキンス ]それでは・・・・。2018年 アメリカ 日本語吹替あり
Oct 24, 2020
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「“ウエストワールド”は、人間そっくりに造られたアンドロイドたち“ホスト”が来場者である人間たち“ゲスト”をもてなす体験型アトラクション。“ホスト”には娼婦・悪党・保安官など、各自の役割に沿ったシナリオがプログラミングされており、“ゲスト”を傷つけることは決してできない。一方の“ゲスト”はパーク内であれば自らの欲望のまま、時には殺人やレイプなど道徳に反する行動をとることも許されていた。精巧なAI技術と厳重な管理・・・」amazon以前から気にはなっていたのですが、映画と違ってドラマは苦手で・・・。が、もっと早く観ればよかったというのが感想です(笑)。言わんとしているテーマも、言葉の使い方もいいです。これは面白い。劇中の中で、特に印象に残ったセリフがあったので知るしておきます。「人間が無二の存在なのは、優位性を脅かすものを滅ぼしてきたからだ。ネアンデルタール人はどうなった?我々が喰った」「良い物語は自分を高めるのに役立ち、心の傷を癒してくれる。そして理想の自分になる手助けをしてくれる。物語は真実を語るウソです」ウエストワールド<ファースト・シーズン>DVD コンプリート・ボックス(3枚組/ウエストワールド運営マニュアル付)(初回限定生産) [ エヴァン・レイチェル・ウッド ]それでは・・・・。2016年 アメリカ 日本語吹替あり
Oct 11, 2020
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「18歳で夫のフランス王を亡くしたメアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)は、スコットランドに帰国して王位に就くが、故郷はイングランド女王エリザベスI世(マーゴット・ロビー)の支配下にあった。やがて、メアリーが自身のイングランド王位継承権を主張したことで両者の間に緊張が走る。さらにそれぞれの宮廷で生じた内部抗争などにより、ふたりの女王の地位が揺らぐ」シネマトゥデイ16世紀のイギリスに明るければ、かなり楽しめる内容かと。私は疎いので、悔しい思いを・・・(笑)。劇中、強気のメアリー女王が兄にたしなめられるシーンのセリフが印象に残りました。兄「愛をしめせ」メアリー「賢い考えね。ときには知恵や愛が必要になるけど、強さだって必要よ」う~ん、確かに。それでは・・・・。ふたりの女王 メアリーとエリザベス [ シアーシャ・ローナン ]2018年 イギリス 日本語吹替あり
Oct 10, 2020
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「夫が妻のために安くて安全な生理用品を作ろうとする実話を基にしたドラマ。清潔で安価なナプキンを低コストで大量生産できる機械を発明し、さらには女性たちに働く機会を与える主人公の奮闘を描く。主人公を演じるのは、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』などのアクシャイ・クマール。監督を、プロデューサーとして『マダム・イン・ ニューヨーク』などに携ってきたR・バールキが務める」シネマトゥデイタイトルはパッとしませんが、なかなかどうして、いい話でした。あえて、難をつけると、時間が長すぎるので(2時間20分!)もう少し端折ってもらったほうが・・・。家族や知人を失い借金まで背負った主人公が、成功したのち公演で発したことばが秀逸なので記しておきます。「神さま、どうかお願いだからトラブルはご勘弁を。 トラブルはいらない。 トラブルは死ねばなくなる。 死んだらトラブルはなくなる。簡単だ。 トラブルがないのは生きてないってこと。 トラブルが起こるとは、生きるチャンスなんです」嫌なことがあったときに役立ちます(笑)。それでは・・・・。2018年 インド 日本語吹替あり
Oct 4, 2020
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「ベストセラー小説『ミレニアム』シリーズの第1部を映画化した『ドラゴン・タトゥーの女』のヒロイン・リスベットの過去を解き明かすミステリー。『ドント・ブリーズ』などのフェデ・アルバレスを監督に迎え、前作の監督だったデヴィッド・フィンチャーが製作総指揮に回った。リスベットを演じるのは『ミスティック・アイズ』などのクレア・フォイ。シルヴィア・フークス、スヴェリル・グドナソンらが共演」シネマトゥデイスキがないです。最初から最後まで楽しめました。劇中、父を殺された少年の、父について訊かれたときの返事が印象深かったので記しておきます。少年「もう、思い出さないほうがいいのかも・・・」女「なんで?」少年「過去だから。パパが言ったんだ、過去はまるでブラックホールみたいだって。近づきすぎたら引き込まれる。で、消えちゃう。僕は消えちゃいたくない」う~ん、深い(笑)。おススメ作品なのでした。それでは・・・・。2018年 アメリカ 日本語吹替あり
Jul 15, 2020
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「ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』などのニール・マーシャルを監督に迎え、マイク・ミニョーラのアメコミシリーズをスタッフやキャストを一新して映画化。異形のヒーローが、世界滅亡をたくらむ悪と戦う。本作では原作者のマイクが監修を担当し、ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』などのデヴィッド・ハーバーが主演を務める。ミラ・ジョヴォヴィッチが悪役として登場する」シネマトゥデイ飽きることなく最後まで楽しめました。劇中、印象に残ったセリフがあったので記しておきます。「ずっと怖いもんばっか見てきたけど、一つ学んだんだ。正義感ぶった顔には、憎しみがかくれてる」まさに(笑)。それでは・・・・。2019年 アメリカ 日本語吹替あり
Jul 12, 2020
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「病気を患いながらも懸命に生きる子供たちの姿を捉えたドキュメンタリー。5人にフォーカスし、小さな体で治療を続けながら、毎日を前向きに過ごす様子を映し出す。監督は、娘の病と死をつづり世界各国で出版された「濡れた砂の上の小さな足跡」の原作者で、ジャーナリストのアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアンが務める」シネマトゥデイ映像の中で年端も行かぬ少女の言葉が刺さりました(もちろん大人に言われ続けてるんでしょうけど・・・)。「うまくいかないことがあっても、何とかなるわ。 それが人生よ。 悩みがあっても、脇に置いておくか うまくつきあっていくしかないの。 自分を受け入れてくれる人がいたら それで幸せ・・・」これが、本人のオリジナルだったら“21世紀のブッダ”です(笑)。子どもが教えてくれたこと [ アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン ]それでは・・・・。2016年 フランス 日本語吹替あり
May 15, 2020
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「受刑者の道徳心の育成や心の救済を行う教誨師の中でも死刑囚専門の牧師・佐伯(大杉漣)は、独房で孤独な生活を送る死刑囚たちの良き理解者だった。6人の死刑囚たちに寄り添い対話を重ねる中、自分の思いがしっかりと届いているのか、彼らを安らかな死へと導くことは正しいことなのかと葛藤し、自身も過去と向き合う」シネマトゥデイ大杉漣さん最後の主演作となった作品。死刑囚たちとの会話のみで構成されています。なかなか分かり合えない死刑囚へ向けてのセリフが秀逸でしたので記しておきます。「私ね高宮さん(死刑囚)が怖いんです。ずっと考えていたんです。なぜ怖いんだろうって。それは、きっとあなたのことを知らないからじゃないかって。知らないことは、とっても怖いんですよ。死ぬのもそう。生きるのもそう。知らないから怖い。怖いから余計知りたくない・・・」地味に引き込まれる作品なのでした。教誨師 [ 玉置玲央 ]それでは・・・・。2018年 114分
Apr 29, 2020
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