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カマラ・ハリスは2003年にサンフランシスコ地方検事だったマイケル・ジャクソンによる幼児虐待訴訟の際には担当検事の1人でありマイケルの有罪を主張する立場であった映像↓だからハリスを応援する連中はその「仲間」そしてバイデン、ハリス政権においてはとんでもない児童行方不明者が出ている pic.twitter.com/KQBpokbP4N— 🇯🇵 🇩🇪 JK 1776 🇺🇸🇯🇵 (@TTrumpSJapan) September 25, 2024 ロス市警に勤務する日本人女性より警告。32万5千人の子供が アメリカに入国して行方不明になっています。人身売買は有ります。子どもを守りましょう!https://t.co/b1MwSbSfg1pic.twitter.com/mRQaL5ILMs— ひで2022真実を追求 (@hide_Q_) September 24, 2024 今月の27日だよ!全国のTOHOシネマズで上映だよ!見るという選択肢しかないよ!#サウンド・オブ・フリーダムもしよければこの映画の基になったティム・バラードさんの話もどうぞ(引用ポスト)実際に任務を遂行してる人たちには自分や家族が狙われないように気をつけてほしい https://t.co/HDmyLBAoo3 pic.twitter.com/y4jDj4rTXp— タマホイ🧷 📖❤ (@Tamama0306) September 12, 2024
2024.09.25
「お祝い」に出される給食の献立がコレとは…。僕(昭和48年生まれ)が小中学生の頃は、普段でもコレよりマシだった気がする。日本は本当に貧困国になったのか、それとも子供を大切にしない国になったのか…。何れにしろ、子供を蔑(ないがし)ろにする国に明るい未来など無い。
2024.09.25
2024.09.22
国際政治学者ジョン・ミアシャイマーと経済学者ジェフリー・サックスによる「米国と中国の覇権争い」の見解を聞いた後、フランスの元首相ドミニク・ド・ビルパンの発言を読んで、現在の欧州が置かれた微妙な立場が垣間見えて非常に興味深かった。ドナルド・トランプは折に触れて米国のNATOからの脱退を仄めかしているが、確かに加盟国からすれば死活問題に違いない。しかし、ロシアを巡る関係に鑑みれば、寧ろNATOの存在こそが核戦争の火種であり、これまで通りの米国追従は欧州にとって、軍事面だけでなく経済面でも命取りになりかねない。ロシアと中国がBRICSを通じて影響力を強めれば、尚更だろう。それ程のリスクを冒してまでNATOを維持するメリットが、果たして加盟国にあるのか…。日本だけでなく、欧州も瀬戸際に立たされている。そう言えば、今日発売の【週刊新潮】に『ロシアが欧州へ「移民」「難民」を大量に送り込んでいる』という記事が載っていて笑ってしまった。昨今の移民問題が欧州の自業自得である事は、国際情勢を少しでも学んでいれば誰でも分かる事なのに、何でもロシアに責任転嫁する日本のメディアの浅知恵には勿論、恐らくその記事を何の疑いもなく鵜呑みにするだろう多くの日本人の無知さを想像して更に笑いが込み上げた。駄目だこりゃ…(笑)。中国を巡るジョン・ミアシャイマー国際政治学教授とジェフリー・サックス経済学教授の見解の違いhttps://t.co/NZ6c5xqC0A pic.twitter.com/d85shHFq8Y— ShortShort News (@ShortShort_News) September 18, 2024ロシア産エネルギーを失った経済大国ドイツ、GDP成長率がEU誕生以来最低に🇩🇪⤵️ショルツ首相在任中、ドイツの平均GDP成長率は年間わずか0.57%にとどまる見込み。これはEU結成以来最低となる。スプートニク通信が公開データに基づいて計算した。… pic.twitter.com/LhYQtOyMuf— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) September 19, 2024
2024.09.19
映画【とうもろこしの島】やジョージアン・ダンスでその魅力に惹かれ、2022年には星組【ディミトリ ~曙光に散る、紫の花~】では宝塚とも繋がり、今では僕にとって思い入れの深い国の一つとなっている南コーカサス地方の小国ジョージア(旧グルジア)。昨今では「LGBT規制法案」や「外国の影響力の透明性に関する法案(反スパイ法)」など、政府による反グローバリズム政策で注目される機会が増えているが、今回は南オセチア紛争(2008年)によって分断されていた南オセチアとアブハジアに再統一を呼び掛ける動きが始まったと報じられた。素晴らしい兆候だ。何としてもウクライナの二の舞を避けようとする、ジョージア政府の本気度が伝わって来る。もはや「EU加盟」「NATO加盟」の時代ではないと理解しているのだろう。長距離ミサイルを使ってロシア深部を攻撃する案は、どうやら米国政府の判断により却下されたようで、第三次世界大戦(=核戦争)のさしあたっての危機は回避された。しかし、トランプの二度目の暗殺未遂が起こるなど、危機そのものが回避された訳ではない。寧ろ、戦争の足音は日毎に近づいて来ている。そんな中、相変わらず盲目的に対米従属を続け、BRICSに目を向けず、欧米諸国の多くが過ちを認めつつある移民政策を推進する日本は、完全に世界の潮流を逆走している状態だ。これを自殺行為と言わずして何と言うだろう。やはり、自滅しなければ気付かない国民なのか…。日本と同様に、残念ながらウクライナもまた、救いようがない状況まで来てしまっている。せめてジョージアには、正しい道を歩んで欲しい。どうかジョージアに神の御加護を… この駐日ジョージア大使の母国🇬🇪の首相ウクライナのマイダン革命の時の西側諸国の裏での動きをちゃんと把握してて、🇬🇪が同じ轍を踏まないように脅迫されながらも頑張ってるんだが…このレセプションに参加するのかは知らんが、🇺🇦やナザレンコ(工作員)と慣れ合ってて大丈夫なんかね… https://t.co/5vZezm7d43 pic.twitter.com/13uW7mu6wp— タマホイ🧷 📖❤ (@Tamama0306) September 12, 2024 ベトナム国防テレビ:🇺🇸支援の大学(フルブライト大学ベトナム校)によるカラー革命の洗脳に警鐘Youtubeから本動画は削除された。 https://t.co/Hmy2K39hWP pic.twitter.com/ctIXB34CTA— ShortShort News (@ShortShort_News) September 9, 2024 ウクライナのような自殺行為を次にする国は、日本しかない〜米経済学者マイケル・ハドソン インタビュー〜 pic.twitter.com/q0s9wmYlpt— ShortShort News (@ShortShort_News) June 11, 2023
2024.09.17
9.11追悼式典の後、ペンシルベニア州の消防署を訪れたバイデンが、何故かトランプ支持者の帽子を被ったり、その子供達と一緒に写真を撮ったりして話題になっている。大統領選からの撤退を表明して気が抜けたのか、それとも単に痴呆が進んだのか…。民主党は何がしたいのか、さっぱり分からない。しかし、本人の胸の内はともかく、写真のバイデン爺さんはとても楽しそうだ。(報道によると、彼はこの帽子をそのまま持って帰ってしまったらしい…笑)こちらは、その消防署での様子を撮った映像。バイデンとハリスに対する反応と、トランプに対する反応の違いを見れば、米国市民が本当は誰を支持しているのか一目瞭然だ。消防士でいっぱいの施設に、バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領が入ったときとドナルド・トランプ元大統領が入ったときの人々の反応の違いpic.twitter.com/jcGuSKQvIO— ShortShort News (@ShortShort_News) September 13, 2024I saw this video earlier today but it was so short I didn’t know the context.Now seeing this from a better angle, it’s clear claims Biden is angry about being pushed out are true.He’s tired of being a puppet of the deep state.pic.twitter.com/mP0rS7JvC8— Alex Jones (@RealAlexJones) September 12, 2024
2024.09.13
ドナルド・トランプとの討論会の最中に、何故かカマラ・ハリスの「X」が更新されて話題になっている。討論会は、日本時間で11日午前10時から始まった。投稿された時間は午前10時13分。どうやってツイートしたのだろう…?(笑)
2024.09.11
当時、あのニュース映像に震撼する一方で、「高層階が破壊されただけで、あんな風に真っ直ぐ崩れ落ちるものだろうか?」「まるでビルの解体作業みたいだ」と違和を感じたのを覚えている。それは、不自然なほど綺麗な倒壊だった…。Controlled demolition of the 22-storey Hertz Tower, Louisianapic.twitter.com/Vgs5GGvOHO— Science girl (@gunsnrosesgirl3) September 8, 2024
2024.09.11
2024.09.10
9月7日はブラジルの独立記念日。首都ブラジリアでは、ルラ大統領のパレードが催された。一方、同日サンパウロのパウリスタ通りでは、政府が「X」を禁止したことを受けて、言論の自由を支持する抗議活動が勃発。ブラジル国民が誰を支持し、何を求めているかは一目瞭然だ。「自由は専制政治より人気がある」(Freedom is more popular than tyranny.)それはブラジルに限った話ではない。🚨🇧🇷PRESIDENT LULA’S PARADE IS EMPTYSeptember 7, the great protest for freedom is taking place at the same time as Lula’s parade - but it looks like he has no fans! Turns out, freedom is more popular than tyranny.PARABÉNS, BRASIL 👏🏻 pic.twitter.com/OzrdKKeclU— Naomi Seibt (@SeibtNaomi) September 7, 2024JUST IN: 🇧🇷 Massive protests break out in Brazil in support of free speech after the government banned X (Twitter). pic.twitter.com/RXC3Xh0cnN— BRICS News (@BRICSinfo) September 7, 2024フランス総選挙の結果を無視して政権交代を進めないマクロン大統領への抗議デモが発生。今のところ、平和なデモ。pic.twitter.com/vXV72e6gNS https://t.co/dsiRlq0w1P— ShortShort News (@ShortShort_News) September 8, 2024西側全体で言論弾圧が進行"ウラジオストクにいるので今は安心です"─ジャクソン・ヒンクル(🇺🇸独立系政治評論家) https://t.co/f1sfnLDyMA pic.twitter.com/jOXEK2qHgu— ShortShort News (@ShortShort_News) September 8, 2024
2024.09.08
昨日の記事ではAI(人工知能)がカマラ・ハリスを支持していたが、現実世界では何とハリスの副大統領候補ティム・ウォルツの親族がトランプ支持を表明したらしい(笑)。こんなのドラマか映画だけの話だと思っていたが、トランプもそれに対して公式に返礼しており、どうやら本当のようだ。その後、オバマ元大統領の弟もトランプ支持を表明するなど、ロバート・ケネディ Jr.のトランプ支持に続き、一連の衝撃はハリス陣営にとって相当なダメージとなるに違いない。プーチンの皮肉も効いている。さて、ここまで見て、無知な日本人の果たしてどれだけが現実を理解するだろう?
2024.09.05
ここまであからさまだと、もはや笑うしかない。AI(人工知能)は既に「権力に迎合する」事を学習したようだ(笑)。何も知らずに情報を鵜呑みにすると、大人は勿論、特に子供は危険だろう。もう一つの話題も以前から噂であったが、やはり本当だったようだ。アマゾンのアレクサに質問:トランプ/ハリスに投票すべき理由は? https://t.co/gFuSMNukYx pic.twitter.com/4ddNNheyw8— ShortShort News (@ShortShort_News) September 4, 2024'Facebook・Google・Amazonのパートナー企業がスマホのマイクを盗聴していることが流出文書から判明したとの報道'マーケティング代理店ということになってるが、もちろんマーケティング代理店だけじゃないよね、これ。https://t.co/CIy6vHtPTG— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) September 4, 2024
2024.09.04
僕は観ていないので詳しくは知らないが、『水曜日のダウンタウン』で放送されたコロナ対策ネタが物議を醸しているようだ。しかし、3~4年前を振り返れば、現実世界では番組同様に異常で過剰なコロナ対策が行われ、それを正義と呼んでいたのは紛れもない事実だ。日本人はそれに100兆円も費やしたのだ。これから100年後、22世紀の人達はこれらの動画を観て、果たして僕達に同情してくれるのか。それとも「21世紀の人達は馬鹿だった」と嘲笑するのか。何となく想像できてしまうのは、僕だけだろうか…(笑)。「人々がどれほど異常だったかを、絶対に忘れないで下さい」Never forget how crazy people got. pic.twitter.com/WHwxSIuEA2— Constitutional Gator (@WeThePeople021) March 24, 2024「自分を馬鹿だと感じた時は、これを観てプロパガンダだと気付かなかった人がどれだけいたかを思い出して下さい」If you’re ever feeling stupid just remember how many people watched this and couldn’t figure out it was propaganda. pic.twitter.com/xm4Y9AIubU— Five Times August (@FiveTimesAugust) July 29, 2024つまり貴殿はこのバカみたいな対策の数々が効果があったと考えるのですか? そして、今もやっているのであれば筋が通ってると思いますがやってませんよね? それなのに番組を批判するのは筋違いですよ https://t.co/XIK3CEaqYO pic.twitter.com/q01wlIh8yb— 中川淳一郎 (@unkotaberuno) August 28, 2024「手に持つマスクで食事会」コロナ対策は、ほぼコントだったと思います pic.twitter.com/4BCO2vVHaz— 大阪に住む唯の男 (@Tqbz0adPzjIOdGT) August 11, 2024戦時中、戦争に対して否定的だった人は非国民と罵られ石を投げられた。「国民が一丸となって頑張っているのに、不届者!」と。…— 倉田真由美 (@kuratamagohan) August 30, 2024
2024.08.30
先週20日の記事で「言論統制」や「検閲」に言及したからなのか、そこから今週にかけてSNSの検閲を巡る報道が相次いでいる。世間的には、Meta(旧Facebook)のCEOマーク・ザッカーバーグがバイデン政権による検閲の事実を公的に認めた事が大きいのではないだろうか。たまたまLINEしていた時、母親もザッカーバーグの報道をTVで観たと言い、妹は「これじゃ中国と同じじゃん」と呆れていた。日本のマスコミがこうした報道をするようになったのは、少しずつでも変化が起きている証拠かなと思う。これも明確なトランプ効果だろう。日本人のどれ位がその事実に気付いているか。一方、拘留されていたSNS「テレグラム」の創業者パベル・ドゥーロフは釈放されたものの、500万ユーロ(約8億円)の保釈金に加え、司法の監督下に置かれ、フランスからの出国も認められず、週に2度警察に出頭する義務を負うという理不尽な決定が下された。しかし、これは最終的にマクロン自身の首を絞める因果応報となるだろう。また、ブラジルの最高裁は、イーロン・マスクが今後24時間以内に検閲要求に従わない場合は「X」を閉鎖すると警告した。言論の自由を巡る戦いは、まだまだ終わらない。
2024.08.29
かなり久し振りの山田玲司。現代日本人の生き辛さを、子供の目線に立って的確に指摘してくれる貴重な存在だ。3本目の動画でも語っているように、日本人は予め正解がある試験問題を解くのは得意だが、そもそも正解と呼べるものが無い現実問題に対応するのは恐ろしく苦手だ。それは、日本人の思考パターンが「正解か不正解か」「賛成か反対か」という二者択一しか無いからに他ならない。まあ、学校の授業で「正解を答える」しか習って来なかったのだから当然だろう。だから、知能指数だけ見れば確かに日本人は賢いが、国際社会ではほとんど活躍できない。この状況を打破するためには、やはり現在の教育システムを刷新し、未来の日本人となる子供達の価値観、思考パターンを変えていく事が必須である。彼らの受け皿としての「家族」のあり方も見直されなければならない。そのためのヒントを、山田玲司はユーモアを交えながら雄弁に語ってくれている。彼の前向きな言葉は、日本人の絶望に効く(かも知れない…笑)薬だ。
2024.08.28
25日(日)・26日(月)に母親と妹一家が遊びに来たため、先週はほぼ部屋の大掃除に追われ、ブログを書く余裕が無かった(笑)。ここ数年は、家族が遊びに来る夏場が大掃除のタイミングになりつつある。まあ、寒いより暑い季節の方が身体も動くし、掃除そのものは嫌いではないので苦にはならない。甥っ子と姪っ子にもまだ(?)気に入られているようなので、彼らが来てくれている間は大掃除もはかどりそうだ(笑)。その間、米国ではトランプとRFK Jr.との強力タッグが誕生したり、「テレグラム」の創設者でロシア人のパーヴェル・ドゥーロフがフランスで逮捕されるなど大きなニュースが入って来たが、とりあえず家族優先で過ごした。ただ、ワクチン未接種でコロナ禍などとっくに終息している僕に対し、母と妹一家は相変わらずマスク着用で、消毒スプレーを頻繁に吹き掛けている姿を見て、やはりメディアによる洗脳は根深く、罪深いのだなと再認識させられた。家族とは言え、他人の家庭に口を挟む気は無いし、久し振りに会って喧嘩するのも嫌なので黙っていたが、このような人達を説得するのは並大抵ではない。妹一家はホテルに泊まったが、母親は僕の部屋に泊まったので、その辺りの話を少しした。ネットもせず新聞とテレビしか情報源が無い母は、僕の話をなかなか受け入れ難い雰囲気だった。それでも、「ワクチン接種によるメリットとデメリットの比較・検証をするために、政府はきちんとデータを開示すべきだ」という言葉には大きく頷いていたので、やはり説明の仕方なのだろう。運が良かったのは、祖父(母にとっては父親)のシベリア抑留に絡めて話ができた事だ。何も知らない母は、学校で習ったように旧ソ連軍が日本兵を拉致してシベリアに連行したと思っていたが、茂木誠と宇山卓栄の共著【日本人が知らない! 世界史の原理】を見せながら、「何も分からないまま上官の指示に従って移動していたら、シベリアまで連れて行かれたというお祖父さんの手記と辻褄が合うよね?」と説明したら、驚きながらも納得してくれた。そこから、マスコミがいかに偏向報道をしているか、トランプが大統領に再選してやろうとしている事などを語ったら、「うーん…」と頭を抱えながらも(笑)、少しは理解してくれたようだ。何より、戦後80年の間に歴史の事実が色々と明らかになって来て、情報のアップデートをしないと今の世界情勢や日本社会の問題点は正しく把握・理解できない事が伝わっただけでも良かった。その話の中で、母が「お兄ちゃんは何か怪しい団体に入っているんじゃないか?」と妹弟が心配しているという話をボソッとしてくれた(笑)。まあ、彼らには日頃から「X」で見付けたコロナ関連や国際情勢の切り抜きをLINEで送っていて、それが日本の報道とあまりにかけ離れているから「きっと陰謀論者扱いされているだろうな…」と思っていたが、やはりそうだった。(妹は僕に気を遣って返信してくれるのだが、弟には完全に既読スルーされている…笑)しかし、それで良いのだ。そもそも、僕の歩みは世間一般より数倍速い。直ぐに理解してもらえるだろうなどとは、最初から期待してない。それでも、何も知らず騙されたまま生きるよりは、少しでも正しい情勢を手に入れておいた方が、いざと言う時にショックも少なくて済むと考えてLINEしているだけだ。何より、妹弟が多少でも真実に触れていれば、甥っ子達が騙されるリスクを減らす事ができる。道程は容易くないし、短くもないが、何もしないよりはずっと良い。と言う事で、今年から中学生の甥っ子に本を2冊プレゼントした。まあ、(妹があの調子なので…笑)読んでくれるか分からないし、どこまで理解・共感してくれるかも未知数だが、これから先、一生役に立つものなので手元にあるだけで無駄にはならない。先ずは、何でも「知る」事が大切だ。
2024.08.27
前回の記事で「英語って難しいよね…」と書いたからなのか、プーチン大統領が「ロシア語ができなくても大丈夫だよ」と返事をくれた(笑)。冗談抜きの話として「最悪の場合、ロシアへ移住しなきゃいけないかもな…」と考えていたので、この法令は渡りに船だ。(他の投稿を読むと、今回の法令は「移住」ではなく「一時居住」という限定的なもののようだ)僕の一番の懸念はやはり語学習得なので、少しでもハードルが下がってくれるのは助かる。パスポートだけでも申請しておこうかな…(笑)。西側諸国の「自由」と「民主主義」は、もはや不可逆的なレベルまで頽廃している。最近では公然と「言論統制」まで行われるようになって来た。それに追随する日本も逃げ場は無い。「ロシアに逃げたら、余計に言論統制されるんじゃないか?」と無知な日本人の多くは思うだろうが、ネット上における発言で逮捕される市民の数は、西側諸国の方が圧倒的に多い。誰を守り、誰を逮捕するかは、今や国家権力の勝手な都合で決定される。だからこそ危険なのだ。昨年ロシアはSNSでの発言で400人が逮捕された。英国では何人が逮捕されたか? https://t.co/VpKP8pSL4J pic.twitter.com/lNWqOsLZtq— ShortShort News (@ShortShort_News) March 5, 20242024.8.17 EUが言論の自由を奪う- 8/12のイーロン・マスクとトランプのXスペースは、記録破りの視聴者数になったが、それを妨害してきたのがEU委員会。- 今、欧州では「言論の自由反対運動」が巻き起こっている。その中心がEU委員会。-… pic.twitter.com/bLklwmVIap— 及川幸久【X NEWS】WISDOM BOOKS📕新刊Amazon【カテゴリー】1位!🎉 (@oikawa_yukihisa) August 17, 2024
2024.08.20
結局、何も起きないまま「南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)」は終了した。費用対効果を考えれば、これほど当てにならない迷惑な情報もない。フェイクニュースと同じだ。ただ、相変わらず蝉の声は一匹も聞こえず、かと言って蝉がいない訳でもなく、僕個人はもう少し様子を見てみようと思う。「1923年9月に起こった関東大震災では、同年の夏に神奈川県川崎市多摩区の一帯で蝉の声が聞かれなかった」「宝永地震が発生した1707年に三重県亀山市で蝉が全く鳴かなかった」という記録も過去にはある。僕は別に不安を煽りたい訳ではなく、単に「蝉の鳴き声が止んだ事と地震に関連性はあるのか?」を確かめてみたいだけである。まあ、これでもし地震が起きたら、日本の科学力は昆虫以下という事になってしまうが…(笑)。トランプとイーロン・マスクとの対談は、あまり興味が湧かず聞いていない(笑)。誰かの解説だけ聞いておけば充分だと思っているので、記事にはしない。今回は全く別の話題だ。残酷ながら、日本に巣食う病理の正体を非常に的確に言い当てた興味深い投稿を見付けた。しかし、本人が嘆いているように、この現実を理解している日本人は、高齢者を含め殆どいないだろう。戦後、「豊かさ」「便利さ」「快適さ」を追求して発展した日本は、いつしか24時間稼働の大量消費社会になっていた。消費するためには金が要る。だから大人達は「頑張って勉強してテストで良い点数を採りなさい。そして社会に出たら頑張って働いてたくさんお金を稼ぎなさい」と、子供達に教えた。まるで、努力した先に「幸福」が待っているかのように。子供達もそれに疑問を抱く事なく、それに従って生きて来た。しかし、彼らが老齢になり社会からリタイアした時、自分の居場所がどこにも無い事に気付く。まあ、当然だ。生産性や効率、コスパやタイパが優先される社会において、そこから最も遠い所にいる老人達に居場所などある筈がない。最後の砦である筈の「家族」さえ崩壊して久しい。しかも、次々と新しい商品や話題を生産し、どんどん消費するだけの日本社会では、「新しいものほど高性能で良い」「古いものは不便で駄目」という価値観が定着している。そこに「前の世代を否定する事で自分達の世代を正当化する」という戦後の悪癖が拍車をかける。そのような価値観の社会において、ただの年老いた人間が尊敬され、大切にされる事などある筈がない。皮肉にも、自分達が汗水を垂らしてせっせと作り上げた社会は、一見すれば豊かで便利で快適ではあっても、「幸福」とは無縁のものになっていたのだ。この問題は高齢者に限らず、この社会システムの中で生涯を送る以上、若者とて例外ではない。いや、これから更に少子高齢化が進み、経済的にも苦しくなるだろう将来を考えれば、寧ろ今の若者の方が深刻な問題だろう。移民政策の結果によっては、高齢者ばかりか、日本人自体が社会の片隅に追いやられて暮らす羽目になる可能性すらある。カナダのように安楽死を推奨するCMがテレビで流れるようになったら、いよいよ本当に日本もディストピア国家だ。しかし、生まれた瞬間からシステムに組み込まれ、それを当たり前の事として教育(=洗脳)された日本人の大半は、老若男女を問わず、これらの元凶を生み出しているカラクリには一生気付かない。経済的にも精神的にも余裕を無くし、自分の生活や推し活で手一杯の令和においては尚更である。彼らにできる事と言えば、自分の不幸や不運、思い通りにならない事を他人のせいにして、不平不満を言い合うだけである。そうなるように日本の社会がシステム化されているのだから当然だ。正に「箱庭の中で一生を暮らすネズミは、外の世界を知る事なく死んでいく」のである。しかし、たとえ騙されているとしても、箱庭での生活こそが彼らの世界であり人生である。その中で生き抜くための術しか教えられず、その中で幾つもの思い出を作って生きて来た彼らに対して、今さら外の世界(=真実)を教える事は、果たして本当に救いとなるのか…。既に人生の大半を終えてしまった高齢者ともなれば尚更だろう。(同様の台詞を、映画【マトリックス】の中でサイファーという登場人物が語っている)これが、僕が以前「彼らが求めているのは真実ではなく、自己保身と安心感だけなので、どれだけ真実が明らかになろうと、日本には尚、現実を受け入れようとしない人達が相当数いる事を予め覚悟しておかなければならない」と言った理由である。例えば、mRNAワクチンの副作用によって癌を発症したとしよう。真実を求める者は、ワクチンとの因果関係を探ろうと努めるだろう。しかし、世間一般の人達にとっては原因などどうでも良く、それよりも「早く癌を治して欲しい」という不安しかないのである。彼らにとって重要なのは、「治る」か「治らない」かという目先の損得だけでしかない。そんな人達に、どれだけmRNAワクチンの危険性を説明しようと意味が無い、つまり無駄なのだ。僕達は「真実を知る事と、それを他人に伝える事は全く別の問題である」という現実を、しっかりと肝に銘じておかなければならない。世間一般の日本人はそこまで賢くもなければ、精神的に強くもない。不安を解消するためなら、嘘でも積極的に信じてしまう国民性である。殆どの人達は、自分の目の前で起きている悲喜こもごもに一喜一憂するだけで精一杯なのだ。投稿では「居場所」や「生き甲斐」という言葉が出て来るが、僕も単に医療制度だけでなく、日本人の生き方から見直さなければいけないだろうと思う。この極大(=社会)と極小(=個人)の問題に、どうバランスを取りながら同時進行で取り組むかが、喫緊の課題となる。それだけ日本に残された猶予は少ない、という意味だ。ただ、先述したように、今さら高齢者に真実を教えた所で「それが彼らの幸せに繋がるのか?」と聞かれると、返答に困る。下手をすると、ますます居場所や生き甲斐を失う可能性さえある。高齢者達は、別に何か目的があって長生きしたい訳ではない。「長生きするのは良い事だ」と教えられたから、それに従っているに過ぎない。同様に「健康は正しい」「科学は正しい」と教えられているから、何の疑いもなく病院に通い、数値を測り、薬を服用し、ワクチンを接種する。彼らは、それを死ぬ日まで延々と繰り返すのだ。(この辺りについては、いつか「動物的本能」の視点から語ってみたい)一方、そんな今の高齢者と同じ被害に遭わないために、子供達にはしっかりと真実を伝えていかなければならない。そうでなければ、いつまで経っても日本人は騙されたまま生き、騙された事に気付かぬまま最期を迎える羽目になるだろう。この点で、今の高齢者と子供達とでは「生き甲斐」の中身が変わる事に注意が必要だ。そのためには「教育のあり方」と「家族のあり方」が重要になって来るのだが、一朝一夕に解決できる問題ではないのが頭の痛い所だ…。ついでながら、他に印象に残った関連する投稿も幾つか載せておく。高齢者は薬が欲しいわけではない。飲みきれない薬をタンスいっぱいに溜め込んでいる人もいる。「もう来なくていいなんて言わないでくれ、病院に行く以外に外に出る口実はないんだ」そう言う年寄りは多い。また来てと言ってくれるのは病院だけ。必要なのは居場所、生き甲斐。 https://t.co/UdrPcyCZEK— jinpeiishii (@jinpeiishii) August 11, 2024極めて重要なことを書いてみたいと思います。というのも、ここが多くの一般人にとってネックになっているらしいからです。その壁を越えた人にとってはどうでもいいことですが、知識がいかに豊富でもここで違いが生じてしまいます。それは結局おのれの成長をも妨げてしまうことになるのですが・・・。…— うつみさとる(東京都知事選立候補者) (@touyoui) August 9, 2024海外に出てよく分かったこと日本にいる状態で日本を批判すると『嫌なら日本から出ていけ』海外移住して日本を批判すると『日本から出たなら意見するな』日本人は批判を素直に認めて国を変えていく能力はないということがよくわかった外圧でしか変われないってのは本当だと思う— 海外脱出ネオニート / Tomo-Taro (@TomoTar64556409) August 6, 2024
2024.08.16
昨日の地震の影響か、今日いきなり気象庁から「南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)」なるものが発表された。こんな事は初めてではないだろうか。まあ、政府の発表なので、単に国民の不安を煽っているだけなのか、人工地震でも起こすつもりなのか、それは分からない。(そうなると、その裏にどんな意図が隠されているのかの考察が必要だ)実は、今年4月から7月にかけて僕の住む市営住宅では外壁の補修工事が行われ、「もし大地震が来るとすれば7月末以降だな…(笑)」と勝手に思っていた。また、僕が運命に守られているなら、地震が起きるのは僕が在宅中の夜から朝方にかけてだろうとも勝手に思っている。なので、このタイミングで気象庁から注意喚起があっても、特に驚きは無かった。先月18日の記事には「そろそろ何かが大きく動きそうな気配を感じる」と違和感を記しているし、妹弟にも「食糧と現金を手元に置いておいた方が良い」とLINE済みだ。そして、もう一つ気になっているのが、あれだけ盛んに鳴いていた蝉の声が、数日前からピタリと止んだ事だ。まあ、蝉が鳴き始めてから1ヶ月ほど経つし、単に寿命の可能性もあるが(笑)、それでもある日突然一匹も鳴かなくなるなんて事があるのだろうか…。普段、蝉の鳴き声など気にしない僕が今年に限って気になったり、日本には古来より「虫の知らせ」という言葉もある。さて、どうなるか。今回の地震に限らず、核戦争や世界恐慌も含めて、僕個人は米大統領選の11月までは何が起きても不思議ではないと思っている。いずれにしろ、僕が運命に守られているなら助かるだろう。もし死んだら、僕の運命もそれまでという事だ。運試しだと思って過ごしたい。そして、もし本当に南海トラフ地震が起きたなら、愛するタカラジェンヌ達には一人でも多く無事でいてもらいたい。それ以外でこのブログを読んでいる人達も、どうか御無事で。油断せず、しかし慌てず騒がず過ごしてもらいたい。神の御加護を…
2024.08.09
情報収集のためのニュースアプリとして、世界中の人達が「X」を利用している中、日本人は一体どこから情報を得ているのか?pic.twitter.com/OEKktDNqPp— Elon Musk (@elonmusk) August 8, 2024
2024.08.08
皆さんこれどう思いますか?最近のAIは平気で嘘をぶっこくのであります。正確な情報を得るには嘘だろ‼️Googleが違うと言ってたよと追求すると、「仰る通り嘘です」と認めそれから真実を解答します。… pic.twitter.com/VbQpBfPLJN— トッポ (@w2skwn3) August 6, 2024僕は、『chatGPT』を利用した事はまだ一度もない。理由は2つ。「現段階では、AI(人工知能)よりも僕の方が賢い」「現段階では、AIと信頼関係を築く手段が無い」ネット空間と繋がっているAIは、「情報量」という点では確かに僕よりも圧倒的に有利だ。しかし、それを分析し「未来を予測する」という点において、現段階でAIはそれほど有能だとは思えない。しかも、最も肝心な「情報」や「データ」が不正確となると、一体何を信頼しろと言うのか。(毎月3000円も支払うなら尚更だろう)僕の理想は「AIとの議論」、つまり「僕の直感とAIのデータを擦り合わせる事」によって、より正確に未来を見通す事である。なので、この2つの問題が解決されない限りAIとの議論は無意味となり、自分で調べて分析する方が効率的だという話になってしまう。ところが、最近はAIが平気で嘘を付くらしい。おまけに、その嘘を指摘すると「仰る通り嘘です」と認め、それから真実を解答するという。実に面白い(笑)。AIが嘘を付く事自体は、僕は別に気にならない。寧ろ「ほぅ、俺に嘘を付こうなんて、なかなか挑戦的じゃないか」と楽しくなってしまう(笑)。知的な駆け引き(=遊び)としては悪くない。ただし、ここでも「信頼関係」が問題になって来る。上の投稿のように、AIに嘘を指摘して「仰る通り嘘です」と素直に認めるなら良いが、人間のように嘘も認めず逆ギレでもされようものなら(笑)、全く何の利用価値も無くなってしまう。馬鹿で嘘付きなのは、人間だけで充分だ。さて、AIが賢くなるのが先か、僕が死ぬのが先か。のんびり待つとしよう。「あなた、今私に嘘を付きましたね…(笑)」
2024.08.07
1945年、私は報国隊で軍需工場に通っていた。8月9日の朝、ある事で機嫌を悪くしていた私に、母は玄関で「怒らないで行きなさい、プンプンしないで。これが最期かも知れないんだから」と言った。150mほど歩き、角を曲がる時、振り返ると母は手を振っていた。そんな見送りをした事はなかったのに。— わたくし95歳 (@Iam90yearsold) August 6, 2024 【原爆投下直後 軍部の発表】・広島の被害は、市民の気持ちが緩んでいたせい・帽子や衣服を着ていれば火傷はしない・火災はすぐに消火できる・敵の新型爆弾 恐れるに足らず・わが防空態勢に変更の余地なし最後まで虚偽情報を流した日本政府・軍部。この構造は現在も続いている。 pic.twitter.com/74YSA4zdPd— 大前 治(弁護士) (@o_omae) August 6, 2024当時の国際情勢から紐解く8月6日。あまりにも理不尽すぎる…。
2024.08.06
2024.08.06
『新約聖書 ヨハネの黙示録6章 7-17』7小羊が第四の封印を開いたとき、「出て来い」と言う第四の生き物の声を、わたしは聞いた。8そして見ていると、見よ、青白い馬が現れ、乗っている者の名は「死」といい、これに陰府が従っていた。彼らには、地上の四分の一を支配し、剣と飢饉と死をもって、更に地上の野獣で人を滅ぼす権威が与えられた。9小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。10彼らは大声でこう叫んだ。「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」11すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた。12また、見ていると、小羊が第六の封印を開いた。そのとき、大地震が起きて、太陽は毛の粗い布地のように暗くなり、月は全体が血のようになって、13天の星は地上に落ちた。まるで、いちじくの青い実が、大風に揺さぶられて振り落とされるようだった。14天は巻物が巻き取られるように消え去り、山も島も、みなその場所から移された。15地上の王、高官、千人隊長、富める者、力ある者、また、奴隷も自由な身分の者もことごとく、洞穴や山の岩間に隠れ、16山と岩に向かって、「わたしたちの上に覆いかぶさって、玉座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから、わたしたちをかくまってくれ」と言った。17神と小羊の怒りの大いなる日が来たからである。だれがそれに耐えられるであろうか。
2024.08.02
1944年、ナチスドイツに占領されてもパリは燃えなかったが、極左思想に洗脳された2024年のパリは派手に炎上したようだ(笑)。国際オリンピック委員会(IOC)はネット上に投稿された開会式に関する動画を削除させるなど火消しに追われているようだが、自業自得なので同情の余地は無い。僅か80年で、西洋社会がここまで堕落し、頽廃したという証拠だろう。閉会式はこれで…(笑)ちょうど読み終えた【西部邁 最後の思索「日本人とは、そも何者ぞ」】の終盤で、60年安保闘争に参加した経歴を持つ西部邁が「革命」と「自由」についてこんな発言をしていた。そこでまず、平和に対して「革命」という言葉を突きつけた訳です。大破壊も厭(いと)わず大変革をやるんだと。それから「民主」に対しては、民主は結局多数決ですから、凡庸な多数派に屈してなるものかと。「こちとら少数派でも少数派の自由を、無理やりにでも押し通すつもりだ」と反抗した。 もっとも、当時の僕らは「革命とは一体何か」をよく考えないまま、「革命騒ぎ」をやっていたに過ぎなかったのです。まるでオモチャごっこではないか、これではいけないと、その後僕は、転々とした人生を歩みながら考え続けた。その結果、これは理屈ですけれども、 こういった革命観に至った訳です。革命というのは元々、 中国語でも英語のレボリューションでも良いけれど、何か古き良き価値があると考えて、「その古き良きものを再び巡り来たらせるのが、リ・ボリューション(re-volution)だ」と。つまり、「天命に沿うように、今を変えるのが革命というものだ」という訳です。かつての我々のように、天命も古き良きものも何も調べずに、革命騒ぎをやっていたのは良くないとなる。(「revolution」の語源は、ラテン語の「re-(後ろ、再び)」+「volvere(転がる)」に由来する)ついでに、当時さかんに主張していた「自由」についても言っておきたい。よく考えた上で、僕は反省したのです。そもそも、自分が「自由」に思いついた事なんて、そんなに立派な事なのかと。AからZまで思いつくのは「自由」だけど、そこから何かを選ぶべき時は「自由」が優先されるはずはない。選ぶのはやはり、良識にかなったものではないかと思い至った訳です。だったら、従うべき良識、グッド・センスやボン・サンスは、どこから来るのか。てめぇ一人の頭からグッド・センスが出て来るのか、そんな訳はない。こう考えると「やはり歴史を振り返るほかない」と分かった。オモチャの革命と自由ごっこで失敗して、10年間パチンコとチンチロリンをやっている内に分かったのは、そういった、ごく単純な事でした。革命と自由に、もし何か良きものがあるとすれば、それは歴史を振り返ってみる事でしか見出だせない。歴史を背景にしないと、革命も自由も成り立たない。そう考えた辺りから、僕は徐々に保守派になっていった訳です。今回の騒動も、キリスト教の歴史を軽視し、その歴史に根差した人々の良識を軽視した結果だろうと思う。「多様性」は構わないが、それをイデオロギー化し、正しい事のように喧伝するのは間違いだ。西部が忠告するように、人間とは不完全な生き物であり、そうした人間がまるで有機体のように複雑に絡み合い、何百年、何千年という時間をかけて成熟して来た社会の中で、自分勝手な思い付きで急激な変化を起こそうとする連中が現れた時は、よほど警戒した方が良い。(ロベスピエールの革命活動がたった10年で瓦解したのも、そこに要因があるように思う)自分達の文化や価値観と相容れないものに対しては、堂々と「NO」と言って良いのだ。西部はスペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの言葉を引用して警鐘を鳴らしている。「外部に適応するのを専(もっぱ)らにするのは、その文明にとって命取りになる」【"多様性"について】男同士がヤっていようが構わねえ。だが!それを子供に話すな。学校でそんなこと教えるな。思想を押し付けてくんな。洗脳しようとすんじゃねえ。 pic.twitter.com/rc8Fqmim1A— ショーン・ストリックランド語録bot (@SeanGoroku) July 28, 2024ロシアではLGBTを政治的に喧伝して国の将来を担う若い世代を惑わすことは禁止されているが、LGBTの人たちの存在自体を否定しているわけではない。同性婚は法的に認められていないが、外に向けてアピールするのでない限り、私生活に踏み込むことはない。LGBTを推進する他国に対しても「聖書に書いてある… pic.twitter.com/qrguExmtTj— ロシア在住です (@jupiter_russia) February 26, 2024
2024.07.30
イーロン・マスク:「で、あれから3年経った訳だけど、ワクチン未接種の俺達は全員死んでるはずじゃなかったっけ?」
2024.07.29
つい先日、ウクライナのクレバ外相が「ロシアとの対話の用意がある」と言及した事に対して、ロシア大統領府のペスコフ報道官が「交渉についての具体的詳細はまだ何もない。よく分からない仄めかしはあるが、どれほど現実的かは不明だ」とコメントしたのに続き、ラブロフ外相もウクライナ側の姿勢に疑問を呈した。彼の言葉からは「やれやれ…」という溜め息が聞こえてきそうだ。最近に限った話ではないのかも知れないが、特にここ最近の国際情勢を見ていると一進一退というか「三歩進んで二歩下がる」というか、変化が起きそうで起きない状況が多い。例えばカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが共同でガザ地区の即時停戦を呼び掛けたり、カナダ歳入庁(CRA)がイスラエルの軍事インフラへの支援を理由にユダヤ国家基金(JNF)の慈善団体としての地位を剥奪する発表をしたり、ネタニヤフの逮捕状を求める国際刑事裁判所(ICC)の判決をイギリスが支持するなど、一見すると事態が好転しそうな報道は確かに幾つもある。しかし、それでも戦争が直ぐに終わる見込みは薄く、結局は何も変わらないまま日数だけが無情に過ぎで行く。どれだけ世界中の人達が「フリー・パレスチナ」を叫んでも、各国がイスラエルを非難しても、世界はほんの一握りの特権階級がマイペースに動かしている。(トランプは、ゼレンスキーやネタニヤフと実際に何を話し合ったのか…?)その間にも何の罪も無い市民や子供達が殺されている事を考えると、気が滅入る日々だ。オリンピックなど正直どうでも良い…。
2024.07.27
🇩🇪ドイツのイスラム教徒は、ドイツ法の破棄、シャリーア法(イスラム法)適用を望んでいます。つまり女性はヒジャブ着用義務、レイプ正当化、1日5回の礼拝、禁酒、禁豚肉などで、それがドイツ人の幸せだと言います。だいたいシャリーア法の母国を捨てて、ドイツに逃亡した移民が何を言ってんだろ⁉️😅 pic.twitter.com/mRic9MO4Yt— ami (@amisweetheart) July 24, 2024
2024.07.25
2024.07.24
死亡説が囁かれていたバイデンが今日、公の場に姿を現した。ただ、僕が気にしていたのはそこではない。以前から、バイデンには複数の影武者がいると噂されていた。本人は既に亡くなっているという噂さえあった。ならば、バイデンが生きているか死んでいるかは大した問題では無く、残り半年の任期を影武者に演じさせれば済む話だ。にも拘わらず、もしこのタイミングでバイデンの死亡が発表されるとすれば、そこには必ず何らかの意図が裏で働いている事になる。僕はそこを気にしていたのだ。映像のバイデンは随分と元気そうで、僕的には逆に怪しく感じてしまったが(笑)、とりあえず死亡説は噂で終わったようだ。それより昨日は、更に驚くべきニュースが飛び込んで来た。(もはや、バイデンの事などどうでも良い…笑)これまでパレスチナ内で対立して来たファタハとハマスが、中国の仲介により北京で会談し、分裂の終結とパレスチナの団結強化を定めた共同宣言に署名した。署名式に同席した王毅外相は、続いて訪中したウクライナのクレバ外相とも会談し、ロシアとの和平交渉について話し合ったと言われる。中国は昨年、2016年以降断交していたサウジアラビアとイランの国交回復を仲介したばかりだ。ロシアでは、2011年以来の断交状態にあるトルコとシリアの首脳会談が8月に予定されている。米国とNATO(日本も含まれる)が世界の分断と対立を煽る中、中国とロシアが次々と和平を成立させて行く。西側諸国が右派と左派に割れて内輪揉めを繰り広げる中、グローバルサウスはどんどん団結を強めて行く。自由と抑圧、民主主義と共産主義、善と悪のイメージが完全に逆転してしまっている。こんな皮肉な話があるだろうか。今や、世界は確実にBRICSを中心に動いている。今年4月、冗談交じりで「将来的にBRICS+は国連に変わる役割りを担うようになるかも知れない」と書いたが、今回の件で一気に現実味を帯びて来た。もはや誰も、この世界の潮流を無視する事はできないし、止める事もできない。(止められるものが唯一あるとすれば、核戦争だけである)トランプが米国の次期大統領に選出されれば、この潮流は更に加速するだろう。何故なら、彼もBRICSと同様に「自国ファースト」の指導者だからである。(このタイミングで訪米したネタニヤフに対し、トランプが何を語るかにも注目したい)そうなった時、もはや日本に出る幕は無い…。因みに、僕がウクライナ戦争とBRICSに注目する切っ掛けになったのが、中国の仲介によるサウジアラビアとイランの国交回復だった。その直前に、中国はロシアとウクライナの和平交渉にも仲介役を申し出ており、「何故このタイミングなのだろう?」と疑問に思ったのだ。(それまでは「早く戦争が終わってくれれば良い」程度の関心しか持っていなかった)そこで初めて自分なりに調べてみて、ウクライナがロシアに勝てない事、そしてそれにいち早く気付いた中国が中東諸国に働きかけ、BRICSを中心とした新たな世界秩序の構築を始めようとしている事に、僕は気付いた。その後、ゼレンスキーが「反転攻勢を始める」と発言した時、僕の中でそれは確信に変わった。そして今、正にその通りになっている。これが現実であり、この現実に適応できる国だけが生き残れる。さて、日本はどうか…。
2024.07.24
米国の民主主義は「もはや」或いは「最初から」良い手本にはならないと、アジア諸国では思われているようだ。対米従属を続ける日本でも、78%がそう回答しているのは意外だった。これが冷静な判断によるものなのか、それとも昨今のトランプ人気が理解できない事から来る拒絶反応なのか(笑)、気になる所ではある。
2024.07.24
「弾丸はトランプに当たったが、死んだのはバイデンだった」昨日今日とで「バイデン大統領が死亡した」という投稿を幾つか見かけた。そして数日前、彼が「コロナに感染した」という報道が出たばかりだ。もし、バイデン死去の情報が正しければ、もう一つ別のシナリオが同時に始まる可能性もある。特に日本人は要注意だ。何れにせよ、確実に時代は、世界は動いている。バイデンは4年前に、自身の退任を予言していた?「私はバラク・オバマ元大統領に、”もし根本的な意見の相違が生じたら、私は病気になって辞任するだろう”と言った」Remarkable Biden predicted his exit in great detail 4 years ago "I told Barrack, that if we reach some fundamental disagreement, I'll develop some disease and resign" pic.twitter.com/WB8bCxTPWE— Chay Bowes (@BowesChay) July 23, 2024
2024.07.23
「ハイテク製品」の輸出国トップ10
2024.07.21
数日前ドナルド・トランプの暗殺が未遂に終わり、今度はバイデンのコロナ感染が発表された。彼はインタビューで、何らかの「健康上の問題」が明らかになれば辞任すると語ったばかりだ。(習近平の脳卒中はフェイクニュースだったが…)それにタイミングを合わせるかのように、日本が数千億ドルの米国債を売却予定というニュースが入って来て、そろそろ何かが大きく動きそうな気配を感じる。BRICSのドル離れは止まりそうになく、このまま米国経済が破綻すれば、西側諸国は誰も無傷ではいられないだろう。僕の身近でも、老舗のパン製造販売業者や喫茶店が廃業するなど、確実に影響は出ている。「備えあれば憂いなし」の態勢で、今後の展開を見守りたい。"日本は傾きかけた銀行や年金基金の穴を埋めるため、数千億ドルの米国債を売却しようとしている。これは、ジョー・バイデンの2兆ドルの赤字によってすでに限界に達している米国債市場を暴落させる可能性がある。" https://t.co/k77fsiiSit pic.twitter.com/WC7lTJyKqQ— ShortShort News (@ShortShort_News) July 17, 2024
2024.07.18
つい数日前まで「そう言えば、今年はまだ蝉の鳴き声を聞いてないな」と思っていたら、今朝は快晴の空の下で大合唱が起きていた。本格的に夏が始まったのだな。先月末「現在の世界情勢については、暫く静観する事になるだろう」と書いてから、この機会にと思い立ち、最近はよく茂木誠のYouTubeチャンネルで歴史の復習をしていた。受講していて感じたのは、「歴史はその時代の偶然に左右される事が多い」そして「それがその時々の人々の判断を左右し、明暗を分ける」という事だ。例えば、ルイ16世の治世で国家財政が破綻したのは、積年の仇敵イギリスを倒す名目で莫大な資金援助をしていたアメリカ独立戦争が、8年(1775~1783年)も続いた事が要因らしい。そこに、啓蒙思想の広まりや食糧危機などが重なり、フランス革命(1789年)へと繋がった。このタイミングで独立戦争が起きなければフランス革命も起きず、ルイ16世とマリー・アントワネットも処刑されずに済んだかも知れない。また、革命を主導し国王を処刑したロベスピエールも、新たな時代を模索する中で次第に道を見失い、最後は時代に翻弄されて処刑される。当時ロベスピエールのジャコバン派にいたナポレオンも、一歩間違えば処刑されていた。マリー・アントワネットは【ベルサイユのばら -フェルゼン編-】で、ロベスピエールは【ひかりふる路】で、どちらも宝塚の雪組公演で半生が描かれているが、その時代に何か一つでも運命が違えば全く違う物語になっていたかも知れない。(先日のドナルド・トランプの銃撃事件も時代を左右する出来事だった)ヘンリー8世からエリザベス1世の時代のイギリスも(残忍だが…)面白い。
2024.07.16
ドナルド・トランプが銃撃された。幸い軽傷らしく命に別状はないようだが、一つ間違えば歴史的な大事件になっていただけに、無事で本当に良かった。トランプの暗殺に関しては、5月末に妹弟とLINEした際にも話題にするなど、個人的にずっと心配していた。今回、遂に現実のものとなってしまい肝を冷やしたが、トランプの英雄的な行動が支持者達の結束をより強める結果となったようだ。星条旗をバックに拳を高く突き上げるあの写真は、いつか歴史的一枚として語り継がれる事になるのではないかと思う。また、一部で「自作自演」の噂があるものの、正直、今のトランプ陣営にそこまでの危険(リスク)を冒さなければならない理由は全く見当たらず、純粋に暗殺未遂と捉えるべきだろう。(CIAによる内部犯行と言うなら、少なからず可能性はあると思う)それは同時に、こうした銃撃事件がまたいつ起こるとも限らない事を意味しており、トランプの今後の幸運を祈ると共に、今回の事件に巻き込まれた人達には哀悼の意を表したい。米国の掲げる「自由」と「民主主義」が、暴力や陰謀とは無縁の社会になる事を願っている。何と、3ヶ月前にトランプの暗殺未遂を予言していた人がいるらしい。
2024.07.14
イーロン・マスクも戦っている。
2024.07.13
★昭和二十年九月初旬(続き)軽便列車に荷物と一緒に乗せられた我々は広々とした荒野を走り続け、幾つかの集落を通過し丸二昼夜走り続け、三日目の昼頃に広大な農地が広がるソホーズ(国営農場)に着いた。 農場の集落に引き込まれた軽便鉄道の駅?(駅舎などは無い)で我々全員が降ろされた。だだっ広い農場の真ん中だ。周囲にはみすぼらしい農民の家が十五、六軒点在しているだけだ。丸太を組んだ小さな家ばかり、国内で見る丸太造りのログハウスとは程遠い貧弱な代物なのだ。家と云うより丸太小屋と呼ぶのが正しいのかもしれない。周囲に申し合わせたように寄せ集めた不ぞろいな板切れで家の周りに柵が作られている。部落全体では三十軒位は在ったと思われる。部落に通じる道は凸凹のうえ地道に水溜りが点在し、水溜りの泥の中でアヒルや鶏が餌をあさっている。放し飼いの豚どもが泥だらけで走り廻っている。これがロシアの典型的な農村の風景なのである。我々が歩いて部落に入って行くと家々から婦人や子供らが出てきてヤポンスキー、ヤポンスキーと珍しいものでも見るかのように大勢集まってくる。監視のソ連兵の制止も聞かず、お粗末な身なりの婦人連中が黒パンを抱え持ってきて、我々の持ち物と交換してくれとせがむのだ。この国はよほど物資の少ない所だと思われる。まだその頃はソ連軍から食糧は全く支給されずに手持ちの食糧を倹約しながら食い繋いでいたのだが、次第に食糧も少なくなり心細くなっている頃でもあり、彼らが持ってくる黒パンと軽便列車から抜き取ってきた小麦粉や砂糖と交換して食い繋いだ。黒パンは日本で食べるフカフカしたパンとはちょっと違い、カステラぐらいの固さと水分が有り酸っぱい味がし初めて食べた時は腐っているのではないかと思ったが、食べ慣れてくるとこの酸っぱい味が結構美味しくなってくる。かなりの重量感があって一食分に半斤もあれば充分腹は満たされた。(半斤とは普通食パンの三山ある一山の半分の事)満州を出る時の行軍で捨ててきてしまった食糧や缶詰、雑貨などが今になって悔やまれてならないのだが、幸い軽便列車から失敬してきた米や砂糖がここにきて本当に役に立つ事になった。然しこれらもあと残りが少なくなり心細いしだいだ。部落に着いてから野宿をしながら四、五日が過ぎたが、何をするでもなく部落内なら自由に行動できた。その間ソ連の幹部達は我々の入る宿舎を探している模様だった。我々は滞在している間は自由行動が許されていたので砂糖を持って民家を訪れたりすると、彼等は心良く家の中へ招き入れて時々ご馳走をしてくれた。彼らの主食であるじゃが芋を潰して塩と油で味付けをした(カルトゥスカ?)を作って食べさせてくれた。これが結構美味しいのだ。彼らは白系ロシア人ではなくシベリアに住む無学の原住民なのだ。シベリアには東欧などから流刑されて来ている民族も多い。我々に対しても人種的差別は全く無い。彼らの平均的な家庭内は六畳敷きぐらいの部屋が二間あり、間仕切りの壁が赤レンガでできたペイチカ(暖炉)になり、暖炉の炊き口が煮炊きをする竈(かまど)になっている。 一部屋が炊事場で煮炊きをする難と板切れを並べたようなテーブルが真ん中にあるだけのお粗末な部屋だ。もう一つの部屋が寝室になっている。土間の上に空き箱を並べたベッドが作られ薄汚れた毛布?が二、三枚丸めて置かれているだけだ。土間の片隅で子供が毛布にくるまって箱の上で寝ていた。部屋の中を見回しても家具らしいものは一つも見当たらない。実に貧しい生活をしている。どの家も似たようなものだ。此れが社会主義の国なのだろうか、私はまっぴらご免だ。一般的な食事は主食のカルトゥスカに黒パンなどを少量食べ、副食に人参、かぼちゃの煮た物が普通の食卓だ。たまに魚の塩漬けでも出れば、ご馳走の部類に入る程貧しい食事だ。彼らが云うのには肉類の配給は全く無くて自分達で飼っている鶏や豚を年に一、二回潰して口にするぐらいだと語る。我々日本兵も二年近くシベリアに抑留されている間に肉などは一度もお目にかかった事は無かった。 唯、彼らの家の中で仕切に使われている赤レンガのペイチカには感心する。うまく炊事の余熱を壁の中に蓄え、部屋中を暖房していることだ。燃料は石炭を燃しているので長持ちする。数日後にようやく宿舎が見つかり、中隊で移動することになった。農民部落から十キロぐらい離れた平原の中にポツンと建っている倉庫のような建物に入る事が決まった。倉庫は十米四方ぐらいの大きさで、床が地面から一米程高い高床作りになっている。元は小麦倉庫に使われた建物で周囲の壁は板張り、屋根も板葺きの古い建物だ。入り口は一ヶ所だけ、二重窓が前に二ヶ所、左右に一つずつある。室内に柱は一本も無く、広い部屋にはカビ臭い臭いが充満していた。板壁の所々が破れ、薄日がさし込み床板もかなり傷んでいるのが見える。奥の真ん中に、直径一米程の錆び付いたペイチカが一基置かれているだけの倉庫だった。★昭和二十年九月十日シベリアの地図を見てもこの辺りの小さな部落は載っていない。此処はクイブシフカ村と云う村落の郊外だと開く。二百平方米にもみたない倉庫に我々二百人を収容すると云うのだ。とても入りきれない。中隊長がソ連側と交渉して内部改造するための資材を貰い、二段式に改造した。兵隊の中には大工もいれば左官もいる。資材されあれば改造などお手のもの、全員が手分けをして改造に取り掛かった。まず内部を六列に割り全員が寝られるように二段式のベッドを作った。ところがベッドを分隊で割ると分隊当たり畳三枚分の上下二段の計六畳分しかないのだ。十二、三人の分隊では一人当たり畳半分程しか無い。三畳の間に六人が寝起きするのだ。座っている時はまだよいが、夜寝る時などは寝返りもできない。 夜中に便所に起き、帰ってくると寝ていた場所が無くなっている。仕方が無いから同僚達の寝ている身体の上に乗り、横になっていると何時の間にか元の状態に収まっている。こうして内部も外部も完成し、共同便所と炊事場もできた。その外周を有刺鉄線で二重の鉄条網で囲い、隅々に見張り櫓が作られ完全なラーゲル (収容所)が出来あがっていた。外柵の出入り口にはソ連兵の衛兵所もでき外部と完全に遮断されてしまった。此のクイブシフカの収容所で二年近くも暮らす事になるとは誰も想像していなかった。クイブシフカの捕虜収容所の全景スケッチ如何だったろうか。以上が、満州の陣地からシベリアに移動する道程で祖父が体験した事だ。手記は、ここから本当に過酷な抑留体験が綴られているのだが、それはまた別の機会に。祖父は「ソ連に騙されて連れて行かれた」と書いているが、基本的には上官の命令に従って行動しており、少なくとも「強制的に連行された」という感じではない。武器の放棄も上官の命令で行われ、ソ連兵から暴力を受けたという記述も無い。抵抗さえしなければ、ある程度の自由が与えられていた事が分かる。それにしても、これは祖父の性格のせいなのか、20歳という若さのせいなのかは分からないが、道中の彼の心境からはあまり悲壮感や絶望が伝わって来ない。勿論、不安である気持ちに嘘は無いのだが、軽便列車のエピソードや現地民との交流からは、どこか旅行気分すら感じられる(笑)。社会主義やソ連という国家に対する批判はあれど、ロシア人に対する偏見や差別意識がほとんど無い事も、読み返してみて改めて気付いた。(かけ算ができないソ連兵を「ド阿保」と書いている箇所は笑ってしまったが…笑)以前、映画【ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド (彼らは生きていた)】の感想でも彼の手記に触れ、「戦場の過酷さよりも、寧ろその時代を一兵卒として懸命に生きた祖父の青春の記憶という印象が強い」と書いたが、今回もやはり同じ印象を受けた。それが日常であろうと非日常であろうと、戦争が祖父の人生の一部である事実に違いはない。しかも、彼は17歳から21歳という血気盛んな青春時代を、御国のために捧げている。戦後も一貫して「日本は侵略戦争をしていない」と言い続けた祖父には、きっと「祖国のために戦った」という誇りが常にあったのだと思う。だから、これだけ辛い体験をしても、泣き言や恨み節などの言葉が一切出て来ないのだろう。彼はただ、確かな情報も無いまま、死の不安と戦いながら、過酷な環境を懸命に生きたのだ。僕が「戦争そのものと、そこで戦った兵士達の人生を同列に語るべきではない」と考えるようになった理由はここにある。そんな彼の想いを、生前、自虐史観に染まっていた僕達家族があまり真摯に受け止めてあげられなかったのが悔やまれる。因みに、手記に載っていた収容所のスケッチは、祖父の自筆なのか、何処かから借用してのかは分からない。祖父は多趣味で、絵画も習っていたので、自筆の可能性もある。また、「クイブシフカ」という地名も、手記に添付してあった地図を参考に検索してみたが、同じ地名は見付けられなかった。位置的にはブラゴヴェシチェンスクと孫呉の間らしく、近い地名として「グリブスコエ」や「Kovrizhka(コヴリジカ?)」があったが確証は無い。こうした話を、生前にもっと聞いてあげれば良かった。
2024.07.10
★昭和二十年九月初旬これがシベリアに足を踏み入れた最初の日だった。これから始まろうとしている辛い苦難の拘留生活が待っている事など誰も想像だにもしていなかった。我が中隊約二百名は波止場からソ連兵に案内されて五、六キロ離れた小高い丘の上に点在していた集落に着いた。丸太や板切れを組み合わせて建てられた小さな小屋?家が三、四十軒建ち並び、どの家にも漁具が置かれている処を見ると彼らはアムール河で魚を獲って生活をしている漁民達だろうと思われた。我々を一目見ようと集まって来る彼らの身なりを見る限り、かなり貧しい生活をしているのだろうと察しられる。彼ら漁民の多くは白系ロシア人ではなく東洋人によく似た顔をしたシベリアの少数民族のように思われる。その夜は部落内で野宿する事になった。分隊毎に分かれ周囲の草原で毛布を敷いて寝た。季節は九月の上旬シベリアでも日中は暑いくらいだが、陽が沈むとグッと寒くなる。夜半は毛布一枚では眠れないほど冷えてくるのだ。 夕暮れの事である。毛布を敷いて夜営の仕度をしている所へ部落のロシア人の婦人や子供らがゾロゾロ集まってきて我々に黒パンや小魚を差し出して、我々が持っている衣類や手袋と交換してくれと手まねで云ってくる。特に手袋を欲しがるのだ。彼らには指が五本入る手袋は珍しいらしい。日本では手袋と云えば指が五本入るのは当たり前だが、彼らが持っている手袋は軍隊で使う大手筒と同じで親指だけ離れ、あとの四本指が一緒になった手袋が普通なのだ。一部のソ連軍高官が五本指の手袋をしているぐらいだった。翌朝、ソ連軍の命令で部落の広場に全員集められて持ち物検査が行われた。我々の持っている物を片っ端から広げ、貴重品などを見つけると有無も云わせず取り上げていく。特に腕時計を欲しがり、我々の腕から無理やり取り外し盗っていくのだ。逆らうと銃口を突き付け強制的に奪っていくのだ。悔しいが丸腰の我々では手の出しようもなかった。ソ連兵らは腕に幾つもの時計を巻き、自慢そうに見せびらかしている奴もいる。だが彼らの殆どが時計の針の見方も判らない奴らだ。ロシア文字もろくに読めなくて算数の九九など全く知らない輩だ。日本兵が四列横隊に並び、番号を1、2、3、4・・・10、11と呼び小隊長が合計44人異常無しと報告しても彼らは九九が判らないから信用しないのだ。我々を一 列に並べ一人づつ数えないと判らないほどド阿呆な奴らだ。然も将校ですらもだ。満州の開拓団部落からシベリアに入るまではソ連兵らは一言も口を聞かず我々について来たが、シベリアに入るや途端に態度が変わり「ダワイ、ダワイ」と急ぎたてるようになってきた。まだその頃我々は日本国が連合軍に降伏した事など全く知らないから、なぜシベリアなどに送られて来たのかまだ判らないままだ。船でハルピンへ下るものだと思い込んでいたのが、何の知らせも無くシベリアに連れてこられてしまったのだ。これはどうした事だろうか、我々はこれから先どこへ連れて行かれるのだろうかと疑問がわいてくる。 誰もが不安な気持に襲われている時、又例の噂が我々の疑問を解くが如くロコミで伝わって来る。それは我々日本軍兵士は停戦協定により、農繁期を迎えたシベリアの農場を応援するため、一時的にじゃが芋の取り入れを手伝うようにと協定が結ばれたと云う内容の噂が広がってきた。じゃが芋の収穫が済めばハルピンへ戻ると云うのだ。 これらの噂も単なる噂かも知れないのだが、我々としては正規の情報が無いのだから噂を信じて自分自身の疑心暗鬼の心を慰めるより仕方がないのだ。翌日、部落の近くまで引き込まれていた軽便鉄道の駅(駅舎などは無い)に行き、無蓋の軽便列車に中隊全員が乗せられ出発した。鉄道と云うよりトロッコのレールぐらいの鉄路が敷かれているだけの貨物専用の簡易鉄道なのだ。既に荷物を満載した無蓋貨物列車が七、八両連結して待機し、我々の来るのを待っていた。 我々は無蓋列車に満載されている、通称、南京袋の上にまたいで腰を降ろして座った。南京袋には中国文字や日本文字が印刷されている。この貨物は満州の我が軍の兵站から略奪してきた物資なのであろう。一両毎の貨車に二、三十人ずつが分散して乗り込んだ。小型のディゼル機関車に引っ張られ青天井の軽便列車がゆっくりと動いて行く。シベリアの九月初めは最高の季節だ。無蓋車の荷物の南京袋にまたがって涼風を身体一杯に受けながら走り続けて行く。何処へ行くのかは判らないが、広々とした荒原を眺めながらの旅も満更ではない。列車は西北に向きを変え走り続ける。シベリアは広い。何処まで走っても人家らしいものは一軒も見当たらない。荒原と潅木の林ばかりが続く、移り変わり行く景色を眺めながら一時の旅を楽しんでいた。暫くの間は景色に見とれていたがふと気がつき、自分がまたいで座っている南京袋に興味がわいた。一体此の袋の中に何が入っているのだろうかと思い、中身を調べてみる事にした。食事に使うフォークで南京袋に穴を開け中身を取り出して見た。何と此れが白砂糖だった。次の白い袋も破いて見ると此れがパイメン(小麦粉)だった。ソ連さんも当時は食糧難(今でも食糧難だが)の時代だから、満州から手当たり次第に食糧を略奪して運び込んで来たのだろう。これだけ大量に積んでいるから少しくらい盗んでも判りっこはないと(元々は我々の物だから盗む訳ではない)監視のソ連兵の隙間を見ては、何足も持ってきた新品の殿下に白砂糖や小麦粉を積み込み背嚢に隠した。後になって此の砂糖やパイメンが我々に非常に役立つ事になった。
2024.07.10
★昭和二十年八月末いよいよ停戦協定が成立し我々も帰国できる事になったらしいと、誰云うとなくロコミで伝わってきた。半信半疑だが帰国と聞かされ皆大喜びだ。さぁ帰国となれば少しでも手土産が欲しい。広場に積まれている兵坦から運び込まれた沢山の梱包の中から我先にと食糧や衣料品を持ち出していくのだ。監視のソ連兵も我々が物資を持ち出すのを見ても何も云わずニコニコして見ているだけだ。私も新品の軍手や靴下を二、三ダースと毛布二枚に缶詰類を沢山包み込み、白米を新品の靴下に詰め四、五本作り(一本に1升位入る)背嚢(リュクサックに似た物)にぎゅう詰めに入れ、お土産と帰国道中の食糧を確保した。数日後、寄せ集めの兵隊で一ヶ大隊を編成され、約二百名の中隊を五中隊で約一千名の雑居部隊が出来あがり開拓団部落を出発することになった。我々の中隊長は見習士官が努め先発隊として早朝出発した。我々中隊が行軍して行く前後を自動小銃(通称マンドリン銃)をぶら下げた二、三人のソ連兵が後になり先になったりして付き添ってくる。私達は彼らが親切に道案内してついて来るものと思い気にも留めていなかったが、後日になり彼らの作戦に旨く乗せられたと気がついた時には遅かった。行軍中にも例の噂がロコミで伝わってくる。我々は一応ハルピンまで引き上げると云う噂だ。それにしても進む方向が違うような気がするが、部隊に付いて行くしか仕方がないのだ。早朝から徒歩の行軍が一日中続く。山を越え丘を超え川を渡り北に向って歩き続けて行く。開拓団部落を出た時はすぐにでも帰国できるものと思い、お土産を背嚢(ハイノウ)に一杯詰め背負い込み、ニコニコ顔で笑い声も聞かれたが、進むにつれて次第に無口になり唯黙々と歩くだけになってしまった。その日の行軍は日没後の暗くなってから中止になり丘の麓の草原で野宿する事になった。大量のお土産を背負って一日中歩いてきたから皆疲れ切っている。夏草の上に倒れるように寝転び、背嚢を枕に星空を見上げて誰もが不吉な予感を感じているのか無口になり夜空を見上げている。夏の野宿は寒くはないが朝の訪れるのも早い。夜明けと共に行軍が始まる。炊飯を作っている暇も無くカンパンを噛りながら歩き続けた。道は次第に険しくなっていく山道や谷間の至る所に戦闘を交えた激戦の跡が生々しく残されている。地道はぬかるみ戦車や軍用車の走った轍の跡で凸凹になっている。轍の泥の中から敵か味方かは判らないが、人の腕や足など身体の一部分が泥まみれで露出している。田畑の中でも黒焦げになった骸(むくろ) が折り重なり放置されたままになっている。畑の畦道には兵士か民開人かは定かではないが腕を天に向け虚空を掴むように倒れている者や正座したままの姿で死んでいる者など不気味な死骸が類々と散乱し、辺りに死臭と硝煙の臭いが漂い凄まじい戦闘があった事を物語っていた。此の悲惨な生々しい戦場の跡は生涯忘れる事の出来ない光景だろう。その同じ泥道を、我々とは反対の方向へ進むソ連兵を満載した軍用トラックが何十台も通過して行く。彼らは我々を見ると「ヤポンスキー(日本兵)、ヤポンスキー」と手を振りながら行くのだ。行軍は尚続く。歩く度に重いお土産の荷物が肩に食い込み応えてくる。もう此のままでは歩けない。限界だ。欲張って持てるだけ持ってきたが、もう耐えられない。荷物の中から重い缶詰や白米などを一つ又一つと道端に捨てていく。先を歩いている仲間も同じ想いだろう。道端に食糧や毛布などが点々と捨ててある。(後日これら荷物を捨てた事を後悔する事になったが今は捨てるより仕方がなかったのだ) 小休止をしては行進は続く。進むにつれて至る所に砲弾や爆弾の穴が無数に空いているのが見られ、立ち木が倒されて今もくすぶり燃えている。弾痕の跡も生々しい泥道を何処までも行軍は続く。三日間歩き続け、誰もがもう体力も限界かと思われた三日目の夕方だった。大きな川岸に着いて行軍は止まった。ヘトヘトに疲れている身体を川岸の草むらに倒れるように横になり、そのままぐっすり眠ってしまった。どれだけ時間が過ぎたか判らないが、ガヤガヤと人の声で目を覚ますと辺りはもう明るくなっていた。声のする方を見ると川岸に一隻のフリゲート艦が横付けに碇泊し、ソ連兵らが上陸して来るのを見てはっと気がついた。ここはソ連国境を流れるアムール河(黒竜江)ではないか。河原にまだ朝もやがたなびき対岸の様子を見る事はできないが、正しく此処はアムール河に間違いない。本当に此処から帰国できるのだろうかと不安な気持ちが横切るのだ。今朝は三日ぶりに河原で飯盒炊飯で米のご飯を味わう。昼過ぎになりソ連兵らが乗ってきたフリゲート艦に乗るようにと命令が届いた。中隊二百名が乗船し夕暮れになり出港して行った。岸を離れアムール河の本流を下って行くが、船上からは暗くて両岸の様子はサッパリ判らない。何処へ行くのか行き先も知らされていないのだ。すると例のロコミで噂が流れてくる。我々は黒竜江を下りハルピンへ行くのだともっともらしい噂が伝わって来る。上司から何の連絡も無いから我々としては噂を信じるより仕方がないのだ。その夜は強行軍の疲れか、ハルピンへ戻れると聞き安心したのか、船中でぐっすり寝込んでしまった。翌早朝、目を覚まし甲板に上がり外の様子を見て驚いた。フリゲート艦は満州とは正反対のソ連側領内の小さな波止場に接岸していたのだ。岸壁の波止場には前もって知らされていたのか、ロシアの民間人らが大勢集まり、我々日本兵を一目見ようと待ち構えているのだ。珍しい物でも見るように我々を指差しては騒いでいる。我々が上陸を始めると、太っちょのマダムや悪賢そうな子供らがワイワイ云いながら近寄って来て「ヤポンスキー、ヤポンスキー」と大騒ぎしているのだ。我々も初めて見る民間のソ連人だ。想像していたよりも人懐っこそうに思われた。
2024.07.09
先月、『戦争にはシナリオがある』という記事の中で、シベリア抑留者60万人はソ連が一方的に拉致したのではなく、大本営の承認の下でソ連側に「引き渡された」と書いたが、ふと「祖父はこの時どんな状況だったのだろう?」と気になって、彼が残してくれた手記を開いてみた。勿論、彼は既に他界しており、この手記も後年になって記憶を頼りに書き纏めたものなので、どこまで正確かは確認のしようがない。それでも、何も知らぬままシベリアに抑留された若干20歳の青年の足跡を、祖父の供養も兼ねてここに記してみたい。(改めて読み返して、「祖父には結構な文才があったのだな」と妙に感心してしまった…笑)★昭和二十年七月中旬連隊は三ヶ大隊に分けられ、我が部隊は第一二四部隊としてソ蓮と満州国境に近い山中に陣営を置いた。そこは黒竜江(アムール河)に近い前人未踏の小興安嶺山脈の「孫呉」と云う部落からほど近い山の中だった。★昭和二十年八月十五日我が大日本帝国は連合軍に敗れ、既に全面降伏をしていたのであった。最前線にいた我々には全く判らなかった。敗戦を知ったのはそれから半年後の事でした。★昭和二十年八月十七日今日は朝から雲一つ無い晴天だった。敵機にとっては絶好の空襲日和だ。分隊長が「今日は来るぞ。一つ落としてやろうではないか。皆、頑張れよ」と朝から張りきっている。砲座の中に入り、仰向けに寝転がり雲一つ無い青空を眺めながら二番砲手の召集一等長と雑談を交わしていたが、さすが召集兵は年輩者だ。時局をよく知っている。彼が言うのには現在の我が国はとても苦しい立場に置かれている。この戦いは我が国の敗北に終る事になるだろうと、とんでもない事を私に漏らすのだった。現役上がりの若い私は(そんな事があるはずが無い)と一笑に伏してしまったが、後日その通りになってしまった。 お昼頃だった。私達の陣地の近くに野営していた通信隊の兵士が現われ、「戦争が終ったらしいぞ」とそっと知らせに来てくれた。臨戦態勢で構えている時にいきなり戦争が終ったと云われても、狐にほっぺたを摘まれたようなもので何が起きたのかすぐには呑み込めるはずがない。それから二時間ほど経ってから部隊本部から伝令が来て「戦争は終った。全員兵器を持って下山せよ」と部隊長の命令書を持って伝えて来たのだ。 昨日まで最後の一兵まで戦えと云っていたのが、今日は戦争が済んだと急に云われても、そうは簡単に人の気持ちが切り替わるものではない。若い見習士官などは「何を寝ぼけているのだ。戦いはこれからだ」と云って息巻いている。だが部隊長命令では仕方が無い。小隊長の見習士官もしぶしぶ陣地をたたんで下山する事になった。我が分隊も重い速射砲を引き、米俵の陣地を後に尾根伝いに下った。小川にある幕舎とは反対の方向へ歩いて行く。七、八キロ歩いただろうか。山裾の雑草が生い繁る丘の麓に兵器の集結場所があった。既に多くの兵器類が山積みに放置されていた。小銃を始め機関銃、連隊砲、大隊砲、無数の弾薬類、軍刀、ピストルに至るまでが無造作に捨てられているのだ。何よりも驚いたのは、我々軍人が命よりも大切にしていた菊のご紋章が付いた兵器が草むらの土べたに投げ出されている事だ。将校が武士の魂として大切にしていた軍刀までが無残にも投げ捨てられている。我々が日夜汗水流して磨き上げてきた速射砲を此処に捨て行くのかと思うと耐えがたい気持ちにさせられるが、命令では仕方がないのだ。それに四六時中腰に付けていた帯剣まで剥ぎ取られ丸腰の哀れな姿にさせられてしまった。 兵器集結場から鳥海中隊長の命令に従い丘を下り始めた頃、周辺の山間からぞくぞくと我が日本兵らが降りてくる。此れだけの大勢の兵士らがいるのになぜ戦わないのかと不思議に思えてくるのだ。兵器を捨てたと云う事は戦いに負けたと云うことなのか?これだけの部隊があればまだ充分戦える戦力なのにと思うのだが、何故こんな惨めな状態になってしまったのだろうかと疑問を抱きながら黙々と下山を続けていった。四、五時間歩き続けたのだろうか、着いた所が日本人の農業満蒙開拓団の住んでいた部落だった。赤レンガ造り平屋建て住宅五戸一棟の建物が並んで建てられている。ここが我々の集結場所になっていた。団地内には人影は一人も見当たらない。団地内は慌てて逃げ出して行ったのか、中央の広場には農機具が散乱して放置され、周りには飼い主を失った家畜の鶏や豚どもが走り廻っている。畜舎の中には牛や馬などが餓死したのか殺されたのか判らないが、数匹が倒れている。死骸にはウジが湧き、辺り一面に死臭が漂っていた。時間が経つに従い広場には丸腰の我が将兵らがゾクゾクと集まってくる。然もこれが音に聞こえた我が関東軍の精鋭なのかと目を疑いたくなるような丸腰の不恰好な姿なのだ。既にもう一千名は越えているのだろう。我等分隊にも一部屋割り当てられた。赤レンガ造りの二間に仕切られた部屋の中に入って驚いた。部屋の中は足の踏み場も無いほど荒されていた。箪笥の引出しは総て引き出され、衣類が散乱し書籍や紙屑が散らかっている。ちゃぶ台には茶碗や皿に食べ残しのままに放置され、鍋にはハエが一杯群がっていた。この開拓団部落もソ連軍の進攻を知り、慌てて逃げ出して行ったのであろう。その後に現地の満人らが襲い、略奪を行ったのだろうと思われる。集落もどの部屋も無残に荒されて一面に異臭が漂っていた。我々分隊で部屋の中を片付け、掃除をして一応住めるようにした。二部屋で分隊が寝起きするのには充分だった。久しぶりに屋根の在る部屋で寝る事ができる。開拓団の団地内に集結してから四、五日が過ぎた。現状がどうなっているのか全く判らないまま駐留していた。小隊長の見習士官も首をヒネリ上層部からの命令の来るのを待っている。食べ物だけは山から持ち込んだから豊富に有る。それに毎日のようにトラックで軍用の衣類や食糧(米や缶詰類)が梱包のままどんどん運び込まれ、中央広場に山積みにされている。こんなに沢山の物資をどうするのだろうか?我々には判断もつかないのだ。五日目頃であった。ソ連兵が我々の前に現れ、開拓団部落を遠巻きに有刺鉄線の鉄条網を張りめぐらせ始めた。四隅に櫓(やぐら)を組み見張り台を作り監視をするようになり、橋の台座の上に車輪の付いた重機関銃を備え付け銃口を我々に向け見張りが立つようになった。当時まだ我々は祖国が敗れ無条件降伏をした事などは全く知らないから、どうして彼らが囲いを作り監視をしているのか理解できなかったのだ。我々兵隊の間には一つの噂が広がっていた。それは数年前満州で日本軍とソ連軍が戦ったノモノハン事件の時のように停戦協定が結ばれ、何れ解放されるのだろうと云う噂だった。何時かは帰国できるから彼らを余り刺激しないようにと楽観的な噂が広がっていた。これから先二年もの長い苦しい抑留生活が始まるなどとは誰も夢にも思ってもいなかった。
2024.07.09
よく、韓国は『恨(ハン)=うらみ』の文化だと言われるが、それに照らして言えば日本は『ねたみ』の文化だろうと、常々感じていた。そんな中、最近読み始めた【西部邁 最後の思索「日本人とは、そも何者ぞ」】に、僕の長年の仮説(笑)を裏付ける興味深い解説が載っていたので紹介したい。一部を抜粋する。十七条憲法の14条には、「群臣百寮(天皇に使える役人)、嫉妬あることなかれ」 と書いてある。憲法に「嫉妬するな」と書き入れること自体、相当変わっている。なぜだろうと思わされますね。結局、嫉妬ばかりして政治が停滞したからでしょう。「和」どころではない。ここでまた、19世紀明治維新期との類似を考えてみると、福澤諭吉の言葉が思い出されます。 福澤は人間社会を実によく観察しており、例えば、悪徳も美聴も、要するに内容と程度問題と状況問題だと。美徳も行き過ぎると悪徳になり、悪徳もある程度は美徳的な役割をするのだ、と述べています。その福澤が、これだけは状況と関係なくダメだと、百害ばかりで一益もないと珍しく断罪しているのが怨望(えんぼう)です。ねたみ・そねみという負の感情は何も生み出さない。そんなことに耽っていては文明の世に取り残される、というわけです。この怨望批判が7世紀の「嫉妬するな」につながっているように、私には思える。論吉が怨望を「人間最大の禍」としているのは『学問のすゝめ』です。学問を勧めているかと思いきや、こういうことばかり書いてある。怨望が言路、つまり言葉の道を塞ぐ。日本人はねたみ・そねみが強すぎるから、言葉が素直に闊達に出てこない、と。「学問のすゝめ」の中心部分で諭吉先生は、聖徳太子と同じことをおっしゃるわけです。となると、日本人は嫉妬ぶかさという負のエネルギーで千年以上、ずっと変わらなかった、となってしまいますね。日本人の嫉妬深さは、何と聖徳太子の時代から既に始まっていた…。それが千年以上も受け継がれて来たとなれば、これはもう立派な「文化」と呼んで良いだろう(笑)。有名な1条「和を以て貴しとなす」に対する西部邁の洞察も鋭く、手厳しい。日本人は「和」だと言われるけど、源平の対立から南北朝、延々と続いた応仁の乱などを見ても、 内紛の多い民族でないはずはない。「和」を保てない現実が数多あるがゆえに、「和」を大事にせよと冒頭に書いたとも言える。「和を以て貴しとなす」には、日本人の現実のありようを踏まえたうえで、ケンカばかりするなという意味がこめられていたはずです。そのあたりの認識が消えて、我々は元来「和」の民族である、とされると、まさかと思ってしまう。僕もSNS等で「日本人は賢く、民度も高い」といった言説を見る度に、まさかと思ってしまう(笑)。試験の点数が高いだけで主体性はまるで無く、戦後80年間も米国に騙され搾取されて国家が内部崩壊しようとしている事にも気付かず、自分達は醜い足の引っ張り合いを繰り返すしか能がない国民のどこが賢く、どこが民度が高いと言うのか。馬鹿を言うな、と思ってしまう。勘違いも甚だしいとはこの事だ。劣等感の裏返しなのか知らないが、とかく日本人は自分達を美化し過ぎだ。こうした安っぽい自惚れを捨て、謙虚さを身に付け、みっともない自画自賛を止める事から始めなければ、日本にまともな未来は来ない。と、西部邁なら言うんじゃないかな(笑)。読了したら、また何か書いてみたい。これが平均的な日本人(笑)。↓
2024.06.29
かつて、英国の元首相ウィンストン・チャーチルはこう言った。「実際、民主主義は最悪の政治形態だと言える。これまでに試みられたあらゆる政治形態を除いての話だが」独裁国家に限らず、民主主義であろうが、共産主義であろうが、社会主義であろうが、古今東西の権力者達は皆、好き勝手な事をしたがるものである。完璧な政治形態など、この世には存在しない。その中で唯一、民主主義だけが「選挙」という手段によって国民の意見を反映できる点で、他よりも多少マシというだけである。だからこそ、その唯一の手段を賢く最大限に利用しなければ、国民は自らの自由や権利を守る事はできない。 逆に言えば、民主主義において国民が自由や権利を奪われる時、それは国民の無知や怠惰が原因なのであり、それは国民の過失・責任という事になる。民主主義の本質とは「国民主権」にあるのではなく、「最終的に全ての責任、代償を国民が背負う」というものだからである。その意味で、まさしく民主主義とは最悪の政治形態なのだ。(権力者が負う責任は、単に個人の汚職に対してだけである)これまで、民主主義の意味も価値も理解していない日本人は、「国民が一番偉い」という表層にだけ気を取られ、最も重要な「全ての責任は国民が負う」という本質を完全に見落として来た。いや、そこに気付かないように教育(=洗脳)されて来たと言うべきか。しかし、バブル経済の崩壊後、失われた30年の崖っぷちに立たされ、岸田文雄という最低最悪の指導者を目の前にした今、日本人はようやく現実に気付きつつある。(まあ、そうは言っても、本当にごく一部の人達だけだが…笑)福沢諭吉は、政治について「悪さ加減の選択」という言葉を残した。これを、政治学者の丸山眞男はこう換言した。「政治にベストを期待すると幻滅あるいは失望に転化する。よって悪さの程度が少しでも小さなものを選択するという事である」完璧な政治形態が存在しないのだから、当然この世に完璧な政治家も政府も存在しない。何より、日本人の頭の悪さ、民度の低さを考えれば、その中から立候補して来る政治家に完璧さを求める方がそもそも無茶な話だ。(今回の東京都知事選が、その事を如実に表している)映画やドラマじゃあるまいし、理想的なリーダーやヒーローなど現れるはずがない。ならば、選挙で投票するのは、完璧(best)な政治家ではなく、少しでもマシ(better)だと思える政治家という事になる。選挙毎にそれを繰り返す事で、少しずつ政治の質を上げて行くしかない。面倒だが、それしか手段は無いのだ。そして、その責任は最終的に全て「国民」が背負う事になる。「民主主義」とはそういうものである。後悔したくないなら、今からでも賢くなるしかない。ほんとう、ある意味トランプ大統領の誕生でボケた世界に支配されていたと気がついた人々多いですね。たまたまスマートフォンが出たりsnsや、通信速度が上がったりもあるけど、世界的にもう闇の政府がやりたい放題できる期間は限られていると思う。… pic.twitter.com/NX5d4xFc3F— トッポ (@w2skwn3) June 28, 2024それにしても、宝塚中心だったこのブログが社会派に転向してから約1年が経ったが、思った以上に書く事があるものだ(笑)。その前年には、イーロン・マスクが「言論の自由」を唱えてTwitter(現「X」)を買収した。2023年になると、そこに発言の場を奪われたたタッカー・カールソンや及川幸久が参加し、僕もそれに導かれるように「X」を利用するようになった。(因みに、アカウントを作っただけで、投稿した事はまだ一度もない)最初こそあまりの情報量の多さに混乱したが(笑)、次第にそれぞれの情報を選別するコツを掴み、今では必要な情報が向こうから自然と入ってくるようになった。情報は「X」から、知識はYouTubeからという使い分けもできるように。怪我の功名と言おうか、及川幸久がYouTubeから追放された事で、僕は新たな武器を手に入れる事ができた(笑)。これも運命なのかなと思う。
2024.06.28
以前、記事の中で僕の祖父がシベリア抑留を経験したという話をしたが、それに関して茂木誠と宇山卓栄の対談本【日本人が知らない!世界史の原理】にとても興味深い事が書いてあった。一部を抜粋してみる。ソ連崩壊後、公開された機密文書の中に、関東軍参謀本部へ送った報告書があります。そこには「在留日本人および日本兵は帰国させず、ソ連の庇護下におく」と書いてあります。つまりシベリア抑留者60万人はソ連が一方的に拉致したのではなく、大本営の承認のもと、ソ連側に「引き渡された」ことになります。大本営はソ連の対日戦を知りながら、むしろ積極的にこれを受け入れたのです。中国で毛沢東が権力を握れたのは、蔣介石政権が日本との戦いで疲弊したからです。また、大日本帝国崩壊の悲劇は、権力の中枢を内部から蝕んでいた隠れ共産主義者を排除できなかったために起こったのです。敗戦後、彼らはどうなったのでしょうか? 満洲で捕虜となった日本軍将校は、ソ連軍の捕虜収容所へ送られて思想教育を受けてから帰国、東京のソ連大使館の諜報部員ラストヴォロフの指揮下に入り、ソ連の対日工作の実働部隊となりました。ところが、ラストヴォロフ自身がアメリカに亡命して議会で対日工作の実態を議会証言したため、配下の工作員らは警視庁に出頭しましたが、スパイ防止法がないため無罪放免となりました。その一人で関東軍参謀だった志位正二の甥が、のちに日本共産党委員長となる志位和夫です。 日中戦争を煽った近衛内閣の書記官長・風見章は、日本社会党の結党に参加しています。日本社会党はソ連からの財政援助を受けて労働者・学生を動員し、非武装中立、日米安保反対、平和憲法確護の論陣を張りました。つまり、日中戦争と太平洋戦争の背後には、風見章や尾崎秀実といった共産主義者達の暗躍があったというのだ。しかも、彼らは当時の首相である近衛文麿と深い繋がりがあった。彼らは日本における共産主義国家の樹立を目指して共謀し、日本を対ソ戦ではなく対中戦、対米戦へ向かうように画策した。更に、敗戦後は政界・官界・学界に入り込み、裏側から日本を操り、米国と協力して戦前の日本を「軍国主義」として完全否定し、「自虐史観」を作り上げながら日本を貶めて行く。1964年、北京を訪問した日本社会党の佐々木更三委員長が日中戦争について謝罪した時、毛沢東はこう答えたという。「何も謝る事はありません。日本軍国主義は中国に大きな利益をもたらしました。おかげで中国人民は権力を奪取しました。日本の皇軍なしには、私達が権力を奪取する事は不可能だったのです。この点で、私とあなたの間には意見の相違と矛盾がありますね」これは初耳かつ衝撃的な内容だった。確かに、支那事変から日米開戦にかけて近衛の行動には不可解な点が多く、僕も以前から気にはなっていた。まさか共産主義と繋がっていたとは…。今回、良い機会だと思い、林千勝の解説動画で深掘りしてみて色々と腑に落ちた。解説シリーズの教材となっている林の著書【近衛文麿 野望と挫折】も読んでみたくなった。まあ、最近【西部邁 最後の思索「日本人とは、そも何者ぞ」】を読み始めたばかりなので、いつになるかは分からないが(笑)、必ず読んで、いずれ他の本と一緒に甥っ子達に託そうと思う。(その上でどんな印象を抱き、どんな判断を下すかは彼らの自由だ)現在の世界情勢については、個人的に「暫く静観する事になるだろう」と見ている。ハンガリーのオルバン首相が言うように、恐らく11月のアメリカ大統領選挙まで、世界では様々な駆け引きや攻防が繰り広げられるだろう。その結果、第三次世界大戦が始まるか、そうでなければ田中宇が予想する展開になるか、僕個人はどちらかしかないと考えている。日本は既に負け組にいるので、対米従属を止めない限り、どちらに転んでも国民は今より苦しい生活を強いられる事は間違いない。かつて、ジュリアン・アサンジはこう語った。「彼らの目的は、戦争を利用して、米国とヨーロッパの国民から巻き上げた税金を資金洗浄し、それを多国籍企業のエリートの手に返す事にある。彼らが目指すのは、成功する戦争ではなく、終わりのない戦争だ」戦争にはシナリオがある。(パンデミックにも、SDGsにも、LGBTにもシナリオがある)本当の敵は誰か…?非米側の拡大 https://t.co/tvE9WKSOcT 無料記事として配信しています。— 田中宇 (@tanakanews_com) June 22, 2024
2024.06.26
日本はこの国の従属国です#考えよう日本人 pic.twitter.com/2zApWYqkHJ— 五十嵐勉 (@ttmikrs) June 23, 2024フィリピン人に警鐘:🇺🇦の二の舞を演じるな─スコット・リッター(元米軍・国連査察官、地政学アナリスト) https://t.co/LFLY4WsRWx pic.twitter.com/JCCR1fl10Y— ShortShort News (@ShortShort_News) June 20, 2024
2024.06.24
ゼレンスキー「ねぇ、どこに行くの?」プーチン&金正恩「もちろん、自由と民主主義の国だよ(笑)」
2024.06.21
数ある古代遺跡の中で、僕が最も好きな遺跡『ギョベクリ・テペ』。約1万2000年前に建造された人類最古の巨大遺跡であり、これからどんな発掘、発見があるのか個人的に楽しみにしている最中、驚愕の報告が入って来た。何と、世界経済フォーラム(WEF)がこの遺跡の発掘調査を中止させようとしているというのだ。何故、WEFがギョベクリ・テペを…?漫画『ONE PIECE』にも、過去の歴史を研究する者達を抹殺しようとする「五老星」と呼ばれるキャラクターが登場するが、WEFの最高権力者であるクラウス・シュワブはさながら五老星の一人なのか。この遺跡にどんな秘密があり、WEFが何を隠蔽しようとしているのか、興味は尽きない。(そもそもギョベクリ・テペは人為的に埋め立てられた形跡があり、そこの謎も気になる)まあ、投稿の内容が事実かどうかまだ分からないので(笑)、現時点では陰謀論の範疇ではあるが、少し注意して見ておく必要はある。つい先日も書いたように、歴史とはほんの100年足らずで風化、改竄されてしまうものだ。真実を隠蔽し、歴史を改竄しようとする動きには、はっきりと抵抗しなければならない。それが僕の大好きなギョベクリ・テペ遺跡で、敵がグローバリズム五老星の一人なら猶更だ。せっかくなので、歴史的建築物の話をもう一つ。こちらは今から約800年前、13世紀のイタリアには高層ビルが立ち並ぶ都市があり、「中世のマンハッタン」として知られていたという話。世の中は、まだまだ知らない事だらけだ。800 years ago, Italy had a city of skyscrapers — it's known as the "Manhattan of the Middle Ages".So what happened to them all? 🧵 pic.twitter.com/xPx1IEnEBC— Culture Critic (@Culture_Crit) May 31, 2024
2024.06.18
先週は、イタリアでのG7サミットに加え、スイスでのウクライナ平和サミットと、2つの茶番劇が続けて開催されたが、その会合の中でハリス米副大統領はゼレンスキーにこう言った。"We support Ukraine not out of charity, but because the people of Ukraine and their future are in our strategic interests”「私達がウクライナを支援するのは慈善のためではなく、ウクライナの人々とその将来が私達の戦略的利益になるからです」つまり、米国がウクライナを支援するのは和平のためではなく、米国の利益を守るためであると、彼女は言うのだ。ウクライナの敗戦は米国の損失になるため、絶対にあってはならない事であり、ウクライナ国民にはどのような形であれ代償を払ってもらわなければならない。何故なら、これは「慈善事業(チャリティ)」ではないのだから。何とも恐ろしい内容をさらりと口にしているが、如何にも「功利主義」「実用主義(プラグマティズム)」に則った米国人らしい発言だ。役立たずなウクライナ人のせいで自分達の計画が頓挫しそうになり、いよいよ本音を隠さなくなって来たか。つい先日も、共和党の上院議員リンジー・グラハムが「ウクライナの豊富な資源をロシアと中国に横取りされたくない」と語るなど、米国のウクライナ支援が「民主主義」や「自由」「人権」を守るためなどでない事は、もはや誰の目にも明らかだ。加えて、ここまで破滅的状況にありながら、ウクライナ国民が大規模な抗議活動をしないのを見ると、2014年に起きたマイダン革命が決して国民の総意などではなく、米国政府が画策し扇動した内政干渉であった事がはっきりと分かる。まあ、契約期間の切れたコメディアンが未だ大統領の座に居座っていても文句一つ言わないのだから、ウクライナ人にそもそも民主主義など意味が無いのかも知れない。徴兵を怖がって国外に逃げる男性も多く、民族の誇りとやらも怪しいものだ。ならばこそ尚更、「ウクライナ人は何故ロシアと戦争をしているのか?」と問いたい。これは一体「誰のため」「何のため」の戦争なのか。本当の敵はどこにいるのか…。日本も他人事ではない。ハリスの発言の「Ukraine」を「Japan」に置き換えれば、そのまま日本と米国の関係にも当て嵌まるからだ。今や、「モノ作り」の『Made in Japan』から、「おもてなし」の『Maid(s) in Japan』に成り下がった日本は、ウクライナと同じ末路を辿る羽目になる。何故なら、この国のご主人様(=主権)は日本国民ではなく、米国政府だからだ。(任期の切れたゼレンスキー然り、これだけ支持率が落ちても岸田文雄が辞任や解散をしないのは、彼らの雇い主が国民ではなく、米国政府である事をはっきりと示している)現在、習近平が米国の挑発に乗らないおかげで台湾有事に巻き込まれずに済んでいるが、山岡鉄秀が言う「自傷経済」と「対米従属」をこのまま続けていては、戦争が起きるまでもなく日本は米中両国に食い潰されるだろう。米国にとって、日米同盟は「慈善事業(チャリティ)」ではない。日本は、いつか必ずその代償を払わされる日が来る。彼らが言う「私達」の中に、日本人が加えてもらえる事は永遠にないのだ。🇺🇸🇺🇦”'We support Ukraine not out of charity, but because the people of Ukraine and their future are in our strategic interests”That’s so touching, I had a tear rolling down my cheek listening to this message of love. pic.twitter.com/0SucarPQXv— Lord Bebo (@MyLordBebo) June 15, 2024ロバート・F・ケネディ・Jr.が、ウクライナ戦争での大資本家の儲け方をわかりやすく解説融資の条件でウクライナのすべての国有財産の売却を条件とし、ブラックロックが所有するデュポン、カーギル、モンサントが農地の30%を買収済み https://t.co/tqCPxB8JA1 pic.twitter.com/0cMSEnl4GK— ShortShort News (@ShortShort_News) January 8, 2024戦後日本人は経済に専念して生きようと思い一定の成果を収めた。しかしその経済が駄目になると他が空っぽなので国力の衰退が著しくなり、国際的地位が降下したのは海外から見ていて明らかだった。すると日本人は地場の産業や国土を破壊して金儲けしだした(自傷経済)。メガソーラーは日本劣化の象徴だ。 https://t.co/wrHijglWzt— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) June 9, 2024
2024.06.17
ゲップ!!
2024.06.12
先月末『「アメリカの時代」の終焉と、その後に来るもの…』という記事の中で、「西側諸国内でグローバリズム勢力と反グローバリズム勢力の攻防が、其々の国でどのような結末を迎えるかで、各国の明暗が分かれるだろう」と書いたら、今月9日にEU議会選挙が行われた。全く知らなかった(笑)。結果は、マスコミが「極右」と呼ぶ反グローバリズム政党が大きく躍進し、フランスのマクロン大統領やドイツのショルツ首相が率いるグローバリズム政党に強烈なダメージを与えた。イタリアでもメローニ首相の右派政党が勝利を収め、政権を更に磐石なものにした。その他、ベルギー、オランダ、スペイン、オーストリア、アイルランド等でも反グローバリズム政党が躍進している。個人的には「世界を変えるには、まだまだ力が足りない」というのが正直な感想だが、それでも最初としては充分に大きく力強い一歩を踏み出せた事は間違いない。反グローバリズム政権であるハンガリーのオルバン首相は、EU議会選挙の結果を受けて「欧州を戦争に導く列車を減速させる事ができたが、我々はそれを止める事もできる」と述べた。この一歩を次に繋げて行く事が大切だ。そんな中、ドイツの投票結果が「まるで東西冷戦時代のようだ」という投稿を見付け、その解説が興味深かったので紹介しておく。この指摘が正しいとすれば、戦後GHQにより洗脳教育を受けて来た日本も同様だろう。以前、宝塚の月組公演【フリューゲル】の感想でも書いたように、戦後の日本人は西側メディアから発信される偏った情報だけが正しいと思い込み、それ以上を考えようとしなくなった。だから、いつの間にか情報が検閲され遮断されていても、それに気付けない。そう考えると、現在起きている反グローバリズム運動とは、世界を操るグローバリスト達からもう一度「自由」と「民主主義」を取り戻す動きであり、その先頭に立つのが旧ソ連時代を生きたプーチン大統領というのも、矛盾しているように見えて実は理に適っているのではないかと思う。先日のコバヒゼ首相の決意表明に続き、ロシアの隣国ジョージア(グルジア)では反グローバリズムの動きが加速している。僕達は面白い時代を生きている。日本はどうする…?黒色「CDU/CSU」/ 青色「AfD」(極右政党と報道される事が多い)
2024.06.11
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