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フジ「パリピ孔明」第3話。いや~最高!うどん屋w無駄に絵面がつよい…◇今週もいろんなとこから煙出てましたね!鍋からも洗濯機からも!コインランドリーの生着替えも意味不明だったけど、うどん屋はさらに意味不明でしたww◇先週の第2話もあっという間でしたが…ぜんぜん面白くなかったのよねw全般的にすべってる感じでw別にいいけどwでも、第3話は最高!ほぼ絵ヅラだけで一時間笑ってました。おおむね一話完結型のドラマだし、回ごとにアタリハズレがあると割り切りますwこのうどん屋つよすぎ!!内装がゴージャス!!本当にうどん屋?隣でビール飲んでるヤツw&うどん喰ってるヤツw…誰?撮影場所は渋谷にある「dining&bar KITSUNE」きつねうどんはメニューにないようです(笑) dining&bar KITSUNEに写真を投稿しましたhttps://t.co/jNtqvfyppf— dining&bar KITSUNE (@barKITSUNE) February 10, 2023 近谷直之の強烈メインテーマのメイキング動画!
2023.10.12
月9は先日まで真夏の海の話だったのに、いっきにクリスマスっっ!(笑)季節感えげつな!実際、9月まで猛暑続きだったのに、いっきに寒くなったしね…。まあ、わたしとしては、横浜のXmasというだけで気分あがるし、関内とか、野毛とか、山下埠頭とか、ふんだんに横浜ロケを使ってるのは楽しい。松本若菜は神奈川県警の警部補。麻薬密売にからむ銃殺容疑をかけられた二宮和也は、県警から逃げまくってるものの、記憶喪失。彼を逃がしたのは警視庁の江口洋介っぽい?テレビ横浜のキャスター中谷美紀も、この容疑者に会ったことがあるようです。中村アンも県警の人かと思ったけど、犯人と接触してるし、なんか裏事情を知ってるらしい。レストランのシェフは大沢たかお。娘の福本莉子はテレビ横浜の記者だけど、その彼氏は別の女と浮気してます(笑)。佐藤浩市は先代のシェフ?それとも常連客?◇物語のコンセプトは面白そうだけど、残念ながら、鈴木雅之の演出はだいぶユルい。徳永友一の脚本もところどころユルい。コメディに寄せるつもりなのか、サスペンスに寄せるつもりなのか、ロマンティックファンタジーなのか知らないけど、どっちに転んでもユルいかなあ、という印象です。…犯人がボートに飛び乗った時点で、警察に包囲されるのは確定だと思うのだけど、なぜか逃げおおせた体になってるし。刑事も刑事で、犯人が視界に入ってるんだから、ピストルの確認なんか後回しでいいでしょw◇正直、あまり期待はできませんが、まあ、莉子も出てるし、せいぜい横浜のXmas気分だけは味わいます。この感じは「シェフは名探偵」のお店に似てるけど違うかな?莉子のお弁当、リアルに美味しいんだろうなあ!めっちゃカロリー高そうだけどw珍しい角度。早めのクリスマス。
2023.10.12
カンテレ「時をかけるな、恋人たち」。いろいろとツボでした(笑)。SJって、杓子定規か!…タイムパトロールによる《つじつま合わせ》の話。小ネタ・パロディ満載のコメディでしたが、どこかで出会っていた未来人と過去人の恋物語で、キュンとさせるところもありますね。◇記憶が消されると同時に、あの曲も消えちゃったのかしら?貴方のそばにいたくて未来より今がほしくて魔法なら解けないで時のみずうみを巡った2人ゼリーな恋人透きとおる記憶の中でふれていてよこれは、あきらかに、芳山和子とケン・ソゴルのパロディだよねえ。吉岡里帆が演じる常盤廻は「時はめぐる」のシャレ。永山瑛太が演じる井浦翔も「時をかける」に関係がありそう。…と思ったら、脚本はヨーロッパ企画の上田誠でした。2018年にも「続・時をかける少女」を舞台化してる。このときは萌歌が主演です。それ以前にも、・サマータイムマシン・ブルース(2005)・藤子F不二雄のパラレルスペース第2話「あいつのタイムマシン」(2008)・家族八景~Nanase, Telepathy Girl's Ballad(2012)みたいな戯曲やドラマを書いてたらしく、こういうテーマがよっぽど好きなんだろうな。【#上白石萌歌】上白石萌歌が主演を務めた、舞台「続・時をかける少女」のDVDが、いよいよ本日8/31(金)発売です!!特典には、出演者によるオーディオコメンタリーや、舞台のサウンドトラックCDがついていて超お得♪ぜひチェックしてみてください!!https://t.co/7GUSEv8fQc pic.twitter.com/dqQYlkiH2h— 東宝芸能 (@TohoEnt) August 31, 2018 今回のドラマの企画は、吉岡里帆と上田誠の京都つながりで始まったそうですが、もともと吉岡里帆&上白石萌歌の繋がりもあります。12/20(日)18:00-の「UR LIFESTYLE COLLEGE」@lifestyle_ur は、上白石萌歌×吉岡里帆 対談🎧女優、声優、歌手とマルチに活躍する上白石萌歌。歌声のすばらしさに「いつも目頭が熱くなる」という吉岡里帆が、その魅力とライフスタイルに迫ります✨#jwave pic.twitter.com/VqnRdQ2txJ— J-WAVE 81.3FM (@jwave813fm) December 17, 2020八丁堀「だんだん飲み込めてきたね」がいちばんのツボwフォゲッターwなぜ扇子もってるのwなぜ雪駄をはいているw2253年のGEO?王舟の甘くてロマンティックな音楽も素敵でした。チリビーンズ「I like you」も可愛かったです。王舟って、テレ東「コタキ兄弟」とNHK「カノブツ」も担当してたのね。どちらの音楽も好きだった。
2023.10.11
夏ドラマ、ひととおり見終わりました。メモ代わりの感想です。◇・転職の魔王様小芝風花は金髪ヤンキーから元の臆病キャラに戻った感じ(笑)。成田凌は、表情を抑えたキャラでしたが、なかなかハマってました。最後は、笑顔で仕事ができる商社マンの道に戻らず、あえて転職の魔王として生きる道を選んだのね…。まあ、人生の選択はそれぞれですが。第1話は求職者の側から見たハードな内容でしたが、第2話からは求職者へ紹介する立場になったので、だいぶ楽な気持ちで見れました。転職が難しいのは、労働者の立場が弱いからですよね。労働者を酷使したり使い捨てたりする企業の態度が変わらないのは、企業側が一方的に労働者を評価するばかりで、労働者側が企業を評価する仕組みがないからです。組合も企業に飼いならされてしまっている。その結果、企業に使い捨てられた大量の人材が、鬱病や引きこもりや自殺に追い込まれ、国内の就労人口不足に拍車をかけているのですが、これは日本が労使関係のいびつなバランスを放置してきたツケです。ビッグモーターの例を見れば分かるとおり、たった一人の暴虐な経営者のせいで、数千・数万という消費者や労働者が不幸になります。それを防ぐためには、株主の視点だけでなく、あらゆる角度から企業を評価する指標が必要です。企業に殺されている人は非常に多い。だからこそ人権とビジネスの現状は改善しなければ。◇・18/40〜ふたりなら夢も恋も〜社会的なテーマに取り組んだシリアスな内容かと思ってたので、貧困や育児放棄の問題をどう乗り越えるのかしら?と心配してたけど、出産した後は「お母さんになりたい人が2人。お父さんになりたい人が2人。おじいちゃんになりたい人が2人。おばあちゃんになりたい人が2人」と…育児放棄の心配はまったくなくなった。コウちゃんの養育費を取り付けたうえに、裕福なキャリアウーマンや社長の息子も支援してくれたので、経済的にも不安がなく、かなりファンタジックな内容になってしまった。じつは登場人物の半分以上が、みんな髙嶋政宏の会社から恩恵を受けてる特殊な設定だったので、髙嶋政宏の会社が潰れたら全員が共倒れになるのでは?とも思ったけど(笑)。たしかに日本社会は若年出産にもっと寛容になるべきだし、そのための希望を抱かせるのも大事だけど、あまりにも物語がファンタジックにすぎると、かえって現実とのギャップに悲観してしまうのでは?という気もする。ちなみに、今回は上杉柊平も表情を抑えたキャラでしたね。若年出産は奇跡?海外の学生結婚と学生出産。いつも広めの画面構成。熟年の美男美女。子役は「らんまん」の綾でした。◇・ウソ婚脚本も演出もよかったのだけど、最終回にはカタルシスが感じられなかった。たんに「世話の焼ける2人だったね…」という印象しか残らない。「ウソ婚してた2人がウソ婚に騙される」というオチなのだけど、周りがお膳立てして気づかせるのでなく、せめて当人どうしが互いの本心に気づいてほしかったですね。散々ふりまわされた周囲の人たちが気の毒に見える。とはいえ、脚本の技術には卓越したものが感じられました。グダグダした無駄がなく、最小限のセリフや場面の効果を最大限に生かしていた。この脚本家は「シロクロパンダ」も書いてたらしい。菊池風磨もハマり役でした。美形ではないし、カッコつけのクズっぽいキャラなのに、なぜか憎めないという代わりのきかない個性。ジャニーズうんぬんの問題はともかく、この役は彼以外にありえなかった気がする。なお、NHKのアストリッドとラファエルにも「青いバラ」の話が出てきましたが、このドラマでも「ブルーローズ」が重要な役割を果たしてました。その開発が成功したせいで、青いバラの花言葉は「不可能」から「奇跡/夢は叶う」に変わったんだって!アストリッドとラファエルの記事にも書いたけど、その開発に成功したのは日本とオーストラリアの企業です。ジャニタレの起用にかんして言うと、とくに国内ドラマにかんしては、「ジャニーズだから起用する」ってのも不公平だけど、「ジャニーズだから排除する」ってのも不公平なわけで、(あくまでジャニーズの問題が処理される前提ですが)個々の作品ごとに適役を選ぶことに尽きるだろうと思います。ただ、東宝あたりがどう考えるか知らんけど、映画の場合は海外からの評価もあるのでジャニーズの起用は難しいところもある。ただの集客目当てでジャニーズに頼る姿勢は改めなければならない。◇・最高の教師~1年後、私は生徒に■された最終回の生徒がいちばんヤバかったですねえ。いじめとは何の関係もない生徒でしたけど。ちなみに生徒が自殺から救われたときに見たのが真っ赤な夕日だったのに、その直後に刺された教師が見たのは昼間の太陽だったのは何故?(笑)それはともかく、このドラマを見てて思ったのは、こんな絶望的で切羽詰まった問題を子供たちに考えさせるくらいなら、学校のシステムそのものを変えてしまった方がいいということ。本来、学校とは勉強する場所であって、イジメをなくす努力をさせられる場所ではありません。ところで、脚本を書いたツバキマサタカの正体は(武藤将吾とも言われてたけど)誰だったんでしょう?人生2周目の主人公がすべてお見通しで真実を言い当てるあたりは、むしろ遊川和彦の「女王の教室」や「家政婦のミタ」にそっくりでした。せいぜい湯川のコンセプトに沿って弟子の新人が書いてたとかじゃないの?真面目な内容に取り組んでるのは分かるけど、ややシナリオの技量に乏しくて説得力には欠けました。脚本家自身の考えを登場人物たちに喋らせて強引な結末に着地させてることが多く、ポリフォニックな要素が不足していたし、ある種の全体主義に見えてしまうのです。◇・真夏のシンデレラ第8話以降しか見てないのに言うのもなんだけど、やっぱり神尾楓珠とのほうがお似合いだったのでは?(笑)間宮祥太朗も、やはり今回は表情を抑えたキャラで、いまいち本来の魅力が出ていませんでした。このCM可愛いと思いますよ!
2023.10.11
テレ朝「ハレーションラブ」を見終わりました。警官が怪しいという予想は当たったけど、かなり内容が入り組んでました。なんとか時系列にまとめてみましたが、もしかしたら、いろいろ間違ってるかもしれません。《15年前》星合台の交番横の空き家。加賀孝之(20)が空き家の隣に住む女子高生の餅田日和(18)を無理やり連れ込んで撮影。このとき孝之はライターを落とした?七夕の日に、孝之は父を継いで交番に配属。日和は2階のベランダでフィルムを燃やしたが、これが隣の空き家に燃え移り、たまたま深山朱莉(6)と遊んでいた藤原晶(11)が焼死。餅田家にも延焼して、日和を助けようとした母が一酸化炭素中毒死。火災現場には孝之のライターと、ベランダから落ちた日和のフィルムと短冊が残されたが、孝之の父はライターとフィルムを隠蔽。朱莉はショックで記憶を失う。朱莉が空き家で撮影していたフィルムは母が隠蔽。いじめを苦にした晶の放火自殺だと噂がたち、藤原家は星合台を去る。このとき晶の弟の昴は6才。家を失った餅田家も星合台を去る。このとき日和の妹の真美は15才。その後、孝之は、晶をいじめていた槙田柚生と橋本隼斗を脅すようになる。《1年前》孝之は、火災現場で拾ったフィルムの切れ端を日和に送付。それを見た日和は「晶くんのせいではない」と手紙に書き残して自殺。日和の恋人の浅海恭介は、その手紙とフィルムの切れ端を日和の妹の小田桐真美に託す。真美は探偵を装い、匿名の手紙だとして晶の弟の昴に送付。《現在》昴と浅海と真美が星合台へ移住。昴は、兄をいじめていた槙田と橋本を放火犯と疑い、誘拐して尋問。しかし、彼らの放火でないと知るや、こんどは朱莉を疑い、自宅兼店舗に大量の短冊を貼りつけるなど心理的に追い詰める。晶の放火でなかったことを知った槙田は、自分たちを脅し続けた孝之を問い詰めるが、孝之はその場で槙田を殺害。朱莉の家から回収した大量の短冊を口に入れて死体遺棄。さらに橋本にも暴行を加えて脅迫。15年前のことを調べ始めた朱莉は、母が隠していたフィルムに、空き家でライターをもつ幼い自分が写っているのを発見。昴は朱莉を誘拐して尋問するが、そこへ浅海と孝之が駆けつける。その後、槙田と朱莉を尋問したときの動画が拡散される。(孝之に通報して、昴の動画を拡散したのは真美と浅海?)孝之に脅迫された橋本は、昴を襲撃。さらに、それを目撃した三原椎奈をも襲撃。その後、孝之に脅されていた事実を昴に告白して自殺。孝之は、浅見と昴を拉致して殺害しようとするも、そこへ孝之の父と朱莉が駆けつけて逮捕される。真美と浅海は、消去法で放火犯を探り当てようとしたものの、結局、火災の原因は日和だった…というオチなのだと思う。◇とにかく音響が不気味で、音楽もよかったです。
2023.10.10
テレ朝「#ナンウマ」が終了。最終盤の第8~9話は、唐突な展開と矢継ぎ早なセリフの応酬が続き、ちょっと強引な印象を受けました。もしかして、(野島伸司がそれを容認するとは思えないけど)10話分を無理やり全9話にねじ込んだのか?…と穿った見方までしてしまった。もうちょっと、ゆったり、じっくり見たかったのだけど。◇簡単にいえば、三島に救われたすいが、逆に三島を救う…という話でした。ある意味、2人ともコモリビトだったわけです。三島公平は、妹の蕾に「アガサ」の仮面をかぶらせ、みずからも「公文竜炎」の仮面をかぶることで、虐待されたトラウマの傷口を守ってきたわけですが…すいは、「アンディキムならそんなことしない!」と言って、兄妹の仮面を叩き割るべく積極介入をはじめた。三島がすいを救った物語が「ナンウマ」であり、それはもう完結して出版サイン会も行われたのだけど、すいが三島を救うのは、そのあとの物語になります。漫画のタイトルは「何曜日に生まれたの」。◇公文竜炎は、悠馬と純平に、「大事なのは歴史だよ」と言って、やさしく時間を巻き戻すように促しました。実際、それによって、リリ子と純平の関係は回復し、2人は「体外受精」という結論に至ります。接触恐怖症のリリ子&ゲイの純平であっても、子供を作る夢を叶えるのは不可能じゃない。しかし、すいと悠馬の関係が回復することはありませんでした。すいにとっては、もはや悠馬との歴史よりも、三島との歴史のほうが大きくなっていたのでしょう。三島がやっていたことは、いわば「見守りストーキング」です。アガサになった蕾の様子を監視しつづけ、すいの行動を盗聴しつづけたのだから…。奇しくも、日テレのドラマ「癒やしのお隣さん」が、やはり見守りストーカーを受け入れる話でしたが、すいも「ずっと見守られていた」と解釈したようです。それが三島とすいの10年の歴史になっている。しかし、妹の蕾に対する軟禁や監視は、たしかにそれも「見守り」ではあるけれど、芽衣に言わせれば「キショい共依存」であって、どこにも出口がありません。すいは、その共依存を打ち壊すべく介入したのだと思う。すいが救われたのも、たんに見守られていたからではなく、三島がその本性を現して積極介入をしてくれたからです。すいの父に命を救われた公文竜炎は、「見知らぬ人間を助けるなんてナンセンス」と言いましたが、10年前の三島公平は、事故に遭った純平とすいを助けたのだし、その後も、すいのことを見守りつづけ、みずからリスクを背負った積極介入のすえに救い出してくれた。◇すいは積極介入を開始します。三島の妹に対して試みたのは、オレンジウィッグのアガサに閉ざすことなく、かといって、黒髪の蕾に戻すのでもなく、いわば「レインボーな人格」へ開かせることでした。そもそもオレンジなんて、しょせん七色のうちの一要素にすぎない。ひとりの人間の中には、もっと多様な人格が眠ってる。コモリビトがファッションモデルになることだってある。…そして、最後は、公文と久美と父が共謀してすいを騙したように、すいも同級生や父と共謀して三島のことを騙しました。それによって、公文竜炎の仮面を叩き割り、もういちど三島公平を引きずり出すことに成功した。…2人はそのまま、ホントの海へ行きましたとさ。◇…ちなみに、すいは父に引き取られ、三島兄妹は母に引き取られて育ったのですが、どちらも母を憎んでいた点で共通しています。ここに、ちょっと生々しい部分がある。三島兄妹を虐待したのは母と再婚した義父でしたが、血の繋がらない子を襲うのは動物としての本能だから、公文は「男を招き入れた女親のほうが悪い」と言うのです。一方、すいは、「自分のファンと結婚するのが幸せだ」と言う父に対し、「そうだったら自分は産まれていない」と答えるのですが、父は「誰が母親でもすいは産まれていた!」と言い切ります。すると、すいはその言葉に喜ぶのですね。瑞貴は、父のDVにさらされた女性でしたが、三島とすいは、むしろ母の存在を消去したいのだなと思う。◇すいは、公文のファンというよりも三島のファンだから、三島は、自分のファンと結ばれることになるでしょう。かたや、悠馬や、純平や、健人は、自分のファンと結ばれたことになるのかしら??(笑)そして、公文の熱狂的ファンの少女は、殺人未遂で逮捕されました。現実世界にアンディキムがいないことを悲嘆したのでしょうか?彼女がリアルな世界で救われることはあるのでしょうか??
2023.10.09
シッコウ!!〜犬と私と執行官〜。ぜんぶ見終わりました。大森美香のテレ朝作品ですが、「未解決の女」のスタイリッシュな作風とは、だいぶ印象が違ってました。おじさんばかりの荒っぽい職場のドラマ。◇最終回は、父親が子供を連れて家を出てしまうお話。福原愛ちゃんの逆パターンですね。実際、これって、虐待でもないかぎりは、どちらが正しいとも言いきれないだろうなと思う。ドラマはわりと美しい終わり方になってて、全9話のなかでは、いちばん「落着感」があったかも。◇このドラマの「一件落着」とい言葉は、名探偵コナンcase closed のパロディであるだけでなく、あきらかに遠山の金さんを逆手に取ったものですね。遠山の金さんでは、桜吹雪を見せつけ、悪者を退治し、不幸な人たちが救われて一件落着となる。大岡越前も基本的には同じ。それが世にいう「大岡裁き」ってやつ。でも、このドラマでは、債務者の不幸が救われるわけじゃなく、むしろ路頭に迷わせると言うほうが正しい。それが近代司法の現実というわけですね。いろんな形で「犬」も絡んでいる。老子いわく、天地は仁ならず、万物を以て芻狗と為す。自然界には仁愛など存在せず、万物は「わらの犬」も同然である。人間も犬もゴミも区別されることはない。実際、裁判所は不遇な人間に対して非情だし、ペット業界も犬や猫に対して非情です。織田裕二が演じる執行官は、犬嫌いなのに「裁判所の犬」だと蔑まれている。そんななかで、伊藤沙莉は、いわば「犬奉行」の役回りでしょうか。◇わたしは以前、朝ドラ「風のハルカ」や「あさが来た」について、大森美香は、ただ不幸を遠ざけてるだけ!…と批判したことがあります。https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202108280000/たとえば…朝ドラ「風のハルカ」でいえば、アスカや正巳や奈々枝が不幸だった。朝ドラ「あさが来た」でいえば、姉が嫁いだ眉山家の人々が不幸だった。大河「青天を衝け」でいえば、尾高家の長七郎や平九郎らが不幸だった。大森美香のドラマにおいて、主人公は基本的にずっと幸福なのですよね。しかし、不幸な人々は、主人公から少し離れたところを通り過ぎるだけで、けっして救われることがないし、その不幸は主人公に降りかかることもない。◇今回のドラマでは、人々の苦境に正面から向き合っているけれど、やはり彼らが救われるわけではないし、ただ、目の前を通り過ぎていくだけです。主人公にその不幸が襲いかかるわけでもない。その意味で、大森美香の「不幸」の描き方は、よくもわるくも一貫してる。◇実際、不幸というのは、そう簡単に乗り越えられるものでも、そう簡単に救われるものでもないのよね。ユゴーの「レ・ミゼラブル」や、モンゴメリの「赤毛のアン」のように、不遇な環境に生まれた主人公が、そこから救われて不幸を乗り越え、最終的に幸福を勝ち取る物語なら、さぞかし劇的になるだろうけど、それを安易にやったら、ただの噓っぽいファンタジーになってしまうし、大森美香がそういう物語を書かないのは、よくいえば彼女の誠実さゆえかもしれない。◇とはいえ、今回の主人公の場合、両親の離婚のような境遇を乗り越えた前提があり、それだけに苦しみを強いられた債務者たちに共鳴したり、その不幸が乗り越えられるよう祈る気持ちがあります。終盤には次のセリフがありました。> たしかに胸が痛いこともありました。> けど、人間って案外悪くないって思ったんです。> どんなに辛い状況になっても、> もういちど生きていこうとする人がいた。> 目をつぶらずに歩き出そうと人生をリスタートしてた。> ときには図太くて、ときには気高くて、> そういう生きていく力を人はもってるんだなって。> そんな人生に触れるたびに、> 仕事とかを忘れて勇気をもらいました。> 私、執行官になって、もっと人間を知りたい。これは、大森美香自身の言葉のようにも思えたし、ある意味では、伊藤沙莉が、大森美香の分身のようにも見えました。◇作品の出来からいうと、題材そのものがちょっと地味だったうえに、遠山の金さん的な「落着感」にも乏しかった。債務者の苦境を描いて最後に執行!…というワンパターンだったので、中盤はマンネリ感があったのも否めない。でも、視聴率や評判は悪くなかったようですね。織田裕二も、従来の圧の強いイメージが払拭されて、役の幅が広がるきっかけになったでしょう。伊藤沙莉は、見ててとても面白かった。エンディングでは、5年間の実務を経て執行官になったっぽいけど、未解決の女のように第2シーズンもあるのかしら?
2023.10.08
日テレ「癒やしのお隣さん」を見終わりました!…11話まではダイジェスト視聴ですがw◇1997年に「ストーカー~逃げきれぬ愛」があって、あれも日テレの作品でしたが、もう四半世紀が経つのですね…。あのときはストーカー男の自殺に終わっていた。しかし、今回はハッピーエンド…。ちょっとストーカー男に同情的な結末になってる。…でも、ストーカー男のキャラ設定は、あのときのドラマにけっこう似てます。親に抑圧されてきた依存型の人間なのです。自殺こそしなかったけれど、自虐的で自己犠牲的な気質も共通してる。最終話で、田辺桃子の演じる主人公が、こう喝破しました。> ご両親の期待に応えるために生きて> こんどは私を守るために生きようと思った?> あなたは自分の人生を誰かに託したいだけなんですよ!> わたしをそれに利用しただけ。これって本質を言い当ててると思う。親との共依存のなかで育った人は、別のあらたな共依存関係を求めようとするのですね。◇わたし自身、四半世紀前のドラマを観たときから、うっすら感じてたことだけど、同じストーカーとはいっても、遠くから覗き見してるだけのタイプと、追いかけて攻撃してくるタイプとでは、まったく類型がちがうんじゃないかしら?…たとえば、女性に置き換えてみると、石川ひとみの「まちぶせ」とか、あみんの「待つわ」の主人公なんかも、あきらかに依存型の粘着ストーカー気質です。相手の男性にとっては迷惑かもしれないけど、はたから見てると同情してしまうところもあるし、多少の恨みがましいことは言っても、相手に危害を加えたりする意思はない。…男性の場合も、そういう依存型で自虐系のストーカーは、よほどの逆恨みでもされないかぎり、危害を加えてくる可能性は低いかなあと感じる。そもそも、そういう自虐系のストーカーって、男性の場合も、女性の場合も、おおむね「非モテ系」じゃないでしょうか。◇それとは逆に、危害を加えてくる攻撃型のストーカーは、早い話、妻や恋人に暴力をふるうDV男であって、自尊心を損なわれた復讐のために、別れた後になっても追いかけてくるケースでしょ。そういう自尊心や支配欲が強いタイプの男は、意外に「モテ系」が多いんじゃないかとも想像する。つまり、ほんとうは類型のまったく違う人間が、なぜか同じ「ストーカー」という概念で、一緒くたに括られてしまってる疑念はあるのです。◇道端で待ち伏せしたり、木の陰から覗き見してるようなタイプの人は、昔の村社会だったら、さほど問題にもならなかったと思うけど、現代のように、プライバシーが重視される都市型社会になって、世知辛くも犯罪者扱いされてしまってる感はある。もちろん程度の問題ではあるし、当事者からすれば、この上なく気持ち悪いだろうけど、せいぜいのところ、それは粘着オタク的・マニア的な片想いであって、ことさら犯罪者扱いするほどでもないのでは?…ってところはある。◇性暴力についても言えることですが、たとえ同じことをされていても、それが「暴力」であるか否かは、受け手の側の印象や判断によって左右される。今回のドラマのように、ストーカー的な粘着行為をされても、受け手に許容される場合はあるかもしれない。もちろん、あまり勘違いを助長してはいけないけど、ぶっちゃけて言うならば、女性にとっても、ストーキングされるうちが花ってところはあるしw今回の主人公の女の子の場合も、じつはストーキングされてる時期こそが、事実上の「モテ期」になってる感じがあって、それが意外にリアルだなあと思ったりするのよね。ストーカーがいなくなると同時に、女としての旬が終わってしまうというのも、実際にありうることだろうなと思います…(^^;坂本龍一が書いた唯一のドラマ主題歌だったのでは?(…と思ったけど他にもあるらしい。)うまく言えないけど、これ聴くと、ちょっと泣いちゃうのよね。高岡早紀がいちばん綺麗なときだったとも思う。
2023.10.06
TBS「ヴィヴァント(ヴィヴァン)」を見終わりました。序盤から、この物語は、かつての"馬賊もの"に似てる気がしてましたが、まさにそのような話だったと思います。◇最後は、バルカの腐敗した現地政府を排除して、日本人のノコルがその国家運営を担うという結末。だけど、いくら軍隊を掌握してるといっても、彼に国家の運営などできるわけがないと思う。いずれ周囲の勢力に脅かされ翻弄されることになる。あれだけの豊富な地下資源を有していたら、米中の代理戦争の舞台になりかねないし、日本がそこに影響力を行使するようになったら、旧満州のような傀儡国家の建設へ至るのでは?たとえ当初の目的が、現地における人権状況の改善だったとしても、それは、いつのまにか、資源を目当てにした大陸進出の口実に置き代わるでしょう。◇かつての"馬賊もの"も、当初は欧州の植民地支配からアジアを解放すべく、独立の夢のために駆け抜ける物語だったわけですが、やがて関東軍の暴走にさらされ、本来の理想は、八紘一宇や大東亜共栄などの領土的野心に置き代わり、ついには満州での傀儡国家の建設へと至り、731部隊や東部33部隊の暗躍を許すことになる。そう考えると、今回のドラマの主人公が、日露戦争の英雄と同じ名前の「乃木」であり、この物語を作ったのが、福澤諭吉の玄孫だということが不気味に思えます。しかも、このドラマでは、文民統制の逸脱を危険視した政府高官(橋爪功)が、最大の悪のラスボスのように設定されており、自衛隊別班はまるで正義の組織のように印象づけられてる。◇◇◇そもそもドラマとして面白かったのかというと…「乃木が射殺したはずの別班メンバーが生きていた」というあたりから、わたしの気持ちは引いてました。あのとき、ノコルがとどめを刺したり遺体を処理したりしていれば、彼らは全員死んでいたはずです。そういう悲惨な結果も厭わない別班の残酷さを表現した、…とも言えなくはないけど、櫻井と乃木の作戦はあまりにも無謀に思えます。◇終盤での、どんでん返しに次ぐどんでん返しは、もはやどの機関が何のために動いてるのかも分からなくさせたし、実際のところ、CIAやFBIがどう関係してるかも分からなかった。最後は、ノゴーン・ベキが生きていることを匂わせる演出でしたが、あそこまでこれ見よがしのどんでん返しが続いてしまうと、秋元康の「あな番」のときみたいに、観てるほうは、いいかげん白けてしまって、正直「もうどっちでもいいよ…」という感想しか湧いてこない。◇もし続編があるとしたら、これはやはり日本の傀儡国家建設へ至るのではないかしら?くれぐれも、ネトウヨをはじめとする現代日本人に、妙な領土的野心を焚きつける話にならないよう祈ります。フクシマの放射能汚染は、ほかならぬ自国の政策の結果なのだから、「美しき我が国を汚す者は何人たりとも許さない!」とかいう安倍晋三みたいな言い草は、いまや「どの口が言ってんの?」ってことにしかならないのよね。
2023.10.05
NHK大河「どうする家康」第36話。鳥居元忠がなんと千代を妻にしました!しかも、彼女は「馬場信春の娘」であると。…ってことは、伏見城の戦いでは、千代が「松の丸の脆弱性」を予言するのでしょうね。◇しかし、案の定、SNSなどでは自称歴史通の批判が湧いてます。もちろん、仮説にもとづくフィクションなのは明らかですが資料的な反証がなければ、一概に否定はできないはず。瀬名の「慈愛の国構想」のときもそうでしたが、残念ながら、今回も有効な反証は見当たらず、むしろ、お粗末な反論ばかりが目につきます。今朝の新作です❗ご一読くださいませ❗歩き巫女の千代は、本当に鳥居元忠の妻だったのか? 馬場信春との関係は(渡邊大門) https://t.co/X0G43AW1bK #どうする家康— 渡邊大門〔株式会社歴史と文化の研究所代表取締役、博士(文学)、十六世紀史研究学会代表〕 (@info_history1) September 25, 2023 上の記事のなかで、渡邊大門は次のように書いています。千代といえば、かつて武田氏のスパイのような活動をしていた女性である。本当に元忠は大きなリスクを冒してまで、本当に千代を妻として迎えたのだろうか。千代は武田信玄・勝頼父子に仕えていたので、徳川方にとっては厄介な女性だった。仮に事実だったとしても、本当に家康が許してくれるのか疑問である。◇しかし、これは、かなり安っぽい批判だというべきです。もともと家康は、「馬場信春の娘」を自分の側室にするつもりでした。それを鳥居元忠に横取りされてしまったわけです。なぜ家康は彼女を側室にしようとしたか?それは旧武田家との結束を強めるべく姻戚関係を望んだから。すでに武田勢を敵とは見なしていなかった。そして、「馬場信春の娘」を元忠に横取りされた家康は、その代わりとして穴山梅雪の養女・下山殿を側室とします。つまり、徳川と武田勢との結びつきは、馬場信春の娘や穴山の養女を迎えるまでになっていた。かつてスパイ活動をしていたというのなら、千代であれ、穴山梅雪であれ、同じことです。この自称歴史研究家は、その史実すら知らずに記事を書いているのでしょうか?◇さらに、典型的な批判として次のようなものがある。 これぞ古沢マジックですか🤣🤣🤣歩き巫女なんて売春もやるのにねw武田の有力武将の姫様が歩き巫女なんかするわけないw— 南部十四郎 (@Bigbon61) September 24, 2023 しかし、これは、従来の説にも当てはまる反証にすぎません。もともと、千代のモデルの望月千代女は、「滋野氏の末裔/望月盛時の妻」とされてきました。望月盛時は、武田信玄の甥ともいわれる人物。> 馬場信春の娘が歩き巫女のはずがない。> 鳥居元忠の妻が歩き巫女のはずがない。という批判は、> 滋野氏の末裔が歩き巫女のはずがない。> 望月盛時の妻が歩き巫女のはずがない。という従来の批判と何ら変わりありません。しかし、それがありえたかもしれないからこそ、彼女の存在は日本史上の謎になっているわけです。従来説は疑いもなく受け入れるのに、新しい仮説と見るや頭ごなしに難癖をつけるのでは、たんなる権威主義というほかありません。◇実際、稲垣史生などは、"武将の妻が巫女のような低い身分と直接関わるとは考えにくい"として「くノ一説」を唱えました。しかし、学会では、その俗説のほうが批判されています。https://ja.wikipedia.org/wiki/望月千代女そもそも、望月千代女は、「巫女頭」だったとされているのであって、彼女自身が末端の歩き巫女だったわけではありません。それは、ちょうど服部正成が、忍びを指揮・統率した武将であって、彼自身が伊賀者ではなかったのと同じことです。
2023.10.01
#ナンウマ。第7話。ありゃー。なんだか話が「高校教師」みたいになってきましたよ…。オレンジウィッグの堕天使が、妹かもしれないとは思ってたものの、義父との生活のなかで殺人未遂を犯し、その後は病院で自傷行為を繰り返していると。ここにきて、いかにもな野島ワールドが出てきちゃった感じ。◇かたや、瑞貴の悪女っぷりは芝居だったことが判明!子供が欲しい夫と、子供を産みたくない妻。夫婦の本質的な齟齬。「パートナーの夢を奪う愛なんて存在するの?」って、その言葉はけっこうキツいなー。だって、そんな夫婦は世の中にたくさんいるでしょう!双方の夢を叶えられる結婚のほうが少ないのでは?夫が離婚を望んだならともかく、自分のほうから相手を慮って離婚を仕掛けるのは、わたしにはちょっと理解できない。ましてオーナー夫婦がその作戦に協力したってのも、かなり不可解な感じがします。そして、この話を補欠キャプテンは知ってたの?◇夫を思いやって自ら離婚を仕掛ける瑞希。悪魔との取引に違反しないよう自らの恋を禁じる公文。両者は同じ問題を抱えているように見える。そして、ついに盗聴がバレました!たしかにね。すいが怒るのも無理はない。盗聴って、盗撮よりも罪深い気がするよ。そんななかで、すいは思い出す。バイク事故のとき二人を救助したのは公文だった?◇ちなみに、今週は3人女のボッチ飯でしたね(笑)。サイコパス女。ニセ悪女。ライバルは病気の妹?こちらは一昨年のひとり焼肉! 肉がデカい!
2023.09.29
これはスゴイ…ぜんぜん期待してなかったけど、予想をはるかに上回る異次元の出来!これは渋江修平の傑出した演出力の賜物。◇演出 渋江修平脚本 根本ノンジ音楽 近谷直之日本のドラマって、脚本家が注目されることはあっても、演出家が注目されることは少ないですよね。最近のドラマで演出家の名前が挙がるのは、せいぜいTBSの福澤克雄くらい。でも、今回のドラマは、まちがいなく渋江修平の演出力が炸裂してる!◇彼は、NHKでも、太宰・横溝・乱歩の短編ドラマを作ってましたが、それ以上に強烈だったのは、去年のMBS「あせとせっけん」!!あの加湿器の湯気のなかの謎のベッドシーンは、非凡さを超えて偏執的な異常さに達してました。今回も、諸葛孔明の帽子から謎の湯気が立ってたけど、ああいう作風なのでしょうね。知らんけど(笑)。ちなみに「あせとせっけん」は、大原優乃と劇団EXILEの佐藤寛太が主演でしたが、今回の「パリピ孔明」は、大原優乃と同郷で幼馴染みの萌歌が主演で、EXILEからは関口メンディーが出てる。そして、森山未來は、NHKの渋江作品で常連でした。渋江組的なチームが出来上がってる?萌歌が泣くまでの約5分もの長回し。感動的なシーンなのに、なんか笑えてしまう。そして近谷直之の音楽がメチャクチャ本気!(笑)このシーン僕もぐっときました!ここから二人三脚で力合わせていくんですね。後ろで流れる劇伴もアツいです!#TVer https://t.co/wjrr4tLAVs#パリピ孔明 pic.twitter.com/PoUdXIdm8F— 近谷直之NaoyukiChikatani (@NaoyukiC) October 2, 2023 中国でロケをやったわけじゃないだろうけど、映像には妙なゴージャス感があって、"なんちゃって中国"みたいなチープさはない。それどころか、諸葛孔明の出で立ちが、東京の街並みに違和感なく馴染んでます(笑)。近谷直之の音楽も、かなりの本気で中国っぽい世界観を出してる!彼も「あせとせっけん」で組んだスタッフです。根本ノンジの脚本のコメディセンスも、すでに日テレの「ハコヅメ」で証明されている。考えてみれば、「あせとせっけん」も「パリピ孔明」も、コミック原作のドラマ化なので、ファンタジックな世界の映像化を共通の課題にしてますね。日本の漫画やアニメの豊富なコンテンツを、原作のクオリティを落とさずに実写化できれば、国内の映像作品はもっと世界に出せるようになる。その意味で、渋江修平の演出は、今後のドラマ界や映画界が注目すべきものになるでしょう。東京にいても違和感のない諸葛孔明(笑)なお、萌歌が劇中で歌ってたのは、原田真二の「タイムトラベル」と、松原みきの「真夜中のドア/Stay With Me」です。周知のとおり、いまや「真夜中のドア」は世界中でカバーされてますが、原田真二の曲もスピッツなどがカバーしてますね。萌歌のアルバム『Dreamer』(EIKO名義)は11月1日に発売とのこと。時間旅行のツアーはいかが?
2023.09.28
テレ朝「ハヤブサ消防団」を見終わりました。なるほどね~。面白かったです。犯罪ミステリーというより、宗教社会vs世俗社会の葛藤についての話って感じ。◇信者のマインドコントロールと、それを解くことの難しさも描かれてました。池井戸潤の原作は、2021年6月から2022年5月までの連載。その2か月後に安倍晋三が暗殺されて、統一教会の問題が明るみになったことを考えると、けっこう予言的な内容だったのでは?もうひとつ想起されるのは、上九一色村を拠点にして大量殺人を犯したオウム真理教と、麻原彰晃の不在のあとに存続しつづける後継団体のこと。◇でも、それ以上に、わたしは《戦前の天皇制》のことを思い起こしました。宗教は、教祖が絶対的な権力をもってる場合もあるけど、じつは教祖がむりやり祭り上げられて、周りの連中がその権威を利用してる場合もある。戦前の天皇制はその典型で、天皇自身が権力をふるっていたというよりも、軍部がその権威を利用していたという面が強い。…戦争が終わって、天皇が過ちを認めて人間宣言をおこなうと、それまで天皇を祭り上げていた連中は、一転して天皇を「裏切り者」とみなすわけですよね。現在のネトウヨも、皇族を悪しざまに扱き下ろしたりしています。利用価値のあるうちは「神」と崇めるけれど、都合が悪くなると平気で罵倒するようになる。そういうところも、今回の物語にそっくりだと思いました。◇キリスト教も、死者を祭り上げることで成立した宗教です。それを創始したのは、イエス自身ではなく弟子のパウロだから。教祖が死んでいるからこそ、都合のいい物語を作り上げることができる。ダン・ブラウンの「ダヴィンチコード」は、"イエスに子供がいた"と暴露するミステリー小説ですが、かりにそれが真実であれば、キリスト教にとっては不都合なスキャンダルになります。天皇制の場合も、キリスト教の場合も、教祖が「ただの人間」だとバレるのは非常に都合が悪い。作りあげた神話がぜんぶ嘘になってしまうから。ふつうに結婚したり、ふつうに子供を産んだりすることを、信者は認めようとしない。そういう教祖の人間的な部分は隠さなければならない。◇ジャニーズ信者とか、山下達郎信者とかも、信じたい部分だけを信じて、醜悪な真実からは目を背けつづけています。それだけではなく、真実を暴こうとする被害者を「敵」とみなして攻撃もする。これは、天皇やイエスが「ふつうの人間」であることを認めようとしない、宗教原理主義者と同じです。あるいは、地動説を主張するガリレオを断罪した中世の坊さんとか、ダーウィンの進化論を悪魔の教義とみなす米国の福音派と同じ。彼らにとって「真実」は都合が悪いからです。わたしは7月10日の記事で、「ジャニヲタと達郎信者とネトウヨが共闘する」と書いたけど、それも信仰の心理によって説明がつきます。信者にとって「不都合な真実」は共通の敵になる。
2023.09.24
日テレ「彼女たちの犯罪」を見終わりました。ほぼ全員不幸な結末。最後は百合要素もありましたが、原作とは違っているとのこと。石井杏奈が痛みを堪えながら憔悴していく演技とか、毎熊克哉がどんどん荒んでいく演技とかも凄かった。悲しい結末でしたが、なかなか面白かったです。◇前半は、不倫した愛人と不倫された妻が共謀するという、ドロドロの昼ドラ的展開でしたが、後半になって、本格ミステリーの様相を強めていきました。ひたすら《事件前》と《事件後》の時間を往ったり来たりして、ようやく第5話になって事件が起こる…という構成も斬新。毎熊克哉はいかにもピッタリ!って役どころ(笑)。野間口徹がしれっと優秀な刑事なのもよかったな。さらっと親友を裏切った朝倉あき!(笑)人生の席替え=トレードのお話でもありました。戸籍が欲しい女と、戸籍がいらない女。夫が欲しい女と、夫のいらない女。命を失う女と、命を捨てる女。無いものは欲しいけど、得たものはいらなくなる。日産ラシーン。ブラウンでルーフとワイパーが白。まあ、ツッコミどころがないわけではなく、学生時代の髪型とか(笑)万年筆だけで逮捕状が出たりとかは、さすがに「ん?」と思いましたが。身寄りがなく他人の戸籍を使ってる女が、怪しまれずにエリート医師と結婚できるかしら?…ってのも不思議なところではある。◇深川麻衣と前田敦子は、AKB共演としては最良のものだったと思います。でも、AKBヲタの人たちって、こういう作品にはまったく興味なさそう(笑)。JABBERLOOPのジャズソウルも、Omoinotakeのエンディング曲もなかなかでした。これは前のアルバムから。こちらがサントラの曲。昼ドラっぽくて好き(笑)深川麻衣の出演するMV。
2023.09.23
#ナンウマ。第6話。ホントの海ですべての真実が語られて、バイク事故と引きこもりの謎は解けました。しかし、また新たな謎が浮上!それは、主人公と同級生の謎じゃなくて、公文竜炎の二重人格と、アガサについての謎です。◇かつて純文学作家だった三島公平は、悪魔と取り引きをして魂を売りわたし、ラノベ作家の公文竜炎に生まれ変わったらしい。さながら、メフィストフェレスに魂を売ったファウストのように。あるいはパガニーニやロバート・ジョンソンのように。そして、三島公平の人格は、いまは公文竜炎の支配下に置かれている。一般的にいうと、悪魔=堕天使ルシファーだし、アガサが「オレンジウィッグの堕天使」なら、アガサこそが悪魔なのかもしれません。◇アガサは自殺未遂を繰り返していて、そのたびにアンディキムが彼女を救っている。そのゲームを通して2人は愛し合っている。公文竜炎こそがアンディキムなのかしら?そもそもアガサは実在してるの?あるいは公文にだけ見える幻影?同居してる芽衣ってセフレだっけ?◇それにしても、いちどは消えていたはずの三島公平が、なぜ黒目すいの前に現れたのでしょうか?2人は好き避けをするほど惹かれ合ったけれど、すいが真実を明かしたせいで、三島公平の人格はふたたび姿を消してしまった。◇高校生のときは、黒目すいも、雨宮純平も、江田悠馬に想いを寄せていたのだけど、それはもう過去の話…。離婚した瑞貴は、いまごろになって「悠馬を返す」と言うけれど、現在の黒目すいが愛してるのは、江田悠馬ではなく、三島公平なのでしょう。ホントの海での告白シーンは美しかったなー。重い告白を、波の音がすべて包み込んで、打ち消してくれた。すいは、純平の同性愛の秘密をひとりで抱え、瑞貴や悠馬の恨みもひとりで引き受けて、10年ものあいだ引きこもってしまった。両親の離婚とは無関係に、すい自身が父に引越しを頼んだのですね。補欠キャプテンだった健人は、バイクに細工などしていませんでした。まあ、盗撮はしてたみたいだけど…(笑)。
2023.09.22
日テレ「こっち向いてよ向井くん」見終わりました。センスがよくて、やたらとお洒落なドラマだった。近年の日テレドラマにはなかったほど、制作陣に突出して非凡なものを感じました。赤楚くんも、過去イチのハマり役!◇ただ、話の中身は、なんだか不毛で虚しい気がしないでもなく…(^^;ダメ出しされる赤楚くんや天音くんが気の毒で、見終わったあとは疲労感と虚無感だけが残ることも。恋愛の間違い探しといっても、一時的な正否や勝ち負けを問うてるだけで、実際は、どこにも正解なんて存在しないのよね。ある時期までは正解と思えたことでも、時間が経ってみたら間違いだったりもするし、終りなき「間違い探し」の果てに、何の着地点にも辿り着けず終わるかもしれない。◇いまどき、80年代バブルの頃のように、他人の恋愛にダメ出しをして、マウント取って優越感を得るのが目的じゃなかろうし、そういう意味では、コメディタッチのわりに、シニカルかつペシミスティックな物語だった気もする。実際、この感じって、ちょっと30年前の「東京ラブストーリー」に似てて、とくに"アイシングクッキー女"が出てきたところは、いわゆる"おでん女"を彷彿とさせました。藤原さくらがクッキー女に敗北するのは、鈴木保奈美がおでん女に敗北したのと同じですね。違いがあったとすれば、鈴木保奈美が負けを認めなかったのに対して、藤原さくらが最後に自分の非を認めたところかな。▶ https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202112240000/◇最終的に、波瑠も、生田絵梨花も、藤原さくらも、女子全員が「結婚否定派」だったというオチ。この少子化の時代にあって、なかなかに極限的な結末ですwまあ、藤原さくらの場合は、結婚は否定しても、出産は否定しないらしかったけど。たしかに事実婚という選択をする人はいますしね。…赤楚くんと波瑠のカップルは、とても現代的な感じがしましたが、どっちみち結婚する気のない相手なら、生田絵梨花と付き合ったままでも、さほど変わらなかったのでは?って気もする…(^^;◇ちなみに、赤楚くんと波瑠は、実年齢では波瑠のほうが3つ年上なのだけど、(赤楚くんが29才、波瑠が32才)役柄では赤楚くんが1つ年上の設定だったらしい。(赤楚くんが33才、波瑠が32才)わたし的には、むしろ実年齢の設定がよかったのに…と思う。そのほうが今っぽいのでは?…原作漫画はまだ連載中らしいので、2人の今後があるなら見てみたい。妹夫婦の事実婚がどうなるかも興味はあります。◇そして、音楽もめちゃくちゃオシャレでしたね。サントラはYouTubeに全曲あがってますが、これは一聴の価値あり!FUKUSHIGE MARIって、ゲス極・ちゃんMARIのソロ名義なのね。すばらしい才能です。最終回にチラッと出演してましたね。最後にチラッと出演してました。
2023.09.20
#ナンウマ。第5話。部活のシゴキとか、更衣室の盗撮とか、話がちょっとドロついてきた感じ。◇生まれ曜日のネタ元は、どうやらマザーグースの歌にあるらしい。第5話は、サブタイトルが《優しい人が傷つく世界線》でしたが、生まれ曜日の歌では、水曜日が「優しさと引き換えに悲しみがいっぱい」となってる。登場人物それぞれの生まれ曜日が、物語の内容にも関係してくるってこと?◇なお、本来のマザーグースの歌は、月曜にはじまって日曜で終わるけど、公文竜炎は、木曜からはじめて水曜で終えていました。Monday's ChildMonday’s child is fair of face,Tuesday’s child is full of grace;Wednesday’s child is full of woe,Thursday’s child has far to go;Friday’s child is loving and giving,Saturday’s child works hard for its living;But the child that is born on the Sabbath dayIs bonny and blithe, and good and gay.https://en.wikipedia.org/wiki/Monday's Child旅に出るのは木曜日生まれ惚れっぽいのは金曜日土曜日生まれは生きるために一生懸命働くの日曜日生まれは陽気で楽しい美しいのは月曜日生まれ火曜日生まれはどこか優雅ね水曜日は…ねえ…優しさと引き換えに悲しみがいっぱいなの#何曜日に生まれたの 第5話配信中https://t.co/8LUyr1EsgF— ドラマ『何曜日に生まれたの』【公式】 (@nan_uma_abc) September 11, 2023 余談ですが、ジョディ・ミラーの曲「Wednesday's Child」や、ノエル・ストレトフィールドの小説「Thursday's Child」などは、ここから派生してるようです。ほかにも、アマンダ・マーシャルの「Tuesday's Child」ウィル・ヤングの「Friday's Child」モンキーズの「Saturday's Child」ジョン・マーティンの「Sunday's Child」…などなどがあります。アダムスファミリーの長女ウェンズデーの名前も、マザーグースから取られているらしい。また、村上春樹の小説「街とその不確かな壁」には、生まれ曜日を言い当てる少年が出てくるとのこと。
2023.09.17
日テレ「最高の教師~1年後、私は生徒に■された」。それほど出来のいいドラマだとは思ってませんが、第8話はなかなか見応えがありました。…もちろん加藤清史郎くんの演技ありきですけど。このドラマの最大の収穫は、鋭い刃物のような彼の悪役ぶりですね。こういう役がハマるとは想像もしてませんでした。◇ちなみに、第8話でもっとも説得力を感じたのは、自殺した女生徒の母親(吉田羊)の言葉。※追記:自殺じゃなかったらしい。> たった一つボタンが掛け違うだけで> 人の関係なんて大きく変わっちゃうものだけど> もしかしたらあったのかな?…2人が友達になることも自殺で娘を亡くした母親が、加害者の生徒を前にして、あんなに寛容で冷静でいられるかしら?ってツッコミどころはあるけれど…たしかに、学校の人間関係なんて、ボタンのかけ方ひとつで、《友人関係》にも《いじめ関係》にもなりうるものだな、…とは思う。◇◇◇こういうドラマを見るたびに思うのは、いかに「学校の制度が無駄なのか」ってこと。このドラマの生徒たちも、余計なことにエネルギーを使うばかりで、ぜんぜん勉強が出来ていませんよねえ。もはや勉強をする精神的余裕なんてないでしょう。まして、学校に行ったせいで、いじめられたり、引きこもったり、自殺したりする結果になるのでは、何のための学校なのかさっぱり分からない。◇ボタンの掛け違いなんて、一定の確率で起こりうるのだから、それを教育の力で防ぐことなど出来ないし、数十人の生徒がいれば、いじめる人間も、いじめられる人間も、一定の確率で存在するのだから、個々の教師や生徒が必死に考えたところで、そうした問題は永久に解決しません。◇昔の学校は、「集団生活」や「上下関係」を学ぶ場だと言われていた。最近の学校は、せいぜい「贖罪」や「和解」を学ぶ場になっているのでしょう。学校制度の存在意義を主張する人々は、「それこそが人生勉強だ!」と言うかもしれないけど、そんなものは後付けの説明にすぎない。子供にそんなことを経験させて何になるの?たがいに傷つけあう人間関係だの、「上下関係」だの「贖罪」だの「和解」だのが、生きる上で役に立つというエビデンスはどこにもない。かえって人生に後ろ向きになるばかりでしょう。そんなことにエネルギーを費やす暇があったら、もっと勉強に集中できる環境のほうがいいに決まってる。国にとっても、社会にとっても、そのほうがはるかに有用な人材を育成できるはずです。◇それが分かっていながら、国家も、社会も、いまだ「学校」という制度を手放せずにいる。これは子供の問題ではなく、大人の責任です。現行の学校制度は、なるべく早く解体したほうがいい。ヴァーチャルな学習システムと、リアルな校外活動を組み合わせれば、もっと効率的な制度を構築できるはずです。
2023.09.16
よく出来たサスペンスホラー。ホラーは苦手なのだけど、見はじめたら止まらなくなってますwささの葉さらさら♪の歌と、短冊の紙がパリパリたてる音響が不気味。でも、映像は綺麗だし、華奢で色白な高橋ひかるは、夏のホラーに似合う。◇欧米のホラーはハロウィンやクリスマスが多いけど、日本のホラーはやっぱり夏ですね。七夕設定なので、前クールに放送すべきだった気もするけど、ちょっと時期的に難しいところではある。つぎの第7話からは第2章に入るらしい。◇いちばん怪しかった昴(一ノ瀬颯)は正体を明かしたものの、真犯人ではなさそう。わたし的には警官が怪しい気もするのよね。15年前の火災が、子供の過失なのか、大人の犯罪なのか、たんなる事故なのかはよく分からない。ハレーションの意味も、主人公の記憶喪失の理由も、「どこかトオクにいけまスようニ」のメッセージも、謎のままです。脚本の若杉栞南は23才の新人、とのこと。なかなかの才能かも。すずしげな麦茶。 色白で華奢な高橋ひかる。 怪しげな一ノ瀬颯。 チベットスナギツネが!(笑)
2023.09.16
TBS「トリリオンゲーム」が終了。意外に面白かったです。終盤になるほど面白くなりました。◇序盤は、ちょっとゲスい話という印象が強くて、目黒蓮と今田美桜のキャラにも馴染めなかったけど、後半になると、彼らの役柄も板についてきたし、物語の内容には、日本の社会構造について考えさせるところがあった。とくに、タブーのない報道からメディア業界を一気に変革する話や、鉄道系ICカードを起点にキャッシュレスを一気に広める話は、「なるほどなー」と思わされる内容でした。たしかに、それらが実現すれば、日本社会の古い体質や停滞感や取り除かれて、利便性も高まるし、社会変革が進むように思える。◇全体に、話がポンポンとテンポよく進むのも痛快だったし、吉川晃司もなかなかのハマり役だったし、目黒蓮&今田美桜、佐野勇斗&福本莉子の、それぞれのLOVE要素もいい感じでしたね。ダークヒーローだったハルが、会社から去っていく結末にも納得感があった。最後に、ハルとガクが、海を見ながら次に何を企んだのかも興味深い。ちなみに、原作はまだ続いてるようです。お約束のテーブル下でごっつんこw ドキドキ! ドキドキ!! 因縁の2人が結ばれる"ifを"妄想。 楽しかったなー。 💸Snow Man 「#Dangerholic 」💸⠀ ⠀ ⠀ キリカ×凜々 ver.#今田美桜#福本莉子#トリリオンゲーム💸#最終回は9月15日よる10時🕙 pic.twitter.com/VMeMEIeDWq— 金曜ドラマ『トリリオンゲーム』【公式】 (@trillion_tbs) September 14, 2023
2023.09.15
月9「真夏のシンデレラ」。先週から紘菜目当てで参戦しましたが、もう第9話ですwほぼ終わってる?それまでの経緯を何も知らないのだけど、どうやら間宮祥太朗&森七菜の格差カップルに、神尾楓珠と山崎紘菜が割り込む4角関係になってて、なんか紘菜は悪役っぽい…w◇今週の最後では、神尾楓珠が森七菜に告白しちゃったし、来週の予告によると、紘菜も、森七菜に、「あなたの存在が彼の足を引っ張ってる!」みたいなことを言うようです。何話までやるの?来週で最終回かしら?山崎紘菜&間宮祥太朗。この2人お似合いでしょ! 森七菜&神尾楓珠。ここもお似合い。 まったく似合わないのが主演の2人ww (※2人とも嫌いなわけじゃないのよ) 「あんたなんか親に反対されるに決まってるでしょ!」的な。 吉川愛&萩原利久。ここもお似合い。 ◇↓でも、それ以上にお似合い! カッコよ。参!上みなさんもぜひ、東京ミッドタウンへ🌼#ADEAM #GINZA pic.twitter.com/EcycviC8H5— 上白石 萌歌 (@moka_____k) September 3, 2023 りくもか。#萩原利久 #上白石萌歌 https://t.co/972DLhKyV5 pic.twitter.com/sFKJEAyyGI— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) September 4, 2023
2023.09.05
TBSの「トリリオンゲーム」。目黒蓮の主演でありながら、第5~6話でも、皮肉なことに、ジャニーズ問題をいじってる感じがあったけど、第7話も、やはりそうでした。地上波テレビの《忖度報道》を揶揄する内容です。スポンサーの顔色をうかがって真実を報道しないのは…報道の死に値します!安倍政権だろうが、統一教会だろうが、ジャニーズだろうが真実を伝えるのが報道の仕事!実際、ネットテレビが地上波を凌ぐとすれば、それは権力に忖度のない報道によってかもしれません。真実をねじ曲げるようなことはしません!一緒に戦いましょう!報道の未来のために!NHKなどの地上波テレビは、安倍政権にも、統一教会にも、そしてジャニーズ事務所にも忖度する姿勢を示してきたし、今回のNHKの声明からも、そのことを反省する様子はまるで感じられません。NHKは、職員の行動指針として「人権、人格を尊重する放送を行うこと」を定めており、性暴力について「決して許されるものではない」という毅然とした態度で これまで臨んできたところであり、今後もその姿勢にいささかの変更もありません。 ジャニーズ事務所に対しては、被害者救済と再発防止に取り組むよう要望するとともに、その実施状況を確認しながら、人権尊重の観点から、適切に対応していきたいと考えています。つまり、これまでも、これからも、人権尊重の指針に変更はない…との弁明ですが、これは、ただの卑怯な論点ずらしです。いまメディアに問われているのは、忖度によって必要な報道を避けてきた、という疑惑です。ジャニーズ事務所の「外部専門家による再発防止特別チーム」が調査報告書で、ジャニー喜多川氏による性加害について「マスメディアが正面から取りあげてこなかった」などと指摘していることを重く受け止めています。 なぜ「正面から取りあげてこなかった」のか?その忖度こそが人権侵害を野放しにしたのであり、NHKはそれについて自己検証しなくてはならないし、BPOのような機関によっても検証されなくてはならない。その作業を怠ったまま誤魔化しているのです。実際のところ、NHKの報道部門は、常日頃から平然と「報道しない自由」を行使している。ITの力で偏りのない確かな報道を!報道のプロと女子アナがそろえばスキャンダルやタブーに切り込める!これぞ報道の未来!国連の人権理事会が指摘したとおり、NHKをはじめとする日本の大手メディアは、ジャニーズの性加害問題をもみ消してきました。社会に対して、重要な事実を伝えるべき公共メディアが、その報道を怠れば、それは「もみ消し」に当たる。アリバイ作りのような報道ばかりに終始し、必要な時間帯に、十分な分量を費やして報道しなければ、それも「もみ消し」と変わりがありません。そうした卑怯な報道姿勢は、すでに国際社会から激しく軽蔑されており、先進国のなかでも最低ランクの評価を受けています。報道にフルパワーでぶっこむ!公共メディアに「報道しない自由」など存在しません。まして権力への忖度などあっていいわけがない。忖度のない報道に特化した新しいメディアが登場すれば、ほんとうに日本の既存メディアは死滅するでしょう。
2023.08.31
TBS「VIVANT」第7話。もうワケワカランw乃木は別班を裏切ったの?一部には「別班メンバー生存説」もあるようですが、もしそうだとしたら、とどめを刺さずに死体を放置したテント側の不手際としか思えない。いまにして思えば、ザイールが口にした「ヴィヴァン」という単語を、乃木がみすみす野崎に教えたのって、あえて別班の存在を勘づかせたに等しいわけで、なんか変だと思ってたのよね~。乃木のほんとうの敵は別班なの?乃木は、意図的に公安を引き寄せたのかしら?あるいは野崎だけを信用して、別班との戦いに引きずり込もうとしてる?野崎への謎のメッセージ。 鶏群の一鶴/凡人の中に一人だけ交じった優秀な人物眼光紙背に徹す/鋭い洞察力で物事の裏側まで見通すかたやCIAは、別班とも公安とも繋がってる感じだし、色々ぐちゃぐちゃしてワケがわかりません。◇それにしても、親子そろって国家に反逆してるよね。父は公安を裏切り、息子は別班を裏切った。いったいなんのために?国家よりも家族のほうが大事なのかしら?同僚の山本のことは「国家への反逆者」として処刑したのに?それとも、島根の乃木家の人たちは、古代における出雲から大和への国譲りを、21世紀のテロリズムでひっくり返そうとしてる?…ってのは、さすがに考えすぎかなあ。そして不思議なことに、乃木も、野崎も、薫も、ノゴーンベキも、なぜか「ジャミーンを守る」という点では一致するのよね。◇どうでもいいことだけど、「ノゴーンベキ」の名は、「ノギゴンベー」(乃木権兵衛)のアナグラムと思ってましたが、ぜんぜん違いましたwwwモンゴル語で、「緑(ノゴーン)の魔術師(ベキ)」の意味らしい。砂漠地帯を楽園に変えた英雄の尊称のようです。それから、乃木の二重人格も、別班の「心理戦防護課程」の賜物かと思ってましたが、これも違ったみたいです…。どうやら幼少期の過酷な経験が原因だったようで、ちょっと「イマジナリーフレンド」にも似てますね。◇…それはそうと!ノゴーンベキは、自分の息子が丸菱商事の社員なのを知らないのかしら?乃木は、島根で出自を確認したうえで、きちんと本名で生活してるわけだから、ノゴーンベキがそれを把握してても不思議じゃないよねえ。かりに日本を標的にテロ活動をしてるなら、そのぐらいの情報は把握できているのでは?//TBSドラマ #VIVANT と世界 #ふしぎ発見 がコラボします💥📣\\ナント!ドラマ出演者がミステリーハンターに挑戦👩🚒✨舞台はもちろんバルカ…もとい、モンゴルです🔥🇲🇳オンエアは9月16日よる9時!╭━━━━━━━╮🔴ぜひ見てネ♪⚫️╰━━━━━v━╯(^O^)📱ˊ˗@TBS_VIVANT pic.twitter.com/2N2xkQRGHC— 世界ふしぎ発見! (@fushigi_hakkenP) August 27, 2023
2023.08.28
TBS「トリリオンゲーム」。目黒蓮のキャラにもだいぶ慣れてきた。第5~6話の《タレント事務所編》って、どう見ても "ジャニーズいじり" に思えるんだけど、じつはこれも原作に沿った内容のようです。現実と符合するにもほどがあるww羽原大介の確信犯的な脚本とも思えますが、目黒蓮とジャニーズは、それを承知で引き受けたのかしら?ぜんぶ知ったうえで事実隠蔽に加担!タレントを丸ごといただいて!タレントをじゃんじゃん使って…CMやSNSやメディアで宣伝しまくる。芸能界を乗っ取って…メディア帝国へ!!何の大作戦?!この物語は最終的にどう終わるのでしょう?ハッピーエンドになるとは思えないし、むしろバッドエンドになるのが普通ですよね。最後はすっからかんで1からスタートって感じかな。
2023.08.25
#ナンウマ。第3話。やっぱり不思議な話です。いろいろ分からないことが多い。でも、それが人間の複雑さ、人間関係の複雑さってことかもしれない。◇とりあえず主人公は、いろんなことがトラウマになってるのですね。電車の飛び降りを目撃したのもトラウマ。バイク事故に遭ったのもトラウマ。江田に「お前が死ねばよかった」と言われたのも、親友のはずの瑞貴に淑女協定を裏切られ、さらに「消えて」とまで言われたのもトラウマ。今後も、いろんな人と再会するたび、過去のトラウマが蘇るのだろうな。◇トラウマを思い出すたびに過呼吸になって、心も体も疲れ果て、社会生活が送れなくなって、引きこもってしまったのかしら?こういう人は、みんなと仲良く平和的にしたい、と願うあまり、かえっていろんなことに傷つきますよね。主人公は、とかく他人に合わせてしまう性格みたいだし、もっと自分本位になれれば、多少のことで傷つかずに済むのかもしれない。まあ、難しいことだけれど。◇母親の不倫、両親の離婚、引越し、それから瑞貴の父親の暴力についても、まだ描かれてないことはありそうです。一方、雨宮については、なぜ主人公をバイクで連れ出したのか?なぜ自分のストーカーを秘書として雇ってるのか?…などの謎もあるし、彼が江田に語った、「女性が嫌いなのは彼氏を紹介したときに媚びる女 友達の彼だろうが旦那だろうが欲しがる女」との考えも、ちょっと意味深です。◇肝心の「生まれ曜日」についての話が、いったいどこに着地するのかも分からないけれど、主人公が電車にトラウマがあり、バスしか利用できなくなったことが、The Holliesの「Bus Stop」を主題歌にしていることと、何がしか関係するのだろうとは思う。今回も最寄りのバスストップが出てきましたね。 川草9丁目。
2023.08.24
#ナンウマ。たてつづけに第2話。シリアスな雰囲気はなくて、ほぼコメディ。◇やっぱり千葉から東京に引っ越したのだね。でも、結局、引っ越しとひきこもりの理由はよく分からない。事故のせいなのか、失恋のせいなのか。両親の離婚(母の不倫)のせいなのか。あるいは親友とのあいだに何かあった?それから、サッカー部のもうひとり、城崎健人(濱正悟)はまだ登場していない。◇まあ、人間の行動原理なんて、ひとつの因果関係じゃ説明がつかないしね。とくに思春期のころは。それどころか、現在の主人公も、最優先事項がアガサのフィギュアだったりして、いまいちよく分からん(笑)。逆にいえば、人間って、意外なことで生きていけるのかも。◇ドビュッシーへのこだわりも謎だし、産まれた曜日の話が、ドラマ全体を貫く鍵になるのかどうかも謎。いろいろと不思議な話になってきてます。この会議も、なんだかんだで楽しそう…?多少の不幸があっても、自分が物語の主人公だと思えば、それ自体が生きる力になるのかもしれませんね。これが江東新橋なのかしら? ベンチもあって素敵。 こちらは最寄バス停。
2023.08.20
#ナンウマ。とりあえず第1話。野島伸司かぁ…と思って身構えてて、おそるおそる見はじめたのだけど(笑)、意外に好感触!◇いい意味で民放らしくない?ちょっとNHKドラマっぽい。題材的にも、地味な配役も、視聴率を気にしてない感じもw描写に無駄がなく、必要最小限で、叙述が簡潔なのもいい。セリフはもちろん、ホリーズとかドビュッシーとか、選曲もふくめて隅々まで制御されてるのも、作家性があって満足感が高いです。◇陣内孝則は、ドラマではひさしぶりに見たなー。シシドカフカは、以前と印象が変わって、エキゾチックな雰囲気が薄まりましたね。一瞬、誰だか分らなかった。◇すごく余談ですが、第1話の冒頭を見て、主人公が住んでるのは、川沿いのマンションだったので、なんとなく「二子玉あたり?」と思ったけど、サッカー部のあった高校は、「千葉の谷津東」だと言ってたので、たぶん習志野市なのよね~。飯豊まりえも千葉市出身だし、それで「千葉のお話か」と思いましたが…もういちど第1話冒頭を見直したら、主人公のマンションは、東京スカイツリーの近くで、旧中川に架かる「江東新橋」のそばでした。
2023.08.20
第5話。新興宗教の描写がリアル。たしかに、イエスマンだらけのワンマン会社とか、住民の排斥運動とかのほうが、よっぽどカルトっぽいのかも。まあ、どっちもどっちよね…。◇それにしても、・連続火災・ルミナスソーラー・山原浩喜の滝つぼ水死体・山原展子の自殺・アビゲイル騎士団これがぜんぶ繋がるなら面白いけど、いまのところバラバラとしか思えない(笑)。つーか、何の関連性もなく、ふつうに事故が続いてるだけでは?…って気がしてきたよw警察も捜査してる様子ないし。ただの疑心暗鬼でした!…ってオチも、それはそれで面白いかも。でも、賢作(生瀬勝久)もふくめて、山原姓が多いのは気になるな。◇どうでもいいけど、川口春奈は、同じ時間にモニタリングやってましたね。中村倫也に「裏で足引っぱんないで」とか言われてそうwいつも以上にバキバキの目。
2023.08.19
TBS「VIVANT」。福澤克雄×八津弘幸×堺雅人の半沢トリオ。今回は、自衛隊の諜報組織「別班」と、謎の国際テロ組織「テント」との戦い。もう第5話まで来てますが。◇ずっと乃木(堺雅人)は怪しいと思ってたのよね~。だって、CIAに友達がいるなんて!そうそうありえないし(笑)。※かたや公安はFBIと繋がってる模様。…それはそうと、自衛隊の「別班」は実在するらしい。陸軍中野学校の流れを汲んでるともいわれてて、シビリアンコントロールを逸脱してるとの疑いもある。ドラマの乃木は、なにやら二重人格みたいになってますが、これは諜報員としての訓練を受けた結果なのですね。いわゆる対心理情報課程(心理戦防護課程)。つまり、「表の顔」と「裏の顔」を使い分ける訓練をされている。これは陸軍中野学校でも行われていた訓練です。▶ 中野学校というのは恐ろしい学校国を守る活動といえば聞こえはいいけれど、こうした軍人の訓練は人格破壊を伴うのですよね。平気で嘘をつけるようになる必要があるし、平気で人を殺せるようになる必要もある。乃木は、そのような人間として訓練されている。別班の中枢? 堺雅人とか、小日向文世って、柔和な笑顔と裏腹の悪人を演じることがあるけど、今回も完全にそのパターンです。◇そして…国際テロ組織「テント」のトップが、乃木の父親であることまで判明してしまいました!なんともスターウォーズ的な展開?さながら、米国がウサマ・ビン・ラディンを育ててしまったように、旧日本軍や自衛隊も、大陸の工作活動のなかで、はからずもテロリストを育ててしまったのでしょうか?ちなみに「乃木」という名前は、おそらく乃木希典から取られていると思いますが、(事実、乃木家は島根の出雲源氏から派生しています)彼は日露戦争の英雄なので、この物語もそのあたりまで遡っていく可能性はある。しかし、いちばん可能性が高いのは、戦前に満州国が建設された時代との関わりです。馬賊となった日本人が、大陸での工作活動や独立運動をおこなっていた。馬賊のことは前にもいろいろ書きましたが、▶ 1909年の伊達順之助とイルベガンを考察!このドラマも、戦前の負の歴史をあぶり出すのかもしれません。住良木平吉=お勢さんも登場?! 八津弘幸=おちょやん的にはお家さん。 …余談ですが!ドラムって、まるで4次元ポケットみたいに、何でも必要なものを出してくれますが、名前からして「ドラえもん」がモデルよね(笑)。(手前から)のび太くん、ドラえもん、しずかちゃん。
2023.08.14
池井戸潤の原作は、TBS「VIVANT」のほうかと錯覚しそうですが…今回は、テレ朝「ハヤブサ消防団」のほうなのですね(笑)。◇地方の小さな集落で起きる怪事件に、都会の気弱なミステリー作家が巻き込まれる物語。なんとなく、「舞台設定は横溝正史」で、「主人公は赤川次郎」といったテイスト。両方のいいとこ取りって感じです!中村倫也のビビりキャラは、赤川次郎とか村上春樹的な世界にハマるのかも。◇それにしても、川口春奈の美女力が炸裂してて、とくに序盤では、セリフもないのに、彼女が姿を現すだけで物語がざわつき始めるのね。謎の美女が登場して、主人公がそこに惹かれていくのも、これまたミステリー作品の王道だなと思います。水卜アナもそわそわしてる?(笑)◇第3話の、「自殺した女とその娘」という展開は、ちょっと陳腐な気もしたけど…結局、どういうことなんだろう?「じつは死んでなかった!」ってことなのかしら。川口春奈がその娘なのかな。
2023.08.04
こちらもジャニドラです。たまたま見はじめたら、意外なほど面白かった。脚本もうまいし、映像もきれいで、深夜ドラマとしてはかなり上出来。これなら9時~10時台の放送でもよかったのでは?…と思える内容です。◇いわゆる「偽装結婚」ものなので、題材はさすがに使い古された感があるものの、主演2人のキャラをうまく活かしてる。原作コミックがあるらしいのですが、原作でも、こういうキャラ設定なのかしら?…主人公は、カッコつけてるけど、じつはクズ野郎で、でも、なんとなく憎めない人物。これが菊池風磨の素のキャラクターに近い。菊池風磨って、ジャニーズといっても美形じゃないし、ドラマの主役としては使いにくいと思ってたけど、この役はドンピシャにはまってて、ほとんど彼そのもののようなキャラです。うまいことキャスティングしたなー。…ヒロインは、ちょっとお間抜けなふんわりキャラで、これも長濱ねるのパブリックイメージに近い。個人的には「舞いあがれ」のときの、空気読めない系の姉御キャラのほうが好きでしたが。
2023.08.03
ジャニドラです。莉子と目黒蓮の共演は、テレ朝「消えた初恋」以来かな。もともと莉子は「賭ケグルイ」とかに出てて、ギャンブルものもわりと向いているし、今回の役にもぴったりはまってます。佐野勇斗も、いい味出してる。◇目黒蓮は…好感度的にいうと、1.silent2.消えた初恋3.舞いあがれ4.トリリオンゲームみたいな順位になると思うけど、役のハマり具合でいうと、1.消えた初恋2.トリリオンゲーム3.silent4.舞いあがれって感じじゃないかしら。つまり、好感度とハマり具合が微妙に反比例してて、今回の役も(ジャニーズうんぬんとは別に)、ハマればハマるほど好感度が下がる気がするのよねw◇一方、今田美桜は、ちょっと無理があるというか、イマイチぎこちないというか、やや物足りない感じもしたけれど、まあ、下手にハマりすぎるよりも、むしろツッコミどころになるぐらいが可愛いのかも。一部には、沢尻エリカを期待する声もあったらしく、たしかになるほどね~と思いましたが、わたしは「黒革の手帖」の武井咲かなあと思っていた。でも、第3話ぐらいまで来ると、今田美桜も意外に違和感がなくなってきました。演技はともかく、彼女は身体の造形が綺麗で品がありますね。ドラマの内容は、(原作コミックがあるそうなのですが)歌舞伎町界隈の義理人情の話とか、よくもわるくも羽原大介っぽいです(笑)。
2023.08.03
NHK大河、どうする家康「本能寺の変」を見ました。ジャニーズが崩壊しようとしている今、信長と家康の《BL的な愛憎関係》に焦点をあて、ある種の「父殺し」みたいな話に仕立てたところは、なにやら予言的な脚本だったといえます…(笑)。松潤の「信長!信長!」という心の叫びを、思わず「喜多川!喜多川!」と空耳しちゃったのは、わたしだけだったでしょうか??きっとデヴィ夫人なら、こうした父殺しを「非礼極まる」と切り捨てるだろうけど、わたしは、父殺しの葛藤のなかで泣き叫ぶ松潤の姿に、痛切な共感を禁じ得なかったのです。◇…てなわけで、いろんな意味で面白い脚本だったのだけど、案の定、ヤフコメなどを見ると批判の嵐!嵐だけに!そして、例によって、資料的な反論がまったく見当たらない。あのさあ…そんなに歴史通ぶって批判をするなら、もうちょっと資料的な反論をしてみたら?と思うのだけど、何故それが出来ないのかしら。なかには「史実とちがう」と叫んでたバカもいますが、じゃあ、お前は史実を知ってるんか!…って話ですよねw◇かたや、≫ 一昨年の 『麒麟がくる』のイメージが台無し!と嘆いていた人たちもいるらしい。しかし、一般の学説にしたがえば、信長が享年49才だったのに対して、光秀は70才前後と比定するのが普通なのだから、長谷川博己みたいに、若くてハンサムな光秀をイメージするほうが、よっぽど通説に反しているのです。「明智光秀=金柑頭」説。寛永年間(1624-1645年)の成立と推測される『当代記』の享年67歳説が、成立時期や史料の性格から最も信が置けるとみられるが、断定はできない。『明智軍記』では没年が天正10年6月14日(1582年7月3日)の享年55。『武家聞伝記』では享年70。一方、橋場日月は『兼見卿記』にある光秀の妹・妻木についての記述から、光秀の生年は大幅に遅い天文9年(1540年)以降と推定している。この場合、天文3年(1534年)生の織田信長より年下となる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%83%BD%E5%AF%BA%E3%81%AE%E5%A4%89本能寺の変は、70才前後の光秀の年齢から考えれば、「老人が小賢しい私怨から企てた謀反」と考えるのが自然。さもなくば、光秀はたんに悪役に仕立てられただけで、「他にだれか別の黒幕がいる」と考えるべきでしょう。◇さらにひどいのは、この期に及んで、> 妻と息子を殺したのは家康自身なのだから、> 家康が信長を恨む理由などありません!!と主張しているエセ歴史家が見受けられること。しかし、それは自分の仮説の上にまた自分の仮説を重ねているだけ。たとえ妻と息子を殺したのが誰であろうと、「家康黒幕説」そのものは昔から存在しているし、家康が信長を討とうとした可能性を考えるのは、むしろ普通のことなのです。ちなみに、Wikipediaには、以下の6種類の「家康黒幕説」が紹介されてます。●徳川家康主犯・伊賀忍者実行犯説●光秀・家康共謀説●光秀・秀吉・家康共謀説(土岐明智家滅亡阻止説)●近衛前久・徳川家康黒幕説●堺商人・徳川家康黒幕説●徳川家康・イギリス・オランダ黒幕説https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%83%BD%E5%AF%BA%E3%81%AE%E5%A4%89◇もうひとつの学説として見逃せないのは、いわゆる「信長黒幕説」です。本能寺の変が起こったのは6月2日です。この運命の一日、信長による徳川家康暗殺の決行日であったとの説が最近にわかに浮上しています。家康を油断させるために、信長自身も手薄な警護で京都に入り、家康をおびき寄せたところを、丹波にいる光秀の軍勢が家康を仕留める、というものです。ですから、光秀が兵を挙げるのは信長の命令通りであり堂々と京へ進軍できました。ただ、その矛先が家康ではなく信長に方向転換された…というのが、本能寺の変だったというわけです。このように家康暗殺計画により、光秀に謀反のチャンスを与えてしまったことが「予は予自ら死を招いたな」の真意だというものです。https://kyotolove.kyoto/I0000300明智軍に従軍していた本城惣右衛門による『本城惣右衛門覚書』には「(家康が上洛していたので)いゑやすさまとばかり存候」という記述があり、家臣たちは御公儀様(信長)の命令で徳川家康を討ち取ると思っていたとされ、真の目的が知らされていなかったことを示している。ルイス・フロイスの『日本史』にも「或者は是れ或は信長の内命によりて、其の親類たる三河の君主(家康)を掩殺する為めではないかと、疑惑した」という記述があり、有無を言わせず、相手を知らせることなく兵を攻撃に向かわせたと書かれている。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%83%BD%E5%AF%BA%E3%81%AE%E5%A4%89今回の古沢良太の脚本は、いわば「家康黒幕説」と「信長黒幕説」の応用であり、「信長が家康に自分を討たせようとした」という解釈なのです。そこにBL要素が絡んでくる。そして、光秀の私怨は、「信長と家康の両方に向けられた」ってことですね。それは、いうまでもなく饗応役解任事件がきっかけ。明智光秀が徳川家康の饗応役を命じられながらも、その手際の悪さから突然解任されたとする話が『川角太閤記』にある。織田信長は検分するために光秀邸を訪れたが、一歩門を入ると魚肉の腐った臭いが鼻を付いたので、怒ってそのまま台所に向かって行き、「この様子では家康の御馳走は務まるまい」と言って光秀を解任し、饗応役を堀秀政に替えた。赤恥をかいた光秀は腹立ちまぎれに肴や器を堀に投げ棄て、その悪臭が安土の町にふきちらされたと云う。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%83%BD%E5%AF%BA%E3%81%AE%E5%A4%89光秀は、本能寺の変を「家康の謀反」に見せかけるために、信長の首を取りながらも、自分ではそれを晒さなかったのかもしれません。(信長の首については次週の内容を見ないと分かりません)◇信長に "男好み" があったのは間違いないし、家族どうしでさえ殺しあう戦国の世においては、いつとも知れぬ死の恐怖に苛まれるあまり、「せめて愛する人に殺してほしいっっ!!」…みたいな異常心理が生まれることだってあったかも(笑)。このあたりのBL的な解釈や、お市が堺で家康に "兄の恋心" を仄めかすくだりは、さすがにフィクションだと思うけど、そこらへんはドラマの脚色として楽しむ範囲のことでしょう。…おそらく今回のドラマを批判している人たちは、過去の特定作品のシナリオに固執するあまり、それ以外のシナリオを受け入れる柔軟性がないのです。それは、すなわち、いつもどおりの展開を期待する「水戸黄門」の視聴者と同じで、要するに、老人なのでしょう。
2023.07.25
TBS「18/40 エイフォー~ふたりなら夢も恋も~」第2話。妊娠の話はやや先延ばし…って感じだったけど、脚本が巧いので、十分に面白い。◇TBSのいつものラブコメみたいに、取ってつけたような雑なエピソードで埋めてる感はなく、お弁当のエピソードも、誕生日のエピソードも、運送会社の青年のエピソードも、落ち着いたトーンで丁寧に描かれてました。家族不在のまま、若者だけで展開するドラマとも違い、本作では、主人公2人の親が初回から登場しており、(安田顕と片平なぎさ)バックグラウンドがしっかり描かれてるので、そのことも物語のリアリティを高めています。妊娠してしまった若い女性が、すべてを自分ひとりで何とかしようとして、安易な仕事に手を出してしまう展開もリアルだったし、闇バイトの実態もよく取材されていた。第2話は、脚本の巧さが前回より際立ってました。◇父に妊娠したことを打ち明けられなかった主人公は、堕胎できなくなる段階まで話さないと決めたようです。実際、親が子供より正しい判断ができるともかぎらないし、親に話すことが正解につながるとはかぎらないのよね。このドラマの中では、婦人科医がもっとも専門的な知見をもってるはずですが、主人公の父親、40才の上司、そして、その上司の母親をも巻き込みながら、どのような答えが導き出されるかが今後の見どころです。◇ところで、ここ数日のニュースで、「40年間介護した妻を車椅子ごと海に突き落とした」という殺人事件の裁判のことが報じられてます。あの事件は、「孤立出産した若い母親が赤ちゃんを遺棄する」という事件と、構造がとてもよく似ている。つまり、社会的サポートが十分にあれば防げるはずなのに、それが社会の側に足りておらず、個人が自分ひとりで何もかもを抱えようとした結果、取り返しのつかないことになる…という悲劇なのです。◇世間の人々は、「若者には十分な判断力がない」と考えがちだけれど、じつは若者であっても、成人であっても、判断力そのものには大きな差がありません。たとえば詐欺に騙されやすいのも、若者であれ、老人であれ、たいした差があるわけじゃない。悲劇を防ぐために重要なことは、社会的なサポートがきめ細かく整備されていること。そして、それを周知するための、アナウンスや教育が十分になされていることです。それによって個人の未熟な判断を補わなければ、いつまでたっても悲劇は防げない。◇社会が、そのような取り組みに後ろ向きなままでは、同様の悲劇は何度でも繰り返されることになります。こうした事件を、個々人の判断力の問題に還元するのは間違っています。
2023.07.20
TBS「18/40 エイフォー~ふたりなら夢も恋も~」を見ました。なんの予備知識もなく見はじめましたが、こういう内容なんですね…。◇シリアスな話。でも、これは新しい視点だなと思う。TBSのラブコメは、契約結婚の「逃げ恥」のあと、男女の疑似恋愛をいろいろ実験してきましたが、…こんどはシスターフッドの実験なのね。しかも、妊娠・出産をめぐる女性どうしの繋がり。タイトルの「18/40~ふたりなら…」は、18才の福原遥と40才の深田恭子…という二人。深キョン復帰作は、意外に社会的な作品でした。◇志田未来の「14才の母」(日テレ2006年)のときは、ややセンセーショナリズムに堕した感もあったけど、現在は、こういうテーマについて、もっと建設的に考えるべき時代なのかもしれません。なんせ少子化問題にも絡むことだから。…とくに中高生~大学生の出産となると、学校や核家族などの枠組みではサポートしきれないし、何かしら社会的支援が必要なのだけど、現在の日本には、その仕組みがまったく足りていない。…というか、これって学生だけの話じゃなく、たとえ社会人の女性であっても(とくにシングルマザーなどの場合は)何らかの支援ネットワークがなければ、安心な出産はできません。◇そもそも、日本の社会は、(これだけ少子化が問題視されていても)はなから学生の出産を否定してしまう傾向が強い。しかも、中高における性教育の不備のせいで、はからずも妊娠・出産してしまった女性が、赤ちゃんを遺棄してしまう事件が後を絶たない。妊娠を誰にも言えないまま孤立出産をして、赤ちゃんを遺棄し、女性だけが罪に問われる事件が後を絶たない。女性がいつでも相談できる仕組みが社会にあれば、新生児遺棄事件は確実に防ぐことができる。https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61556b49e4b075408bd2fa55中学校の保健分野では「妊娠の経過は取り扱わないものとする」と記述されています。避妊や中絶の知識も含めた性教育に、義務教育ではなかなか踏み込めない、という状況が生まれているのです。妊娠すると「なぜ避妊しなかったの?」「これからどうするの?」といった言葉を投げかけられます。でも、教わっていない数式は解けないように、性についても、教わらないと分かりません。https://www.joicfp.or.jp/jpn/column/sex-education-2022/文部科学省が2018年に、妊娠を理由に退学させないように通告を出したため、公立の高校では退学にならずに済むことが増えているようですが、私立の学校では今でも妊娠を理由に退学させることもあります。高校を卒業できないと、学歴社会である日本では、お金を稼いで子どもを育てていくことがかなり厳しくなってしまいます。学校側も、妊娠した生徒を卒業までサポートするために配慮する余裕がなかったり、校内での事故で流産するリスクを恐れたりして、学校に通わせる余裕がないという話もあります。環境が整っていないために中絶を選択せざるを得なくなってしまう高校生がたくさんいます。自分の体のことなのに、環境に左右されずにポジティブな選択をすることが難しいのです。妊娠しても、育児中でも、高校で学び続けられるようにすることで、やむを得ず中絶を選ぶ生徒を減らせるのではないでしょうか。https://www.joicfp.or.jp/jpn/column/sex-education-2022/◇このドラマでは、18才の女性が、出産の困難な状況を強いられ、40才で産もうとした女性は、すでに産めない身体になっている、…という設定。これは、かなりリアルな日本の現状です。いかに現行の社会システムが、出産の選択肢を狭めているかが分かる。いわば人為的に「出産適齢期」を狭めているのです。身体的な要因ではなく、社会的な要因によって、出産しにくい年齢層を広げている。こういう社会システムは間違っています。◇どんな年齢の女性でも安心して出産できる環境を作らなければ、現在の少子化問題はけっして解決しません。「望まない妊娠」の救済ももちろん必要だけれど、「望まない中絶」の救済も同じように必要です。…年齢を問わず、望まない中絶をせずに済む社会支援が必須ですが、そのためには、どんなネットワークを構築すべきなのか?資格制とか、認可制とか、有料制とか、そんな面倒な手続きを要するものではなく、もっと気軽な、互助的なネットワークでいいと思うのよね。公共機関でもいいし、町内会でもいいし、お寺や教会でもいいし、婦人科病院でもいいけれど、子供と一緒に母親も受け入れられるような、そして母親どうしを媒介するような居場所があるだけで、出産や子育てはだいぶ楽になるだろうと思う。現役の母親だけではなく、すでにリタイアした人や、若い人たちも交えて、気軽に支え合えるスペースさえあれば、あとは数人の専門家を配置するだけで運営できるのでは?「チート~詐欺師」の上杉柊平と再共演。「舞いあがれ」の葵揚も再共演。浜辺美波の御用達?金沢21世紀美術館。21世紀美術館のヤン・ファーブルとオラファー・エリアソン。#上白石萌音 #上白石萌歌 #浜辺美波 #雲を測る男 pic.twitter.com/ymOSoK80b4— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) January 23, 2022 美術専攻って上白石萌歌?でも、マティスじゃなくてパウル・クレーね。Paul KleeSenecio or Head of a Man Going Senile | 1922Kunstmuseum Basel pic.twitter.com/MtN2X4kai1— Alice Marianne (@_Emmet_Emmet) August 26, 2021#福原遥 #上白石萌歌 #はるんもか https://t.co/TZjBs3Cela pic.twitter.com/XyPyAWHXa7— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) July 13, 2023
2023.07.13
ここのところ、由貴&七瀬の共演とか、萌歌&裕貴の共演が続いてたから、なんとなく2人にも親近感をもってたけど、「やっぱり裕貴くんは川口春奈とお似合いなのでは?」…なーんて勝手に思ってたのよね~(^^;斉藤由貴&西野七瀬山田裕貴&上白石萌歌川口春奈&山田裕貴でも、そういえば「ハコヅメ」で共演してたよね~。本人もいうように、たしかに西野七瀬のほうが、ちょっと年上に見えていた。ちなみに…このシーンはまったく覚えてなかった!— moca (@izoneee112) July 5, 2023西野はスピード結婚タイプらしいけど失敗するそして 2023年が1番大変な年 大丈夫か #西野七瀬 #山田裕貴 #交際報道 pic.twitter.com/Z2YdoXfolM— あ。 (@abcdefghi_1017) July 5, 2023
2023.07.05
テレ朝「日曜の夜ぐらいは…」が終了。思ったほどの波乱万丈もなく、あっという間に最終回を迎えてしまった感じ。しかし、最後は、単純にハッピーエンドのめでたしめでたし…でもなく、そこから先の展開をあえて描かずに、主人公の希望を思い巡らせるだけで終わりました。カフェ経営で生活ができるようになったわけでもなく、この先ずっと経営が上手くいくかどうかもわからない。6人の関係がずっと良好でいられるかもわからない。またバカ父やバカ母が金をせびりに来ないとも限らない。◇この終わり方は、はじめは自分の幸福を信じられなかった主人公がようやく前向きな希望を思い描けるまでに変化した…という意味でもあるけれど、逆に、うがった見方をすれば、じつは脚本家自身も絵に描いたようなファンタジーは信じきれていない…ってことの表れでもあると思う。おそらく岡田惠和は、祈りのような気持ちで書いていたのでしょう。そのせいか、どこか痛切な印象もあった最終回でした。◇もし続編があるのなら、カフェ経営のなかで起こるいろんな難題や、6人の擬似家族的コミュニティのその後の展開を、悲喜こもごもに描いてもいいんじゃないでしょうか。なんなら「渡鬼」みたいにシリーズ化するとか(笑)。…ちなみに、最終回の矢田亜希子はなかなか良かったなあ、と思います。彼女のキャラに合っていて印象に残りました。このシーン、矢田亜希子がどこにいるのか最後まで謎だった… 野原に椅子おいて座ってる人って …います?(笑)
2023.07.05
朝ドラも前半が終了しましたが、大河のほうも「築山事件」をもって前半が終了。ふりかえってみれば、前半はそれ自体が壮大な仮説でした。徳川による天下統一が瀬名姫の構想であり、じつは瀬名こそが日本史上最大の偉人だった、とも思わせる仮説!きっと後半になると、これまでヘタレだった家康が、亡き妻の構想を実現するために大きく変貌するのでしょう。はたして「鬼」になるのか、それとも「狸」になるのか…(笑)◇先週の「戦うフリ」ってのは、やや無理があったけれど、それ以外の点は、意外なほど矛盾が少ない気がしています。後世に残る瀬名と信康の「悪女伝説」「悪行伝説」は、徳川と武田の同盟計画を母子の責任として、永久にカムフラージュするためのデマだった…ってこと。今回のドラマを見ると、「せめて江戸幕府を開いた後には名誉回復してあげて!」と願ってしまうわけだけど、なんと、今週の番組最後の大河紀行(どうする家康ツアーズ)によれば、瀬名の「悪女伝説」が作られたのは、むしろ江戸時代になってから…なのだそうです。…なぜ??!かりにドラマの後半で江戸時代までを描くのなら、瀬名の「悪女伝説」を作ることになった経緯も明かされるでしょうか?やっぱり将軍の後継問題とかが絡んでるのかなあ。
2023.07.04
NHK大河どうする家康。第24回「築山へ集え!」。案の定、瀬名のぶちあげた「慈愛の国」構想に対して、自称歴史通の視聴者から嵐のような批判が飛び交っています。↓とくにFLASHの記事には数百件のコメントが。築山事件 “新解釈” 脚本に違和感の嵐「ファンタジーすぎて興醒め」「歴史に敬意がない」…まあ、制作側としては「想定内」の批判でしょうけれど(笑)。◇わたしは、もちろんこれが史実だというつもりはないけれど、かといって、瀬名の構想がちっともファンタジーだとは思わない。資料的な反証ができないのなら、そういう構想が存在した可能性も否定できないと思う。実際、ヤフコメを見ても、なにひとつ「資料的な反証」は見当たりません。前の記事にも書きましたが、「瀬名が悪女で夫婦仲が悪かったから夫を裏切ったのだ」みたいな従来説のほうが、はるかにアホっぽくてナイーブな解釈だと思います。そもそも、残虐な殺戮などを行ったならともかくも、夫や主君に従わなかっただけで「悪女」呼ばわりするのは、悪しき男性主義にもとづく不当な歴史観というべきです。◇ここで、あらためて、瀬名の構想をふりかえってみましょう。瀬名、信康、千代、穴山の4名は、家康にむかって次のように語りました。我らのもとに集う者は、どんどん増えるに違いありません。なぜなら、その大きな国は、武力で制したのではなく「慈愛の心」で結びついた国なのですから。いずれは織田様も我らのもとへ集うことになりましょう。武田、徳川、織田、北条、上杉、伊達らが、あらゆる事柄を話し合いで決めてゆくのです。さすれば、戦のない世が出来まする。日本国がひとつの「慈愛の国」となるのです。…たしかに、ここだけを見ると、まったく現実味のない理想主義的なファンタジーに思えます。しかし!じつはその前に、瀬名と信康はこう述べています。それらの国々が同じ銭を使い、商売を自在にし、人と物の往来を盛んにする。さすれば、この東国に新たなる「巨大な国」が出来あがるも同じ。そのような「巨大な国」に信長様は戦を仕掛けてくるでしょうか?強き獣は弱き獣を襲います。されど、強き獣と強き獣はただにらみ合うのみ。にらみ合っている間にも、我らのもとに集う者はどんどん増えるに違いありません。たとえば徳川が天下を統一したように、あるいは明治新政府が中央集権体制を樹立したように、内戦状態を終結させるためには勝ち切らなければなりません。そして、勝ち切るためには圧倒的に強くなければならない。ここで瀬名が主張しているのは、そのために軍事同盟と経済協定を結び、織田を上回る「巨大な国」を構築しよう、ということ。そうすれば力の均衡が生まれ、さらに圧倒的な力で上回れば、やがては織田も同盟に加わるほかなくなる、という話です。◇一方、穴山は、武田勝頼にこう語っていました。率直に申し上げて、戦い続ければ、先に力尽きるのは我らかと。この策に賭けるほかに我らの生き残る道はありません。つまり、前線に立たされて分裂しかかっていた徳川だけでなく、武田もまた、厳しい苦境に立たされていたわけです。そこで、瀬名は、そんな武田の苦境につけこんで、対等な軍事同盟と経済協定をもちかけたのです。◇苦境を強いられた国どうしが、同盟によって状況を打開し、強大な敵に対抗しようとするのは、きわめて現実的な選択であって、すこしもファンタジーではない。そして、その同盟が巨大になればなるほど、必然的に戦争は躊躇されるようになり、やがて圧倒的な支配による平和状態へ移行するのです。そのために必要なのは、怨恨をのりこえた和合と経済的な安定です。これこそが平和を達成するための現実的な道筋であり、それはすでに世界各地の歴史において証明されていることです。◇◇瀬名と武田方の密約が史実だと仮定した場合、その動機についての合理的な説明は過去になされていません。たんに「悪女で夫婦仲が悪かったから」みたいな理由だけで、命を懸けてまで夫を裏切るとは考えられません。むしろ「武田方との同盟を仲介した」という仮説のほうが、よほど動機としては合理性があるように思えます。この渡邊大門って人、「ありえない」と大見得切ってるわりには反証が乏しすぎる。この種の「自称歴史専門家」はまったく信用に値しない。ちなみに、ヤフコメにも「通説と違う」という以外の論理的な反証はひとつも見当たらない。#どうする家康 #松本潤 #有村架純 #築山事件https://t.co/CYRFEzJ07f— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 27, 2023 ▶ 瀬名発案「慈愛の国」「戦のない国」という戦国ユートピア構想をどう受け止めるべきなのか?(サライ.jp)
2023.06.28
テレ朝「月読くんの禁断お夜食」最終回。余白がありすぎて、ちょっとボヤッとした話だったけど、主演の2人は可愛かったし、お夜食も美味しそうでした。なぜお兄ちゃんとキスしたかよく分かりませんがw何やら前作のオマージュ的な意味合いもあったらしい。浅香航大×トリンドル玲奈「私たち結婚しました」一方、月読くんとのキスは寸止めでしたがw「禁断のお夜食」が「禁断の朝食」に変わっていて、絵に描いたようなハッピーエンドでしたね。…男性の手料理を、女性に食べさせることの"エロさ"に焦点を当てたのは、なかなか新しい発想だったと思う。井筒昭雄の音楽も可愛くて、とくに最終回のピアノの曲が美しかったのですが、サントラには収録されていないようです。この曲サントラに入っていないみたい。#月読くんの禁断お夜食 #井筒昭雄 pic.twitter.com/avzyx2uBAB— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 28, 2023 ◇おなじトリンドル玲奈で、TBS「私がヒモを飼うなんて」も見てました。こちらは、わりと脚本が緻密に構成されていましたが、あまりにもハイセンスな作りを意識しすぎて、やや引きが弱かったかなー…って感じ?主演は井桁弘恵だったのだけど、彼女はあくまで狂言回し的な立ち位置で、メインの物語は、トリンドルとピアニストの昼ドラ的な愛憎劇。わたし自身は、ドロドロの愛憎劇も嫌いじゃないんだけど、物語の核心に至るまでの過程がちょっと冗長すぎた。…こちらもPenthouseの音楽がオシャレで、とくに最終回で流れた「雨宿り」は、ジャジーなピアノが尋常じゃないほど上手かったのですが、調べてみたら、弾いてたのはショパコンのかてぃん!※Cateen(角野隼斗)です。どうりで。ジャズでもさらっと弾けるんだね。Penthouseは、東大出身のシティソウル系バンドとのことで、そのメンバーもすこしドラマに出演していました。※かてぃんは出演しておらず、ピアニストの吹替演奏もしてなかったようです。深夜ドラマは、音楽が意外にオシャレなことが多い。ヴォーカルがやや前ノリ気味だけど。もうちょっとモタってもいいよね。
2023.06.28
日テレ「ドクターチョコレート」が終了。最後まで楽しめました!しょーもない結末も覚悟してましたが、予想外なほど綺麗に整った終わり方でした。最近のTVドラマで、これほど綺麗に回収したラストも久しぶり(笑)。エンターテインメント作品としては、いい意味での予定調和だったな、と思う。◇最後に「ガーナで医療ボランティア」ってオチは、いったい誰が考えたんでしょうね?…たぶん最初から決まってたんだろうな(笑)。これはたんに「チョコレート=ガーナ」だからじゃなく、乃愛ちゃんが東宝シンデレラだからでしょう。近い将来に、彼女がガーナチョコのCMに出演する可能性は高いわけで、そのひそかな伏線かなと感じます。(むしろLOTTEがスポンサーじゃないのが不思議だった。しかも主人公は明治推しだしw)東宝女優とガーナチョコ。pic.twitter.com/m0bSQoKYRE— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 26, 2023唯の推しは明治ザ・チョコレート?!pic.twitter.com/PE8GKJ7owe— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 26, 2023◇強いてドラマの欠点をいうならば、残高や出川や足湯の「お涙頂戴」的な話は陳腐で、とくに第6話(追跡したバイクが事故を起こす話)は、かなり脚本の出来が悪く、ツッコミどころも多かった。それから、「腕の切断」「頭にラップ巻」「首に巨大金属片」など、無駄に猟奇的でグロテスクな演出も秋元臭いとは感じた。しかし、メインの「め様」の話は、危惧したほどつまらないものではなく、ラスボスが「殺意のない無実の人」という結末は面白かったです。◇脚本家の渡辺雄介は、けっこう器用に書ける人だと思いますが、今作は一種のチーム制が取られていて、基本プロットは秋元康が作り、医療ネタやアニメネタは、それぞれの監修担当者が作っていたようだし、韓流ドラマ「愛の手錠」のプロットは、日テレの佐藤真知子アナに作らせてましたよね(笑)。それらが、ドラマに多面的な魅力を与えてました。とくにエンタメ要素の強い作品の場合、こういう方式は映画制作にも有効だろうし、東宝にも見習ってほしいところです。#白山乃愛 #長澤まさみ #上白石萌音 #福本莉子 #ドクターチョコレート pic.twitter.com/3NfMLCEPTS— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) April 22, 2023
2023.06.27
NHK大河どうする家康。第24回「築山へ集え!」を見ました。いや~…予想とは異次元の内容だったのでびっくり!(笑)まさにコンフィデンスマン的な謀りごと?!今作の最大の「仮説」をぶちあげた感じです。◇もちろん古沢良太の創作ですけど、あながちフィクションとは言い切れない部分がある。実際、戦国の世だからこそ、経済による国内平和を構想した人はいるはずだし、誰かがどこかでそういう構想をしなければ、その後の徳川300年の安定はありえなかったと思います。◇とはいえ、さすがに「戦のフリ」をするってのは、すぐにバレるだろうという気がしたし、無駄なコストもかかる気はしたけれど、まあ、実際に戦って消耗するよりはマシですよね。…しかし、結局、築山の構想を踏みにじったのは武田勝頼でした。瀬名も、最初から、織田にバレることを覚悟してただろうし、それどころか、いずれは自分が死ぬことまで想定して、笛のヘタくそな側室(広瀬アリス)を、あらかじめ夫にあてがったように見えます。◇◇◇いつの時代にも、「貧しいなら戦って奪うのが現実的」「相手が攻めてくるから戦うのが現実的」「たがいに怨恨があるなら戦うのが現実的」という主張はありますよね。しかし、ほんとうは、戦いをやめるのが双方にとって合理的です。たがいに消耗し、全体が荒廃するだけなのだから。「戦国だから戦うのが当然」ってのもバカの考え。戦いを続けるほうが、よほど非合理というべきです。実際、徳川300年も、近代の日本も、経済的な平和によってこそ国内が発展したわけです。そのために必要なのは、貧困と怨恨を克服すること。その意味でなら、瀬名の謀り事は、きわめて「現実的」だったと言えます。◇ちなみに、坂元裕二も、有村架純のことを、「とてもミステリアスで何を考えていらっしゃるのか分からない」と評していたことがあります。今回の瀬名役は、そういう彼女のキャラを存分に生かしたものになってますね。
2023.06.26
NHK大河「どうする家康」。もし今夜が築山殿事件だとすれば、最大のクライマックスになるのでは…??◇今年の大河は、戦国時代の話でありながら、かなり女性たちに焦点が当てられていて、物語の半分ぐらいの比重を占めています。それだけでも、かなり異例。有村架純が演じる「瀬名」が事実上のヒロインで、古川琴音が演じる「望月千代」も重要な存在ですが、この二人が、最終的にどうなるのか??いよいよ大きな山場が迫ってきている。長篠の鉄砲戦なんぞよりも、ずっと重みのあるエピソードになりそうな予感。◇ちなみに、古川琴音が演じている「望月千代」は巫女を装った間者(スパイ)なのですが、あながち架空の人物というわけでもなく、ほんとうに実在した可能性があるらしい。Wikipediaよれば、当時、甲斐国の口寄せ巫女が岡崎領に大勢来ており、それにつけ込んで勝頼が巫女を懐柔して築山殿に取り入らせ、徳姫を勝頼の味方にすれば築山殿を勝頼の妻とし信康を勝頼の嫡男にして天下を譲り受けるという託宣を巫女に述べさせた。…とのこと。さらに信濃巫の巫女頭には「望月千代女」という人も実在したようで、彼女のことをテレビ時代劇で取り上げたのは、どうやら今回が初めてみたいです。脚本家の古沢良太は、こうした人物も組み込みながら、大胆に女性たちを交えた物語を仕立てている。◇築山殿事件にかんしては、「築山殿(瀬名)が悪女だったから」とか、「家康との夫婦仲が悪かったから」とか、従来はそんな解釈が多かったと思いますが、これはそんなアホな話ではなく、要するに、当時の徳川勢は、けっして一枚岩ではなかったってことです。内部には織田に対する反感がくすぶっており、武田側からのさまざまな切り崩し工作もあり、そのなかで、必然的に分裂や謀反が多発したということ。その結果、妻と息子までが、夫と対立する立場になってしまった。夫婦仲が良いとか悪いとかの話ではありません。従来の「悪い女で夫婦仲も悪かったから裏切った」みたいな解釈のほうが、よほどナイーブでアホっぽいのです。 ◇今回のドラマのなかでは、戦乱のなかで精神を病む息子・信康に心を痛め、瀬名が武田勢との和睦を模索する流れになってます。つまり、家族や子供たちの安寧を願う妻の考えが、夫の方針とは食い違っていくわけですね。こういうことって現代でもありうる話です。そうした食い違いが、戦国時代の場合には、家族の生き死ににまで発展してしまうってこと。とても怖い話になりそうで、いまから怯えています(笑)。
2023.06.25
TBS「ペンディングトレイン」が終了。終盤の内容は、おおむね整合性が取れてた気もする。ただ、完全に救いのある結末ではないし、最終的なメッセージをどう受け止めるかは難しい。◇小惑星の衝突が回避できなければ、スイスへ避難した人たちを除いて、人類はほぼ滅亡する。電話に応じた間宮くんの反応を見ると、小惑星の衝突は避けられて、人類の滅亡が免れたようにも解釈できるけど、そうだとすれば、未来世界に置き去りにされたミーポおやじ一同は、「孤立したパラレルワールド」に取り残されることに。どっちにしても、完全な救いはありえない終わり方でした。◇前回の第9話で、未来から帰ってきた乗客たちが変人扱いされたのは、日本政府が情報統制を敷いていたからでしたね。政府は、小惑星衝突の可能性も、タイムワープの事実も把握していましたが、人心を惑わせないために情報が広まるのを制限していた。政府は、あえて帰還者たちを変人呼ばわりするように、マスコミを使って誘導していたのかもしれないし、あるいは、一部の興味本位の人々が、帰還者たちを炎上させて楽しんでいただけかもしれません。しかし、山田くんや赤楚くんらは、悪意のある世間の好奇心にさらされてしまい、「この社会はまじでクソ!」「何もない未来のほうがマシ!」「こんな世界は終わってしまえばいい!」とまで考えたわけだけど、じつは政府も学会も、事実を把握したうえで、ちゃんと解決に向けて動いていたわけです。なんだかんだいっても、指導者たちのことを信用していれば、バカな民衆のことは気にしなくてOKってことでしょう(笑)。◇とはいえ、地球への小惑星衝突ってのは国際マターなはずだから、日本政府だけで動いているのはややツッコミどころだし、間宮くんだけでオペレーションしてるっぽいのも笑える。そもそも、高い命中精度を求められる国産ロケットの打ち上げを、日本が短期間で準備できるのか?…って気もします。しかも、ロケットの打ち上げは秘密裏に行われていて、人々を避難させる措置はまったく取られてませんから、もしミッションが失敗した場合は、人類の大半を見殺しにするのも視野に入れた判断です。◇その一方、主要メンバーの「避難するorしない」のすったもんだも、いまいち意味が分かりませんでした。とくに赤楚くんにかんしては、地球が滅亡する寸前なのに、この期に及んで消防なんぞの仕事を続けても、何ら救いにならないのでは?と思わずにいられない(笑)。それよりも、なるべく多くの人をスイスに連れて行くべきでは?と思ってしまいますよね。ちなみに、スイスの各家庭には、半年ほど生き延びられる核シェルターがあるっぽい?▶ スイスだけが作り続ける防空壕◇そして、萌歌の恋の結末は??・・・お好み焼き屋の志田彩良も、美容院の山口紗弥加も、萌歌にとっての恋敵じゃなかったので、「どっちも選び放題じゃーん!!」って感じでしたが(笑)結局のところ、萌歌が赤楚くん推しだったか山田くん推しだったかは謎のまま。つーか「どっちも推し」ってことでしょうね。↓食料になりそうな貝をついつい拾ってしまう萌歌wずっと拾ってますww背景には江の島。うっすら富士山も。adieu in 江の島◇なかなかツッコミ甲斐のあるトンチキSFドラマでしたが、そんな作品でも素晴らしい演技ができる山田くんは凄かった!!!とくに第9話の、弟との再会シーンとか、牛丼にありつくシーンとか、そこだけ見れば名作!!とも思わせる名演技でした。トンチキな部分だけを編集で誤魔化して、うまく総集編みたいに仕立てることができれば、案外、名作っぽくなるかもしれません。ペントレ第9話。#山田裕貴 #上白石萌歌 #ペントレ #ペンディングトレイン pic.twitter.com/hNZxjfX9qH— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 25, 2023 「ちむどん」では義兄だったので、姉には「私の夫だから」と言われそうだし、まいんちゃんにも「赤楚くんはダメ」と言われそう。やっぱり海くん?
2023.06.24
ペントレの第8話。あまりにトンチキすぎて精神力の限界が(笑)。意味不明な理論を展開する海くんと、真顔でおかしなことを言いつづける赤楚くん。とりあえずワームホール理論をまとめてみました↓。根拠はないけど、見た感じワームホールにちがいないと。超新星爆発からワームホールが飛んできたらしい。嵐とオーロラがそろえばワームホールも開くんじゃないか。電線がどうしたって??どうして電線が突破口になるのか知らんけど。隕石を積んでオーロラに共鳴させると磁気圏が乱れるので…車両を電磁コイルにして…パラレルワールドを作り出します(笑)。とにかく勇気をもって進むしかない!!ぜったいに未来は変えられる!!やるしかない!!かならず帰ろう!!もとの世界へ!!…ちょっと何言ってるかわかんないんですけど。— まいか (@JQVVpD7nO55fWIT) June 16, 2023
2023.06.16
NHK「藤子F不二雄SF短編ドラマ」。BSで4月に放送された前半7編が、地上波の夜ドラ枠で放送されていました。星新一に続く、SFシリーズ第2弾?◇藤子F不二雄の世界観をうまく映像化してた、…ともいえるけど、それ以上に感じたのは、実写になっても変わらない原作の個性の強さ。どのエピソードにも、漫画家の強烈な作家性が滲み出ていました。星新一より個性が強いかも。◇星新一のSFは、わりとバッドエンドが多かったけど、藤子F不二雄はハッピーエンドが多い印象。しかも、ものすごく他力本願的なハッピーエンドです。主人公は全員のび太っぽくて、まったくの怠け者。なんの努力もしないのだけど、なぜか棚ぼた的にハッピーエンドに終わる。まさしく「ドラえもん」がそうであるように、ものすごくご都合主義的な世界観(笑)。それが藤子F不二雄の個性なのだなと思う。ちなみに、鈴木福くんはのび太っぽかったし、堀田真由もしずかちゃんっぽかったです。関係ないけど、岡崎体育の「スネえもん」は完全にジャイアンでしたね。スネ夫+ドラえもん=ジャイアン◇最後のエピソードは「流血鬼」でした。人類が死なない吸血鬼になってしまう話。手塚治虫から宮崎駿を経て、吾峠呼世晴の「鬼滅の刃」に至るまで、日本の漫画は人間の《不死願望》を戒めてきたけれど、藤子F不二雄の場合は、未来の技術に対して楽観的なのか、「人間が死ななくなるなら、それでいいんじゃないの?」みたいなところがある(笑)。正直、わたし自身も、鬼滅の刃を見ていると、「死ななくて済むなら、みんな鬼になっちゃえば?」と思ったりします。炭治郎は、鬼の誘惑を拒絶して、「人間は死ぬからこそ一生懸命生きられるんだあ!!」みたいに言うけれど、なんかアナクロ的な精神論に聞こえてしまって、いまいち説得力を感じないのよね。藤子F不二雄の場合は、「みんなで吸血鬼になれば怖くない」って感じ。なし崩し的に、みんなが死なない吸血鬼になってしまう。そういう未来への楽観論は、わたしたちの世代的な価値観にも重なってる気がします。
2023.06.16
テレ朝「波よ聞いてくれ」が終了。個人的には、最後までフザケた展開でもよかったのだけど、最終回は、わりと真面目な内容で、地震発生時の災害ラジオ的なお話でしたね。ちなみに、放送前には、千葉でほんとうの地震が重なってしまった。ドラマで描いた事件や事故や災害が、同じタイミングで現実に重なるのって、わりとよくあることだけれど、ドラマの地震はM6.3、現実の地震はM6.4でした。◇全8話と短かったこともあり、終盤はすこし食い足りなさが残ったかな。とくに第7話は、いかにも「埋め合わせ回」って感じで、いまいちピントの定まらない話でした。血の繋がらない兄妹のエピソードだから、てっきり禁断の近親愛的な話かと思いきや、変な兄と妹のどうでもいいお悩み相談で、しかも刑務官の職業に失礼なオチだったり…。◇ドラマの序盤は、なんちゃってホラーとか、なんちゃってサスペンスが面白かったのよね。ほんとうなら、カップ酒姉さんや監禁女との、殴り合い寸前みたいなラジオバトルを、極限までエスカレートさせてほしかったのだけど(笑)。それと、せっかくコミュニティラジオの話なんだから、地域住民を巻き込んだ人間関係の広がりとか、物語の舞台の広がりがもっと欲しかった。結局のところ、スープカレー屋とラジオ局を往復するだけで、あまり舞台が広がっていかなかったのが残念。◇タイトルの「波」ってのは、ラジオの電波のことだったのでしょうか?海のシーンが全然なかったのは不満です。太平洋の波に叫ぶシーンも見たかったし、砂浜でのセンチメンタルな場面も欲しかった!!ついでにいえば、千葉が舞台なのだから、走り屋とか、ヤンキーとか、サーファーとか、千葉っぽい人たちが出てくると予想してたんだけど(笑)…そういうのって、もう古い??車もバイクもぜんぜん出てこなくて、主人公がチャリンコに乗ってるだけでしたね…(^^;◇最後は「シセル光明」の正体が明らかになり、麻籐の人間性に気づく展開かと期待したけれど、そこらへんは次の機会に持ち越しでしょうか。ジューンブライドラジオってのも、いったいどういうイベントなのか、いまひとつ分からず仕舞いに終わりました。小芝風花をはじめ、キャスト陣はみんな役にハマってたし、原作コミックの連載も続いてるようなので、もし続編があるのなら、もっと軸のストーリーにケレン味が欲しいです。
2023.06.15
テレ朝の「unknown」。なにげに、ずっと見てました。事前の期待度はいちばん高かったのだけど、実際はかなり困惑させる内容だったので、最後まで評価も感想も保留にしていました。わたしは、2年前の「恋はDeepに(恋ぷに)」に熱狂したので、徳尾浩司の脚本には期待していたわけですが、今回は、だいぶテーマが分かりにくかったのよね。◇日テレの「恋ぷに」の場合は、人魚姫の物語で、テーマは《環境問題》でした。物語の中盤までは、人魚姫の設定が伏せられていましたが、人魚が海洋保護をはたらきかける必然性はあったし、人間と人魚との悲恋にも必然性がありました。ただし、物語の終盤が尻すぼみで、大きく失望しましたが…。◇今回の「unknown」は、序盤から吸血鬼設定が明らかにされたものの、ぜんぜん恋愛の障壁になってなかったし、サスペンスに結びつく必然性もよく分からず、ただ下らない「吸血鬼ネタ」に終始している印象で、何のための吸血鬼設定なのかが不明瞭でした。ようやく最終回になって、「unknown」というタイトルの意味も明らかになり、ドラマのテーマが《他者理解》であると分かりましたが…そこまでの過程が無駄に長すぎたかも。奇しくもNHKでは藤子F不二雄の「流血鬼」。◇ドラマの作風は、荒唐無稽なファンタジーとお馬鹿なコメディに、お耽美なラブ要素とキスシーンと、美しい映像と音楽で彩られる猟奇的サスペンスが、無節操に交錯するという珍妙なスタイル。一言でいえば「変なドラマ」だったのだけど、こういう変なドラマって、脚本よりも演出力に負う部分が大きいので、ドラマの良し悪しも演出にかなり左右されていた。個人的には、金井紘の担当した第4話と第8話が、コメディの面でも美しさの面でも優れていたと思います。とくに第8話の養護施設のシーンは美しかった。河野伸とRADWIMPSの音楽も美しかったです。それに対して、瑠東東一郎が担当した回は、まったくわたしの性に合わず!とくに、無意味に挿入される思わせぶりなスローモーションは、見るたびにイラっとして不愉快なだけでした。総じていうと、この作品に「おっさんずラブ」のテイストは不要だった気がする。◇最終回では、吸血鬼の怪力設定が無意味になったり、結婚式での謎の余興台本が出てきたり、首を傾げるような部分もかなりありました。20年前の一家惨殺事件が、はたして一条彪牙の犯行だったのかどうか、なぜ彼がとつぜん結婚式に姿を現したのか、それも最後まで謎のままでしたが…崖から海へ転落しても死ななかったのは、きっと彪牙と虎松の父子が「ハエ男(fly man)」だからですね。ポーの一族というよりも、サリーちゃんのパパとママ。— 徳尾浩司(Koji TOKUO) (@tokuo) June 13, 2023
2023.06.14
ペンディングトレインもいよいよ佳境です。◇超新星爆発でワームホールが出現?!…これで現代に戻れそうだけど、どうせ現代に戻っても、2026年の隕石衝突で人類が滅亡してしまうので、むしろ全人類を、必要物資と一緒に、未来に連れてくるほうがよさそうですw超新星爆発の流れ星って何?ww真面目な顔でおかしなことを言うので、赤楚くんがバカに見えてしまいます…レザーカット用のカミソリ。剃らなくていいじゃん!生えないんだから!ヒゲダンのテーマ曲でバックハグ!からの…ミーポ絶叫www◇宇宙デブリが小惑星探査機にぶつかって、その小惑星探査機が小惑星にぶつかって、その小惑星が地球にぶつかって、…という、三次元ビリヤード現象にも笑いましたけど、(地球が太陽にぶつからなくてよかったよねえ)「超新星爆発の流れ星」にも爆笑です。なんかもう、猛烈なスピードで迷走している…伝説的なトンデモSF大迷作になりつつありますね。館山の切通し?
2023.06.07
月読くんの禁断お夜食。風邪ひいたときのカムジャタンが、過去一おいしそうだった!
2023.06.04
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