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9位 9035 第一交通産業 (福証、3・9月優待) ◎◎
PF時価総額9位の主力は、九州小倉地盤でタクシー事業を全国展開する第一交通産業です。
ところで「福証単独上場銘柄」というのはどこも流動性が極めて低いことからそれが嫌気されて「逆プレミアム」が乗ってアホみたいに指標的に安いところが多いんですね。具体的に言うと1771日本乾溜工業、2058ヒガシマル、7533グリーンクロス、9866マルキョウあたりですが、どれも優待付きですし、「最近の株高でもう買える株がないよー。」と言う方は予算に応じて1枚ずつ拾うというのは悪くない投資アイデアなのではないでしょうか? ま、株価が上昇するかは全く分かりませんが。(笑)
すいません、少し話が脱線しました。このように福証には割安な優待バリュー株が未だにゴロゴロと転がっているわけですが、その中でも特にここ第一交通産業は良い銘柄と思います。そのため「PF主力福証枠」として前回の24位から更に順位を上げて、主力の一角に登場することになりました。
不動産関連事業が牽引し、業績は絶好調です。
現在の株価は895円、PBR0.66、株主持分比率19.0%と悪いのが最大の欠点、ついでに言うとほとんど流動性が0に近いのも大きな欠点、今期予想PER5.42、配当利回り1.7%(15円)、総合利回り2.7%(15+9.6=24.6円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は年2回、500株で3000円相当、1000株で5000円相当、5001株で30000円相当などの優待クーポン券です。
私はここを主力株とした関係で、前回は優待MAXとなる30000円分のクーポン券を戴きました。
凄いボリュームですね。
そしてこの優待クーポン券は「通販取り扱い商品」と引き換えすることが出来るのですが、その商品内容がかなりいいんですね。
第一交通産業は不人気な福証銘柄でかつ財務状態も悪いですが、指標的にはかなり割安で、利益の伸び方にも目覚しいものがあります。また「天下の悪法」とも言われている「タクシー適正化・活性化特別措置法」ですが、それに基づく需給調整による減車・休車の影響で1台当たり各種実績は上向いており、業界最大手の第一交通には大きなフォローの風です。
率直に言って、第一交通は仮に東証2部に昇格したらそれだけで後20%くらいは株価が上がっても全く不思議ではないと思います。(ただしIRによると残念ながら、「我々は福証のままでもまだまだやれる。そのため現在東証2部への変更の予定は全くない。」とのことです。) 現状は「福証逆プレミアム」で株価は万年ディスカウントされた状態ですが、総合的に見て主力の一角として全く不足のない実力派の優待バリュー株であると評価しています。 これからも優待を楽しみに、そして業績推移をしっかりとチェックしながらホールドしていく予定です。
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