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20位 9866 マルキョウ (福証、9月優待) ◎◎
PF時価総額20位の準主力は、福岡地盤の食品スーパーチェーンのマルキョウです。私はその「驚異の低PBR&無借金」を高く評価しており、現在このマルキョウを他の銘柄を主力株に昇格させるかどうかの「地獄の門」の番人となる、
「絶対基準優待バリュー株」
として設定しています。そして自分の「準主力株」の時価総額の定義を最近の株高を受けて従来の約2倍に引き上げたため、自動的に買い増しが必要となって順位を上げてきました。また先日発表になった好調な 1Q を受けて更に買い乗せしたために、現在の実際の順位はもう少し上位となっています。PFの「準主力株」の最終ディフェンスラインには必ずこのマルキョウがゲートキーパーとして鎮座していないといけない、そうでないと私は精神的に優待バリュー株投資家として万全の状態で戦っていけない、ということです。現時点ではマルキョウに投資家としての「絶対的な信頼」を置いていると言うことですね。
現在の株価は754円、PBR0.28、株主持分比率は82.1%で有利子負債は0、今期予想PER7.88、配当利回り2.1%(15.5円)、総合利回り2.4%(15.5+2.5=18円、優待品は2500円で換算)で、優待は1000株保有で新米(原則として新潟産)5キロ、5000株保有で10キロです。
↑ さすがは「日本有数の低PBR優待株」。印字も枯れ枯れで激シブですね。
マルキョウの優待米は、「最高級コシヒカリ 新潟魚沼産」の名に相応しく、抜群に美味しいです。
日本には1000を超える優待株が存在するわけですが、その中でマルキョウは最もPBRの低い銘柄の一つです。ただし超低PBR銘柄は万年赤字だったり、業績が不安定だったり、資産の質が信頼しにくかったりと何らかの瑕疵(かし)のあるところが多いです。例えばマルキョウよりも低PBRの優待銘柄として7501ティムコ(PBR0.24)がありますが、ここはこの数年ほとんどまともな利益を上げることが出来ずにいます。そう言った「訳あり」で低PBRに捨て置かれているわけです。
ところが、ここマルキョウは業績安定、無借金で財務は鉄壁、優待米最高の3拍子揃った素晴らしい銘柄です。その意味では「実質的には日本一の低PBR優待株」と言っても過言ではないでしょう。
その一方でマルキョウは新店は何年も0で、むしろ店舗数は純減(今期は純減1)するなど、
「万年ムーンウォーク状態」
です。そのためマルキョウは「成長力」こそが何よりも高く評価される株式市場では最も忌み嫌われる存在であり、更にプラスして流動性ゼロゼロワンダフルの日本一の不人気市場「福証」銘柄であることが致命的な欠点となり、このように極限の低PBRで放置され続けているわけですが、「それにしても実に安い。」というのが私の優待族としての率直な感想です。
繰り返しになりますが、私は前述の通り現在このマルキョウを、
「主力株昇格への番人」となる「絶対基準優待バリュー株」
に設定しています。
全ての保有する主力株はその総合戦闘力において、指標的には超激安なマルキョウを上回らなくてはならない
ということです。言い方を変えると、主力足る銘柄はその成長力・優待力・もしくは株価上昇のきっかけとなるカタリストなどの点で、少なくとも最低何か一つは大きく突出していなくてはならない、ということになります。
これからも「日本有数の低PBR優待株」である超不人気銘柄マルキョウがその称号を返上する日が来るまで、「絶対基準優待バリュー株」として粘り強くホールドして応援していく予定です。
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