みきまるの優待バリュー株日誌

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Jan 19, 2018
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カテゴリ: 株式投資全般
​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト67位




オニールの空売り練習帖(ウィリアム・J・オニール、ギル・モラレス著、パンローリング社)






 の第6弾です。














今日は、空売りのタイミング についてのオニールの言葉を見ていきましょう。







​  大事なことは天井で空売りをするということではなく、正しいタイミングで空売りをするということ  である。​



​ 空売りのタイミングを決定するうえで極めて重要で決め手となるコンセプトは、  最適な空売りポイントのほとんどは株価が天井を付けてから5か月から7か月後、あるいはそれ以上あとになって現れる  ということである。株を買う時に、大底で買うのではなく、適切な買いポイントを決める前に、上昇トレンドと正しい形でベースを考慮に入れるのと同様に、われわれは天井を付けた直後での空売りを試すということはしない。​









 この「空売りの最適なポイントは株価が天井を付けてから5~7か月後」というオニールの指摘には最初大きな意外感がありました。この本を読むまでは、「株価がグングンと上昇してようやくピークを打ち下げ始めたところが空売りのポイント」なのかと漠然と感じていたのですが、それは全然違うということなんですね。








空売りチェックリスト



1. 市場全体が弱気トレンドでなくてはならない。また、なるべく弱気トレンドの初期段階であることが望ましい。









 オニールの株を買う時の公式である ​




 CAN-SLIM ​ 




 のM(Market Direction=株式市場の方向性)を逆の方向から見る、ということですね。










2. 比較的流動性の高い銘柄でなくてはならない。



3. 直前の強気サイクルにおけるかつてのリーダー銘柄の空売りを検討する。



4. かつてのリーダー銘柄を天井から5か月から7か月、またはそれ以降に空売りすることを検討する。しばしば、最適な空売りポイントは、50日移動平均線が200日移動平均線を下方にクロスする、いわゆる「ブラッククロス」の後で起こる。









 このかつてのリーダー銘柄を狙うというのも、CAN-SLIM のL(Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)を逆から見ています。








​ つまり、  オニールの魔法の公式である CAN-SLIM投資手法 は、売りでも買いでも使える、凄い手法である  という事なんですね。♬ ​


(続く)







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Last updated  Jan 19, 2018 07:45:58 PM
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