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35位 5283 高見澤 (東JQS、6月優待)◎◎
PF時価総額35位の準主力株は、長野県地盤で電設、建設資材中心に石油製品や自動車販売なども手掛ける高見澤です。前回は2017年に36位で登場していたので、ほとんど変わらない位置での2年連続のPF最上位入賞となりました。
現在の株価は1645円、時価総額28億円、PBR0.31、自己資本比率は26.6%、今期予想PER9.22、配当利回り1.5%(25~30円)、総合利回り2.4%(25+15=40円、優待品は私がネットで調べたところでは約3000円の商品だったのでそれで換算。)で、優待は200株保有で信州特産品もしくは自社加工品(なめたけの瓶詰め)です。
「日本一の産地として有名な長野県中野市の採りたての新鮮なえのき茸を、信州産丸大豆を使った杉涌天然醸造醤油でじっくりと煮込んだ贅沢ななめ茸」です。これは率直に言って抜群です。それがどのくらいかと言うと、100円ショップで売っているなめ茸の大体7倍くらいは美味しいです。
この高見澤の優待なめたけは途轍もなく美味しいので毎年楽しみにしています。今日は実際の料理例を2つだけ御覧戴きましょう。
高見澤優待なめたけのお茶漬け
高見澤優待なめたけとキムチの冷奴
なめたけが瑞々しくて食感も良く、大変美味しかったです。
さて、高見澤は指標的に極めて割安ですし、マイルドではありますが一定の成長力もありますし、過去10年間の業績も極めて安定していますし、地味ですが非常に良い銘柄と思います。
(↑ 上記は、良かった頃の在りし日の四季報オンラインプレミアムの過去データより引用)
尚、ここで個人的なメモ書きを兼ねて、現在の高見澤に関するポイントを列記しておきます。
1. 過去10年間で売上高が大きく伸長している(2009年6月期380億円→2018年6月期623億円)が、この理由はIRによると、「この数年でM&Aを行ったため。」とのこと。
2. 2018年6月期は最後に大きめの特別損失の発生があったが、今期2019年6月期に関しては、「出る可能性はない。」とのこと。
3. 今期2019年6月期に関して、過去数年に較べて予想利益レベルが極めて低いが、その理由については「建設関連の仕事が無くなってきている。低迷してきているため。」とのこと。
4. 業績予想に関して、「固めに出していますか?」という質問に対しては、「当社にはその傾向はあります。」とのこと。
ま、いずれにせよ、超低PBR(0.31)の今の株価位置であれば、高見澤はPF最上位の一角銘柄として特に戦闘力不足という事は無いと考えており、今後の業績推移をしっかりと見ながら、これからも優待を楽しみにホールド継続の予定です。
2019主力株概況シリーズ 免責事項
2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。将来を透視できる「魔法の水晶玉」は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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