みきまるの優待バリュー株日誌

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Mar 12, 2022
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カテゴリ: 株式投資全般

 さて今日は株式投資本オールタイムベスト126位






 グレアム・バフェット流投資のスクリーニングモデル (ルーク・L・ワイリー著、パンローリング、2015年)










 の最終回第5弾です。








 今日は、第12章 -25%の直近12か月のリターンを受け入れることの重要性 から。











 ​
​2012年に私がスクリーンで見たものを見てみよう(図12.1)。自信を高めてくれるようなものではないことは明らかだ。経済学を学ぶ中学1年生でも、これを見せられて、投資したほうがよいかどうか聞かれれば、目を白黒させて歩き去ってしまうような代物だ。まったく醜いとしか言いようがない。あなたがこの会社のリストを見れば、きっと無視するはずだ。それは理解できる。これが人間の本質と言うものだ。​








 うん、これは酷い。ちょっと常人には耐えられないですね。続きを見ていきましょう。








 ​
​直近12か月のリターンは審査過程の最終フィルターを示している。私にとって、これは素晴らしい機会を示していた。図12.2は、翌年の4月に戦略を見直しているときのパフォーマンスを示したものだ。​










​リターンが負の会社を戦略に組み込んだあとに起こった驚くべき反転劇を詳しく見てみよう(表12.1)。​









これらの会社を戦略に組み込んだとき、一般大衆の関心は低かった。これは納得がいく。しかし、その後の6か月にわたって(25銘柄の)ポートフォリオの価値は19.11%上昇し、S&Pのリターン12.48%を7%上回った。









 これをみると「
52週安値戦略」と言うのは、精神的には非常に負荷の大きい投資法であるという事が改めて良く分かります。ほとんどの投資家にとっては実際に実行するのは至難の業だと思いますし、だからこそ有効なやり方であるとも言えるでしょうね。






 さてこれでこの本の紹介は終わりです。最初にも言ったように自分はこの本を読む以前からシンプルな 52週安値戦略」を愛用していたこともあり、自らの投資法の理論的な補強となる非常に有益な1冊と感じました。未読の方は是非。(終わり)





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Last updated  Mar 13, 2022 09:00:15 AM
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