みきまるの優待バリュー株日誌

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Jun 8, 2022
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト130位





間違いだらけの投資法選び(ラリー・E・スウェドロー著、パンローリング、2002年)








 の第7弾です。






 今日は、間違いその41 コミッション制のアドバイザーを使っていないか? から。






 ​
​  投資をするとき、自分ですべての処理ができる投資家以外は、何らかの形でプロのアドバイスを受けている。



 コミッション制のアドバイザーはインデックスファンドを避け、手数料も税率も高いアクティブ運用ファンドを勧める可能性が高い。しかしそれはおそらくアクティブ運用がよりよいパフォーマンスを上げると信じているからではなく、アクティブ運用ファンドを売れば販売手数料か保有期間に応じたトレーリング・フィーを得ることができるからなのである。













 ​
​  ブローカーがインデックスファンドを売らないのは、パフォーマンスが悪いからではなく、よそでもっと安く売っているからである。



 インデックスファンドが投資家にとっての必勝戦略だと分かっていても、ファンド会社は儲からなければ売りはしない。ブローカーやファンド会社にしてみれば、インデックス運用はビジネスをなくすための戦略になってしまい、これこそ利害が完全に衝突している。













 ここ日本だと、投資アドバイザーを使っている人は少数派と思うのですが、代わりに資産内容と残高を把握されてしまっていて金玉を握られているメインバンクに、手数料と毎年の信託報酬が激高のアクティブファンドや、お化け屋敷みたいに複雑な仕組みになっていて見えないコストが嵩む仕組債を強引に勧められて買わされているという事例が結構あるのではないか?と思います。








 実際私も過去に、取引している銀行から何度もしつこくアクティブファンドへの投資を勧められてきました。何が勧誘のきっかけになったのかは良く分からないのですが、おそらく株の売却代金をたまたま銀行に出金してそれがちょっと大きめの金額だったので、それで目を付けられてしまったのかな?と感じています。






 でもお勧めされたアクティブファンドのそれぞれの内容を精査して、「ちょっと信託報酬が高すぎるし、ファンドの構成銘柄が割高で人気化しているホットなグロース株に偏っていてきついです。それにこのTOP10銘柄見ただけでファンドの行く末が心配で貧血になります。ガチで自分にとって買うメリットが1ミリもないので無理です。」などと言ってずっとのらりくらりと断ってきました。









 そうこうしている内に今度は「何故か毎年の信託報酬が非常に高い」インデックスファンドを勧めてきました。銀行が儲かるようにそういう設定・用途のやつがどうやらあるんですね。これも、「こんなの買うんだったら、自分でネット証券でほぼ同じ内容のETF買います。もう勘弁してください。」と言うと、「じゃあ、一体なんだったら買ってくれるんですか!!」と怒られてしまいました。






 ちなみにこの時には支店長さんに「じゃあ、ウチのエースを出すので(買える商品がないかどうか)彼女と良くお話をしてみてください。」と言われ、その最終面談のバトルの末に私はようやく無罪放免で自由の身となり、その後は勧誘されなくなりました。(汗)









 ​
 支店長が望んでいるのは、自分の祖母の金歯でも抜いてくるような社員だ。そこでわれわれはおまえたち(販売担当者)に銃口をつきつけて自由に操る。言われたとおりにしろ。言われたものを言われたときに売れ。もしできなければクビだ。代わりはいくらでもいる。














 このスウェドローの文章を読むと、アクティブファンドを売る方にもそれなりの事情はあり、追い込まれて切羽詰まっているという事が分かります。ただ、我々は命の次に大切なお金を賭けて投資をしているわけであり、「致命的に不利な投資商品」を勧められてホイホイと買うわけにはいきません。「メインバンクには気を付けろ!」ということですね。(続く)





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Last updated  Jun 8, 2022 06:43:07 PM
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