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さてしばらく前にも紹介したのですが、私は、「その時々で最も不人気な投資ファクター・セクター・手法の銘柄を、それも可能ならば出来る限り優待付きの子をまとめ買いして、それらの長期的なパフォーマンスを楽しく観察する。」という各バルクプロジェクトシリーズを自らが運用する「みきまるファンド」の根幹アイデアの1つに据えています。
正確には覚えていないのですが、当時投資家人生を賭けて挑んだ 「2011~2014優待ドラッグストア株バルクプロジェクト」
が非常にうまくいったことから、その後「正のフィードバック」によって自然発生的に投資のメインアイデアに組み込まれたものなのではないか?と感じています。
そして現在ではこのアイデアによる戦いはその概念が広く拡張されて、
多くの戦いが同時進行で粛々と続いています。
プロジェクトの時価総額順で並べると、
優待小型株(100~300億)バルクプロジェクト (メインアイデア)
優待SC(ショッピングセンター)小売株バルクプロジェクト(メインアイデア)
優待超小型株(100億以下)バルクプロジェクト (メインアイデア)
優待メディア株バルクプロジェクト
優待リユース株バルクプロジェクト
優待ネットネット株(NNWC・NCAV)バルクプロジェクト
優待地方市場単独上場株バルクプロジェクト
優待不動産株バルクプロジェクト
優待自動車用品株バルクプロジェクト
優待倉庫・運輸関連株バルクプロジェクト
優待地銀株バルクプロジェクト
優待ホームセンター株バルクプロジェクト
優待地方スーパー株バルクプロジェクト
優待家電株バルクプロジェクト
などとなっています。後、ここに書いていない秘密の手法もいくつかあります。
今日はこの中から、今まで一度も紹介したことが無い、
優待
地方市場単独上場株バルクプロジェクト の現在を見てみましょう。
これは、名証、福証、札証の各市場に単独上場している銘柄のみを集めてその長期パフォーマンスを愛でてみようという極めてマニアックなものにまります。
どの銘柄も日々の出来高が非常に少なく、気持ちが盛り上がって一旦大きく買ってしまうと今度は脱出が極めて困難になるという「蟻地獄」が待ち構えており、なかなかにデンジャラスな企画となっております。
ただその一方、著名なバリュー投資家で「トゥイーディー、ブラウン・カンパニー」の ウィリアム・ブラウン
が、ホームラン級の名著
価値の探求者
たち の中で、「低取引株には特徴がある。それは、運転資本であろうが、資産の簿価(PBR)であろうが、利益(PER)であろうが、どんな尺度においても非常に割安であるという事だ。」と述べている通り、出来高が枯れ枯れの枯山水である地方市場単独上場株は「割安株の宝庫」になっているのも事実です。
前置きが長くなりました。それでは証券コード順で早速構成銘柄を見ていきましょう。
「輝ける名証プレミアの星」こと 6623愛知電機
がプロジェクトを代表する形でポートフォリオ最上位(M1クラス)の一角に登場しています。それ以外でも、「名証プレミアのドン」こと7485岡谷鋼機や札証の成長株9027ロジネットジャパン、後は福証の7533グリーンクロスと9035第一交通産業などが、同じくポートフォリオ上位(M2・M3クラス)に顔を出しています。
次にプロジェクトの各銘柄を低PBR順で見てみましょう。PBR1倍以下がほとんどで0.5倍以下の子も多く、流石は「地方市場単独上場株」だなという感じです。
今後も楽しくマニアックな各プロジェクトを継続していく予定です。
バルクプロジェクトシリーズ 免責事項
各バルクプロジェクトシリーズ は、私の投資家としての遊び心から「エンターテインメントとパフォーマンスの両立」を賭けて、また同時に「投資を極限まで楽しむことを通じてより良い投資家になる」ことを目指して全力で取り組んでいるものです。
記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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