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さて「当ブログ有数の人気コンテンツ」に成長した ポートフォリオ含み損ランキングシリーズ
ですが、今日は3か月振りくらいになるのかな? その最新版の発表です。
ちなみにこのシリーズは2020年にレギュラー化されたのですが、どの記事もアクセス数が多く更に時間が経ってもそれがあんまり落ちないという傾向があります。「なんでかなあ。」と考えたのですが、多分、人が損をしている話って、純粋にエンターテインメントとして滅法面白いからではないか?と現時点では思っています。(汗)
(上記データはSBI証券より引用)
次にランキング内で目についたところを自分用のメモ書きとして思い付くままにざっくばらんにコメントしていきます。尚、以下の内容はすべて「今後自分がより良い投資家になるための、個人的な反省と内省」のためのものであり、一切誰にも投げていません。
本来であれば人様にはお見せしない、裏の「非公開日記」で書くべき明け透けでフランクな内容
ではあるのですが、このシリーズでは敢えて表ブログで書くこととしています。
その理由は、ブログでガラス張り&衆人環視の下で反省文を提出することが、自分のファンドの状態を客観的に見るために、そしてポートフォリオ最上位群を「より精鋭揃いの総合殺傷力の高い布陣」にするために、極めて有意義で効果的であると考えているからです。それでは始めます。
(上記データはSBI証券より引用)
まず最初に目につくのが、保有全767銘柄中で含み損ランキング1位で、
防塵・防毒マスク2大メーカーの一つであり防衛省向けを独占供給する 7963興研
です。前回の3月に続いて連続トップでのご機嫌な登場となりました。
ここは指標的な割安感はイマイチなのですが、 戦争・自然災害・大きな伝染病等の想定外の出来事が起こった時に、全体株価が暴落しても逆に株価が急騰するという
VIX指数(恐怖指数)
的な値動きをする銘柄であることが大きな長所となります。
例えばですが、万が一北朝鮮からのミサイルが「計算を誤って日本本土に着弾」するような大惨事があれば、興研の株価は間違いなく大暴騰することになると思います。
また、それ以外でも優待で、「実際の緊急事態の時には需要が殺到して手に入れることがまず不可能になる」、プロ用のマスクが貰えるところにも魅力を感じています。要は興研は ナシーム・ニコラス・タレブ
の言う 「反脆さ」
を全身で体現した象徴的な銘柄という事です。
ま、色々と言い訳を述べましたが、要はそれで今のところは含み損が許容出来るレベルであると判断しているということです。(汗)
次にそうですね、「一時期は株価が上昇傾向だった地銀株が再び弱含んできているな。」と言う感じがしています。 植田日銀が「どうやらなかなか動かない」
ことがマーケットに分かってきたことが影響しているのでしょうか?、今回は 5832ちゅうぎんFG
が2位、 8361大垣共立
が3位と表彰台ポディウムに2つも再ランクインしてきています。ジワーっと嫌な汗が流れる感じですね。
4位には民放キー局一角の 9409テレビ朝日HD
がランク急上昇で初登場です。(滝汗) ちなみに自分はしばらく前から「民放キー局上位4社は資産バリュー株としてみた場合の割安感が驚異的である。東証のPBR1倍を目指せ大号令もあるし、凄く魅力的な投資アイデアと思う。束ねてまとめて楽しく戦おう。」と考えてパッケージ化して戦っています。
そして民放キー局では賃貸等不動産の含み益が莫大な 9401TBS
を最初に主力化し、遅れて視聴率首位の 9404日テレ
も主力化しました。その後、「待てよ、 4676フジ
は アクティビストの英シルチェスターに喰いつかれている
し、安定株主がいなくて不安定な状態だし、還元拡大が一番期待できるな。後、コロナも終わったので傘下の グランビスタホテル&リゾート
の収益も急改善してくるだろうし、これは余裕でPF最上位で戦えるな。」と考えてこれまた主力化しました。
この段階ではテレ朝は400万円弱分しか持っていなかったのですが、「うーん、矢は3本よりも4本の方が強いし、テレビ局プロジェクト全体では利益が出ていてリスクを取れる状況だし、この数年制作番組のクオリティが上がって視聴率も首位の日テレを猛追してるし、
持分法適用の関連会社株式(東映アニメーションや東映)に888億円も含み益があり、それを考慮すると「実質PBR」は0.3倍台で猛烈に安いし、
ついでにやっちゃうか。」と勢いづいてテレ朝も準主力化しました。ただ自分が入った位置が悪かったようで、早速この「悪魔のランキング」に登場してきてしまいました。このパターンは経験上ヤバいことが多いです。(玉汗)
6位にはかつて主力の一角で戦った 2193クックパッド
がひっそりと登場しています。ここは「ポエム全開」の決算資料を見るたびに堪え切れない怒りが超新星爆発してどんどんとポジションを落としてきたのですが、「ま、既にPF全体への影響はないし
10000株くらいは残しとくか。一度は愛した銘柄だし、その最期をしっかりと見届けよう。」と現時点では思っています。トータルではそうですね、1000万円台半ばくらい(表現控えめ)は実現損失を出しました。胸がいっぱいで、今はまだこれ以上の言葉が出ないですね。(滝涙)
ま、以上を全体としてみると、現時点では私の「ポートフォリオの含み損=がん細胞数」は問題のない、投資家としての精神的&肉体的健全性を損なわない良好なレベルでコントロール出来ていると考えています。以上、「ポートフォリオ含み損ランキング 2023年6月編」でした。
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