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さて今日は2021~23PF概況シリーズです。
327位 3046 ジンズホールディングス(東P、8月優待) △
PF327位は、均一料金のアイウェア(眼鏡)販売で『ジンズ』ブランドを展開しているジンズホールディングスです。
現在の株価は4615円、時価総額1107億円、PBR4.95、自己資本比率は48.5%、今期予想PER34.75、配当利回り0.9%(41円)、総合利回り2.0%(41+50=91円、優待券はメルカリ平均価格の5000円で換算)で、優待は100株保有で9000円相当の買物優待券1枚です。
さてジンズと言うと、もう15年前近くの出来事を昨日の事の様に懐かしく思い出します。2007年か2008年頃だったと思うのですが、
既存店月次が突然対前年比で+160%とかの大ブレークを果たしたのです。その頃ジンズは
均一価格を打ち出した頃で戦略が当たったんですね。
そこで実際にお店を見に行ったらとんでもないごった返しの大盛況だったのです。正直お店の通路をちゃんと歩けないくらいの混雑ぶりで「こりゃ凄いな。」と感嘆してお家に帰ってきました。
ところが良好な月次で株価がブレイクしてしまった(130円→170円とかそんな感じだった。)ので「バリュー投資家的にはファンダメンタルズに比してもう高い。これは買えない。」と思ってちょっとしか買いませんでした。そしたら、その後株価が何十倍にもなって死ぬほど後悔したんですね。「どうして両のまなこでしっかりと見た事実を投資に生かせなかったんだろう。」と自分にとても腹が立って眠れない夜もありました。
ちなみにこの時のジンズで得た教訓は、「 ピーター・リンチ の言うとおりだ。 自分たち消費者は小売業界のフロントランナー
であり、変化に一番先に気付けるとても有利なポジションにいる。四季報の業績予想数字が実際に動く遥か前にチャンスをつかめるんだ。」というものでした。
そして私は2022年に3コインズのお店の大混雑を見て 2726パルグループHD
をPF1位の超主力に立てての大勝負に出ました。そして結果としては「株価3.5倍」のヒット銘柄となり、私はついに「ジンズの無念」の雪辱を果たすことが出来たのでした。「15年間降り積もった怨念」が雪のようにサラサラと溶けてとても感慨深かったですね。
さてそんな様々な思いが去来するジンズHDなんですが、私はしばらく前に「たまには優待を貰ってみようかな。」と思って久方ぶりに1枚だけ買いました。お店に行ったらきっとこの15年間の投資家人生であったたくさんのことを走馬灯のように思い出すだろうな。
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