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金曜日からの1週間、プロ野球パリーグではレジェンド・シリーズという企画が行われています。ヤフオクドームで開催されているソフトバンクホークスと楽天の試合では、今年ホークスが球団創立75周年と節目の年にあたるため、選手達が再び南海ホークスのユニフォームに身を包んで戦いました。(今年は『OSAKA CLASSIC』以来2度目となります。)さらに始球式では王貞治会長の他に、かつて南海・ダイエーで活躍した門田博光氏と、対戦相手の楽天とも縁が深い野村克也氏が揃うという豪華なものになりました。王会長が主審を務める中、佐賀県から来たホークスジュニアアカデミーのバッテリーが、右打席に立った野村氏・左打席に立った門田氏に向かってボールを投げました。ちなみに王会長は通算868本(歴代1位)、野村氏は657本(歴代2位)、門田氏は567本(歴代3位)と、日本球界の本塁打数歴代トップ3が揃ったことになります。そんなレジェンド達の前で始球式ができた小学生バッテリーは幸せですね。それにしてもサッチーの影響で南海ホークスと確執を生んだノムさんが、ホークス関連のイベントに来るのは非常に珍しいですね。対戦相手が楽天でなかったら来てなかったかもしれませんね。(でもノムさんは楽天球団とも確執があったような気が・・・)なお前日には広瀬叔功氏、藤原満氏、桜井輝秀氏、そして昨年引退した小久保裕紀氏が、歴代ホークスのレジェンドとしてセレモニーに参加しました。試合内容についてはノーコメントです。そして今日の試合は初回に攝津が先頭打者アーチを喰らいましたが、3回裏に細川のタイムリーで同点に追いつくと、4回裏には松田のタイムリーで勝ち越しに成功しました!6回裏にはビッグイニングが訪れました。無死2・3塁から長谷川のタイムリーで2点を追加すると、二死満塁から中村が押し出し四球で1点を追加し、今宮の走者一掃タイムリー3塁打で3点を追加しました!その後7回表に攝津が余計な1点を与えますが、大量点に守られてそれ以外は抑えました。8回には森福が登板して楽天打線を三者凡退に抑えます。8回裏に今宮のタイムリーで1点を追加すると、9回はファルケンボーグも三者凡退に抑え、9-2でホークスが勝利しました!攝津は14勝目です!!ちなみに今日の試合ではホークスのバッターが通常のテーマ曲ではなく、南海ホークス・ダイエーホークスのレジェンド達のテーマ曲で応援されていました。例えば内川は岸川勝也氏、今宮は小川史氏(現・ホークス3軍監督)、明石は湯上谷宏氏(現・西戸崎合宿所寮長)、柳田は佐々木誠氏、長谷川は山本和範(カズ山本)氏と、それぞれ往年の選手達のテーマ曲で応援されました。しかしながら本多はよりによってオリックスの森脇監督のテーマ曲でした。いくらなんでも敵将のテーマ曲をチョイスするのはどうかと思いますが・・・明日もレジェンドが2名ヤフオクドームに登場する予定です。ホークスの今を戦う選手達がレジェンドの前で素晴らしい試合を見せてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2013年08月31日
ソフトバンクホークスは本拠地でロッテとの3連戦を戦っていましたが、つまらない試合が2試合続いてしまいました。本来ならば勝ちまくってペナントレースを面白くしてもらいたかったんですけどね。ホークスが勝つことで混パがさらに盛り上がるのがなぜわからないのでしょうか?29日に行われた3戦目、秋山監督は打線をいじってきました。まず松田を6番に下げ、4番に柳田を持って来ました。さらに7番にはケガから復帰し1軍登録されたばかりの明石が入りました。これにより久々に純国産打線となりました。試合は3回裏、本多がヒットで出塁すると細川が送りバントでランナーを進め、中村のタイムリーで1点を先制しました!しかし4回表に先発の大場カが四球でランナーを出すだけでなく、暴投で2塁へ進めてしまいました。この背信投球に秋山監督はすかさず大場カを下げ、嘉弥真をマウンドに送りました。結果的に同点とされてしまいましたが、最少失点に抑えました。もう大場カは2軍に幽閉して今オフに放出してもいいのではないかと思います。今年のドラフトでは即戦力の先発投手をどんどん獲得してもらいたいですね。同点とされた直後の4回裏、柳田・長谷川が四球で歩き、6番に降格した松田が送りバントを決めて1死2・3塁とすると、明石が今季1号3ランを放ち勝ち越しに成功しました!なお5回裏には長谷川のタイムリーで1点を追加しています。嘉弥真は6回途中まで投げてリリーフ陣に後を託します。その後は江尻→ファルケンボーグ→柳瀬→五十嵐とつないでロッテ打線を封じ、5-1でホークスが勝利しました!嘉弥真は2勝目です!!復帰したばかりの明石がいきなり結果を出したのは嬉しいですね。30日からは楽天との3連戦となりますが、できればここを勝ち越して優勝争いに踏みとどまってもらいたいと思います。その前に台風15号が心配ですが・・・それでは、これにて失礼。
2013年08月30日
今年の夏は気温35度以上の猛暑日が続く暑い夏となりましたが、週末には台風に注意が必要です。台風15号は29日に与那国島と台湾の間を通過して東シナ海を北上し、30日には進路を東に変更すると31日には九州へ最接近し、進路によっては上陸する可能性があると予想されています。9月1日には温帯低気圧に変わる予想ですが、引き続き大雨をもたらすことになります。昔からこの時期は雑節の『二百十日』であり、台風の特異日とされています。夏休み最後の週末ですが、暴風や大雨で荒れた天気となりそうですので、不要な外出は控えた方が良さそうですね。それでは、今日はここまで。
2013年08月29日
来年1月から放送されるのNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』がいよいよクランクインを迎えました!ロケでは20日にクランクインを迎えましたが、スタジオ収録では27日にクランクインを迎え、主人公・黒田官兵衛役の岡田准一さんをはじめ、官兵衛の妻・光(てる)役の中谷美紀さん、官兵衛の最初の主君・小寺政職役の片岡鶴太郎さん、そして官兵衛の父・黒田職隆役の柴田恭兵さんが会見に臨みました。また、他にも主要人物のキャストが決定しているのですが、かつて大河ドラマ『秀吉』で主役の豊臣(羽柴)秀吉を演じた竹中直人さんが再び秀吉を演じることになったことはサプライズとなりました。最近は『スイーツ大河』などと呼ばれるひどい作品もありますが、『軍師官兵衛』がかつての大河ドラマのように重厚なストーリーを展開し、人気作品になってくれることを願っています。官兵衛は福岡藩52万石の礎を築いた人物でもあり、その居城であった福岡城や豊前・中津城を築城したことでも知られています。大河ドラマの成功で九州北部に多くの観光客が訪れるといいですね。それでは、これにて失礼。
2013年08月28日
今夏の甲子園で宮崎県勢初の準優勝を成し遂げた延岡学園のナインが、26日に河野俊嗣知事を表敬訪問しました。宮崎県庁で準優勝の報告を聞いた河野知事は重本浩司監督とナインに、「準優勝に敬意を表し、感謝している。経験を次のチームに生かしてほしい。」と言葉をかけました。なお、知事からナインに宮崎牛がプレゼントされました。選手達にスタミナをつけてもらいたいという思いもあると思いますが、黒毛和牛日本一である宮崎牛のように延岡学園ナインも日本一に輝いて欲しいという願いも込められているのではないでしょうか?その後延岡学園ナインは延岡市に戻り、市内にある野口記念館で市民栄誉賞贈呈式に参加しました。(ちなみに現在、宮崎市~延岡市は一部高速を使って片道2時間くらいですので、 往復4時間の移動は結構大変だったのではないでしょうか?)贈呈式にはおよそ500人の市民が詰めかけ、ナインを祝福しました。これから2年生を中心とした新チーム作りもしなくてはなりませんが、秋の国体の高校野球への出場も決っており、それに向けた練習もしなくてはなりません。また岩重章仁外野手は今月30日から台湾で開かれる野球のU-18ワールドカップの代表選手に選ばれており、そちらへの出場が控えています。重本監督も選手達も大変だと思いますが、来年の優勝を目指して素晴らしいチームを作って甲子園に戻ってきてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月27日
土曜日から敵地でのvs西武2連戦を戦うソフトバンクホークスですが、連勝して次のロッテ・楽天との連戦に勢いをつけたいところです。初回、先発のバリオスが西武に余計な1点を与えてしまいますが、すかさず2回表に2死2塁から本多のタイムリーで同点に追いつきました。さらに3回表、1死1・3塁から松田の18号3ランで一気に点差を広げます。3回裏に1点を返されますが、すかさず4回表に今宮のタイムリーで3点差に戻しました。結局バリオスは5回まで投げ、6回からはリリーフ陣の継投になりました。この日は千賀→ファルケンボーグ→柳瀬→五十嵐と結構豪華なリレーとなりました。 その甲斐もあってか5-2でホークスが勝利しました!バリオスは2勝目、五十嵐は7セーブ目です!!なお、この勝利でホークスは今季vs西武戦の勝ち越しを決めました!ですが秋山監督は「あとは来週だな。来週頑張ろう!」と、上位2チームとの連戦に意識を向けていました。この6連戦は最低でも勝ち越し(4勝2敗)しないと今季のペナントレースに取り残されてしまいます。理想としては5勝1敗もしくは6戦全勝です。選手達もこの6連戦を全てトーナメントの戦いだと思って臨んで、できれば全勝で切り抜けていってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月26日
ソフトバンクホークスは23日から敵地で西武との3連戦の予定でした。しかし初戦が県営大宮球場で行われるはずが、悪天候により雨天中止となってしまいました。ホークスの試合が雨天中止になるのは今季初のことでした。しかしながら福岡から移動してきてすぐの試合が中止になったことで、移動の疲れをとることができたのではないかと思います。仕切り直しと言うことで24日からは西武ドームでの2連戦となりました。初回に先発の攝津が余計な2点を与えてしまいましたが、3回表に内川のタイムリーで1点を返すと、長谷川にもタイムリーが飛び出し同点に追いつきました!同点で迎えた6回表、ホークスは柳田の7号ソロで勝ち越すと、1死2・3塁から中村の2点タイムリーで点差を広げました!!その裏攝津が余計な1点を与えますが、すかさず7回表に長谷川の14号ソロで追加点を挙げ、8回表にも内川のタイムリーで1点を追加しました。攝津は7回まで投げて8回は柳瀬、9回は五十嵐が西武打線を抑えて7-3でホークスが勝利しました!攝津は13勝目です!!なお攝津はこの西武ドームでは2011年から7連勝と得意としておりますが、今季初の西武ドームでは立ち上がりに不安がありながらも何とか勝てました。25日の試合は先日帯広で来日初勝利を挙げたバリオスが先発します。このところ攝津以外の先発陣が不甲斐ないので、ここで活躍して一気に先発ローテに加わってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月25日
第95回全国高校野球選手権大会は前橋育英(群馬)が初出場で初優勝しましたが、惜しくも準優勝になった延岡学園(宮崎)も健闘しました。初戦(2回戦)は九州勢同士の対決に始まり、3回戦は大量得点で勝利、準々決勝はまさかの9回表やり直しからのサヨナラ勝ち、準決勝は花巻東相手にエースが完封と、いろいろなドラマを作ってくれました。熱闘甲子園では準優勝盾を前にコメントをした後に選手だけでなく、重本浩司監督が選手に交じってはしゃぐ姿も見られました。そして決勝戦翌日の8月23日、延岡学園は空路で宮崎に帰郷しました。宮崎空港では500人ほどが郷土の戦士たちを出迎えました。その後延岡学園ナインは貸切バスで延岡市まで向かい、延岡市役所でセレモニーが開かれました。重本監督は首藤正治・延岡市長から花束を受け取り、空港から延岡市までは高速を使ってもおよそ2時間はかかるため、到着したときにはもう夜でしたが、それにも関わらず集まった市民からは多くの拍手が送られました。重本監督は集まった地元の方々に、「県の悲願である優勝には届かなかったが、選手はよく頑張ってくれました。皆さんの声援のおかげです。」とお礼の言葉を述べました。なお、チームには延岡市から市民栄誉賞が贈られることが決まりました。今年の甲子園は終わりましたが、すでに来年の夏に向けて動き出しているチームもあると思います。延岡学園ナインは今年の忘れ物を取り戻すために来年も甲子園に戻ってきてもらいたいと思います。そして他の九州勢はこれまでの不甲斐無さを払拭して本当に強いチームだけが来年の夏に甲子園に出て勝ち進むことで、延岡学園のように地元に喜びや感動を与えてくれることを願っています。それでは、これにて失礼。
2013年08月24日
米大リーグのニューヨーク・ヤンキースのイチロー外野手がまたも快挙を成し遂げました。現地時間8月21日に本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたトロント・ブルージェイズ戦の1回裏にヒットを放ち、日米通算4000本安打を達成しました!4000本安打はこれまでピート・ローズ(4256安打)とタイ・カッブ(4191安打)しか達成しておらず、イチローは日米通算ではありますが3人目の達成者となりました。一塁ベース上ではヤンキースの選手達が集まり、イチローの偉業を称えました。ちなみにブルージェイズの内野ではイチローを慕うあの男が拍手で祝福し、イチローが二塁へ進塁するとグータッチしていました。試合後にイチローは会見で、「こういうきりのいい数字というのは1000回に1回しか来ないので、これを4回重ねられたと言う事はとてもじゃない。(達成時にチームメイトがダグアウトから出てきて祝福したことには)ただただ、感激しました。誇れることがあるとすると、4000安打を打つには、8000回以上の悔しい思いをしてきた。それと常に向き合ってきたことが誇れます。失敗を重ねていって、たまにうまくいって、ということの繰り返しだと思う。それを続けていく。」と語っていました。なお、イチローがプロで初めてヒットを打ったのは1992年7月12日、今は亡き平和台球場でのダイエー戦だったそうです。そこから約21年かけて4000本ものヒットを打ったことを考えると感慨深いですね。イチローにはこれからもヒットを量産し続け、記録を更新してもらいたいと思います。最後になりましたが4000本安打達成、本当におめでとうございます!それでは、これにて失礼。P.S.日本では夏の高校野球の決勝戦が行われました。延岡学園、あと1歩のところまで来ましたが惜しくも優勝を逃してしまいました。選手達は本当に頑張ったと思いますが、監督が結構目立ってた気が・・・来年はもっと強いチームを作って甲子園に戻ってきてもらいたいと思います。
2013年08月23日
第95回全国高校野球選手権記念大会はいよいよ準決勝となりました。第1試合は初出場の前橋育英(群馬)が日大山形(山形)を降し、初出場で決勝進出を決めました。第2試合では延岡学園(宮崎)が準優勝経験のある花巻東(岩手)と戦いました。この花巻東ですが、前の試合(vs鳴門(徳島)戦)の中でとある選手が、・四球狙いでボールをカットする行為・二塁上でサイン盗みともとれるような動きを行ったことが物議をかもしました。これについて大会本部は花巻東に注意を行いました。カット行為については審判がバントと判断して3回繰り返せばスリーバント失敗で三振とする可能性があると通知し、サイン盗みについては今大会中にまたやるようなことがあれば、没収試合にすると通告しました。試合は前半、両者ともに譲らず0-0の状態が続いていましたが、6回裏、延岡学園は5番・濱田と6番・田中の連続タイムリーで2点を先制しました!延岡学園の先発は公式戦では初めて先発投手となった横瀬でしたが、バッテリーはテンポの良いピッチングで相手打線を抑えます。そしてサイン盗み対策としてサイン交換無しで投球していました。サインが出ていないのであれば盗むことすら不可能ですからね。ですがこれはよほどバッテリーの信頼関係が深くないとできない凄技だと思います。結局横瀬は花巻東に3塁すら踏ませず9回をたった3安打に抑え、2-0で延岡学園が勝利し、宮崎県勢初の決勝進出を決めました!カット行為やサイン盗みには十分警戒していたと思いますが、実力でそれを封じた横瀬のピッチングはあっぱれだと思います。一方でこうした行為を注意された花巻東の監督は、前の試合で「えっ?注意されてました?見ていなかったので、全然分からないです。」とすっとぼけ、全く反省する気配がありませんでした。かつて松井5打席連続敬遠を行った明徳義塾の馬淵監督ですら、この作戦について『責任は全部俺が取る』と言って指示したわけですから、花巻東の監督は選手のプレーに責任を持ってもらいたかったですね。今度は正攻法で勝てるチームを作って甲子園に戻ってきてもらいたいと思います。さて、宮崎県勢初の決勝進出を果たした延岡学園ですが、いよいよ8月22日正午から阪神甲子園球場で行われる決勝戦で、前橋育英とともに初優勝をかけて戦います。宮崎県だけでなく九州各県の方々も延岡学園を応援しています。自分達の野球をして見事優勝を勝ち取り、深紅の優勝旗を再び九州に持って帰ってきてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月22日
ソフトバンクホークスは20日からヤフオクドームでオリックスとの3連戦を戦います。1回表、先発の新垣がソロを打たれて失点してしまいましたが、すかさず1回裏に1死満塁から併殺崩れで1点を返します。その後3回裏、1アウトの後に内川の打球が3塁ベースの後ろ側にいた累審の足に当たり、そのボールがフィールドに近いコカコーラシートに入ってしまいました。結果内川はエンタイトルツーベースとなってチャンスが生まれました。このランナーを長谷川がタイムリーで返して勝ち越しに成功しましたが、4回表にまたも新垣がソロを打たれ同点とされてしまいました。ですが5回表に1死満塁とすると、柳田のタイムリーで再び勝ち越しに成功しました!新垣は5回でマウンドを降りました。2本のソロは余計でしたが、打たれたヒットはその2本のみで、暴投ゼロと、新垣にしてはまずまずの結果ではなかったかと思います。6回以降は江尻→柳瀬→千賀→五十嵐の継投でオリックス打線を封じ込め、3-2でホークスが勝利しました!新垣は今季初勝利、五十嵐は6セーブ目です!!現在先発陣が不甲斐無い状態で、ベテランの復活の兆しが見えたのはいいことですね。日曜日の試合では7月末に育成から支配下登録されたバリオスが、初先発で初勝利を挙げているなど、新たな先発メンバーが結果を残しています。野手陣もこれまで通り、先発陣をバットで援護しまくってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月21日
第95回全国高校野球選手権記念大会は大会12日目、ついに準々決勝が行われました。第4試合はここまで九州勢唯一の生き残りである延岡学園(宮崎)が富山第一(富山)と戦いました。前日も第2試合で弘前学院聖愛(青森)相手に10-0と大勝した勢いをそのままに大量点を取って欲しかったところでしたが、追いつき追い越しのシーソーゲームとなり、4-4で9回表の富山第一の攻撃を迎えました。この9回表で、プロ野球でもめったに起こらない事件が起こりました。1死1・3塁と延岡学園にピンチが訪れましたが、3番手投手の奈須は次の打者を内野ゴロに打ち取り、4-6-3のダブルプレーで3アウトとなり、延岡学園がピンチを切り抜けました・・・となるはずでしたが、打者がボールを打つ前に三塁側延岡学園ブルペンで投球練習中の投手の球がフィールドに転がってしまったことからレフトの線審がタイムをコールしていたのです。このため審判団が集まって協議を行い、まさかの同体と見て取り直しボールデッド中とみなし1死1・3塁からやり直しとなりました。せっかく見事なダブルプレーでピンチを切り抜けたと思ったところがやり直しとなり、再びピンチの場面に戻ってしまったことに、延岡学園ナインもアルプススタンドで応援していた方々も、そして宮崎で観戦していた地元の方々もものすごく大きな憤りを感じたのではないでしょうか?しかし、一番悔しい思いをしているはずの投手・奈須の闘志に火がつき、二者連続三振で再びピンチを切り抜けました!このあと試合は延長に入り、延岡学園は11回裏に1死1・2塁のチャンスを作ると、次の打者が併殺打に打ち取られた・・・かと思われましたが、相手の一塁への送球が悪送球になってしまい、これを見た延岡学園の3塁ランナーは一気に本塁を陥れ、5x-4で延岡学園が劇的なサヨナラ勝ちを収め、同校初の4強入りを果たしました!前にも書いたとおり、今年は久々に1日で4試合を消化することになりましたが、例年と違って準々決勝と準決勝の間に休養日が設けられました。今までの大会では翌日に準決勝がありましたが、準々決勝最後の試合で延長までもつれこんだ延岡学園にとっては、この休養日の恩恵を最も受けることになったのではないかと思います。休養日は十分リフレッシュして、準決勝・決勝に臨んでもらいたいですね。なお、試合前に行われた準決勝の組み合わせ抽選の結果、延岡学園は第2試合で過去の大会で準優勝になったことがある花巻東(岩手)と戦うことになりました。相手には約1名相手投手を珍妙な動きで惑わせるピエロのような選手がいますので、そいつには十分注意して、宮崎県勢春夏通じて初の決勝進出を果たしてもらいたいと思います。初戦で戦った自由ケ丘の想いと、他の九州勢の想いを背負い、延岡学園があと2つ勝利してくれることを切に願っています。それでは、これにて失礼。
2013年08月20日
8月18日16時31分、鹿児島県の桜島で爆発的噴火が観測されました。鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは5000mに達し、今回噴火があった昭和火口野噴煙では観測史上最高の高さとなりました。また今年では500回目の噴火となりました。この影響で鹿児島市内中心部で降灰が観測され、まだ日は落ちていないにもかかわらず車はライトをつけないといけないほど視界が悪くなってしまったり、JRでも鹿児島・日豊・指宿枕崎線の各線で運休や遅れが発生するなどの影響が出ました。鹿児島地方気象台は今回の噴火について「活動活発化の傾向にあるが、すぐ大噴火につながる兆候は無い。」としています。桜島が火山活動を続けている山である限り、火山灰が止むことはありません。地元の方々は降灰に慣れているのかもしれませんが、観光客などは戸惑うのではないでしょうか?それでも道路や屋根に降り積もった灰の処理をしなければならなかったり、屋外に洗濯物が干せないなど、普段の生活にも影響がありますので、少しでも火山活動が収まってくれるといいですね。それでは、これにて失礼。
2013年08月19日
モスクワで開催されている世界陸上は、17日に男子マラソンが行われました。日本からは5人の選手が出場しましたが、中本健太郎選手(安川電機)が日本人トップの5位入賞を果たしました!序盤は中本や川内優輝選手(埼玉県庁)らが先頭集団に入っていましたが、20Kmを過ぎると川内がその集団から離脱してしまいます。しかし中本はアフリカ勢に混じって先頭集団に残り、メダルこそ逃しましたが、昨年のロンドン五輪6位入賞に続いて今年も大きな大会で入賞を果たすことができました。ちなみに五輪と翌年の世界陸上での連続入賞は日本人初の快挙です。他の日本人は藤原正和選手(ホンダ)は14位、前田和浩選手(九電工)は17位、川内は18位で堀端宏行選手(旭化成)は残念ながら途中棄権となりました。試合後中本は「嬉しいのが半分、悔しいの半分。メダルが見えていただけに残念。」と語っていました。今年2月、中本と川内は別府大分毎日マラソンでデッドヒートを繰り広げ、結果川内が優勝し中本は2位となり、悔しい思いをしましたが、今回「日本人1位にこだわった。」という中本の思いは結実しました。中本が所属する安川電機の本社には快挙を祝う垂れ幕がかかるのではないでしょうか?(ロンドン五輪の時にも中本応援の垂れ幕が黒崎バイパスから見えていました。)中本の次の目標はやはりメダル獲得になりますね。このところアフリカ勢の強さが目立っていますが、2年後に北京で開催される世界陸上では表彰台に立てるといいですね。それでは、今日はここまで。
2013年08月18日
帝国データバンク福岡支店は15日、2012年の全国焼酎メーカーの売上高ランキングを発表しました。それによると、これまで1位をキープしてきた麦焼酎『いいちこ』で知られる三和酒類(大分県宇佐市)を抜き、芋焼酎『黒霧島』で知られる霧島酒造(宮崎県都城市)が今回初めて1位となりました。10年ほど前から本格焼酎のブームが起き、九州各地だけでなく関東や関西でも焼酎が飲まれるようになりましたが、芋焼酎独特の『臭み』が無く、すっきりとして飲みやすい黒霧島は全国でどんどんシェアを伸ばし、霧島酒造の主力商品となりました。そのおかげで2012年度の売上高は515億円と、初めて500億円の大台に乗りました。一方、三和酒類のいいちこは『下町のナポレオン』のキャッチコピーで知られ、CMソング『また君に恋してる』でも有名であり、全国的な知名度を誇っています。昨年はこのいいちこをペットボトルに詰めた新商品も発売しましたが、売り上げは微増で、霧島酒造にトップの座を明け渡すことになりました。芋焼酎にも麦焼酎にもそれぞれ味わいがありますが、焼酎初心者にはやはり飲みやすい焼酎が好まれるようですね。今年は霧島酒造が売上高トップの座を三和酒類から奪う形になりましたが、両社には今後も焼酎ファンのハートを捕まえて離さないくらいの美味しい焼酎を作り続けていってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月17日
13日から西武ドームで西武との3連戦を戦い2連勝したソフトバンクホークスですが、できればもう1つ勝って3タテと行きたいところです。初回ホークスは今宮の3塁打から内川のタイムリーで先制しました。しかし先発の大場は背信投球で3点を与え、2点のビハインドを背負うことになりました。もう大場は2軍に幽閉するか今オフに放出した方がいいと思います。このダメな先発投手のダメダメっぷりに対して、野手陣はこの日も元気でした。3回表に松田の17号ソロが飛び出すと、4回表にはラヘアの16号ソロも飛び出し、同点に追いつきました!そして6回には前日に引き続きビッグイニングが訪れました。この回、ホークスは1アウト満塁から中村の走者一掃タイムリーでまず3点を勝ち越すことに成功します。続く今宮のタイムリーで1点を追加し、内川もヒットで出塁し、松田のタイムリーでもう1点、長谷川もヒットを打ってこれに続き、江川の内野ゴロの間にもう1点を追加します。さらにラヘアの2点タイムリーも飛び出し、この回だけで8点を勝ち越しました!7回には内川のタイムリー、8回には江川の10号ソロでダメ押ししました。ダメな先発の大場が早く降板しましたが、リリーフ陣がその後の西武打線を1点に抑えました。結果13-4でホークスが西武を3タテしました!4番手の江尻がホークス移籍後初勝利となりました!!この3連戦はすべて、ホークスが先制↓ホークス先発陣の不甲斐無さで西武に追いつかれるor逆転される↓中盤にホークス野手陣が打ちまくって逆転or引き離し勝利というパターンでした。3試合の合計は33-12でした。もう少し先発陣が踏ん張っていれば33-4くらいで済んでいたんですけどね(爆)。金曜日は試合が無く、土日は帯広でのvs日本ハム戦です。今回の3連戦でせっかくAクラスになったことですので、下位相手に取りこぼしが無いよう、この勢いを持続してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月16日
ソフトバンクホークスは13日から敵地でのvs西武戦を戦っています。前日は5点のリードを奪いながらも一度同点に追いつかれましたが、その後松田の2ランなどで勝ち越すことができました。攝津以外の先発陣が不甲斐ないだけに、勝利は打撃陣の活躍にかかっています。そんな中、14日の試合も初回から打撃陣が活躍しました。1アウトから今宮が四球で出塁すると、内川&松田の連続タイムリーで2点を先制します。先制のホームを踏んだ今宮は1塁からの疾走で見事ホームを陥れました。さらに相手投手のボークでもう1点を追加し、幸先の良いスタートを切りました。4回表には江川の9号ソロで1点を追加しましたが、一方先発の武田が4回に1点、5回に2点を失い1点差に追いつかれてしまいます。しかし6回表にビッグイニングが訪れました。1アウトから内川が相手のエラーで出塁すると、松田、長谷川の連続ヒットで1アウト満塁とします。すると江川の2点タイムリーで点差を広げました。さらに柳田の5号3ランが飛び出し、2アウト1塁になった後も中村の2号2ランでさらに点差を広げました!江川は5回で降板し、その後は嘉弥真→江尻→千賀のリレーでつないで11-3でホークスが大勝しました!武田は4月28日以来の3勝目です!!今回の試合では松田や内川、長谷川といった主軸ではなく、中村や柳田といった若手にホームランが出ているのはいい傾向ですね。実は仙台での楽天戦の際に内川の呼びかけで、野手陣が焼肉決起集会を開いていたのです。これによって野手陣の結束が固まり、ヒットやホームランが量産されました。若い選手達はどんどん主力選手のいい所を吸収し、成長してもらいたいですね。この勢いで西武を3タテしてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月15日
13日からソフトバンクホークスは敵地でのvs西武戦を戦っています。連日猛暑日が続く中、空調が無い西武ドームでの試合は大変だと思います。以前、秋山監督が西武ドームのあまりの暑さに「空気が止まっているのが良くない。ドームに穴を開ければよい。」と言ったほどです。さて、試合の方ですがホークスは初回、先頭の中村がヒットで出塁し、今宮の送りバントで2塁へ進むと内川のタイムリーで先制しました!2回表には1アウトの後、本多がヒットで出塁すると西武先発・涌井のワイルドピッチの間に2塁へ進みます。そして細川・中村と連続デッドボールで満塁となり、続く今宮の打球はピッチャーゴロとなってしまいました・・・が、涌井がホームへ投げた球が悪送球となり、3人のランナーが一気にホームへ生還し、今宮は3塁まで進みました!その後2死1・3塁となり、長谷川のタイムリーでもう1点を追加しました!しかしこの日の先発・寺原は5点のリードをもらったにもかかわらず、2回に早速余計な2点を西武に献上してしまいます。どうやら右ひじに違和感があったらしく、3回途中で降板してしまいましたが、2番手の岩崎もピリッとせず、3回にも2点を失い1点差とされてしまい4回裏にはついに同点に追いつかれてしまいました。その後7回まで膠着状態が続きましたが、8回表にホークスは2死3塁から、松田の勝ち越し16号2ランが飛び出しました!続く長谷川が四球で出塁すると、江川・田上の連続タイムリーで2点を追加しました。投手陣は岩崎が降板した後、江尻→金澤→柳瀬→森福→五十嵐のリレーで西武打線に1点も与えずに逃げ切りに成功し、9-5でホークスが勝利しました!柳瀬が4勝目を挙げています!!試合時間は4時間36分と長丁場になりましたが、猛暑の西武ドームで何とか勝つことができたのは大きいと思います。(先発がしっかりしていればもっと楽に勝てたんですけどね・・・)14日・15日も引き続き西武ドームでの試合ですが、この暑さの中、敵地へ応援に駆けつけてくれるホークスファンもいますので、彼らのためにも暑さに負けず勝ち星を重ねていってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月14日
本日13日午前中、本州と九州の間にある関門海峡で、海上自衛隊による機雷爆破処理が行われました。この機雷は太平洋戦争末期に米軍のB-29によって投下された機雷の1つとされており、長さ約2.1m、直径約60cm、重さ約900kgで6月29日に山口県下関市沖で発見されました。関門海峡を航行する船舶や付近住民への影響を考慮して、前日には掃海艇によって関門橋から北東約6kmの地点まで運ばれました。当日は午前9時からおよそ2時間にわたり、爆破地点から500m圏内で船の航行や停泊が禁止されました。これについて門司海上保安部は「関門航路から外れており、海上交通への影響はほとんどなかった。」と説明しました。そして午前10時半ごろ、海上自衛隊の隊員が爆破スイッチを押すと、水中で爆発した機雷によって轟音と巨大な水しぶきが上がり、無事に爆破処理されました。海上自衛隊下関基地の皆さん、お疲れ様でした。まもなく戦後68年を迎える日本ですが、戦時中に米軍によって落とされた機雷や不発弾は今もまだ残っていることを改めて感じさせられたニュースでした。(東京でも6月に新幹線などを止めてまで不発弾処理を行いましたが、 7月にもまた別の不発弾が見つかったそうです。)こうした機雷処理や不発弾処理をしなくても良い日が早く来るといいですね。それでは、今日はここまで。
2013年08月13日
大会5日目を迎えた第95回全国高校野球選手権大会は今日から2回戦の試合が始まります。この日の対戦カードは、第2試合(1回戦):佐世保実(長崎)vs樟南(鹿児島)第3試合(2回戦):延岡学園(宮崎)vs自由ケ丘(福岡)と、2試合続けて九州勢同士の試合がありました。第2試合では樟南・山下と佐世保実・木下の投手戦となっていましたが、5回に樟南が1死3塁でチャンスを作ると2ストライクになっているにも関わらずスクイズを強行して1点を先制しました!結局これが決勝点となり、1-0で樟南が勝利しました!第3試合では3回裏に自由ヶ丘が1点を先制すると延岡学園が4回表に追いつき、4回裏に自由ヶ丘が勝ち越すと5回表に延岡学園が逆転に成功しました。延岡学園は7回にも追加点を入れて点差を広げ、結果延岡学園が4-2で勝利しました!フリー抽選となってからこうした対決が増えるのは仕方ありませんが、なるべくならもっと勝ち上がった状態で九州勢対決を見たかったです。勝った学校は負けた学校の想いも背負って次戦以降を勝ち上がってもらいたいと思います。それにしても今年も福岡の代表校が初戦で消えてしまうのは何とかしないといけません。こうなったら過去に実績がある特定の数校に優秀な人材を集中した方がよいと思います。例えば先発完投型の本格派投手を最低3人(うち最低1人は左投げ)揃えないと福岡県では予選すら出場できないようにするとかいうのはどうでしょうか?また当分の間は未出場校の県予選大会出場を禁止するなどして、間違ってラッキーで出場しちゃった弱小校がセミプロに大虐殺されるというような悲劇を起こさないようにした方がいいと思います。樟南・延岡学園の今後の活躍を期待しています。それでは、今日はここまで。P.S.前日には沖縄尚学(沖縄)が登場して福知山成美(京都)と戦い、追いつき追い越しのシーソーゲームを制して8-7で勝利しました!夏の甲子園では8年ぶりの勝利だそうです。後輩の頑張りを見て先輩の東浜ももっと頑張ってもらいたいところですね。
2013年08月12日
ソフトバンクホークスは9日から敵地で楽天との3連戦を戦っています。初戦は・・・もう何も言いたくありません。せめて他との試合の時に決めて欲しかったです。あとマー君は国内最強はイヤと言うほど分かりましたので、早くメジャーに行って活躍してもらいたいと思います。現時点で国内最強の投手がメジャーでどれだけ通用するかを知りたいという思いは多くのプロ野球ファンが持っているのではないでしょうか?ポスティングシステムが失効したと言われていますが、楽天がマー君に今以上の年俸を払うのは厳しい気がします。おそらく今オフには楽天のほとんどの選手の年俸がアップすると思われますので、これ以上楽天の財布のヒモを緩めれば大赤字になってしまうからです。・・・とまぁ他球団の話は置いといて、10日の試合の話をしましょう。1回表、ホークスは1アウトから今宮が出塁すると、内川の14号2ランで2点を先制します。一方ホークスの先発は攝津でしたが1回裏に余計な1点を与えてしまいます。まだまだ本調子ではないのでしょうか?これで1点差となってしまいましたが4回表、先頭の松田が14号ソロを放ち再び2点差とすると、その後2死1・2塁と追加点のチャンスを作り、細川の3号3ランで一気に点差を広げました。5回表にも松田の2打席連続15号ソロと、続く長谷川の12号ソロが飛び出し、Kスタ宮城はまるで花火大会の会場のような雰囲気だったのではないかと思います。攝津は5回にも余計な1点を与えたためかこの回で降板し、リリーフ陣に後を託します。今回は森福→柳瀬→千賀→五十嵐が1イニングずつ登板する投手リレーとなりました。千賀が余計な1発を浴びて1点を献上した以外はきっちりと抑え、8-3でホークスが快勝しました!攝津は12勝目です!!ホークスが1試合に5本のホームランを打ったのは3年ぶりだそうです。細川が「これが本当のホークス打線。」と言っていましたが、11日の試合もホークスの『花火師』達が仙台の夜空にどんどん花火を打ち上げてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月11日
第95回全国高校野球選手権大会は大会2日目を迎えました。第2試合には古くから多くのプロ野球選手を輩出している熊本工(熊本)が登場し、鳥取城北(鳥取)と対戦しました。熊本工は1回裏、4番・工藤のタイムリーで1点を先制すると、2回裏には坂井のタイムリーで追加点を上げ、3回裏には工藤のソロホームランでさらに点差を広げました。熊本工先発の山下は6回まで相手打線を無失点に抑えていましたが、7回、8回と1点ずつ失い1点差にまで追い詰められました。9回にも同点のランナーを出しますが、何とか逃げ切りに成功し3-2で熊本工が勝利しました!ちなみに熊本工が夏の甲子園で初戦突破するのは7年ぶりだそうです。相手の攻撃を2失点に食い止めた山下は、初めての甲子園で緊張し、ペース配分を間違えて初回から飛ばしてしまったそうですが、次の試合ではそういうことが無いように投げてもらいたいですね。今年は開幕戦で勝った有田工以外は2回戦以降の対戦相手が抽選で決まる方式ですので、次の相手は今のところ未定です。できるなら大阪桐蔭とか常総学院とかには当たりたくないですね。2回戦も粘り強い野球で勝ちあがってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。P.S.第3試合には大分商(大分)が出場しましたが、修徳(東東京)に2-8と惨敗しました。下馬評からしても相手有利だったので、有田工のようにマモノが出てきて欲しかったですが残念ながらマモノが仕事をしてくれませんでした。来年はもっと強い学校が代表校として出て来てくれることを願っています。
2013年08月10日
第95回全国高校野球選手権大会が8月8日より阪神甲子園球場で開幕しました。初日から熱中症になるのではないかと言われる暑さが襲ったり、気象庁から近畿地方を中心に出された緊急地震速報が誤報だったりと、間接的に球児に影響のある出来事がありましたが、無事日程が消化されました。開幕試合は有田工(佐賀)と大垣日大(岐阜)の試合でした。大垣日大は選抜で準優勝の経験がある実力校である一方、有田工は一度も甲子園に出たことがない『ど素人校』でした。下馬評では明らかに大垣日大が有利で、分かりやすくドラゴン○ールに例えるとフ○ーザにヤ○チャがガチで戦いを挑むようなものです。横浜や大阪桐蔭はセ○や魔人○ウクラスと言ったところでしょうか?その試合ですが、大方の予想通り6回までに大垣日大が3点を取り、よほどのことが起きない限り有田工の逆転は難しいと思っていました。しかし、今年は開幕試合から甲子園のマモノが稼働しました。7回表、3点を追いかえる有田工は1死2塁から連続タイムリーで2点を返すと、8回表には2死1・3塁から5番・仙波のセンター越えタイムリーで逆転し、さらにもう1点を追加しました。有田工先発の古川は8回までに4失点しながらも味方の援護に助けられ、9回裏2アウトまで迫ると最後の打者を148Km/hの速球で三振に仕留め、5-4で有田工が甲子園初出場で初勝利を挙げました!アルプススタンドには地元から多くの市民が応援に駆け付け、地元でも多くの方がおらが町の球児の活躍を見守りましたが、そうした方々の応援が有田工ナインを奮い立たせたのではないでしょうか?なお、地元の新聞(佐賀新聞)ではこの勝利で号外が出たそうです。猛暑のなか甲子園に応援に駆け付けてくれた方々の応援やマモノの活躍もありましたが、最終的には選手達の思いが逆転劇を生み出したことは事実です。初戦突破した有田工はすでに7日目第3試合で常葉菊川(静岡)との対戦が決まっています。・・・てここは今回戦った大垣日大に勝って選抜優勝したところでしたね。これではヤ○チャが奇跡的にフ○ーザを倒したと思ったらまだその後ろに人造人間○号が待ち構えている感じですね。数年前の佐賀北のような奇跡が起きない限り、勝利は厳しいと思います。ちなみに佐賀北の場合は継投で勝ちあがりましたが有田工は古川1人しかいませんので、古川が打たれるともう後がないという状況です。今度はさすがに人間だけの力では勝ち上がるのは難しいと思いますので、2回戦ではマモノが今回以上に力を発揮してくれるといいですね。それでは、今日はここまで。
2013年08月09日
JR門司港駅に隣接して設置されている九州鉄道記念館が明日2013年8月9日に開業10周年を迎えることになりました。これを機に展示車両のリニューアルが行われることになりました。まず数年前まで特急列車として九州各地を走っていたレッドエクスプレス塗装の485系の運転室が加わります。また関門トンネル用として活躍したEF30形電気機関車や、ブルートレインを牽引していたED76形電気機関車の運転室も並んで展示されることになりました。さらにブルートレイン『富士』『はやぶさ』用の14系客車も展示車両に仲間入りすることになりました。すでに運転室は7月27日に、客車は8月3日に設置が終わっており、ともに車両の中に入っての見学が可能になっています。また今日から10月31日にまで10周年記念の企画展も開催されます。ちょうど夏休み期間中でもありますので、お子様がいらっしゃる方は夏休みの思い出作りに連れて行ってあげてはいかがでしょうか?それでは、これにて失礼。
2013年08月08日
8月6日からソフトバンクホークスはヤフオクドームでvsロッテ3連戦です。順位を上げるためにもこれからのロッテ・楽天との試合は負けられないところです。しかしこの日の先発の寺原は初回、フォアボールでランナーを出すとタイムリーを打たれ余計な1点を与えてしまいました。一方打撃陣は3回までロッテ先発・大谷に抑えられていましたが、4回裏に今宮の5号ソロで同点に追いつくと、続く内川の13号ソロで勝ち越しに成功しました!5回裏には1アウトからルーキーの高田がプロ初安打を放つと、中村・今宮の連続タイムリーで2点を追加しました。さらに6回裏には2死1・2塁から細川の2点タイムリーが飛び出しました。寺原は2回以降は落ち着きを取り戻し、次々と凡打の山を築きました。結局9回まで寺原が投げてリードを守り切り、6-1でホークスが勝利しました!寺原は完投で約2か月ぶりの4勝目です!!順位の変動はありませんが、ロッテと西武の2チームとはゲーム差が無くなりました。7日の試合の結果次第では単独2位浮上もあるかもしれません。絶対に勝って楽天を追撃する体制を整えてもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2013年08月07日
8月8日から開幕する第95回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が5日、大阪市内で行われました。昨年までは3回戦までの組み合わせがすでに決定していましたが、今年は昔のように初戦(1回戦と一部の2回戦)の組み合わせのみ決め、残りは大会中に組み合わせを決める形に戻りました。試合間隔による不公平感が出ないよう、1日目の勝者が7日目の、2・3日目の勝者は8日目の、4・5日目の勝者が9日目の抽選を行います。また準々決勝は昨年まで2日にかけて2試合ずつ行う形でしたが、今年は1日で4試合行う形に戻り、さらに準々決勝の翌日には大会史上初めて休養日が設けられることになりました。おそらく今春の選抜で安楽(済美)の投げ過ぎが問題視されたことで、設けられたのではないかと思います。注目の組み合わせ抽選ですが、選抜優勝の浦和学院(埼玉)と同じく選抜ベスト8の仙台育英(宮城)が初戦で激突するという好カードが生まれました。また日大三(西東京)vs日大山形(山形)という系列校同士の対決が生まれました。第61回大会(1979年)の3回戦で延長18回の死闘を演じた箕島(和歌山)と星稜(石川)はともに1回戦からの出場となっており、組み合わせ次第では2回戦以降で当たる可能性もあります。さて、地元勢(九州+沖縄+山口)の対戦カードは以下のとおりとなりました。<1日目>第1試合:有田工(佐賀)vs大垣日大(岐阜)<2日目>第2試合:熊本工(熊本)vs鳥取城北(鳥取)第3試合:大分商(大分)vs修徳(東東京)<4日目>第2試合:沖縄尚学(沖縄)vs福知山成美(京都)<5日目>第1試合:岩国商(山口)vs前橋育英(群馬)第2試合:佐世保実(長崎)vs樟南(鹿児島)-----(以下2回戦)-----第3試合:延岡学園(宮崎)vs自由ケ丘(福岡)というわけで5日目に九州勢同士の対決が2試合も組まれました。第89回(2007年)以降東西対決ではなくフリー抽選となったため、こうした『つぶし合い』が幾度となく組まれてきましたが、今年も2試合実現することになりました。いまのところ、地元勢で初戦突破できそうなところはつぶし合いの2試合と熊本工の合わせて3校しかない状態です。大阪桐蔭とか横浜とか愛工大名電とか日大三とか星稜とか明徳とか済美などのようなセミプロとぶつかって大量失点してボロ負けが確定しているよりはまだマシですが、やはり地元勢は名実ともに強豪と言ってもいい学校だけが甲子園に出て勝ち続けて、それによって活気を与えてくれたほうがいいと思います。ここ数年春・夏ともに九州から優勝校・準優勝校が出ていない状態ですので、そろそろ今回あたり出てきてくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2013年08月06日
昨年7月の九州北部豪雨で被災し、線路や橋脚・路盤が流失するなどの被害を受けたJR豊肥本線の宮地~豊後竹田間が8月4日から運転を再開しました。これで豊肥本線は388日ぶりに全線復旧したことになります!JR宮地駅では出発式が行われ、豊後竹田駅行きの普通列車の出発に合わせてテープカットが行われ、列車は集まった人々の拍手に見送られて出発しました。またJR大分駅でも九州横断特急の出発式が行われ、JR九州の唐池恒二社長や広瀬勝貞大分県知事らによるテープカットが行われました。当初は8月末の復旧予定でしたが、JR九州が復旧工事を急いだことで約1カ月ほど前倒しをすることができました。これからお盆休みにも入りますし、かき入れ時前の復旧は観光関係者にとっても大きなメリットになるのではないでしょうか?豪雨の爪痕が完全に消えたわけではありませんが、豊肥本線の全線復旧は豪雨からの復旧が進みつつあることを証明できるいいニュースだと思います。今年の8月は阿蘇地方が観光客でにぎわうことを願っています。それでは、これにて失礼。
2013年08月05日
8月2日からヤフオクドームで西武と戦っているソフトバンクホークスですが、前日の延長12回裏サヨナラ勝利の勢いを持続してもらいたいところです。4回裏、ホークスはこの回先頭の今宮がヒットで出塁すると、内川のタイムリーで1点を先制しました!内川のバッティングも見事でしたが、その内川は「健太(今宮)がよく走ってくれた。」と同郷の後輩である今宮の走りを評価していました。ホークス先発の攝津は5回まで西武を無失点に抑えていましたが、6回表に不運な当たりで2失点し逆転されてしまいます。しかしそれ以外はきっちり西武打線を抑え、味方の反撃を待ちました。そして迎えた8回裏、2死2塁から4番・松田の13号2ランが飛び出し逆転に成功しました!9回表は五十嵐が西武打線を三者凡退に抑え、3-2でホークスが勝利しました!攝津は11勝目、五十嵐は5セーブ目です!!逆転2ランを放った松田は、「本塁打になる球でした。いつも通り低い打球を打とうとした。4番の仕事ができました。」と振り返っていました。また11勝目を挙げた攝津は、「粘った甲斐があった。ついていました。」と味方の援護により勝利投手になった事を喜んでいました。松田の逆転2ランが飛び出した時はホッとしていたことでしょう。結果的には『エースがきっちり投げ、4番が打って勝利する』といういい形で勝利を飾ることができました。この勢いをさらに持続してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月04日
ソフトバンクホークスは8月3日からヤフオクドームに西武を迎えての3連戦です。初回に先発の大場が余計な1点を与えてしまいましたが、2回裏に江川・ラヘアの連続タイムリーであっという間に逆転し、中村のタイムリーと長谷川の2点タイムリーでさらに3点を追加し、一気にリードを広げました。ところが5回表に大場が1点を失った後、満塁ホームランを喰らうなど背信投球をして、4点のリードが1点のビハインドに代わってしまいました。もう大場は2軍送りにした方がいいかもしれませんね。不甲斐無い先発でしたが、今のホークスは打撃陣が好調です。すかさず5回裏に長谷川の11号逆転2ランが飛び出しました。このままいけばよかったのですが、8回表に千賀がつかまってしまい、余計な1点を与えて同点に追いつかれてしまいました。試合は延長戦に突入し、12回の裏まで進みました。試合時間も5時間を超え、ここでホークスが得点できなければ引き分けになってしまいます。その12回裏、1アウト1塁とサヨナラのランナーを出したところで、内川の長打が飛び出し、1塁ランナーの松田は一気に本塁を陥れ生還!ホークスが8x-7でサヨナラ勝ちしました!最後に投げた柳瀬が3勝目を挙げています!!試合後に秋山監督は、「うちは勝たないといけない。こんな長い試合は勝って終わるのと引き分けで終わるのでは全然違う。」と語っていました。個人的にはどんな試合でも勝って終わるのがチームのためにも、そしてファンのためにも大切だと思います。高校球児ではありませんが、ホークスの選手達は毎試合がトーナメントの試合だと思って戦っていってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月03日
京セラドーム大阪でオリックスとの3連戦を戦っていたソフトバンクホークスですが、1勝1敗で迎えた8月1日の3戦目、ぜひとも勝ち越しておきたいところです。そのホークスは初回、1番中村の2塁打、2番今宮の犠打でチャンスを作り、長谷川のタイムリーで先制しました!続く松田が四球で出塁した後、内川のタイムリーで1点、さらに内野ゴロの間に1点を追加し、いきなり3点のリードを奪いました。野手陣の援護を受けた先発の帆足は6回を投げて3安打1失点とまずまずのピッチングを見せました。7回表には中村のタイムリー3塁打で1点、二死満塁となった後に内川への押し出し死球で1点を追加しました。さらに8回表には2アウト1・3塁から今宮・長谷川の連続タイムリーが飛び出し、さらに松田の12号3ラン&内川の12号ソロまで飛び出し、一挙6点を追加しました!!なお、この時に松田は通算100号本塁打を達成しています!帆足が6回でマウンドを降りた後は7回にパディーヤ、9回に柳瀬が登板し、オリックス打線をそれぞれ三者凡退に抑えます。9回に投げた星野は余計な2点を与えますが、大量点に守られて逃げ切り、11-3でホークスが勝利しました!帆足は7勝目です!!ちょうど10年前の8月1日もホークスはオリックスとの試合で29-1と大差をつけて勝利した記念の日でもありますが、今回も2ケタ得点でホークスがオリックスに勝利しました!(なお10年前の試合に出た選手で現在もホークスに居るのは松中と寺原だけです。)チームも連勝でいい雰囲気の中でヤフオクドーム(vs西武戦)に戻ることができました。10年前のように打撃陣がこれからも打ちまくって勝ち続けてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月02日
ソフトバンクホークスは30日から敵地でのvsオリックス3連戦を戦っています。初戦はつまらない結果に終わりましたがいつまでもこんな試合を続ける訳にはいきません。31日の試合では3回裏に先発の武田が余計な1点を献上してしまいましたが、5回表にこの回先頭の松田が11号ソロを放ち同点とすると、その後2死2塁から今宮のタイムリーで勝ち越しました!ところがその裏、2死1・2塁となったところで武田が右ふくらはぎけいれんのため途中でベンチに下がってしまいます。このピンチを救ったのが森福でした。森福は最初の打者を空振り三振に仕留め、相手のチャンスを封じました。6回表には長谷川のタイムリーで1点を追加し点差を広げます。6回裏も森福は投げ、オリックスに得点を与えませんでした。その後7回からはパディーヤ→千賀→五十嵐と新たな勝利の方程式で無失点に抑え、3-1でホークスが勝利しました!ピンチを救った森福が2勝目を挙げ、五十嵐は4セーブ目です!!先発陣の受難が続く日々ですが、打撃陣の奮起で乗り切ってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年08月01日
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