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藤子・F・不二雄先生のSF短編『未来ドロボウ』実写版が10/18にTV放送されました。正直いうと、あまり期待せずに見ていたのですが・・・必要以上にアレンジもなく変な誇張もなくF先生の原作を損ねることなくマンガの持ち味を上手く引き出してくれました。しかも、番組オリジナルのアレンジも全ていい形でまとまってました。素晴らしかったです。ドラマ『未来ドロボウ』はフジテレビの「世にも奇妙な物語」の中で3番目の短編として登場したのですが1番目と2番目が、暗く不気味なオチだったので原作では温かいラストの『未来ドロボウ』も「もしかしたら、ダークな結末に変わってしまうのでは」という強い不安を抱きながら見ていました。そんなことがあり、余計感動的でした。ラストは原作のマンガと同じでした。う~ん、これは素晴らしい!!「未来ドロボウ」神木隆之介主演・藤子・F・不二雄原作が感動すると話題に・・・↑このようなタイトルのサイトを発見しました。絶賛の声が届いています。>(;∀;) イイハナシダナー >さすが藤子不二雄先生 >いい話すぎるやろ >世に奇妙最高傑作だわ。全部、藤子Fの力 >これは素直にいいね他にも↓以下のタイトルで、紹介されているサイトもありました。世にも奇妙な物語の未来ドロボウが藤子F不二雄原作でめちゃいい話だった↑上の言葉で検索するとたどり着けます。記事を抜粋して紹介したかったのですがコピー禁止とあり、リンクフリーでもなさそうなので検索して、のぞいていただければと思います。こちらも感動の声が集まっています。本当に大反響のようですね~『世にも奇妙な物語』製作陣で藤子F先生のSF短編をいくつか作ってくれたら嬉しいです。(スタッフの方々、どうかよろしくおねがいします)藤子F先生の作品に限らず、マンガの実写化は、やはり厳しいものだと思っています。何でも実写化が上手くいくとは思っていませんが選び方と作り方を間違えなければそれなりに傑作になりうると思います。『未来ドロボウ』のドラマが素晴らしかったおかげで私のブログも、過去5年間で最高アクセス数をいただきました。ありがたいことです。ドラマの放送日の当日(10/18)に6707アクセスあり翌日も3325アクセスがありました。2日で1万アクセスとなりました。ビックリです。それだけ『未来ドロボウ』のドラマが傑作であり注目を集めたということだと思います。前回の日記で「見ていなかった」という方のコメントもありましたので大量アクセス感謝御礼も兼ねまして< 世にも奇妙な物語14秋の特別編『未来ドロボウ』>のレビューを次回、書きたいと思います。いや~ 録画しておいてよかったです。老後まで見たいですね~さて、最近もう1つ感動したことがあります。それは「パーマン」アニメのDVD化です。え、それはこの間発売されたんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんね。確かに『カラー版』のDVDは発売されていますが実は、白黒テレビ時代にもアニメ放送があったのです。パーマンのアニメは、一番最初の放送はTVが白黒時代だった頃に一度そして、2回目のアニメ化が、私たちの多くが知っているカラー版(2回目)の放送なのです。入手困難、絶版状態などで手に入らない本などを、皆で再販・復刻のリクエストしていく『復刊ドットコム』というサイトがあります。みなさんも名前は聞いたことがあるかと思います。それに似たようなサイトがあり、本以外でDVDなどの、作品のソフト化を募るサイトがありました。それが、どこの何というサイトかは忘れてしまいましたが10年くらい前だったでしょうか・・・私は、そのサイトに、白黒アニメのパーマンの復刻をリクエストしました。遠い日の記憶ですが、私が投票する前にも数人のリクエストがありました。ですが、確か10人前後でした。そのサイトがどれくらい大きく、どれだけ活動しているのかはまったく不明ということもあり、あの頃は、期待も持てず到底、復刻はありえないだろうと思っていました。私は、白黒のパーマン・アニメがアジア諸国で放送されていたことを知りそれらの国々を渡り、何としてでもアニメ映像を全て集め「第1話から最終話まで見たい、そろえたい」と考えたものでした。アメリカ留学時代に知り合った、アジアの友達もいるので彼らにも情報収集を頼み始めてもいました。もちろん、日本語に外国語の字幕であることを期待してのことですが・・・(逆だったらツライですけどね)これも藤子・F・不二雄先生・生誕80周年の流れなのでしょうか。「遠いむかしの遺産」になりかけていた藤子作品ですがここ最近、再び注目を浴びるようになってきました。■モノクロ版TVアニメ『パーマン』DVD BOX 上・下巻 発売または、こちらをクリック→【YouTubeで直接見る】私が、モノクロ初期パーマンにここまで想いを寄せているのには理由があります。カラー版アニメも、とても面白くよく出来ているのですが初期の話以外は、完全にスタッフのオリジナルなのです。それはそれでよくできていて、私は高い評価をしているのですがモノクロ版は、原作に忠実と聞いておりマンガが好きなファンにとっては相当な期待が高まるのです。(といっても私の生まれる前なので全てネットの情報ですが・・・)『アニメアニメ』というサイトで知ったのがきっかけです。【テレビ放送から47年、モノクロ版「パーマン」初ソフト化でPV制作】という記事です。あれから歳月が過ぎ、まさか、こんな日が来るとは思いもよりませんでした。予想外の出来事です。未来に帰ってしまったドラえもんが戻ってきてくれた時の、のび太くんのように嬉しいです。大感動です!!
2014.10.25
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今年も、更新が相変わらず遅れ気味ですが気長にお付き合いいただければと思います。「ブログに書きたい」「ブログに書いてみよう」と思うことは、ちょくちょく出てくるのですが書くほうが追いつきませんでした。昨年の藤子ネタになってしまうのですがどうしても書きたかったものがあるので遅ればせながら、紹介させていただきたいと思います。「リクルートポイント」のCMで『5%』をアピールするために「5パー」 → 「5人のパーマン」ということでパーマンが使用されました。驚くべきことに、なんとパーマン、パー子、&コピーロボットが実写化されてます。パーマンは、私が人生で一番最初に手にした単行本であり、初の藤子マンガでありすごく夢中になり、多大な影響を与えた最高に思い入れの強いマンガなのでこのCMが流れたときは、本当に感動しました。ドラえもんの道具と同じくらい欲しかったコピーロボットも出てきて赤い鼻のボタンを押すシーンがあったりパーマンだけでなく、パー子も出てきて漫画・アニメと同じ服装での登場に胸が高鳴りました♪コピーロボットの次にマントも欲しかったですね~タケコプターよりも、自由自在に飛びまわれる機能性がすごく魅力的でした。上の画像は、芸能ニュースラウンジというサイトより拝借しております。縮小サイズですがサイトから、それぞれ元のサイズで見ることができます。リクルートカードに「パーマン・デザイン」とか「コピーロボット人形プレゼント」とかがあれば、即加入したんですけどね~でも、パーマン実写化を実現したリクルート素晴らしいです!!トヨタ自動車のCMでは、実写版ドラえもんが有名になりました。お茶のCMでは、「キテレツ大百科」のコロ助が(CGですが)。こちらは、【 昨年6/23の日記 】で取り上げました。そして、この度はパーマンが!!以前は、エスパー魔美がNHKで実写ドラマ化がありました(知名度不明…)今でも、藤子キャラは私たちの身近にいるんだなあ~と、実感できるのが嬉しいです
2014.01.30
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「藤子・F・不二雄 アニメの秘密スペシャル」という先日の番組の続きです。藤子・F・不二雄ミュージアム副館長がしみじみと「いい話」というパーマン・アニメ『パーマン 全員集合!!』が番組内で放送されました。アニメ画像だけでは、セリフが伝わらないので私が全て書き起こすにも、長すぎてしまうので原作(マンガ)を交えて、紹介いたします。■ ミュージアム副館長が選ぶパーマンのエピソードテレビ朝日で深夜の番組でミュージアムの紹介と藤子アニメが放送されました。 < 『パーマン 全員集合!!』 ストーリー>■ ビックリするみつ夫パーマンの友だちであるみつ夫に、クラスメートの三重くんが「パーマンセットを貸してくれ」とお願いをしてきた。■ お金に釣られてしまうみつ夫最初は、はっきりと断っていたが千円札に心が揺れ動いてしまうみつ夫。■ みつ夫は自分に言い訳をする■ 「1時間だけ」という約束でパーマンセットを渡す■ パーマンになりたかった目的は・・・強くなって、カバオとサブにいじめられた仕返しをしたかった。■ カメラマンに「カッコいい」といわれご機嫌の三重くん「写真を撮らせてほしい」と声をかけられいい気分になってしまった三重くん。■ 「今度は顔を見せてほしい」といわれ・・・ヒーロー気分になった三重くんは、マスクをはずしまう。その隙に、パーマンセットが盗まれてしまった!!■ よくないことだと気づいたみつ夫だが・・・三重くんにお金を返し、パーマンセットを返してもらおうとしたが時すでに遅し。最悪の事態が起こっていた・・・■ タイミング悪く パーマン全員がバードマンに呼ばれる※ 画像では「スーパーマン」となってますが これは初期バージョン(大全集)のものです。■ バードマンに事実を話す・・・■ バードマンは当然 許さない■ 必死にお願いするみつ夫パーマンのルールを破ると動物にされるという罰則があるが「そんなの残酷だわ」と必死に助けようとするパー子。■ みんなでバードマンにお願いをするブービーの表情が可愛らしいです(笑)ブービーなりに一生懸命おねだりをしています。■ タイムリミットは3時間!!みんなの必死の頼みのおかげで、バードマンは3時間だけ猶予を与えるという。■ 時間は容赦なく過ぎてゆく・・・残り時間もどんどん過ぎてやがて30を切ろうとしていた・・・■ テレビをずっと見ていたパーやんだが・・・!!賢いパーやんは、犯人の情報は絶対にテレビのニュース速報になると予測していた。■ ついに 犯人を見つけた!!■ 必死にみつ夫の元へ向かう3人しかし、無常にも時刻は5時を告げた・・・約束の5時は間に合わなかった・・・■ 動物に変換する銃を構えるバードマンパーマンセットは取り戻したが、間に合わなかった・・・ショックを受ける3人・・・■ 「君たちは間に合った」とバードマン腕時計は"4:59"を差していた。■ みんなの恩は「一生忘れない」とみつ夫みつ夫は救われた・・・3人に深く感謝をする。■ 実はバードマンの計らいだった「君たちの友情のために遅らせた時計を直しておこう」とつぶやいて、バードマンは去っていくのだった。「パーマン」は、他の藤子マンガにないものがあります。それは、4人のチームワークです。ドラえもんの映画などでも、のび太たちのチームワークが出てきますが、パーマンの無償のボランティア活動とは大きく異なります。パーマンの任務や責任は極めて大きいのです。パーマン4人が、全員で力を合わせる素晴らしさが際立っているのが「パーマン全員集合!!」だと思います。バードマンが、最後に黙って引き上げるのがミソです。ここで「時計を遅らせてあげていたんだよ」とバラしてしまっては、バードマンが、みつ夫を救ったことだけ目立って、終わってしまいます。バードマンが何もいわなかったからこそブービー、パー子、パーやん、みんなの友情が光るのです。最後に「間に合わない!」と読者を驚かすテクニックなど、F先生の構成も冴え渡っています
2011.09.07
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ネットでDVDをいろいろと見ていると・・・"Oh my God!!"と叫びたくなるくらい驚いてしまいました。いや、嬉しいことだったのですがそれよりも、とにかく驚きが大きかったです。23%OFF!【送料無料】パーマン Complete Box 1 (DVD) 発売日お届けもう、ずっと出ないと思っていました。1983年にアニメ(第2回カラー版)がスタートしてVHSビデオでしか、販売もなくレンタルでも姿を消して早20年以上です。※ 白黒アニメ版は60年代に第1回の放送がありました。DVDが出るまでは「こうしてアニメのパーマンは消えていくのか・・・」とひどくガッカリしたものです。これは、私が藤子ファンだからとか子供の頃見てたからとかそうした理由だけではありません。昔の文学やクラシックが現代でも生き残り、学校で取り上げられるようにたとえアニメであろうとマンガであろうと良作は、しっかりと次世代に受け継がれなくてはなりません。アニメのパーマンは涙を流すような感動シーンもなければ驚く展開や結末もなく強烈なインパクトは、何もありません。空を飛び、強い力を持つ小学生のパーマンが繰り広げる、いたってシンプルなギャグアニメです。「それじゃあ、一体何が良作なのか?」と聞かれてしまうかもしれませんね。これは、私も一言では説明できません。昭和の後半から、全国に広まった藤子アニメもテレビでは、毎日のように放送され子供たちの日常に、当たり前すぎるくらい当たり前に浸透してしまったように思えます。それ故に、取り立てて注目されることもなくなってしまったように思えます。残念なことです。藤子アニメのSF要素は憧れであり、願望であり、それが夢や希望につながってそうしたSF現象をほとんど気にしない町の人々は穏やかさや平和な世界へとつながっていきます。乱暴者のガキ大将や、意地悪なキャラも登場しますがきちんと「よくないもの」として描かれています。悪いものは悪いという教えもあります。善悪がハッキリと描かれ夢や希望が持てて楽しく愉快に過ごせる子どもの世界があり親が安心して子どもに見せられる作品・・・それが、藤子アニメなのです。そして、いくら真面目で良い内容でもそれだけでは、子どもは見てくれません。子供向けアニメで一番大事なのは何といっても、子供心に届く作品でなくてはいけません。藤子アニメは、子供心をしっかりとつかみました。DVD化になり、これからも、ずっと子供心をつかみ続けることでしょう。ところで、アニメのパーマンは99%がオリジナルストーリーです。つまり、スタッフが独自のパーマン物語を作っています。それでも、F先生の描くパーマンの世界はアニメでも見事に受け継がれています。F先生の原作が優れているとはいえその原作を大切にし、アイデアを膨らましていった製作スタッフの方々にも拍手を送りたい気持ちです。アニメのパーマンは(その他の藤子アニメも)つくづく、製作スタッフの皆さんに恵まれたな~と思います。■ 桃井はるこさんの記事 「正体はかわいいアイドル」>実は初めてコスプレをしたキャラクターは>『パーマン』の紅一点、パー子ことパーマン3号です。>星野スミレちゃんはわたしの「萌え」の原点です。このように桃井さんは、書かれています。今年5月の新聞記事です。アニメ放送が終わってから20年以上たっても主人公でないパー子が、こうして取り上げられることは藤子ファンとして嬉しくなります。パーマン1号とパー子はケンカしてばかりなのに最後は仲直りしていて、今でいう「ツンデレ」なのが桃井さんにとって萌えのようです。以前、パーマン日記(昨年3/23)でも女性作家の辻村深月さんが「パーマンは世界で一番好きなラブストーリー」といわれ、嬉しかったことを書きました。ラブコメ色が強いのはアニメの方なので桃井さんにしても辻村さんにしても間違えなく、アニメのパーマンの影響が強かったといえるでしょう。私は、少年向けSFギャグアニメだと位置づけていましたがもしかしたら、SF要素もある『ドキドキラブコメ』かもしれませんね。今後、アニメのパーマンもブログで取り上げたいと思ってます
2011.07.23
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パーマンは’67年に一番最初の白黒アニメ放送がありました。それから’84年にカラーになってアニメ再登場しました。連載が終わっていたパーマンでしたがアニメ2回目の登場に伴ってF先生は、少し設定を変えて連載をスタートさせました。○最初のマンガ連載宇宙から来たパーマンセットを渡す人物→「スーパーマン」パーマンは全員で5人→「パーマン5号登場」○2回目のマンガ連載(カラーアニメ放送時)「スーパーマン」→「バードマン」パーマンは全員で4人→「5号の登場はなし」テレビの影響は大きいのでおそらく、パーマンを知っている多くの方は「バードマン」で覚えていることでしょう。現在発売中のコミックでは最終話は『バード星への道』というタイトルですが初期は、『スーパー星への道』となってます。大全集でも、貴重な初期バージョンを収録してくれています。ありがたいことです。■ 「スーパー星への道」扉絵パーマン5号についてはまたいつかお話したいと思います。■ 『スーパー星への道』収録藤子・F・不二雄大全集 パーマン 2巻コミックやアニメで広まっているのは「バードマン」の呼称なので、日記ではとりあえず「バードマン」と書き進めていきます。ややこしくなったらスミマセン。 < パーマン最終話 『スーパー星への道』 >■ みつ夫には超小型レコーダーがつけられていた■ 優秀者はバードマンの星へ行ける自分の分身とはいえコピーの発言は、ちょっと冷たい・・・■ みつ夫の想像するスーパー星■ バッジが鳴るレコーダーがついているのでみつ夫は、なんとしても活躍しておきたい。■ ブービーとパー子がすでに片付けていたみつ夫は、いい活躍を残すことができなかった。■ そして発表の日がやってくる■ 審査が始まる■ みつ夫は興味がないみつ夫は、自分が選ばれるとは思ってないので「どうでもいいや」という気持ちだった。■ 最優秀パーマンは・・・!!■ みつ夫が選ばれた!!■ 喜ぶよりも怒ってしまうみつ夫パーやんは頭がよく賢くて、パー子は果敢で勇気もある。なので、みつ夫はいつも劣等感を感じていた。■ バードマンが説明を始める■ みつ夫は勇気があり 頭を使いしっかり活躍したみつ夫は、普段は臆病者だが、勇気を出していた。頭のよさは、関係ない。みつ夫は立派だったと称えられる。■ みんなに褒められるみつ夫一番左のパーマンが赤ちゃんパーマンの5号です。■ 出発は翌日と早い・・・■ 嬉しいはずなのだが・・・いざ、地球を離れるとなると心細く感じてきてしまった・・・■ パパ、ママ、ガンコとの食事もこれが最後■ そして翌朝・・・みつ夫は、怖じ気づいてしまう。■ 思わずママに助けを求めてしまう■ ママは固まっていた・・・時の流れが止まっていた。バードマンが迎えにやって来ていた。■ 世界中から集まったパーマンが円盤に・・・各国から選ばれた優秀なパーマンたちが一斉に集まっていた。■ みつ夫は着替えパーマンに変身する不安もあるし、寂しさもある。後悔もあるかもしれないがみつ夫は、行くことを決意する。■ 仲間全員が外で待っていた目の前には、円盤が用意されていた。■ 「さよならはいわないよ」みつ夫は、立派なパーマンになることをみんなに約束する。そして再び帰ってくると・・・■ みつ夫は円盤に乗り込んだみつ夫は「行ってきます」という言葉を残し円盤は宇宙へ向かった。 < 完 >初めて最終話を読んだときはてんコミの7巻でした。私が、まだ小学生の時でした。あの時のことは、今でもはっきりと覚えています。全く予想もつかなかった突然の最終回に終わって残念という気持ちと宇宙へ羽ばたくみつ夫への祝福と多くの複雑な気持ちが入り混じり何か、1つの時代が終わってしまったと思ってしまったほどです。まだ小学生でありながら、そんな風に思うのは皆さんに、笑われるかもしれませんが本当に、心にポッカリと穴が開いてしまったような大きな区切りを感じていました。パーマンが熱烈に大好きだったのでいつまでも続いてほしかったですしずっとずっと終わらないものだと勝手に信じてもいました。個人的な話ですが私は、高校卒業後、アメリカへ留学しました。知り合った留学生に話を聞いてみると皆「大いに悩んで」とか「人生の一大決心」など特別な思いを抱いて留学してきた、ということです。でも、私は全くといっていいほど悩みませんでした。悩んだこといいますか、考えたことは親への心配くらいでしょうか。(自分の心配はありません)もしかしたら、みつ夫くんが宇宙へ留学したことを考えればいつでも飛行機で帰ってこられるアメリカへ行くことなど、「ちょっと遠くへ行くこと」だと思っていたような気がします。宇宙へ留学したみつ夫くん・・・元気に頑張ってるかなあ・・・地球に、また新しいパーマン候補を見つけにやってくるのかなあ~
2011.02.06
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「オバケのQ太郎」で一躍国民的大人気&知名度を得た藤子先生たちですがオバQ終了後の次のマンガはきっと、大きなプレッシャーもあったことでしょう。周りから、大きな大きな期待を寄せられてF先生がオバQの後に描いた漫画が「パーマン」でした。パーマンも一番最初は白黒放送で私の子供の頃は、カラーで2回目のテレビ放送もありました。パーマンも見事に、漫画とアニメで人気を得ました。それでは、大全集「パーマン」4巻からパーマンの面白さを探ってみましょう~藤子・F・不二雄大全集 パーマン 第4巻 < 「雪山救助」より >■ 事件発生!「吹雪山に遭難者」というニュースを聞くパーマンたち。しかし、場所が分からない。■ おまわりさんに聞いてみるなんと、すぐ近所らしい・・・けれど。ホントにそんな近くなのでしょうか?■ お相撲さんちだった(笑)吹雪山という名のお相撲さんでした(笑)「およびでない」も、当時の流行語ですね。 < 「猛獣」がいっぱい」より >■ 家族で動物園へ■ ブービーだった!■ コピーロボットも隠し持つ※ ブービーは、初期の設定では動物園に住んでますが 後の設定では、子供のいない夫婦の家で飼われています。 < 「それでもみつ夫はやる」より >■ カバオたちの前に中学生がやってくる■ カバオたちが野球をしているのに勝手に割り込んできた■ 中学生たちを許さない勇気のあるみつ夫藤子マンガの主人公たちは、弱い少年が多いですがみつ夫は、勇敢な面も見せます。力は弱いですが心は強い!■ 褒められて照れるみつ夫途中、パーマンに変身をして、中学生たちに向かいますがそれでも、最後はみつ夫自身で中学生たちを追い出します。 < 「脱獄囚」とおばあさん」より >■ 空腹の強盗が民家に侵入・・・刑務所から脱獄した極悪犯がおばあさんの家に、侵入します。■ おばあさん危うし!!男は、おばあさんに銃を向ける。腹が減っていらだっていた。■ おばあさんはさらに上手だった!!これには脱獄囚もお手上げ。おばあさんはツワモノでした。スゴイおばあさんです(笑) でも、銃はおもちゃだったというオチです。 < 『わが友「有名人」』より >■ 玉選手を探すパーマン玉選手は、王貞治さんのパロディです。連載当時(’67年)は、巨人の現役選手でした。■ 玉選手をコピー玉選手に、コピーロボットの鼻を押してもらいコピーに成功します。■ 玉選手(王さん)にみんなもビックリ誰でも三振を取ってやる、といった友達にみつ夫は、玉選手を連れてきます。 < 「パーマンは眠い」より >■ 小池さんちに強盗が!!布団が敷いてあるので、寝る前かもしれません。寝床でもラーメンを食べるんですね(笑)■ 小池さんが縛られた!!小池さん、大ピンチ!!寝不足の犯人たちは、布団で寝たいだけです(笑) < 「潜水艦見つけた」より >■ ある潜水艦の消息が途絶えてしまった・・・パーマンたちが、消息の消えた潜水艦を探すと海底の奥底で運転が止まっていた。■ みんなで潜水艦を押す■ はずみがついてパーマンたちは投げ出される■ パーマンバッジがない!!酸素ボンベの役割を果たすバッジをなくしてしまう・・・深い海の底で、命綱を落としてしまった・・・■ パー子とパーやんも落としてしまうパーマン2号のブービー以外みな、バッジをなくしてしまう・・・■ 呼吸ができないパーマンたちかなり深海までたどり着いているので海面に出るにも15分はかかってしまう。パーマン大ピンチ!!海底でバッジをなくし、命に関わるハラハラの展開もあれば名脇役の小池さんの登場で、楽しませてくれたり実在有名人のパロディーで、ユーモアもたっぷりあります。銃を構えるツワモノのおばあさんが、おかしくもあり中学生に立ち向かう、勇気のあるみつ夫も見られたり山を探していたら、お相撲さんだったというギャグまでパーマンは、実に幅広いストーリーが詰まっています。こうした「何が起こるか分からない」という面白さがパーマンの親しまれた理由かもしれませんね
2010.11.05
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国民的人気のドラえもんには及びませんが多くの人が、パーマンのことは知っていると思います。マスクをかぶれば、力は6600倍。マントで飛べは、時速119キロ。もう少し詳しい人なら「実は、赤ちゃんパーマンの5号もいるんだよね」とか「最初は、91キロだったんだよね」とか、いうでしょう。■ 大全集パーマン3巻の表紙■ 妹のガン子とケンカするみつ夫■ 妹が誘拐されショックを受けるみつ夫普段、ケンカをしたり、仲がよくなかったりしますが実は妹のことを、可愛く、大切に思っているみつ夫。大全集3巻『ガン子誘拐事件』より■ でもガン子は元気だった(笑)■ 褒められるパーマンパーマンは、大いに活躍をしていた。そして、大人や子供からも褒められていた。■ 振り返るパーマン■ 反省するパーマン■ 決意をするパーマン決して優等生ではない、みつ夫ですがこうした反省や決心が、偉いところですね。このような姿勢が、最終回の「選ばれしパーマン」につながるのだなあと、しみじみ思います。大全集3巻『パーマンを見習おう』より■ ちょっと変わったマスクのキャラ私のブログのトップ画像に、オバQ、パーマン、ドラえもんなどの画像があります。(先月まで壁紙だった画像です)この緑のマスクのキャラは、その画像の中にいますが皆さん、何のマンガのキャラだかご存知でしょうか?実は、なんとパーマンなのです。大全集パーマン3巻に初収録された「パーマン誕生」を紹介します。今まで、どの単行本でも未収録で読めませんでした。■ 地球でパーマンの立候補を探していた「パーマンにふさわしいふたりの地球人…」というセリフがあります。第1話では、F先生は、パーマンは2人にしようと決めていたのかもしれませんね。■ パーマン1号誕生何の説明もなしに、いきなりパーマンの話をされみつ夫少年には、理解ができません。■ マスクが異なるパーマンセットさて、これが、先ほど紹介をしたとんがりデザインのパーマンマスクです。1回(1話)限りの登場です。■ 力は6584倍!?パーマンを知る人なら、誰もが「力は6600倍」を知っているところですがなんと、初期設定は「6584倍」でした。ですが、子供目線で考えるF先生ですから「子供たちが、覚えにくいかな」と思い、後に変更したのでしょうね。■ コピーロボットはソックリロボット!?最初は、「ソックリロボット」という名前でした(笑)やっぱり、コピーロボットの方が、しっくりしますね。今の漫画では、このように複数の第1話を描く作者はいないと思います。むかしは、作者側の自由度が高かったのでF先生も、自由気ままに描いていたのでしょう。そして、いくつも連載を抱えていた雑誌があり「同じ話を掲載するのは悪い」と思いそれぞれの雑誌に、それぞれオリジナルの第1話を描いたという流れになったのでしょう。F先生は、とても律儀な方だったのだと思います。「第1話は、どの雑誌でも統一にしましょう」といえばそれで、済んでしまいますが、そうはしませんでした。これで、皆さんも立派なパーマン通になりました。「パーマンは、最初はマスクが違ってたんだよ」とぜひ、周りの人に自慢してみてください(笑)※ おまけ 大全集パーマン1巻を購入した人へ(フリーページ)
2010.08.17
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ネットで、「パーマン」を検索していましたら「パーマン なんでも帳」というサイトが見つかりました。実は、見つけたのは、もう何年も前です。掲示板に、私のブログで紹介することを書き込みましたが長いこと更新されていないので、しばらく気づかれないかもしれません… 残念です。さて、この「パーマン なんでも帳」の管理人いんみ~さんは、娘さんを持つ女性の方です。パーマンが大好きで、トップページの「パーマンとの出会い」の中では、以下のように書かれています。本屋へ行くと、そこで藤子・F・不二雄さんの短編集を見つけました。衝動買いして読んでみるとかなり面白かったので、それ以来、藤子Fさんのまんがを見つけるたびに買うようになりました。わたしがパーマンの単行本を見つけたのは2003年の夏ごろでした。全7巻を買い、読んでみると、面白く、藤子Fさんのまんがの中ではパーマンはドラえもん以上の最高傑作と感じました。私と同じくらいパーマンが大好きな方がおられました。これは、もう嬉しくて感動しますね。パーマンはアニメ化されたので、知名度は高いですがどうしても国民的マンガの、ドラえもんの存在が巨大すぎてパーマンだけでなく、他のF作品も藤子ファン以外には、埋もれているような感があります。「パーマン なんでも帳」の、いんみ~さんのコメントで注目したいのは、パーマンに夢中になったこともそうですが>藤子・F・不二雄さんの短編集を見つけました。>読んでみるとかなり面白かったのでこの部分ですね。短編集を読まれたのです。F先生の短編といえば…そうです!!私のブログ読者さんには、すっかりお馴染みのSF(スコシ・フシギ)短編のことです。きっと、衝撃を受けたのだと思います。私がそうでした。■ 大全集パーマン 3巻F先生の大全集パーマン3巻では作家の辻村深月さんが、解説を書かれています。※ 辻村さんは、本当は「しんにゅうに点が二つ」の表記なのですが 変換できないので、実際の漢字とは異なります。お気をつけください。■ パーマンは、一番好きなラブストーリー。もし誰かに「あなたが世界で一番好きなラブストーリーは何ですか?」と質問されたらなら、絶対に『パーマン』と答える。そして、これこそが私が数々のF先生作品の中でも『パーマン』を特別な話に位置づける最大の理由だ。パー子(パーマン3号)の存在が、辻村さんにとってとてもとても大きかったようです。女性のかたが、映画のラブストーリーでもなく恋愛小説でもなく、恋愛ドラマでもなく、少女マンガでもなく少年漫画(児童漫画)のパーマンを選んでくれたことがパーマンファンの私には、とてつもない高い評価をいただいたようなスゴク嬉しい気持ちになります。辻村さん大好きです。会ってお話がしたいです。芸能人になるしかないでしょうか…(笑)これが、大全集に寄せられた言葉だというのも大変素晴らしいことです。これ以上の絶賛の言葉はありません。大全集の解説の人選は、なかなかいいと思います。映画祭の特集で、ドラえもんキャラに囲まれている私のブログですがF先生の作品は全部好きですが私にとって、何より思い入れが強いのは紛れもなく、パーマンなのです。F先生も、パーマンに思い入れがあったからこそ「パーマン その後のストーリー」をドラえもんの中に盛り込んだのでしょう
2010.03.23
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子供から大人になる時少年期や思春期と呼ばれる時期があります。そして、その時期に差し掛かることをH2Oというグループの、『想い出がいっぱい』の歌詞にあるように「おとなの階段(を)上る」と表現したりします。その、「大人の階段」を上る前にも、突然、大人の階段が目の前に現れてしまったり、意識してしまったりすることもきっと、あると思います。私にもありました。「これから、上らなくてはいけないのか」と困惑したり…「上らなくちゃいけないんだ」と覚悟を決めたり…「絶対に上りたくない」と、逃げ出してしまったり…小さい子供なりにも、自分だけにしか分からないような誰にもいえない悩みを、持ち合わせることもあるかもしれません。そんな、大人の階段を目の前にした子供の悲しみと苦悩を描いた作品「パーマンはつらいよ」を紹介したいと思います。■藤子・F・不二雄大全集 パーマン2巻 < ストーリー >何日も、夜の仕事が続くパーマンたち…パーマン1号のみつ夫は、学校へ行くも居眠りをしてしまう。先生に怒られてしまい、周りに笑われるみつ夫。友達からは「さえないなあ」と、バカにされ片思いをしている女の子には「居眠りはやめたほうがいい」と忠告され妹には、そのことを告げ口されそして、母親からも注意が…居場所を失ってしまったみつ夫は家を飛び出してしまう。■ みつ夫の叫び。そして、みつ夫はバードマンに会う。みつ夫は、思い切って、お願いをする。母親、先生、自分の好きなみっちゃんに自分がパーマンだと、明かしたいという…でも、パーマンの掟で、そんなことは当然許されない。■ みつ夫の切なる願い。もし、先生に、自分がパーマンであることを知ってもらえれば、きっと居眠りも大目に見てもらえるかもしれない…もし、母親に分かってもらえれば、きっと褒めてもらえるかもしれない。叱られることも、なくなるかもしれない…そして、片思いのみっちゃんに、分かってもらえれば自分のことを見直してくれるかもしれない。もしかしたら、好きになってくれるかもしれない…これは、わがままではなく小学生の子供なら、誰しも抱く欲求であり当然の願いでしょう。大人だって、そう思ってしまうでしょう。「自分のとくにならなくても しなくちゃいけないことがあるんだよ」と、バードマンはいいますが、みつ夫には分かりません。そして、ついに「ぼく、パーマンをやめます」と、宣言してしまうみつ夫…皆さんは、パーマンセットを与えられたらパーマンになれるでしょうか。昼も夜も、無償で、世のため人のために働けますか?1日や2日ならできても、ずっとは無理でしょう。私も、とてもではないですが、パーマンにはなれません。当時、みつ夫と同じ小学生だった私はこの話で初めて、マンガという世界を飛び越えてみつ夫に、自分自身を重ね合わせてみつ夫と一緒に、苦しみ、悩みました。でも、最後は、みつ夫は夜中に起き出します。そして、パーマンに変身し、事件に向かうのでした。バードマンだけが、その姿を見守っていました。そして、この話が、密かに最終話につながるのです。だから、みつ夫は、選ばれし者となるのです。そうした、みつ夫の真面目な部分を知り素晴らしいと思えたからこそ、パー子もみつ夫のことが、好きになったのかもしれませんね。子供の頃から、今でも、私にとってずっと、パーマンは永遠のヒーローなのです
2010.03.03
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ちょっとタイトルが大げさ!?そう思ったあなたはパーマンを知らないからですよ~~~では、早速行きます。パーマンを第1話から紹介しま~す。○ 大全集パーマン1巻&第1話パーマンに選ばれたのは、空き地にいた小学生の少年。そして、パーマンの一番最初の任務は、墜落する飛行機を救うことだった。この場面でパーマンの活躍およびスゴさを読者(子供たち)に訴えるには、最適の第1話だと思います。パーマンセットをみつ夫に渡すときに登場する「バードマン」ですが初期のパーマンでは、バードマンではなく「スーパーマン」と呼ばれていました。私の日記では「バードマン」と呼びます。○ 第2話で、早くも命を狙われるパーマン 一歩でも動けば、刀も動く・・・ パーマン危うし、大ピンチ!! この話は、飛行機墜落の次の第2話ですが 早くも、パーマン2号のブービーが初登場。 2号誕生の話だけでも 1話が完成するところですが 常に事件を据え、詰められるネタは できるだけ散りばめるという、F先生の 創作意欲がうかがえます。○ 外国のスパイがセットを盗む みつ夫の友達、カバオとサブが パーマンセットを盗むことに成功。 しかし今度は、スパイの男に 奪われてしまう。そして、このスパイの 分析によって、子供たちの知りたい パーマンセットの仕組みを読者に 知らせる、という上手い設定になってます。 さらに、パーマン3号「パー子」も初登場。 こんな盛りだくさんの展開を なんと16ページに収めているのです。 「パーマンセットを友達が盗む」 「スパイがパーマンセットを奪いに来る」 「パーマン3号の登場」これらのネタだけで 3話くらいは作れそうなところですが 「(F先生は)いつも手を抜くことが出来ない人」(by藤子A先生) という性格が表れているように思えます。○ 気を失っているところにコンクリートを流される「生きうめパーマン」より。このタイトルも、児童マンガにしてはかなりショックなタイトルですが、ヒーローものにはピッタリでしょう。○ 東京都民を10分で眠らせる猛毒 本当は「殺せるほどの猛毒」といえば、恐ろしさも増すところですができるだけ物騒にならない表現をとる、F先生の配慮がうかがえます。児童マンガは目に見えない配慮がとても必要になります。パーマンは、大全集でなくても小学館の文庫本タイプでも手に入ります。初めて読むかた、お子様に買ってあげたいかたはいきなり大判の大全集から入らなくてもいいでしょう。もし、パーマンが気に入って「未収録の話も読んでみたい」となったときに、大全集を手に取ってみるのがいいかもしれませんね
2009.11.28
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藤子マンガの有名作品の終わりは学校における卒業に近いものかなと思います。A先生のハットリくんやプロゴルファー猿にしても終わりがあるようなないような「そして、平和に暮らしたとさ」というような昔話風なものをを感じます。怪物くんは別れがありました。F先生のエスパー魔美やキテレツ大百科や21エモンも特別な結末はありませんでした。ドラえもんやオバQは、帰ってしまうという話でした。(ドラえもんは、また帰ってきますが)ところで、オリオン座流星群が話題になりましたね。東京は空気が汚れているから見れないだろうと期待してなかったので、見る気はなかったのですがちょっと気になって、昨日の深夜(22日の1時頃)外に出て空を眺めてみました。方角が悪かったのか、時間(日にち)がダメだったのかそれともやはり空気が悪いのか流れ星1つ、見られませんでした。残念でしたが、オレンジ色に光る火星はよかったです。(まあ、大体いつでも見られますが)「鉄郎が一番最初に降り立った星なんだよな」(銀河鉄道999)「M78星雲もあるんだよな」(ウルトラマン)「一徹が指差した巨人の星はどこだろうな」(巨人の星)こんなことを想像してしまいます・・・というのは家に戻ってからなんですけどね。夜空の星というと、もう1つ思い出すことがあります。■ 藤子・F・不二雄大全集 パーマン2巻 ■■ パーマンの最終話より ■旅立つミツ夫に、語るコピーロボット。 パーマンの最終回です。 バードマンから優秀といわれ 選ばれし者となったパーマン1号は バードマンの星へ行くことになるんですよね~ パーマンだけが、藤子作品でも異色といえるほど ドラマチックな最終回でしたし 私もミツ夫と同じ小学生だったので 子供ながらに、強烈に印象に残っています。 地球を離れるってどんな心境だろう。 寂しくて不安で行かれないんじゃないか。 行ってみたい気もあるけど、 家族や友達との別れは悲しくないか。 子供の頃は、複雑な気持ちでいっぱいでした。 すごく面白かったパーマンが終わって 感情移入していたミツ夫ともお別れで 大げさかもしれませんが、1つの子供の時代が 幕を閉じた気分になっていました。 それだけ吸い込まれるマンガでした。 ドラえもんを味わった後は ぜひ、パーマンを読んでみてください。 最高の児童漫画です
2009.10.22
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