白いつる薔薇の咲く庭を夢見て

うつ期

息子が暗い。うつ病になってしまったかもしれない死んだほうが楽かもしれないと思う時があるという。好きなカードをやらなくなって寝る時間がものすごく長くなった。現実から避けるように、夜中だけ起きているように感じる。起立性調節障害の症状で気分が暗くなる症状のある子もいるよって言っても、起立性とは違う感じで、気分が沈むと言う。冬。去年も12月から頭痛がひどくなって適応教室に行けなくなった。今年は特に寒いから、うまく自律神経が働かず、調子が悪いのだと思う。治ったかなって思っても何度も何度も自分の体に裏切られる息子。実際にいじめにあったわけではない。でもこんなにも自分の体に裏切られ続けているといじめにあっている子のようだ。私にできること。ただそっとそばにいるだけ。また息子自身が自ら、復帰してくれるのを待つだけ。学校から電話。でも、、スクーリングの補講の学校外研修や特別補講もたぶんこの時期は出られないだろう。私にできること。暗くなった息子に引きずられないこと。明るくしていよう。人には回り道があったっていいと思う。学校に行けなくなったら、立ち止まって休めばいい。高校コースから高認コースへ変わってもいいし、何年かお休みして元気になってからまた始めればいい。今、こうして君が家にいてくれて二人で一緒にちびワンコのやんちゃぶりに振り回され、無邪気に遊びまわる姿に癒される。ね、ゆっくん。まだまだ私たちの周りには幸せいっぱいあるよ。 私のすそのズボンを引っ張るマロン。びっくりするほどやんちゃです。