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数週間前の話なんだけど、私のボロ車のワイパーが勝手に動き出すようになって止まらなくなってしまった。雨じゃないのに、ワイパーの動いている車ってどうよ?実はワイパー本体は1年程前に、全部取り替えており(故障の為)新品同様。でも、その数ヶ月後に、何かの衝撃(段差など)が加わると、ワイパーが勝手に動き、止まる現象が現れていた。「ワイパーを取り替えたのに、これはおかしい!文句を言いに行く!」と意気込んだのだが、アンソニーは「それはワイパーを操作するバーの接触の問題だから、本体を取り替えた事とは関係無い」と言われてしまった。素人は私のように↑考えるでしょ?でも、機械の事に詳しいアンソニーがそう言うと、私も修理工場へ文句を言いに行く気が失せてしまった。その後も、思い出したように動き出したりした。でも一回で止まるので、そのまま放置。冬はよかったんだけど、暖かくなると勝手に動き出す回数が増えたの。何でだろう?騙し騙し使っていたのだけど、遂にワイパーが止まらなくなってしまったーーーーーっ!ああああーーーーーっ!遂に寿命か。。。早速、修理工場に予約を入れたけど、数日待たなければならなかった。その間も、普通の生活は続く訳で、買い物に行ったり、プールに行ったりで車を使わなくてはいけない。天気がいいのに、私の車は運転中はワイパーがずーっと動いている。ゴムが痛むので、時々ウォッシャー液を出し、注水しながらの運転。ああ、情け無い。。。しまいにゃ、ウォッシャー液も無くなる始末。早く修理しなくちゃ~。涙ふと、前回のワイパー本体取り替えの時に、「次回の修理割引券」というものをもらったのを思い出した。ワイパー本体を取り替えた時には、778ユーロも払ったの。高いっ!その金額の10%分、つまり77.8ユーロをディスカウントしてくれる割引券があったはず!これを使えば、今回の出費も少しは軽くなる~。ガサゴソ探し出し、割引券の有効期限を見た所、ちょーど1ヶ月前に終了したばかりだった。がーーーーん!!アンソニーにその事実を告げると「どうしてもっと早くに修理しないのっ!!」と怒られた。ああああ、77.8ユーロが。。。あと、ひと月程早く壊れていたら。。。一方で、そんなもんよねーって思う自分も居る。残念。。。結局、新しいバーの取り替えてもらい、もうワイパーが勝手に動き出す事はなくなった。今回の出費、280ユーロ也。これだから古い車はねえ。。。こう小さな修理で出費がかさむんだよね。これまた痛い出費だけど、ワイパーが動きっぱなしでは運転出来ないのでしょうがない。とにかく直ってよかった。古い車に、新品のバーがまぶしいのだ。
2010年06月22日
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本日、ポル時間の12時半から、W杯ポルトガルと北朝鮮の試合があった。非国民の私はいつものようにプールに出かけた。というのも、どれだけの人が試合をテレビで観戦する為にプールを休むか?と言う事を確認したかったからなの。もう一つの使命は、マイミクのいずみさんから「太ったおばちゃん達が欠席すると、プールの水位が下がるのではないか?」と指摘されたので、これも確認するため。笑やっぱり、参加者はいつもの半分。←やっぱりね。男性陣は皆さん、全員欠席だった。←当然でしょ。プールの水位については、ちゃんと調節されており、いつもの高さまで水がありましたー。と言う事は、トドのおばちゃん達が入ると、水が溢れちゃう訳ね。もったいなーい。。。運動途中で、「後半戦を観るから。。。」といって途中で帰って行く人がちらほら。やっぱり、皆なんとなく気になっているんだ。途中、別の女性インストラクターがプール入り口に現れ、無言でジェスチャーをした。両手は握りこぶしを作り、交互にあげ、両足は膝が90度になるように両足開き気味にバタバタ動かした。四肢がばらばらにバタバタ動いている。「ヤッター!!」のポーズだ。それを観たおばちゃん達は、皆プールの中で「いいいぇーい!」とてを水面でバタバタさせて喜んだ。インストラクターもそうだけど、ここのおばちゃん達のこのノリが好き。後で分かったけど、前半1-0になった時だな。プール帰宅後も後半戦は続いており、テレビをつけたら4-0だったので、もう良いわ、と思って、ラジオを聞きながら昼ご飯の用意をし始めた。その後のゴールの嵐もすごかったね!ラジオのアナウンサーが興奮しまくりで面白かった。結局、7-0でポルの圧勝だったんだけど、試合が終わってすぐアンソニーから電話があった。「試合観ていた?」「ううん、観てない。」と私。「何で、観ないのーーっ!」と怒られた。いいんだよーーっ!後でゴールだけリプレイで観たから。ポル人達はこのゴールの嵐に興奮しているとおもうけど、北朝鮮チームのこの無様な結果を思うと可哀想に思えて来る。7-0って酷いよね。大人と子供の試合か?って感じ。国に帰ったら、どんな処罰が待っているのだろう?将軍様はお怒りのはず。。。どうか、酷い罰は与えないで欲しいものだ。金曜日は対ブラジル戦。この勢いに乗って頑張って欲しいなー。
2010年06月21日
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ニーナに鳥のシーツを与えた翌日のこと。庭をダダダダーッと駆け回る音が聞こえた。その後、甲高い声で「ピーッ!!ピーッ!!」って絶叫が聞こえて来た。家で仕事をしていたアンソニーと私は、庭の方へ駆け出した。すると、舌なめずりをしながら、満足そうな顔をしたニーナがこちらへやって来た。あああああーーーーーっ!鳥を捕まえて食べちゃったんだ。あの絶叫は、鳥の断末魔の雄叫びだったのね。可哀想。しくしく。。。それにしても、すごいスピードだったなあ。。。新幹線というあだ名を持つニーナ。年老いても、まだまだ現役。アンソニーは、「鳥は捕まえたけど、きっと逃げたと思う」と言った。ニーナを酷い奴とは思いたくない、かばいたかったんだろう。私は、ニーナの満足そうな舌なめずりをする顔を見て、『赤ずきんちゃん』のオオカミを思い出した。「殺ったな!」と確信したわ。その後、ニーナは夕食は半分しか食べなかった。先程の小鳥ちゃんでお腹が満足しているからだ。ほーれごらん!やっぱ、食べちゃったんじゃない。「本物の鳥は食べちゃダメだよ」という思いを込めた鳥のシーツは、効果無しだったみたい。可哀想な小鳥ちゃん。冥福を祈ります。
2010年06月19日
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義母達が帰ってすぐ、なんだか気分を晴らしたくなって、IKEAで散財することに決めた。大型の買い物はなく、いつもキッチン用品とか布とか、細かいもの。なんだかんだと買って、義母からもらったお小遣いはあっという間に消えてしまった。そうそう、ニーナも義母滞在中の被害者なので、彼女にも何か買ってあげる事にしたんだ。ちょうどいいものが見付かったよ~。ほら↓。ニーナちゃんのベッド用のシーツ!きっと喜ぶだろうなあ~。どうしてこの柄を選んだかって?安かった事もあるけど、ニーナちゃんは鳥が大好き。庭での唯一の遊び仲間。というか、ニーナが追いかけて鳥が逃げるというパターンで一緒に遊んだことはないんだけどね。逃げ遅れた鳥は、時々ニーナの餌食になる。可哀想。。。ということで、「ニーナちゃん!鳥のシーツ可愛いでしょう?本物の鳥は食べちゃダメよ。」と言った途端、「鶏の頭を食べる義母」と「鶏の足を頬張る義姉」を思い出してしまった。→前回の日記。この3人(2人と一匹)は、同じ人種かもしれない。。。
2010年06月17日
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義母と義姉は、田舎で隣り同士の家に住んでいる。娘(義姉)が結婚後に、義母の土地に家を建てさせたのだ。だから彼女達は今まで離れて暮らした事が無い。いつも一緒。毎日一緒。ざっぱーな性格や大胆な行動も一緒。。。キッチンで床に落ちた野菜の切れ端をワシワシ踏みつけたり、スープを皿によそい、スープが皿から垂れているのにそのままランチョンマットに置く、等々。すべては、気が付かないので後の祭り。悪気は無い。恐るべし母娘。DNAはしっかり受け継がれているな。しかし、彼女達の名誉の為に言っておこう。彼女達はすごく奇麗好き。家の中も、いつも奇麗に整理整頓されている。問題は、すべての行動の過程にあるんだと思う。料理だって気を使いながらやれば、そこまでキッチンは汚れないのに、行動に繊細さがないからすごく汚れちゃう。でも最後には奇麗にするつもりなの。彼女達は「大胆にキッチンを使い、おおいに汚して、おいしい料理を作り、その後奇麗にする」というのが常なのだ。私とは違うので、一緒にキッチンに立つと精神的に非常に疲れる。はあ~。。。彼女達の良い所は、細かい事は気にしない事。義母がポテチの袋を開けた所、上下逆だった。やっぱり。。。味は同じだけどさ、何となく気になるでしょ?その後、開いていたクッキーの箱がテーブルに放置されていた。開けやすいようになっている部分を無視して、箱のおしりがバリバリ開いていた。誰が開けたかって?義姉だった。爆やっぱりね。皆でツマミを食べながらビールを飲んでいる最中、突然義母がとんがりコーンの中にエビのつまみを突っ込んで「ほら~!」って自慢げに見せた。何ごと?と思っていたら、「コーンの中にエビを入れられるか?」と義母をあおったのは義姉だと言う事が判明。頭を抱えた私。。。なんちゅう母娘なんだっ!(義母74歳、義姉51歳)その後、義母は一人でキッチンに行って、皿に何かをのせて皆のテーブルに帰って来た。何だか、肉団子っぽい丸いもの。「お義母さん、それ何ですか~?」と覗き込んだら、何と茹でた「鶏の頭」だったー。夕飯の下ごしらえで、鶏を茹でてあったのだ。鶏のつぶった瞼と鶏冠を確認したよーーっ!!涙まぶたが、、、まぶたが、、、興奮する私の横で、「これ、美味しいんだよねー」って、義母は鶏の頭にかぶりついていた。怖いーーーーーっ!義姉はそれを見て「お母さんったら、そんなものを皆のテーブルに持って来てダメじゃない。一人でキッチンで食べれば良いのに。」と言った。いや、そう言う問題じゃないんだけど。。。そのすぐ後、キッチンに行ったら、義姉が「鶏の足(肉も羽も無い所、尖端)」を鍋から取り出して、立ったままむさぼり喰っていた。私を見て「これ、美味しいんだよねー」って、口から鶏の足をはみ出しながら義姉は言ったの。さっきの義母と重なって、オカルト映画みたいで怖かった。すごいでしょ?そっくり母娘!この母にしてこの娘あり!!しかも、この二人、名前も一緒なの。マリアって言うの。ダブルマリア!もうね、滞在中は汚れてもテーブルクロスもランチョンマットも取り替えなかった。無駄だから。。。さて、ランチョンマットを汚した人のランキングでーす。一位、娘マリア。まぎれも無くチャンピオン~。二位、母マリア。僅差で惜しくも2位でーす。ダブルマリア恐竜に荒らされた家を、元通りにしようと奮闘中。。。終わったら、精神的にも休養が必要だ。
2010年06月15日
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いや~、やっと恐竜達が帰宅した。ほっ。。。いろいろ面白いブログネタはあったんだけど、思い出せない。思い出せないのは、「見ざる言わざる聞かざる」の心境で、様々な場面で心に蓋をして来たからかも。。。悪い事は、忘れるように努めた結果かな?笑今回訪ねて来たのは、恐竜2頭(義母&義姉)と義姉の旦那さん。恐竜達のお陰で陰が薄いけど、義姉の旦那さんが居てくれてよかった。穏やかなマスオさんは、私にとっては心のオアシスなのだ。さてさて、今回も恐竜達が大暴れ。やっぱり一番のネタは、義母でしょう。訪問当日、ニーナに「恐竜達が来るから、心して待つように。」と言い聞かせた。義母は未亡人なので、全身黒尽くめで登場!バーン!!100キロ以上、身長も170センチ近くあるので、黒い巨体は存在感がある。門の外で、「ニーナや~、元気だったかい?」と門の柵から顔を出すニーナ(敷地内)を撫でていた。「鍵はあいてますけどー」と私が言ったら、門をバーンと開けた。その瞬間「キャイ~ン、キャイ~ン」とニーナが絶叫!義母の開けた門と地面に前足を挟まれて痛がっているニーナちゃん。可哀想~!!自分のせいで、ニーナが痛がっているのを全然分からない義母。ああ、そういう人なのだった。。。ニーナよ、これは序曲よ。滞在最終日まで頑張ろうな。帰宅後のアンソニーにこの事件を話したら、ニーナは生後4、5ヶ月の子犬の時に、100キロの義母に前足を踏まれているらしい。げーっ、無茶苦茶可哀想。当時の大きさ関係からしたら、まさしく恐竜と小動物じゃん!ニーナはすでに痛い目に遭っている訳なのね。知らなかったー。義母は、自分の畑で取れた野菜や自分で育てた鶏を持って来てくれた。でもね、すごい量なの。冷凍したグリーンピースが、合計3.7キロってどうよ?私はいつも400グラム入りの袋を買うんだけど、、、レストランじゃないんだし、そのグリーンピースで冷凍庫の3分の1を占めている。とほほ。。。鶏もすごかったよー。処理した鶏、一羽丸ごと3キロ以上だって自慢してた。(スーパーのは1羽1.3キロぐらい)豚のおしりみたいなのを2羽持って来た。もうね、全部は冷凍庫に入らないので、翌日食べる事にして放置。生活しているんだから、空の冷凍庫の訳ないじゃん!ありがたいけど、もう少し考えてよー。義母は喋っていないと死んじゃうタイプの人。喋る事が無くなると、目に写る物にコメントを与えて行く。ラジオのサッカー中継のアナウンサーとかに向いているんじゃないかな。事細かに言葉で描写出来るので、映像が見えなくても相手に伝わるでしょ?義母は朝早くから、ずーっと喋り続けていた。他の人は遅く起きて来たので、喋る人が居ないから庭に出てニーナに喋りかけていた。体が大きいので、声もでかい。その上は私達の寝室なので、彼女の話し声で起きてしまった私。皆に迷惑になる前に止めなければと思い、起きて行ったら人間(私)が来たので嬉しそうに更なる大声で話しかけて来た。「シーッ。皆寝ているから、小さい声で話して。」とお願いした。キッチンの扉を閉めて、彼女を閉じ込め対応したけど、声は相変わらず。去年、庭で義母が「足が臭くてねー」って大声で話し始めて、隣人に聞かれて恥ずかしい思いをしたのを思い出した。私1人なら制御出来ないので、キッチンに閉じ込めておくのは良策だ。一人起き、二人起きしてキッチンにやって来ると、更に舌好調。誰にも止められない。朝早くから喋り始め、昼寝もしない、テレビも観ないで、夜12時過ぎまでノンストップ。アンソニーからは「病気か?」と言われていたけど。。。あんなに長時間喋って、ほんと元気だな~。嫁は疲れてヘロヘロです~。何をそんなに話す事があるんだろう?話す内容は田舎の人達のことなので、私に話したって無駄。人間関係が分からないし、その人物を知らないのでコメントのしようがない。だから、ほとんどの話をまじめに聞いていないの。ごめんねー。でも義母はコメディアン的要素を持っているので、顔をくちゃくちゃにして片目をつぶって近所のおじいさんに扮して会話を真似たりする。顔の変化を見ているだけでも面白いです~、お義母さん。彼女は弁が立つので、娘(義姉)と息子(アンソニー)にとある行動について怒られていたけど、それに悪びれる様子も無くガンガン反論していた。すごいわあ~。私の家族の間では、こんな激論かわしたことないのでびっくり。熱いなサントス家。。。毎日、騒音の中で過ごしたので、今はただ「静寂」が欲しい。ニーナもゆっくりお昼寝出来なかったようで、只今爆睡中。今週はのんびり休もうな、ニーナ!恐竜ネタの日記は続く。。。(今日は愚痴日記だけど、明日は面白いよー。)
2010年06月14日
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先日、オーブンの掃除をしようとしたらアンソニーが「やっても無駄じゃない?」と言った。はて?よく考えたら、義理家族が滞在する予定なのを思い出した。キッチンなど汚すのが得意だからね。今、私が奇麗にしたら無駄になると、アンソニーは言うのだ。がーん!!そうだったー。今日、義母と義姉夫妻がやって来るのだ!去年も同じ事を書いたような気がする。去年は義母と義姉は、別々で泊まりに来たのだけど、今年は一緒に来るという。ざっぱーな母娘の行動はそっくりなので、私の繊細なハートはダブルパンチを喰らうに違いない。せめて別々に来てくれよ~。私達の関係は良好だけど、皆さんだって義母と義姉が5日間も一緒に滞在するのは勘弁してくれーって思いません?しかも、大人しくないし。。。私にとっては、イメージとして凶暴なティラノサウルスと大型のブラキオサウルスが一緒にのしのしやって来る感じ。え?どっちがどっちかって?区別がつけ難いです。ハイ。オーブンの掃除はしなくても良いとのアンソニーだったけど、週末に3日かけて家の外回りを奇麗にしていた彼。やはり家族を奇麗な家で迎えたいのねえ。。。なので、私もこれからプチ掃除をしようと思う。本格的な掃除は、家族が帰ってから。はあ。。。恐竜達は、今度はどんな事件を起こしてくれるのかな。これもブログネタ愚痴ネタだと思って、台風が去るのを待つ事にするわ。
2010年06月09日
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天気が良い週末は、最近いつも同じ場所に出かける。以前、「恐竜の足跡が残っている」という記事を書いた場所だ。ニーナを連れて山歩きにはもってこいで、海岸線の切り立った岩や地層の大自然が美しく、アンソニーが写真を撮るのにも適しているから。多くの人は、駐車場から近い「恐竜の足跡」を見て満足して帰ってしまう。奥の方まで探検する人はほとんどいない。山歩きの途中で会った人はいないの。3人で奥までずんずん進んで、崖を下って行くと、波しぶきがすごい場所を見付けた。「よし、近くまで行ってみよう」とアンソニーがニーナを連れて探検に行った。私はその辺りで待っていたのだけど、アンソニーが私を呼び寄せ「その辺に立っていて。」と言った。写真を撮ってくれたのだが、後から私の下の風景を見て、ぞっとしちゃった。上の写真、向かって右側の下は波で侵食されており、奥行き20~30メートルの洞窟みたいになっている。何百年またはそれ以上?という年月をかけて、削られて行ったのねえ。しみじみ。。。天井部分の岩は、私の身長より薄いの~。私の立っている部分は、その薄い天井の近く。いつ、天井が崩れるか分かんないじゃん!怖いーっ!天井部分が落ちたら、また洞窟の奥から同じように波で侵食されていくのね。2カ所ほど、洞窟の天井が落ちたような地帯がある。長い年月をかけて、同じ事が繰り返されているんだー。別の写真で、洞窟の奥が見えるようにトーンを変えてみた。中はかなり広くて、こじんまりとクラッシックコンサートでも出来そうな感じ。でもねー、この写真を撮ったのはかなりの引き潮の時で、その後に行った時は、私の立っていた近くまで波がざっぷーんと来ていた。波が荒く、飲まれたらまず助からないだろう。なんつー、怖い場所なんだ。アンソニーったら、引き潮の時に洞窟の入り口まで行ったの。岩の大きな裂け目を飛び越えたり、岩をよじ登ったり降りたり。。。私とニーナは怖くて行けなかった。無謀な所があるから、彼を一人にはしておけない。しかも、あの場所は携帯の電波も届かないみたいだから、脚など怪我をしても1人だったら助けも呼べない。だからニーナと私で監視していないといけない。最近のアンソニーは、日没間際の太陽光線を使った風景写真を好んで撮っている。太陽が一番黄色く光を放つ瞬間。それはとても素敵でいいんだけど、今の日没時間って、夜の9時なの。9時!昨日も「お腹すいたよーっ!」とアンソニーの背中に向かって叫ぶニーナと私であった。。。
2010年06月07日
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何度も言っているけど、私のプールの仲間は、皆さんお年寄り。ラテン系お達者クラブと、勝手にあだ名をつけさせてもらった。私がプールに行き始めてから数ヶ月後、2人の老女が来なくなった。名前も知らないのだけど、ちょっとは話す仲になっていたので、なんか気になっていた。一人は、「アヒルおばさん」とあだ名を付けた人で、皆の運動とは全く関係無く、浮き道具を使ってぷかぷか浮いている。だからアヒル。もう一人は、義母そっくりの人。目の色だけが違う(彼女はブルー)けど、背格好が義母そっくりで何となく気になっていたんだ。それが、先日、一気に現れたの。やっぱり、それぞれ病気していたみたい。アヒルさんは、膝のオペで3ヶ月休んだそうだ。義母そっくりさんは、胆石で激痛で病院に運ばれて、2ヶ月休んだとか。やっぱりねえ。歳を取ると、いろいろあるよね。彼女達は、自分の手術の説明をしてくれ、これから運動するんだーと張り切っていた。偉いなあ。「運動出来るようになって良かったですねー」と言ったら、すごく嬉しそうだった。45分のクラスなんだけど、いつも30分で切り上げて帰る人達も多い。皆、体の何処かに何か問題があって、自分のペースで運動しているのだ。始めたばかりの時は、そう言う事に気が付かなかったけど、段々分かるようになって来た。アヒルおばさんだって、クラスに最後までついて行けないから、自分の出来る所だけやって、あとはぷかぷか浮かんで、水中で脚を動かしているんだ。なんだか、周りが年寄りばかりだから、年寄りを見る目がやさしくなったような気がする。笑今日、一人のおじいさんが、クラスの終わりかけに、すごい形相で水中をのぞきながら近づいて来た。「泳いでいて、メガネを無くしてしまった。黒いメガネだから、プールの底のラインの黒と一緒になって見付からないんだ。」と私に助けを求めて来た。メガネ?はて?駐車場で見かけたことあるけど、彼は普段もメガネをかけている。でも、プールに普通のメガネはかけて来ないでしょ。彼の首にかかっている水中メガネを指差し、「探しているのは、これですか?」教えてあげた。「おおーっ!」と大喜び。その後、恥ずかしそうに「泳いでいる途中で、後ろに脱げたのかと思ったよー」と、すたこら去って行った。可愛いなあ。なんだか、皆がいとおしく思われる今日この頃。。。
2010年06月04日
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我が家のすぐ近くにイチゴ畑がある。ここのイチゴは、大きくて立派。取引先はリスボンのレストランが多いらしいけど、一般人にも売ってくれる。朝早くから昼の1時までが営業時間らしい。今日は出遅れたので、農家のおばちゃんが「もう大きいイチゴはないよー。小さいサイズしかないから。」と、私を見るなり言って来た。いつもは、大中小とあるのだけど、今日は小さいのしかないんだって。すっかり出遅れちゃった。しょうがないので、小さいサイズのイチゴを買う事にした。小さいサイズは、2キロで3ユーロ。ちなみに、中サイズは(2キロで)4ユーロ、大サイズは(2キロで)5ユーロなのだ。3ユーロ払って、すでに2キロに箱詰めされたイチゴを渡された。はい↓。あれ~?今日は木の箱じゃない。いつもは木の箱なのに。。。この箱は何だろう?よくよく見てみると、どうやら婦人靴の箱らしい。横に、サイズや色が記してあった。げーっ!履いた靴を入れていなかったでしょうね!ま、大きさ的には、ちょうどよいサイズの箱だったけどさ。箱には、紙が敷かれており、イチゴと箱とのコンタクトは無かったけど。。。気分のいいもんじゃないよね。これだから田舎の人って嫌よねー。帰宅後すぐにイチゴを取り出し、別の容器に入れた事は言うまでもない。アンソニーには黙っておこう。知ったら絶対食べないと思うから。。。
2010年06月01日
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水中エクササイズの後はお腹がすく。あー、甘い物が食べたい。。。でも近くのスーパーって、そそるような物が売ってないのよねえ。。。と言う事で、本日のおやつは、おうちで手作り決定!先日、レシピを見付けて気に入った『りんごと紅茶のパウンドケーキ』。 りんごと紅茶のパウンドケーキ by じぇちか材料はすべて家にある物ばかり。日にちが経っても、りんごのせいかしっとり感が持続するみたい。うちは、2人なのでケーキが美味しいうちに食べきれなくて、ぱさぱさになる事が多かったのだけど、このレシピなら大丈夫。今回は、アーモンドをトッピングしてみた。さあ、一緒におやつを食べましょう~♪運動の後、必ずおやつだから体重は右上がり。3キロ超える日も近い。。。涙
2010年05月31日
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私の参加している水中エクササイズ教室は、30~40人程のクラスで、90%以上が推定60歳以上だ。高齢者(65歳以上)の人も多いと思われる。この教室に参加している人は、かなり元気なお年寄りだと思う。果たして、自分がその年齢に達した時に、こういう教室に参加しているかどうか疑問。。。だからちょっと尊敬の念を持って、仲間を眺めてしまう訳だ。その仲間達に「お達者クラブ」と名前を付けちゃった。このお達者クラブは、かなりノリが良い人達の集まり。運動中にインストラクターが「イエーイ!」とかけ声をかけると「イエーイ!」と返す。何処かのコンサートみたいだな。先日、プールの水がとても冷たい日があった。寒い冬は、室温も水温もかなりよくコントロールされていたのに。。。この水温では、他の人はかなり辛いだろうと思っていたら、皆でプールの中からインストラクターに向かって「水が冷たいーっ!」って、叫んでいた。それでもクラスが始まり、体を動かしながら自分の体を温めていた時に、プールの水質や温度を管理するおじさんが機械室からあらわれた。その時の皆の反応のすごさといったら。。。プールに浸かっている30人以上のお年寄りから、おじさんに向かって「水ーっ!冷たいーっ!!」「水ーっ!冷たいーっ!!」と、何度も雄叫びがあがった。シュプレヒコールだ。おじさんがプールの端から端まで歩く間、ずっと。そのパワーに驚いてしまった私。。。日本のお年寄りだったら、こういう反応はしないだろうなー。やっぱラテンなんだろうか?で、本日。運動中、一人のおばあさんが隣りのおばあさんに水しぶきをかけちゃったのが発端で、数十人の老女で、水しぶきの掛け合いっこが始まったの。キャーキャー言いながら、掛け合っている。もうびっくりよ。インストラクターに怒られて騒ぎは収まったんだけど、一度興奮したハートはなかなか治まらないみたい。棒状の浮き道具(名前は知りません)を使って運動した後、それを誰かが水面に叩き付け、また水しぶきをかけたのが発端で、皆で浮き道具を水面に叩き付け水の掛け合いっこが始まった。ほとんど全員参加。私は目が点になっちゃった。これが小中学生なら分かるけど、皆さん60歳以上だからねー。インストラクターに「次のクラスの人が見ているからやめなさいーっ!」と言われて、騒ぎはおさまった。皆さん、悪戯に満足して本日の運動を終えた。さて、この「ラテン系お達者クラブ」、今度はどんなことをしてくれるのか非常に楽しみだ。
2010年05月28日
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テーブルクロスにしたIKEAの布の残りで、クッションカバーを作ってみようと思い、早数ヶ月経過。こんなモノグサじゃいけない!気を入れ直して、作製することにした。ファスナー付けは面倒くさいし、購入もしていなかったので、ファスナー無しのクッションカバーを作った。無茶苦茶カンタン。参考にしたのは、こちら。こんな風になりましたーっ!涼しげに見えるので、このクッションは夏使用かな。今週は肌寒く感じる@ぽるとがる。このクッションを使うには、ちょっと涼しすぎる。早く暑くなってくれーっ!
2010年05月26日
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土曜、日曜と夫婦2人で、アンソニーの同僚宅にスプリンクラー設置の手伝いに行って来た。アンソニーはこの家のスプリンクラーの設置は業者に任せたが、その時作業を垣間みてやり方を学んだそうだ。今回の作業も自信があるみたいだった。今までも、我が家の庭のスプリンクラーの再設置は何回か行って来ているし。もともと大工の孫で、じいさんの仕事を手伝っていたことから大工仕事は得意。電気関係の配線も独学で学んだので、ほとんど何でも出来るのだ。スプリンクラーの設置は、多くの人が業者に頼み多額の請求をされるのだが、アンソニーが無料でやってくれるのだから同僚はラッキーだ。同僚は部品を買いそろえていたにもかかわらず、足りない物が出て来て、彼は買い物に出かけている時間の方が長かったので、ほとんど手伝っていない。その間、泥だらけで作業をするのはアンソニーと私。。。同僚兄は、フェンスを取り付ける作業をしていた。私はおまけでついて来ただけなんだけどなあ。アンソニーはすごく集中して作業をするタイプ。私はアシスタントとして、次に何が必要か見極めて道具を差し出す。毎年、夏休みにアンソニーがやる大工仕事を見ているので、作業を見ていれば、何が必要かはだいたい分かる。私はオペ室勤務の経験もあるので、次々道具を出すことに慣れているのだ。2人が黙々と作業をするのをたまたま訪問していた同僚ファミリーが眺めていて、「『2人の集中力に感心した』と母が言ってた」と同僚が言っていた。感心して眺めているんなら手伝ってくれよーっ!!同僚兄の嫁は家に閉じこもり、テレビを観たまま出て来ないし。あなたの義弟の庭でしょうが!!つくづく思うけど、ポルの嫁達(若い年齢層)って庭仕事や大工仕事とか手伝う人、あまり見たことがない。この辺でも、旦那さん達が芝刈り、垣根を刈ったりし、箒で集めて一人で苦労しているのに、嫁達は庭でのんびりくつろいでいて、旦那さんの仕事を手伝おうとはしないんだよね。旦那さんは何時間も炎天下で働いて、奥さんは庭でお喋りする声が聞こえる。アンソニー家でも、義姉、義妹、甥っ子のパートナーも同じ。それらは男の仕事であり、女性には関係無いと思っているのかな。2人でやれば早く終わるのに。。。旦那さんが可哀想。同僚母が感心したのは、2人の集中力と「アジア女の働きぶり」なんじゃないかなーとも思ったけど。。。ちょっと自己満足かしら?同僚兄の嫁はテレビ見て、ぐうたらしていたし。。。週末2日も働いて疲れちゃったね、アンソニー。請求書を後日送付したいぐらいよ。ちょっとお疲れ気味の私達。。。ま、あと3週間もすれば奇麗に成長した芝生がみられるから、まあいいか。自分たちも貢献したと思えば、嬉しいかも。
2010年05月24日
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昨日、バーベキュー用の炭を買いに行ったら売り切れだった。がーん!!週末は庭でグリルをしようと思っていたのに。。。今週はずっと暑い日が続いているので、週末は家族でバーベキューをしようと考えていたんじゃないかな?皆考えることは同じだわ。しょうがないので、別のスーパーによってみたところ、炭が山積みされており、無事ゲットすることが出来た。よし、これで週末のメインイベントが出来る。バーベキューはアンソニーがやってくれるので、私はちょっとラクチン。帰宅後、もらって来たそのスーパーのチラシを何気なく見た。今週のテーマは「キャンプ&ピクニック」。そうか!だからバーベキュー用の炭が山積みされていたのね。ラッキー。チラシには、テントやマットレス、バーベキューセット、虫除けなどのキャンプ用品が載っていた。そして、なんと「コンドーム」も同じページに載っていた。ほほ~、キャンプの必需品と言う訳か。。。スーパー側の配慮ですな。キャンプの時は忘れずに!
2010年05月22日
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業務用スーパーで、安いブランケットを衝動買い。見て、見て~!すごいどぎつい花柄でしょ?私のお昼寝用に買ったんだ。うふ。顔に似合わず、花柄が好きなんだーとあらためて思った。そう言えば、mixiのデザインも「レトロフラワー」だな。小さな花柄じゃなく、大きな大胆な柄が好きなんだ。このブランケットを見た瞬間、「買い!」が決まった。ブランケットを抱え、うきうきレジで支払いを待っていると、アンソニーが「それ、かなり大きいはずだから、寝室のベッドに使えるんじゃない?」と言った。「あの~、私のお昼寝用に買ったんですけど。。。」「それに、アンソニーには似合わないと思うけどな。」と、一人で使いたいと思っている私。しかも、使い心地など気に入らなかったら、ニーナにあげるつもりなの。つまり、このブランケットの使用者にはアンソニーは入っていないのだ。女性限定なのっ!実は、まだこのブランケットを使ってない。だって、こっそり一人で使っていたら文句言われるかもしれないもの。今週はすごく暑いから、お昼寝にブランケットは必要ないので。ほとぼりが冷めて、アンソニーが忘れたらこっそり使ってみよう。
2010年05月20日
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知人から借りた米原万里さんの本で、とても面白い話があったので紹介したい。ちょっと長いけど。。。以下、『必笑小咄(こばなし)のテクニック』から。//////////世界各地を代表する面々がとあるレストランで一堂に会し、食卓を囲むことになった。全員がまずはワインを注文したのだが、何と運ばれて来たどのグラスのワインにもハエが浮かんでいたのだった。スウェーデン人は、すぐさまボーイを呼びつけ、グラスのワインをハエもろとも捨てて、そのままグラスに新たなワインを注ぐよう要求した。イングランド人は、新しいグラスに新しいワインを注ぐよう慇懃に要求した。フィンランド人は、グラスに手を突っ込んで中に浮かぶハエをつかみ捨てて、そのままワインを飲み干した。ロシア人は、ハエもろともワインを一気に飲み干した。中国人は、ハエは食べたが、ワインは残した。ユダヤ人は、ハエをつかまえて中国人に売りつけた。オランダ人は、グラスの三分の二まで飲み干した上で、クレームをつけて新たなワイングラスを持って来させた。ノルウェー人は、ハエを捕まえると、そそくさとそれをエサにして鱈(たら)を釣りに出かけてしまった。スコットランド人はハエを捕まえると、その首根っこ締めあげながら、「てめえ、飲み込んだワイン、全部吐き出さないと承知しねえぞ」とくだを巻いた。アイルランド人は、ハエを取り出して細かく切り刻み、それを再びワインに混ぜ入れてイングランド人にプレゼントした。アメリカ人は、レストランに対して訴訟を起こし、精神的傷害を弁償すべく6500万ドルを支払えと要求した。//////////読み終わった時に、大爆笑しちゃったんだけど、同時に知らない国民性についてもなんだか「なるほどー」って納得してしまったの。もちろん一行で国民性なんて表現出来ないとは思うけど、当たらずとも遠くないのではないかな。この内容をアンソニーに話したら、かなり受けていた。彼の友達にも、内容をポル語に訳してメールで送って大喜び。では日本人だったら?ポルトガル人だったら?という話になった。私が「日本人は、ハエのことには触れずに、ニコニコ会食を進めた。」と言ったら、アンソニーは「ポルトガル人は、ワインがスペイン産だったので飲まなかった。」と言った。それは、あなただけの偏見じゃない?さて、皆さんの住んでいる国の人達はどうでしょう?
2010年05月17日
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12日は、誕生日だった。毎年恒例で、ディナーにはアンソニーにエビをグリルしてもらうつもりだったのだが、、、アンソニーから「今年は平日が誕生日だね。忙しいので一ヶ月先に、誕生日会を延期するか!そうしたら1ヶ月若くいられるよ!」と冗談っぽく言われた。えーーーっ!1ヶ月若くいられるの?それも悪くない!と思ったけど、やはり当日にお祝いをしてもらった。寒空の下で、エビを焼いてくれたアンソニーよ、ありがとう。美味しいワインとアンソニー特製ソースのエビグリルディナー↓。エビって大量に食べるとお腹が張る。お店のおばちゃんが、何を間違えたのか言った量より1.5倍も多く渡したようだ。だから他の料理は作らず、エビ三昧。。。誕生日にはイチゴのショートケーキでしょ!昼に作って、我慢出来ずに、一人で歌を歌って食べ始めちゃった。出来立ては美味しいなあ~。昼も夜もケーキを食べたので、ディナーの後には満腹。フォアグラ状態だった。「誕生日が来ても、何も変わらないもんねー」って思っていたけど、ショックな出来事が。。。卵を割ろうとして、用意していたボールの中じゃなく、ゴミ袋に割り入れたのはショックだった。やはり歳をとったのか。。。やっぱり誕生日を延期して1ヶ月若くいた方が良かったのかな。これ以上酷くならないように気を付けたい、と心に誓った日でもあった。
2010年05月14日
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小春日和に誘われて、リスボンの街を散策していた時の事。信号待ちで、目の前にゴーカートみたな車の集団が止まった。後ろ姿。後輪は一つ↑だけなので、三輪車なのね。なんなの~?このゴーカートみたいなものは??車体をよく見ると、宣伝が書いてある。どうやら、GPSガイド付きの喋るツアーカーらしい。ホームページは、こちら。サンフランシスコ、サンディアゴ、マイアミ、バルセロナ、マドリッド、そしてリスボンに同じ会社があるみたい。リスボンは最近オープンしたらしい。写真の人達は、信号待ちで前後の仲間を撮影して楽しそうだった。皆さん、おじさんおばさんだったけど、すごくはしゃいでいたよ。観光だけじゃなく、信号待ちでも楽しめる訳ね。お値段は、最初の一時間が25ユーロ。その次の一時間が20ユーロ。それ以降の一時間が18ユーロ。5時間以上の超過料金は無し。丸一日では、89ユーロ。観光の最初の一日目に使ったら、街全体が分かって面白そう。知らない人と一緒に観光バスに乗りたくない人にお奨めだね。どんなガイドをするのか乗ってみたいなー。こっちに住んでいる私達が、わざわざ乗る訳ないよねえ。。。誰かー、日本から来て一緒に乗ってみませんか?リスボン市内を運転する勇気ある冒険者求む。
2010年05月12日
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周りはすっかり春って感じだけど、ニーナの冬の毛が一向に抜け替わる気配がない。4月の後半だったか、30度ぐらいに気温が上がった週があった。もう夏よ、夏!とウキウキした。その1週間は、25度ぐらいが続いて、ニーナちゃんもヘロヘロだった。そりゃそうだよねー。毛皮を着て、25度の気温に耐えなくてはいけないのだから。。。こんなに暑くなったのに、どうして毛が抜け替わらないの?もしかして、ニーナは高齢だから毛の抜ける時期がおかしくなっちゃったのかな?と思ったぐらい。その後、気温は下がり安定した。先週末は雨が降り、とても寒かった。しかしニーナは夜でも、芝生の上で寝転んで、ボールを齧りながら遊んでいた。その毛皮があるから、寒くない訳だ。今週の週間天気予報を見ると、最高で16度、15度、17度。最低気温は、10度、9度、11度。。。さ、寒いな。そうだったのかー。ニーナは外飼いなので、気温の変化には敏感だと思われる。彼女は、まだ夜が寒くなる事を予測しており、冬の毛が抜け替わらないのだ。さすが!自然の変化を察知する本能は侮れない。。。ニーナの毛が抜け始めたら、気温上昇かつ安定した高気温ってことね。彼女は我が家の天気予報士なのだ。ま、予測出来るのは長期間の変化だけだけど。。。
2010年05月10日
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5月11日から14日まで、ローマ教皇ベネディクト16世がポルトガルを訪れる。公立学校が休みになったり、公務員がお休みを取れるように容認したり、ミサの為に電車の増便をはかったり、わちゃわちゃしている@ぽるとがる。出掛けたついでに、リスボンでミサが行われる予定のコメルシオ広場に行ってみたら、専用ステージが出来上がっており、大きな十字架がっ!見えるかな?↓まだ準備は終わっていないようで、照明のセッティングやら地面の掃除やらで多くの人が働いていた。こういう宗教的行事にかかるお金は、何処からでるんだろう?リスボン市も出しているのかな~。それともキリスト教会のみ?なんてことを考えながら、ミサ予定の広場を眺めて来た。当日は大混乱が予想されると思うので、テレビで拝ませてもらいます~。
2010年05月07日
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ある日突然、去年植えたイチジクの苗に実がなっていることに気が付いた。3つ↓あったの~。花が咲かないのに実がなるのかー、と今更ながら気が付いた。そう言えば、イチジクって「無花果」と書くもんね。花は無いのかと思ったら、、、花軸が肥大化した花嚢の内面に無数の花をつける。(ウィキペディア)つまり、実の中に花が咲くらしい。ふううーん。3つの実が付いたとアンソニーの友達と喋っていたら「ニーナと3人で一個ずつだね。」と言われた。ああ、なるほど~。アンソニーと分けるのに、どうして偶数ではないのか3つのイチジクを恨んだものだけど、それで納得。そう思っていたら、昨日、一個の実が落ちた。きゃあー。どうして~?ところが、今日、もう一つも落ちていた。げーっ!残り1個かい?幼い木だから、実が付かないのかなあ。。。残念。残り一個が上手く育つのか分からないけど、育ったあかつきには争奪戦が待っている。。。イチジク、頑張れー!が
2010年05月05日
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まあ、くだらない話なんだけど。。。年寄りばかりの水中エクササイズ教室に、最近若くて可愛い女の子が入って来たの~。最初は学生かと思ったのだけど、学生だったら平日の昼にプールに来ている訳ないよねーって思っていたんだ。最近、彼女と話した所、彼女は既婚者で前の職場で首を切られたので、現在職探し中だと言う事が判明した。職探しの時間を利用して、プールで運動でもするかーって感じなのね。さすがに年齢はきかなかったけど、高齢者ばかりのクラスでちょっと寂しかったので、彼女の存在はすごく嬉しい!彼女が居ると、なんだかプールが華やいで見える。一人の若者の存在ってすごいわー。クラスは高齢者の女性が多いだけに、多くの人が未亡人らしい。これは着ている服装で分かる。黒っぽい服しか着ないからね。家では寂しいので、プールに来て、仲間と喋る事を楽しんでいるような人も多い。彼女達のお喋りの中から判明した事は、多くの女性達が、午後(私達のクラス)だけじゃなく午前中もプールに来ていたり、または週末にも通っている事が分かった。へえ~、すごいなあ。。。そんなにプールで運動しても痩せないものなのねえ、、、とトドやゾウアザラシのようなおばさん達をみて思った。あ、ごめんなさい。痩せる為に来ている訳じゃないのよね。年をとっても体が動くように、トレーニングしているということですね。ガイジンは裸を見せるのを嫌がると思っていたけど、プール後のシャワー室の様子を見ていると、そんなことないような感じ。お喋りが好きだから、裸のまま喋り続けるし、背中に手が回らない人が多いから誰かが洗ってやっていたり。。。昔の日本の銭湯を思い出す。多くのおばちゃん達が「Meninas! よい週末を。」とか言って去るんだけど、これがいまいちまだ慣れない。meninaというのは、普通は女の子、少女、若い娘などと言う意味がある。まあ、一般的には自分より若い女性への呼びかけで使ったりするのだけど、プールではみんなmeninaなの。笑きっと「みなさん!」という呼びかけで使っているのだけど、どうしても違和感があって、毎回反応してしまう。meninas!と呼びかけられて、辺りを見回すと65歳~70歳ぐらいの豊満なおばちゃん達だったりする。笑だめー、まだ慣れない。。。お喋りと言えば、女性よりお喋り好きなおじさんが居て、いつもインストラクターに注意されている。口ばかり動かして、運動はそっちのけなの。この前から、お仕置きとして、インストラクターの目の前で運動をさせられている。それにもかかわらず、お喋りに忙しいお茶目なおじさん。私のクラスの前は、他の授業が存在しないので時間前にプールに到着すると誰もプールの中に居ない。にもかかわらず、私達は開始時刻までプールに入れない。きっと授業外の事故の問題、インストラクター不在時の責任問題とかあるんだろう。だからプールサイドに腰をかけて時間が来るのを待つのだ。時間が来ると、おばちゃん達はきゃーきゃー言いながらプールに入り、定位置まで泳いでいく。その様子はあひるの集団が「がー、がー」言いながら池に入る様子に似ている。その様子を見るとmeninasと言ってもいいかもしれない。
2010年05月04日
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一ヶ月前に植えたペチュニア3株が、今はこんなになった~↓。気温も上昇して来たので、すごく成長した。3色いろ違いのペチュニアは、陣取り合戦を行っている様子。。。奥に見える赤いペチュニアの勢力が弱い。他の二色に負けてますぞ。赤、頑張れ~。
2010年05月03日
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我が家のホームベーカリーは、こっちで買った名も知れぬメーカーのもの。安物にもかかわらず、5年程しっかり働いてくれた。最近になって、パンケースの羽根の周りのパン生地が、黒っぽくなっているのに気が付いた。私は知らなかったんだけど、どうやらこれが噂の「ホームベーカリーの黒汁」らしい。回転軸の周りの部品などの劣化、パン生地が入り込んだりしたものが原因みたい。羽根部分だけなら部品交換も考えたのだけど、パンケースの羽根部分のフッ素加工がはげていたのを発見。フッ素が剥がれた部分から、アルミが溶けでているのなら人体に危険だとアンソニーが指摘した。と言う事は、羽根もパンケースも交換。。。もともとが安物なので、その二つを交換して結構高いお金を払ったら、割に合わないような気がして来た。メインの部分を交換するお金で、新品のホームベーカリーが買えるんじゃない?しかも、名も知れぬメーカーの5年前の部品なんて手に入るのか~?問い合わせだけに時間がかかりそう。。。そう思っていた所で、ホームベーカリーが安く売っているのを発見!買うしかないでしょう~!!お値段、39ユーロなり。やっすーい。このマシーンで大丈夫なの?ところが、使ってみて分かったのだけど、以前のマシーンよりこちらの方がよく混ざる。というのは、羽根が二つもあるの。今までのは、パンケースが縦長だったので羽根は1枚。今度のは、容量は同じぐらいなのだが、パンケースが横長で羽根が2枚付いているのでよく混ざる。パンケースの四隅もしっかり拾ってくれるすぐれもの。今までのマシーンでは、うどんは打った事無いけど、今回のマシーンなら少々固めの生地でも大丈夫そう。うどんもばっちり出来た。やったー!今回のホームベーカリーを買った時に、部品交換の注文書も付いていた。親切だねー。パンケースと羽根が2枚で、10ユーロだって!安い!これなら、次回同じような事が起こった時に、10ユーロ払って問題解決だわ。その会社が潰れなければの話しだけど。。。笑と言う訳で、新しいホームベーカリーは酷使しても大丈夫みたい。頑張ってもらわなきゃー。
2010年04月29日
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本日、ちょこっとだけ早起きして、隣町の市場まで行って来た。今朝は、朝から暑かったー。さすが漁港だけあって、新鮮な魚がたくさん!タコもイカもどれもこれも欲しくなっちゃう。お目当てのアジは、目が真っ黒でお腹も張っていて新鮮そのもの。いかにも、採れたてって感じ。こんなに目が真っ黒で澄んでいる魚は、スーパーではお目にかかれない。買わなくちゃ。アジはこれからが旬になって値段も下がって来る所だな。今は若干高め。大きさによって、1キロ5ユーロから4ユーロ。イチゴが安かった。大きな奇麗なイチゴが、1キロ1.5ユーロだった。帰って来て味見をしたが、まだ太陽が足りていないようで甘さに欠ける。アンソニー曰く、「アロマが足りない」って。そうね、今までの天気を振り返っても、あまり天気が良くなかったのでまだ甘くはならないね。本当に美味しいイチゴの季節は、これからのようだ。魚売り場でも果物売り場でも同じなんだけど、買いたい希望の量より多く入れられちゃう。それが彼らのやり方なのだろう。きっぱり言って量を減らしてもらってもいいんだけど、もともと安いものだし、それもねえ。。。彼らが渡してくれた量は、2日分には足りず、1日分には多すぎる微妙な量。多く買ってもいいのだろうけど、新鮮なものは必要量だけ買って、新鮮なうちに食べたい。うーん。今度は、少なめに希望の量を言ってみようか。どれぐらい少なめに言えば、彼らのもう少し多く売りたい気持ちを損ねず、私の希望通りになるのかな。今度、実験してみよう。
2010年04月27日
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4月初め頃、グリーンアスパラガスをスーパーで見かけたので買ってみた。ワインのつまみに、アスパラガスのベーコン巻きを作った。アンソニーは、ドイツではホワイトアスパラガスは食べたけど、グリーンアスパラガスを食べるのは初めてだって。その歳で、初めてなの~?でもね、グリーンアスパラとホワイトアスパラの品種に違いは無いらしいから、同じ事か。そう言えば、こっちでグリーンアスパラガスを買ったのは初めてだ。どこでもお目にかかる代物でもないし。家の裏の雑木林で、野性のグリーンアスパラを採っている人がいるけど、私達は採った事はない。すごく細くて、なんだか苦そう。売っているアスパラの方が美味しそうよ。食後、アンソニーが「アスパラガスを食べたので、おしっこが臭う」と騒ぎ始めた。「ああ、アスパラガスを食べると臭いもんね。私も臭うよ。アスパラギン酸の仕業かな~?」と私。私が「アスパラギン酸は、アスパラガスから発見されたのさ。」と偉そうに言うと、「アスパラギン酸といえば、アミノ酸だな。構造式を確かめなくちゃ。」アンソニーは化学者らしい受け答え。あー、嫌だ。アスパラガスを食べたら誰でも尿が臭うと思ったら、そうではないらしい。遺伝によって臭う人と臭わない人がいるんだって。臭う人は、全体の40%程らしい。そして、この臭いを感知できるのはたった1割。ニオイを発しながらも気が付いていない人もいるってことだ。と言う事は、私達夫婦は、アスパラガスを食べてニオイのある尿を出し、さらにニオイを嗅ぎ分ける事が出来る希少なカップルな訳?グリーンアスパラガス美味しかったなー。また食べたいな~。例え、尿が臭っても。。。爆
2010年04月26日
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パイ生地が安かったので買っておいたけど、なかなか使わなくて賞味期限ギリギリになってしまった。どうしよう~?お菓子は太るので止めようか。散々悩んだあげく、、、そうだ~!チキンパイにしよう!!卵の塗り方がかなりザツだけど、こんなのが出来上がりました~↓。カフェ飯みたいだな。中の具を、かなりスパイシーにしたのでワインがぐいぐい行けます。具を作り過ぎパイ生地が無くなってしまったので、残りはおかずパンにした。それがアンソニーのお昼御飯となる。彼はまん丸く焼き上がったパンを見て、「あんぱん(日本語)だね!」と嬉しそう。いやー、あんぱんじゃないと思うけど、、、彼は、中に何か入っているパンを、あんぱんと思っているみたい。まあ、中身のことは「あん」とも言うし、間違いではないが。。。中身は「甘いあんこ」じゃないあんぱんかな?うーん、、、完全否定するのも可哀想なので、「スパイシーなあんぱん」という事にしておいた。
2010年04月23日
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今、うちのレモンが鈴なり。ほら~↓。小さな細い木なのに、黄色で食べ頃の大きなレモンが40個以上。まだ青い実もたくさんある。どれだけ大きいかと言うと、長さが12センチ、幅は8センチ弱。これぐらいになると一個が重いので、細い木が折れそう。育ち過ぎじゃ!重さを軽減すべく、お隣さんにあげようと思ったら、断られちゃった。まあね~、レモンって安いし、ちょこっとあればいいもんね。アンソニーに大量消費を命じられたので、蜂蜜レモンゼリーを作ってみた。レシピは、これ↓。 蜂蜜レモンゼリー by spainの娘かなりさっぱりして美味しかった。脂っこい料理の後は最高。これからの暑い季節にいいかもしれない。うーん、他に大量消費の方法があるかな~?後は、ジャムとか?どなたか、いいレシピを知っていたら教えて下さーい。それよりも、誰かもらって!レモンの花のつぼみもたっくさん付いているの~。つまり、大量消費計画はまだまだ続く訳だ。
2010年04月22日
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先日、テレビを見ていたらテレビショッピングで、面白いクリームを売っていた。『Baba de Caracol』と言う商品名。babaは、よだれの意味で良く使うので『カタツムリのよだれ~?』って即座に思ってしまったんだけど、babaには粘液という意味もあったのだった。つまり『カタツムリの分泌液』と言う名前のクリームなの。テレビでは、クリーム使用後「しみが消える」「しわが無くなる」という映像を見せており、魔法のクリームなのだ。そんな魔法のクリームなら私も欲しいっ!←すっかり、罠にハマった視聴者が一人。どうやらカタツムリの分泌物には、傷を治してしまうような肌を活性化し、新陳代謝を促す成分が含まれているらしい。日本にも、カタツムリの分泌物を使った化粧品があるようだ。知らなかったー。翌日、ショッピングセンターに行ったら、たまたまこのクリームの出店が出ていたので覗いて来た。そんなに高価じゃないので、「買っちゃおうかしら~」と思ったんだけど、その日はそのまま帰宅。アンソニーにその話しをしたら、「我が家の塀にはたくさんのカタツムリがいるじゃないか。それを直に貼付けたら?」と言われた。ムカッ!!そして、こんな話しもしてくれた。アンソニーの姉が、幼少期に肺炎で酷く体が弱っていた時に、医者から「カタツムリをたくさん集めて布袋に入れ、カタツムリの上から砂糖をふりかけ、出て来た分泌物を集めて飲ませよ。高タンパク質なので、体に良いから。」と言われ、義母はその通りに実行したらしい。げーーーーっ!!義姉は、飲んだのね、その分泌物をっ!!たくさん集まると、どうしてもよだれのような気がして来る。気分が悪くなって来た。。。お義姉さん、可哀想。。。そのお陰かどうか知らないけど、快方に向かったんだって。カタツムリパワーか?でも、そんな話しを聞いたら、クリームを買う気が失せてしまった。その翌日雨が降った。塀に現れたたくさんのカタツムリを、アンソニーが集めて来て「ハイっ!使って!」と持って来てくれた。ありがとね~。
2010年04月19日
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この前、近所のガーデニングセンターに立ち寄ったのは月曜日で、花はすっからかんだった。お店の人から「月曜は最悪の日ですよ。週末にすべて売り切れになっちゃうんです。週の中頃来て下さい。」と言われていたのを思い出し、昨日ふと立ち寄ってみることに。。。おお~っ!到着したばかりの鉢植えちゃん達が、たくさん並んでいた~。これらも週末にかけて、売られていく訳ね。可愛いペチュニアがあったので即購入。こちら↓。風車みたい。前から欲しいなーと思っていた種類だったので、ラッキー。これはピンク×白だけど、濃い紫×白や赤×白の組み合わせもあったよ。どれも可愛かった~。やっぱり、花の種類も豊富な、週の中頃が言い訳ね。これはハンギングにするつもり。上手く成長してくれるかな~?今週に入ってから、毎日雨風の強い日が続くポルトガル。雨が止んだと思ったら、また降り出すし。。。変な天気。早いとこ、ハンギング用の鉢に植え替えたいけど、この天気だからね。もう少し待ってみよう。週末にはよい天気になるといいんだけど。。。皆さん、よい週末を!
2010年04月16日
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地元愛好と言う訳じゃないけど、この辺りで採れたぶどうを使ったワインを時々飲む。近所の「Quinta de Catralvos」というワイン工房で作られたワインのラベルが、ある日突然変わって驚いた。「Malo Tojo」となっている。今までの「Quinta de Catralvos」はどうなっちゃったの?Maloと言う名前に見覚えがあった。Dr. Maloは世界的に有名なポルトガル人歯科医師。無歯顎に対し4本のインプラントのみを埋入し、歯を固定する治療法(All-on-4)を開発した人だ。従来はもっと多くのインプラントを埋入しなければいけなかったのだが、この治療法によりインプラント治療が安価になり、治療期間も短い(即日に仮義歯が入る)ということで、世界中からたくさんの患者さんが訪れているとか。彼の治療に関しては、懐疑的な意見を持っている歯科医師も多くいるようだけど、安価になって多くの患者がインプラントを治療の選択肢として考えられるようになった事は確かだろう。リスボンにある高層ビルのMalo Clinicには、クリニックだけじゃなく、世界から彼の研修を受けに来る歯科医師達の研修ルームもある。エステサロンなんかもあるようだ。クリニックの隣りのホテルと提携しており、世界中から来る患者や研修をうける歯科医師達の為の宿泊施設となっているらしい。彼のクリニックは、世界中にあるらしい。うる覚えだけど、アメリカ、フランス、スペイン、モロッコ等(間違っていたらごめんなさい)。専用ジェット機があり、それで世界中飛び回っている様子。今度はアジアにもマロークリニックが進出するらしい。上海、そして日本も!やりてですなー。さて、そのDr. Maloが、ワイン産業にも手を出したと言う訳だ。「Quinta de Catralvos」時代からのワインもそのまま残っているけど、彼の名前の入ったワインが最近市場に出回って来たので買ってみた。これ~↓。お値段は、4ユーロ弱だったかな。勿論、もっとお高い15ユーロぐらいのものもあったけど、やめた。ま、こちらで4ユーロも出せば美味しいワインがあるからね。15ユーロも出せば美味しいに決まっているし、美味しくなかったら怒る。普通のお値段でのマローワインの味を知りたかっただけ。結果、、、うーん、あえてもう買わないかな。。。この辺りのワインにしては、ドライな味。同じ4ユーロでももっと美味しいものがある。彼の名前入りのワインは、やっぱりマロークリニックで売っているようだ。日本語通訳付きのインプラント研修コースがあるらしく、日本から歯科医師団体様ご一行が来ているようだから、皆さんマローワインを買っちゃうんだろうな。日本人、お土産好きだし、日本からわざわざここまで研修を受けに来る歯科医師にとっては、マロー先生は神様みたいなものだからね。マローワインを買って、大切に持ち帰るのだろうなー。こういうお土産を揃えちゃう所も、さすがーマロー先生。彼は臨床家というより、企業家なのだ。
2010年04月15日
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松の花粉の季節が落ち着いたなーと思ったら、今度は落ち葉の季節。。。我が家の庭はもう秋ですわ。ほら~、これこれ↓。コルクの木の落葉。コルクの木って、この時期に落葉するんだよね。風が吹けば、ハラハラと葉が落ちる。ニーナが歩くと、カサカサと音がする。この状況を見ると、「秋だ!」って思っちゃうんだけど。。。今は春なので、なんか変な気分。「落ち葉=秋」というイメージを変える事が出来ずに、はや8度目のポルトガルの春を迎えた。
2010年04月13日
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キッチンペーパーの新しい柄が出ると、すぐ買ってしまう私。先日はこんな柄↓があったので、買ってしまったー。料理は苦手な方なので、キッチンで楽しい雰囲気をつくらないと重い腰を上げて夕飯の準備に取りかかる気になれない。。。だから、小道具を使う。わはは。ちょっとは楽しい気分になったよ。柄の色違いで、紫とグリーンがあったなあ。他の色も買ってみようか。。。
2010年04月12日
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最近、我が家のキッチンに新しいマシーンが増えた。深型ワッフルマシーン。実はそのちょっと前に、薄く焼けるワッフルの機械を買ったばかり。でも本当は厚みのあるワッフルが焼けるものが欲しかったんだよね。でも目の前に現れた安い商品(薄型ワッフル)に飛びついてしまったのだった。そして先日、厚みのあるワッフルが焼けるものが現れたので、収納場所も考えず買ってしまった。ブログ仲間のjoieさんが、プレートが取り替えられるタイプのワッフルマシーンを購入し、それを記事にしていたので羨ましくなった。ワッフルだけじゃなくて、ホットサンド、たいやきも作れるんだって。多分こんなのでしょうか↓?これなら一つの機械で、いろいろ作る楽しみもあるし、収納場所にも困らない。いいな~。我がキッチンには、ホットサンドマシーンにワッフルマシーンが二つもあって、すごい困っているのだ。アンソニーにも指摘されているのだけど。。。どうしよう。。。収納場所よりも、今、一番困っているのは、パンケーキシロップが見付からない事。食い気が先だ。ワッフルにパンケーキシロップをかけて食べたいっ!!ハチミツだとヘビーなのよねえ。。。この近所で、私が行ける限りのスーパーすべてに行ってみたけど、パンケーキシロップは売っていない。アイスクリームにかけるチョコシロップ、フルーツシロップのみ。レストラン業をやっている人が行く大型スーパーにも行ったけど、パンケーキシロップは売っていなかった。やっぱ、ポルではパンケーキは一般的じゃないんだね。今はジャムとチョコレートシロップで食べているけど、やっぱりパンケーキシロップが欲しい。リスボンのスペイン系のデパートに売っているという情報なので、やはりリスボンまで行かないといけないのだろうなー。ああ、パンケーキシロップを求めて30キロ。。。
2010年04月09日
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とある業務用スーパーで、廃食用油、つまり使用済みオイルを廃棄して来た。これが、使用済みオイル回収ボックス↓。上の蓋をあけて、ペットボトルなどに溜めておいた廃油を入れる。すぐとなりに、ペットボトルやプラスティックを入れるリサイクルゴミ箱があるから、オイルを廃棄した後も便利。この廃油がバイオディーゼルに変わるのね~。なんだかいい事をした気分。でもさ、この回収ボックスはどこにでもある訳じゃないし、そのスーパーに行くのは何ヶ月かに一回程度なので、我が家は5リットルのペットボトルに廃油を溜めている。廃油を溜めておくのも面倒くさいなーと思う時がある。もっと身近な所に回収ボックスがあったらいいのに。。。それはそうと、近所にあった「古着のリサイクルボックス」は消えたまま。。。車のトランクに入れたままの古着一袋は、記事を書いた翌週にはゴミ箱へ。誰かが着てくれるのなら、、、と思って選んだものもあったので、ちょっともったいなかったけど、やっぱりもう着ないんだよね。「捨てれば忘れる!」と思い直し、あっさり捨てちゃった。さて、今までとあるコーナーを占めていた廃油ペットボトルが無くなったので、また新たに廃油を溜めて行く事にしますかね。本当は、年齢的にもフライなど油を使った料理を控えた方がいいんだけど。。。
2010年04月08日
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イースター休暇もあっという間に終わっちゃった。今年は訳あって、アンソニーの実家には行かなかったので、休暇中毎日、自分たちでワインに合う料理を作る事になった。キリストが十字架にかけられたとされる、聖金曜日。カトリック教会は断食をするとか。。。まあ、完全な断食ではないにしても、カトリックの人が多いポルは、その日は肉は食べない習慣があるらしい。アンソニーの実家でも、その日はいつも「バカリャウ(干し鱈)料理」を食べる。「よーし、それなら私も作ってみよう!」と言う事になった。ポル名物のバカリャウ、私の作れる料理は数少ない。だから、最近目についた新しいレシピに挑戦~。これ↓。実はこれ、レシピとはちょっと違う味付けになってしまった。だいたいポル料理って、多くのレシピはかなりシンプルなので、その通りに作ると、出来上がりがインパクトが無い料理になってしまう。自分のイメージする味と違ったので、にっちもさっちも行かなくなり、アンソニーにアドバイスを求めた。パンチの効いた、複雑な味付けが好きなアンソニーは、味見をするなり、必要なスパイスを指摘してくれた。その通りに使ってみると、あら不思議~。すごく美味しくなったよ。目出たし、目出たし。トマト味のバカリャウは、農家の赤ワインとぴったりだった。うまうま~。次回、アンソニー不在で同じ味を出せるか不明。。。
2010年04月06日
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春ですな~。20度以上のぽかぽか陽気。花の苗が買いたくなる季節。花の苗を買う前に、買ってしまった鉢とスタンド↓。しばらく放置状態だったけど、遂に花を植えてデビューした。花はガーデニング初心者向きのペチュニア。「また!ペチュニア!!」なんだけど、これからの季節、ポルの暑い日差しに耐えられると言う事で買っちゃった。今まで持っていなかった色だから、まあいいか。。。3色色違いの苗を購入。スタンドは、本当はもっと背の高いものが欲しかったんだけど、出会わなかった。背が高いと風で倒れたりするかな?我が家の前方(鉢を置いてある場所)は風が強いから、背が低いスタンドの方がいいのかも。花の周りの石は、「ニーナよけ」。柔らかい土があると、鼻っつらを突っ込み、掘り返してしまうので用心しなくてはいけない。海岸に行って拾って来た。今回も、花を植えてから2日間、鼻を突っ込んだ後があったので、石の数を毎日、少しずつ増やしたんだ。今のところ、「ニーナよけ」は有効みたい。花の苗は、ニーナの攻撃、強さを増す太陽光線からサバイバル出来るだろうか?なんたって温室育ちだからね。水やりをしながら、見守りたいと思う。頑張ってくらさーい。
2010年04月05日
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昨夜、3Dで『アリス・イン・ワンダーランド』を観て来た。日本では4月17日公開予定のティム・バートン監督の最新作。やっぱりジョニー・ディップって、エキセントリックな役で光るよねー。彼って格好いいと思うんだけど、それを使った普通の役よりも、奇抜なキャラが良く似合う。『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』でもそうだったし、『パイレーツ・オブ・カリビアン』もそうだよね。強烈なキャラのある役。さすがです。他の映画の予告編をみていたら、アニメーションを使ったほとんどすべての映画が3Dになって来ている。これからは映画は3Dの時代なんだね。今は新作映画も少し待てばすぐDVDが出るから、映画を3Dにして映画館に行かせて稼ぐようにしている訳だ。家庭で3Dが観られるようになるのは、まだ先のことだろうし。。。今回は映画終了後、専用メガネを出口側にある「リサイクル回収ボックス」に入れて来たよ。前回『アバター』を観た時は、そのまま持ち帰って来ちゃって、結局家で捨てたんだった。メガネ再利用可にして、料金値下げしてくれたらいいのに。。。一回使用で終わりなのは、ちょっともったいない。映画は、映像も奇麗で面白かった。ディズニー映画だけど、大人の方が楽しめるような気がした。皆さんもティム・バートンのワンダーランドに迷い込んでみてください~。
2010年03月31日
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リスボンのメインストリートで、人だかりを発見。野次馬根性で近寄ってみると、黒い服を着た若い女性グループ↓が、パフォーマンスをやっていた。黒のスーツ、黒のストッキング、黒の靴、ある人は黒いマントも着けている。アンソニーに聞いたら、これは「tuna」と呼ばれる集団らしい。私の役に立たない辞書で調べてみると『放浪の学生音楽グループ』と書いてある。なんのこっちゃ?まあ、音楽サークルみたいなものでしょうか?ギター、タンバリン、ドラムなどを演奏し、歌を歌っていた。タンバリンの彼女が前に出て来て、脚をあげたり、床に寝転んだりして、タンバリンを叩きながら踊っていた↓。短いスカートで脚をあげていたから、おばさんちょっとドッキリしちゃった。時間が無くてすぐに立ち去ってしまったから、どんな音楽を演奏していたのかいまいち記憶に残っていない。アンソニーは、前に担当していた女子学生から、所属していたtunaのCDをもらった事があるらしい。そのグループ名は「tuna・maria」。笑聴きたいーっ!と思ったら、すでに廃棄してしまったとの事。ああ、残念。今度チャンスがあったら、しっかり聴いてみようと思う。
2010年03月30日
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今日は、ちょっとびっくりした話を。。。週末にニーナを連れてハイキングに行った時の事。駐車場近くの標識に、変な模様が付いているのを発見。近くによってみると、、、向こうの空の色が見える~。これって、銃弾が打ち込まれた痕?今まで何回も同じ場所を訪れているのに、気が付かなかった。最近の出来事なのかしら?自然の中でのハイキングは清々しい気分になるけど、行き帰りにこの標識を見ると気分が盛り下がってしまう。違法で手に入れた人達の試し撃ちに、道路標識が使われたのかな?なんだか物騒な話だなあ。
2010年03月29日
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リスボンの路地裏。あまり人が入らなそうなオモチャ屋さんがあった。ショーウインドーには、何やら楽しそうな飾り付けが。。。どれどれ~と覗いてみると、すごいものがっ!キティーちゃんに変身出来るかぶり物↓。ポルでも、キティーちゃんは人気の様であちこちで見かけるようになった。でも、これは初めて。。。もらったお子様は嬉しいのかなあ?
2010年03月26日
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月曜日、買い物に行ったついでに外の郵便受けを開けたところ、、、たくさんの手紙や広告が突っ込まれていた。「そっか、金曜日の分も溜まっていたのね。」と納得。金曜は、腰痛で動けず、家から一歩も出なかったので、郵便受けを見なかったのだった。金曜日から郵便受けに入ったままであろう一つの封筒には、大小3個のかたつむりがくっ付いていた。大きいかたつむりは2センチ以上。ひゃ~。その重さで、封筒がたわんだよ。被害を受けた封筒は、こちら↓。かたつむりって、紙を食べるんだね。時々、封筒だけじゃなく、大事な手紙部分も喰われる事があるからね、気を付けないと。。。知らないうちに、かたつむりが「お邪魔してま~す。」って郵便受けの中に住んでいるんだよねー。発見した時は、引っ越しをお願いしているんだけど。。。郵便受けは毎日チェックしないといけないな。
2010年03月23日
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昨日は天気が良かったので、ニーナを連れて山歩きに行った。リスボン南部の「スピシェル岬」の近く。普通、恋人や家族がドライブに訪れるのは、写真の頂上部分。ここは、延々続く海岸線が見える絶景である。でも私達が山歩きに行くのは、ちょうどこの写真が撮られた辺りなのだ。つまり、「スピシェル岬」とは反対側。いつもはあまり人にすれ違わないのだけど、今回はいつもより人が多かったですぞ。看板なんかも立っちゃって、どうしたの?看板には、この辺りには恐竜の足跡があるんだと書いてある。今まで、その事は知っていたけど、何処にあるのか説明不足で分からなかったんだ。そしたら、目の前の崖の地層に足跡がたくさんあるんだって。(最初の写真の傾斜した地層部分)説明によると、1億5000万年前~1億4000万年前のジュラ紀の地層のよう。へええ、知らなかった。でも対岸から肉眼では良く見えない。見える足跡らしきものは、植物が茂っていて緑色になってる~。アンソニーが「次回は望遠レンズを持って行く」と張り切っていた。でもさ、役所のホームページでもイマイチ足跡が分からないんだから、家の望遠レンズでも無理なんじゃない~?でもね、山歩きの最中にも触れる所に恐竜の足跡があるの。看板の説明通りに歩いて行ったら、簡単に足跡を発見出来た。体長1.3メートル程の二足歩行の恐竜の足跡。今回は写真は無いので、次回に。発見出来て嬉しくて、その足跡が消える所まで追いかけて行ったけど、この場所も傾斜がすごくて、ちょっときつかった。今まで何度も行った場所なのに、恐竜の足跡には気が付かなかったのは、説明看板が無かったからだ。今回、看板が出来ていたのは、「ユネスコ世界遺産に立候補」していることもあるらしい。なるほどね~。そう言えば、去年地元の新聞で取り上げていたな。道理で、訪ねる人も多くなった訳だ。それにしても、大昔、恐竜達が平地(沼地)に付けた足跡が、今は切り立った高い山の崖部分に出て来ているなんて、大地のエネルギーのすごさを感じた。興味のある方は是非、運動靴で行って下さい。
2010年03月22日
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ドイツ国際平和村の報告日記は一応終了したのだけど、写真を見ていたら思い出したことがある。今日はそのことについて。これは、平和村へ通じる道路にある「洋服と靴のリサイクルボックス」↓。近所の人が、使用しなくなった洋服と靴を入れ、再利用する為の回収箱。平和村だけで所有している場合もあるし、他の施設と共有している場合もあるそうだ。平和村の本部に大きな倉庫があって、そこで「状態の良いもの」選び、再利用する。倉庫には、大きな入れ物にズボン、シャツ、コート、そしてサイズ別にきちんと分けられており、子供の居る施設の方で、「どのサイズの何が欲しい」と言うとすぐ届けられるようになっている。さらに、平和村は2つのリサイクルショップを経営しており、そこからの収益も子供の為になっているのだ。1軒はオシャレなリサイクルショップだそうで、リサイクルの洋服を仕分けする人は「ファッションに敏感でなくてはいけない」んだって!へええ~。子供達が帰国する時には、新しい洋服(と言ってもリサイクルだけど)を着せて帰すんだそうだ。久しぶりに家族に会うのだからね、奇麗な洋服で帰したいというスタッフの心遣いなのだろう。とにかく、あそこではリサイクルボックスが役に立っているのだ。この写真を見て、近所に同じ様なリサイクルボックスがあることを私も思い出した!早速、長い事袖を通していない洋服で状態の良いものを選び出した。捨てるにはもったいないけど、「何処かで誰かが使ってくれれば。。。」と思ったら、まだ着れそうな服も惜しくない。バンバン選び出したら、大きな紙袋一杯になった。また袋の中を見直してしまうと、「もったいないかしら?」と決心が鈍るのでそのまま車のトランクに入れて、リサイクルボックスのある場所へ行った。去年の夏にも同じ事をして、袋2杯の洋服をリサイクルボックスに入れたのだった。が、、、無いっ!スーパーの近くに2カ所あったはずなのに、2カ所とも無い。その近所の人にも聞いたけど、無くなったことは知らないって言われたー。撤去されたのかな?うえーん、折角勇んで行ったのに。。。そのまま持ち帰って来た私に、アンソニーが「捨てちゃえば?どうせ着ないんでしょ?」と一言。それはそうなのだけど、「役に立つならと思っていたのに、捨てるのかー」と思うと捨てられない。ああ、、、どうしよう。アンソニー曰く、「ボックスにゴミなど入れる悪い人がいるから、撤去されたんじゃない?」とのこと。日本では洋服も家電もリサイクルショップがあるけど、ポルってそういう店を探すのは難しいよね、って話になった。ポル人は、お金が無いと言いつつも新しいものが好きなんだって。1週間経って、リサイクルボックスが無くなったままだったら捨てる事にしようか。と言う訳で、袋一杯の洋服は車のトランクに入ったままだ。
2010年03月18日
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ドイツ国際平和村での主な活動は以下の3つ。1)子供達の治療。母国で治療を受ける事ができない重症や重病の子供達の治療をヨーロッパで行う。2)現地での活動。現地の医療状況向上を目指したプロジェクト活動を行う。3)平和の為の教育。平和への感心を高める教育を行う。難しい事はよそう。スタッフの話が興味深かったので、載せる事にする。スタッフの希望は、いつも通り「平和村が無くなる事。平和村が存在しなくてもいい様な世界になって欲しい。」とのこと。では、「これからの私達に対する希望は何ですか?」と聞いてみた所。。。しばらく考え込んでから、、、「近くの人と仲良くして欲しい。日本も今、いろいろな事件が起こって殺伐としていますね。家族や友達、同僚など近くの人と、個人間で紛争を起こしてどうするのか?小さな個人レベルでの平和が、大きな世界の平和に繋がるのではないでしょうか。。。」なるほどねえ。。。33歳日本人女性スタッフの言葉に感心したわ。私達に出来る事、まずは個人の小さな世界での平和を築く事なのかもしれない。平和村報告、終わり。
2010年03月17日
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ドイツ国際平和村への訪問は、今回で3回目。だいぶ、余裕を持って子供達を観察出来るようになった。男女別々に、グループごとにやって来て、一緒に遊んだ時の事。まずは15人の女の子グループと接して感じたのは、、、学生達が歯磨きダンスを披露して、その後「みんなで一緒に踊ろう!」と椅子に座って見ていた子供達を誘い出す訳なのだけど、足が悪いのにもかかわらず率先して前に出て来てくれるのは、アンゴラの女の子達。彼女達は、松葉杖放置状態、車いすの上でも、飛び跳ねながらダンスをしてくれた。やはり、アフリカの赤土の上をダンスしていた血が騒ぐのだろうか。そして、恥ずかしいから嫌だと、最後まで椅子に座って見ていた数人は、中央アジアの女の子達だった。うーむ、なるほど~。同年代の子供たちだけど、国によってずいぶん違うのねえ。その後の折り紙は、皆好きだったみたい。ユリを折ってあげたら、アンゴラの女の子が耳の上にさしていた。良く似合っている~。学生の教える通りに、すごく丁寧に紙を折り、完璧さが光っていたのは中央アジアの子だった。次に男の子グループ。学生の一人が、ニコンの一眼レフを持って来ていたのだけど、彼が誰か一人の少年にカメラを触らせて、他の子供の写真を撮らせた事から大騒動になった。皆「自分も触りたい、写真を撮ってみたい!!」とカメラに群がった。ほとんどがアンゴラの子だったので、私はポルトガル語で注意したり、追い払ったり。。。カメラの持ち主の学生は、「いつカメラを落とされるんじゃないか」と顔面蒼白。仕方が無いので、一人ずつ、一回シャッターを押させる事にした。ここが女の子との違いよね。女の子は機械に触りたいとは思わないけど、男の子は機械に興味津々。でね、面白いのが年長のアンゴラの子供達のポーズ。中指と薬指を折り曲げて、手の甲を相手に見せながら両手を胸の前で、交叉させるの。そして、上半身を引き気味にして、ポーズをとっている。しかも、子供達はスキー帽をかぶっているし、肌は黒いので、「これって、ラッパー?」って思ってしまった。きっと彼らのモデルになるスターがいるんだろうな。可愛いでしょ?そして、仲間が写真を撮るんだけど、それをみんなが見たがるし、時間がかかるかかる。。。毎回、子供達にガーガー言って、おばさん疲れちゃったよ。やっぱ、男の子は折り紙より、カメラだったなあ。子供達が撮った写真は、勿論ぶれぶれの写真ばかり。。。「これどうするよ?」って話になった時に、いい事を思いついた!「これで写真展するのってどう?平和村の子供達が撮った写真展!募金箱おいてさ!」と私。あの施設では、勝手に子供達の写真は撮れないし、許可無く公開も出来ない。子供の人権問題があるからね。今回も、私達のクループで一台だけカメラの持ち込みを許可してもらった。それは自分たちの活動記録のためということで。。。それ以外の皆は、施設内で子供の写真撮影をしていないのだ。(私も、子供達の写真はない)子供達が撮った写真はぶれぶれで、誰が誰だかはっきり分からないので、公開の許可がすぐ降りると思うけど、ダメかなあ。。。悪いアイデアじゃないと思うんだけど。。。あ、でもその写真展には、「子供にカメラを奪われて泣きそうな顔」のカメラの持ち主の顔写真が必要だ。それを撮っていない事が悔やまれる。。。
2010年03月15日
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私達のチームの、ドイツ国際平和村での学生達の働きはすごい。学生達の居ない訪問は考えられない。彼らは知恵を絞って、どんな事をしたら子供達を楽しめさせる事が出来るか、毎年出し物を考えて来る。今年は、クイズ、折り紙、歯磨きダンスなど。全部ドイツ語でやるんだからすごいよね。(ちなみにドイツ語学科ではない)歯磨きダンスの歌は、NHKの「みんなの歌」からで、ドイツ語で替え歌にしたようだ。学生達でカラオケに行って、ドイツ語で歌って、録音して来たらしい。すごい良く出来ていて、「プッツエン(磨くというドイツ語)、プッツエン!!」ドイツ人の大人も歯ブラシを持って口ずさむ程。今年の学生は、女子4人、男子2人。女の子達は、歯のお面をつけて歯磨きを持ち、男子は虫歯を作るバイキンの役。男子は頭に角を付け、おしりには長いシッポ。まずは学生達がダンスを披露して、その後みんなで踊ろう!という設定。何組かに分けて子供達が訪れる。最初は、6歳から12、13歳ぐらいまでの女の子達。皆、ダンスに手を叩いて大喜びだったが、一人だけバイキンをすごく怖がっている10歳ぐらいの女の子が居た。男子生徒は、「僕が彼女を怖がらせてしまったんですねー。」としょんぼりしていた。他の子は面白がっていたし、その子の感受性の違いなのかとも思った。アンソニー曰く、「何かトラウマがあって怯えていたんじゃない?」。ああ、そうか。あのアンゴラの女の子は、かつて怖い目に遭ったのかも。。。そう言う事も考えないといけないのね。難しい。。。私も失敗を犯してしまった。学生達のクイズやダンス披露の間、子供達は椅子に座っている。学生が一回目のダンスを披露した後、「さあ、みんなで一緒に踊ろう!」と言う事になって、子供達を前の方に誘い出すのだ。私が何気なく最初に誘った子は「足が悪いから、前に出られない。踊れない。」と断った。しまったーっ!!そうだった。子供達が座って無邪気に笑っていたので忘れていたけど、ここにいる子供達は足の悪い子が多い。すごい割合で、車いすや松葉杖を使っているのだった。足が悪くない子=一見、健康そうに見える子は、内臓疾患らしい。人工肛門になる子も多いとか。。。そうなんだ、ここにいる子達は皆、健康上の問題を抱えている子達だったんだー。でもね、断った子は恥ずかしいからであって、他の子が踊るのを見て最終的には踊りに参加してくれたの。松葉杖の子は、それを床に置いて、ぴょんぴょん飛び跳ねながら前に出てダンスをしてくれた。車いすの子も前に出て、車いすの上で飛び跳ねながら踊ってくれたんだ。皆楽しそうだった。足が悪い事を忘れてダンスに誘ってしまった私がバカなのだけど、最終的にはそれでもよかったのかな。見て見ぬ振りをするのがいいのか、人にもよるとは思うけど。難しいな。いつも一緒にいる訳じゃない私達は、子供達の事を全く知らない。国も違うし、宗教も違う。イスラムの子、思春期の子もいるので服装は気をつけるようにと、ミニスカートを着替えさせられた女子学生もいたなあ。そんな何も知らない私達がたまに訪ねて、彼らの生活を邪魔しているのか(私達の訪問で、授業が休みになる場合もあるらしい)、、、という意見も出た。毎年、皆でこれで良かったのか、、、と海より深く考える。今頃、皆も一人になって考えているはずだ。そんな私達を思いやり、スタッフは「皆さんの訪問は、脱日常で子供達にとっても良い事なんですよ」と言ってくれた。この言葉に救われた。「プッツエン、プッツエン!!」と歯を磨いている子供達が、少しでもいることを祈ろう。
2010年03月11日
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ドイツ国際平和村での事を日記に書きたいのだけど、なかなか書けない。いろいろなものを見て、いろいろな事を感じたはずなのに。。。私のつたない表現力では伝えきれないから、書けないのだろう。ま、気を取り直して、簡単に報告。平和村には常に、250人から300人弱の子供達が居る。子供達は、アンゴラ、アフガニスタン、カザフスタン、タジキスタン、グルジアなどから集まって来る。私達が行った時は、中央アジアから来た子供達の入れ替え(治療が終わり帰る子供達、これから治療を受ける子供達をチャーター機で送る)の時期だった。到着後、感染症の有無が分かるまで、子供達は隔離される。実際隔離中だったので、中央アジアからの子供は少なかった。だから、今回接した子供達の80パーセント以上がアンゴラからの子供達だった。アンゴラの子供達の入れ替えは、8月あたり。いままでにこんな事はない。日本から来る学生達は、片言のドイツ語を勉強してくるので、子供達と接触する事が出来る。まあ、私はアンゴラの子供達にはポル語で話しかけるけど、ポル語で話しかける必要は無い程、子供達は皆ドイツ語を達者に喋っている。まだドイツに来て3ヶ月だというのに、なんて上手なの?私が、ドイツに1年半いても、こんなに喋れるようにはならなかった。子供の能力ってすごいわ~。だって、同じアンゴラ出身の子供同士で、ポル語じゃなくてドイツ語で喧嘩しているんだもん。あそこでは、ドイツ語が共通言語だものね。幼い子程、長期滞在になるほど、自分の国の言葉を忘れることもあるようだ。来たばかりのアフガニスタンの子は、勿論ドイツ語が全くわからない。年を聞いても分からない。皆で身振り手振りで、それらしきものを聞き出したけど。。。こんな子も、2ヶ月ぐらいでドイツ語がペラペラになるんだなー。今回、たくさんのアンゴラの子供達と接して、私はかつてポルトガル植民地であったアンゴラの事を何も知らないんだなーと思った。ポルトガルには、たくさんのアンゴラからの移民が暮らしている。ここで生活が厳しい人も多いとは思うけど、ある程度の文化レベルの生活をしている人も多いはずだ。でも、私達が接触して来たのは、自国では絶対治らない病気にかかっている子供達、地雷などを踏んで車いすや松葉杖の子供達なのだ。それでも子供達はすごく明るい。元平和村スタッフのアキさんが書いたアンゴラレポートを読んで、アンゴラの事をすこし垣間みた様な気がした。つづく。。。
2010年03月09日
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土曜日の午後、ドイツ国際平和村での活動を終えて、無事ポルへ帰国した。ポルからの出発当日は、気温が高くて日中20度近くなったんじゃないかな。バタバタ出掛けて、マフラーを忘れてしまった。汗をかきかき、こちらからダウンコートを着ていったけど、ドイツはすごーく寒かった。マフラーが無いので余計寒い感じだった。滞在中は想像したより天気が良くてラッキー!最後の2日間は雪が降っていたのよ~。翌日起きたら、雪が5センチ程積もっていた。雪がちらつく中を帰国したら、やっぱりポルは暖かかった。今回も平和村の子供達と大学の若い仲間達に元気をもらって帰って来た。子供達とダンスをしたり、遊んだり、演劇も観に行ったし、若者達とは恋愛話や将来の話などの相談おばさん役になったり。。。毎日、頭が興奮していてゆっくり眠れなかった。これほんとの話。また田舎に戻って来て、ゆっくりした時間の中で生活するので、たくさんの思い出を咀嚼する事が出来る。まずは気温差に体を慣れさせなくては。。。また、ちょぼちょぼ思い出話を書いて行きますかね。。。とりあえず、帰国の報告でした。
2010年03月07日
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