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来店されたお客様の症状です。学生の方で、バスケの部活中に相手と接触したそうです。運悪く、首の上から相手に乗られるような形で転倒したとの事。その時は良かったのですが、あとから気分が悪くなったり呼吸が苦しくなったそうです。通常は、むち打ちや首の捻挫かと思いますが、このお客様の場合、そうではありませんでした。背中や肋骨の筋肉が防御反応で硬直し、肺が広がるのを妨げてしまっていました。これは、伸張反射という現象です。当ブログでも何度か紹介済みです。体を守るために、筋肉が固まるのです。ですから、また筋肉を伸び縮みするようにバランスを取ると呼吸は楽になりました。最初お電話で、経緯を聞き、このようなケースでも対応してくれますかと聞かれ、迷ったのですが受けて良かったです。普通は、むち打ちや首の捻挫と思われますので、整体では良くなりません。ですが、実際に姿勢を見たり、触診したり、お話を詳しく伺うと、可能性があると思いました。結果、お客様に楽になってもらえ良かったです。怪我と思われる場合、受けるか受けないか判断が難しいです。今回は、年末で病院も休みかと思い、少しでも緩和できればと思い、受けましたが、年末で無かったら断っていたかもしれません。勉強になりました。
2018年12月31日
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来店されたお客様の症状です。運動をしていて、首が寝違えみたいに痛くなり、下を少しでも向くと痛いそうです。走っていて急に180度ターンをしたときに痛めたのだとか。原因は、おそらく伸張反射という現象によるものです。これは過剰に伸ばされた筋肉が、損傷を防ぐために防御反応で縮む現象です。しかし、損傷は回避できても縮んでしまった筋肉が元に戻らずガチガチになってしまう事があります。お客様は、準備運動不足で痛めたとおっしゃってました。しかし、体を触っていくと、そういえば前から投球時に肩が痛かったとか腕が上げ辛いとか、いろいろ問題が発覚しました。こうなると、運動する前からあちこち固まっている状態です。ちょっと体を動かしても筋肉が伸ばされすぎてしまう可能性が高まります。元々こういった状態を放置しておいて痛めやすい環境でした。とご説明しました。施術の結果は、全身コースをおすすめしたのですが、部分コースを選択されたのもあり、結局、首の痛みは残ったままでした。元々、肩が上げづらかったりしたのですから、全身を整えていかないと改善は難しいです。肩の可動はアップし軽くなりましたので、自然と首の症状が改善することも期待できますが、全身を整えた方がより期待はできます。部分的な症状でも他の部分が影響していることが、多々あります。我々のようなお店で部分的な施術を利用し、たとえ改善したとしても一時的でしか無い場合があります。部分的なコースは、あくまでも軽い症状に対してのものです。慢性的な痛みや急性の痛みには向いておりません。これは、クイックマッサージでも同じです。安物買いの銭失いにならないようご注意ください。
2014年10月28日
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来店されたお客様の症状です。首を動かすと痛みが出るそうです。特に横に倒すと痛いのだとか。この場合、問題は肩甲骨の動きでした。動きが悪いので間接的に首の動きを制限させていました。ですから肩甲骨の動きを出すと、首の動きもアップしました。
2012年06月03日
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来店されたお客様の症状です。左を振り向こうとすると首が痛いそうです。それ以外にも腕が痛むそうです。腕は、じっとしていても痛く、聞けば仕事で使いすぎたのだとか。実はこの2つの症状が連動していました。腕から首がロックされていたのです。試しに腕のあるポイントを押さえて左を振り返ってもらうと、最初よりスムーズになりました。これは腕からロックされている証拠です。ですから腕を指先からしっかり整えると、首はそんなに触らなくても楽になりました。このような場合、首だけを触っても何ともなりませんし、痛いばかりですのでご注意下さい。
2012年03月24日
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来店されたお客様の症状です。下を向くと首が痛いそうです。ご本人は頚椎ヘルニアを患っており、その影響ではないかとおっしゃってみえました。しかし、そうではありませんでした。通常、頚椎ヘルニアは首を上に向けると神経圧迫が起こります。これは、上を向くことにより骨と骨の間が縮まり、ヘルニア部分が神経を圧迫する為です。逆に下を向けば、骨と骨の間は広がり、神経圧迫は起こりにくくなります。ですから、頚椎ヘルニア以外が痛みの原因と推測されました。で、調べていくとこのお客様の場合、背中の筋肉が縮まり過ぎていることが原因でした。それを避けるために、自然と首が前に落ちています。そうすることで、少しでも背中の筋肉を伸ばそうとしているのです。ただでさえ、首が下を向いているのですから、それ以上下を向こうとしてもできません。筋肉が伸びないので痛みが発生します。ですから、背中の筋肉を整え、背中に負けていたおなかの筋肉を動かし、一時的に筋力アップさせると楽になりました。今回のパターンは、原因が首ではありませんので、いくら首を触っても楽にはなりません。ご注意を。ちょうど図の左側の方の姿勢でした。
2012年03月19日
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来店されたお客様の症状です。数日前から左を振り向くと右の首が痛いそうです。診ていくと、腕がパンパンでした。これが痛みの原因でした。試しに腕を指で押さえて左に振り返ってもらうと先程よりはスムーズです。つまり、腕が間接的に右の首を引っ張っているのです。ですから腕を中心に整えると、首の動きが楽になりました。仕事で腕をよく使用する方は、要注意です。
2012年02月16日
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来店されたお客様の症状です。数日前から、下を向くと首が痛くなってしまったそうです。いろいろ調べていくと、どうも首が原因ではない様子。腰の骨の動きが悪い為に、間接的に引っ張られて首が動けなくなっていました。ですから、腰の骨の可動をつけることで首が動くようになりました。何度も繰り返しますが、痛みの出ているところが原因ではない場合が多いのです。ご注意ください。
2011年12月15日
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来店されたお客様の症状です。上を向こうとすると首が痛くて向けないそうです。その原因は、首ではありませんでした。猫背で背中が丸まっている為、上が向けなかったのです。背中が丸まった状態で首だけが上を向こうとしても向けません。試しに、皆様も背中を丸めた状態で上を向こうとしてください。きっと途中で止まってしまうはずです。無理に向こうとすれば痛みが出るという訳です。
2011年10月20日
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といった事が可能です。筋肉はつながっていますので、頭の筋肉を緩めることで首の筋肉も緩んできます。それにより首の骨の調整がやりやすくなります。場合によっては、頭の筋肉をを緩めるだけで首の骨がかなり整う事も。首がガチガチの場合、周りの筋肉を緩めることで首の調整が楽になります。ですから、皆様もどこかつらいコリを感じたらその周りの筋肉を緩めてみてください。つらい部分だけを揉んでいるより楽になりますよ。
2011年09月05日
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来店されたお客様の症状です。右の首から肩にかけてのハリがひどく、左へ首を傾けると痛いそうです。診ると、右肩があがってしまい、触った感じもカチカチになっています。原因を探っていくと、どうも右の前鋸筋(ぜんきょきん)が縮まっている様子。その筋肉は、ボールを投げたり腕を前に出しているとよく使われます。これが縮まることにより、右肩を前に丸め込んでしまい、結果として右首から肩の筋肉をガチガチにしていました。ですから、そこを整えると、肩甲骨が正しい位置になり、ハリが無くなりました。いつも言いますが、気になるところだけを徹底的に触っても解決しない場合が多いです。今回もそのパターンです。気になるところを揉みほぐせば、そのうち怪我します。ご注意を。
2010年08月03日
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首がガチガチでお悩みの方も多いはず。ですが、いつもお話しするように、つらい所だけが問題ではありません。首がガチガチにされていると表現したほうがわかりやすいでしょうか。図の左側の様に猫背で首が前に出ていると、当然首もガチガチになります。だからといって首だけ触っても問題の解決になりません。その場は楽になっても、悪い姿勢は改善されていないのですから、すぐに首がガチガチになってしまいます。そうなると、全体のバランスを整えないと根本的な解決にはなりません。
2010年05月16日
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来店されたお客様の症状です。めまいと頭痛がひどく、薬を飲んでも治まらないそうです。以前、同じような症状になった時は、倒れて病院へ運ばれたのですが、異常なしだったそうです。来店時もめまいでフワフワしている状態です。病院で異常なしとなりますと、我々の方法で解決できる可能性が高いです。詳しく診ていくと、首の骨がまっすぐ気味になっています。いわゆるストレートネックというものです。こうなると首の骨のゆがみにより、顔や目の神経が圧迫されている可能性があります。さらに、鼻の状態が良くないらしく、深い呼吸ができません。ストレートネックにより、気道が狭まり、酸欠状態でめまいが起こっている可能性も出てきました。どちらにしても、骨格のゆがみにより、めまいと頭痛になっているのでしょう。そこで、体のバランスを取り、まっすぐになっている首の骨にカーブを作ると、楽になりました。めまいと頭痛もなくなったそうです。こういった事もありますので、ご注意ください。
2010年04月14日
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来店されたお客様の症状です。寝違えたのか2日ほど前から、下を向くと首が痛いそうです。診ると上部の胸椎が前わんしています。その為、首を下に向いたときに後わんしてくれず痛いのです。つまり筋肉が固まっているのではなく骨が固まって動かないのです。こうなると、体のバランスを整えないと無理です。ですから首だけでなく全身のバランスを取ると楽になりました。
2010年02月28日
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今日は、担当したお客様のほとんどが寝違えみたいに首が動かなくなっていました。これだけ続くとこうした症状が気候の変化などでおこりやすいのかも知れません。そうしたお客様に共通しているのは、けっして首だけの問題では無いことです。肩や背中や腰などあちこち固まって、首に影響がでていますので、首だけを触れば解決するものでもありません。全身を整えないと無理です。ご注意ください。
2010年02月27日
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肩コリを我慢していたら、首が動かせなくなってしまったそうです。こうなると縮まった筋肉をストレッチすることができませんし、首を動かしての調整ができませんので非常に症状を改善するのは困難です。そこで、上部の胸椎を操作して首の調整を行いました。これで痛みを感じることなく、首の動きが回復しました。痛いときに痛いことをしても良くなりませんのでご注意ください。
2009年12月21日
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来店されたお客様の症状です。首を回すのがつらいそうです。診ると、上部胸椎の1つが大きくズレています。どうやら、その骨が正しい位置にない為、首をうまく回せない様子。ですから整えると首はスムーズに回りました。骨が正しい位置に無かったので、関節がしっかりと動かなかったのです。
2009年11月15日
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来店されるお客様で首・肩コリでお悩みの方が非常に多いです。そういった方の姿勢で多いのが猫背です。しかも、体の中心から首だけが極端に前に出ています。こうなると頭の重みを首の細い筋肉で支えていますのでつかれて仕方がありません。首・肩だけをもんでも一時しのぎで、この姿勢をなんとかしないと楽になりません。こういった場合は、全体のバランスを整えて楽によい姿勢ができないと解決しません。ご注意ください。
2009年11月10日
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来店されたお客様の症状です。肩コリがひどいと頭痛になるそうです。薬を飲んでも効かないそうです。診ると、左肩が大きく下がっています。どうやらこれが影響している様子。体を傾かせていたのは左の骨盤です。大きく前に傾いています。ですから、体のバランスを取ると楽になりました。頭痛の原因はいくつかあるのですが、今回は体の歪みが問題でした。左の首から肩の筋肉がずっと引っ張られているので疲れて力が出ません。頭にも筋肉はありますので、間接的に引っ張られて痛くなります。こうなると下がっている左肩を戻さないと楽にはなりません。
2009年06月28日
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来店されたお客様の症状です。よく左の後頭部が痛くなるそうです。脳に異常があるのではないかと思い、病院で検査を受けたのですが、問題ないそうです。診ると、左右の肩甲骨の位置が大きく違います。右は前へ、左は後ろへ出ています。さらに左肩が下がっています。こうなると左の首から肩の筋肉が伸びきってしまい力がでません。ですから体を整えて肩甲骨を正しい位置に戻すと楽になりました。この場合は筋肉が縮まっている訳ではありませんので、その部分をマッサージしたり湿布を張っても効果はありません。ためしに皆さんもどちらかの肩を大きく下げた状態でしばらく保ってください。首から肩が辛くなってくるはずです。
2009年03月07日
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かなり激しく首の筋肉が収縮しており少し触るだけでも激痛です。こうなると首は触れません。肩甲骨や骨盤を操作して首の骨を整えないといけません。で、これらを操作すると、ようやく首を触っても大丈夫になりました。あとは少し首のリンパを流すと、首を動かしても楽になりました。こうなってしまうと本人ではなんともなりません。こうなる前の予防が大切です。それには固まらないように動かしたり伸ばしたりです。
2008年07月17日
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この原因は、首のコリだそうです。となってくると病院の治療よりも我々の業界の方が改善が期待できるのではと思います。以下にチェックリストを載せておきます。該当する方は多いのではないでしょうか?頚性神経筋症候群の診断基準●頭が痛い、頭が重い ●首が痛い、首がこる ●肩が張る、肩がこる ●かぜをひきやすい ●めまいやふらつきがある ●振り向いたときや歩行中に不安定感がある ●吐き気がある ●夜、寝つきが悪い。途中で目覚める ●血圧が不安定 ●温かい場所に長時間いられない ●異常に汗をかく ●静かにしていても心臓がドキドキする。動悸がする ●目が見えにくい、ぼやける ●目が疲れる、目を開けていられない ●まぶしい、目の奥が痛い ●目が乾燥する、涙が出やすい ●唾液が出やすい、出過ぎる ●微熱が出る ●胃腸の調子が悪い、腹部膨満感がある ●だるくて横になりたくなる ●疲れやすい、全身に倦怠感がある ●やる気が出ない ●天気が悪い日やその前日は症状が強い ●気分が落ち込む ●集中力が出ない ●不安感 ●イライラする ●根気が出ず仕事に影響が出る ●のぼせ、手足の冷え、しびれ ●胸の痛み、圧迫感、しびれ ※該当する項目が5つ以上で治療の適用、10以上なら要治療、17以上は最重症(作成は松井孝嘉・東京脳神経センター理事長)
2008年07月07日
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来店されたお客様の症状です。突然右を振り向くと痛くなってしまったそうです。診ると、右の肩甲骨が前に出ています。こうなると連動して上部胸椎も左へ回転します。こうなると右は振り向けません。振り向く時には首の骨だけでなく上部胸椎も動かないと振り向ける範囲が狭くなります。今回は、右の肩甲骨と上部胸椎の動きの悪さが原因でした。ですから一番最初に、肩を開くと楽に振り向けることを確認してもらい、あとは肩甲骨を元の位置に戻すと楽になりました。
2008年06月20日
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来店されたお客様の症状です。後頭部など首から肩にかけて張りがひどく頭も痛いとの事です。首を少し触ってもわかるくらいガチガチで本人も触ると痛そうです。こうなると首を触れません。これはやっかいかなと思いましたが、肩甲骨の動きを見ると、こちらもガチガチです。原因はこちらでした。肩甲骨がロックされて、首の動きが無くなっているのです。ですから肩甲骨の動きを出すと、首は柔らかくなり動きも出ました。このような場合、首が張っているからといって首を触っても痛いばかりでなんともなりません。ご注意ください。
2008年06月05日
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今日は私の症状です。パソコンを操作していたら急に首が固まって動かなくなってしまいました。ちょっとびっくりしましたが、なんとかしないといけませんので自分で調整開始です。骨を触っていくと痛いところだらけです。いつも書いているように、骨を触って痛みや違和感があるとその骨の動きが無くなっている可能性が高いです。自分ではどのように骨が歪んでいるかわかりませんので、とにかく骨の動きを出すことにしました。そうして3、4本動きを出すとだいぶ楽になりました。あとは手が届かないところが問題だと思いますが、これは自分ではなんともなりませんので様子見です。どうしてもだめな時は知り合いの先生にお願いしようかと思います。
2008年05月31日
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来店されたお客様の症状です。10年ほど前に交通事故に遭い、首を動かすと痛くなったそうです。診ると、どの方向も痛そうですが、特にひどいのが上を向く時です。あごを上に向ける程度しか動かせません。そこで首の骨や背骨を触っていくと、触るだけで痛みや違和感のあるところが多数。これは動きが無くなっているからで、こうなると首を動かそうとしても骨が動かないので、可動範囲がすごく狭くなるのです。施術は困難を極めました。首を動かしての調整はできませんので、腕などを動かし遠隔操作で首の骨の調整を行わなくてはなりません。そうすると少しずつですが、首の可動がでてきました。結局、首の動きはかなり良くなりましたが、一部骨を触った時の違和感や痛み、重い感じは残りました。あとは上向きで寝ていると、首や肩が痛くて眠れないそうなので、これが大丈夫になれば良いのですが。これは実際に寝てみないとわかりませんので様子見です。
2008年05月10日
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来店されたお客様の症状です。いつもタイトルのような症状でお悩みでした。腰や背中もコリは感じるのですが、首から肩が一番ひどいそうです。診ると、左の肩甲骨が後ろへ出て、肩のラインも左が下がっています。こうなると左の広背筋が縮まっていることが多いです。この筋肉は、骨盤から肩までついている大きな筋肉で、どうやら左の首から肩は間接的に引っ張られている様子です。ですから、骨盤の方から開放すると、首・肩も楽になりました。図は、広背筋です。
2008年02月11日
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来店されたお客様の症状です。タイトルの症状に加え、右手の人差し指と親指は常にしびれているそうです。症状から判断すると、神経の圧迫によるしびれと痛みですのでその原因をなんとかしないといけません。どこで神経を圧迫しているか見つけるのは非常に困難です。触診ではわかりませんし、静止しているときに神経が圧迫しているのならばMRI等でわかりますが、動かしたときの神経圧迫はMRIでもわかりません。我々の場合は、MRIは使用できませんので、検査とお客様に聞きながら施術していくしかありません。で、いろいろ調べていくと、どうも胸郭出口症候群のようです。胸郭出口を開放すると楽になる様子。胸郭出口は図の黄色い丸の部分です。最初、上向きで寝る(この状態でも神経が圧迫する)だけでも痛みが出ていました。これではとても首を上に向けることはできません。ですが、右肩を水平まで上げ、肘を90度まで曲げると(Lの字に腕を曲げる)上向きで寝られるようになりました。この状態ですと、胸郭が圧迫されないから、寝られるのです。あとは腕を曲げないでもこの状態を作ればOKです。が、筋肉量が多い方でなかなか整いません。最終的に、しびれはなくなり、上向きで寝ることができましたが、首は上は向けますが最後の方だけ痛みが残りました。日常生活には支障が無いレベルですので、あとは体を動かすにつれ楽になっていくと思われます。
2008年01月21日
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来店されたお客様の症状です。日常生活に支障はないそうですが、タイトルのような症状がありました。右を振り向いても痛みや張りは感じないのですが、止まってしまうそうです。診ると、肩甲骨の位置がずれています。右の肩甲骨が、前に出ているのです。引っ張っているのは、前鋸筋(ぜんきょきん)が主です。ですから肩甲骨を正しい位置に戻すと、右が振り向けるようになりました。皆さんも試しに、右の肩甲骨を前に出して右を振り向いてください。左より振り向けないのが実感できると思います。前鋸筋はデスクワークなどで肩甲骨を前に出しての作業でよく使用されます。また野球のボールを投げる時や、バスケットボールでシュートする時も使用されます。ストレッチは図のように行います。
2007年12月17日
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来店されたお客様の症状です。朝、寝違えて左を振り向くのが痛いそうです。診ると、左の菱形筋(りょうけいきん)が縮まり、同時に左の板状筋(ばんじょうきん)もロックされています。ちなみに菱形筋は肩甲骨と背骨の間にある、文字通り菱形の筋肉で、板状筋は後頭骨から上部胸椎まで背骨に沿って付いています。で、これらを整えたのですがまだ痛みます。もちろん、炎症はあるのですが、それだけの痛みでは無い様子。よく診ると、頚椎の7番の棘突起(きょくとっき)が上を向いています。寝違えのような激しい痛みでは、骨の左右の歪みだけでなく、上下の歪みも起こりやすくなります。図で言えば、背中側の背びれの所が棘突起です。これが大きな力によって歪んでしまいました。上下から圧迫されるように力が加わり、棘突起と棘突起の間が縮まってしまったと表現すればわかり易いでしょうか?で、これを整えれば、炎症らしき痛み以外は楽になりました。
2007年12月01日
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来店されたお客様の症状です。朝起きて首を動かそうとしたら、痛くて動かせなくなっていたそうです。動かさなければ痛みはありません。ゆっくり動かしても痛みます。痛みの出る部分を触っても痛くありません。こうなると炎症などの怪我の痛みではない様子です。診ると頚椎の7番と胸椎の1番の歪みが大きかったので、これを整えましたが変化ありません。その後、いろいろ行うも変化ありません。こうした突発的な痛みは、通常ではありえない状態になっている事が多いので、もう一度良く診て考えました。そうすると、頚椎7番の棘突起(きょくとっき)が上を向いているのを発見しました。これを整えると痛みは無くなりました。棘突起は、図を参照にしてください。これは上から見た図で、茶色の部分が骨です。図の上方向が、おなか側で下方向が背中側です。これの左右への歪みではなく、上方向の歪みが痛みの原因だったのです。
2007年09月27日
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来店されたお客様の症状です。家族に強くマッサージをしてもらったら、もみ返しになってしまい、首・肩が余計に痛くなったそうです。数日たっても痛みがあり、左手を上に上げた瞬間、首がほとんど動かせなくなってしまったそうです。これは伸張反射と呼ばれる現象です。縮まっていた筋肉が、急激に伸ばされると防御反応で縮まってしまうのです。この場合ですと、肩を上げるときに使用する僧帽筋や肩を上げるときにストレッチされる広背筋等が縮まってしまった様子です。これにより頚椎の1番下の骨である7番が大きく歪んでいました。コレが痛みの原因です。ちょうどショベルカーをイメージしていただくと分かりやすいと思います。アームの軸の部分が頚椎の7番に当たるのですが、この軸がずれてしまい、アーム(首)がうまく動かないのです。ですから、ここを整えれば首は動くようになりました。
2007年09月02日
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来店されたお客様の症状です。いつも左の後頭部に激しいコリとひどくなると頭痛もするそうです。確かに首の骨の歪みが大きく、いろいろ試みましたがなかなか改善しない様子。よく顔を見てみると、下あごの歪みがありました。そこで、咬筋(こうきん)というあごの筋肉を緩めると、骨の歪みも戻り楽になりました。この方の場合は、左の咬筋が縮まっていましたので、左の噛み癖があるのではないかと思いますが、本人はよく分からないとの事。おそらく無意識に行なっているのではないかと思います。図は咬筋です。参考までに。
2007年08月05日
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この間、来店されたお客様というのは6歳のお子様でした。どうやら首が痛いということですが・・・。診ると、首を左に傾けるのと下を向くのが痛い様子です。施術を開始すると問題発生です。体のほとんどの部分が、触わると「痛い!」。痛くなくても少しストレッチすれば「痛い!」。なんとも仕様がありません。 おそらくこういった経験がありませんので、怖さから発しているのか、筋肉痛や筋肉が伸びている感じを「痛い」としか表現できないのだと思います。結局、施術中に寝ちゃうし、症状は変化ないしダメでした。施術前後の待合室ではバランスボールで楽しく遊んでいますし、痛がっている様子もありません。 うーん、よくわかりません。コミュニケーション不足は間違いないのですが、これは課題ですね。
2007年07月09日
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いわゆるストレートネックと呼ばれるものです。これは図を見てもらえば分かると思います。赤のラインが頚椎のカーブ、青のラインは重心線です。頚椎は通常前に少しカーブしていますが、ストレートネックでは失われ、頭は頚椎より前に来ています。ストレートネックの場合、人間の重い頭部や重心線が背骨の上に乗らない為に、頭を首の筋肉で支えなければなりません。ですから、慢性的に首や肩がこり、それらの筋肉の緊張から頭痛などのトラブルを引き起こします。 多くの場合ストレートネックと猫背はセットで起こります。これは体全体でバランスを取る為です。首で前に傾いた重心を背中を丸め、重心を真ん中へと持って行くのです。これを予防するには、適度に体を動かしたり、ストレッチしたりがよいでしょう。デスクワークなどでずっと猫背で作業をしている方が起こり易いです。注意しましょう。
2007年07月03日
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来店されたお客様の症状です。3週間ほど首が痛くて動かせないそうです。一番痛いのは左に傾ける時で、左右に振り向くのも少し痛みがありました。診ると、上部胸椎が前湾しています。本来、人間の背骨はS字を描いています。すなわち、頚椎・腰椎の前湾と胸椎の後湾です。試しに、少し背中を丸めて(上部胸椎を後湾させます)もらい首を動かしてもらうとだいぶ楽に動かせます。あとは、上部胸椎の後湾を作ればOKです。背中の筋肉(広背筋・菱形筋等)を緩めれば楽になりました。この方は、アパレル関係の仕事で洋服の検品で洋服を何着も持つ為、背中の筋肉が縮んでしまった様です。ご自分でも首に湿布を貼ったり、マッサージをしてみたのですが、改善しなかったそうです。この場合は、痛みは首に出ていたのですが、原因は首では無い為、いくら首を触ってもなんともなりません。なぜならば、間接的に首の可動が悪くなっているだけだからです。図は広背筋です。これは、荷物を持ち上げる時に使用する筋肉で、骨盤から肩まで付いている大きな筋肉です。
2007年05月21日
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来店されたお客様の症状です。数日前から急にタイトルのような症状が出たそうです。問題だったのは、左の菱形(りょうけい)筋の収縮です。この筋肉は肩甲骨を後ろに引く時などに使用します。縮まると、肩甲骨と背骨の距離が縮まり、すこし肩甲骨を下へ引っ張ります。 こうなってしまったのは、左手でお子さんを抱える為でした。それも腕だけで支えようとする感じなので、ものすごく負担が掛かったみたいです。 この菱形筋が抵抗となっていましたが、この筋肉を緩め、肩甲骨を開放すると、楽になりました。菱形筋が縮まり易い方は、肩甲骨周りの動きが無い方です。この他には、荷物を前後に引っ張ったり、荷物を手で支えたりする方です。ストレッチは、後ろで手を組んで胸を張ってください。 図は、菱形筋です。
2007年05月11日
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来店されたお客様の症状です。数日前から急に右肩から首のコリを強く感じるようになり、左に首を傾けると右の首に痛みを伴うようになったそうです。それ以外にも、右に振り向くのと上を向くのが辛い状態でした。 初めは胸鎖関節を疑ったのですが、問題ない様子。頚椎7番の可動の悪さが影響している様ですが、それだけではないようです。本来は、最初に原因を特定して施術するのが良いのですが、体全体でバランスを取っている事が多いですから、全体のバランスを取らないと分からないことも多いのです。という訳で、今回はおおよその原因を把握しての施術スタートです。一通り施術が終ると、右に振り向くのと上を向くのは問題なくなりましたが、左に首を傾けると痛みが残りました。詳しく調べると、どうも肩甲骨の上角(じょうかく)という部分を触ると痛みがあることが判明。ここは肩甲挙筋(けんこうきょきん)という筋肉の付着部でもありますので、どうやらその筋肉が激しく縮まっている様です。肩甲挙筋のストレッチ(右側)は左斜め前に首を倒すことです。それが、あまりにも縮まりすぎてできないのです。 そこで、肩甲挙筋のもう一方の付着部である頚椎1番から4番の側を伸ばすと楽になりました。つまり肩甲骨側の筋肉は動かないように、頚椎側の筋肉だけ伸ばすという方法を使用しました。 さすがにこの状態になってしますと自分ではなんともなりません。このお客様も、湿布を貼ったり、温めたりしたそうですがなんともならなかったそうです。やはりこうならないように普段からのストレッチや運動が大切です。 図は肩甲挙筋(左側)です。参考にどうぞ。
2007年05月02日
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今日のお客様の症状です。タイトルの症状ですが、診ると左肩が下がっています。試しに左肩を上げて強制的に肩のラインを揃えて、首を倒してもらうと楽になりました。原因は分かりましたのであとは肩のラインを揃えてやればOKです。 このお客様の場合は、ミッション車を運転するとの事で、左の大腰筋が縮まっていました。これはクラッチで蹴る動きにより大腰筋を使用する為です。これとバランスを取る為に、右の腰方形筋も縮まっていました。つまり腰から左肩が下がっていたのです。これを整えれば楽になりました。 こういった場合の首の張りやコリは、どれだけ首肩を触ってもなんともなりません。グイグイ揉めば、血行が良くなり感覚も麻痺して楽になった気がしますが、あとで痛くなります。なぜならその部分は正常なのですから。どうぞお気をつけ下さい!
2007年04月04日
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先日来店されたお客様の症状です。高い枕を使用してから、首肩コリはひどくなるし、寝違えも多くなったとの事です。高い枕を使用しているのは、首のストレッチになって良いだろうとの考えからだそうです。しかし、実際はこれが逆効果です。筋肉はずっと伸ばされ続けるとその行為を攻撃と判断してしまいます。それを感知するのは筋肉にある筋紡錘とゴルジ腱器官というセンサーです。これが、必要以上に伸ばされたり縮められたり、大きな力が加わったりといった状態を感知すると、筋肉を伸ばしたり縮めたりします。要するに防御反応ですね。 今回の場合は、ずっとストレッチ状態であったのをこれらが攻撃と判断して、逆に縮んでしまったのです。主に縮んでいたのは、板状筋という首から上部胸椎にかけて付着している筋肉です。(図を参照) ですから、この筋肉を中心に頚椎や上部胸椎を整えると、首の可動が広がり楽になりました。これを予防するには、高すぎる枕は使用しないことです。おすすめは、やはりテンピュール枕です。中には合わない方もいるのですが、確率として、合う方は多いと思います。低反発枕は製品によってばらつきが多く、良いものを見つけるのは至難です。その点、テンピュール枕なら、粗悪な製品はありませんので、安心できます。ここに紹介しているのはSサイズです。160センチ以下の女性やお子様向けの製品です。↑【代引き手数料無料!】テンピュール枕並行輸入品スタンダードタイプ Sサイズ 6887円 はこちらから
2007年03月09日
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今日来店されたお客様の症状です。上を向きづらく、肩こりもあるとの事です。見ると、胸鎖関節の動きが悪く、これが影響していました。胸鎖関節とは、文字通り胸椎と鎖骨の境目の関節です(図を参照)。 実は、これが首や肩の動きやコリ、痛みに非常に大きく関わっているのです。この関節は鞍関節(あんかんせつ)という種類の関節です。関節面が鞍のようになっていることからつけられたようですが。その形状の為、この関節を動かそうとすれば、手のひらを反す動きが必要です。ですから、肩こり予防には、手のひらを大きくひらひらと反す動きをおすすめします。 このお客様も、ここの動きが良くなると症状は改善しました。
2007年02月13日
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