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私のブログは、クラスを受けてくださった方々がよく読んでくださっているので今日は、多次元キネシオロジの実際のセッションについて書いてみようかと思います。いずれは、HPの中で、クラスを受けられた方だけが限定で見ることができるコーナーなども作っていきたいなあと思っているのですがとりあえず、ここで書ける範囲で書いてみますね。何度かお話ししてきたように多次元のキネシオロジーは、一つの問題を多角的、多次元的に紐解いていくというところに、特徴があります。例えば、お金の流れが良くないという問題があったとしてそれは過去世で貧困があったからだ、と一つの次元だけの要因を見るのではなくて例えば、両親から受け継いでいるお金に関する信念体系やまたは経験から生まれた思い込み、または周りの人のお金に対する考え方からの影響さらに前世や遺伝的な要因などからお金に対する安心感や、お金を生み出すアイデアやインスピレーションや実際の行動力など、様々な要因を見ていくわけです。ですから、実際のセッションで、何が出てくるのかは例え、何千回とセッションを重ねてきても、未知数でその人やその時々によって変わりますからセッションは、毎回、違ったものになってきます。私にとっては、そこが面白くて、いくらやっても飽きないところなのです。さて、先日、私のところに来られたクライアントさんのケースですがお話を伺ってみると、彼女は、前回のセッション以降長年の過食が止まったとのことでそのことに関しては良かったことだったのですがその後、怒りの感情が収まらなくなり、周りとうまく行かなくなっているとのこと。話を聞いて、すぐに、それが砂糖断ちによる、デトックスであり好転反応だろうと予想しました。砂糖だけでなく、タバコでもアルコールでも何かの中毒がある方は、それをやめた時に、こういった症状は起こります。さて、実際のセッションに入って、身体がすぐに求めてきたのはライトボディの調整でした。度重なる怒りの爆発で、彼女のエモーショナル体が傷ついておりまた過食によるエーテル体の損傷さらに、アストラル体やセレスチャル体などの損傷がありそれを修復して行きます。(この方法については、まだクラスでは教えていないのですが)で、その調整を30分ほど行なった後出てきたのが、インシュリンの調整さらには、肝機能を高める調整でした。つまり、過食によって、肝機能も落ちてしまっていたわけです。肝臓は怒りの臓器ですから、怒りが止まらないんですね。ちなみに、その肝機能の調整の際に、怒りや短気の調整に効果があるツボのLIV3に音叉を当てる方法が選ばれたのですが私は、ここ最近、その調整をしていなかったこともあってLIV3の位置を、ど忘れしてしまっていました。そういう場合は、私は隣の部屋からコンピューターを持ってきて、ネットでツボの位置を確認します。セラピストによっては、セッション中にそういう調べ物をしてクライアントさんをお待たせするのが申し訳ないと感じる方がいらっしゃるのですが私にとっては、できるだけ確実に、よりクオリティが高いセッションをやった方がいいと思っているので、少々、クライアントさんをお待たせしても、全く気になりません。今回、私はLIV3の効能は、知っていたので調べませんでしたがもし、何かわからないものが出てきた時にはセッション中に、ネットで調べることもよくあります。もちろん、わからないので、とりあえず、身体の指示することをやってみるということもありますが自分の理解を深めるためにも面倒がらずに調べた方がいいことが多いです。さて、それらの調整中に、頻繁に宇宙系のエネルギーや霊的なエネルギーが出てきたのでそういうエネルギーを解除しながら、進めて行きました。この日は、遺伝の調整はやらずに、ただ出てきたエネルギーの浄化でしたがこれらのエネルギーの中には、怒りに関するものが多くありそれが砂糖断ちをした後のデトックスとして出てくるのです。ある程度、エネルギーが安定したところで最終的に出てきたのが、インナーチャイルドでした。彼女は、これまで何回もセッションを受けられている方ですが感情や感覚を感じるのが苦手なのでまだ、ほとんどインナーチャイルドにはアクセスできていない状態でした。インナーチャイルド以外のことはすべて、例え、クライアントさんが眠っていても調整することができますが、インナーチャイルドだけはその人がインナーチャイルドの気持ちに寄り添うことが必要なのです。そういう方の場合、まずは宇宙系遺伝の調整で感覚の抑圧の関する遺伝をある程度調整してからインナーチャイルドのセッションを行うのですがまだ、彼女はそのあたりの遺伝は調整してないので今回もどうかしら?と思いつつ彼女に、インナーチャイルドが出てきたことをお伝えすると彼女いわく「状況はわかるんですが、インナーチャイルドの気持ちに寄り添うというのがよくわからないんです」とのお返事でした。うん、やっぱり、それはそうだよなあ、と思いつつでも、それでも、この日は、インナーチャイルドを癒す、と身体からの指示があったので、気合を入れて、そのプロセスに入ります。感情や感覚を感じれない人への、インナーチャイルドのプロセスはいくつかのコツがあるのですがもっとも大切なことは、セラピストのハートの開き具合なの’です。今回のセッションでは、このインナーチャイルドが出てくるまでは身体から出てきたものを、淡々と調整していくだけだったのでどちらかといえば、私は第6チャクラだけを開いてやっていた感じですがインナーチャイルドからは、いきなり私のハートチャクラを全開にする必要があります。で、今回は、彼女は、初めてインナーチャイルドにしっかりアクセスできて感情解放が起こり、私も一緒にボロボロ泣きました。インナーチャイルドは、どうして、こう毎回、泣けるのかしら。私は子供がいないけれど、このクライアントさんのインナーチャイルドに触れる度に子供の純真さを受け取っているんだなあと感じます。とにかく、この日、彼女がインナーチャイルドに触れることができたことはとても大きな一歩だなあと感じます、傷ついたインナーチャイルドの悲しみが怒りとして出ていたのは明白でしたから。怒りというのは、二次的な感情なので、根底には傷ついた思いや悲しみなどがあることが多いのです。ということで、この日のセッションはエネルギーフィールドや、身体の機能調整や宇宙系のエネルギーや霊的なエネルギーさらには、インナーチャイルドの癒しとまさに、多次元的なセッションとなったわけですが毎回、そうというわけではありません。また、今回の彼女の場合は、これまでセッションを何回も受けられていることもあってマッサージベッドに横になって、情報にさっとアクセスしたらすぐに調整するように指示されて、どんどん調整して行きましたが人によっては、全く違ったプロセスになります。ちょうど、その前日にお越しになった男性のクライアントさんの場合は初回のセッションだったこともあって年齢退行を行いながら、これまでのその方の人生を紐解きつつ彼の性質や思考パターンなどを探って行きそして、これからの仕事の方向性などが、次々と身体から上がってきてそれをお伝えしながら、また彼のフィードバックを聞いて読み解いてゆくというように最初の2時間以上は、全く調整に入ることなくヒーリングというよりは、リーディングみたいなセッションとなりました。でも、まだ何も調整にしていない時に、彼が「なんだか(自分がやりたいと思っていたことを)後押ししてもらっているみたいで勇気が湧いてきました」と伝えてくださって、すでに意識の変化が起こっているのがわかりました。人によっては、身体から上がってきた情報をシャアしつつ話をしていくだけで、気づきや解放が起こります。ですから、多次元キネシオロジーのセッションはこうでなければならない、とかこのプロセスに従わなければならない、というものはなく、自由ですしたとえ、同じテーマでセッションを受けられたとしてもセラピストによって、また、その時々で、全く違ったものになります。私が多次元のクラスを受けてくださった方々にお伝えしたいことは一つのやり方にこだわらず、いろんなアプローチを試してみること。また、あらゆる可能性があるということを意識していること。自分では全く想像もしていなかった要因ややり方が上がってくることもよくありますから。例え、よくわからないことが出てきても、クライアントさんの身体はセラピストが理解できる可能性があることしか、情報として上げてきませんから時間をかけて探ってみること。でも、一方で、すべての調整を一度にやることはできないですから完璧主義や不十分感を手放すこと。もちろん、人との比較は、最も必要のないことです。そのセッションで、自分がやれることをやったらあとはレットゴーなのです。ちょうど、今日のセッションに来られた方は多次元キネシオロジーのセラピストさんだったのですが彼女のクライアントさんとのセッション後にそのセッションについてあれこれと分析をしたりまた、こうなるかもとしれないと入念に準備したりすることを手放すことが必要だと出てきました。分析は必要ないにしても、準備はある程度、必要そうな気がするかもしれませんが結局、いくら事前に準備してみても、セッションをやってみないとわからないことの方が多いんですよね。何かその時々で上がってきた時に対処すればいいし全てのことは、身体が知っているわけなのでセラピストが頭で知っていることは必要ではないのです。ということで、多次元のセッションの楽しさが一人でも多くの人に伝わってゆきますように
2020年02月22日
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たぶん2ヶ月ぐらい前になりますがこのブログの読者の方から、IHに関するIご質問を頂きました。基本的に個人的な質問にはお答えできないのですが他にもこういう疑問を持っている方はいるでしょうしできるだけお答えしてみますね、とブログでの掲載をお引き受けしたのですがいざ、私が感じていることを言葉にしてみるといや~これは難しいなあと、しばらく放置状態になっていました私のセッションを受けた方からの質問なら今、その方がどういう状態なのかわかるのである程度、具体的にお答えすることもできますが実際にお会いしたこともなので、どういう角度から説明すればいいのかしら?と。IHにしてもどんなセラピーにしても、あくまでも道具でありセッションは、人それぞれみんな違っていますから私が言えるのは「IHでは、こう捉えます」ということではなく私が感じているセラピーやセッションに対する意識のようなものですがそれに関しても言葉で説明すると逆に思い込みにつながってしまう可能性もありますから、難しいのです。ですが、何となく気になっていたので言葉を越えたところで、エネルギー的に伝わればいいなあとできるだけ説明してみようと思います。ということで、以下が頂いたご質問です。今まで3回程、IHのセッションを受けて毎回目標設定をプラクティショナーさんと一緒にしてきたのですが毎回の目標設定の後の変化がよくわかりません。例えば、仕事が楽しくなると設定してもらったり素敵な恋愛を許可すると設定したのに、その後の実際の生活で自分の中では一時的に気持ちは盛り上がるのですがその後そんなに仕事が楽しいとは思えなかったり恋愛も数ヶ月で上手くいかなくなったりして、設定したのになぜだろうと感じたりしています。これは自分の中に設定を妨げるブロックや思考パターンがあると考えた方がよいのでしょうか?それとももっと長い目でみていってまだプロセスは起こっていて設定した目標は現在進行形だと考えてよいのでしょうか?ちなみに3回目のセッションを受けていて恋愛の許可を設定しました。恋愛は年末には上手くいかなくなったのですがこれはその経験を経てさらに素敵な恋愛を自分に許可する機会ととらえたらいいのでしょうか?それとも自分の中のパターンが出てきたせいなのでしょうか?セッション中体のエネルギーは動いている感じがするので変化は起こっていないとは考えられないのですが一体どういうことなんだろう?自分はヒーリングに期待しすぎなんだろうかとも思ったりしています。もしよければ、どう考えればよいのかアドバイスいただけましたら嬉しいです。これは、いろんなレベルで捉えられることなのですがとりあえず、私のキネシオロジー的視点ということでお答えしますね。さて、最初に説明する必要があるのは、そもそも目標設定って?ということですがこれは私のキネシオロジー上級講座でお伝えしている内容になるのですが私が捉えているキネシオロジーでの目標設定は、達成地点ではなくそのセッションでクライアントさんがどういうところに向かってゆくのか?のエネルギーの方向性を示すものであるということです。「仕事を楽しみます」という目標にしても楽しみ方も人それぞれいろいろですし、あらゆるレベルでありますから達成するべきポイントではなく、そういうエネルギーに向かってゆくということです。この方向性が強ければ強いほど結果として出てくる、つまり変化が起こるということになります。このエネルギーの方向性は、必ずしも言葉で完全に表す必要はありませんが少なくとも、どういう方向性に持ってゆこうとしているのかの意識がセラピスト側にあることが大切になります。さて、その上で、まず「素敵な恋愛を許可します」という目標なのですがまず「素敵な恋愛」って一体何だろう?ということなんです。私とおさむは深い信頼関係を築いてきたと言えるけれど素敵な恋愛だった?となると、う〜んと唸ってしまいますその他、これまでの恋愛経験の中で、あれは素敵な思い出だなあと思うこともありますがそれも後から懐かしく思い返した時にそう感じるだけで実際につきあっている時に、そう思っていたわけではないですし後から思えば、いろんな意味で「素敵だった」と言えるわけです。つまり「素敵な恋愛」なんてものが実際に存在しているわけではなくその人が、その恋愛を素敵だと感じるかどうか?でしかないわけですよね。この文から察するだけですが、この方の意識の中ではドラマや本や映画などから「こういう風になるのが、素敵な恋愛」というイメージがあって、それをIHで達成したい、という思いがありこういった疑問が出てきたのではないか?と感じます。ですから、基本的には「素敵な恋愛を許可する」という目標はその方の意識が、どこに向けて調整されたらいいのかが非常に曖昧ですから、曖昧な結果しか出てこない可能性が高いです。目標を導きだすのは、クライアントの仕事ではなくセラピストの仕事です。と言っても、実際は、言葉そのものが問題なのではなくセラピストが、そのセッションでそのクライアントをどういう意識へ持っていくのかの方向性がわかっている、ということの方が大切ですから例え、曖昧な目標設定であってもセラピストの意識次第では、変化が起こる可能性は多いにあります。それでは、視点を変えて、仕事や恋愛に関してなぜ楽しめなかったり、上手くいかないのか、ということをキネシオロジー的(といっても、あくまでも私の視点から)に見てゆきますね。まず、「仕事を楽しめない」ということですがこれも仕事に情熱を持ってやることが楽しむこと、なのかそれとも楽にやることが楽しむということなのかそれぞれのケースにおいて、セラピストがここではこういう意味だということを認識している必要がありますが、そこはおいておいてまず大きく分けると1)仕事自体を楽しめない2)(仕事自体は楽しめるけれど)その仕事、今やっている仕事を楽しめないというケースが考えられます。仕事自体を楽しめないのは、例えばグランディングが弱く周りの影響を受けやすいとかプレッシャーやストレスに弱い性質だとかこれまでやってきた仕事がすべて大変だったとか仕事=責任という信念体系が大きいなどいろいろありますが仕事自体を楽しめない人だったら何の仕事をやっても楽しめませんからまずは、そのポイントがクリアになっている必要があります。ちなみに、仕事自体を楽しめない、だけでなく「人生を楽しんではいけない」「困難を乗り越えなければ幸せになってはいけない」などの意識が根底にあればいくら「仕事を楽しみます」と目標設定しても本質的な変化は起きにくいので別の目標でセッションを行うことが必要になるかもしれません。それでは、2の「(仕事自体は楽しめるが)今の仕事は楽しめない」というケースをさらに見ていくと1)「今、その仕事はその人にとって、必要ではなく何の喜びも成長ももたらさない仕事なので楽しめない」2)「今、その人にとって、必要な仕事、やりたい仕事だけれど~~の理由があるから楽しめない」の二つに分けられます。(あくまでも説明の便宜上分けているだけですが)1)の場合、このセッションの目標が「仕事を楽しみます」では、エネルギーの方向性としては弱いのですがその人にとって、それがが魂レベルで求めている仕事でなくてもとりあえず、楽に仕事する、と’いうケースである可能性はあります。では2)のケースで自分が本当にやりたい仕事、やるべき仕事なのに楽しめないのは例えば、完璧主義で仕事をやりすぎてしまうから、かもしれないしまたは、人に気を使いすぎて疲れてしまう、からかもしれないし人からの評価が気になって、楽しめない、のかもしれないしやりたい仕事なのに自信がなく、自分には才能がないと感じているからかもしれないし、いろんな可能性が考えられます。キネシオロジーのセラピストは、それらの要因をクライアントさんの身体からの情報としてピックアップしてゆくわけですが実は、それらの情報が充分に上がっていればすでにセッションの間に、クライアントさん自身がストンと腑の落ちて何となく、これからは仕事を楽しめそう、という感覚が出てくることが多いです。もちろん、一度のセッションですべてを上げてゆくのは無理な場合もありますが少なくとも、なぜこれまで仕事を楽しめなかったのかがクリアになっている必要があるのです。ということで「仕事を楽しみます」と目標設定したのに変化がなかった要因として考えられるのは(かなり大雑把な分類になりますが) 1)仕事の問題ではなく、自分のあり方に問題がある。例えば、グラウンディングが弱い、プレッシャーやストレスに弱い人からの目や評価を気にしすぎる性質など何の仕事をしてもストレスになってしまう性質でありセッションでまだそこはワークされていなかった。2)仕事を楽しむこと、以前に、幸せを受け入れていない、とか楽をしてはいけない、とか、何かを達成しなければ自分の価値はないなどという意識が根底にあり、それがセッションの中で取り扱われていなかった。3)仕事というもの自体に、抵抗がある。仕事は責任、仕事は辛いというイメージが大きくそれがセッションの中で取り扱われていなかった。4)今の仕事はどうやっても、自分にとって楽しめるものではなく他にやるべき仕事、やりたい仕事がある。(それなのに、なぜこの目標が選ばれてしまったのかは説明するとまた長くなってしまうので今回は割愛)この場合、何の仕事をやりたいのかやりたくないのかがわからないということですから、感覚や内観のブロックということになり仕事の調整の前にそれをワークする必要があります。5)その仕事は自分にとって必要な仕事、本当にやりたい仕事であっても仕事を楽しむことをブロックする要因が(自分の才能の問題や完璧主義など)セッションの中で充分に上がってきていない。6)仕事を楽しむことを妨げる要因があらゆるレベルでたくさんありそれらの一つ一つが根深いために、数回のセッションではすべてを扱うことができなかった。この方がどのケースに当てはまるのか、またはそれ以外なのかは、わかりませんがセラピストが、この方の何が問題なのかを認識していればいるほど、変化は大きく起こるのです。それで、この方のご質問に戻りますが「これは自分の中に設定を妨げるブロックや思考パターンがあると考えた方がよいのでしょうか?」ということですが「この思考パターンがあるから、セッションの効果は出ない」ということではなくもしそういった思考パターンがあればそのブロックや思考パターンを解除するのがセッションの中での一つのプロセスである必要があるということなのです。さて、恋愛が上手くいかない、という問題に関してですがこれも、恋愛が上手くいかないようにしている要因が一体何なのか?が情報として充分に上がっている必要があります。例えば、この方のお母さんとお父さんの関係も関連しているかもしれないしこれまでの恋愛経験はもちろんのことその方の性格、性質の問題、女性性やセクシャリティの問題果ては、それらをすべてつながっている前世的な要因など数限りなくあります。ですから、そのセッションで恋愛に関してどのレベルでワークしたのか?が重要なのです。例えば他人軸でいるため男性に対して自分の感情や感覚を上手く伝えることができなかったり男性に振り回されてしまったり自分を大事にしてくれない男性を選んでしまったり男性に甘えられなかったり、またはセックスにブロックがあったりといった自分だったとしたら例え、どんな人と出会ったとしてもその恋愛は上手くいかなくなる可能性は高いと言えます。(それでも恋愛が上手くいく人もいます)ですから、いくら「素敵な恋愛を許可する」ということをそのセッションで身体がオッケーを出したとしてももしそういう自分でいるとしたら恋愛が上手くいかない可能性は高いということです。でも、実際は、恋愛や結婚は、様々なレベルの要因が関わっています。「あんなに素敵な人なのに、どうしてず彼氏がいないのかしら?」なんて思える人は、たくさんいますよね。また、例え、そんな自由な自己表現ができる自分でなくても出会う時には自分にとって、大切な人と出会うでしょうし例え、お互いに問題を持っていても、少しずつ信頼関係を築きながら成長し合ってゆくことも多いにあるわけです。ですから、これはあくまでも私の感覚ですが恋愛や結婚に関して言えばその方自身が楽に自由に自分を表現したり女性性を発揮したりするように調整することも大切なのですが一方で、その方のカルマ的というのか運命的な要因を調整する必要があるというのが、最近、特に感じていることです。そして、もう一つ、この方の文章から伝わってくるのはこの方の中に「素敵な恋愛をしていない自分はだめだ」という意識があり状況によって、自分の幸せや自分の価値を計っている感じがします。「自分は〜〜でないから充分ではない」という感覚、意識がどこかにあればいつも充分ではない現実(のように見えるもの)が現れるのです。このメールを読んで、最初に直感的に感じたのはたぶん、この方の根本的な問題は、仕事や恋愛自体ではないなあということでした。もちろん、これも実際にこの方の身体に触ってみなければわからないことなのですが。セッションを受けて、大切なのは、その後その人の意識がどう変化したのか?ということです。(自分が気づいていない意識も含めて)」意識が変化すれば、その人の「現実」も変化してゆきます。たぶん、この方の場合は、素敵な恋愛や楽しめる仕事という(実際は実体のない)達成するべき目標がありそれがセッションを受けて、それが達成されたのかどうか?というところに意識があるのでセッションを受けた後に、自分の感覚がどう変化したのか?を感じることができていないのではないかしらと。この方が「セッション中体のエネルギーは動いている感じがするので」と言われていることから、エネルギーには敏感なのだと思うのですが自分が何を感じて、何をどうしたいのか?という感覚を受け取る力や内観が弱ければ、それがすべての問題の根底にある可能性が高いです。その彼を愛しているのか?その仕事を本当にやりたいと思っているのか?そういったことを自分で感じることができなければ例え万が一、何らかの状況が変わったとしても本質的な変化は難しいのです。さて、こういったことの多くは、私はキネシオロジーの上級クラスでお伝えしていることなのですがでは、クライアント側としては、どういう意識でセッションを受けたらいいか?ということなのですが、クライアントとしてできることは積極的に情報をセラピストに提供したり聞きたいことを自分の身体にどんどん聞いてもらってよりセラピストが要因を上げやすいようにクライアント主導型のセッションにしてゆくということなんです。例えば「私はこの仕事を今後も続けたいと感じているのですか?』とか「前回の恋愛で上手くいかなくなった私の根本的な要因は何ですか?』とか「私はこれから、どういう感覚で仕事に取り組んでいけばいいのですか?」とか「この方とのつきあいの中で、私が気づかなければならないことは何ですか?』など、自分の中でストンとクリアになるように、湧いてきた疑問をすべてセラピストに自分の身体に聞いてもらうのです。私はおさむからセッションを受けていますがここ最近は、おさむは私が何も言わなくてもかなり的確な情報を上げてくるので、任せることも多くなりましたが最初の頃のセッションでは、「もっとそこは情報が必要な気がするので、(私の身体に)聞いてみて」とか「まだそのエネルギーが残っている感じがするから、まだ調整が必要かどうか(私の身体に)聞いてみて」などいちいち伝えていました。たまにクライアントさんからセラピストに遠慮して、自分の感覚を伝えず「ああ、このセラピストさんには、わかってもらえないのだな」とあきらめてしまいました、という話を聞くのですがセラピストにとっては、クライアントの潜在意識のブロックを外しながら複雑な要因を一度にピックアップするのは大変なのでセッション中であれ、後であれ感じたことをどんどん伝えてもらった方がいいわけです。もちろん、セラピストとしては、クライアントさんからの情報に惑わされず何がそのセッションで必要な情報なのかどうかをクライアントの身体に聞いて、選択していく必要がありますがクライアント側としては「こんなことはこのセッションとは関係ないのではないだろうか?」などということは考えずどんどんと思いついたことを伝えてゆく方がセッションはより深くなります。ですから、セッションのベストの形としてはクライアント主導であるのと同時に、セラピスト主導になるのです。ですが、感覚を上手く感じれないクライアントさんの場合はセラピスト主導でやってゆくことになるしセラピストの方が、まだ始めたばかりなのであればクライアント主導でやってゆくことになります。もしも、両方が感覚を上手く掴めなかったとしたらセッションで変化を起こすことは難しくなりますが(それでも起こらないというわけではありません)それもまた別の視点から見ると、必然の一つのプロセスにしか過ぎないのです。そして、例え、自分のことがわかっていない感覚を感じれないクライアントさんに対しても導いていけるように私自身もさらに研究してゆきたいしそして、それをクラスで伝えていきながらキネシオロジストのレベルを高めてゆけたらいいなあと。ということで、何となくでも伝わったらいいのですが。こうやって言葉にすると、どうしても理屈っぽくなってしまうわけですが実際は、私はこういったことを頭で理解しているわけではなく感覚として持っているだけなのです。実は、これは、また別の観点から捉えれば、全く違った説明になるのですがあまりいろいろ説明すると、わけがわからないことになってしまうのでとりあえず、今回はこのあたりで〜(書き逃げ)
2016年05月03日
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ここ最近、10月に行うキネシオロジーのプロ養成講座のクラスのための資料作りをボチボチスタートしていますがまずは経絡について学ぶための1日クラスのための資料を作成しています。この3日間のクラスはIHヒーリングをマチルダから受けた人のみ対象ですがIHヒーリングは経絡について、14筋の取り方など基本的なことを学ばないため(アラームポイントなど簡単な調整法は学びますが)やはりIHだけでは、どうしても限界が出てきます。経絡の調整は、私のキネシオロジーの1回のセッションの中では平均して1、2回は出てきます。(3個以上の経絡を調整することもたまにあります)もちろん、それでも経絡での調整は、全体の調整量の10分の1以下の量でその他は経絡以外(例えばチャクラやオーラ、または直接的に脳や器官など)の調整がほとんどですがそれでも経絡はチャクラなどと同じく、ヒーリングを行う上での大切な要素なのです。プロ養成講座のクラスの参加希望者の中には、すでにタッチフォーヘルスを学んでいる方もいてその方たちは、IHの中でしっかりと経絡の調整を取り入れられているので問題ないのですがかといって、全部で20日間以上のタッチフォーヘルスのクラスを受けている人たち対象だと人数的に無理があります。それでこの3日間のクラスの前に、1日だけ14筋マスタークラスを行うことにしたわけです。この1日で14筋の基礎をしっかり学んでもらってIHのセッションの中で生かしてもらおうと思っているのですが準備をスタートしてみると、この資料作りが思いのほか大変。私がタッチフォーヘルスを学んだ本間先生から頂いた資料は素晴らしいのですが、それを使うわけにはいかないのでネットや本で筋肉や骨などの解剖学の図を探してきて、スキャンしたりそれに文字や説明を加えたり、と私なりにあれこれと作成しているとあっという間に時間が過ぎてゆきます。それでも、こういう一見、大変なプロセスが私自身の学びにもなっているのだなあと。教えるという行為は、さらに深く学ぶということなんですよね。私はタッチフォーヘルスのインストラクターではないのでタッチフォーヘルスとして教えることはできませんがこれまで、私が実践の中で、何千回、何万回と経絡を調整してきた中で気づいたことも含めてできるかぎり、シンプルに覚えることができるようにそれでいて、IHの中で効果的に使えるような情報を盛り込んでいこうと思っています。ということで、この14筋マスターの1日クラスの方はまだ2、3名空きがあるので、プロ養成講座としてではなくIHを学ばれている方の中で、経絡について深く学びたい方はぜひお知らせくださいね。さて先日、本間先生のクラスをオーガナイズされていらっしゃる方から私が以前、本間先生のゼミで作った経絡メタファーをクラスの受講者にコピーして渡したいのでメールで送ってくれませんか?とご連絡がありました。経絡メタファーというのは、経絡を調整するためのアファメーションのようなもので経絡に関連した言葉を含んだ文章をセラピストが読み上げそれをクライアントが聞いて、イメージすることで経絡の流れを整えていくものです。私は本間先生のゼミのクラスでタッチフォーヘルスの創始者、ジョンシー博士が作ったメタファーを教えてもらった時に「メタファーって、自分で作ってもいいんですか?』と本間先生に尋ねたら「いいよ、いいよ、作ってみなさい」と心よく言ってくださったのでメタファー作りはクラスのプログラムではなかったのですが12の経絡に対応するメタファーをそれぞれ5つずつ作り、本間先生に見てもらったのでした。その私がクラスの中で作ったメタファーを、あれから何年も経った今でも本間先生のクラスを受けた方たちが活用してくださっているとのこと。何だかうれしいお知らせでした。で、私自身はIHを初めてからは、メタファーを使っての調整というのは全くやらなくなっていてました。理由は単にクライアントさんの身体が調整法として選ばないからです。でも、メタファーとしての調整はやらなくても目標やサブ目標にメタファーを入れ込むようなやり方で行うことが多いので自然とメタファーを使っているとも言えるのだなあと。それで過去に作ったメタファーを改めて見直してみたらひゃ〜こりゃまずい〜というような文章がいくつかありました。この時は、私が生まれて初めてキネシオロジーの経絡について学びほとんど実践もしないうちに作ったメタファーですから実践の場でどうなるかはわかっていなかったわけですしまた、経絡についてだけではなくヒーリング自体においての気づきについてもあれから数多くの実践を重ねてきて、あの頃と今では全く違います。もちろん、中には、そのまま使えるメタファーもありましたが今なら、こんな言葉は絶対に使わないなあ、というようなメタファーもありあらためて、自分自身の意識の変化も感じることができました。ということで、そのメタファーを修正して、改良版として本間先生のところにお送りすることにしたのですがちょうど前回のキャッツキルに行く2日前だったのでその2日間、その日のセッションが終わってから、夜中まであ〜でもない、こ〜でもないとメタファーの練り直しを行っていました。見直す度に新たな修正ポイントを見つけたり根本的に作り直したりして、こりゃ永遠に切りがないなあという感じだったのでとりあえず、2日間で修正して、メールでお送りしたのですがでも、このおかげで、改めて経絡について、メタファーについて深く見直すきっかけになりました。私が本間先生のところで、タッチフォーヘルスを学んだのはもう5、6年前のことですが今回、14筋マスタークラスを行う予定になってから初めて、私のその時に作ったメタファーを見直すことになったわけでやっぱり、すべては必要なタイミングでやってくるものだなあと。このブログを読んでいる方の中で本間先生のところで私のメタファーを受け取った方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、もし使われている方がいらしたら実践の中でメタファーを使った時の気づきなど、ぜひ教えてくださいね。ということで、プロ養成講座まで、あと2ヶ月。先日、参加者もほぼ決まったのですが、どんなクラスになるのか全く未知数なので、わくわくしています。来月、9月はおさむとスペインへの旅をすることを決めたのでそれも楽しみなのですが来月から音楽も再スタートするので、そちらの方もかなりわくわく♪「人生暇つぶし」は20代からの私の合い言葉(座右の銘?)ですがよくおさむに「のりこは暇つぶしのためにやりたいことが山ほどあって暇がないんだよね」と笑われているのですけどね私たちは誰でもいつかは必ずこの世を去ってあちらに行くことになるのですからこの身体があるうちにここでやりたいことは何でもやって最高に楽しまなきゃね。その時々の流れにゆだねながら、自分がやりたいと感じることをやっていく。ただシンプルなのです〜
2014年08月14日
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前回ご紹介したクライアントさんのブログの中で、とても印象的な表現がありました。それは「典子さんのセッションはどんなのかって!一言で言うとね私が感じたのは、『スペースシャトルに乗ってるみたいだった』です。私が運転してるんじゃなく、典子さんが運転してるような。瞬息でヒュンヒュンと、とてつもなく密度の高い果てしない宇宙をあちこちに移動してる感じ。目つぶってたら宇宙らしき風景が見えてたほどです」これを読んで、思わず私もスペースシャトルに乗っている風景をイメージしました♪確か、以前にも「宇宙船に乗っているみたいでした」というコメントを頂いたことがありましたが今回「典子さんが運転しているような」という箇所であ〜そうか、私が運転しているんだよなあ、と改めて思ったわけです。確かに私が運転しているのですがその日のスペースシャトルをどこまで飛ばすか(目標設定)とかどうやって行くか(調整法)などは、私が決めることはなくすべてクライアントさんの本質(魂からの声)からの指示に従っているので運転していることすら忘れてしまっていました。私がいつも持っている感覚は、3人でセッションを行っている感覚です。スペースシャトルで例えてみるとスペースシャトルを運転している人ー私私にすべての方向性ややり方を指示する司令官ークライアントさんの本質スペースシャトルに乗っているお客ークライアントさんのマインドクライアントさんの身体(筋肉)はクライアントさんの本質とマインドの両方を私ー運転手に伝えるための道具として使われます。私はすべてのプロセスを司令官からの答えと指示に基づいて行います。例えば、この問題の要因は〜〜と〜の他にまだあるのか?今日のセッション(旅)の目標(目的地)として〜〜まで行けるのか?上がってきた問題の中で、今日はどれを調整できるのか?などすべて司令官に聞いてゆくわけです。私は運転手ですが、司令官からの情報や指令をお客に伝える通訳でもありその旅全体のバランスを取ってゆくオーガナイザーでもありますからその日ワークしている問題に関わらず、今日のクライアントさんの体調とかクライアントさんの要望なども考慮しながら進めてゆきます。例えば、今日のテーマとは直接は関係ない問題だけど今、クライアントさんの腕が痛むので、それも今日調整できるか?とかクライアントさんのマインドは、司令官が伝えてきたその問題についてかなり抵抗しているけど、それを今日伝えるのか?など。司令官からの答えや指示は、いつも明確です。『これは、今日中に調整するべき問題である。これに関してインプットしておくべき必要な情報は〜〜である』『この問題は、今は調整不可能であるから今の時点ではお客に伝える必要はない』『この問題は、今は調整不可能だがお客はそのことを知っておく必要があるから、伝えておきなさい」例えば、前回のブログの彼女のような方だと私は司令官からの情報をほとんどクライアントさんに伝えることができます。そういう方は、司令官の指示を受け入れる準備ができているからです。これは、何回セッションを受けた、などということとは関係なくどれだけその方が気づいているか、によります。そういう方に例えば私が「(司令官は)〜だと言っています」とお伝えした時に「あ、なるほど〜」とすぐにピンと来たり「あります、そういう意識。どこかでそれには気づいてはいたのですが」などとなりますがクライアントさんによっては、魂とマインドがかけ離れていてその問題があることに全く気づいていなかったり理解力や判断力に問題があり、私の質問の意図を理解できなかったりまたはその問題を見たくないという意識だったりでまだ伝えるタイミングではない場合もあるのです。その問題に関して、どこまでクライアントさんが受け入れる準備があるかはクライアントさんの腕を触っているだけでわかりますがそれを司令官に聞いて確認します。例えば「柔軟性」で筋肉が反応した場合私はどこが柔軟性がない点なのかわからないので「柔軟性がないと(司令官から)あがってきていますが何かわかりますか?」などとクライアントさんに直接質問してみます。すると、人によっては「もしかして、こういう所かしら?』とか「こういう時には〜〜しなければ、となります」などという答えが返ってくるのでその答えが司令官の意図している柔軟性のなさなのかどうかまた司令官に尋ねて確認するわけです。すると司令官は「イエス。それも一つです。でも他にもまだあるので見つけなさい」などと指示を出してくるので「はは〜かしこまりました。ただちに(とは言わないけどね)』と私はまたクライアントさんに質問したり、キーワードを探してゆくわけです。ところが私がクライアントさんにお伝えしても『私は柔軟性はある方だと思います。人と上手くやっていっていますし」などと、それを認めない方もいるわけです。もちろん、クライアントさんは本当にそう思っているわけですから私も「そうですか」と一旦は引き下がりまた他のキーワードを探してゆきます。すると今度は「価値判断」や「先入観」などという言葉に身体は反応してこれはクライアントさん自身は気づいていないけど柔軟性に問題がある、と認識せざるを得なくなりクライアントさんに質問せずに見つけていくよう、司令官に求められるわけです。もし司令官が、その問題があることを今はお客に伝えてはならないと指令を出したなら、私は絶対に伝えません。そういう場合に伝えると、クライアントさんがそのことに囚われてしまったり、大きく抵抗が起こったりするからです。少し前にも、あるクライアントさんに何度も上がってきた問題について「〜の問題を調整することが必要です」と何気なく私がお伝えすると「私には自由がないのですか?確かにその問題はありますが私は今それが問題だとは思っていないのです」と言う言葉が返ってきました。無意識に人は制限を抱えて生きることを選択します。それが問題であることはわかっていても、その問題を解決したくはないと感じるのです。もちろんこれが問題なので調整が必要ですと指令を出しているのは私ではなくクライアントさん自身(司令官)ですがクライアントさんの魂とマインドがあまりにも分離していれば本当の自分がどうなりたいのか、全く感じることができない状態なのでそういうことが起こります。ちなみに、クライアントさんがまだ調整したくない問題は例えその問題がその方にとっての大きな制限となっていても司令官は「今すぐ調整しなさい」とは伝えてこないことがほとんどです。そこに行くまでの段階が必要なのです。ですが、かなりクライアントさんのマインドが抵抗している状態でも司令官が「すぐにお客にそれを伝えて調整しなさい」という場合もたまにあります。そういう場合に、司令官の意図をわかってもらえるようにいかにお客さんにわかりやすく伝えるのかは、私自身に委ねられていてそこは私のすべてが出てくるところです。「グラウンディングなんてしたくないです、ふわふわして生きていきたい」と言われるクライアントさんに対して「グラウンディングしなければ人からのエネルギーを簡単に受けて、いつも疲れやすくなってしまいます。また自分のイメージもアイデアも、何も現実化しないのです」とかまたは『コミットメントなんて、絶対に無理です』と言われる方に対して『コミットメントというのは、永遠にそれをしなければならないとかどんな嫌なことがあっても離れることができない、ということではないのです。これから相手と深く関わってゆきます、という今この瞬間に感じている意思表示であって、もし将来、何らかのことが起こってそれをやめたくなったら、いつでもやめることができるのです」などと、司令官の意図が伝わるように私自身の言葉を使って、あれこれと説明する必要が出てきます。私にとって、そのセッションが成功かはセッションの後に効果があったかどうか?ということよりむしろクライアントさんが、そのセッションの中でどれだけ深く司令官の意図を受け取ることができたか?にかかっているように感じます。セッションの中で、クライアントさんが司令官の意図をよく理解された時に「司令官よかったですね〜。お客さん、しっかりそれを理解していますよ」という気持ちになって、思わず涙ぐんでしまうこともよくあります。たまに『え?司令官、マジですか?それ?お客さんこんなに抵抗しているのに、それが今日の目標なのですか?」と驚いて尋ねたりすると、司令官は『そうだ、その抵抗を外して、それを決断することが今日の目標です」などど伝えてくることもあり「今日の司令官、けっこう、むちゃ言うな〜」などと思いつつ「今日は、こういう目標が上がってきています」とクライアントさんに伝えると「え〜!無理です。そんなこと。いつかそうすることになるのかなあ、とはちらっと思ったことはありますがそれを今日中に決断するなんて、絶対無理です」などと予想通りのクライアントさんの反応が返ってきたりして私もまた、まるで説得するかのようにあれこれと司令官の意図を説明するわけです。これが、グラウンディングとか女性性、などのように誰でもが必要な要因なら話もしやすいのですが「この仕事にチャレンジすることが必要」などというケースでは私自身、それがクライアントさんにとっていいかどうかなんてわからないものの司令官が求めていることは、必ずその方にとって必要な経験であることは間違いないので私も司令官の指示を信頼して、伝えてゆくしかないわけです。でもさすがは司令官、いくらクライアントさんのマインドが抵抗していても今回は調整できる、という時をちゃんとわかっているのですね。(当たり前ですが)ですから、最初はかなり抵抗されていたお客さんも、セッションが終わる頃にはもうすでに気持ちが変化し始めている人も少なくありません。さて、例えば司令官が『この要因があることは、お客にけして伝えてはならない。内密に処理しておきなさい」などと指示してきた場合は、私はけしてクライアントさんに伝えることなく密かに司令官の指令通りのプロセスを行います。これは例えば、流産した女性で、ギルティ感を持っていたために亡くなった赤ちゃんとネガティブなエネルギーのコードがつながってしまい赤ちゃんが成仏できない状態でいることをその方に伝えるとさらに落ち込んでしまう可能性があるので、私はそれを伝えることなくエネルギーコードを切るプロセスを行う、というようなケースとか(この場合でも「ギルティ感は不要である」ということは伝えていく必要がありますが)または、ちょっとした霊が取り憑いている状態になっていてそれを伝えるとショックを受けるので、伝えずにそれを取り除くプロセスを行うケースだとか、いろいろあります。セッションによっては、司令官からの情報や指示は次から次へとやってくるのでクライアントさんと話している時間がない場合もよくあります。前回の彼女も「のりこさんは忙しそうだった」と言われていましたが、本当にセッション中はあ〜忙しい〜〜となる場合が多いです。スペースシャトルの運転技術が高まれば高まるほど司令官はより多くのことを伝えてくるのですよね。ということで、スペースシャトルという言葉からいろんなイメージが膨らんだのでセッションについてあれこれ書いてみたのですが伝わったかしら。司令官の忠実なるしもべである私は今日もまた司令官と対話するのです
2014年04月20日
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私がキネシオロジーを初めてから、かれこれ5年ぐらいですが(気分的には15年ぐらいやっている感じだけど)たまに「4年前に一度、受けたことがあります」というような方がひょっこりセッションを受けに来てくださることがあります。4年前というと、丁度IHを始めたばかりぐらいで今、その頃の私のセッションレポートを見直すと「なんという目標設定をやっとんたんじゃ〜」という感じですが実際にその方の身体を触ってみると「あ〜あの頃は、こんな根本的なところを見逃していたんだなあ」とか「う〜ん、惜しい(以前も)いいとこ突いていたけどもう少し深い要因を見ることができたらよかったのに」と感じたりすることもあります。でも、その頃は、私ができる最大のヒーリングだったわけでそれはそれで完璧だったわけです。もちろん、上手く結果が出なかったり、すぐに効果が戻ってしまったりしたこともあるわけですがそれでも、こうしてまた何年かぶりにセッションを受けに来てくださるというのは何ともありがたいものだなあと感じます。ヒーリングというのは、どんな人でもできることであって小さな子供はその存在だけでもうヒーラーですし特に何かの技術が優れているから、ではなくてもまたヒーリングを学んだばかりの人でも、奇跡的な癒しを起こすようなことは日常茶判事に起こるし、何も特別なものではありません。ただ、セラピストやヒーラーという職業として長くやっていける人となると、誰でも、というわけにはいかないようです。先日、日本からNYに来られていたセラピストの友人と話をしていたのですが二人で一致した意見が「セラピストとして上手くいくかどうかはその人がセラピスト意識を持っているかどうか、だけだね」ということでした。彼女は、キネシオロジーではないですが、他のセラピーでセラピストを養成する立場にいる人なのでこれまでいろいろなタイプの人たちを見てきたわけです。私もキネシオロジーやレイキのセラピストやヒーラーになりたいと思っているのに、なかなか上手くいかない人たちを何人も見ていた中で、気づいてきたことがあります。このセラピスト意識さえ持っていれば、そのための技術やテクニックは後からいくらでもついてくるのですがそれがなければ、いくら様々なヒーリングテクニックを学んだとしても上手くいかないのです。ということで、今日はセラピスト意識について、書いてみようと。一言でセラピスト意識と言っても、それがどんなものであるのか言葉で説明するのは難しいですがたいていは出会ってすぐに、その人がその意識であるかどうかわかります。セラピーやヒーリングの種類によっても、求められるものは違ってきますがある「何か」があるのです。その意識を持っている人は、例え、その人がヒーリングを学んだばかりの人でもこの人のセッションを受けてみたい、と思えるしそれがなければ、いくら長年やってきた人でも受けたいとは思いません。私だけでなく、多くの人はそれを無意識レベルで感じているのでセラピスト意識さえ持っていれば、いくらでもクライアントさんはやってくるものだなあと感じます。その何かを言葉で説明するとすればセラピストに求められるものとしてはもちろん「グラウンディンング力」精神やエネルギーの安定感は第一ですがクライアントさんのエネルギーを感じ共鳴する「共鳴力」そして、外側に惑わされず問題の本質を見抜くことができる「洞察力」これらは、どのセラピーやヒーリングでもある程度、必要なものだと思います。そして、セラピストとして大切な意識を(あくまでも私の独断と偏見で)上げるとしたら(レイキの五戒風に)1)人(クライアント)に認められようとしてヒーリングを行わないこと。2)効果が出なかった場合、その責任をクライアントさんに求めないこと。3)人に感謝されようとしてヒーリングを行わないこと。4)人を変えようとしないこと。また変化を期待しないこと。5)人を喜ばせようとしてヒーリングを行わないこと。まず1)のクライアントさんに認められようとしてヒーリングを行うこれは、セラピストの自己価値が低い場合にそうなります。セラピストが自分が認められようとするために、セッションを行ったならそのクライアントさんの問題の本質は見えなくなってしまいます。またもし効果が出なかったり、クライアントさんが満足しなければセラピストは、自分はだめだ〜ということになります。自分が認められたいという意識があれば上手く説明しなければ、とか、セッションで上手くやらなければ、とか自分がヒーラーとして素晴らしいところを見せなければなどというマインドが働くので、セラピスト自身も大変になるし本当にクライアントさんにとって必要なヒーリングはできないのです。また2)の効果が出なかった場合、その責任をクライアントさんに求めるというのは例えば「あなたが変わる気がないから、変わらないのです」などとセラピストがクライアントさんに責任を求めることです。確かにその本人に変わる気がなければ、変わらないのは確かなのですが変わる気がない、または変わりたくないとその人が感じているということは何かそこに要因があるのですからその変わりたくない要因を見つけ出して、それをヒーリングしていく必要があります。また「ヒーリングに依存しないで、自分でやってください」と言われるセラピストも同じです。もしそのクライアントさんが何かに依存しているのだったら依存せずに自分で決断できるように調整するのが、セラピストの仕事です。効果が出ないからと言って、その責任はクライアントさんにはありません。もちろんセラピストの責任でもありません。(私は以前はすべて自分の責任だと感じていたわけだけど)効果がないのは、その時、効果がないことが必要なプロセスだからです。そのあたりは、また書き出すと長くなるのですが。また3)の人に感謝されようとしてヒーリングを行う人というのは、例えば、ある程度のレベルでできるのにいつまでもセッション料金を取らずに、またはかなり低く設定して行っているセラピストにありがちです。それで相手が感謝してくれればいいのですがもし感謝してもらえなければ、不満が残ります。そのセッションに見合ったお金を頂くというのは、相手と自分のエネルギーバランスはイコールになるので例え、クライアントさんに感謝されなくてもいいのです。お金を頂いて行うセッションだけが、セラピスト意識を高めていくことは多くのセラピストが言われていることです。そして4)のクライアントさんを変えようとしないこと。セラピスト自身がクライアントさんに対してこうなればいいのに〜とか、こうなったらこの人の幸せなのに、などと自分の価値観を押し付けることです。これは、特に家族間や恋人間でのセッションでその意識が出てきます。これが完全にクリアになって、家族間や恋人間でも深いレベルでセッションができるようになれば、それはかなり高いセラピスト意識と言えると思います。(いや〜これは本当に大変なのよね〜)またセラピストがクライアントに変化を期待しない、というのはマッサージなどではある確実な効果がわかるでしょうがキネシオロジーやレイキなどのヒーリングでは必要なことです。あるクライアントさんが、あるセラピストから『セッション後の変化を書いてください」と言われてそれが嫌だった、と言われていたのですがセラピストがすぐに効果や変化を期待すればそれはクライアントさんにとってのプレッシャーになることもあります。クライアントさんの中には、自分は何をやってもだめだからヒーリングの効果が出ないのだ、という思い込みを持った人もいます。ですから、セラピストがクラアイントに対して変化を期待すればクライアントさんにとっては変化がなければ自分はだめだ、ということになるのです。それは2)にも書いたように、変化がないのは、その人がだめなわけではなく他の要因があって何度かのセッションが必要だったりまたは思い込みが強くて、変化を感じれないブロックがあるためなのでそれをまた調整していけばいいのです。もっとも、クライアントさん自身は変化を感じれなくてもセラピストはセッションによってどこがどう変化したのかまた何がまだ変化していないのかを、ある程度感じる力は必要になってくるかもしれません。そして5)の人を喜ばせようとしてヒーリングを行わないというのはクライアントさんにこびないとか期待に応えようとしないことと言えるかもしれません。もちろん、セッションは、クライアントさんの幸せのためですからクライアントさんが喜んでくれたり、幸せに感じてくれたらうれしいのは確かですがキネシオロジーのセッションでは、そのクライアントさんの頭で望んでいる目標が、その人の本当の自分(魂レベルで)の目標とは限りません。ですが、その1回のセッションですぐに相手を喜ばせたいという意識がセラピストにあれば、そのクラアントさんの魂の目標を見失ってしまうこともあります。例えば、コミュケーションやお金や健康人生のあらゆることに問題を抱えていると言われる一方でどうなりたいですか?とお聞きした時に「宇宙とつながりたいです」とか「直感力を磨きたいです」などと言われるクライアントさんがいたとして(もちろん、その人は全くグラウンディングできていないわけですが)その人が喜ぶように、セッションでそういう方向で目標を立てて調整したとしても、その時は幸せな気持ちになるかもしれませんがほとんどの場合、すぐにもとの感情や意識に戻るしその人の人生は何も変わらないままです。私自身も以前はクライアントさんの幸せな顔が見たくてクライアントさんが望んでいるようなファンシーなヒーリングをしたりしたこともあったのですがそれは本当の意味でのクライアントさんの幸せにはつながらないということがよくわかったので、クライアントさんを喜ばせるためのセッションはやらなくなりました。クライアントさんの意識が変わればそのプロセスもすべてベストであったこともわかりますから。もちろん、セラピスト意識というのはこういうタイプの人がセラピストに向いている、というようなことではありません。例えば「セラピストは説明が上手く、いつも穏やかで親切な人」などという世間的なイメージは必要ないのです。またセラピスト意識がなくても、セラピストとしてやっている方もいるでしょうがたぶん、クライアントさんの真の幸せのためのセッションはできないしセラピスト本人も楽ではなくなってしまうだろうなあと。では、セラピスト意識になるためにはどうすればいいか?ですがこれは、人にセラピーをやっている中で身についてくる、というより自分自身がヒーリングを受けて、癒されていく中で出てくるものです。洞察力も、自分が癒されて、内観できるようになれば自然と人のことも見えるようになってきます。私もおさむもこれまで人にセラピーを行っていく中で、自分自身の問題に気づいて自分へのヒーリングを受けたり行ったりして少しずつそういう意識になってきたわけです。とはいえ、どんなものでも、過ぎたるは及ばざるがごとしセラピストとしては、セラピスト意識でいることは大切ですがその意識が強すぎれば、またそれもブロックになってきます。簡単に言えば、セラピスト意識が高まれば高まるほど自我がなくなってくるわけですがセラピストとしての人生だけではありませんからそれが制限になる可能性もあるということです。そのことに、最近あらためて気づいてまた私の問題も出てきたのですが、その話はまた〜
2014年03月21日
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さて、前回のキネシ講座の中でご質問のメールがあったので補足として書いてみますね。ちなみに、キネシオロジーやヒーリングに関するご質問は私のセッションやクラスの中では何でもお答えしていますがメールでのご質問にまでお答えしていると、私のプライベートの時間もなくなってしまい、お互いのエネルギー的にもアンバランスになってしまうので基本的にはお答えしていないものの他の方も同じような疑問を持っているようなものでしたらこのブログでお答えしていきたいと思います。ということで、頂いたご質問はキネシオロジー入門講座の所の筋反射の最初の部分を読んでちょっと混乱してしまいました。 TFHとIHではちがうのでしょうか? Aさんは彼を愛している(本当に愛しているとして)→ yesならIMCは反応するのではないのですか?AとBどちらにするか?という質問で Aで反応したらAってことですよね?きっとその場で見れば理解できることなのかもですが、文章で読むと混乱します~。ちなみにIMCというのは、Indicator Muscle Changeのことで筋肉の反応があることです。キネジェティクスでは、オフ筋(筋肉がゆるんでいる状態)から調べてオン(筋肉が動かない状態)になったらIMCを取るやり方もありますがTFHやIHなどのキネシオロジーでは筋肉がオフになったら、IMCです。さて、「彼を愛しています」と身体に聞いた場合もしAさんが本当に(潜在的に)彼を愛している、とすればTFHのやり方であっても、IHであっても、筋肉は反応しません。そこには問題はないからです。たぶんIHを学んだの方の中で勘違いされてしまう方がいるのはプロトコルの中で「私は〜〜を選択します」などと身体に聞いて、筋肉の反応があったら、イエスだというように認識されているからでしょう。反応があったら、イエス、ということではなく反応があったら、That is the oneつまり「それが目標だ、それが問題だ」ということです。もし「彼を愛している」に反応する、ということはそれが問題なのですから(今は)彼を愛していない、ということになります。ここは何となくわかっているのではなく、しっかりと認識しておく必要があります。ですから、例えば「私はリラックスして人前でスピーチをします」という目標で調整したとしてセッションをする前、またはセッション中のアファメーションでは「人前でのスピーチ』などと身体に質問すれば筋肉の反応はありますが、セッションが完全に終了した後で、同じ質問すると反応は起こらない状態になっている必要があります。さて、ここで問題なのは、これは目標設定になりますが例えば「人前でリラックスします」に筋肉が反応した場合実際はリラックスしていないということですから目標も「人前でリラックスします」などとなることはありますが「彼を愛する」などという問題では、例え「彼を愛していない」ということが筋反射でわかったとしてもセッションの目標は「私は彼を愛します」というようにはならないことです。この場合の目標は、私が行った多くのケースでは彼と別れるとか、または彼に見切りをつけるとか彼への執着を手放すことになります。今は彼を愛していないにも関わらず、一緒にいなければ、もしくは愛さなければ、などとなっていることが問題なのでそういう思い込みや抵抗を外して、別れるための調整になるわけです。もし彼を愛しているけど、信頼できていない、というのなら「彼を信頼します」という目標が選ばれることはよくあります。例えば、以前、彼に助けてほしい時に助けてもらえなかったなどということがあって、今の彼はサポートしてくれるようになったのだけどその頃の思いが残ったままになっているので何かの拍子にその感情が出てきて、ついけんかになってしまうなどという場合、彼への愛はある状態ならば彼を信頼する、彼からのサポートを信頼するなどという目標で、以前の感情やそこで芽生えた思い込みを手放す調整になるのです。また彼を基本的には愛しているけれど彼のレイジーな部分が嫌いだ、とか、彼の頼りない部分が好きではないなどという場合は「彼のありのままを受け入れます」などという目標が出てくることもよくあります。(もっと深い部分で言えば、彼を受け入れられない部分があるのは彼そのものではなく、何らかのことを受け入れられないわけですからー例えばこの場合、怠けることが嫌いでいつもがんばらねば、という意識があるなどーこの「彼のありのままを受け入れます」という目標設定ではちょっと弱い調整になってしまうのですが)ですが、彼を愛します、という目標をクラアントさんの身体が選ぶことは私のセッションでは一度もなかったです。これは愛というものの捉え方によって違ってくるので言葉で説明するのは難しいのですが人に対しては、潜在的にであれ、顕在的にであれ根本的な愛がないものを愛に変化させる必要はないということでしょう。ただし、自己愛に関しては「自分を愛する」という調整はよく出てきます。これも宇宙の大法則なのですが、どんな人であっても自分自身のことはあらゆるレベルで愛している必要がありそれができていなければ、人生のほとんどのことは上手くいかないようになっているからです。また特定の人に対してではなく、すべての男性に対して抵抗がある場合「男性を愛します」などという目標が選ばれることはあります。ということで、キネシオロジストが質問の仕方をわかっていなかったり筋反射で反応した意味を理解していなければ、クライアントさんの本当の願いとは全く反対の目標で調整してしまうことがあります。キネシオロジーを始めたばかりの方にとっては、こういう離婚とか就職などの大きな選択のケースでのセッションは恐く感じるかもしれませんが万が一、あなたがクライアントさんの本当の声とは反対の目標で調整してしまったとしてもクライアントさんが人生を踏み外すことはないので、大丈夫です。ただセッションの効果として現れないだけです。(ある程度の料金を取って行っているプロのキネシオロジストの場合はそのあたりはクリアになっている必要はあるでしょうが)これはいくつかのケースがあるのですが「以前、他のキネシオロジストさんに、夫を愛して、満足するための調整を何度かやってもらったのですが、どうしても受け入れられないのです」という方が来られたので、調べてみるともうとっくに愛は終わっていて、本当の心の声は別れたい、と言っているにも関わらず彼へのギルティ感とか、彼と別れた後の経済的な心配などが邪魔をして別れるという決断ができない状態でした。もし、その方の魂の声が彼と別れたい、のなら、いくら、彼を愛する、とか彼を受け入れる、という調整をしたところで彼を心から愛して、満足するように変化することは永遠にないし遅かれ早かれ、クライアントさん自身の中に別れたい、という意識が芽生えてきます。だったら何のためにセッションを行うかというと例えば、その方がそのままでは、5年かかって気づいたり、決断したりすることをセッションを受けることで、新たな状況に対する抵抗や恐れを手放したりその状況に向かいやすい環境を作ったりすることですぐに決断や行動に移せるようになる、ということです。こういったヒーリングは、魂の方向に向かうスピードを早くするからです。ちなみに、彼と別れます、などという目標が選ばれるケースというのはその本人も多かれ少なかれ、その方がいいのではないか?気づいていることがほとんどです。ですが、たまに、あまりにもその方の思い込みやブロックが強い方の場合全く自分の心の声が聞けていないこともあるので筋反射での反応をお伝えすると「え〜?そんなつもりはありません」などとなることもあり得ます。ここはキネシオロジストの力によってもまたそのクライアントさんの状態によっても変わってくるところでしょうが一度のセッションで、魂の目標にたどり着けるとは限らないので例え、最終的な目標が彼と別れることであっても今回のセッションでは、まずは(彼と別れても大丈夫のように)経済力をつけるのが目標とか、相手を傷つけてしまうことへのギルティ感を手放すのが目標などということになることもあるわけです。また話を目標設定に戻しますが例えば「仕事のストレス」で身体の反応があった場合仕事でストレスを感じないようにするための調整なのかそれともその仕事のストレスそのものをなくすための調整なのかまたはその両方なのか、を見極めていく必要があります。どんな仕事でもストレスを感じてしまうような人ならストレスに対応する力を高める、つまりグラウンディング力を高めたり心配性を手放したりするための調整になるでしょうがその仕事が多くの人にとって、あまりにも大きなストレスになるようなものだったらその仕事の環境を変えるとか、仕事そのものを変える、つまり転職するための調整になります。もしその両方が必要ならば、たぶん1回のセッションでは難しいでしょうから2回以上のセッションが必要になるでしょう。また例えば「自立」という言葉に身体が反応したとしてその人が経済的や精神的に自立していくことがセッションの目標なのかそれとも自立しなければならない、という思いこみを手放して人からのサポートを受けることが目標なのか人によって、全く逆の目標になるのです。ですから、キネシオロジストは一つの問題に対して一つの質問だけでなく、たくさんの質問を身体に対して行うことでクライアントさんの中に眠っている答えを見つけ出してゆく必要があります。その場合、前回書いたように「〜〜ねばならないと思っている」という質問の仕方は思い込みを見つけやすくします。「(本当は愛する必要はないのに)愛さなければならない(と思っている)」「(本当は大変な仕事をやる必要はないのに)がんばって仕事をしなければならない(と思っている)」「(本当は今は親にサポートしてもらうことが必要なのに)自立しなければならない(と思っている)」などというように、ねばならない、で反応があったらそれを手放すための調整になることが多いです。私たちにとって、ねばならないものは何一つない、のですから。念のため、もちろん、健康に関しては、ねばならないで反応しようがどうしようが健康を取り戻す方向で調整する必要があります。「生理痛」が問題だと言われるクラアイントさんに対して例え「生理痛を手放さなければならない」などという質問で身体が反応したからと言って「生理痛があっても気にしないでいる」なんていう調整にはなりませんので。どんな身体の不調であっても、それは本来の私たちの姿ではありませんからそれを元に戻す方向に向かうのが宇宙の法則です。ただし、ダイエットなどの問題の場合は実際にやせる必要がある場合と、やせなければという思い込みを手放す場合とありますがその両方が必要なケースもよくあります。ということで、今日のキネシ講座はここまで〜♪こうやってあれこれ文で読むと、もしかすると逆に混乱されてしまう人もいるかもなので難しいところなのですが筋反射も目標設定も感覚をつかむためにはとにかくひたすらセッションをやっていくのみなのですけどね。
2014年03月10日
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今日はキネシオロジー入門講座としてみなさんがよくわからないと言われている質問の仕方について少し書いてみますね。ちなみに、ここで私が説明する中で「反応があった」というのは、筋肉がオフになった状態を言います。そこに問題があれば、筋肉が「反応する」なければ「反応しない」です。これはタッチフォーヘルスの肯定文や疑問文での質問の仕方では例えば、Aさんが彼を愛している場合「彼を愛しています」では、反応しないし(オンになる)「彼を嫌いです」では反応する(オフになる)というように教えられますがこの質問の仕方では、問題や目標を見つけにくくします。問題や目標となるものだけ反応する、という共鳴反応を使えばもしAさんが、彼を愛している場合、そこには問題はないので「彼を愛しています」にも「彼を嫌いです」にも筋肉は反応しない(どちらもオフにならない)ということになります。この質問のやり方の方が問題を見つける場合や目標設定ではより早くスムーズに見つけることができるのです。さて、例えば、簡単な例としてある人がAを選んだらいいか、Bを選んだらいいか迷っているということにします。ここで身体に「私はAを選びます」とか「Aを選びたいです」とかもしくはA?B?などという質問の仕方で「Aが選ばれたので、Aだね」などということでは、根本的な問題は何も解決しないだけでなく本当の答えとは逆になる場合も出てきます。ここでまず大切なのは、セラピストが宇宙の大法則「魂には迷いがない」ということを知っているということ。迷うのは、マインド(思考)でしかないわけです。もちろん、例えばAの会社に入るか、Bの会社に入るかという選択でどちらの会社のことも何も知らなかったら最初にそれぞれの会社についての情報を収集するというプロセスが必要な場合もあります。でも、ある程度、それぞれの会社の情報がわかった時点ではもしその方に不要な思い込みがなければ、すぐに選択することができるのです。なので、AかBかわからず迷っているという時点でそこに何らかの思い込みがある、ということを意味しますからそれを見極めなればなりません。例えば、ここで例としてNYに長い間住んでいるけれど、そろそろ日本に帰国しようかそれともまだNYで暮らそうかどうか迷っているという一人の方のケースを取り上げてみましょう。これはNYでセラピーを行っていると、よく出てくる問題の一つです。さて、この状況で考えられるのは二つです。1)本当の自分は日本に帰りたいにも関わらず、何らかの思い込みがあり NYにいた方がいいのではないか?と思っている。2)本当の自分はNYにいたいにも関わらず、何らかの思い込みがあり 日本に戻った方がいいのではないか?と思っている。日本か、NYか、身体に聞いたとしてももし思い込みが大きければ、身体はそちらに反応するのでそれが本当の自分が選びたい方かどうかわかりません。ですから、ここでの質問の仕方は(本当の自分は日本に戻りたいけれど)NYにいなければならない、と思っている または(本当の自分はNYにいたいけれど)日本に戻らなければならないと思っているという、思い込みの方を見つける形での二つの質問をすることが必要になります。質問は「〜〜したい」のではなく「〜〜ねばならないと思っている」というのがキーワードです。()内は質問として言わなくてもセラピストが意識の上でわかっていればオッケーです。さてここで問題なのは「(本当はNYにいたいけれど)日本に戻らなければならないと思っている」の方に反応していて一方で「どちらを選ぶ?」と身体に聞いた場合「NY」と身体が反応したとしたら思い込みは若干あって、迷っていてもどちらにしてもNYを選ぶということになります。迷っている、という時点で思い込みはありますから、そのことについてのセッションはした方がいいですが、この選択に関してという意味ではセッションは特に必要でないことになります。ですが「(本当はNYにいたいけれど)日本に戻らなければならないと思っている」かつ「どちらを選ぶ?」と身体に聞いて「日本」と身体が反応したとしたらその思い込みは大きいということになるので、本当の自分の声に従うためにはセッションで潜在意識を変える必要がある、ということです。ということで、この方が「(本当はNYにいたいけれど)日本に戻らなければならないと思っている」の方に反応した場合なぜ日本に戻らなればならないという思い込みが生まれたのかが最も大切なことになります。ここでざっとキーワードを探していくことになるのですが例えば、感情チャートなどから「罪悪感」などが選ばれたとして親のそばにいなければ申し訳ない、などの罪悪感があるから本当はNYにいたいにに日本に帰った方がいいのではないかと感じていた、ということが見えてきたとします。そうすれば、このセッションのテーマは日本かNYかを決めることではなく人の期待に応えなければ、親を喜ばせなければという罪悪感を手放し自分の本当の心の声に従うためのものになるということです。または「(本当は日本に戻りたいけれど)NYにいなければならないと思っている」という方に反応した場合、また探っていって、例えば「自由」などという言葉がピックアップされた場合日本では自由でなくなってしまう、などと感じているかもしれません。(これもけっこう多い要因です)そうなれば、このセッションのテーマは相手に無理に合わせたり、責任感が強すぎたりする部分を手放してどんな場所でもどんな人といても、自由でいることができる自分にするためのものになるのです。ということで、上手く伝わったかどうかわかりませんが。このように言葉で説明すると難しく感じるかもしれませんが実際は、これらのことは、あれこれ考えて行うことではないので慣れればあっという間に、わかるようになります。私はセッションをスタートする前の数分間でクライアントさんの問題の要因を探りセッションがスタートする時にはある程度の目標やゴールが見えている状態になっています。私は、キネシオロジーのクラスでは学ばないこういったことを教えたいなあと思っているのですが、特にプロとして通用する人たちを育成したいという思いが最近、特に大きくなっています。もちろん、家族や友人に行うのもいいのですが今、本当に多くの人たちが、キネシオロジーを必要としているしプロとしてやっていける人たちがもっと増えたらいいなあと。それで9月から2ヶ月休みを取ると決めた直後に私に降りてきた直観の一つが、その期間にプロ養成講座を行うということ。それじゃあ、ヒーリング中毒は変わらない?という声もありますが(私の中で)私自身がヒーリングを行うという意味ではなく、プロのキネシオロジストを養成することのは、これまでやっていませんから。って、要はやりたいことは何でもやってみたいというだけなのですがこのクラスのことを思うと、わくわくしてしまうのです。やりたいとは思っていたものの私のこれまでのスケジュールの中では、数日間、クラスをやるためには準備なども含め、かなり大変になることはわかっていたのでなかなかやれませんでしたが2ヶ月近く休みがあれば、ゆっくり準備もできそうだなあと。ちなみに、このクラスの中で私が教えたいと思っているのは1)問題の見つけ方 クライアントさんが気づいていない問題を見つけ出し それらの相互関係をどのように見てセッションをスタートするか2)目標設定の仕方 クライアントさんが上げた問題からどうやって目標を設定していくか3)抵抗の外し方 クライアントさんの身体が抵抗を起こした場合 つまり問題がわかっているのにも関わらず、身体が問題だと反応しなかったり それが優先テーマにならない場合など、その抵抗の外し方4)症状別、問題別、アプローチの仕方 例えば、グラウンディングが弱いという問題に対して どうアプローチしていくか 生理痛に対してどうアプローチしていくかなど。 もし時間があれば、ホルモンや脳神経などについても。5)原始反射の統合 これはブレインジムでの方法ではなく、ブレインチューニングフォークを使った方法です。6)その他、それぞれのプロトコルを使う時のこつ、調整のこつなど。期日はまだ未定ですが10月のいつか。日程はたぶん3日間。二人一組での実践を行う中で、私の目が行き届く範囲ということで、6人限定です。(もしも希望者が多ければ、分けます)これはプロとしてやっていく人のためのクラスなので(独断と偏見の?)条件をつけました1)マチルダのIHのクラスを4まですべて終了していること。 (マスターコースは受けていなくてもオッケー)2)IHを使って、最低でも30回以上 かつ10人以上の人にセッションを行っていること。 (ただし、IHプラクテショナーに対して行ったセッションや 家族に対して行ったセッションはカウントしません)3)ある程度、筋反射が取れていると実感していること。4)私のセッションをここ1年の間に(10月までに)2回以上受けられている方。 (これから受けられる方でもオッケー) または、ここ最近は受けていなくても、以前10回ほど受けられたことがある方。 私が教えるのはIHそのものではないのですがIHのプロトコルは使いますので、IHを学んだ方のみです。30回ぐらいは、誰でもすぐに行える回数ですし例え、まだ一人もやったことがなくても10月まであと数ヶ月あるので、1ヶ月に6、7人行えば達成できますから。(だから今、ここでお知らせしているわけなんだけど)いわゆる仲間内の練習というか同じようにIHを学んだIHプラクテショナーに対して行うセッションはあまり上達や学びにはならないので、人数に入れません。また家族に深いレベルでセッションが行えるというのは本当に自分がヒーリングされていないと難しいので実は家族にやるのが一番難しいのですが(もちろん子供の風邪を簡単に調整する、などはできますが)私が教えたいのはプロとしてやっていく人ですからあえて、家族はカウントしないことにします。どちらにしても、今、多くの方がヒーリングを必要としているのに10人も見つけられないということは、たぶんその人自身のコミュニケーションにまだ限界があるということでしょうからまずはそこを調整する必要があるでしょうしね。また、本来は私のセッションを受けた方でなくてもいいのですが少人数のクラスですし、とりあえず、今回は受けた方限定です。またこれは、必須ではないのですができれば、ご自分のブログなどで自分の感じたことを綴っていって感覚を言葉に変換する練習をされることをお勧めします。目標設定でも言葉に対する感性や的確さが必要となりますしまたセッションの中ではクライアントさんに何がどう問題なのかなど、しっかりと言葉で伝えていくことが大切になりますから。ということで、まだどうなるかはわかりませんがとりあえず、今、私が直感的にやりたいと感じていりことを書いてみました。(万が一、ボツってもとりあえず誰の損にもならないかなあと)クラスの内容のほとんどは、これまで私が何千回もセッションを重ねてきた中でわかってきたことです。私のように何千回もやらなくても、できるようにこのクラスの後、即実践で使えるように教えてゆきたいなあと。希望される方は日程が決まりましたら、お知らせいたしますので私の方までメールくださいね。(とりあえず、お知らせを送るためのもので申し込みではありませんので)
2014年03月04日
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5月の日本でのセッションを受ける予定の方々から今の健康状態や、このセッションでやってみたいテーマや問題などのアンケートのお答えが届いています。普通は、セッション前にこういったアンケートは必要ないのですが今回は、ぎりぎりのスケジュールなのでなるべくスムーズに進めるために、事前にお答えしてもらっています。そのアンケートを見ると、今回かなり強者が多いようですもちろん、実際にお会いしてみないとわかりませんがみなさん、いろんなものを抱えていそうだなあという印象です。このアンケートは、それほど大きな問題でなくてもちょっとした身体の不調なども書いてもらっていることもありますが例え、本人が小さな問題だと思っていることでも、深い要因と関連していることもあります。実際に何が優先テーマに選ばれるのかは、その日にその人の身体に聞いてみないとわかりませんがこれまで何千回とセッションをやっていることもあってそれぞれが上げてくれた問題やテーマをざっと見るだけでたぶん、この人はこれが優先テーマに選ばれるだろうなあ、などと見えてきます。この問題とこの問題は、この1回のセッションで解決しそう、とかこの問題は、数回以上のセッションが必要だなあ、なども何となくわかってきます。もちろん、中には、何が潜在意識から出てくるのか検討もつかないような問題やテーマを上げられている方もいて興味深いです。どちらにしても、いくら最大限にやったとしても2時間半ほどのたった一回のセッションでやれることには限界があります。それでも、そのセッションがその方にとって何らかの変容のきっかけになったらいいなあと思います。さて、一つの問題に関して、どれだけセッションを受ければ解決できるのか?について、できるだけわかりやすく説明してみようと思います。(これはあくまでも、私から見てであって一般的な捉え方というわけではありません)例えば、Bさんが抱えている問題として、最初に「経済的な問題」「アレルギーの問題」「恋愛」の3つをあげたとします。この3つは一見、ばらばらな問題のように見えますが潜在的には、一つの問題は他の問題と深いレベルで関わっていることが多いです。症状や問題は氷山の一角です。キネシオロジーをご存知の方は、このような図を見られたことがあるでしょう。ここでBさんの経済的な問題、つまりお金についてのことを見ていくとこの場合「お金の問題」が、氷山の一角です。そして、その海底にある深い要因を見ていって主な要因として「グラウンディング力」「論理的思考とオーガナイズ力」「自己価値」「クリエイティビティ」の4つが上がってきたとします。つまり、こういう状態です。(なぜか写真のリサイズが上手くできないので、中途半端なサイズのままでアップ)グラウンディング力がなければ、地に足が着いていない状態ですから自分がその仕事でやっていく力があるかどうかの見極めができなかったり何が自分の才能を生かすものがわからなかったりします。また自分はたくさんのお金を受け取る価値がない、と自己価値が低ければ、現実もお金は入ってきません。また、論理的思考やオーガナイズ力がなければ仕事を上手くオーガナイズしたり、計画することができません。またクリエイティビティがなければ、どんな仕事においても行き詰まってきます。同じお金の問題でも、人それぞれ根本的な要因は違っていて例えば、お金はよくないものだなどというお金に対する思い込みや信念体系がお金が入ってくるのを防いでいた要因の一つ、ということもありますし何がその人の要因になっているかは、身体に聞いてみないとわかりません。さて、この4つのディープな要因はそれぞれ違うところから発していることが多いので普通は、一つの要因に一回のセッションを要します。例えば、自己価値だと子供の頃のインナーチャイルドや大人になってからの人からの評価の問題などグラウンディングは、原始反射や左右の脳の統合や脳幹の調整などクリエイティビティは、右脳の活性化や心理的なブロックの解除第2、第6チャクラの活性化、などそれぞれ全く違うタイプの調整になります。では、今度はBさんの持っている他の問題のうち『アレルギーの問題』を深く探っていき主な要因として「原始反射」と「自己表現」「ホルモンバランス」「腎臓や脾臓の機能」の4つが上がってきたとします。人に言いたいことを自由に言えない、という抑圧された感情や思いが体内に溜まって何かの食物を食べることがきっかけでデトックスとして肌に出てくるというケースは、多いのです。この場合、食べ物はあくまでもきっかけにしかすぎません。また原始反射を持っていると、アレルギー体質やアトピーになることがあります。原始反射はグラウンディングの調整と同時に調整することが多いです。また3つ目の問題「恋愛』もやはり「グラウンディング力」「自己価値」「自己表現」そして「女性性の問題」「ホルモンバランス」の5つが上がってきたとします。男に甘えられない、などの問題があれば、女性性を受け入れられなくなりそれがホルモンバランスに影響している可能性もあります。また女性ホルモンのバランスが、共感力や親密さにつながっていることもあります。ということで、もしこの方が一回だけセッションを受けられたとして初回にグラウンディング力を調整したとしたらこの3つの問題すべてに関わっているもののまだ深い要因が残っているためどの問題もすべて完全に解決とはいかない、ということが考えられます。でもグラウンディングがすべての問題に関して関連しているのでいろんなところで変化や効果を感じるということもあります。つまり、単純に言えば、Bさんの3つの問題「お金」「アレルギー」「恋愛」のすべてが解決するためには『グラウンディングと原始反射』『自己表現ーコミュニケーション力』『自己価値』『論理的思考とオーガナイズ力』「腎臓や脾臓の機能調整」『ホルモンバランス』「女性性」『クリエイティビティ』のテーマで、計8回のセッションが必要ということになります。(実際はもっと他の問題や要因と複雑にからみあっていますが)もっとも、私は最近1つのセッションで、3、4つの要因を一気に調整することも多くインナーチャイルドと脳の統合と遺伝の調整など以前だったらありえなかった組み合わせで調整したりもしますがそれでも1回でやれるところは限界がありますしまた例えば、魂の統合の調整が終了しないと本質的なグラウンディングのための調整はできない、などと身体が伝えてくることもあります。ということで、キネシオロジーでは、表に出ている問題に対して調整しているわけではなくその根底にある深い要因に対して調整しているのです。通常、クライアントさんの身体は、お金の問題を解決してから次はアレルギーの問題を解決する、というようには指示してきません。最も一番先にやる必要がある深い要因から、伝えてくることが多いので6回目の調整が終わった時に、いろんな問題に対する効果が見えてきたなどということもあります。すべての問題は密接に関連しているので高血圧を治そうと思って来られた方が人間関係もスムーズにできるようになったり生理痛を改善しようとセッションに来られた方が生理痛がなくなると同時に、仕事で新たなキャリアができてきたといったことが、起こります。例え、生理痛の問題をテーマにセッションがスタートしたとしても調整しているのは、その方の人生の様々なことに関わっている深い要因に対してなのです。こういったディープな要因がある程度、調整ヒーリングされてくるに従ってだんだん、1回のセッションだけで、その問題は即解決しました、とかすぐに効果がありました、というようになってきます。例えば、このBさんの場合「お金、アレルギー、恋愛」に関わっていた深い要因が全部調整されたとして例えば、4番目に「疲れやすい」という問題をテーマにしたとします。疲れやすい、などという問題は案外、いろんな深い要因が関わっています。原始反射が残っていれば、疲れやすい体質になりますしコミュニケーションで自分らしくいれずに疲れてしまう人もいますしホルモンバランスが乱れて、疲れやすくなってしまう方もいます。このBさんの場合、コミュニケーションや原始反射の問題は調整されたとして他に「遺伝的な要因」というのが残っていればそれを調整しない限り、疲れやすいという問題は残ったままです。だから、遺伝的な要因をセッションで調整すればその1回で、劇的に変化があった、と感じるわけです。でも、実際はその1回のセッションで疲れやすい、という問題を解決したわけではなくこれまでのセッションのすべてが、ここに関わっているのです。また、逆のパターンもあり得ます。例えば、こういうケースです。つまり、その方の問題のほとんどがグラウンディング力の低さ、という要因からだけ起こっていたとしたら1回の調整だけで、いろんな問題が一気に解決に向かうということもあります。他のキネシオロジストの方のやり方はわからないのですが私はセッションの最初の10分15分ぐらいでその方が問題だと上げたもの(ここではお金と恋愛とアレルギー)に関わっている深い要因についてざっと見ていきそれらの相互関係を見てゆきます。そして、その日の優先テーマを身体に聞いてセッションをスタートし、セッション中にも相互関係をあれこれみながら行ってゆきます。ですから、セッションが終わった時にはこの日のセッションで、何に効果があると予想されるかまた、今持っている問題に関して、今後、どのような要因が残っているのかなどが、だいたいわかってきます。ただ、それがその通りになるとは限りません。身体は過去と今のことはわかっても、未来の予測はできないからです。この問題には3回ぐらいのセッションが必要、と身体が反応してもセッション後に何かよい影響を与えることが起こったのでその1回で解決された、ということもあるしその逆に「この問題に関して、もうこれ以上の調整は必要ない」と身体が反応しても、そのセッションの後に何かストレスとなる事件があったために効果として出てこなくて次に来られた時にそれが出てきたりすることもあります。セッションの結果に関しては、予想がつかなくて全く予想もしなかったところに効果が出てくることもあります。ということで、言葉にするとわかりにくいのですが何となくは伝わるかしら?どちらにしても、キネシオロジーのセッションでは身体は何から調整したらいいかの順番をわかっていますからすべてはその方の身体にお任せです。今回、メールを頂いた方の中にはその方にとってのテーマを書き出して、私に送っただけでそれらが叶ってきている感覚があります、と言われている方もいてうれしくなりました。そういったプロセスも含め、すべてはその人にとっての必然であることを私は信頼しています
2013年04月28日
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前回の日記の訂正ですが病気や身体の不調が、身体だけの問題で起こっていることはないと書きましたが小さな子供や動物の場合はよくあります。先日のセッションでも、予防接種や麻酔の影響で脳神経に問題が出てしまったお子さんのケースがありましたがそういう場合は、精神的、感情的な問題は出て来ないことが多くそうなれば、完全に身体の機能だけの調整になります。もちろん、身体の機能の調整と言っても、キネシオロジーの場合は薬を使うわけでも手術をするわけでもありませんからすべてエネルギー的に調整してゆきます。器官であっても、関節であっても、チャクラであってもすべてのものは、それぞれの周波数で振動していますから正常な周波数に戻すためのエネルギー(バイブレーション)を使って調整してゆけば、身体であっても変化します。リチャード博士が、身体も幻想と言われていることはそういう意味なのですね。さて、その身体や精神状態を変化させるエネルギーなのですが最近、3、4人のクライアントさんからセッションの中で使われるチューニングフォークやクリスタルボールなどを購入して家で使えば、さらに効果は上がりますか?というご質問がありました。例えば、キネシオロジーのセッションの中でチューニングフォークやクリスタルボールを鳴らしたりするだけで痛みが速攻的になくなったり、長年持っていた感情がリリースされるので人によっては、それ自体に何か問題を解決できる力があると思われてしまうのですね。でも、ただ闇雲に鳴らしても、何かしらの変化は起こるかもしれませんがその問題が解決できるわけではないのです。以前にも書いたように、ヒーリングはそのヒーリングのためのState(状態)になっている時にその調整のために最も必要な周波数を生み出すものが使われた時に起こります。ヒーリングのための状態というのは、問題の要因にアクセスできている状態です。例えば、顎関節を調整するのにTMJ用のチューニングフォークやブレインチューニングフォークをただあちこちの顎関節に当てても、ある程度は変わりますが効果はそれほど上がりません。これは簡単な実験をしてみるとよくわかるのですが例えば、顎関節(TMJ)とだけ言って、筋反射を取りそれで必要な顎関節の箇所にチューニングフォークを使うと2、3回当てるだけで、もうこれ以上、調整は必要ないと出てきますが顎関節に関するすべての情報、例えば、骨、腱、ビタミン、顎関節に溜まっている感情的、精神的、エネルギー的問題、ケミカル、などの情報まで筋反射で取ってから、チューニングフォークを使えばもっとたくさんの箇所に当てるように身体は伝えてきますし完全に調整されるためには、チューニングフォークだけでなくもっと他にも必要だと出てくることが多いです。必要な情報にどれだけ多くアクセスできているか、でそれに必要な調整方法も変化してくるしヒーリングされるレベルも変わってくるのです。このヒーリングのシステムは、ブレインジムであっても、原始反射であってもマトリックスエナジェティクスであっても基本的には同じです。例えば、原始反射のクラスでは、筋反射は使っても使わなくてもいいのですが調整自体は、とても簡単です。マッサージのような指圧のような方法を使いますがその調整をする前に、それぞれの原始反射について調べてその問題があるのを確認します。例えば、緊張性迷路反射を調べるのに上向きになった時に少しふらつく状態、などというのを確認することで、身体は「はい、緊張性迷路反射がありますよ~。今からその調整を行う準備ができていますよ」というサインを出すわけです。その上で調整するので、原始反射が統合されるのです。マトリックスエナジェティクスでも例えば、2ポイントといってただ直感的に身体の二つのポイントに手を当ててアクセスするだけでも、ある程度の変化はありますがさらにタイムトラベルをして、その問題が起こった年までさかのぼることで、もっとその要因にアクセスできるのでさらに変化は起こりやすくなります。そして、さらにマトリックスエナジェティクスのレベル4になると例えば呼吸器系とか経絡とかケミカルの種類などの情報まで細かくアクセスしてゆきますからより深いレベルでの変化が起こるのです。さて、ここで間違えやすいのはそういったセッションで出てきた情報を頭で理解している必要はないということです。例えば、先日の私のセッションでも卵巣内の顆粒膜細胞、とか、聴覚に関連している背側蝸牛神経核など、私がよく知らない細胞や神経の情報がクライアントさんの身体から上がってきましたがそれについて、私がその意味とか機能を知らなくても、クライアントさんの身体が伝えてきた情報をインプットして、情報を積み上げてゆくだけでいいのです。私の場合は、ただ好奇心から、後で出てきた情報について調べたりしますが本当のところを言えば、調べる必要もありません。ただ、その調整のために必要な情報は上がっている必要がありますが先日「もし私の抱えている問題がスキャンリストに載っていない時はどうなるのですか?のりこさんが知らないことに関してはどうなるのですか?というご質問を頂きました。もし必要な情報を上げるためのスキャンリストや、私の中での情報がない場合はそのクライアントさんの問題は、問題として上がってこないので最初から、セッションはできないのです。簡単に説明すると「その問題についてのセッションができますよ~」という状態になることをその問題についてのサーキットが開く、と言います。例えば、卵巣に腫瘍があることがわかっているのにキネシオロジーのセッションで、卵巣の問題としてのサーキットが開かなければ私はその卵巣の調整のために必要な情報やテクニックを持っていないということになります。それは、安心感の問題あっても、胃痛の問題であっても集中力の問題であっても同じです。セッションができると身体が反応して、サーキットが開いた以上必ず、何らかのヒーリングが行われます。もちろん、それがどこまでの深さでヒーリングできるかはどこまでアクセスできているかによって変わってきますからそれはヒーラー自身の癒しと気づきのレベルによります。つまり、クライアントさんも私も意味が全くわからない情報であっても身体が伝えてきたものをインプットして、その後で必要な調整が行われればヒーリング(変化)は起こるということです。私たちの頭では理解していないことも、身体は全てを知っています。このあたりは、目に観えないものを信頼できない人や自分の身体やエネルギーシステムがいかに完璧で精巧な機能を持っているかを信じられない人にとってはなかなか理解できないところなのですが。また、ヒーリングのためには、道具が絶対に必要だということはありません。例え、そのチューニングフォークを持っていなくても手技を上手く使えば、調整できます。道具はあったら、便利ですし、より早く調整することができますが手技でできないものはないのです。ヒーリングが起こるために必要なのは、道具ではなくどれだけ情報(本質的な要因や関わっている要因)にアクセスできているか、そして、どれだけその情報を変化させるための波動を生み出すもの(手技であったり、道具であったり)を適切なタイミングで使うことができるか?にかかっています。ですから、究極的に言えば、必ずしもヒーリングという手法を取る必要はないのです。前回の日記に書いた、プロラクチンのケースなどはとてもいい例だと思います。彼女はプロラクチンという情報にアクセスした時にそれを生み出した根本要因(この場合は、妊娠することへの抵抗)に気づきそして、一番大切なことは、その情報を変化させるための波動(この場合は「妊娠しても大丈夫なんだよ」という身体への愛のエネルギーを送ったこと)が与えられたので、身体の状態が変化した(この場合はプロラクチンの分泌が正常に戻った)わけです。根本要因にアクセスできて、それに必要なエネルギーがベストのタイミングで行われれば、ヒーリングは起こります。そういう意味では、誰にでもヒーリングを起こす力はあるのですが多くの場合、根本的な要因にアクセスできていないし変化を起こすための適切な波動が与えられていないのでなかなか変化できない、ということになってしまうのです。もちろん、要因へのアクセスの仕方、ヒーリングのアプローチの仕方によって出てくるものは違ってきますからセラピストはあらゆる角度から見てゆく必要が出てきます。一つの根本的な要因が解除されても、別の根本的な要因が残っていれば問題は解決できないままです。そのあたりのアプローチについては、またいつか書いてみたいですが。と、こんな風にあれこれ書くと、ヒーリングって難しいものって思われるかしらん私はこういったことを普段は頭で理解しているわけではなく感覚的に知っている、だけなのですがここでこうして説明してみると、人によっては難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。実はシンプルなことなのですが、言葉にすると難しくなってしまうのです。感覚的なものを言葉にするのは、難しいですね
2013年04月06日
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昨日、身体と精神や感情は密接に関連していると書きましたが身体の器官や内分泌によって、溜め込みやすい感情や精神状態があります。簡単にいくつか説明してみると例えば、大腸。これは「人からの評価」に深く関連している臓器で例えば、便秘や下痢などの症状を持つ人の中にはいつも人からどう評価されるかが気になってしまう人や人からの批判やプレッシャーに弱い人、人からの要望を断ったり、期待に応えないことに罪悪感を感じる人自己のありのままの存在価値を認めていない人などの傾向があります。また、いつもきれいにしていないと気がすまないなどの潔癖性にも大腸は関連しています。もちろん、これはあくまでも傾向であって、便秘な人はみんな人からの評価を気にする、などということではありません。それは、人によって、その時々によって違いますからその箇所がどういった感情や信念と結びついているかをセッションでは、身体の反応をチェックして確めてゆきますが傾向としてよく出てくるところです。また肺は、深い悲しみや赦せない思いに関連している臓器です。例えば、潜在意識で、誰かを許せないと感じていてその感情を抑圧している状態にそこにタバコの害が加わって、肺がんとなって発症しているケースなど大きな病気の場合は、外因と内因が関わっていることが多いです。ちなみに、タバコが肺がんのリスクを高めることは知られていますがタバコの害だけで肺がんになるわけではなく必ず、そこには精神的、感情的な要因があります。以前にもお話しましたが、私の祖母はタバコも酒も毎日楽しんででいましたがいつも日々の幸せに感謝しながら、今を最高に楽しんでいる人だったので96歳まで、全く病気一つせず、亡くなる時もぽっくりと逝くという大往生でした。例え、食事やタバコなどの害が少々あったとしてもそれと結びつく精神的、感情的、エネルギーな要因がなければ病気にはならないのです。ですから、ストレスやイライラを抑えるためにタバコを吸うというのは最も最悪なパターンと言えるかもしれません。また腎臓は恐れの臓器として知られているように様々な恐れに関するところです。先日も書いたように、人との分離感や自分は孤独であるという感覚も腎臓に影響を与えます。また腎臓はセクシャリティとも深く関わっています。もちろん、腎臓は、肝腎要であって様々な体内の解毒に関わっていますし身体のエネルギーシステムの要ですからこういった恐れが大ければ大きいほどエネルギーは低下し、身体は疲れやすくなります。同じく恐れに関連するところで、脾臓がありますが守られていない感覚があったり人からのエネルギーの影響を受けやすい人などはここに反応があります。またここは感情のブロックにも関わっているところです。腎臓の恐れと脾臓の恐れは、エネルギーの質が違う感じで腎臓は、本質的な恐れに脾臓はよりメンタル的な恐れが影響しているように感じます。脾臓は、リンパと免疫システムに深く関連しているところですからアレルギーを持っている人は、ここは必ずと言っていいほど反応があります。腎臓も脾臓もグラインディング力に大きく影響している器官です。また子宮や卵巣などの生殖器は、女性性を受け入れていなかったり、セクシャリティやセックスに問題があるとダイレクトに影響を受けますがここは、自己表現に関するフラストレーションや抑圧が溜まりやすい場所です。こういった生殖腺を含め、抑圧された感情やストレスがダイレクトに影響を与えるのは、内分泌です。甲状腺、松果体、脳下垂体、視床下部、胸腺、乳腺、生殖腺など身体のホルモンを作りだす箇所です。特に、思い込みやストレスは必ずと言っていいほど、脳下垂体や松果体に影響を与えています。松果体は、私たちの叡智に関わるところでメンタルボディ(精神体)に問題があると、この松果体に反応があります。ここの問題があれば、直感的な理解ができなかったり、前に進むことができず思考でぐるぐると停滞している状態になります。ご存知のように松果体はメラトニンを生成するところですからそういうメンタル的な問題が、不眠や睡眠障害、うつ病などの要因になっていることがよくあります。また脳下垂体、視床下部も、ほとんど多くの人に反応があるところです。~~でなければ、という思い込みや信念体系抑圧された感情などは、ここに影響を与えます。脳下垂体は、たくさんのホルモンを司っている中心ですからそういう思い込みや信念や抑圧された感情が多ければ多いほど、身体の不調を引き起こしやすくなります。また、脳下垂体は生殖ホルモンの分泌に関連していますから生理痛や子宮筋腫や卵巣、不妊症などの問題に深く関わっています。また、胸腺は受け取ることと、与えることのバランスに関連しているところで、ハイハートチャクラに位置します。人にサポートを求めようとしない人また人からのサポートは受け取らないのに、人を助けることばかりやってしまう人などは、ここが反応することが多いです。胸腺は、身体の免疫に深く関わっている内分泌ですから人のサポートを受け取れない人は免疫力が弱ってくる傾向があります。甲状腺は、女性の方が問題を持っている人は多いですがごくたまに男性でもいます。ここはヨードとの関係が言われているところですが甲状腺に問題がある方は、何らかのストレスがかかってその機能が低下していることが、ほとんどです。甲状腺は、自分自身への制限、自尊心の欠如、自己愛に深く関連している内分泌です。また喉のチャクラに位置していることから自己表現、コミュニケーションに深く関連していて言いたいことを言わないでいると、甲状腺に反応が出ることがあります。まだ他にもいろいろありますが無意識レベル、意識レベルに関わらず私たちの意識は、あらゆる身体のアンバランスを作りだします。今日、来られたクライアントさんが、とてもよい例を話してくれました。少し前に、彼女は胸から白いものが出ているのに気づき病院で検査したところ、プロラクチン(乳汁分泌を促すホルモン)の分泌が多いという、結果が出たとのことでした。このホルモンは、授乳中のお母さんが授乳中は妊娠しないように、排卵を抑制するために出すホルモン。この方は、私のセッションも何度か受けられていましたし身体と心のつながりをよくわかっている方でしたので自分の意識の中に「もし妊娠したら大変になる」という思いがあり、それが妊娠を防ぐようにそのホルモンを生み出している、ということに気づいて自分の身体に向かって「もうプロラクチンを作らなくても大丈夫だよ。妊娠しても大丈夫なんだよ」と言い聞かせたのだそう。すると、すぐに胸からの白い分泌物は止まり1週間後の病院の検査では、プロラクチンの数値は正常に戻っていたのだそうこの方は、引き寄せる力がとても強い方なので身体もそれに応えて、すぐに反応したのでしょうが自分の中のブロックに気づいてそこで身体に声をかけてあげたことが素晴らしいです。もし、ここで彼女がそのホルモンを抑えるための薬を使っていたら例え、そのホルモンの数値は戻ったとしてもどこかで身体のバランスが崩れてしまったかもしれません。例えば、いつも自分は何かの病気を持っているのではないか?と病気についてあれこれ調べたり、検査ばかりしているような人もその意識が、実際に身体の不調を作りだします。そして、何がが見つかるとああ、やっぱり私は病気だったんだ、調べてよかったと安心するのです。以前、リチャード博士が、病院での診断がその病状にぴったりの症状を作りだすことになると言われていましたがまさに自分の意識がその病気を作りだしてゆくのです。いつもどこかに身体の不調を抱えているような人また、一つだけでなく、いろんな症状を持っている人は無意識レベルで、健康を受け入れていない人が多くこういう方たちは、その意識を変えない限り、何をやったとしてもまた身体の不調を生み出してしまいます。私たちの身体も精神も感情も魂もすべてはつながっています。これまでセッションでやってきた中で身体の機能だけの問題だったというのは一つもありませんでした。自分の意識(無意識を含め)が、どれだけ身体に影響を与えているかを本当の意味で知ったなら、多くの人はとても驚くことでしょう。私も日々、その繊細で精巧なメカニズムに感動しています。ですから、もし、何かしらの身体の不調がある方は、まずは自分の身体に心から感謝して、いたわり、讃えその潜在的な力を信頼してあげてください。身体を否定したり、自分自身の持っている力を否定すればするほど身体はそれに応えて、さらに健康は失われてゆきます。そして、なぜその不調を生み出してしまったかじっくりと身体の声を、自分の中心からの声を聞いてみてください。もし自分で身体の声が聞こえて来なかったらまずは、プロのセラピストやヒーラーの方たちにサポートを得ることも大切なことです。私たちの身体は魂の大切な乗り物なのです
2013年04月01日
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おさむは先週からぴっちりとモニターさんを入れてセッションを行っていて二人で別々の部屋でキネシセッション三昧となっています。おさむは、今年に入ってから、初めてキネシオロジーを学ぶと言い出したわけで考えてみれば、けっこう急展開です。キネジェティクスは、目標設定などしないので時には、何がどうヒーリングされたのかよくわからない、といったことにもなりますが、彼の結果報告を見ていると、けっこう深いところにアクセスできているようです。今のところ、おさむは私への筋反射テストは、ほぼ確実に取れていますがおさむ曰く、人によってはとても筋反射のオンオフがわかりにくくてセッションがなかなか進まなかったそう。私も最初の頃はそうでしたが強烈なブロックで腕がピクリともしない人や、逆にふにゃふにゃになって力の入れ加減がわからない人などには、筋反射を取るのは大変です。ちょっと説明すると、IHヒーリングやキネジェティクスの時に使う筋肉はbrachioradialis-腕橈骨筋 (わんとうこっきん)です。肘付近から手首にかけて斜めに入っている筋肉です。クライアントさんは、上向きに寝た状態で腕を肘から曲げてホールドしておきます。この状態だと、人によって力の加減がわからなかったりまたそのテーマによって、身体が緊張し筋肉が硬くなれば筋肉の反応が上手く取れなくなってしまうことがあります。また、力を入れないでただホールドしているといっても少なくとも、クライアントさんは腕をホールドするための力が必要なのでクライアントさんが眠ってしまえば、ダラ〜と腕が下がってしまって筋反射が取れなくなってしまうのです。でも、多くの場合、手を触っているだけで、セラピストからクライアントへとエネルギーは流れていきますから、人によっては浄化がスタートして眠くなってきますし、特にクラニアルなど頭を触る調整などはほとんどの人は眠くなります。よくキネシオロジーを学ばれた方が、家族にやろうとしても家族が途中で眠ってしまうのでできない、と言われるのですが私もおさむのセッションを受けていると、いつも「のりこ、寝ないで、起きて〜〜」と起こされてしまいますおさむの腕に触られているだけで、心地よくなって「このまま眠らせて〜〜」という感じになるのが今のところ難点です。さて、私の筋反射の取り方ではクライアントさんは、腕をホールドする必要はなく始めから腕をだら〜んと完全にリラックスしておくので潜在意識の抵抗も関係なくもし、クライアントさんが途中で完全に眠ってしまっても筋反射は100%取れるので問題はないのです。私は、通常はセッションの最初に情報を集める時にはあれこれ質問するので起きていてもらいますが調整に入った途端、クライアントさんは眠ってしまうことが多くその間に調整しています。また、脳の統合率が極端に低かったり、心が大きく分裂しているような状態の人はセッションが始まって私が腕に触れた途端、意識が飛んでしまうのでそういう場合は、私は全くクライアントさんと話をすることなく、身体にあれこれ聞きながら進めてゆきますからクライアントさんは、最初から最後まで意識がない状態でいることもあります。またおさむを代理にして私のセッションを行う場合などはおさむは最初から最後まで完全に眠っています。この筋反射だと、もし相手が意識不明であっても相手の身体の許可さえ降りれば、セッションはできます。なので、私はこの方法で慣れてしまった今となっては普通のキネシオロジーの筋反射では、かなり制限を感じてしまいます。ということで、ちょうど今朝もご質問のメールを頂いたのですが時々、エネルギー反射とは何ですか?その反射のやり方はどこで学べるのか?というご質問を頂きます。いつか時間がある時にでもご説明しようと思ってそのままお返事を差し上げていない方が何人かいらっしゃるのでここで説明しておきますね。エネルギー反射というのは、以前ガルシア博士がエネルギー反射という言葉を使っていて私の筋反射のやり方にとても近かったので私もそれ以来、そう呼んでいるだけで実際は、私は筋肉の動きで見ていますから、筋反射です。ただし、とても繊細な動きです。私のやっている筋反射は私が何百、何千とセッションを重ねていく中で試行錯誤の末に辿り着いたものなのでどこかで学んだわけではないのです。ガルシア博士もクラスの中でエネルギー反射のやり方自体を教えてはいませんでした。私が最初にこの反射ができるようになったのはある時、かなり強烈な霊障の方が来られたことがあってブレインジムやレーザーやクリスタルボールなど何をどうやってもその方の筋肉は、ウンともスンとも反応せず仕方ないので、わずか1mm も満たないぐらいの筋肉を動きを全身全霊を集中させて見ていったのが、きっかけでした。そして、ほんのわずかに動いている(というレベルの動きではないのですが)ことがわかって、それでセッションを進めていったのですがそれ以来、その感覚を得て、今では集中しなくても、わかるようになったのです。これは、自転車に乗るようなもので、一度その感覚を掴んでしまえば100%確実にできるようになります。その繊細な動きの中でも、私は2種類のやり方を使い分けています。通常は比較的大きな筋肉の動きなので何度も私のセッションを受けられているクライアントさんだったらオフになった時の感覚がわかります。もう一つは、本当に大きな抵抗が起こっている時でそういう時は、ほとんど動いているかいないかの微妙な動きですから、感じとしてはただ腕に触れている感覚です。かなりやってゆくと、腕に触っているだけで筋肉の反応を見なくてもだいたいの質問の答えがわかるようになります。ということで、この筋反射をマスターすれば可能性は一気に広がってゆくので、これをみんなに教えれたらいいなあと思っていたのですが、まずは、おさむにこの私の筋反射の取り方を教えてみるとかなり難しいらしく、なかなか上手く取れないのでやはり、彼自身がセッションの回数を重ねていく中で得てゆく必要があるようです。先日も、おさむへのセッションを行った中で「おさむはおさむのやり方やペースでやっていく必要があって私と同じようにやろうとしないこと」というのが、おさむの身体からの声として出てきました。確かに、今すぐ私のようにできなくても何度もやっていくうちに、きっと彼なりのやり方を得てゆくでしょうしそこに向かうプロセスこそが大切なことなのだなあと。私の技術も、これまで、上手く取れなかったり簡単にはいかないケースがあったことで、確実に成長していったしまたその度に私の視点も広がってゆきました。筋反射に関しては、ひたすらたくさんの人を取っていかない限りはけして上手くならないので、後はただやっていくしかないのです。そして後は、以前にも書いたように、セラピスト自身のヒーリングと気づき。セラピストの意識が、筋反射に大きく左右します。もしある人が、Aさん、Bさんの二人のセラピストに筋反射を取ってもらって問題を見てもらったとしたらAさんがピックアップする問題と、Bさんがピックアップする問題は違ってきます。もしAさんの方が意識がより拡大されていたらAさんの方がクライアントさんの深い問題にアクセスできるしまた多くの問題や要因をピックアップすることでできるのです。ですから、私が一つ意識を広げる度にさらにクライアントさんの対応できる問題は広がってゆくのです。ということで、自己の意識の拡大と筋反射、楽しんでやってゆきましょう〜〜
2013年03月18日
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前回の日記を読んだおさむから「新米キネシオロジストには、非常にわかりづらい内容だと思うよ」という貴重なご意見を頂いて確かに肝心のことを書いていなかったなあ、と。ということで「新米キネシオロジスト講座、その3」(前回がその2)として、若干、補足してみます〜〜肝心のこと、というのは、キネシオロジーでセッションでの目標を決める時にクライアントさんが思っている目標でセッションを行わない、ということです。クライアントさんが、こうなりたい、こういう問題をなくしたい、という目標に従ってセッションを行うと、一時的な効果があることもあるのですがほとんどの場合、しばらくして元の状態に戻ります。なぜかというと、クライアントさん(のマインド)は、本当の自分がどうしたいか?何が問題なのか?を全くわかっていないことがほとんどだからです。もちろん、私も何もわかっていません。なので、クライアントさんのマインドではなく、本質(=身体)に聞いていかなければならないのです。だいたい初回にセッションに来られた方で、100人のうちのたった1人も自分が本当にどうなりたいか?をわかっている方はいません。よく顕在意識(頭でわかっている意識)が10%潜在意識(わかっていない意識)が90%などと言われていますがこれはもちろん人それぞれであって、ごく一般的な人の場合だと思います。こういったセッションを受けて、自分の潜在意識がどう感じているのか?をわかってくればだんだん顕在意識=潜在意識になってきますから自分の感覚によって、自分の中に何があるか?を明確に気づくようになります。でも、最初の頃は、自分がこうなりたい、と思っていることはほとんど思い込みであって、多くの場合、魂からの声とは違います。例えば、その方が「自分を犠牲にしてでも、他の人のためにがんばりたい」と思っている人で最初のカウンセリングで、その方からの願いが「もっと人に貢献できるようになりたい」ということだったとします。カウンセリングの時点では、私は何もわからないので、なるほど〜と聞いているだけです。そして、セッションに入って、筋反射テストで身体に尋ねてゆくと問題なのは「もっと人に貢献しなければ」という思いの方であって「その思いこみを持っているせいで、本当に自分の魂がわくわくする道が見えなくなってしまっている」と出てきたとします。こういう時に、もしもセラピストが「人に貢献する」でクライアントさんの身体が反応したのでそれが目標だと思い込み、その目標でやってしまうと全く魂の目標とは逆の目標になってしまうのです。さて、このセッションでの目標が「自分を優先する」や「ありのままの自分の価値を受け入れる」などという目標が導きだされたとします。(目標の導き出し方については、またいつか)その後で、その目標を受け入れる準備ができているかどうか?をクライアントさんの身体に聞いてゆくのです。人によっては、「人に貢献できなければ生きている意味はない」と思っていたりすると、潜在意識の抵抗ではなく、すでに顕在意識で抵抗があるのでそれではその目標でセッションを進めることはできないからです。セッションでの目標はクライアントさんのマインドレベルでも充分に納得できるものでなければならないのです。(これにはいくつか例外があって、クライアントさんが精神錯乱状態だったり自殺願望があったり、人格障害などを持っている場合は普通にマインドで考えることはできないので、クライアントさんが納得できなくても大丈夫なのですが、そのあたりはまた)そして、クライアントさんの身体が「その目標でオッケーだけど、マインドレベルで受け入れる準備はできていないよ」と反応した時が問題なのです。そういう場合に、一番大切なのはクライアントさんとセラピストの信頼関係です。もし、クライアントさんにとって、私という人を全く知らないで来られた初めてのキネシオロジーのセッションで「一体こういうセッションで本当に意味があるのかしら?」などと思っている方だったりすると私が「こういう目標を身体が伝えてきます」とお伝えしたとしても、納得ができないこともあるかもしれません。それを心から納得できるように、目標設定を行う前にある程度の情報を身体から導き出しておいてクライアントさんにお伝えしておくことも大切なのですがそれでも、もしそのクライアントが受け入れる準備ができていない時にどうするか?前回の日記に書いたのは、そういうシチュエーションでのことです。(あ〜自分で書いておいて、なんてわかりづらい^^:)さて、目標設定の前に大切なことは、一体何がその人の問題なのか?を明確にするということです。例えば『ダイエットしたいです」と言って来られた方がいるとします。本当にその方の魂と身体にとって、ダイエットすることが必要なのか?それとも「やせなければ」と思い込んでいるにすぎないのか?これがクリアにわかっていなければ、的確な目標設定はあり得ません。クライアントさんから「私はこれが問題です」もしくは「私はこうなりたいです」というのを提示された時に、キネシオロジストがクライアントさんの身体に聞くことは1)その問題自体が問題である2)それを問題だと思っていることが問題である3)それ以外のことが問題であるという3つです。上のダイエットの例の場合1)だったら、実際に身体は痩せることを必要としているのですから『~kg痩せます」とか「ベスト体重に戻します」などという目標設定もありえますが2)の場合は、もっと痩せなければ美しくない、という思い込みなのですから「ありのままの自分の容姿を受け入れます」とか「自分の美しさを認めます」などという目標になるでしょうし3)の場合は、今は、ダイエットのことはあまり問題でないということもあり得ますし、もしくは他の何らかの要因がダイエットに関連していて、その要因の方が本当の問題だ、ということもあり得ます。もっとも、この3つは、あくまでもわかりやすくお伝えするために分けたのですが私は実際のセッションでは、すべての問題に対して一つ一つを聞いているわけではなく直感的にアクセスして、身体に質問してゆきます。例えば、病気や身体的な問題を持っている方の場合。「血圧が高い」という問題だったとして「血圧が高いと思っていることが問題だ」とはならないわけで、実際に血圧を下げてゆく方向に進んで行く必要があるのは明確ですから、(1) または(3)しかないわけです。または(1)と(2)の混合タイプもあり得ます。例えば、上のダイエットの例で一旦「自分の美しさを受け入れます」という目標でセッションを行い自分の容姿を愛せるようになった上で、その次に実際に体重減らすための調整になることもあるのです。問題の見つけ方と目標設定これさえしっかりできていれば、ほとんどのセッションで効果は出てくると思います。このあたりのキネシオロジーのセッションでの問題の見つけ方、目標設定の仕方は多くのキネシオロジーのクラスの中では学ばないので(少なくとも私がこれまで受けてきたキネシのクラスでは学ばなかったので)私は実践の中で思考錯誤しながら、気づいてきたのですがこういうことを教えるクラスをやりたいなあと思う反面こんなことは、たぶんキネシオロジーのセッションをどんどんやっていれば誰でも自然とわかってくることかもしれませんしそれを教えることが本当に必要なのかどうか、はわからないのですが。ということで、駆け足で書いたので、またわかりづらかったかも〜〜
2012年12月04日
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最近、インテグレイテッドヒーリング(IH ヒーリング)のクラスをマチルダから受けた方の中で、私のセッションを受けに来られた方たちから「IHをせっかく学んだのに、上手くセッションができないやっていてもピンと来ない」というご相談をよく受けます。IH ヒーリングのクラスでは、ヒーリングやキネシオロジーの基礎的なことはほとんど学ばないので、IHヒーリングが初めてのヒーリングだったりすると人によっては、情報をきちんと消化できていないということもありますし他にもいろんな理由があるので、これは一人一人違うところなのですが今日はNew キネシオロジスト向けに私が感じていることを、思いつくまま書いてみます~まず、みなさんが言われるのが本当に正しい筋反射が取れているかどうかわからないということ。キネシオロジーでは、筋反射に従ってセッションを行っていくわけですからこれを正しく取るのは必須になりますしこれが不安だったら、何も確信できないのでセッション自体が曖昧なものになってしまいます。実は、筋反射を正しく取る、と言っても、どのレベルまで正しく取るのか?によって、変わってきます。タッチフォーヘルスなどのやり方の筋反射は、潜在意識の中でも比較的、表面的な部分が出てきます。これはあくまでも私の感覚的なものですが、潜在意識の深さのレベルを1〜100%に分けたとしてこの方法で出てくるのは、40〜60%までぐらいの深さのような感じです。潜在意識の中でも、残りの深い部分は出て来ないということになります。それが、IHヒーリングの微細筋によるテストだと70〜90%ぐらいまで出てくるような気がします。でも、最もディープな意識レベルだと、IHの微細筋でも出てこないので筋反射でなく、エネルギー反射によってしか出てこないように感じています。でもエネルギー反射だと、浅いレベルの潜在意識の反応を見れなかったりするので私は、最近は、その二つの中間ぐらいの筋反射でやっています。通常、キネシオロジーの筋反射を正確に取るには水分量だったり、スウィッチングの問題がクリアになっていないとできないのですがこのエネルギー反射との中間の筋反射だと、全くそういう問題は関係なくなります。(私のお腹が空いていても、これだど問題なくセッションができます)最初にタッチフォーヘルスなどのキネシオロジーを学んだ方だったら例え、深いレベルまでは取れなくても、ある程度のレベルまでの筋反射は確実に取れるのでIHの微細筋でのやり方に変わっても、それほど不安はないように思います。だから、いろんな筋反射のやり方を学ぶというのも、一つの方法だと思います。でも、どちらにしても、筋反射を正確に取るにはひたすら実践を重ねるしか道はないなあと。500回、1000回とやっていれば、腕に触っただけで筋反射が取れるようになってきますから。筋反射において、もちろん、ある程度の知識は必要ですが後はただ、やり続けてゆくだけだと思います。一方、筋反射は取れていると感じていても何をどうやって質問して、セッションを進めていけばいいかわからないという方がいます。クライアントさんの抱えている問題から、何をどう導いていけばいいのかどう質問してばいいかIHヒーリングのクラスでは、そういったことは学ばないので他のヒーリングやキネシオロジーの経験がなければ質問の仕方さえもわからないということになってしまいます。例えば「自分のやりたいことが何なのかよくわからない。何一つ、これがやりたいというものがない」という問題を抱えたクライアントさんが来られたとします。その問題に対して、どうアプローチして行けばいいのかということですがスキャンリストを使って、筋反射でピックアップして「ヨガ」がヒットしたから「あなたのやりたいことはヨガみたいです」なんていう使い方だったら、これはヒーリングではなく占いか筋反射遊びになってしまいます。(それはそれで遊びとしてはいいのですが)このケースでまず大切なのは、キネシオロジストが「すべての人は自分自身で自分が本当にやりたいことを見つけそれを自由にやっていくことができる力を持っている」という大前提ー宇宙の法則ーを知っていること。キネシオロジーで、その人がやりたいことを見つけてあげるのではなくやりたいことがわからなくなっている理由を見つけてそれをヒーリングしてゆくのです。そして、その理由を見つけるのは、身体に聞いてゆくしかありません。身体に聞いてゆくと言っても、身体は言葉を話すわけではないですし質問したことにイエスかノーと反応することによってしかわからないわけですから、ひたすら「これが問題?あれが問題?」と質問していくしかないのです。例えば、この「自分のやりたいことが何なのかよくわからない」という問題において考えられる要因は、無限にあります。よくありそうなものをあげてみると☆子供の頃に親に何らかのことを否定されたために 自分の選択や可能性を信頼できなくなっている。☆自分の感覚とつながっていない。☆人からの影響を受けやすく、自分の考えが変わりやすい。☆自分のありのままの存在価値を受け入れていないので 人に何か貢献しなければならないと感じている。 (貢献できそうにないもの→やりたくないと感じてしまう)☆この社会で自己実現していくという意識が薄い(グラウンディングが弱い)クライアントさんの話やエネルギーから考えられるすべての要因を身体に一つ一つ質問してゆくのです。私は一つのことを導きだすまでに、何十何百という質問を身体にしてゆきます。ただ黙って聞いてゆく時もあれば、クライアントさんからの話を聞きながら、質問してゆく時もあります。すべてを口に出して質問したのでは、時間がいくらあっても足りないのでほとんどは心の中でやりますし、フィンガーモードや一瞬スキャンなども使いますが基本はすべてを質問してゆくこと。そこに私自身の判断や推測は一切入れません。スキャンリストから選ばれる言葉は、単にヒントですからそのヒントを元にまた質問してゆきます。例えば「お金」で身体が反応したとして短絡的に「ああ、あなたはお金に不安がありますね」などと決めつけてしまうと、セッションが全く間違った方向に行く危険性があります。例え、お金で反応したとしても、お金に不安があるわけではなく「私はお金を、稼ぐ必要はない」と思っていることが問題ということもあり得るのです。だから、お金で反応したら、お金に対して、何が問題なのかを身体に一つ一つ聞いてゆくのです。例えば、先日の私のセッションの例で言うと私の身体がスキャンリストの「分離感」で反応したらこの分離感は、どんな分離感なのか質問してゆきます。今回の私の場合は、社会における孤立やグループにおける分離ではなく「おさむといつか別れてもいいように覚悟が出来ている」というエネルギーを、身体は「分離感」という言葉で指し示したのであって分離感と言っても、それが何を意味するのかは、そのケースによって違ってきます。もちろん、これは私自身へのセッションでしたからその言葉が出てきた時に、すぐにその意味はピンと来たのですがこれが他の人へのセッションだったら、どんな分離感なのかをクライアントさんに質問しながら、一つ一つ確かめてゆくことになります。ですから、筋反射を取るにあたって「質問力」がとても大切になってきます。「質問力」に関して、大切なことは一つは、感覚と論理の結びつきが上手くできていること。クライアントさんの問題が、例え感覚でわかってもそれを言葉に置き換えなければ、質問はできませんから。それと、もう一つはやはりキネシオロジストの意識。この一つの問題に対して、何をどう質問してゆくか?はそのセラピストがどこまで意識を拡大しているかによって変わってきます。何度も書いているように、どんなヒーリングでも、ヒーラーの意識がすべてですから。では、どうやったら、意識を拡大していけるのか?なのですが、それは自分自身のヒーリングをやってゆくしかないです。お金に問題があるセラピストは、クライアントさんのお金の問題をヒーリングすることはできないしセックスに問題があるセラピストは、クライアントさんのセックスの問題をヒーリングすることはできないしコミュニケーションに問題があるセラピストはクライアントさんのコミュニケーションの問題をヒーリングすることはできない。それは大前提なのですがでも、だからといって、例えば、自分が今、お金に問題がないからといってお金に問題があるクライアントさんをヒーリングできる、とも限らないわけです。これは必ずしも、経験によって学ぶ、というものでもないからです。例えば、セラピストで「私もクライアントさんと同じような経験をしているからよくわかる」などと言う方がいますが、例え、同じような経験をしていても、全く同じなんてことはないですしそこから学ぶべきことも、目標も人それぞれ違います。だから、例え自分と同じような経験だからと言って「ああ、それは私も経験したから分かる、それはこうなのよね」などとよく調べることもなく決めつけてしまうとクライアントさんの問題の本質が見えなくなってしまう可能性があります。私もセッションの中で、私も同じような経験や思いをしたことを話すことがありますが、大抵は、自分の経験談を話した方がいいかどうか?を筋反射でクライアントさんの身体に聞いて確かめてから話します。余計なアドバイスが、逆にクライアントさんの気づきを鈍らせることにもなりかねませんから。この意識の拡大は、ひたすら自分の思い込みや信念を手放してゆくことしかないわけですが、思い込みを持っている自分が自分をヒーリングしても限界はあります。私もいろんな気づきは、他の人からもたらされることが多かったです。やはりセラピストやヒーラーは、他の人からのセッションを受けて気づきを得てゆくことが必要だなあと感じます。自分がヒーリングされればされるほど、(意識が拡大していけばいくほど)クライアントさんの身体に、何をどう質問していったらいいかが自然と見えてくるのです。と、あれこれと書いているうちに長くなってしまったのでまだ書き足らない感じはあるのですが今日はこのぐらいで
2012年08月20日
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時々、キネシオロジーのセッションは、何回必要ですか?と聞かれます。これは、とても一言では説明できないので、ちょっとここで書いてみようと。そのことをお話する前に先日、IHキネシオロジーのセッションに来られたアメリカ人の男性の話なのですがこの日本語のブログであなたのセッションのこと書いてもいい?と聞いてみたら匿名なら英語でも書いていいよ、と了承してくれたので、シェアしますね。その彼は、8年間、躁うつ病で、精神科医に通っていた方で5年の間は薬を飲み続けて、その間は落ち着いていたそうなのですが、薬の副作用があり、薬をやめたら、また症状が出てきたという状況でした。彼が飲んでいた精神安定剤のZyprexa などは、体重が増えたり、不眠になったりという副作用があります。かなり情緒が不安定なのは、セッションが始まる前、話していてわかりました。躁鬱病になったのは、8年前に仕事をクビになった後だということでしたがすぐに、あ~インナーチャイルドの問題だなあと感じました。インナーチャイルドの時は、不思議とセッションの前にそれを感じることが多いのですが、セッションをスタートしてみたらやはりインナーチャイルドが出てきました。仕事の問題は、単なるきっかけにしかすぎなくてインナーチャイルドが完全に癒されていれば、例え大人になって、仕事や人間関係の問題が起こったとしても精神的に落ち込む事なく、対応していけることが多いのです。そのセッションが終わって、3週間経って2度目のセッションに来られたのですが全く顔が変わっていて、すっかり感情的に落ち着いていました。前回のセッションの後、何年かぶりに眠ることができたのだそうでセッションの次の日の朝の感動は、もう一生忘れられないとのこと。彼曰く、例えて言うなら、これまで深い海の底で溺れていたのが水面に出てきて泳いでいる感じとのこと。でも、まだ陸には上がれていない感じがする、ということで2度目のセッションになりました。1度目のセッションは、7歳前後のインナーチャイルドの問題が出てきたのですが2度目のセッションでは1歳の時の感情という問題が出てきてその影響を除去しました。この2回のセッションで、彼の躁うつ病の症状は、ほぼなくなりました。8年も精神科医に通い続けても、ただ薬を処方されるだけで何の解決にもならなかったことを思うと、そういう対処療法しか知らずに闇の中でもがいている人たちに、もっとこういったヒーリング法があることを知ってほしいなあと。IHキネシオロジーは、本当に深いところを一気に癒すので深いものでも、数回でかなり改善することが多くうつ病のために何年も通わなければならない、なんてことはないと思うのです。さて、こんな風に書くと、キネシオロジーのセッションはそんなに多くの回数が必要ないかのように聞こえますがキネシオロジーは、ただ深いトラウマや傷を癒したり、健康面の調整だけではなく、例えば文章を書く力を高める、とか楽しんでお金を稼ぐ、とか人からの評価を手放すとか思考をクリアにする、とかセクシャリティを受け入れるとか新たなビジネスを始めるためのチャレンジをする、とかクリエイテイブなアイデアを生み出す、とか自分の美しさを表現する、とか直感に従って生きる、とか運動能力を高める、とかグループの中でリラックスして自分を表現する、などなど人生におけるあらゆる分野においての調整なので私のところには、20回、30回とセッションに来られる方もけっこういます。私が見ている限りでは、特に深いトラウマや傷がない人で毎回テーマは違っても、軽く30回はいろんなテーマが出てきます。私自身、キネシオロジーをはじめる前には、特に問題だと思うものは何もなかったですがそれでも、自分に対して行ったIHキネシオロジーは、30回を越えているしその度にいろんな変化を感じて、より人生が楽に豊かになってゆくのを感じます。 ですから、筋反射テストで身体が反応することというのは、その人の「魂の導きを防いでいるものすべて」であってトラウマとか傷とか病気だけではありません。何度か書きましたが、例えば「正義感」が強いことが、その人の魂の求める道を防いでいるなら「正義感」で身体は反応します。ヒーリングは、自分が知らず知らずのうちに持っている、不要な思い込みや信念を手放すためのものでもあるしまた自分が無意識に制限している能力を開いてゆくためのものでもあります。ここでついでに書いちゃいますが以前に書いた「義理人情を手放す」ためのセッションをメキシコの旅の前にやりました。私の場合、義理人情が強いことが、魂の流れを防いでいたということになるわけですが「義理人情がなくなったら、愛のない冷たい人になってしまうんじゃないかしら?」という私の意識のどこかで抱えていた恐れは、手放してみると、やっぱり幻想だったということがわかりました。(この恐れがあったので、セッション前は、気が乗らなかったのだけれどね)セッションが終わってみると、自分がより軽くなって(エネルギー的に)そして、義理人情ではない本当の愛は、ちゃんとそこにあったということにあらためて気づくことができたのです。ということで、セッションが何回必要か?は、その方がどこまでやりたいか?によるので、何とも言えないのです。ただ、トラウマや傷を癒すだけだったら、それほど多くは必要ないことがほとんどですが精神的、経済的、健康、結婚や恋愛、子育て、仕事、能力、セックス、人間関係あらゆる面で自己実現ができたり人とのコミュニケーションにおいて、ありのままの自分でいられたり、クリエイティブであったり、またはさらに歌唱力を高めるとか、視力をあげるなどというレベルまでなのかもしくは、もっと内面的、精神的な向上例えば、洞察力や内観力を高めるなどというレベルまでやりたいのか。これは、今の自分では不十分だから変えてゆく、ということではなく今の自分に完全に満足し、満たされている上で自分の可能性を開いてゆくためのものなのです。それは、けして「人生こんなものだ」とあきらめることでもなく「私はもうこれでいい」と何もしないことでもなくすでに今の自分に必要なものはすべてあるということを信頼し満たされた上で、新たな可能性を開いてゆくということ。ですから、私のところに20回以上来られている方は深いトラウマや傷を癒すために来られているのではなく無意識に持っている限界を手放し、これからの可能性を伸ばしたり、より深いレベルで、本当の自分とつながってゆくために来られている方がほとんどです。セッションを受けるにしたがって、だんだん自分のちょっとした心の動きや感覚に敏感になるので「あ、次はこれがテーマだな」とか「これがここで起こったということは、自分の中に何かがあるのかも?」などと気づくようになります。すぐに自分の内面に気づくというのが、不要なものが手放されて自分の本質とつながってきたということ。私が今のところ感じているのは、IHキネシオロジーはもっとも早く(そして楽に)そこにたどり着くことを可能にしてくれるヒーリング法であるなあということです。IHキネシオロジーで調整した目標は、基本的にもとに戻ることはないので確実に現実的な問題は少なくなってきますから人によっては、その日、何をテーマにしたいかわからないで来られる方もいらっしゃいますが私たちの可能性は無限なので、セッションになると不思議とその方の今にとって必要なテーマがあがってくるのです。でも以前にも書いたようにこれからの若い人たちは、それほど多くのヒーリングは必要なくなってくるのかもしれないなあと。たった10回ぐらいのセッションで「え、もうこんなところ(意識)までいってしまうの?」という方は多くなっているし例えば、インディゴのお母さんを持つクリスタル、レインボー系の子供たちは最初から意識が高く、問題を抱えない状況を自然と生み出すのでそれほどヒーリングは必要ないこともあります。でも、問題があるから悪いという考え方ではなく人生の中での問題は、私たちがより豊かに自由に本質に従って生きてゆくための課題の一つに過ぎませんからそれを越えてゆくプロセスを楽しんでゆきたいですね。
2012年04月25日
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