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私
:一昨日、幼稚園の正月休みを利用して、孫が泊まりで遊びにきた。
昨日から幼稚園に行き出した。
A氏
:今年4月には、 小学校入学
だそうだね。
さぞかし、 じじ
、 ばば
からお年玉を沢山もらっただろうね。
私
:お年玉の方は、俺の細君のほうでいろいろやっていたね。
ところで、遊んでいるうちに、孫が「 相棒
」と言い出したね。
A氏
:テレビ朝日の「 相棒
」シリーズの影響かね。
もっとも、これは子供向けの番組ではないがね。
A氏
:これから、一緒に仕事をするときの相手を言うわけだね。
「 相手
」
より強い絆
で結ばれている関係
だね。
私
: 孫の理解度
を試すために、孫に「 幼稚園のクラスに
『 アイボウ
』はいるか」と聞いたよ。
そうしたら、1人園児の名前をあげ、「 二番目のアイボウ
」として別の園児の名前をあげたよ。
A氏 : 二人セット は理解しているようだね。
私 :愉快だったのは、俺の質問に対する返事の最後で「 でも、一番の アイボウ は、「『 じじ 』だ」と言ったことだよ。
A氏 :じじ?
私
:俺のことだよ。
その会話を聞いていた俺の細君が、「 随分、年の差がある『相棒』だね
」と笑っていたよ。
A:それで今、連想したことがある。
君のブログの 「 麻生首相の誤読
」、「 麻生首相の漢字誤読・その2
」の関連から「 相棒
」も漢字からきているので、これを麻生首相は「 ソウボウ
」と読むかと連想したね。
私
:想定内だね。
それに最近、孫は「 俺
」を使い出した。
今までは、 自分の名前を主語
にしていたんだがね。
俺が 「『 俺
』より『 僕・ボク
』のほうがいい
」と言うと、クラスの男の子は皆「 俺
」だ言っていると言い張る。
要するに、 英語のI(アイ)
を意識しだしたようだね。
A氏
:日本語は I(アイ)
を場によって、「 俺
」「 私
」「 僕
」「 自分
」「 我
」などと使い分けないといけないからね。
私
:その使い分けがまだ孫は分からないらしいね。
A氏 :その点、英語は楽だね。
私 :これらの漢字にまたそれぞれ意味がある。
A氏 :しかし、先月、例の麻生首相の 漢字誤読問題 が起きたときに、ある国語専門家が、 麻生首相の発言を分析 して、 麻生首相はこの俺、僕、私などの使い分けは完璧 だと新聞に書いていたね。
私
:個人的な会話の場や空気を読んで反応する力は十分あるんだろうね。
それが、一国の首相という「場」となると、 KY(
空気が読めない)
と言われる。
百年1度という日本国家が置かれている場ではどうかね。