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Ryu-chan6708

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2009.03.26
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カテゴリ: 歴史


:昨日の 「漱石の漢詩を読む」 のブログを読んだ 知人のK氏 からメールを戴いた。
  それは、「 街場の教育論・第10章国語教育はどうあるべきか」3の3 のブログに、次のような意見を寄せられていたからだ。
  ここにブログから K氏の感想 を再録する。

  「 それにしても、明治時代に、日本に洋楽が入ってきて、外国の曲に日本語の歌詞を付けるのに、どれほど苦労があったかは、想像に難くありません。」
「有名な『 流浪の民 』という 合唱曲 があります。
  これは、もともと ドイツ語の歌詞 ですが、 近藤朔風 による 日本語の訳詞 は、『作詞』と言っても良い程、 見事に原曲の音形に合わせた歌詞 となっています。」
  「もちろん、完璧とは言いませんが。
  ただ、これも、 近藤朔風に、 漢詩の素養 があったからではないかと思います 。」

K氏 は、学生時代に合唱団にいたので、 西洋音楽の素養 もあるね。

A氏 中国の音律をふんだ 漢詩 を、 日本語の漢文読みにすると、また、独特のリズム を生むという 不思議な関係 が、中国語と日本語にあったんだが、 ドイツ語でも同じことがいえる というわけだね。
漢文はまさにインターナショナル だね。

明治の頃 は、 外国語の習得 なんかは、現在のような恵まれた環境にないね。
  外国語の発音やリズムなんか、幼稚だったと想像しがちなんだが、 漢詩の素養があった森鴎外は、最初のドイツ訪問でドイツ語を堂々と話したというね。
これは、 K氏の推測と一致 するね。

A氏 日本人の漢文離れは、逆に、日本人の外国語習得力を弱体化 しているともいえるね。
  皮肉だね。

世界で一番難しい言語は日本語とアラビア語 だというが、 日本語の深さ を日本人はもっと追求すべきだね。
英語コンプレックス はかえって弊害が多いね。

  今日は、これから、引越しの準備なので、失礼する。  また、明日会おう。






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Last updated  2009.03.26 09:18:36
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