投資逍遥

投資逍遥

2006/07/30
XML
カテゴリ: 読書
この本は今年の5月に発行されました。
商船三井の株を保有していることもあり、今回は海運の知識を増やす目的で、この本を読んでみました。
以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 つ形で、2点書きます。


【この本からの引用】

日本にも「飛鳥」や「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」などがあります。
日本のクルーズ人口はまだ少なく、2004年の統計でも船内1泊以上の外航クルーズに参加した人はわずか7万3000人という状況ですので、その振興に向けてより一層の努力が求められます。

【上記の感想】

仕事や学業にいそしむ年代には、時間とお金がないという現実的な問題に阻まれてしまうクルーズです。
しかし、今日の産経新聞には威勢の良い記事がありました。
以下に、一部を抜粋します。

「富裕層向けの旅行商品を販売するJTBのロイヤルロード銀座は6月末に、平成20年4月出発の世界一周クルーズを発売したところ、1人の料金が最低でも260万円という高額商品にもかかわらず完売した。」

「近畿日本ツーリストも今月、1人あたりの料金が350万円の世界一周ツアーを発売した。日本旅行が発売した豪華客船「飛鳥II」のチャータークルーズは2泊3日の短期間ながら、旅行代金は1人あたり最高50万円。それでも好調な売れ行きをみせているという。」


【この本からの引用】

海運界に対してさらに大きな変化を促したのは1960年代のコンテナ革命でしょう。

【上記の感想】

コンテナ革命と時を同じくして、日本の海運業界は集約化しました。
例えば、1964年に三井船舶と大阪商船が合併して大阪商船三井船舶(商船三井の前身)が誕生しました。

コンテナ革命以前は、貨物の積み降ろしはフォークリフトや人の手で行っており、そのため多くの人手と時間がかかっていましたが、コンテナを使用するようになって人手と時間を大きく削減することができるようになったとのことです。
いまでは専用の大型機械「ガントリークレーン」を使って、重さが30トン以上のコンテナもたったの約2分で積み降ろしできるようになったと。

ガントリークレーンの画像を載せておきます。
これは日本のある港のガントリークレーンですが、香港やシンガポールなどでは、このガントリークレーンが相当数設置されていると思われます。

ガントリークレーン





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/07/30 11:25:25 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

征野三朗

征野三朗

Favorite Blog

ほっともっと。。。 New! yasuho consultingさん

メモ2 New! 4畳半2間さん

dow 38886.17 +78.84… New! どらりん0206さん

☆恋焦がれて♪アンド… New! ruzeru125さん

初出から100年井伏鱒… New! karagura56さん

薬剤って怖い New! slowlysheepさん

ゆるキャン△3 9話視聴 New! yokohamatarou2001さん

何時もの仕事 New! てがてがさん

2022~24PF概況141位… New! みきまるファンドさん

構造計算の種類 New! ミカオ建築館さん

Comments

征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) mkd5569さんへ おはようございます。 今…
mkd5569 @ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんばんは いつもありがとうございます。…
征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) さんへ ありがとうございます。 再び、1…
@ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんにちは 830万アクセスおめでとうござ…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: