投資逍遥

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2006/08/12
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カテゴリ: 聖書に親しむ
この本は1997年12月10日に発行されました。
著者の山本七平氏(1921~91年)は、1991年12月10日に永眠されました。
この本の発行日は著者の命日に該当しますので、著者を偲ぶ意味があるものと思われます。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 を、少々書いてみます。


【この本からの引用】

この巨大な神殿はアテネのパルテノンの4倍もあり、その壮麗さは当時「世界の七不思議」の一つに数えられていました。

【上記の感想】

この巨大な神殿とは、アルテミス神殿のことです。
紀元前550年ごろにアケメネス朝ペルシア統治下のエフェソス(現在のトルコ)に完成した、アルテミスを奉った神殿とのこと。

トルコ共和国 エフェソスにあるアルテミス神殿跡の画像を載せておきます。
ただ残念ながら、 残骸を積み上げ柱がいくらか復元されているものの、原形をとどめてはいないようです。

アルテミス神殿跡


【この本からの引用】

アルテミス神と思われる像が残っていますが、それは両手を少しひろげた直立の像で、胸いっぱいに18の乳房が下がり、下半身にも腕から肩・頭にかけても細かく一面に小動物が彫りこまれ、果実を表わす環飾をつけています。

【上記の感想】

画像を載せておきます。

アルテミス神像


【この本からの引用】

タルソ!これは今では人口約30万の、半ば忘れられた小アジアの小都市にすぎません。
附近にはこれといった産物もなく、地中海に面しているとはいえ海岸から25キロほど離れているので港というわけでもありません。

【上記の感想】

タルソはパウロ生誕の地です。
ただ、確かにあまり見るべきところがないようです。
かろうじて、パウロが生まれた地の井戸(と言われるもの)が残っているようです。
これも、画像を載せておきます。

タルソの井戸





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Last updated  2006/08/12 06:59:44 PM
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Re:『山本七平とゆく聖書の旅』山本七平著・山本良樹編(山本書店)(08/12)  
SUICO  さん
この女神についている丸いのは乳房なのだそうです。豊穣の意味があるのでしょうか。
 アルテミス→アマテラス になったと言われています。
 トルコ~日本は飛行機でもとても長かったです。その間に人が意匠を何年もかけて伝えながら、ほぼ正確に日本という終着駅に来たというのが感慨深いです。 (2006/08/12 08:41:58 PM)

Re[1]:『山本七平とゆく聖書の旅』山本七平著・山本良樹編(山本書店)(08/12)  
征野三朗  さん
SUICOさん、こんばんは。
>この女神についている丸いのは乳房なのだそうです。豊穣の意味があるのでしょうか。
> アルテミス→アマテラス になったと言われています。
> トルコ~日本は飛行機でもとても長かったです。その間に人が意匠を何年もかけて伝えながら、ほぼ正確に日本という終着駅に来たというのが感慨深いです。
-----
コメント、ありがとうございます。
画像が小さいので、乳房18個が、よくわかりませんね(^_^;)

アルテミス→アマテラスは、「ああ、なるほど!」です。

今から伺います。 (2006/08/12 09:38:48 PM)

Re:『山本七平とゆく聖書の旅』山本七平著・山本良樹編(山本書店)(08/12)  
キロリ さん
トルコは今でこそ、イスラム教の国ですがパウロはこちらの方なんですね。
当時は、ローマ帝国の植民地で確かローマ市民としての資格を持つユダヤ人と記憶しております。
先祖はきっと、バビロンの捕囚あたりでユダヤの土地を離れたディアスポラ(散在)の家系だったのでしょう。
聖書の旅には、一度でいいから行ってみたいものです。
銀座3丁目に教文館という結構大きな本屋さんがあ
ります。松屋デパートの目の前です。
ここは普通の本も沢山ありますが、3階から上はすべてキリスト教関連の専門の本屋になっています。
この教文館が、年に何度か聖書の旅のツアーを行っているんです。
ここのスタッフやどこかの牧師を引率した旅です。
中心は、やはりイスラエルなんですがトルコやギリシャが一緒のもあります。
いつも、羨ましいなと思いながら募集を見ています。
でも、今はイスラエルはパレスチナやレバノン相手に戦闘状態で、のんびり旅する場所ではないようで、危険地域になってしまっていますね。
イエスが生まれたガラリヤ地方も、空爆を受けたようで、イスラエルもヒズボラも双方の行為に何とかならないものかと、毎日ニュースを聞いては嘆いております。
(2006/08/14 12:20:09 AM)

Re[1]:『山本七平とゆく聖書の旅』山本七平著・山本良樹編(山本書店)(08/12)  
征野三朗  さん
キロリさん、こんばんは。
>トルコは今でこそ、イスラム教の国ですがパウロはこちらの方なんですね。
>当時は、ローマ帝国の植民地で確かローマ市民としての資格を持つユダヤ人と記憶しております。
>先祖はきっと、バビロンの捕囚あたりでユダヤの土地を離れたディアスポラ(散在)の家系だったのでしょう。
>聖書の旅には、一度でいいから行ってみたいものです。
>銀座3丁目に教文館という結構大きな本屋さんがあ
>ります。松屋デパートの目の前です。
>ここは普通の本も沢山ありますが、3階から上はすべてキリスト教関連の専門の本屋になっています。
>この教文館が、年に何度か聖書の旅のツアーを行っているんです。
>ここのスタッフやどこかの牧師を引率した旅です。
>中心は、やはりイスラエルなんですがトルコやギリシャが一緒のもあります。
>いつも、羨ましいなと思いながら募集を見ています。
>でも、今はイスラエルはパレスチナやレバノン相手に戦闘状態で、のんびり旅する場所ではないようで、危険地域になってしまっていますね。
>イエスが生まれたガラリヤ地方も、空爆を受けたようで、イスラエルもヒズボラも双方の行為に何とかならないものかと、毎日ニュースを聞いては嘆いております。
-----
教文館の情報ありがとうございます。
銀座で買物や食事はしないのですが、もし今後行く機会があれば、寄ってみたいですね。

トルコがイスラム教国との指摘、言われてみると、そのとおりですね。
ほとんど知らない国ですが、歴史を調べてみると面白そうです。

聖書の旅のツアーも良いですね。
最近の日本では珍しく、私は一度も海外に出たことがないので(^_^;)、海外旅行をするのもいいでしょうね。
(2006/08/14 10:29:39 PM)

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