投資逍遥

投資逍遥

2006/09/20
XML
カテゴリ: 読書
この本は平成17年5月に発行されました。
著者は1947年生まれの大学教授です。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 という形で、少々書いておきます。


【この本からの引用】

傷つきさすさには、たしかに時が解決する部分があります。
思春期と若い青年期、年齢で言えば、12歳頃から25歳くらいまでが、一番傷つきやすい時期です。

【上記の感想】

若者は傷つきやすいという。
これはよくわかりますが、この本では、「傷つき体験の乏しさ」を挙げて、特に最近の若者は傷つきやすいと指摘しています。
すなわち、昔は兄弟が多く、幼い時から頻繁に兄弟げんかがあり、親も感情にまかせて、遠慮なく子どもを叱り飛ばしていたといいます。
こうした体験によって、傷つかない心が作られていったと。

聞いたことがあるように説なので、一般化している説なのだろう。
改めて書いたのは、兄弟多かりし家族に郷愁を感ずるためです。
と言っても、その郷愁は私の父母世代あたりに遡ります。
すなわち、戦前生まれの世代ですが、例えば父の兄弟は9人でした。
私の世代だと、核家族が一般化し、父母と子ども2人というのが標準世帯と言われていました。
どうしようもないことですが、私もいわゆる標準世帯で成長し、昔に比べると傷つきやすい世代に属します。


【この本からの引用】

心傷ついてつらいときには、自然な感情に任せることです。
泣きたかったら、泣くことです。
しゃべりたかったら、しゃべりまくることです。
甘えたければ、甘えることです。


【上記の感想】

自然な感情に任せていつも行動できれば、そのほうが良いに違いない。
現実には、刷り込みや縛りといったものに邪魔されて、素直な感情をあらわにすることは難しい面もあるでしょう。

例えば、男が泣くのは良くないという刷り込みですが、現在はともかく、私の世代では珍しいことではない。
それゆえにぐっと我慢することになるのですが、今後は人前では無理としても、悲しい時は隠れて思いっきり泣くことにしよう(笑)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/09/20 09:01:03 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

征野三朗

征野三朗

Favorite Blog

限界集落。。。 New! yasuho consultingさん

2021~24PF概況470位… New! みきまるファンドさん

雑記 9月27日 New! らすかる0555さん

電子レンジでスペイ… New! 東京-ジャックさん

構力入門78 3角形ト… New! ミカオ建築館さん

自民党総裁選 New! slowlysheepさん

☆日向坂46♪正源司陽… New! ruzeru125さん

マウントをとる人、… New! walkman2007さん

DOW 42313 +137.89 (… New! どらりん0206さん

ドローンの可能性 New! karagura56さん

Comments

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: