投資逍遥

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2008/09/02
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カテゴリ: 音楽いろいろ
作品の完成は1784年3月22日。前作からたったの1週間しか経っていない。初演は、当時モーツァルト夫妻が住んでいたトラットナーホーフ(出版業者トラットナーの建てた館)にあるカジノにおいて、モーツァルト主宰の「トラットナー・カジノ演奏会」の3回目にあたる3月31日の予約演奏会にて。
この年はピアノ協奏曲のもっとも多産な年であり、6曲(第14~19番)が作曲された。この第16番はその3曲目である。ピアノ音楽としての華やかさを追求した前作とは違い、当時の絶好調のモーツァルトを表しているかのように、この作品はトランペットとティンパニを含む大編成となっている。おまけに、のびやかな明るさをもつニ長調の響きが、シンフォニックな書法で生み出され、協奏曲とは思えない壮大さを感じさせる。また、父宛の書簡において、第15番も第16番も「汗をかかされる協奏曲」であるとモーツァルト自身が述べているように、独奏ピアノのヴィルトゥオジティにも目を見張るものがある。
両端楽章にはモーツァルト自身によるカデンツァが残されている。(ピティナより)


【上記の感想】

ピアノの年とも言われた1784年に完成された曲の一つが、この16番。
勢いのあった時分の曲なのだ。







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Last updated  2008/09/02 11:07:59 AM
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