投資逍遥

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2010/05/17
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テーマ: 電気機器(189)
カテゴリ: 電気機器
 精密・電機各社のデジタルカメラ部門の2010年度の業績は市場拡大を追い風に業績が改善しそうだ。収益性の高い一眼カメラに強いキヤノンが前期比22%の増益を見込むほか、富士フイルムホールディングスやカシオ計算機など3社が黒字転換する。ただコンパクトカメラを中心に低価格化が進み、下位メーカーの利益率は低迷しそうだ。

 キヤノンの2010年12月期の一眼カメラの販売台数は11%増の490万台を見込む。高いブランド力を背景に販売単価を維持し、デジカメを中心とするコンシューマ部門の営業利益率は16%を超える。一眼カメラ2強のニコンは円高と価格下落リスクを慎重に織り込み、11年3月期の部門営業利益は前期並みの520億円を予想する。主力の一眼カメラの拡販で利益率は9%を確保する。

 コンパクトカメラ主体の富士フイルムやカシオ、HOYAのペンタックス部門は今期、営業損益が黒字化する。海外を中心に販売台数を伸ばすが、利益水準はカシオで数億円の黒字にとどまる見通し。オリンパスは新規格の一眼カメラの拡販に力を入れるが、主力のコンパクトカメラは厳しい価格競争が続き利益率は3%にとどまりそうだ。(日経新聞より)


【上記の感想】

上記の記事に添えられていた表によると、各社の今期の出荷台数見込みは次のとおり。
単位は、万台。

キヤノン   2590  
ソニー    2300  
ニコン    1670   
パナソニック 1300  
オリンパス  1200    
富士フイルム 1200   
カシオ    760
HOYA   254

この中では、キヤノン、富士フイルム、HOYAの株を保有している。
HOYAは、ペンタックスを買収したため、デジカメ事業があるが、規模的には微々たるものだ。
ペンタックスを買収した理由は、内視鏡部門が欲しかったと言われているので、デジカメ部門はどうでもの良かったのかもしれない。
となると、将来的には、HOYAはデジカメ部門から撤退か?





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Last updated  2010/05/17 10:35:46 AM
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征野三朗 @ Re[1]:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) mkd5569さんへ おはようございます。 オ…
mkd5569 @ Re:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) こんばんは なにかと話題のオルカンですね…
征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) mkd5569さんへ おはようございます。 今…
mkd5569 @ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんばんは いつもありがとうございます。…

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