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2011/12/06

エフティコミュニケーションズ---利回り4.41％

テーマ：卸売業(837)

カテゴリ：卸売業

【決算】3月
【設立】1985.8
【上場】2003.3

【特色】中小企業向けのビジネスホンやＯＡ機器、携帯電話販売が主力、光通信と資本・業務提携

【連結事業】法人39(3)、コンシューマ12(0)、マーキングサプライ49(0)

【増　勢】企業の節約志向続きトナーカートリッジなど事務消耗品鈍調。ＩＳＰサービス伸び悩む。が、主力の法人向けビジネスホンが好調。節電対策で太陽光発電、ＬＥＤ照明も伸長。人件費増吸収し営業増益。

【拡　販】個人商店のＰＲ支援事業開始。アドバンスサポート社と持分合弁設立、中国・四国地方でビジネスホン拡販へ。子会社でＬＥＤ蛍光灯レンタルサービス開始。

（会社四季報2011年9月発売号より）

【上記の感想】

上記は、エフティコミュニケーションズ（2763）について書かれたもの。
保有銘柄ではない。
好成績をあげている、あるブロガーの保有銘柄である。

まず、売上高の推移をみてみる。
単位は、億円。

2009年3月期　381
2010年3月期　377
2011年3月期　416
2012年3月期　420（11月14日の会社予想）

今期は、第2四半期累計（4～9月）が、前年同期比で13.3％増。
通期の予想が0.8％増なので、順調に推移していると思う。

次に、11月4日付けの業績予想の修正をみてみる。

第2四半期の業績を上方修正したもので、通期予想は据え置きである。
したがって、再上方修正の可能性がありそうだ。

---同社リリースの引用開始---

当第２四半期連結累計期間の売上高は、東日本大震災の影響により、ビジネスホン関連メーカーの工場生産能力が低下し、ビジネスホン販売に支障が出ておりましたが、ＬＥＤ照明及びＯＡ機器、携帯電話（ドコモショップ）等における事業の増収により、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。

なお、通期の業績予想につきましては、現在精査中であり、業績予想の修正が必要となった場合には改めて公表いたします。

平成24年３月期の１株当たり期末配当予想につきましては、前回予想のとおり期末1,000円（通期1,500円）の配当を実施する予定であります。

---引用終了---

次に、配当性向・純資産配当率・1株配をみてみる。

22年3月期　38.7％・4.7％・1500円
23年3月期　61.7％・4.6％・1500円
24年3月期　46.2％・－－－・1500円

24年3月期は、11月14日に短信をもとにして計算した。

次に、株価と指標をみてみる。

現在値は、34000円
予想PERは、10.47倍
実績PBRは、1.01倍
予想利回りは、4.41％

ここで、売却予定の某銘柄の株価と指標を、比較のため、みてみる。

現在値は、951円
予想PERは、9.61倍
実績PBRは、0.68％
予想利回りは、4.21％

乗換候補としては、割安感の乏しいようだ。

そこで、次なる売却予定銘柄の株価と指標を、みてみる。

現在値は、768円
予想PERは、18.33倍
実績PBRは、3.56倍
予想利回りは、1.69％

こちらならば、乗換も良いだろう。

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