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2013/05/04

兼松エレクトロニクス---東証1部銘柄で、利回り3.98％

テーマ：情報・通信(887)

カテゴリ：情報・通信

【決算】3月
【設立】1968.7
【上場】1987.12

【特色】兼松傘下のＩＴベンダー。基幹系とオープン系の接続に強み。ＩＢＭ製品が約３割。自社製品も

【連結事業】システム75(5)、サービス・サポート25(23)

【増　益】主力のシステム構築は製造業向け増勢だが、流通やサービス向けは後退。サーバー価格下落もあり利益強含み程度。14年３月期は新規連結で売上高100億、営業益２億円上乗せ。製造、金融向けの伸び継続。のれん償却こなし営業増益。増配も。

【連　携】子会社化した日本オフィス・システムと現場レベルで情報共有を推進。システム保守、運用などサービス分野に重点。

（会社四季報2013年3月発売号より）

【上記の感想】

上記は、兼松エレクトロニクス（8096）について書かれたもの。
持株だが、４Ｑの発表を終えているので、見ておきましょう。

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まず、売上高の推移を見てみる。
単位は、百万円。

2007年3月期　52,856
2008年3月期　55,592
2009年3月期　49,831
2010年3月期　43,189
2011年3月期　45,623
2012年3月期　46,773
2013年3月期　45,059

で、前期は減収に転じている。

次に、３Ｑ・４Ｑの前年同期比を見てみる。

売上　△6.6％・△3.7％
営益　△12.2％・+3.5％
経益　△11.8％・+4.1％
純益　△6.5％・+15.4％

で、３Ｑの進捗状況がイマイチだったが、

「連結業績予想につきましては、依然として国内経済の先行きは不透明ではあるものの、現在の商談状況を踏まえ、平成24年４月27日に公表した業績予想から変更はありません。」（３Ｑ短信より）

と書かれていたので、大丈夫だろうとは思っていたが、結果は売上は未達だったが営益利益以下は予想を超えて着地。

次に、今期の業績予想を見てみる。

売上　59,000（+30.9％）
営益　 5,300（+11.3％）
経益　 5,300（+8.1％）
純益　 3,100（+1.3％）
1株益　108.39円

次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。

20年3月期　25円・715百万円・24.9％・2.6％
21年3月期　45円・1287百万円・50.3％・4.5％
22年3月期　40円・1144百万円・52.9％・3.8％
23年3月期　40円・1144百万円・49.2％・3.5％
24年3月期　45円・1286百万円・48.5％・4.0％
25年3月期　50円・1429百万円・46.7％・4.2％
26年3月期　50円・－－－－－・46.1％・－－

次に、四季報で株主数と時価総額を見てみる。

・株主数　6,474名<12.9>
・時価総額　312億円

最後に、株価と指標をみておく。

現在値は、1255円
予想PERは、11.58倍
実績PBRは、1.03倍
予想利回りは、3.98％