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まん丸の握り玉が可愛らしいクイックセット(Kwikset)社のドアノブ、サーカ(Circa)。岐阜県のお客様のおうちで、古いタイプのサーカを見かけました。握り玉の付け根のデザインが、少し流線形になっていて、今のデザインとちょっとだけ違っています。でも、今のものとも殆ど見分けが付かないくらいの違いですから、普通の人は全く分からないかも知れませんね。さて、そんな古いサーカですが、長年使ってきたことで、ラッチのバネが弱くなっていますし、ノブ自体に仕込まれたバネも全く機能していない状態になっていました。それも、家中のドアノブというドアノブが、ほぼ全て何某か破損しているという状態で、よくここまで我慢して使って頂いたなと逆に感心しました。今回、これらのドアノブを交換することになったのですが、お客様にこのデザインが気に入っているので同じものが欲しいというご希望を頂きました。ただ、このサーカというシリーズは、国内では今後販売していかないということになるようです。何故かは分かりませんが、複数あるクイックセットの販売代理店の全てで、サーカの販売は在庫限りとなっています。多分北米ではまだ販売はされるように思いますが、個別に輸入するとなるとその分割高になります。ですから、調子が幾分悪いという場合は、在庫がなくならないうちに早めのご購入をお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月31日
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道の両側に輸入住宅が何件も並んでいるところに、家の不具合調査にやってきました。岐阜県の建設会社さんが建築された家々ですが、何年も前に住宅部門の事業をやめてしまったということで、輸入住宅の施工が出来る私たちのところにお鉢が回ってきたのです。20年近く前に建てられた建物は、外壁も一度塗り替えを行ったのか、塗り重ねたようなクラシックな雰囲気が感じられ、このままカナダやアメリカのダウンタウンに持って行ってもOKです。今回は、この街のとあるおうちに伺ったのですが、玄関ドアや輸入サッシのメンテナンス時期が大幅に過ぎているといった印象でした。周囲には、輸入資材のメンテナンスや修理に関する知識や施工経験がない状況だったようですから、他の輸入住宅も今後どうメンテナンスをしていったらいいのか、不安な思いでいらしたことと思います。これを機会にご縁を頂けるのであれば、メンテナンスをして長くこの街並みを残していけるようにしてあげたいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月30日
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数ある輸入サッシの中でも、ウェザーシールド(Weather Shield)社のものは枠が細くて繊細な美しさを持っています。日本中でこのサッシが使われていると思いますが、ここ東海地方で施工されているのは比較的少ないかも知れません。そんなウェザーシールドの窓ですが、名古屋のお客様からいくつも窓に不具合があるので見て欲しいという相談を頂きました。20年近く前の輸入住宅ですが、当時はハイカラで目立つ建物だったことは想像に難くありません。不具合のあるサッシは、掃き出しサッシ、はめ殺し窓など様々ですが、最も状況が悪いのは横に開いていくケースメント・サッシです。写真は、そのケースメントの一つですが、建具(障子)が半開きした状態で閉まらなくなり、タオルを隙間に押し込んで、ガムテープを上から貼っています。外から建具を押して、何とか窓を閉めようとしたそうですが、どうしてもダメでこのように対処するしかなかったようです。半日全体的な状況把握をしただけなので、これから詳しく個々のサッシの問題点や原因の究明をしなければいけませんが、建物自体の下がりや歪みがあるかも知れません。また、サッシがそうした建物の変化に対応出来ない感じで施工されたということも考えられます。勿論、サッシの開閉金物が経年劣化で歪みが発生し、建具の建て起こしが悪くなって、窓枠にうまく納まらなくなったということもあるでしょう。今回、外壁の塗装なども計画されているということですから、その際お足場を利用して屋外からも窓の調整や防水処理をして頂くと、よりよいリフォームになる気がします。何れにしても、少し時間を掛けてしっかり修理したいと思います。こういう輸入住宅を見ると、使命感に駆られますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月29日
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サンバースト・デザインの明かり取り窓が付いたガレージドア。朝日とも夕陽とも取れるデザインですが、ここのガレージは、東向きなので朝日としておきましょう。こちらのガレージドア中央の窓の上あたりを見ると、スチールのパネルの表面がデコボコしたり割れたりしているのが分かります。何故かドア・パネルの裏側には損傷は見られないのですが、パネルとパネルとをつなげる金属ヒンジが断裂していました。ヒンジの取付け位置がおかしくて、ヒンジやパネルに無理が掛かったのかも知れませんが、そこはもう少し詳しくチェックする必要がありますね。因みに、スチールドアの中身は、断熱材の発泡ウレタン。この素材だけでは強度が出ないのですが、周囲をスチールの薄板で覆うことでガレージドアの強度と断熱性の2つを発揮します。ですから、スチールに割れといった損傷があると、その強度も自ずと落ちてしまいます。今回、このガレージドアは交換することになりますが、ドアのバランスを含めてしっかり調整していきたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月28日
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是非おうちの状態を見て欲しいということで、土曜日に四日市市のお客様のところにお邪魔してきました。総床面積が150坪を超える大きな輸入住宅ですが、当時のビルダーの想いが伝わってくるような力のこもった建築でした。こちらのおうちは、ノースウェスト・ホームズさんという会社が建てたのですが、この会社は輸入住宅ブームの創成期を作り上げた立役者の一社だったと思います。(英語表記では「North West Home」)ブームによって売上げを伸ばし、勢いに任せて身の丈以上のことをしてしまったのか、輸入住宅ブームの終わり頃には倒産してしまいました。それからというもの、このおうちは専門的な知識を持ったビルダーのサポートがなかったようで、手直ししなければいけないところはいくつかあるようです。でも、いくら家が古くなっても、その根本的なデザインは古びてしまうことはありません。このデザインという大切な要素を蔑ろにしている住宅は、30年もしないうちに人々に飽きられ解体される憂き目を見てしまうかも知れません。確かに設備や建築資材は、新しいものが登場しています。ただ、そうしたものはいつでも更新出来るものでもあります。デザインだけは、どうしたって入れ替えすることは出来ませんから、これから新築をされる方はここを大切にお考え頂きたいと思います。勿論、メンテナンスを任せられるビルダーさんに建てて頂くことも、重要な条件です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月27日
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幅4.8mもあるダブルサイズのガレージドアの不具合調査に愛知県弥富市へ伺ってきました。ドアを持ち上げる為のトーション・スプリングが、2本付けられているのですが、そのうちの1本が断裂したというので、新しいバネを調達する為にドアの大きさや重さをチェックしなければなりません。その際、ドラム・ワイヤーや電動オープナーといった箇所に不具合がないかも調べるのですが、10年以上経った状態ですから、ワイヤーも錆び付いていますし、それを巻き取るドラムもそろそろ交換時になっていました。更に、今回新たに発見した不具合がありました。それは、通常4枚~6枚つながっているドア・パネルを連結するドア・ヒンジ。恐らく何度かお客様自身が修理したのでしょう。通常少々太めのボルトで留められているヒンジに、形状の違うビスが使われていました。お客様にお伺いしてみると、ボルトが緩くなって抜けてきたので、径が大きめのビスを打ち込んだとのこと。このガレージドアは、パネルの表面がスチールで出来ていますから、一旦ボルトを留める穴が大きくなってしまうと、そこの強度も徐々に落ちてしまいます。ガレージドアは非常に重いですし、その開閉にはドアのバランスとそれなりの力が掛かってきますから、それを定期的に調整しないで運用すると、その歪みや負担がオープナーやヒンジ、スプリングの寿命に影響します。こうなったら、形状が少し違うヒンジを用意して、別の位置にボルト留めをする以外ガレージドアを存続させる方法はありません。もしガレージドアのヒンジが脱落するようなことがあれば、それこそ人や車にドアが落ちてくるなんてことになりかねませんから、ヒンジ如きと甘く見ないで下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月26日
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ダーク・ブラウンの美しい木製玄関ドアに金色のドア・ハンドル。アンティーク感があって、輸入住宅らしいデザインですよね。上部にロック・シリンダーが一体となったハンドルは、現在生産が終了しているクイックセット(Kwikset)社のウェリントンという製品です。ロックの部分にテープが貼ってあるのが分かると思いますが、今回ここのロック・シリンダーが壊れてしまいました。現物を見た訳ではありませんから、何故破損したかは推測でしかありませんが、その原因となる要素はいくつか考えられます。まず考えられる原因は、重量のある木製ドア。ベイツガなどの無垢の木で出来ていますから、アルミのような軽薄さはありません。ですから、長く開閉していると、ヒンジ(蝶番)が支え切れずにドアがハンドル側に垂れてきます。次は、ヒンジそのものがすり減ってくるというもの。ヒンジは、ステンレスなどの金属で出来ていますが、ドアが開閉することによって、ヒンジの合わせ目が徐々に減ってしまい、結果ドアが下がってくるという訳です。垂れたり、下がったりすれば、ドア枠に明けられた穴に取りつけられたストライク・プレートの金属にロック・バーが擦ったり、当たってきたりします。そうなってしまうと、うまくロックが掛からなくなったり、室内側のサムターンを強引に回そうとしたりしますから、輸入のシリンダーが泥棒が無理に開けようとしていると認識して、自ら損壊するように作動します。そう、自己崩壊して開けられなくするんです。鍵が壊れるのは、泥棒が侵入する時だけではありません。皆さんが手入れやメンテナンスを怠っていることが原因かも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月25日
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今回、岐阜のお客様から収納用折れ戸のバイフォールド・ドアに不具合があるので見て欲しいというご依頼がありました。2枚折れ戸のようですが、ご覧のようにビスが折れてしまっているようです。実際の現場を見てみないとはっきりしたことは言えませんが、私が思うにドア枠に付いているトップ・レールにピボットを固定する金物が付けられているのですが、その金物を適正な位置に留める為のビスのような気がします。ビスの打ち直しだけで直るようならいいのですが、ドアが外れそうになったことで、他の金物部品がどこかに行ってしまっている可能性もあります。それ程高額な部品ではありませんが、それでも一式を交換するとなると結構面倒な作業が必要です。何れにしても、来週あたり現場に伺って状況確認してから必要な部品の調達をしてみます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月24日
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こちらは、ペラ ウィンドウ(Pella) デザイナー・シリーズのDual Glazed Panel(DGP)付ダブルハング窓。デュアル・グレーズドゥ・パネルというのは、取り外しが可能なシングル(1枚)ガラスのパネルが、1枚ガラスのサッシの内側に装着された構造になったタイプです。(最近は3枚ガラスもあるようです)2重サッシという構造は、ペアガラスとは違った特徴がありますから国産サッシにはない面白さがありますね。さて、そんなペラの上げ下げ窓ですが、型ガラスの向こうに何かぶら下がったものが見えますでしょうか。これは、上窓(アッパー・サッシュ)に取り付けられたチェックレールと呼ばれる気密パッキン材(ウェザーストリップ)が劣化して脱落してきたところです。上窓と下窓(ボトム・サッシュ)とが重なり合う場所にこれを取り付けると、窓と窓との間から風や雨が入らなくなります。こうした気密パッキン材は、上窓の上部や下窓の下部にも取付けられていて、サッシュと窓枠との間の隙間を埋める役目を果たしています。ケースメントやオーニング、パティオ・ドアといったサッシにもそれぞれ違うタイプのウェザーストリップが取り付けられていますからそれぞれの場所に合ったものを定期的に交換することが必要です。それらは、柔軟性も要求されますから、塩化ビニールのような素材で出来ています。その耐久性はおおよそ10年。太陽光の強い紫外線にも当たりますから、経年劣化は仕方ありません。たまにはサッシを開けてみて、こうした気密材が傷んでいないかチェックすることをお忘れなく。ペラを始めとした輸入サッシ、特にアルミクラッドの木製サッシなどは、これが劣化すると雨水が木部に浸透して黒く腐らせることもありますから、用心が大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月23日
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ピーチツリー(Peach Tree)社のものと思われる勝手口ドア。既にピーチツリーというメーカーはなくなってしまいましたが、20年くらい前の輸入住宅では勝手口だけでなく、玄関ドアにもこの会社のものが多く採用されました。ここのドアは、表面にスチールの薄板を張った中に、断熱材を入れる形で作られていました。スチールですから定期的に油性の塗料などで塗装をしなければなりませんが、そういうメンテナンスをやっていても、表面が錆びてくることがあるようです。それは、どこかに明いた隙間からドアの中に湿気や雨水が入り込むことで起こります。隙間と言っても大きな穴という訳ではなく、ドアの上端や下端にピンホールのようなほんの少しの穴だと思います。小さな隙間から湿気等が入り込むと、中の断熱材や下地の木材等に付着します。そうした水分は、ドアの中で滞留して外に放出されることはありませんから、中側からスチールを錆びさせるという訳です。こういう不具合は、ドアの外側の錆びを落として塗装をしても一時的な補修でしかなく、完全に直すことは不可能です。隙間を埋めて防水処理をしても、一旦内側に入った水分は抜けないですから、錆びの進行を若干遅らせることしか出来ません。こうなったら、こまめに塗装をしてやって、錆びでドアに穴が明くようなひどい状況になったら、ファーバーグラスのドアなどに交換するようにして下さい。錆びのあるドアは、アメリカの田舎の雰囲気にはピッタリですが、見た目にも限界がありますから、その時は思い切ってリフォームしましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月22日
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豊田市で輸入玄関ドアの塗り替えを行いました。何度か記事で紹介させて頂いた現場ですが、外側の塗装面だけでなく下地のグラスファイバーの表面もザラついた感じでした。まずは、既存の塗料を少し剥がして、比較的塗装が良好な室内側から塗装を行いました。今回使った下塗りの着色塗料は、乾きが早くボヤボヤしているとすぐに固まってしまいます。木目を出すには、着色された塗料が乾き切らないうちにハケや柔らかい布で表面を拭いてやる必要があります。そうすることで、塗装の厚みが変化して陰影が生まれるのです。本物の木というものは、木肌の具合によって塗料の吸い込みが違います。ですから、ステイン系のもので塗装すると場所によって色が濃くなる部分と比較的薄い部分が生じます。ですから、均一な色でない方が、より実物の木に近い感じが出るのです。そこの加減が難しいのですが、お客様によっては均一な美しさを求める方もいらっしゃるようですから、なかなか大変です。まあ、感覚的なものですから、仕方ないことなんですけどね。そこがうまくいけば、着色塗装が乾くのを待ってトップコートのクリア塗装を掛けるだけ。昨日は最高気温が18度にもなりましたから、乾くのも早くメインドアの屋外側の面以外はクリア塗装まで掛けることが出来ました。冬と違って、ほんと春の陽気は有り難いですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月21日
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先日、洗面スペースのクッション・フロアがカビなどで黒くなっていると書かせて頂いた現場ですが、こちらは同じ1階にある和室。Pellaの掃出しサッシは、雨漏れからか木部に水染みが生じています。また、床下のないスラブ床(全面コンクリートの上に床を張った工法)であるが故なのか、窓まわりの木製造作材にも水染みが見受けられます。こういう状況では、木部は常に水分が含まれた状況になりますし、床下は通気をしない暗い地面の中のようになっています。シロアリは、湿気があって暗く空気が流通しない場所を好みますから、生活するにはまさに絶好の場所なのかも知れません。和室の造作材は、ベイツガで出来ていますから、比較的柔らかく食べやすいのでしょう。いくつも虫食いの小さな穴が明いています。前にもお話しした通り、全面コンクリートで地面を覆っているスラブ床の基礎では、シロアリの巣を叩く方法はありません。もし完全に叩くというなら、床を全て剥がしてコンクリートの下の土をも掘り返さないといけません。でも、それは事実上不可能です。こうなったら、シロアリの痕跡を見付けたら、そこに防虫剤を吹き付けるといった対処療法をする以外方法はありません。<関連記事>: クッションフロアを張り替えただけでは直りません (2017年3月13日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月20日
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木目やステンドグラスが美しいメソナイト(Masonite)社製玄関ドア。普通に見ただけでは、本物の木製なのかファイバーグラス製のドアなのか見分けは付きませんが、このように木目の塗装が剥げてくるとその美しさは半減してしまいます。また、ステンドグラスの周囲を覆う木目のモール材も樹脂で出来ていますから、塗装が剥げてくると紫外線によって割れが入ってしまいます。木製でもファイバーグラス製のドアでも10年程度で塗り直しなどのメンテナンスをしないといけませんが、放っておけばいろいろな不具合が生じるのは仕方ありませんね。そういうメンテナンスや補修サービスをやってくれる住宅会社や工務店が近くにいればいいのですが、輸入資材について専門知識のないリフォーム屋さんでは、太刀打ち出来ないこともいろいろです。今回は、ファイバーグラスの木目塗装を行う前に、無塗装の新しいモール材に付け替えて、Kwikset(クイックセット)の玄関ハンドル等も新品に交換しました。今私たちが調達している玄関ハンドルは、ライフタイム仕上げと言って風雨に曝されても錆び付かないというタイプのものになっています。今までお使い頂いていたハンドルセットは、錆や汚れが目立ってきましたから、ほぼ新築時の美しさを取り戻すことが出来たと思います。あとは、専用の木目塗装を施すのみとなりましたが、さてどんな感じに仕上がるでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月19日
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先日、洗面用のホーロー・シンクらしき処に付いたキッチン・シンクの不具合について相談を頂きました。比較的小さめのシンクですから洗面用だと思うのですが、正面には鏡らしきものがないし、もしかしたらキッチンなのかも知れません。ただ、シンクの大きさからすると、少し大きめの水栓金具ですね。さて、今回のご相談は、やはり吐水口からの水漏れで、ハンドルを閉じてもポタポタ水が落ちるというものです。止水パッキンであるカートリッジ・バルブを交換すれば、すぐにでも直るトラブルですが、水栓メーカーが不明で品番や品名も分かりません。輸入住宅に使われている金色の鶴首のキッチン水栓は、以前はどこの輸入水栓メーカーでも作っていたのですが、今ではポリッシュド・ブラス(ピカピカの金色)のクラシックなデザインは殆ど見かけなくなりました。取り敢えず、同じデザインではありますが、鶴首がもう少し小さめの洗面用水栓金具を見付けましたので、それをご提案しようと思います。本当は、交換用のセラミック・バルブをご案内出来ればいいのですが、少しでも形が違えば取付け出来ませんから、それは不可能です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月18日
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昨日も豊田市のお客様の処に伺って、玄関ドアまわりのメンテナンスを行ってきました。輸入住宅に慣れていない工務店さんが施工したということで、輸入ドアの取付けが決まった通りでなく、その場しのぎの仕事だったので、ドアの調整に相当苦労しました。写真のドア・ヒンジは、この現場とは違うお客様のものですが、ドアに彫り込まれたヒンジ取付け用の切れ込みが、実際のヒンジの大きさよりも大きくなっているようです。元々付いていたヒンジより小さなものを途中で取り付けたのか、それとも最初からこんな状態だったのかは分かりませんが、何か変な施工をしていますね。ヒンジの心棒あたりの状況を見ると、左右で少しずれてきているようですから、随分金属が減ってきている感じがします。こうなってくると、ドアが敷居に擦ったりドア・ラッチやロックが固くなったりしてくるでしょうから、放っておくと鍵等の破損にもつながってきます。そうなると防犯性も心配です。また、ドア枠側にご自身で取り付けられたと思われるスポンジ状のクッション・モール材が写っています。気密性や断熱性の為だけでなく、見た目の問題から考えても新しいウェザーストリップに交換した方がいいかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月17日
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先日、お客様の所に掃出しサッシのメンテナンスに伺った際に部屋のドアの閉まりが悪いというので、見させて頂きました。こちらのドアノブは、クイックセット(Kwikset)社のサーカ(Circa)というシリーズの取っ手です。まん丸なデザインが可愛らしいので、輸入住宅ではよく使われました。不具合は、潤滑剤をスプレーしてあげたら簡単に直ったのでが、ラッチ部分をふと見たら頭の先が丸いデザインになっているドライブイン・ラッチでした。今では殆ど見掛けないドライブイン・ラッチですが、20年くらい前の輸入住宅ではたくさん使われたのだと思います。多分、この種のラッチを取り扱っている輸入住宅ビルダーは、私たち以外国内には存在しないと思いますから、交換を考えて困っているお客様は相当いらっしゃるでしょうね。造るだけ造って後は知らないという仕事の仕方は、輸入住宅への信頼や憧れを失わせてしまうだけです。補修やメンテナンスに如何に対処していくかは、私たちに突き付けられた使命ではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月16日
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輸入玄関ドアに限らず、豪華な親子ドアやダブルドアには、このようなフランス落としがドアの上下に付いています。英語ではFlush Boltと呼ばれる固定金具ですが、カンヌキという言い方の方が分かりやすいかも知れませんね。こうした金物は、古い形式の防犯部品ではありますが、その効果は比較的高いと思います。この写真は、20年近く前に建てさせて頂いた輸入住宅の木製ドアに付いているものなんですが、取付けビスが外れてしまったのか、グラグラするようになりました。部品は在庫にありますので問題ありませんが、修理や交換するとなるとドアを一旦外さなければなりません。そうなるとドアの位置調整も必要になりますから、作業としては結構面倒なんですね。ですから、玄関ドアの塗装の直しやドアヒンジやウェザーストリップ(気密パッキン)の交換、ハンドルセットや鍵のメンテナンスを行う際に一度に作業することをお勧めします。フランス落としは、それ程頻繁に使う部品ではありませんが、メンテナンスをしている状態を保つことは安心・安全につながります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月15日
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どこの窓メーカーかは分かりませんが、お客様からご依頼頂いた網戸の張り替えを行いました。網戸を張り替える時は、まずは広くて平らな場所を用意しなければいけません。狭い場所では取り回しが出来ずやりにくいですし、平らでないとピンと網を張った時に歪みが生じてしまいます。勿論、古い網戸のフレームが既に曲がっていたり、歪んでいたりしていることがあります。(実際に写真の網戸も曲がっています)それでも平らな場所で張っていれば、歪みのないサッシのフレームに網戸を入れ込んだ際に網がフラットな状態になるのです。最初はなかなかうまくスクリーンを張れないかも知れません。でも、やってみなければ学びはありません。やってみてどうしてもダメな場合、その時間がどうしても取れない場合は、私たちのようなプロに任せればいいのです。挑戦してみようという気持ちをいつも忘れずにいることこそ、家づくりの原点だと私は思います。<関連記事>: 網が破れた網戸 (2017年3月7日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月14日
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以前、床下空間のない住宅は注意して下さいという内容の記事を書かせて頂いたことがありますが、今回ご相談頂いたのも全く同じケースです。立ち上がり基礎で囲まれた部分に、土を埋め戻して床下のスペースをなくし、その表面にコンクリートを張って平らに仕上げるのが、スラブ床という工法です。でも、埋め戻した土の中には、白アリのコロニー(巣)も一緒になっていることが多く、何とかそこから食べ物を見付けようと這い上がってきます。また、基礎の立ち上がりと表面に張ったコンクリート(モルタル)とは一体成型で造られている訳ではないので、それらが接する部分は自ずと隙間が開いてきます。そうなると、隙間から地面の湿気や水分が上がってくるだけでなく、シロアリさんたちも1階の床まで上がってきてしまうこととなります。写真のクッションフロアの下には、他の部屋と床高を揃える為に薄い合板が張られているものと思われます。そこに湿気や水分が滞留してカビなどが発生し、クッションフロアをこのように黒くしてしまったのだと推察されます。こういう場合、単にクッションフロアを張り替えるだけでは、同じことがすぐに起こってしまいます。一度下地まで剥がしてみて、何らかの防水・防湿対策を行ってから仕上げの工事をすることが重要です。当然その際は、恒久的な対策ではないにしろシロアリ対策を行って頂くことも必要かも知れません。(土の中のシロアリの巣を根絶させることは、スラブ床の上からでは不可能ですから都度対処するしか方法はありません)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。<関連記事>: 床下環境のない家は、要チェック! (2011年6月30日)尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月13日
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台湾の会社、ジョーデンが製造している輸入水栓金具は、価格も手頃でデザインも欧米のクラシックなものを踏襲しているので、輸入住宅に採用されるケースが多いかも知れません。止水パッキンは、北米の水栓と同じようにセラミック・バルブを使用していますから、半永久的という触れ込みでPRしています。でも、人間の作るものですから、絶対に壊れないということはありません。今回ご相談頂いたお客様のものは、セラミック・カートリッジに付属しているプラスチックのリング部品が劣化して欠けてしまいました。バルブ自体には問題ないのですが、小さな付属部品が悪くなっても水漏れは起こってしまいます。リング部品だけを取り寄せて交換出来れば、バルブを交換しなくても直ってしまうのですが、メーカーは小さな部品だけの販売はしてくれません。こういう場合は、セラミック・バルブ自体を取り寄せて、交換する以外方法はないですね。勿論、セラミックで出来た部分が割れたりすれば、同様に交換が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月12日
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ガレージドアで有名なウェインダルトン(Wayne Dalton)社のとあるページを開いたら、既にページは存在しませんというメッセージと一緒にこんな画面が表示されました。ガレージドアが傾いて、開閉出来なくなったところの写真です。ガレージドアのメーカーらしい洒落の利いた画像ですね。でも、こんな状態になることって、実は結構あるんですよ。これは、重いガレージドアの左右のバランスが崩れて、片側だけが持ち上がってしまったのですが、もう片側は何かに引っ掛かって上がらなくなってしまったのです。ガイドレールを滑るローラーがうまく回らなくなったり、ドラムワイヤーが長年の使用で片側だけ伸びてしまい、ドラムから脱落したということも考えられます。そういう状態で、電動オープナーを動かして無理にドアを上げようとするとこんな状態になるんですね。オーバースライダーのガレージシャッターは、絶妙のバランスによって成り立っている機械ですから、一旦それが崩れるとその状態がどんどんひどくなって、ついには開閉不能に陥ります。勿論、その重量は相当なものですから、一人で何とかしようとするのは反って危険。誰かと一緒に安全を確認しながら作業をするか、我々のような専門家に依頼して修理するかして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月11日
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19年前に新築した輸入住宅のペラ・ウィンドウのケースメント。(ケースメント・サッシは、このように横方向に開いていく窓です)ペラ(Pella)の輸入サッシの多くは、2枚のガラスの中に気密空間を作ったペアガラスが採用されていますが、こちらのサッシは少し様子が違っているようです。よく見ると、室内側のガラスにはアルミのフレームが付いていて、そのフレームにはラッチらしきものがありますね。このラッチは、室内側のガラス・フレームを窓に固定したり、外したりする為に付いています。つまり、ペアガラスのように気密性のある中空層を利用して断熱するのではなく、ガラスとガラスの間の空間を大きく取って、空気量で断熱性能を上げようという二重窓ガラスのサッシなんですね。この場合断熱性は若干落ちるかも知れませんが、ガラス内で内部結露が発生しても内側のガラスを外して水分を拭き取ることが可能です。もしそれがペアガラスで発生すれば、ペアガラスや建具(障子)ごと交換しなければなりません。ただ、この二重ガラスには欠点もあって、ガラスの間で結露すると建具の木部フレームに染みが出来てしまうのです。また、ここには小さな通気口が設けられているのですが、湿気や水分を外に出す反面、逆に雨水等の侵入を促してしまう側面も持ち合わせます。ですから、雨の後は常に窓を開けて、室内側のガラスも少しの間外しておくという工夫をしないと、木の腐食の問題が発生しますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月10日
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岐阜県の輸入住宅にお住まいのお客様から、輸入サッシのメンテナンスと一緒にコンサバトリーの増築についてもご相談を頂きました。そこで、ご提案させて頂いたコンサバトリーが、こちらのプラン。材料は、受注生産で製造されたイギリスからの輸入品です。屋根まで吸熱タイプのペア強化ガラスで覆われていますから、解放感抜群のサンルームとなるはずです。勿論、そこまでの解放感はなくてもいいという方でしたら、通常の屋根にして暑さ対策を優先することも可能です。また、こちらの家の敷地状況に合わせて、オーダーメイドでプランしていますから納まりも美しいと思いますよ。ただ、コンサバトリーを既存の建物に増築する場合一番気になるのが、既存の外壁とコンサバトリーの屋根との取り合いです。壁と屋根とが接する部分は、どうしても防水・防雨処理の施工が甘くなりがちです。しっかり施工するには、コンサバトリーに接する部分の外壁材を一旦撤去して、防水シートや水切りなどの鈑金を新たに差し込むなどした上でコンサバトリーや外壁を施工しなければなりません。ただ、費用や見栄えの問題からそうした施工が行われないのが殆どで、外壁にコンサバトリーをそのままくっつけてコーキング処理で納めてしまうらしいのです。こちらのおうちは、台風などの風や雨が強く当たる東面の外壁にコンサバトリーを設置する計画ですから、そんな施工をすればそのうち雨漏りしてくることは目に見えています。雨漏りするリスクがあることを承知でご依頼頂けるのであれば、安く施工することも出来るでしょうが、それは施工者の良心に反することだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月09日
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20年近く前に建てさせて頂いた愛知郡東郷町の輸入住宅。先週末にご主人から、掃出しサッシ(スライディング・パティオ・ドア)の鍵が閉まったまま開錠出来ないという電話を頂きました。開閉用のロックレバーが、上まで上がらず途中で引っ掛かってしまうという状況のようです。こういう場合、建具(ドア)に内蔵されているロックケースと呼ばれる金物の中で部品が破損したことが、原因だと思われます。この掃出しサッシは、マーヴィン(Marvin)社のインテグリティ(Integrity)というシリーズのものなんですが、ロックケースは北米のどこの窓メーカーでも普通に採用している金物です。汎用品ですから、手に入れるのは然程難しくありませんが、汎用品と云えども種類が豊富にありますから、形状やサイズ・デザインをしっかり確認してオーダーしなければなりません。輸入住宅に限らず、鍵の問題は国産住宅でも起こり得るものです。少しでも様子が変だなと感じたら、早めに部品の交換をするようにして下さい。まだ大丈夫だと先延ばしにしていると、防犯・安全に係わることになりかねませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月08日
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日進市に住むお客様からホームメイドの事務所に網が破れた輸入サッシの網戸をご持参頂きました。かなり古い網戸のようで、フレームも曲がったり捻ったりして少々歪んでいます。写真でもお分かりのように、黒かった網戸のスクリーンは白く変色してきていますし、このように一部網が破れてきています。網戸フレームの歪みが多少あっても、少し手で戻してやれば窓に取り付けることに問題はないと思いますが、スクリーンの劣化は交換する以外にはありません。また、網を交換する際には、網をフレームに固定する為の細いゴムで出来たビード(網押さえ)が悪くなっていないかもチェックする必要があります。グラスファイバーで出来た輸入サッシの網等は、ホームセンターでは売っていませんから、私共のような専門業者から購入頂くしか方法はありませんが、材料と道具さえあれば誰でも簡単に交換することは可能です。勿論、やったことのない人は最初失敗するかも知れませんが、失敗なくして成功はありません。何事も経験ですから、是非挑戦してもらいたいと思います。ただ、それをやる時間のない方やDIYに自信のない方は、私共にご依頼頂ければ張り替えして差し上げますよ。その場合は、ホームメイドに直接持ち込んで頂くか、網戸を宅配等でお送り下さいね。いよいよ春です。網戸を直して、窓を開けましょう!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月07日
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あまり気にしていない人も多いかも知れませんが、ビルトインガレージのオーバースライダーにはボトム・ラバーと呼ばれるゴム製のクッション材が取付けられています。写真は、奈良県のお客様からお送り頂いたものですが、ゴムが少し波立っている感じですし、ガレージドアの端までボトム・ラバーが届いていない状況のようです。ボトム・ラバーは、ドアと地面との間の隙間をなくし、ガレージの気密性を上げる効果があります。また、ドアが閉まる時に地面へのクッション効果も期待出来ますから、ガレージドアや電動オープナーへの衝撃を和らげてもくれます。ボトム・ラバーも経年劣化する消耗品ですから、ゴムが割れたり破れたりしたら、交換するようにして下さい。たまにこのボトム・ラバーを取付けしていないガレージ・シャッターもあるようですが、ガレージドアの寿命にも影響するかも知れませんので、取付けしておいた方がいいでしょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月06日
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レクサンドーレンを含めて、北欧系木製輸入ドアのデッドロックにはガードプレートが装着されていないものもあるようです。勿論、北米系の輸入玄関ドアでもガードプレートが付けられていないものも存在しますが、うまく装着出来るものが少ないという点で、北欧系の輸入ドアは対策が大変かも知れません。この写真のように、ドアとドア枠との間に隙間が明いていると、デッドロック・バーが外から丸見えとなってしまいます。ここにバールのようなものを無理やり入れたり、金切り用の糸ノコでデッドロック・バーを切断したりすれば、鍵の意味がありません。高級なチーク材で出来た北欧系の玄関ドアですから、空き巣が目を付ける前にガードプレートを装着して、犯行前にドアの破壊を諦めるような抑止力を手に入れることが重要です。ホームメイドでは、レクサンドーレンやスウェドア用にもガードプレートを販売していますから、防犯対策をご相談下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月05日
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施工して12年経つウェイン・ダルトン(Wayne Dalton)社製のガレージドアが、割れてしまったので、修理をお願いしたいというご依頼を頂きました。埼玉県のお客様ですが、お近くに対応頂けるような業者さんがいらっしゃらないということで、名古屋の私共にわざわざご連絡を頂いたとのことでした。早速、状況を確認する為に写真をお送り頂いたのですが、スプリングのシステムが特殊なトルクマスターと呼ばれるタイプのガレージドアでした。このトルクマスターは、ウェイン・ダルトンのみが採用している開閉機構で、日本国内では対応する部品類が存在しない状況です。10年程度で交換が必要となるスプリング(バネ)ですから、こちらのものもそろそろ交換のタイミングに来ていますし、今後のメンテナンスを考えれば、私たちも在庫を持っている標準的なトーション・スプリングにこの際交換しておくべきだと考えます。今回破損したガレージドアは、スチール製かファイバーグラス製のもののように見えますが、こうしたものは断熱性や軽量化を考えて、中身にウレタンフォームが入れられています。ドア表面の薄いスチールやファイバーグラスの面材に覆われている状態ではある程度の強度を発揮しますが、面材が割れたり剥がれたりしてしまうと、極端にその強度が失われてしまいます。ガレージドアと電動オープナーとを繋げている黒いドア・アームがありますが、このドア・アームとドアとがボルト留めされた部分から割れが入っている感じです。こういう場合、ドアがスムースに上がらない状況の中、無理にオープナーでドアを引き上げようとして、この部分に大きな負荷が掛かってしまったか、もしくはドアがオーバースライドした状況の時に、ドアの中央を押し下げるような力が加わったのが原因と思われます。このままガレージドアを開閉させて使っていると、ドアがレールから脱落したりして、人や車の上に落ちてくる恐れもありますから、もしこうなったら作動させることは中止して下さい。今回幸い代替出来るガレージドアがありますから、ドアの交換やシステムの切り換えが可能ですが、絶妙のバランスや力加減で作動するガレージドアですから、こうなる前に定期的な点検や調整を行うよう心掛けましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月04日
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樹脂なので仕方ありませんが、陽の当たる場所では割れが入ります。先日記事にファイバーグラス製玄関ドアのステンドグラスを固定する為のモール材(押し縁)の交換が必要と書かせて頂きましたが、その代替の新品が届きました。木目に見える塗装を施す為、下地となる樹脂の色はベージュです。お客様にもドアの写真をお送り頂いたり、モール材の採寸をして頂いたりして、このメソナイト(Masonite)社の部材が合致するのではないかということで調達しました。ファイバーグラス製玄関ドアのメーカーは、北米に五万とありますから同じサイズ・同じデザインのものを見付けるのは至難の業です。でも、今回はきっとうまくいくような気がします。古いものを外して、このモール材を新しく取り付けるのも、結構面倒な作業ですが、ドアのメンテナンスをする際でなければ交換するなんてことはなかなか出来ません。だって、交換する際には、ドアの表面の塗装が剥げたり傷付いたりしますからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月03日
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輸入住宅のキッチンで定番とも言えるドイツ製食洗機ミーレ(Miele)。洗練されたデザインや優れた耐久性、高い機能性が評価されてきたのですが、日本にやってきたのが1992年。もう25年にもなるんですね。今までは価格も国産のものに比べて、それなりに高いものであったのですが、今回25周年を記念して特別価格の「G 4920 SCi」を販売するそうです。国産のものは45cm幅が多いのですが、この商品は60cm幅と大きめで最大14人分の食器を洗うことが出来るばかりか、フライパンやボウル、鍋も食器と一緒に洗えるのが素敵です。この製品は、ドアのパネル材を別途取付けるタイプですので、キッチンのドアとお揃いの色にも出来ますね。あと、プログラム時間を短縮するショート機能や、チャイルドロックも備えているらしいですから、これは結構お値打ちです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月02日
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日本のおうちでは、インテリアの小物が部屋に並んでいる様子をよく見かけます。旅行の思い出や家族の作品を見て、当時のことを懐かしく感じるということは素晴らしいことではありますが、それらが無造作に並んでいると、部屋のコンセプトやデザインを壊してしまうかも知れません。思い出の品は、部屋のアクセントとして出来るだけ最小限にしておくと、その存在が活きるものとなるでしょう。ただ、部屋の中に何も飾らないという選択もよくありません。それは、インテリアへの自信のなさと自身のセンスへの恐れの現れでもあるのです。そういう時は、勇気を持ってコーディネイトに挑戦すべきです。そんな時に役立つのは、壁に掛ける絵画かも知れません。それは、彩りやインテリアのテーマを暗示させるものでもあります。また、絵と同様に部屋に明るさや奥行、想像力といった隠し味を付け加えてくれるのが、ミラーです。写真のものは、照明器具で定評のある北米のキチラー(Kichler)社の鏡です。柔らかな金属の細い板を籠のように編み上げたデザインは、陽気な太陽のようでもあり、自然を愛する象徴的な鳥かごをイメージさせるかも知れません。まずは、インテリアのコンセプトを決めて、それをテーマにした要素を付け加えていけば、きっと美しいインテリアを実現出来ると思います。あとは、失敗を恐れないことですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年03月01日
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