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釈迢空(しゃく ちょうくう) ってご存知でしょうか。歌人で、国文学者、もう、偉大なというしかない民俗学者、 折口信夫(おりぐちしのぶ) の歌碑です。
ものぐさ太郎 このよひはやくねぶるらし あづみの大野こほりそめつつ
そうなのです。この神社は、ぼくのようなナマケモノだった子供たちの夢の人「 ものぐさ太郎」
を祀っている神社でもあるのです。境内に広がる 「ノンビリ」
は、当然といえば当然の雰囲気なのですね。
「ものぐさ太郎」
の草紙の碑がありました。 太郎君
が 信濃の中将
とかに出世する話で、高校の古典の教科書に出てきたりもする話ですが、 ものぐさ
のままがいいのにと思ったりしました。
この神社には、他にも 二人の人物
の像がありましたよ。
こちらは 白村江の戦い
で戦死した 阿曇 比羅夫(あずみ の ひらふ)
の像ですね。 安曇一族
の象徴のような人物で 「若宮」
としてお社もあります。古代、九州の 海の民
だった 安曇一族
が、信州、松本の 山の民
になるというドラマについてはよくわかりませんが、ちょっと、興味惹かれる人物ですね。
この神社のお祭りは 「お船祭り」
というそうで、こんな船も飾られています。
どこかに、 海の民
のムードが残っていて、面白いですね。
さて、もう一人の銅像がこの方です。
泉の小太郎君
ですね。童話作家として名高い 松谷みよ子さん
の童話 『龍の子太郎』
のモデルなんだそうで、そっちの名前ならご存知の方も多いのではないでしょうか。なんだかよく
わからない動物に乗っていますが、 「犀龍」
という動物だそうです。
いやはや、あれこれ面白いものがいっぱいありますね。それにしても、あの 尾長鶏
は何処かに行ってしまわないのでしょうか。駐車場はすぐそこなのですが、長閑なものですね。
これで穂高神社はおしまいです。これから松本の市街に戻りますね。穂高神社の徘徊 (その3)
・ (その4)
はこちらからどうぞ。
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