日本版レコンキスタ宣言   旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

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2023.08.31
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カテゴリ: 環境について
今から約2年4ヶ月前の英国BBCのサイトより

福島第一原発の処理水、海洋放出を政府が決定 - BBCニュース

福島第一原発の処理水、海洋放出を政府が決定

日本政府は13日、東日本大震災で破壊された東京電力福島第一原子力発電所から排出されている放射性物質を含む100万トン以上の処理済みの汚染水を、福島県沖の太平洋に放出する計画を承認した。

この水は、同原発の核燃料を冷却するために使用されているもの。飲料水と同じ放射能レベルまで希釈してから放出する予定。放出は2年後に始まるという。

数年にわたる議論の末に最終決定が下された。放出計画は完了までに数十年がかかるとみられている。

しかし地元の漁業団体に加え、中国や韓国などがこの計画に反対している。

放射性物質を含んだ水は現在、複雑なろ過プロセスで処理されている。ほとんどの放射性物質が取り除かれているものの、トリチウムなどが残存している。

処理された水は東電の保有する巨大なタンクに保管されているが、2022年にはタンクが満杯になり、新たに設置する土地も底をついている。

ロイター通信によると、現在、約130万トンの放射性物質を含む水が保管されている。これはオリンピック競技用のプール500杯分に相当するという。

反対派の意見は
環境保護団体グリーンピースなどは長年、この水の海洋放出に反対してきた。

グリーンピースは、日本政府の計画は「福島の人々をまた裏切る行為だ」と批判している。

国内の漁業従事者からも反対の声が上がっており、この海域での海産物が売れなくなると懸念している。

また、近隣国からもこの決定に対する批判が出ている。韓国外相は12日、決定に先駆けて「遺憾の意」を示した。

中国外交部の趙立堅報道官は、日本に「責任ある行動」を求めた。

「国際的な公共利益と中国国民の健康と安全を守るため、中国は外交チャンネルを通じて日本に深い懸念を伝えた」

一方でアメリカは、「日本は世界的に容認されている核の安全基準を適用している」とみられると述べ、日本の決定を支持する姿勢を見せている。

水はどれくらい安全なのか
日本政府は、処理水はほとんどの放射性物質が取り除かれ、大幅に希釈されるため、海に放出しても安全だと主張している。

国際原子力機関(IAEA)は、各国のほかの原発で行われている排水放出に似ているとして、この計画を支持している。

IAEAのラファエル・マリアーノ・グロッシ事務局長は、「海洋放出はどこでもやっている。目新しいことではなく、スキャンダルでもない」と話した。

科学者も、水に残留している放射性物質は、大量に接種しなければ人体に影響はないと説明。希釈した処理水には科学的に検知できるリスクはないとしている。

東日本大震災から10年

2011年3月11日に東日本を襲ったマグニチュード9の地震は、高さ15メートルの津波を引き起こした。

福島第一原発では、原子炉のメルトダウンを防ぐシステムが揺れに耐えたものの、津波によって大きなダメージを受け、3機の原子炉がメルトダウンした。

第一原発の冷却システムは数日にわたって止まり、大量の放射性物質が放出された。このメルトダウンは1986年のチェルノブイリ原発事故以来、最悪の原発事故だった。

地震と津波によって約1万8500人が死亡・行方不明となり、16万人以上が避難生活を余儀なくされた。




2023年7月29日ジェービープレスのサイトより

福島原発処理水に猛反発の韓国、中国のトリチウム放出には沈黙のなぜ? 急速に沈静化した抗議運動、不可解なメンタリティー(1/4) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

福島第1原子力発電所の処理水海洋放出に対する韓国の猛反発が、かつての勢いを急速に失っている。
放出本番を前に勢いを失った理由は定かではないが、そもそも科学的根拠がない抗議だったために持続力はなかったのかもしれない。
福島第1原発以上に放射性物質を放出している中国の原発には関心が薄く、「日本だから粗探しをしたくなる」という韓国特有のメンタリティーがありそうだ。
(平井 敏晴:韓国・漢陽女子大学助教授)

 韓国は謎である。もう20年近くも住んでいるが、今でも時折、よくわからないことが起きる。福島第1原子力発電所の処理水放出に対する大騒ぎもその一つだ。

 7月中旬、私は日本に2週間ほどの間一時帰国していた。その間に、すっかり様子が変わってしまったのだ。処理水の海洋放出に対してあれほど猛反発していたのに、嘘のように静かになった。

 もちろん、そうした声が消えたわけではない。だが、ニュースで取り上げられる時間が圧倒的に少なくなっている。

反発の声は7月上旬まで徐々に大きくなっていた。今年4月に札幌で開かれた先進7カ国(G7)環境相会議では福島での海洋放出についても議論され、それから1カ月後には韓国からの視察団が福島原発を訪問。そして7月初めには、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が韓国を訪問し、海洋放出に強く反対する野党議員と面会した。

このとき野党議員らは強硬な姿勢を崩さなかった。革新系メディアのハンギョレ新聞によれば、「当初から中立性と客観性を失っている日本偏向的検証」といった批判が何度も連呼され、これにはグロッシ事務局長も苦笑いを禁じ得なかったと報じられている。

 会場となった国会の周辺では海洋放出反対の集会が開かれた。だいたいこういう集会では、敵の顔写真をつかった戯画的な絵がプラカードに掲げられる。数カ月前まではソウルの中心部で岸田首相、韓国の尹大統領、米国のバイデン大統領が一緒に描かれ、顔に×印までつけられていた。日米韓の連携が気に入らないのだろう。まるで見世物だ。個人的には好きなやり方ではないが、経験上、これがコリアンスタイルである。

 どうやらグロッシ事務局長も同じような扱いをされたらしい。韓国のネットニュースでは岸田首相と並んだ写真に手を加え、さらに「100万ユーロの賄賂」との文言が書かれたプラカードが確認できた。ちなみに100万ユーロは今のレートで、1億6000万円近くになる。

急にしぼんだ処理水抗議の声
 私が一時帰国で韓国を離れたのは、そうした一連の出来事で盛り上がっていた頃である。だからその時期に「福島汚染水」という言葉が連呼されるのは、当然の流れであるといえる。

 海洋放出はこの夏に実施される見込みと報じられている。そうであるからには、これからさらに反対の声が高まるのだろうと考えていた。しかし、グロッシ事務局長と野党議員の面会以降、なぜか反発の声はしぼんでいく。

 そもそも、科学的根拠に乏しかったから反対運動に持続力がなかったか、野党支持率が低下して処理水ばかりにかまけていられなくなったか、豪雨による災害でそれどころではなくなったか。明確な理由は定かではないが、野党議員やその支持者たちは信念もなく、尹政権を揺さぶるために政治利用しただけともいえる。

 そんな中途半端で不可解な点は、中国に対する態度にも表れている。福島処理水の海洋放出に反対しているのに、中国の原発から放出されている放射性物質トリチウムには沈黙していることだ。

中国の原発から放出されるトリチウムについては、5月に韓国メディアが「福島の1000倍も危険」と報じた。6月23日付の読売新聞によると、中国の原発によるトリチウムの年間排出量は、福島の処理水の海洋放出と比べて、2021年のデータでは最大で約6.5倍に及んでいたという。

 その1つが大連市に位置する遼寧紅沿河原子力発電所で、ここでは福島の4倍を超えるトリチウムが黄海に放出された。19年のデータでもほぼ同じ排出量で、その98%が海洋放出である。だが、この報道は韓国で一部のネットメディアが引用して紹介するにとどまった。

 黄海は東西北の三方が塞がっているため、放射性物質はそのまま南に向かい、朝鮮半島の東海岸沿岸を流れていく。その海域は韓国の大きな漁場のひとつであり、とりわけ盆や正月の祝いの席で食べられるイシモチの一大生産地である。

 イシモチというと日本ではあまり重宝されないが、この沿岸のイシモチは味も良い。特に干物は味が濃厚で高値がつく。また、塩田が広く分布しており、天然塩が多く生産される。

中国原発もトリチウムを放出
 この中国原発によるトリチウム大量放出は、福島の処理水に大きな声を上げているのであれば、極めて由々しき問題になってしかるべきだろう。ところが李在明(イ・ジェミョン)代表をはじめとする野党の議員たちの声が上がった記憶はない。

 しかも報じられたのは21年のデータであり、その前後でも放出されているだろう。そのトリチウムが流れ込んでいる黄海産のイシモチと天然塩を、私も含めて韓国に住む人は喜んで食べてきた。

 この話を韓国人にしてみると「知らなかった」というのが大半である。それに知ったところで、「韓国をいつも敵視している中国のことだし、どうでもいい」という返答が多かった。

ではどうして福島のことが気になるのかというと、「よく報道されているから」という答えが最も多い。「日本は中国よりも身近だ」とか、「日本に行く予定もあるし、日本のものを食べる機会がある」という回答も少なくなかった。


 韓国で福島の海洋放出反対の声が高まったのは、日韓関係改善を劇的に進めている今の尹政権下である。ノージャパンからゴージャパンへ移行し、そのぶん余計に気になっているとも言える。

日本の粗探しは関心が高さゆえ
 6月の世論調査では、福島からの海洋放出について韓国人の80%ほどが反対した。ただし、目くじらを立てているのはごく一部にすぎない。周りの韓国人でも「海洋放出しか方法はないのか」と単純に疑問に思う程度の人がほとんどで、80%という数字はそうした人を含めてのことである。

 環境省などでの説明を見るかぎり、私は海洋放出に拒否感はない。放射性物質はこの地球上から消し去ることはできないのだ。普段も食べ物などを通してそれなりに摂取もしている。

 この件をめぐる韓国での盛り上がりには、科学という範疇を越えて、日本に対して何かと疑問を探し出してしまう韓国社会の複雑な感情が根底にある。それは、日本への関心の高さの裏返しだ。

 そこから見えてくるのは、中国に対してはもはや諦めが先立ち何も言う気にならないが、日本に対しては関心が高いだけに苦言が真っ先に口をつくという韓国社会の風土である。

韓国ではイシモチは食べても福島県産のものはしばらく輸入しないのだという。しかし私は、一時帰国の折には福島産の魚介類をこれまでのように積極的に食べるだろうし、日本へ行く韓国人にもトリチウムの説明をしながらお薦めしたいと思う。何らかのきっかけで処理水問題への関心が韓国国内で再び高まり、根拠のない批判が巻き起こらないことを願いながら。

----------------------------私の意見------------------------------

2021年4月のBBCの報道から現在まで2022年には参議院選挙そして今年は統一地方選挙が行われ、今処理水放出に中国政府や韓国の野党と手を携えて(笑)日本の左派勢力ははっきり言って国民の審判たる選挙において負けたということをもう忘れたのと言いたくなる。少なくとも有権者の判断は海洋放出を決定した与党、いわゆる自民党・公明党の政策を認めたということになる。

またぞろプログ等で処理水放出を指弾している左の人たちをみかけるが、ほぼイチャモンレベルとしか言いようがない。選挙結果を真摯に受け止め、福島・茨城の漁協しいては日本の水産業を応援していくことではないかなと思う。

訪日する中国人・韓国人にも日本の水産物は圧倒的に支持食されているとの報道もあり、中国人に対しては日本に来て食べてねの方が経済的効果は大きい。中国が輸入禁止した分を日本人は勿論訪日外国人にも食べてもらえばいいのだ。

岸田さんも西村さんも毎日豪華な福島産の海産物食べ続けて健康をアッピールすることですよ。国会食堂でも福島産ずくしランチなんてどうですか?全て福島産食品をアッピール使用したランチ、デザートに桃なんていいと思いますよ。食べて応援です。

いちゃんもんつけたい奴は毎日中国産食品食べていればいいんです。さぞ安全だろうから(爆笑)

青い山脈でさわやかな朝を!!

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最終更新日  2023.08.31 07:45:34
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