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2010.02.11
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『邪魔者は消えろ!』

内容
石油開発に乗り出すことを決めた壹岐正(唐沢寿明)であったが、
いち早く情報を仕入れた近畿商事は、日本石油公社総裁の貝塚(段田安則)から、
資金援助の内諾を得たはずだった。
が、近畿商事の動きを知った東京商事の鮫島(遠藤憲一)は、
五菱商事、五井物産と組み、貝塚に圧力をかけ、内諾を反故にしてしまう。
そして貝塚から出された提案は、4社連合による入札。
しかし、他が30%の出資比率であるにもかかわらず、近畿は10%。
完全に壹岐正の作戦は潰されてしまうカタチとなってしまった。

激怒する壹岐は、兵頭(竹野内豊)の情報を基に、単独入札を考え、
独立系石油会社のオリオン・オイルと組むことを考えはじめるのだった。

そんななか、紅子(天海祐希)が、オリオンのリーガン会長と面識があると知る。
壹岐は、リーガン会長が黄(石橋蓮司)に会いに来ると言う話を聞き、
兵頭とともに、面会できるよう約束を取り付けるのだった。
そして、、、面会の日。
壹岐と兵頭はサルベスタン鉱区の重要性を訴え協力の承諾を得ることに成功する。
あとは、、、100億の資金調達。

里井副社長(岸部一徳)らに動きをばれないようにと
鉄鋼部門の堂本専務と武蔵財務本部長(中原丈雄)に
極秘裏に接触する壹岐と兵頭。

一方、動きに感づいた里井であったが、その怒りの矛先は角田(篠井英介)へ。
角田の堪忍袋の緒も切れ。。。。。。。

そして、役員達が集まった会議で、石油開発の議論が始まる。
リスクが高すぎることを指摘する里井副社長。
壹岐の根回しも効き、議論は、壹岐優勢で向いていく。。。
里井派の角田も裏切り。。。
“日本の将来のため”の壹岐のヒトコトで、
大門社長(原田芳雄)は、、社運をかける決断をするのだった。


敬称略



内容自体は、
鮫島の策略により、壹岐が考えていたことがぶっ潰されてしまった。
で、、、壹岐は、新しい作戦を考え、
最終的には、、。。。里井まで。。。。

ま、、そんなところである。


細かいやりとりはともかく、
やはり、こういった『戦い』=『頭脳戦』こそが、『壹岐正』でしょうから、

久々に、オモシロ味のある『戦い』を見ることが出来た感じだ。

いやまぁ、
序盤に比べれば、
ここのところのお話が、『動きがなさ過ぎた』と言う事なんですけどね。

ようやく、納得出来るお話を見せてもらったと言う事だ。

角田なんて。。。。かなり良い感じですしね!
最終的な『会議』の盛り上がりは、言うまでもありません。


ただ。そんな『戦い』もわたし的に満足度が高かった今回だが、
それ以上に、私の中で印象に残ったのは“ハルさん”に、他ならない。

いままで、何のために存在しているのか分からない“壹岐の女”
あえて“女”と書いたのは、それ以上の表現にはなっていないからだ。

本来ならば、初期の“妻”と同じで、
仕事とのギャップを描くことでのメリハリが、肝だったはず。
なのに。。。。必要性が分からない“女”

こんな書き方は不適切だが、紅子の方が意味があります。

が、今回、そんな意味があるのか無いのか分からない“女”部分で、
大きな動きがあった。

そう、、、ハルさんである。
彼女の“カン”によるところは大きいが
一気に“壹岐正の家庭”という雰囲気が復活し、
意味合いが生まれてきた感じだ。

こう言うのって、、子供達が、あれこれやったところで、
逆に不愉快さを増大させていただけ。メリハリにもなっていません。
本来は、こういう利用法こそに意味があったということである。


とりあえず、久々に楽しむことが出来た今回。
これくらいの調子で、最終回まで物語を魅せて欲しいモノである



これまでの感想
第十四話 第十三話 第十二話 第十一話
第十話 第九話 第八話 第七話 第六話
第五話 第四話 第三話 第二話 第一話





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Last updated  2010.02.11 23:33:51


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