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★ 「 パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない 」 (18世紀フランス革命前、時の王妃マリー・アントワネット さんが言った…とされる談話) 先日の 『 サラメシ 』 (NHK 総合 2012.5.21.放送分)の視聴者投稿特集で紹介された若い女性。「パンが大好き」 だからランチは毎食、パンだと言う。外回りの営業が多い仕事柄、各駅にお気に入りのイートイン・ベーカリーを押さえていて、仕事合間のランチが楽しみなのだそうだ。商談が上手くいった日は、チーズのパンで自分をねぎらい、上手くいかなかった日は、ちょっと贅沢してサンドイッチで自分を慰める。カメラは、とある日の彼女のお昼に密着。午前中の得意先との商談は恙なく成功し、駅前のベーカリーでは、チーズたっぷりのクロクムッシュ他、大ぶりの調理パンを3つも盆に取る。若いから代謝が良いのか、相当、営業で歩き回ってるのか知らないが、そんだけ食べても、見た目はほっそり。くそー、くそー、私だって、好きなだけパン食べたいよっ。若い頃は私も、彼女みたいに欲望に任せてパンだのドーナツだの、バカみたいに食べてたわよっ。最近、ベーカリーだのブーランジェリーだのに極力、立ち入らないようにしてるのは、やはり、どーしてもパンはカロリーオーバーだからだ。バターを多く使っているクロワッサン、デニッシュ系は、特に要注意。パンが始末に負えないのは、1個じゃ満足できないとこ。どうせなら、甘過ぎるケーキでも食べる方が、1つで済むだけマシだ。それにしても、 『サラメシ』 ご出演の、あのお姉さん…。いちいち、 「自分へのご褒美」 を設定しないと、仕事が出来んのか! 太れ!太ってしまえ!!いつまでもあると思うなよ、親 と 基礎代謝!(↑ 完全なやっかみ)そんな私も、朝、プレーンなパンを1つ食べる習慣だけはやめられずにいる。美味しいパン屋で食パンを買っていたこともあるが、パン屋に入ると余計な菓子パンに目がいってしまうので、最近はスーパーで安い袋入りの黒糖パンとか米粉入りパンとか買って冷凍し、毎朝解凍して食べる。(1個につき、500ワット30~40秒でフワフワに戻る)ここ最近のお気に入りは、店内にパン焼き厨房のあるスーパーで買う 「マッサモーレ」 。一見、普通のバゲットだが、 「オリーブオイルを使用したイタリア風フランスパン」 だそうで、表面が堅すぎず中はしっとり、塩味も効いていて、バターなどをつけなくても食べやすい。これにクリームチーズを塗って、生ハム (安価な切り落とし品) をのせて食べるのが、朝、がんばって起きた自分への 「ご褒美」。数日前、件のスーパーに寄ったら、このパンだけがゴッソリ無い。心の中で舌打ちしながら、他の買い物を済ませてレジに並んだら、隣のレジのおばさん客がカゴいっぱいに「マッサモーレ」 を買い占めていた。最近、あまり食べ物に執着しない (というより、考えないようにしている) のだが、やはり、食い物の恨みは深い…。ちなみに、冒頭のマリー・アントワネットによるとされる言葉は、反・王政派による 「デマ」 だったというのが、今日の通説。☆『サラメシ』公式サイトhttp://www.nhk.or.jp/salameshi/<関連日記>2011.8.30. 「食」を通して「職」を紹介、NHK『サラメシ』 【送料無料】マリー・アントワネット(上)価格:620円(税込、送料別)【送料無料】マリー・アントワネット(下)価格:620円(税込、送料別)
2012年05月24日
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★ 『 追跡!世界キティ旋風の謎 』 (NHK 総合 2012.5.12. )http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0512/キティちゃんに全く興味はないが、親友のご主人がサンリオ勤務なので観た。最近の世界的なキティちゃんブームの理由を追いつつ、日本のコンテンツ産業の輸出市場拡大の可能性や問題点…を浮き彫りにしていて、なかなか興味深かった。<キティちゃんの輸出拡大の成功ポイント>(1) 物販中心から、ライセンス契約中心にした(2) 表情や絵のタッチ、色などの変更、アレンジを柔軟に許容するようにした(1) により、サンリオ自身は製造や在庫管理の投資リスクを負わずに、自社の力では製造しきれない商品 (ワイン、有名ブランドの服飾雑貨やジュエリー、アーティストの関連グッズなどなど) まで、キティ商品を広げた。(2) では、ディズニーキャラクターなどでは許されないようなアレンジを許容することにより、大人向けの商品にまで市場を拡大できた。・・・ということ。確かに、登場当初のキティは、太い輪郭線に、いつも同じ表情、原色の色使いで、まるでブルーナのミッフィーちゃんのパクリみたいな感じで、大して可愛く無かったからなあ。キティのことはともかく、番組内で強調されていたのは、15 兆円規模の日本のコンテンツ産業において、海外輸出比率はたったの 5 %(7000億円) しかないという事実。日本のアニメや漫画が海外でも人気があるとか、輸出拡大の可能性があるとか言っても、実際は、ごく一部のオタクがDVD 買ってくれる程度の話なのだ。戒律の厳しいイスラム諸国は勿論、西欧諸国でも年齢による視聴制限が厳しく、日本製アニメの多くが 「子供にふさわしくない」 と判断された時点でテレビ放送は無理。例え、性描写や暴力シーンが無くても、登場人物がセクシーで若すぎるだけでも NG 。そう言われてみると、深夜放送されてる日本アニメって殆どそのまま輸出することは無理な感じだ。高校生の女の子が巨乳の谷間を露出してる時点で、どんなに内容が良くてもダメってことなんだもの。正直、登場人物が同じ高校生だとすれば、 『ビバリーヒルズ青春白書』 の方が、よっぽど、ふしだらだと思うが、アニメは 「子供が見るもの」 だからという前提と、絵的に幼く見える時点で、やはり許されないんだなあ…。ある意味、残念な話だ。確かに、ストーリー上、大して必要とも思えないのに、どのアニメでもお約束のような 「水着回」 とか、何とかならないのかと、私も思うけど。番組では、キティちゃんの輸出戦略をヒントに、日本のアニメを現地向けに変更、リメイクして輸出する方法を紹介していた。実際、インドでは、 『巨人の星』 を現地向けにリメイクして放送する計画が進行中だとか。インド国内で人気のある 「クリケット」 に種目変更して、「魔球」 や、 「大リーグボール養成ギプス」 は取り入れるが、父親の 「ちゃぶ台ひっくり返し」 は無し。なんか、野球じゃなきゃ、もう 『巨人の星』 じゃねえ…、って感じするけど…。 あれは、野球人気だけじゃなくて、当時の巨人軍の「絶対人気」にも支えられてたからなあ。【送料無料】ハローキティBOXご当地キティ完全カタログ価格:1,680円(税込、送料別)
2012年05月13日
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★『とくダネ!』 (2012.4.26.放送分)以前の特集で紹介された、「驚異の50℃洗い」第2弾。(2012.3.27.の日記)今回は、「肉・魚介類」 で実験。まず、 「50℃で洗ったら火が通ってしまうのでは?」という懸念には、実際に肉を50℃のお湯で表面を軽く指先でこするように、2分間洗って実験。確かに、洗った直後は、肉の表面がうっすら白くなり、火が通ったっぽくなるが、15分位乾かすと、元に戻り、逆に鮮やかな色になる。パサパサして嫌われがちな鶏の胸肉を50℃洗いしてから調理すると、ふっくらとして明らかに食感がよくなり美味しくなるらしい。私も胸肉は嫌いで殆ど買ったことないのだが、今度試してみようかな。理由はまだはっきりしないが、野菜同様、水分が取り込まれるのではないかとのこと。また、50℃洗いをすることで、表面の酸化した油が落とされ、臭みが取れたり、カロリーが若干減ってヘルシーになったりする。(豚肉100g 279kcal → 243kcal)そして、魚介類。生牡蠣は、50℃洗いによって臭みが取れて、本来の磯の香りに戻る。あさり (殻付き) は、普通は加熱すると身が縮んでしまうが、50℃洗いしてから蒸すと、ふっくらプリプリに出来上がる。マグロの赤身 (冷凍) は、50℃のお湯に7分位浸けてから氷水で冷やすと、生臭さが取れ、うまく解凍できる。(ただし、臭みが取れ過ぎて、刺身としては物足りなくなる、という意見あり)<50℃洗いの注意点 (肉・魚編) >〇 肉・魚は50℃洗いしたら保存はしない〇 冷凍した肉・魚は凍ったまま50℃洗いする〇 挽き肉はNG〇 43℃以下はNG(細菌が繁殖する)特集の最後には、ひょっとしたら 「生きた人間」 にも効くのではないか…という話も出てきて、サウナも50℃がベストかも…だって?<関連日記>2012.3.27. 世界的大発見? ・・・ 「50℃洗い」 で野菜が生き返る!
2012年04月26日
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★『とくダネ!』 (2012.3.27.放送分)最近『とくダネ!』が限度を超えてくだらないので、殆ど早送りとスキップで飛ばしまくっていたが、今日の特集は良かった。コメンテーターの竹田さんが、「世界的な大発見じゃないですか?」と言ってたが、本当に今まで誰も気づかなかった事実であるなら、まったくな話だ。トップニュースで「小栗旬の帰国映像」とかやってる場合か。小栗とか赤西とか、「5年内離婚率99%」の芸能人カップルのコメントとか指輪とか、マジでどーでもいいわ。さて、肝心の「50℃洗い」。しおれかけてクタッとした野菜(ホウレン草やレタスなど)を、ボウルに張った「50℃のお湯で2分間洗う」と、青々と生き返るというお話。発見したのは、料理の専門家でも農学者でもなく、蒸気技術工学が専門とかいうオジサン。蒸気による食物への効果を実験していて、偶然発見したらしい。とにかく、番組スタッフによる実験結果がスゴい。色んな野菜を半分にして、一方は50℃の湯で洗い、一方は水洗いして、それぞれビニール袋に入れて冷蔵庫で5日間保存。・・・すると、明らかな差が。〇 ホウレン草(水洗い) しおれてクタクタ(50℃洗い) 青々として採れたてのよう〇 レタス(水洗い) 切り口が赤っぽく変色(50℃洗い) 切り口の変色は殆ど無し〇 もやし(水洗い) 茶色っぽく変色して腐りかけ(50℃洗い) 変色なし、ニオイも殆ど変わらず何でも、50℃の熱によるヒートショック効果で、野菜の閉じた気孔が開き、改めて水分を吸ってくれるのだとか。生き返りだけでなく、他にも色んな効能が。〇 50℃の湯で洗うと、付着した細菌が10分の1に減る為、抵抗力が弱っている抗がん剤投与中の癌患者なども生野菜が食べられる。〇 果物(イチゴなど)の甘みや、肉や魚介類、キノコ類、こんにゃくなどの味を閉じ込め、美味しくなる。<50℃洗いの方法・注意点>〇 50℃洗いしてからよく乾かし、冷蔵庫に保存〇 お湯は約48~52℃(43℃以下はNG)〇 肉や魚や貝類は、50℃洗いしたら保存しないですぐ調理私も、野菜はスーパーの特売日に大量買いして1週間くらいかけて使うことが多いので、有り難い情報…と言いたいところだが、最近、あんまり生野菜は食べないし(蒸した方が大量に食える)、ホウレン草は、根っこを水に浸けて野菜室に立てておけば1週間は余裕で青々としているし、もやしは常に安いから、こまめに買えば良いし。50℃の湯を準備して買ったばかりの大量の野菜を洗うのも面倒なので、多分余りやらないと思うが、竹田氏の言うとおり、流通や保存技術の遅れている発展途上国などでは、非常に有用な発見なのではないだろうか。逆に日本では、古い野菜を、この方法で「採れたて」と偽って売る店が出てきそうだな。まあ、変な薬剤使われるよりはいいけど。それにしても、『とくダネ!』。前日の放送で、オセロ中島と同居していた「元占い師」の反論インタビューを延々流した上で、「中島さんが洗脳されているって話はどこから出てきたんでしょうかね」と小倉さんが言い出した日には、「自分達でさんざ、そういうふうに報道しといて、何言ってんだ」と開いた口が塞がらなかった。ワイドショーって、ニュースそのものよりも、出演者のコメントに「人間の思考回路の突飛さ(雑さ)」を垣間見れるので、時々面白い。【送料無料選択可!】低温スチーミング入門 (単行本・ムック) / タカコ・ナカムラ/著 平山一政/...価格:1,575円(税込、送料別)
2012年03月27日
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★『とくダネ!』 (2012.2.28.放送分)2050年までには、宇宙に行ける「エレベーター」が出来るかも・・・っつう話。地上と、打ち上げられた衛星との間に、9万6000kmのケーブルを敷設し、乗り物が行き来するのだと…。「宇宙エレベーター協会(?)」と、スカイツリーを建設した「大林組」が、真面目に計画してるそうです。実現するのに十分な強度の材料は既に得られているんだとか。その素材とは、1991年に日本の物理学者によって発見された「カーボンナノチューブ」。直径1mmの糸で車1台(約1トン)を持ち上げられる。当初は加工困難な物質(粉状)だったそうだが、現在、糸状に加工できる技術までは確立している。さらにそれらをヨリ集めて板状(テープ状)に加工できるようになれば、・・・という「条件つき」。研究している静岡大学では、30~50年後に実現できる見通しを立てているんだそうな。カーボンナノチューブを、厚さ1.38ミリ、幅4.8センチのテープ状にしたものを9万6000km(地球2周分)先の衛星に渡し、新幹線5~6両分の昇降機が自らの動力で動くしくみ。(それ以上ケーブルを太くすると自らの重さで切れてしまう)宇宙空間に一種の建造物を建てることの権利関係のクリア(世界的な承認)が課題…だそうです。2050年か…。私、仮に生きてても年齢的に行けるかどうかな。ただ、宇宙ってのは放射線が強いらしいから、本来、未婚(今後、子供を産む予定)の若い人は余り行かない方が良いはず…。(女子高生が「宇宙海賊」なんて、もってのほかだ)私が実験台として乗ってやってもいいぞ。…高所恐怖症だけどね。☆ 宇宙エレベーター協会http://jsea.jp/【送料無料】宇宙エレベーターの物理学価格:2,520円(税込、送料別)
2012年02月29日
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★『TVタックル』(2012.1.23.放送分)◎ 防衛大臣、田中直紀氏の普天間移設「年内着工」発言を受けて 「田中直紀さんは頭が良くないだけの話。 しょうがない」***************************・・・屋山さんの、この言葉を聞いて思い出した人物がいる。昔、勤務していた会社で、関連会社(広告関係)から出向してきていた「問題社員」。20代後半だった私より、5歳位年上だったのだが、とにかく厄介な人だった。出向してくる前から仕事上のやり取りがあり、「口ばっかりで無責任」なことは分かっていたので、一緒に仕事をすることになっても、なるべく担当職務を分けて、余り関わらないようにしていたのだが、どうしても関わらないとならない部分で、とにかく、仕事の期限を守ってくれない。催促すると、しれっと「忘れてました」と言う。「なるべく早くやります」と言うので待っていると、断りもなく出張してしまったりする。そのくせ、会議が大好きで、出る必要の無い会議にまで、全国津々浦々、出掛けて行って参加しては、話を混ぜっ返してヒンシュクを買う。彼が出向してきてから半年も経つと、社内の別の部や、地方支社、関係製作所の担当者から、私に、「あの人、何とかならないか」と苦情が来るようになった。私に言われたって知らん。課の仕事を二分してやっていた私 (しかも、担当外の雑務は殆ど私に回ってくる) が一番、迷惑していたのだ。本来、ヤツをガツンと叱るか、クビにして出向元に差し戻すかするべきの上司は、本人には言えずに、私にこっそり愚痴ってくる始末。過保護に育てたアシスタントの女の子は、やはり、私に泣き言を言ってくる。生来は人にアレコレ言えない性格(?)の私が、5歳も年上の男に「ちゃんとやって下さい!」などと、毎日、キツいこと言わなければならなかったが、本人は全く反省なく、懲りずにあちこち顔を出していた。ある時、ちょっとした仕事を、別の部の先輩男性に頼んでいて、期限の日に「頼んでたアレ、やって貰えました?」と聞きに行ったら、「忘れてたわけじゃないけど、後回しにしてる」…と返された。「忘れてたより、ヒドいじゃないですか」と私が責めると、頭のキレるその先輩、「本気で忘れるよりは、いいでしょ」。…その瞬間、私は悟った。「た、確かに!」意図して、仕事をやってくれない人には、まだ怒りのぶつけようがあるが、「本気で忘れちゃう」人には、もう何を言っても無駄なのだ。ああ、あの無力感。「きっつい女」の汚名を引き受けながら、ガミガミ怒っていた無駄な日々…。それ以来、私は、件の出向社員に関して、「あの人、一体、何なの?」と他の部署の人に聞かれると、「頭が悪いんです」と冗談抜きで答えたものだ。まだバブルの匂いの残る、ぬるま湯体質の大手メーカーだったので、怠惰で無責任な男性社員は他にもいたが、後にも先にも、本気で「頭が悪い」と評した他人はあの人だけだ(多分) 。仕事でヒドい迷惑を受けても、「頭が良くないから、しょうがない」と考えれば、多少は、許せる気になってくる。(許しても、仕事が滞ることは何も解決しないが…)ただし、ちょっと失敗が多い人や仕事が遅い人全てに対して、この言葉を安易に遣っていると、「思い上がった差別主義者」と、逆にヒンシュクを買うので注意。<関連日記>2011.9.6. 屋山太郎 名言録(2011.09.05) 2011.10.17. 屋山太郎 名言録 (2011.10.17.)
2012年01月31日
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★『ホンマでっか!?TV ドラマ出演者大挙襲来スペシャル』 (2012.1.4.放送済)『ホンマでっか!?TV』自体を観たことが無かったのだが、チャンネル合わせたら、「モテる男の仕草」講座的なものをやってて、向井理が実演させられてたので、つい観てしまった。そらぁ、向井理や瑛太なら、何やってもカッコいいだろうよ。ちなみに、たまに向井理をいじってしまうのは、特にファンだからという訳ではない。そもそも、私は、背の高い男性はあんまり好きではない。背が高いというだけで自信満々な男は特に嫌いだ。私も女としては背が高いせいか、相応に「背の高い男が好き」と誤解されるみたいで、若い頃、「俺に惚れるなよ」オーラを出してくる自意識過剰の長身男が、たまにいたものだ。若い頃に「ウザい」という言葉があったら言ってやったのに。話戻って、向井理。あの人の、あの背丈にして、あの顔の小ささ(顎の細さ)は日本人として有り得ないと思う…。しかも、顔の造作は小作りで、純日本人的だ。(顔自体は、結構、好みだったりするが)普通、背が高くて芸能人になるようなイケメン顔っていうのは造りもゴツいものだ(坂口憲二とか、河合俊一みたいな)。向井さんの場合、ヘタすると、背の低い女優さんの顔と同じくらいの大きさだったりする。番組中でも、座っていた彼が立つと、「背高いんやな~」と、さんまが驚いていたが、急に立ち上がると、違和感すら感じる顔の小ささだ。そういう意味で、今後、この人が、この日本人離れした顔の小ささをどうしていくのか(どうもしないのか)、が気になって、つい、注目している。肝心の番組の中身だが、「○○評論家」を名乗り、自説を得意げに披露する方々の「胡散臭さ」が際立つ番組だった。あと、キョンキョン(小泉今日子)の顔のシワが怖かった。いまだに、「可愛い」「若々しい」と持ち上げられているが、あれじゃ、デジタルHDTV時代にはキツいと思うが…。私の周りの同年代の女性の方がまだ若々しいのがいるぞ。まあ、少しくらい若々しくても、キョンキョンブランドには、かなうまいが。
2012年01月05日
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最近の若手アナウンサー、帰国子女が増えたせいか、「さしすせそ」の発音が気になって仕方がない。気にしなければ、どうということもないのだろうが、一旦気になり出すと、もはや「さしすせそ」しか聞こえなくなるほど気になる。…気にするな!ってか。レポーターやキャスターとして、バイリンガルが重宝するのは分かるが、アナウンサーは大前提として、日本語の発音がきっちりできる人を選んで欲しい。それでなくても、最近、顔やコネでアナウンサーを採用するので、声そのものが、ちっとも美しくないアナウンサー、声量の無いアナウンサーが多すぎる。昔、知人のパーティーの手伝いに行ったら、小林完吾氏(昭和時代の日テレの名物アナウンサー)が司会で呼ばれていたのだが、マイク通さない雑談でもホテルの宴会場に響き渡るような声量だった。それ程好きなアナウンサーではなかったが、「さすが」と感心したもんだ。女性アナに関しては、かなり前から容姿で選ぶ傾向があるが、最近は男性も、妙にイケメン風のアナウンサーが増えている。逆差別と言われそうだが、イケメン風のアナウンサーが政治経済ニュースを読んでも、何だか説得力がない。「こいつ、意味分かってるのか」 どうかが気になって仕方がない。…だから、気にしなきゃいいんだけど。特に、民放は最近、入社直後からバラエティーの司会やワイドショーのレポーターなどをやらせて、最初から本人の「素の程度」を白日のもとにさらしてしまうので、後でいくら真面目な顔してニュースを読まれても、おふざけの延長にすら見えてしまう。俳優でもアナウンサーでも「素の顔」「裏の顔」を知りたがる人が多いが、余り知らない方が良い場合もある。ヘタに自分の意見を言って、言うことが薄かったりするとガックリくる。その点、NHKのアナウンサーは、少数の例外を除いて、若いうちはニュース読みに専念することが多い。だから、深刻なニュースでも、単なる「読み手」として素直に聞くことができる。最近、私が好きなアナウンサーは、総合テレビで平日午後の短いニュースを担当している横尾泰輔氏。http://cgi4.nhk.or.jp/a-room/search/detail.cgi?id=522はっきり言って、声質は、こもっていて余り良くはないが、落ち着いた語り口と派手過ぎない顔立ち、何より、(私が)彼の「人となり」を良く知らないのが良い。東日本大震災後、連日そのニュース一色になった際、平日の午後は横尾氏の出番が多くなったが、繰り返し起こる余震と原発事故の深刻なニュースで、日本はどうなってしまうのかと不安になる中、横尾さんが落ち着き払って伝える姿を見ると、少しは救われたものだ。苦しい避難生活を強いられていた東北の人々には申し訳ないが、渋谷でNHKのアナウンサーが冷静にニュースを読んでいると思えば、首都圏の人間までがパニック起こすことは無いだろうと、(少なくとも)私は、思うことが出来た。話は戻るが、問題は、こうした「読む」専門のアナウンサーが司会者やキャスターに「出世」して、「自分の意見」を喋りだした時。NHKの場合は、全国に支局もポストもあるし、コメントの出来ないアナウンサーは淘汰されるか、「読み」専門に徹して終わることが多いが、民放の場合、年齢いくと中途半端に自分のコメント入れだして、あ~あ…ということがある。私にはアナウンサーの知人はいないが、学生時代の同期が数人、テレビ局に就職していて、たま~に、「政治部記者」とか「特派員」とかいう肩書きでニュースに出てきて短く喋ることがあると、その都度、「おいおい、大丈夫か? 学生時代、ボンヤリしてたけど…」とハラハラしてしまう。ただ、今思うと、普段、少しボーっとして見える位の人の方が、何が起こっても落ち着いて見える分、テレビ報道には向いているのかもしれない。【送料無料】NHKアナウンサーとともにことば力アップ(2011年10月~2012年3)価格:800円(税込、送料別)
2011年12月22日
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「さまぁ~ず」の放送終了後トークが聞きたくて『笑っていいとも!増刊号』を録画しているのだが、さまぁ~ずが余り出て来ないことが多く、早送りで、すっ飛ばす部分の方が多い。先日の放送で、「5股をかけている魔性の女」の話を聞く、というコーナーに目が止まり、観てみたのだが…。その女性、顔は隠しているが、色白でほっそりして、出るべきところは出ているという、いかにも男好きしそうな体型。しかも、キャメルの地味なVネックのカシミアセーターを素肌に着て、上品さを醸し出しつつ、しっかり自慢の胸の谷間を強調するという、なかなか心憎いセンスだ。26歳だったか。付き合っている5人の男の簡単なプロフィールも紹介していたが、妻子持ちの1人を除き、後の4人は独身で30歳前後の、条件良さそうな男性ばかり。当の女性曰わく「面食いなので、全員カッコいいと言われる」そうな。女性の声は加工されていたが、喋り方はハキハキしていて、どちらかと言うと男勝りな印象だ。まあ、顔を隠している以上、どこまで真実か分かったものじゃないが、確かにモテそうだというのは、何となく分かる。魔性の女と言うと、フェロモン全開の色気ムンムンタイプを想像しがちだが、案外、サバサバと乾いた感じの女性だったりすることがある。私自身に関しては、一切自慢できるような経験は持ち合わせていないが、友人でモテモテの女性を見てきた印象だと、「魔性の女 稼業」には、勿論、容姿も必要だが、案外大切なのは、女性の敵を作らないこと。恨まれることなく、女友達の誘いをかわし、抜け駆けしても許される雰囲気を持っていなければならない。それには、人当たりがサバサバと男っぽいのが一番。男に媚びてモテてるわけではないところをアピールすることが必要だ。それにしても、彼女の1週間と言えば、週1~2回、独身の彼氏4人の中の1人と食事をし、週2日は妻帯者の彼とお泊まりし(食事と泊まりは別の人)、土曜は、独身の1人とゴルフ。それだけでは飽きたらず、週1~2回は必ず「新規の男」と食事するという貪欲さ。しかも、独身の彼氏は4人とも、彼女の方から結婚する気持ちはないそうだ。アジアンの隅田さんが、「こういう女がいるから、私達に男が回ってこない」とぶーたれていたが、とかく世の中は不公平なものなのだ。アニメ『彩雲国物語』でも、やたらとヒロインの前に、いい男が現れ、恋愛とまでいかなくても、良好な関係を結んでいくが、「あり得ね~」と思うのは、モテない人間のヒガミで、「本当の人気」というのは、案外、一極集中するものなのだ。ただ、人気者が最終的にすごく幸せになれるかと言うと、そうでもなかったりするので、モテない人は、それを唯一の慰めにしよう…(モテない人が幸せになるとも限らんが)。大体、この女性は、妻帯者の彼以外には、5股かけていることはバレてないと得意げだったが、そんなん気付かないようなマヌケな男達と食事して楽しいのかね?「モテる女に手を出すイケメンの男」なんて、他で遊んでないわけがないと思うが…。変な病気うつされないように気を付けて下さい。(注) ひがんでません。
2011年12月16日
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★『 爆問学問 』NHK総合(木曜22:55~)http://www.nhk.or.jp/bakumon/「歌ヘタ脱出大作戦」(2011.12.8.放送)http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20111208.html番組開始当初は、世界的に第一線の科学者や研究者を訪問し、物理、化学、生物学、哲学のような難しい学問の解説を聞き、爆笑問題が突っ込むという番組だったのたが、最先端の研究自体がネタ切れしたのか、出演してくれる大学教授のコマが切れたのか、単なる視聴率の問題か、最近は、レベル的には、凡人にも分かりやすいテーマになっている。「学問に貴賤無し」と私は思っているので、どんな研究にもそれなりの意味や必要があるとは理解しているが、それにしても、「共感覚」というのがテーマの回の時は、ちょっと、疑問を感じてしまった。http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20111103.html要は、音楽や文字や数字を、色で認識したり覚えたりする人がいるって話なんだけど、「だから、何?」と…。文字の習得には、人それぞれ、無意識に自分の方法があると思うのだが、研究している教授本人も含め、まるで、「色が見える人」は、「特別な能力者」扱いなことにちょっと違和感を覚えてしまった。勿論、一応、脳波を調べて「他人とは違う」という裏付けを立証しようとしているようだが、そもそも、「色が見える」ってこと自体が「自己申告」であって、「霊が見える」人の言葉の真偽と同様、客観的な判断が難しいと思うのだが…。ものすごいIQの高い人とか、天才的に音感の良い人が全員、色が見えるっつうなら、研究の価値ありそうだけどさ。いっそ、今回のような、「音痴脱出法」のような実践的な研究の方が凡人の私には為になる。番組内では、何やら根拠めいたことを色々言ってたが、具体的な方法は次のようなもの。○ 腹筋を使う(立って歌う場合は少し前屈みに、座って歌う場合は上半身を左右に少しねじると良いらしい)○ 音程がとりにくい人は、片方の耳を手で塞いで歌う(自分の声がよく聞こえる)年配者が若者の歌が上手く歌えないのは、最近の流行が昔より高音域になっていることと、歌詞の切れ目とメロディーの切れ目が合致しない歌が多いことが原因。最近は、メロディー先行、歌詞が後付けの作曲方法が増えているからなんだそうだ。後者については、歌詞の意味を無視して、メロディーの切れ目に合わせて、歌詞を覚えるのが効果的だそうです。そこまでして、若い人の歌を無理して歌うことも無いと思うが。
2011年12月11日
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★『 NHKスペシャル 巨大津波その時ひとはどう動いたか 』NHK 総合(2011年10月2日 放送済)東日本大震災の地震後、津波到達まで1時間10分あったにも拘わらず、住民の8人に1人が津波の犠牲となった、宮城県名取市閖上地区での人々の行動を追い、こうした災害時の人間の行動心理の脆弱性を明らかにした。多くの人が災害時に陥りやすい3つの行動心理とは…。○ 正常性バイアス(危険な状況ではないと思い込む心理)多くの人が、地震直後は暫く自宅から動かず、倒れたものを片付けたり、家の近辺で近所の人と立ち話をしたりしていた。また、昔の経験から、川の水が引かなければ津波は来ない、という「根拠に薄い言い伝え」を信じて安心していた。○ 愛他行動(自分の命を顧みず他人を守ろうとする心理)独居老人等を気遣い避難を促しに奔走した人が多く逃げ遅れた。○ 同調バイアス(判断や行動を周りに合わせようとする心理)津波が迫っていると分かっても、車の渋滞の列に生真面目に並んでいた人、皆が歩いて避難しているからと、同じようにゆっくり歩いて避難していた人が、多く犠牲となった。私は関東在住なので、地震直後の直接被害は、自宅が7時間半停電したことと、電車が止まった為に片付けられなかった用事を翌朝早朝から長時間費やして行わなければならなかったこと位だが、この番組を見て自分のささやかな実体験を思い出した。あの日、私は、14:50の電車に乗る為に、自宅最寄りのJR線の駅の高架ホームにいた。時間帯が時間帯だけに、ホームに人はまばら。丁度、ホーム下の改札階へ潜るエスカレーターの新設工事中で、ロープの網で覆われた腰までの「囲い」の中、ホーム床面に空いた大きな四角い穴の中から、造りかけのエスカレーターと数人の作業員の顔が覗いてて、私はその傍に1人で立っていた。揺れ始めた時は、余り衝撃が無く、ゆっくりグラグラしだした感じだったので、その工事による振動かと思った位だった。ところが、揺れは尋常な振り幅では無いし、兎に角、時間が長すぎる。さすがに、ただの地震では無いなとは思ったが、私のすぐ近くには客はいないし、足下の作業員は「揺れるなあ」と悠長な口調で話していて、案外、私も落ち着いて立っていた。揺れが1分以上も続いたかと思われた頃、10メートル位離れたところにいた中年男性が、突然、上り線側の線路に飛び降りて、線路を跨いで向こう側のフェンスに身を寄せた。私は、この男性の行動を見て、ただただ唖然。確かにホームの屋根はバラバラ音を立てて激しく揺れていたが、建設されて、まだ1年余りの新しい駅なので、私的には屋根が落ちてくる心配はしていなかったのだ。上り電車到着時刻まではまだ5分以上あったが、線路に人が立ち入れば停止信号が作動して、どんな迷惑がかかるか…と、冷静であれば考えるだろう。男性のその後を見ている暇も無く、反対側の下り線に、私が乗る予定の電車が、結構なスピードのままでやってくるのが見えた。この時が一番、怖かったかな。この駅は駅自体がかなりカーブしていて、ホームも激しく揺れていたので、電車とホームが接触するか、脱線するんじゃないかと、つい、後ずさりしてしまった。電車が到着しても、まだ電車ごと激しく揺れ続け、やっと揺れが収まってから扉は開いたが、それきり、待てど暮らせど発車せず、その日は終日JRが運休になったのは周知の通り。暫く電車の中で発車を待っている間にも、大きな余震が何度かあったが、駅員がアナウンスで「線路には降りないで下さい」と注意していた。駅員にとっても、あのおじさんの行動は想定外だったようだ。しかし、今回のNスペの内容は、あの時以来、私が抱えていた解決のつかない思いに、なおさら輪をかけることとなった。つまり、1人でパニクって醜態を晒したかに見える、あの男性の行動は、結果次第では正しかったかもしれない、ということ。あの時、私の足下にいた工事作業員はヘルメットを被り、ロープの網に覆われて守られていたし、駅員だって、通常は、駅員室の中にいる。万が一、ホームの屋根が落ちていたら、主に被害に遭ったのは、私ら電車を待っていた客達だ。同じ様に新しい茨城空港も今回の震災では天井が落ちていた。また、震災とは別の話だが、JR北海道ではトンネル内での車両火災の際、車掌は車内に留まるようアナウンスしたが、客らが自らの判断で外に逃げて、死者の発生を免れた。「パニックを起こさずに落ち着いていることが却って、自分の命を危うくするかもしれない」ということを肝に銘じなければならないが、果たして、本当に危険に遭遇した時に、最適な判断を下し、周囲の行動を無視して自分勝手な行動が出来るだろうか。正直言って、私には自信がない。***************************<NHKスペシャル 公式サイト>http://www.nhk.or.jp/special/index.html(番組説明) 「津波が来るかもしれない」という時、人は何を考えどう行動し、何が生死を分けるのか。人口5600のうち700人の犠牲者を出した宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区。地震発生から津波到達まで1時間以上あったが、何故この地で多くの住民が犠牲になったのか?被災翌朝から当地区に入り取材を継続してきたNHKでは、住民5600人の詳細な安否情報を落とし込んだ色分けデータ「被災マップ」、津波が来るまでの間に何を考えどう行動したのかを聞き取りした「行動心理マップ」を作成した。そこからは、私たちが災害などの非常時に陥りがちな「心の罠」が生死を分ける大きな鍵を握っていることが分ってきた。災害時、人はどういう罠に陥るのか?番組では、集めた膨大な住民の証言や、津波襲来まで街中を撮影した数百枚の写真、さらに災害心理学の専門家の分析を交えながら、「被災マップ」を徹底的に読み込んでいく。そしてこれまで防災対策からも抜け落ちてきた、災害時に陥りがちな心理面にスポットをあてた、「ソフト面」を織り込んだ新たな防災のあり方を提唱する。***************************
2011年10月27日
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★『 ダーウィンが来た! 』 NHK総合(日曜19:30~)http://www.nhk.or.jp/darwin/テレビは結構観てる方だと思うが、原則、殆どはHDDに録画してからCMをすっ飛ばして観ている(情報番組は倍速で観ることもある)ので、意外と最近のCMには疎い。リアルタイムで観るのは、ニュース番組位なものだ。なので、「たまたまテレビ付けてて新しい番組に出会う」としたら、ニュースの前後の番組…ってことになる。それでも大概、すぐに録画番組に切り替えてしまうのだが、この『 ダーウィンが来た! 』だけは、ニュースの後の流れで、気が付けば、ついつい観てしまう。毎回、1種類の野生動物に絞って、その「生態」を映像とナレーションで紹介する。最近の情報番組にありがちな、タレント呼んでクイズだの、いらんコメントだのが無く、尺も30分と短いのがいい。昨日のテーマは、中米コスタリカに生息する「クモザル」。やっぱり、哺乳類は観ていて可愛いし、群れの社会性や、そこそこの知恵もあって面白い。初めの頃は、哺乳類だと「当たり」、鳥類は「まあまあ」、魚類、昆虫類は「残念」と思って観ていた。むしろ、はっきり言って、夜7時台の忙しい時間帯に、「イカや魚の生態とか、どうでもいい」とすら思っていた。ところが、観ると、これが案外、面白い。何が面白いかと言うと、魚類や鳥類など、「下等」と言われる動物の「生態」とは、結局、殆ど「生殖活動」の紹介に終始してしまうからだ。「如何に自分の子孫を残してくれるメスをゲットするか。」…オスの行動の殆どはこれに帰結するし、あの手この手で(例え、姑息に横入りしてでも)、交接することだけに命を懸けているように見える。「他にすることが無いのか」と言ってしまうと身も蓋もないが、魚類らの生態を観てると、そもそも、「これぞ生物の本分ではなかったのか」…と、少しばかり哲学的な感慨すら湧いてくる。このまま、少子化が続くと、1000年後には日本人は1人しかいなくなるという統計予測があるらしいが、生殖以外に色んな活動や楽しみを知ってしまった人間は、結局、最終的に自滅してしまうという点で、下等生物に負けるのだろうか。生存力と繁殖力に優れた個体が生き残ると説く「進化論」は、一方で、それに外れるものの運命を示唆する。それを意識したわけでもなかろうが、「ダーウィンが来た」というタイトルは、何か皮肉にさえ聞こえてくる。まあ、人間が引き起こす自然破壊のせいで魚が絶滅する方が、実際は先かもしれないけど…。ダーウィンが来た! DVDブック NHK dvdブック朝日ビジュアルシリーズ ダーウィンが来た! 生...価格:1,490円(税込、送料別)
2011年10月03日
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NHK総合(木曜1:30~1:59)で再放送中の『サラメシ』。サラリーマンなど労働者の、労働日の昼食を紹介するという、一見、何とも退屈そうな番組なのだが、これが、案外、馬鹿にできない。見なくても損はないが、見るとちょっと得した気分になる…という、不思議なテイストの番組。昼食は、手作りの弁当だったり、社員食堂の定食だったり、外食だったり、ただの買いメシだったり、さまざま。それはそれで、レシピのヒントにもなるのだが、プライベートな休憩時間の「メシ」の風景を紹介しつつ、簡潔かつ的確に、その人の「仕事」の特徴をきちんと紹介しているのである。例えば、調香師が働く研究所の社員食堂では、ニンニクの入った料理はメニューに赤線を引いて注意喚起するとか、豪華客船の船長は、毎晩、順番にお客とコースディナーを相伴する為、ランチは控えめにするとか、宇治の茶匠は、舌を火傷しないように熱いソバは食べないとか。ランチを通して、各労働者の職業意識を見せる手法も面白いが、何といっても、普段、なかなか知ることのできない、「他人の職業」の内幕を垣間見れるのが良い。また、個々の紹介が5分程度ずつで、ダラダラしてないので30分間飽きずに見られるし(民放のようにCMがあったら、この手の番組は見続けるのがキツイ)、中井貴一の特徴的な喋り方にも、最初は引き付けられた。(「なんで中井貴一?」という興味だけだが)自分が子供の頃は、テレビの中のサラリーマンと言えば、「満員電車でモミクチャ」とか「働きアリ」とか、「接待漬け」とか、そういう部分しか、なかなか見えてこなかったし、世の中に様々な職業があることすら、具体的に知るチャンスが少なかった。(せいぜい、社会科見学の牛乳工場くらい)そろそろ、プロスポーツ選手やら、医者、弁護士にゃ~なれない、と気付き始めた子供にこの番組を見せれば、自分の進路を見つけるヒントになるのではないだろうか。★『サラメシ』公式サイトhttp://www.nhk.or.jp/salameshi/
2011年08月30日
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