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Mar 1, 2011

ベトナム・カンボジア　２大世界遺産を巡る旅　回想録その２

(2)

テーマ：海外生活(7786)

カテゴリ：世界文化遺産

クチ・・ベトナム解放接線の拠点_story(2276)　2011.3.1

ベトナム・ホーチミン市→カンボジア・シュリムアップ市（→世界遺産・アンコール遺跡群（アンコール・トム、アンコール・ワットなど））→ベトナム・ハノイ市（→世界遺産・ハロン湾）の２日目(2/15)。

ベトナム　ホーチミン市→クチ→ホーチミン市→カンボジア　シムリアップ ・・・
70km北西のクチにベトナム解放接線の拠点を見学に行った（所要時間１時間半）。市内を出るときにいくつもの有料のオートバイ駐輪場があった。１日、３０円から５０円という。月収３万５千円ながらオートバイは１５万円もする高額な車である故、ちゃんと保管する必要があるという。
クチまでのバスで、ベトナム戦争の悲惨な事実が明らかにされた。戦争後半にまかれたオレンジ枯葉剤はたくさんの奇形児（約２５０万人）を生んだ。３代まで続くという。ドクちゃんは３２歳となり結婚して双子が生まれた。男の子はフジ、女の子はさくらと名付けられたが３代目にあたるため注意深く経過観察が続けられているという。「平和村」には奇形児が集められ医療が施されているという。
１９７５年４月３０日にベトナム戦争が終結した。あれから３６年。いまでは工業国に生まれ変わろうとしている。
日本のエビが大半がベトナム産だという。米はタイに次いで世界２位の生産量。
コーヒはブラジルについで世界２位。

2/15
ホーチミン市から北西に70km　サイゴン川の蛇行にそった広大なゴム園がある。この地下にベトナム解放戦線の拠点が置かれていた。

picture1： Cu Chi,Ben Dinh-area,Vietnam

クチ（ベンディン地下トンネルエリア）
アリ塚がたくさんあるが、これが通気口のカモフラージュになっている。
２５０kmものトンネル内は人一人がやっと通れるほどの狭さであるが、
地下都市が奥深くに設けられている。
不発弾で武器を作り、タイヤで草履を作りと、
ほとんどリサイクルをしながら自給自走をしてアメリカ軍と戦った。
塹壕などを見て回る途中に休憩所があり、
お茶を飲みながらガイドの説明を聞いている。

picture2：Tara Angkor hotel ,Siem Reap,Cambodia

アンコール・ワット近くのホテル　タラ・アンコール・ホテルのプールから、
カンボジア
水墨画

筆を直接塗ると真っ黒な墨汁が画用紙にへばりつきい、水でも伸びない。
あらかじめパレットに出して薄めてからでないときれいな濃淡が出ないことを発見。

徒然の記　2/15(月)の行程
午前中は北西へ７０ｋｍ行ったクチという町への往復。
ベトナム戦争の解放戦線の拠点の地下トンネル（全長250km）の一部を見学。汚れてもよい服をということで庭仕事用の服を着ての参加。
午後はホーチミン市に戻る。午後４時半にホーチミン発でカンボジアのシュリムアップ空港（首都プノンペンから北西に３００ｋｍ）へ向かう。
ついに世界遺産アンコ－ル・ワットがある町に到着した。「クメール料理」に舌鼓を打った。
９時までプールで泳げるというので部屋を飛び出してひと泳ぎ。
だれもいないプールでスケッチ。
明日は、昔年の目標、アンコールを巡る。

photo1：Cu Chi, Tunnel-Ben Dinh-area,Vietnam

ベトコンのクチトンネル
一人がやっと潜れるくらいの小さな穴
この先に全長250kmの地下都市が拡がる。

photo2：3persons　Bike、Ho Chi Minh,Vietnam

３人乗りのバイク
ベトナムは６０００万台が動いているというバイク大国である。
２人乗りはざらであるが、３人乗りはめずらしい。
３人の女の子が仲良く乗っていた。昼食に市内へ向っている。

photo3：Siem Reap-International Airport

photo3：シムリアップ国際空港　カンボジア内陸

Picture1（sketch-direction 120°am11:00 Sketch point: Cu Chi,Vietnam GPS 10.779575,106.700017(°）（10°46'46.47" N,106°42'0.06" E）標高18m
Picture2（sketch-direction 270°pm8:10 Sketch point:Tara Angkor hotel ,Siem Reap,Cambodia GPS 10.779575,106.700017(°）（10°46'46.47" N,106°42'0.06" E）標高18m

Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうち、Google Earthに GPS情報 を貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。

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