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Mar 3, 2011

ベトナム・カンボジア　２大世界遺産を巡る旅　回想録その４　写真を２枚追加しました(2011.4.9)

(3)

テーマ：海外生活(7780)

カテゴリ：世界文化遺産

アンコール遺跡群-バプーオン_story(2278)　2011.3.3
話は変わるが女性誌「グラツィア」４月号（3/1発売）にturbo717の写真が小さく掲載された。
スペインは、エル・アセボ(El Asebo)で9月6日に日本のカメラマンに撮られたものだ。
お探しあれ。

ベトナム・ホーチミン市→カンボジア・シュリムアップ市（→世界遺産・アンコール遺跡群（アンコール・トム、アンコール・ワットなど））→ベトナム・ハノイ市（→世界遺産・ハロン湾）の３日目(2/16)その２。

カンボジア　シムリアップ　３日目その２　バプーオン(Baphun　バプオン)　「隠し子と」いういう意味を持つ遺跡)・・200mの空中参道。　

周囲12kmのアンコール・トムの中を歩いている。
バイヨン寺院を出て北に200mほど行くとバプーオン入口があり、ここから西に200mの参道が始まる。
バプーオン(Baphun　バプオン)　は「隠し子と」いういう意味を持つ遺跡で・・200mの空中参道からのアクセスか地べたを辿って歩くコースのどちらか。我々は沐浴場を通って炎天下を歩いた。

バプーオン(Baphun　バプオン)

picture1：Baphuon, Angkor Thom,Siem Reap,Cambodia

バプーオン
創建はウダヤーディティヤヴァルマン二世。１１世紀中頃でバイヨンより古い。

二つの回廊で囲まれた祠堂がある。
アンコール・ワット同様のメール山（須弥山：しゅみせん）を表す。
中央の祠堂は現在復興工事中である。

パプーオンを出て遊歩道を東にとり、１００ｍほど北に行くと、東西600m、南北300mの周壁で囲まれた王宮(Royal Palace：リチア・ウェアン)がある。
その王宮のなかにピミアナカス宮殿(Phimeanakas　ピミアン・アカーハ）がある。　
創建はスールヤヴァルマン一世。１１世紀初頭で、バプーオンより古い。
ピミアン・アカーハ(Phimeanakas)には、「天上の宮殿」、「空中楼閣」という意味がある。
小さなピラミッド型をしている。クメール王の宇宙観を象徴するメール山が縮小されたものである。神の住むメール山が王宮に持ち込まれたものである。

ピミアナカス宮殿(Phimeanakas　ピミアン・アカーハ）

picture2： Phimeanakas,Royal Palace,Angkor Thom,Siem Reap,Cambodia

ピミアナカス宮殿
他の遺跡よりも赤みがかっているのは、
ラテライトという赤い石が数多く用いられているからであろう。
多孔質ながら頑丈な石である。

王宮の塔門を出ると、1km四方ほどの広場があり、東端にある勝利の門へと続く。道の両側にクリアン(Khleang)遺跡がある。
王族たちが閲兵を行ったテラスは「象のテラス」と呼ばれ、350mも続く。壁面には多数の象達や、象使いたちの躍動感あふれる彫刻が施されている。
ライオンとガルーダ（化身）が一体化したガジャシンハと、ガルーダ自身が交互に並んでテラスを支えている。

象のテラス

picture3：Elephant Terrace, Angkor Thom,Siem Reap,Cambodia

象のテラス
創建はジャヤヴァルマン七世、１２世紀末　
ジャヤヴァルマン八世改修　１３世紀末、
をツアー御一行が進む。turbo717はそれをスケッチ。
彩色はFaber-Castellの水彩鉛筆を水で溶かしながら歩く。

象のテラス・・上の絵の中央から90度の方向

photo1：Elephant Terrace,Siem Reap,Cambodia,2-16-2-1

象の鼻・・蓮の花を絡め取っている像

photo2：3Elephant eat lotus,Siem Reap,Cambodia,2-16-2-2

徒然の記　2/16(水)その２の行程・・赤の部分

３日目・・・
午前・・Angkor Thom アンコール・トム(大きな町)観光　高さ8mのラテライトの城壁に囲まれ、周囲12km。
５つの門(北大門、勝利の門、死者の門、南大門、西大門)に囲まれた都城。
南大門（四面塔は顔の大きさだけでも約3m)、
バイヨン寺院(Bayon　バヨアン)・・アンコール・トムの中心にある。観世音菩薩の四面塔で有名。
メール山（須弥山：しゅみさん：古代インドの宇宙観によると神々が降臨する場所で聖域。）を象徴化している。
バプーオン(Baphun　バプオン　「隠し子と」いういう意味を持つ遺跡)・・200mの空中参道。
ピミアナカス宮殿(Phimeanakas　ピミアン・アカーハ　「天上の宮殿」、「空中楼閣」という意味がある遺跡)」
ライ王のテラス(Leperking Terrace リアン・スダィット・コムロン　三島由紀夫の戯曲『癩王のテラス』でよく知られるテラス　高さ6m　一辺25m　ラテライトと砂岩で造られている)
象のテラス(Elephant Terrace　リアン・チョル・ドムレイ　象に乗った象使いたちの躍動感のあるレリーフ。ガルーダ、ライオンとガルーダが一体化したガジャシンパが交互に並んでテラスを支える。長さ350mにも及ぶテラス)

Picture1（sketch-direction 280°am10:01 Sketch point:Baphuon,Angkor Thom,Siem Reap,Cambodia GPS 13.443767,103.856894(°）（13°26'37.56" N,103°51'24.82" E）標高42m
Picture2（sketch-direction 300°am10:13 Sketch point: Phimeanakas,Royal Palace,Angkor Thom,Siem Reap,Cambodia GPS 13.445489,103.856456(°）（13°26'43.76" N,103°51'23.24" E）標高45m
Picture3（sketch-direction 0°am10:23 Sketch point:Elephant Terrace, Angkor Thom,Siem Reap,Cambodia GPS 13.446014,103.858753(°）（13°26'45.65" N,103°5131.51" E）標高33m

Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうち、Google Earthに GPS情報 を貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。

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