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Mar 8, 2011

ベトナム・カンボジア　２大世界遺産を巡る旅　回想録その９　写真を８枚追加しました。

(2)

テーマ：海外生活(7786)

カテゴリ：世界文化遺産

アンコール遺跡群-バンテアイ・クデイ_story(2283)　2011.3.8

ベトナム・ホーチミン市→カンボジア・シュリムアップ市（→世界遺産・アンコール遺跡群（アンコール・トム、アンコール・ワットなど））→ベトナム・ハノイ市（→世界遺産・ハロン湾）４日目(2/17)。

カンボジア　シムリアップ　４日目その２　バンテアイ・クデイ、タ・プローム、タ・ケウ

2/17
昨日のアンコール・トム、アンコール・ワットのツアーでは15000歩　歩いた勘定であり、炎天下相当の苦行であった。
本日も、アンコール・ワット郊外を精力的に見て回った。３分間スケッチの筆も唸りをあげている。
拙い絵であるが、そのいくつかを供覧する。

バンテアイ・スレイ

picture1：1st-wall,Banteay Srei-1,Siem Reap,Cambodia

バンテアイ・スレイ　第一周壁の内側（昨日のblogの続き、郊外15kmの地にある）
967年創建の寺院であるが、環濠があり、
周囲400mの周壁がそれを取り囲んでいる。

京都のように趣のある風景があった。

スラ・スラン

picture2：Sras Srang-2,Siem Reap,Cambodia

スラ・スラン（王の沐浴の池）
バンテアイ・クデイ（下記）の正面に位置する。
東西700m、南北300mという大きな沐浴の池である。
遠くにプレ・ループ(Pre Rup：961年　ラージェンドラヴァルマン二世創建）
のピラミッド式寺院の遺跡)が見える。
シンハ像、池の際にナーガの欄干がある。

バンテアイ・クデイ(Banteay Kdei ボンティアイ・クデイ)は12世紀末　ジャヤバルマン七世創建。
東側には上記沐浴の池スラ・スランが付属する。寺院全体はアンコール・トムのバイヨンと共通している。四重の周壁に囲まれている。
伽藍がそのなかに鎮座する。
東西軸上に、東塔門、踊り子のテラス、東楼門、塔門、前柱殿、中央祠堂、などの建造物が並ぶ。

バンテアイ・クデイ

picture3：Banteay Kdei-3,Siem Reap,Cambodia

バンテアイ・クデイー東塔門

バンテアイ・クデイ

picture4：Banteay Kdei-4,Siem Reap,Cambodia

バンテアイ・クデイー東楼門

バンテアイ・クデイ

picture5：Banteay Kdei-5,Siem Reap,Cambodia

バンテアイ・クデイー西側の塔門から90°の方向

タ・プローム(Ta Prohm タ・プロム)は　東西1000m、南北700mの遺跡　
1186年　ジャヤヴァルマン七世創建　母のために作った仏教僧院であったが、後にヒンドゥー教の寺院に改宗されたとみられる。
広大な敷地にかっては僧侶5000人、踊り子615人が居たと伝えられる。砂岩がおもに使われている。周壁や住居建築にはラテライト（赤い穴があいた固い石）である。
スポアン（榕樹)という大木が寺を押しつぶす様は圧巻である。
寺院はかろうじてその体裁を保っているということで、至る所で補修作業が行われていた。

タ・プローム

picture6：Ta Prohm-6,Siem Reap,Cambodia

タ・プローム　周壁にかぶさるスポアン（榕樹)の木(=ガジュマル)　

タ・プローム

picture7：Ta Prohm-7,Siem Reap,Cambodia

タ・プローム　血管のようにからまるスポアン（榕樹)の木(=ガジュマル)　

タ・プローム

picture8：Ta Prohm-8,Siem Reap,Cambodia

タ・プローム　東門のスポアン（榕樹)の木(=ガジュマル)　　
巨大なスポアンが回廊を踏みつける様
力強さが感じられる。

タ・ケウ(Ta Kev　タ・カエウ）は、11世紀初頭　ジャヤヴァルマン五世により創建された寺院。「クリスタルの古老」の意味を持つ　アンコール・ワット造営の試金石とされる。）
王の突然の死で、石を積み上げただけの未完成のまま放置された。
ピラミッド式の寺院のなかで造形上優れたものの一つに数えられる。

タ・ケウ

picture9：Ta Kev-9,Siem Reap,Cambodia

タ・ケウ（「タ」は、おじさんの意味で、ケウじいさん。
地元ではプラサット・ケウと呼称
中央祠堂にいたる階段を見上げる。
ツアーの誰も、もう登る気力は残っていない。
暑い中バスから降りもしなかったのは約１名。
カミサンである。正解だったのかも。
寸暇を惜しんでスケッチ。
誰も登らなかったものだから３分で出発！
あぁ　忙しかった。

アンコール・ワット~バンテアイ・スレイまでの地図

photo1：Map to Banteay Srei,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-1

バンテアイ・スレイ池から

photo2：Banteay Srei-pod,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-2

下校の中学生

photo3：students leave school,Banteay Srei,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-3
学校は午前組、午後組の２交代。
どちらかの時間帯で働けるように配慮されている。

三聖山のひとつ。プノン・ボック山

photo4：Phnom bok_212m,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-4

スラスランで寛ぐ

photo5：Sras Srang,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-5

バンテアイ・クデイのスポアン

photo6：banyan tree、Banteay Kdei,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-6

タプローム、蛸の足

photo7：banyan tree-octopus,Ta Prohm,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-7

スポアン

photo8：banyan tree、Ta Prohm,Siem Reap,Cambodia,2-17-2-8

徒然の記　2/17(木)その２の行程（赤字）
４日目
スラ・スラン(Sras Srang　スラッハ・スロン　東西700m、南北300mの遺跡。王が沐浴するための池とされる。)

昼食・・
名物アモックとクメール料理
14:00頃
バンテアイ・クデイ(Banteay Kdei ボンティアイ・クデイ　　東西700m、南北500mの遺跡アンコール遺跡国際調査団が教育研修と調査研究の対象としている遺跡)
タ・プローム(Ta Prohm タ・プロム　東西1000m、南北700mの遺跡　建造物を大木(スポアンの木)が押しつぶすように遺跡に食い込み、そそり立つ）仙人が」住んでいそうな」神秘的雰囲気）
タ・ケウ(Ta Kev　タ・カエウ　「クリスタルの古老」の意味を持つ　アンコール・ワット造営の試金石とされる。）

を観光。

18:05-19:45　空路シュリムアップ（カｓンボジア）発　ハノイ（ヴェトナム）着

22:45　ハロン湾着

Picture1（sketch-direction 180°am10:28 Sketch point:Banteay Srei,Siem Reap,Cambodia GPS 13.601797,103.961931(°）（13°36'6.47" N,103°57'42.95" E）標高62m
Picture2（sketch-direction 160°am11:40 Sketch point:Sras Srang,Siem Reap,Cambodia GPS 13.430386,103.903325(°）（13°25'49.39" N,103°54'11.97" E）標高28m

Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうち、Google Earthに GPS情報 を貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。

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