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Mar 9, 2011

ベトナム・カンボジア　２大世界遺産を巡る旅　回想録その１０

テーマ：海外生活(7780)

カテゴリ：世界文化遺産

ハロン湾（その１）_story(2284)　2011.3.9

話は変わりますが、女性ファッション雑誌 Grazia（グラツィア） ４月号（2011/3/1発売）にturbo717の写真が出ていました。
ー心とカラダを甦らせる、北スペイン800キロの旅ー
　ワインの流れる「聖なる道」へ　　(p266-p274)
・・・浮田泰幸さん取材・文、片岡弘道さん写真の　なかなか面白い内容です。その中に、ドイツ人に囲まれた髪フサの黄緑色のTシャツを着た男性の写真が載っています。3mmほどの小さい写真ですが。

ハロン湾　バイチャイ橋からホンガイ

picture1：Cau Bay Chai,Hong Gai,Vinh Ha Long-1,Vietnam

日本との合弁のJBICによって2006年完成したバイチャイ橋から
ホンガイの街並み-西南方向

ベトナム・ホーチミン市→カンボジア・シェムリアップ市（→世界遺産・アンコール遺跡群（アンコール・トム、アンコール・ワットなど））→ベトナム・ハノイ市（→世界遺産・ハロン湾）５日目(2/18)。

再びベトナムーハロン湾その１　ハロン湾、バイチャイ橋

2/17-18
シェムリアップ(Siem Reap)空港でベトナム・ハノイ便を待つ。この間、愉快なフランス人夫婦と会った。彼らは２週間の旅の後、ベトナム・ホー・チミン経由でパリへ帰ると言う。パリ郊外のディジョンに住む。
カンボジアは運転手とガイドを雇い、国内を色々見て回ったというかなりリッチな方であった。なにかと大笑いするのである。
我々の旅のようにたった２日でアンコール遺跡群を見て回ったのとは違い、ゆったりとした旅でメコン川も下ったという。
色々話し込んでいるうちに、昨年スペイン巡礼に行った話となった。彼らは 「貴方はクリスチャンか？」 と聞く。カミサンが 「いえいえ。」 と間髪を入れずに答える。
彼らはカンボジアを回っていると土産が増えて、小さなリュックを買ったという。これに仏像が３体も入っているというのである。カミサンが間髪を入れず突っ込む 「あなたはブディストか？」 と。向こうも 「いえいえ」 と。
双方、等しく突っ込みが入ったので、また大笑いである。メールのやり取りなどをして別れる。

ハロン湾（首都ハノイから東に約80km。世界の８奇形のひとつ　(世界遺産1994年) 1969島ある。）ではこの日（２／１７（木））早朝、船が沈み１２名の青年が亡くなった。ガイドからハロン湾観光のコースが変わるかもしれないとアナウンスが入った。

さて、翌朝は７時にモーニングコールと言う。５時に起きだしてマラソンの準備。まぁ世界中をマラソンしなければ気が済まない男故、前の晩から、家人を起こすことなくそっと出ていく仕掛けは整っている。
トイレかホテルの廊下で着替え、音を立てないのである。帰ってきたとき、カギがなければドアの内外で「ヤマ」「カワ」という暗号で呼び合う仕組みはあまりに単純カナ？

暗い中を、ホテルを飛び出した。驚くべきことにオートバイが３台も追いかけてくる。何のことはない。白タクならぬ白バイクである。後ろに乗せて運賃を稼ぐようである。振り切りながら、ホンガイに掛かるバイチャイ橋を目指す。
高いところに橋がかかっている。何か高速道路のようなすごさである。ゲートがあるので有料の橋であった。自動車専用道路かと思ったが、走り出して慌てた。みんなブーブーと小生を見つけては警笛を鳴らすのである。
これは危険と、橋に取り付けられた長いＳ字状のスロープを行くのを諦めてゲートまで戻った。ところがゲート脇から橋の近くに住む住民のための歩道があることに気付いた。ここを行くと、バイチャイ橋の歩道に行く近道がけもの道として跡があった。
なんと、橋には立派な歩道が付いているのである。
２００６年に日本のＯＤＡと最新の技術で完成した友好の架け橋であるという記念碑が立っていた。長さ９０３ｍ。主塔間が４３５ｍの斜張橋で、白、黄色、赤と塗り分けられた３０本のワイヤーが主塔から両側に出ていて壮観。
橋の高さは50m以上と、下のハロン湾を覗くとぞっとするほどの高さである。この橋の歩道を見つけるのに手間取ったためホンガイ中心部へ行くのはあきらめホテルへとUターン。

ツアーではだいたい早朝マラソンをしているので、肝心の観光中は眠りにつくという旅であるが、今回の旅ではそんな暇がないのである。

ハロン湾観光のクルーズ船乗り場で、報道陣につかまってしまった。昨日はどこへ行っていたか。今日はこれから何をするか？　とか。BBCのようなキャスターが、日本語で言えというので、日本語で答えていたら、すぐさま今のを英語に訳せ！とムチャなことを言う。適当に答えておいたので、たぶん放映は没になったはずである。
心境としては「昨日事故があったばかりで、日本人も１人亡くなっているというのに、ノー天気にもお前たちはこれからクルーズに行くのか？」ということを聞きたかったようである。
昨日の事故は、安いチャータ船を貸切り、一泊をしながらハロン湾を観光をするという手のもので、この船が古かったため浸水して沈んだが、就寝中であったため犠牲者が多くなったというものである。観光で飯を食う近隣の何万という人たちは、この事故の影響で休むわけがいかないというのも実情であろう。船がまだ沈んでいるので、若干のコース変更があったが。

ハロン湾クルーズ　9:17

picture2：Vinh Ha Long-2,Vietnam

出航17分後

ハロン湾クルーズ　9:25

picture3：Vinh Ha Long-3,Vietnam

出航25分後-1

ハロン湾クルーズ　9:25

picture4：Vinh Ha Long-4,Vietnam

出航25分後-2

ティエンクン洞へ。出航40分後
この洞は1998.5に観光が開始された。
バイチャイから西南へ4km。ダウゴー小島に位置している。
洞の門は険しい岩壁にあり、海抜およそ30m。

鍾乳洞（ティエンクン洞(天宮　Dong Thien Cung)）の中

picture5：Limestone cave-Dong Thien Cung,Vinh Ha Long-5,Vietnam

ダウゴー島　ティエンクン洞
鍾乳洞は青、赤、黄色と極彩色にライトアップ
この島の漁師が、1993年に、朝方たくさんの鳥が飛び立ち、夕方帰ってくる穴を発見。
岩盤をよじ登って巨大な鍾乳洞を発見した。今は長者になって本土に住むという。
発見されていない洞窟もありこれからだという。

、ダウゴー島　船着き場　

picture6：Dong Thien Cung,Vinh Ha Long-6,Vietnam

鍾乳洞の出口、午前中はクルーズ船がびっしりと並ぶ

徒然の記　2/18(金)その１の行程（赤字）

2月18日(金)　ベトナム・ハノイから
２大世界遺産を巡る！人気のベトナム・カンボジア周遊　７日間の旅

５日目・　ハロン湾観光

9:00　世界遺産ハロン湾ロングクルーズ
ハロン湾水上マーケット、ティエンクン洞(ダウゴー島にある鍾乳洞　天宮の意）)
香炉岩、闘鶏岩、スンソット洞、ティップトップ島、スンソット洞
などを見学

昼食・・舟上でベトナム海鮮料理

オプション・・ホンガイ散歩(バイチャイ橋(2006年完成)を渡って対岸。ハロン湾西側のクルーズ船乗り場からは5km)、ロンティエン寺、ハロン市場を見学・・turbo717は１人マラソンでホンガイまで往復。
カミサンはホテルで休息。・・・これが正解であったようだ。ホンガイ観光は今いちだったとツアーの人達が言っていた。

Picture1（sketch-direction 140°am6:31 Sketch point:Cau Bay Chai,Hong Gai,Vinh Ha Long-1,Vietnam GPS 20.960742,107.064456(°）（20°57'38.67" N,107°3'52.04" E）標高28m
Picture2-4（sketch-direction 212°am9:17 Sketch point:Vinh Ha Long-3,Vietnam GPS 20.917972,107.026333(°）（20°55'4.7" N,107°1'34.80" E）標高0m
Picture5,6（sketch-direction 140°am10:06 Sketch point:Dong Thien Cung,Vinh Ha Long-6,Vietnam GPS 20.903172,107.021639(°）（20°54'11.42" N,107°1'17.90" E）標高0m

Google Earthを楽しむ方法
Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうち、Google Earthに GPS情報 を貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。

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