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でした。
2006.02.27
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NHK日曜美術館でダリをやっていた。ダリは学生時代とても好きな作家だった。彼の描く心象的な風景は、若い頃の僕の心に渦巻いていた抑えきれない感情や鬱屈した欲望と重なるものが多かった。彼の描くゆがんだ時計や、砂漠を歩く足の長い像、それを支える松葉杖、砂漠の風景、尾怪しげな雲、そんなものを見ているだけで、自分では表現しきれない不満や不安が、彼の筆を借りて流出していく、そんなはけ口となっていた気がする。ときどきみせる科学をイメージさせる緻密な画面構成も大好きだった。でも大人になって、僕はだんだん欲望や感情が薄くなってきたのだろうかそれとも、単純にその細かい絵に飽きてしまったのか、徐々にダリに関する興味は薄れていった。何か計算されつくしたような、人工的なものを見ている気がしたんだ。僕は彼の絵を好きだったけれど、彼の人物に興味はなかった。ピカソと並んで20世紀に大成功した画家、愛妻ばかりを描く男、妻ガラのほか、外の世界を持たない幼少時代からの変人、、そんなイメージしかなかった。そんな僕は今回のTVを見て、自分はダリの何も知らなかったことがわかった。ダリがガラへの報われぬ愛を描き続けていた事を初めて知り、すごくびっくりした。ダリはアメリカで大成功するが、その金で妻ガラは愛人を何人も作るようになった。ダリもガラより10歳も若いが、ガラは40歳も若い恋人を複数作るようになる。別居して公然と遊び、ダリとは顔もあわせなくなる。ダリはそれでもそんな妻と別れられず、彼女との思い出の風景を描き続ける。ガラと見た海辺の風景、カモメの奇跡、ダリは描き続けた。ときにガラは人間を超えて、神格化した姿にさえ置き換えられた。大金を得て、自分を捨てていった女、昔はあんなに愛し合っていたのに、今は会うことさえ拒否する女、そんな現実の彼女を見つめながら、自分の中に生き続けている想い出の彼女を描き続ける、、、、。ダリの中にそんなセンチな感情がこもっていたとは思っていなかった。女は何かのきっかけで劇的に変化する。それまでしきりに唱えていた理想や夢をある日突然、過去のものとして、簡単に捨て去ることができる。でも男は一度描き始めた夢をそんな簡単に捨て去ることはできない。彼女と描いた自分の未来像を忘れることはできないのだ。ダリのような大成功した画家でさえ、そのギャップを乗り越えることはできなかったのだなぁ。そんなふうに思うと、立派な口ひげを偉そうにひねっていたギョロメの奇人に妙な親しみを感じたのであった。もちろんその哀しみを世界有数の芸術に昇華させるところは凡人にはなし得ないワザなのだけれど。
2006.02.26
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井上原作のNHKドラマ氷壁を見た。最後がなんとなく深かった。裁判がきっかけで、一緒に生活を始めた奥寺と美那子だったが、結局お互いの生活を捨てきれず、というより相手が、自分の生活を犠牲にして自分と生活している姿を見るのに耐え切れなくなり、関係を解消する。美那子は夫のもとに戻り、奥寺は山男の生活に帰ってゆく。うーん、この感じわかるなぁ。恋愛というのは美しいけれど、恋愛だけで人生をつくれない。もっというと、恋愛は人生を華やかにするスパイスであって、人生そのものではない。スパイスでは空腹を満たすことができないんだ。そんなわけで、自分はこんなふうに生きているのかな。なーーーーんて、言い訳を考えたりしたのであった(笑)。
2006.02.25
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いい天気だったので、チューリップを植える気になった。オランダで買ってきたやつ。ってことはもう2ヶ月も放り出していた。第一買ったときから、大安売りだったので、もう芽が出ていた代物。ネギのような臭いが何処なく漂っていて税関で何か言われるんじゃないかと思っていたもの。今日取り出してみると、、、ありゃーカビ生えてるよ。アオカビがあちこちとついている。もうダメかな?でもダメだと思うと妙に名残惜しくなるもので、一生懸命洗って、カビを落として、一日中働いて、全部で50個ぐらいの球根を片っ端から植えつけた。何とか咲いてくれ、、祈るだけ。ふと思うと自分はいつもこんなやり方をしてきている。オランダにいるときは、日本においてきたものを思い、日本に帰るとオランダのことを思い出したりする。それまで冷くあしらっていたのに、フラレそうになると、妙に執着する。ヤレヤレ、またやっちまったか。1ヶ月前にやっていれば、全然余裕だったのになぁ。綺麗にならされた地面の下で目覚めかけているカビに犯された球根たちを思いながら、ふとそんなことを想ったりした。
2006.02.25
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そう、あの人ですよ。荒川選手所属のプリンスホテルの応援団最前列の真ん中に座っていた、あの太ったメガネのおじさん。社長や支店長には見えないんですが、、、、。荒川選手の活躍が流れるたびあのオジサンがでてきて、、、今日、何度あの姿を見たことか。あの人、、誰???まあ、どうでもいいんだけど。
2006.02.24
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あー、、、荒川選手本当によかったねぇーー。思わず彼女のオフィシャルサイトにまで行ってみました。まだオリンピック関係はなにも書いてなかったけど。それにしてもさぁーー。今日初めてお目にかかったんだけどあのメダルの形はなんとかならんのだろうか?おもわずミスドを思い出してしまいました(笑)。
2006.02.24
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もう何もいうことはない、、、。演技が終わった時点で涙がでそうだった。スルツカヤ選手もとてもよかったと思ったけどプロの評価は厳しかったなぁ。そんだけ。
2006.02.24
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安藤選手の演技が終わった。期待してみていたんだけど、、、。うーん、、、。前半はまずまずだったけど、後半は明らかにスピードががっくりおちて、いくつもの失敗が出た。すべりそのものは、素人目にも独特のキレがあって、大きな可能性を感じる。でもそれだけに、状態の悪さが目立った。前後の選手がpersonal bestを更新している中でとても目立った。いいづらいけど、この人が出るのはやはりおかしいと思った。やはり精神的にも体力的にもオリンピックに耐えられる状態ではない。準備ができていないんだ。何より、今回の日本には他にも立派な選手がいたんだ。恩田、中野という選手は12月の選考会でも、安藤選手よりはるかにいい演技を見せ、高い順位を獲得していた。彼女たちは安藤選手のようなスポンサーもなく、もっとつらい努力をしていたのかもしれない。18歳だから、人気者だから、4回転を飛べるかもしれないから、、。という理由で、安藤選手がこれらの選手より高い評価を受けるのはおかしいと思う。可能性だけで評価されるほど、アスリートの世界は甘くない。そして、それは何もアスリートだけではなく、日本の社会全体が、その人が何をしてきたか、何をできるかをもっとちゃんと評価できるようになって欲しい。そういう厳しい評価が人間を伸ばしていくのだと思う。
2006.02.24
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イギリス人は携帯メールの打ちすぎ?このニュースはちょっとびっくりした。なぜかっていうと、オランダに住んでいたときにオランダ人が携帯メールをするのを見たことがなかったからだ。携帯にメールの機能がないわけではない。事実僕が持っていた安物ですらメールが可能だった。ただ英語でメールするのは相当面倒なんだ。英語というのは半角文字なので、これを携帯で打つのはかなり大変だ。また大文字、小文字もある。それに絵文字というのがない。いっぽう、普通のパソコンメールなら彼らはブラインドタッチが当たり前。実に速いんだ。だから携帯とのがギャップが大きすぎて、メールが流行らないんだと思っていた。まあ、オランダ人は話し好きだからなぁ。電車の中でも大声で電話している。ちょっとおかしな車がいると、大抵携帯を握っている。イギリス人はシャイでメールに頼るのだろうか?このニュースが本当なら、ちょっとしたお国柄だな、なんて思った。(おまけ)外人がチャットするときの英語のつづりは結構凄い。たとえば、、、 u are u?= how are you?r u OK? = Are you OK?みたいな感じでった。初めて見たときはなんだかわからんかった。きっと携帯メールでは、もっとすごい英語がとびかっているんだろうな。
2006.02.23
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鳥インフルエンザの流行地域だんだん深刻になってきた。アフリカのような医療の弱い地域に入ったと言う事は制圧が難しくなったと言う事だろう。なんとW杯中止の原因とすらなりえる らしい、、、。僕はなぜかインフルエンザには耐性が強いようだ。けっして体力、免疫力が強いわけではないのだが。しかし、そんなゆとりのあることをいっている場合ではないのだと思う。
2006.02.22
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フィギュアスケート健闘している。本当に凄いと思う。世界のトップを競うのだから、想像できない厳しさがあるのだろう。オリンピック見ていておもったのはプロとアマの違い。どの競技でもトップは常にプロ意識が高い人たちだ。プロとは何か。大事な場面に向けて、万端の準備をし、集中力を高めていける人のことだ。大事な場面でこそ、活躍できる人だ。村主選手も荒川選手も演技に入る瞬間の眼がすごく集中できている気がした。フィギアスケートは一発勝負のように言われるけれど、実は公開練習のときから審判員が見ているからそのときにすでに大体の順位付けはできてしまっている。だからそこに向けて自分の状態を磨いてくることが何よりプロらしさの証明だ。今回の日本選手はどうもアマが多い。実力を持っていても、アマだからそこにあわせて、集中してくることができない。可能性を持っている人間を評価してくれるほど世界のトップはあまくないのだろう。
2006.02.22
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横浜の○イに行った時、飾ってある服はなぜか細身の自分でも十分着れそうだった。あれ?昔は服がなかったんだけど、最近はみんな痩せたのかな??男性店員はみんな夜王にでてきそうで、とってもおしゃれだったんだけど、みんな眼に光がなかった。外国に行くと日本人はかっこよくない。なぜかとても地味だ。それは服のせいというよりも、表情と姿勢のせいの気がした。ただでさえ、体がちいさいんだから、せめて背伸びをして生きてゆきたい。そこからエネルギーが溢れる感じで生きてゆきたい。
2006.02.21
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今夜からいよいよフィギュアスケート女子ですねぇ。僕は荒川静香さんのファンだったりします。あの意志の強そうな眼と顎が良い。ぜひ華麗に舞って欲しいものです。ところで、フィギュアのジャンプってなんだか全然わからんって思っていたら、今日こんなサイトがYahooで紹介されていました。フィギュアスケートのジャンプの見分け方まだご存知でない方は、ぜひどうぞ。
2006.02.21
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ちょっとキツカッタなぁ。まあ忘れられるだろう。
2006.02.20
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若さとは可能性だという。可能性だけで評価されるのが若い時代。40過ぎの彼が博士コース試験に若い連中を蹴落として合格したときに不思議に思った。彼は可能性が低いんじゃない??でも彼の現在の能力と過去の仕事が評価された。考えてみればこれは正しい。来年、来月、明日に何が起こるかを予測することはだれにもできないのだから。可能性はだれにも等しくある。年寄りでも。失敗していても。残った時間が短かったとしても前を向いて進んでいる限り可能性は常にある。年齢にこだわらない野心をもって進んでいきたい。
2006.02.20
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今年の春、女性はターコイズブルーが流行るみたい。良く見ると、ヨーロッパで流行っていたデザインが少しずつ日本に入ってきているのがわかる。どうもただちに入ってくるのではなく、1,2年のギャップがあるみたいだ。おそらくヨーロッパの服はそのまま日本に輸入しても素材的に日本人が受け付けないだろう。かなり安っぽいから。ヨーロッパで生まれた基本的デザインに良い素材を使い、じゃっかん色を地味に抑え、耐久性をつけると値段は3倍ぐらいになる。でもパクっている感は否めず、これではデザイナーのオリジナリティーは伸びないだろ、、と思った。店員さんのファッションがおもしろい。店内でターコイズブルーとかオレンジとかのコート着ていたりするので、びっくりする。オランダ人が見たら、もっと驚くだろう。そんなわけで、オレがオランダで着ていたコートもそれほど違和感がない。それどころか、向こうで1万円しかしなかったのに日本で似たようなのを買うと5万円ぐらいしてしまう。今度ヨーロッパ出張になったらまた安い服を仕入れてこよう、、と思った(笑)。
2006.02.19
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帰国してからやたら物欲が強くなった。2年だから、、と向こうで買うのを我慢していたせいもあった。たとえばDVD。ヨーロッパのTVはPAL形式なので、日本では使えない。だから我慢していた。そして、2年の間に僕の持ち物はとても古くなった。例えば携帯。以前のやつはとても使えない。ステレオも使えない。新しくても放り出していたせいで動かなくなったものもあった。例えばビデオデッキ。オランダで必要なかったスーツなんかも使ってないのに、古臭くなった。2年の間に新発売になったものもある。例えばi-POD.まあ、mini, nano とどんどん良くなっているので、買わなくてよかったんだけど。そしてETCシステム。ハイウェイカードが全く使えなくなった今、買うしかないよなぁ。そして向こうで暮らしたからほしくなったものもある。例えば外車。今まで日本車が一番。と思っていたけれど、向こうで慣れると外車が欲しくなってきた。・・・ということで、予想外に買い物に走り回り、予想外に手続きに追われる日々を送っている。そして古いものを捨てるために、これまた2年の間に導入された「横浜市ゴミの捨て方マニュアル」とにらめっこしている。「捨てないでね。」本当はそんなセリフも聞きたいのだけれど(笑)。
2006.02.19
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成田で久しぶりに、、、自動販売機を見た。なんとなく、買わなきゃいけない気になってブラックコーヒーを買った。おそろしくまずかった、、、、。そういえば出国前からブラックの缶コーヒーは飲めたものじゃない、ということを思い出した。正月前のスーパーの魚売り場でいくらや数の子が山と積まれていた。うかつにもよだれがでそうになった。やはり餓えていたものがあったのだな、と思った。アタマは忘れていても体は覚えているらしい、、、、。
2006.02.17
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実は昨日帰った後、昨日の女性からOKをいただきました。やった!!!と、とてもHappy!!。最高のバレンタインだ、!!と思っていたら、今日の午後になってもう一人の方から辞退の申し出をいただいてしまった。しかも「そちらに移り住む予定が、変更になりそうになりました、、。」との言い訳つき。おい、嘘はもう少し丁寧につくもんだぜ。昔デートに誘った女から「今日はおじいちゃんが病気になって、行けなくなった。」とドタキャンをされたときを思い出した。実は昨日の女性より、こっちの女性のほうが、硬い(=大丈夫)と踏んでいた。ただ、今思うと、この女は常に逃げ腰のような印象もあった。面接も一度キャンセルしてきたし。その時はインフルエンザが理由だった。自分は必死な人が好きなので、ちょっと相性が不安だった。入ってもらわなくてよかったかもしれない。こうして、フラレルと悔しいけれど、ある意味楽しい。次はこうやって口説こう、と考えるのは好きだ。リクルート部門に入るべきだったのかな。
2006.02.15
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やっぱりフラレタかな、、、。バレンタインデーなのになぁ。
2006.02.14
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東京まで行きました。何しに??実は女性を口説きに。あ、、でも仕事の話です。最初は候補者として会社に来ていただいたのですが、あまりに優秀で、是非一緒にやりたかったのと、そのわりに相手の反応がいまいちだったので、フラレルのを覚悟で口説きにいきました。でも口説くのが下手になっていて、、、(汗)。ヤバイ、、「では明日にはお返事します。」うーー、ダメかな、こりゃ。
2006.02.13
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ネットを繋いだ最大の理由の1つが、on line bankingだった。だって気がついたら、どこに金があるのかわからなくなっていた。こんな銀行口座あったっけ?ここにはもう少しあったんじゃなかったっけ?アホか、おれ、、。出国前はOn line bankingなんて全然流行ってなかったし。だいいちADSL環境じゃなかったので、やる気にもならなかった。でもオランダの銀行はon line ばっかり。だから帰ってきたら、銀行で並んだりとか馬鹿らしくなった。それでon line banking申し込んだんだけど、どうも日本のシステムは今ひとつぴんとこない。webも見にくいし、手続きもややこしい。手数料高い。そんな中でちょっと良かったのがcitibank.ここでmulti money口座を持つと外貨をそのまま維持できる。ドルでもユーロでもOK。好きなときに変更すれば為替差益を受ける事ができる。おまけに海外からの送金を受け取るのに、手数料が無料だ。不思議な事だが、日本の都市銀行では海外送金を受け取るのに手数料がかかるんだ。しかも結構高い。送金手数料より高い時もある。ぼったくりだよなぁ。こんな商売で利益出している日本の銀行が世界で通用するわけはない、、、と思う。
2006.02.11
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今から。ここから。
2006.02.10
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