大正元年に肉屋として創業し、昭和10年からすき焼割烹を運営してきた歴史ある【日山】。
国産の上質な和牛を特製の割下で食す『すき焼』や、こだわりのスープでつくる『しゃぶしゃぶ』が美味しいと評判のお店です。
老舗の風格漂う木造三階建ての店内は、全室個室となっており、少人数から団体まで対応してくれます。鍋は最後まで仲居さんが世話をしてくれるので、仲間とおしゃべりを楽しみながら食事ができます。
この人形町にこれだけ歴史ある建物があるなんて凄いですね。
村上当主にお席伺いましたら、大東亜戦争の戦火を逃れたとのことです。
ちなみに私の祖父や祖母や叔母さん、亡き母親、おじさんは深川に住んでいて、東京大空襲で引っ越したそうです。
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を見ますと、すき焼きのコースは、特上(米沢牛)15,500円、松(黒毛和牛)14,000円、竹(黒毛和牛)12,000円、梅(黒毛和牛)10,000円のようです。
私は、すき焼きやしゃぶしゃぶのお店というとほとんど接待が多いです。
「最近、すき焼きの店は行かれましたか?」など質問を受けます。
村上当主からも同じ質問を受けましたので、直近で行ったすき焼き店は出版社との顔合わせで歌舞伎町にある『 近江源氏
』と言う店に行きました、と応えました。
まずは先付の蛍烏賊の酢味噌和え。
蛍烏賊、私は好きですが、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの店の先付って難しいですね。
まず、利用頻度の設定。一見客が多い場合は、蛍烏賊のような好き嫌いが出る先付でないほうが良いように思いましたが。じゃああなたならと聞かれるでしょう。
一応、以来、考えてまして「煮こごりを忍ばせた胡麻豆腐」、「和牛の手鞠寿し」とかですかね。
続いては八寸です。
鶏で巻いた蕨、衣かつぎ、鱒の木の芽焼き、空豆、こごみでこの時期らしい一品です。
続いては、当主から「ローストビーフ」。
これは限定品のようです。うまい!
米沢牛ですが、生産者が良いのでしょう。しっかりした赤身の味わいがあり、おいしいです。
本日のお酒です。
2018 Chateau de Marsannay Marsannay Rouge
ベリーとかプラムのようなニュアンスのピノノアールです。
お酒だけなら万人受けするのかも知れません。
お肉が来ました。
すばらしい米沢牛です。
一回目のすき焼き。
長葱が添えてあります。
厚めに切られたお肉は割り下や玉子に負けない濃厚な味わいでおいしいです。
二回目のすき焼き。
玉葱が添えてあります。
満足度抜群です。
続いてはお野菜と白滝です。
パターンは毎年、「新橋水産アカデミー」で勉強会を主催しております『 日の出
』の蛤鍋と同じですね。
〆はTKGでどうぞ!ということです。
お米は富山の特別栽培米だそうです。
これはうまいですね。
時間の経つの早いもので、水菓子です。
コースも1万円からとリーズナブルです。
「大東亜戦争の戦火を逃れた歴史ある建物で趣のあるすき焼きをいただく」という感じですね。
ご馳走様でした。
すき焼割烹 日山
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2丁目5−1
電話 03-3666-2901
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