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甘茶ソウル百科事典の世界 【 SWEET SOUL DISC GUIDE 300 MOONY'S SELLECT編 】【 MOONY'S 019 】 DYNAMICS / WHAT A SHAME '73 U.S.BLACK DISK GUIDE #255掲載のダイナミクスのセカンドアルバム。甘茶ソウル名盤の一枚。飛びっきりの極上甘茶があるというワケではないが、高水準甘茶が多く収録されているのでオススメ。特にこのグループは癖の無い爽やかな甘さが特徴なので甘茶初心者の方にも向いています。2はリードとコーラスの絡みと曲構成がダイナミックなミディアム。6は邦題「心の航海」ってとこか。チト大掛かりな歌詞に見合った劇的な曲調が魅力的。シタールが鳴り響くスロウの7も感動的なバラード。9の夢見心地でソフトな肌触りなスロウも美味。オリジナルアルバム収録は曲名の1-10までの10曲。CDではそれに11曲もの追加曲が収録されています。中でもスロウの「11.We're Gonna Be Together」の出来は素晴らしく、どうせ買うなら迷わずCDの方をどうぞ。尚、P-VINEからの日本盤CDの解説はフラミンゴの面々。また、U.S.BDGで久保田泰広氏のコメントしているコロンビア盤というのが2006年10月に山下達郎SSBでオンエアされた「WE FOUND LOVE (Columbia 10666) '77」。この曲のB面の「You Can Make It If You Try」もやはりグレイドの高いミディアムで彼等の代表曲として外せないが両曲とも残念ながら本CDには収録されていません。試聴はこちらで。またWEB上では既に多くの方がこのアルバムをレビューされています。Golden Age Of Soul Musicさんのリンク集からどうぞ。(偏差値65以上)(偏差値61以上)(偏差値60)1. What A Shame (甘茶偏差値61)2. She's For Real (Bless You) (甘茶偏差値62)3. Let Me Be Your Friend (甘茶偏差値61)4. You'll Never Find A Man Like Me 5. Woe Is Me 6. Voyage Through The Mind (甘茶偏差値66)7. You're The Only One (甘茶偏差値64)8. Funky Key 9. Count Your Chips (甘茶偏差値64)10. Shucks I Love You 11. We're Gonna Be Together (甘茶偏差値63)12. Show The World (We Can Do It) 13. Sweet Games Of Love 14. Let's Start All Over 15. Baby, Baby I Love You 16. I've Been Blessed 17. I'm Thinking 18. Beautiful Music (Makes You Dance) (Music & Gang) 19. Beautiful Music (Makes You Dance) (Music & Gang In Vers) 20. Beautiful Music (Makes You Dance) (Music Only) 21. Get Myself High
2007.04.30
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アイドルポップの世界 【 ポップ偏差値 63 】九重佑三子&パラダイスキング / ロリーポップ・リップス '64 (H.HUNTER-S.VINCENT) 編曲ダニ一飯田 64年の洋楽カバーのいわゆる和製ポップス。陽気でスピード感のある軽快な曲調と全体に漂う明るい未来感が素晴らしいですね。オリジナルはコニー・フランシスで、彼女の日本語版('64)、渡辺順子のカバー('64 訳詩/漣健児 編曲/寺岡真三)もあります。(コニーの英語版は未聴です。)この九重佑三子版で特筆すべきは、甘くピリリと引き締まったカワイコちゃんアイドルフェロモン漂う歌声。嫌みにならない程度に鼻にかけたロリ系ヴォイスとその魅力を振り撒きながら流暢に歌う様が素晴らしい。この時代にここまでロリ系フェロモン出してたアイドル系シンガーがいたとは!ルックスの印象以上に乾いた可愛らしい歌声で新しめのアイドルポップ好きな方にも十二分に堪能できる内容だと思います。バックの演奏も60年代R&B的ポップスのストレートで荒削りな魅力を伝える素晴らしいグルーヴ。パラダイスキングの合いの手コーラスも楽しい。「ワシントン広場の夜は更けて」のB面収録曲。「九重佑三子 ゴールデン・ベスト」や漣健児関連コンピなどで容易に聴けます。。(このページで試聴出来ます。この曲以外は特別ポップな曲はありません。)明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽フェロモンボーナス(ロリ系ヴォイス)ポップ偏差値合計88888675563
2007.04.28
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U.S.BDG 究極のLPコレクション - グループ編 30.RHYTHM MACHINE / RHYTHM MACHINE (LULU 6072-25)風の噂によるとこのお皿も超高額アイテムとしてお皿屋さんの棚に飾られていたらしいです。そう言われてみるとどうしても聴いてみたくなるのがマニア心というもの。ジャケは私の好きな宇宙もので、FUTURES、ROUND-TRIPなどと並んでなかなかB級な雰囲気がイイ。インディアナポリスを中心に活動していたファンクグループとのことで1、2、4、6といったところが暗く重ためのファンクナンバー。どれもこれといった魅力は感じないがファンクファンにはどうなのだろうか。3の出だしのギターの軽やかな刻みと爽やかで小気味良いコーラスはなかなかいい雰囲気だが肝心のお歌とメロディがそれに伴わず歯がゆい出来。サンプリングなどブレイクビーツ的な用途はアリか。5は8分30秒もの長く散漫なスロー。ファルセットなども交えてそれなりのスウィートソウルを志向したようだけど、メロディ含めて魅力に乏しく甘茶偏差値54。残り1分をきってからバックがアップテンポになるんだけど全体をそれで通せばまた変った魅力を出せたかもしれない。7も4分超えのスローで暗く悲しげなコーラス部はそこそこキャッチー。しかしながら主旋律とリードは魅力に乏しくファルセットなどの入れ方も中途半端で甘茶偏差値は56。8は明るく軽めのミディアムだけど特筆すべき点はなし。以上の観点からこのアルバムは甘茶ソウル的には全く重要ではないことになる。また、究コレの所で高沢氏が「ファンクよりスウィートの方が100倍良い」と書いてあるので、その言葉を考慮すればファンクナンバーの出来も自ずと知れたものということになるだろう。2006年にDIZZARE DIZ016としてCD化されました。(偏差値60以上はありません。)(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. You Got Action2. Lil's Place3. Put A Smile On Time 4. Thought My Love Was Fine5. Brenda And Me (甘茶)6. Everybody's Chippin' 7. You Make Me Feel Right (甘茶)8. Can't Do It Without Youロックとソウルとフライフィッシングのmasatoさんのレビューはこちらです。黒いお皿大好き!のうえさんのレビューはこちらです。soulful sweet & mellowのxyliさんのレビューはこちらです。
2007.04.24
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ときめき!私立ナイアガラ学園音楽部 - 山下×大滝本【注意!】 この創作小説にはボーイズラブ的表現が含まれています。BL(ボーイズラブ)やパロディ的表現にご理解の無い方は読まないで下さい。私立ナイアガラ学園は東京都福生市にある全寮制の男子高校。この学園の卒業生で音楽部の教師の大滝榮一は生徒の卒業作品の指導にてんやわんやの日々。中でもクラス委員でもあり才能溢れる山下龍郎の製作への熱中っぷりには振り回っされっぱなし。そんな龍郎への指導は深夜にも及ぶことが日常茶飯事で老齢な榮一には肉体的にも大変。しかし龍郎の製作への熱意の裏には実は榮一への熱い思いが渦巻くのであった。そんな龍郎の思いにうすうす気付きはじめた榮一は、先生と生徒という関係という束縛に悩み苦しみながらも、次第に龍郎の持つ音楽への才能、強烈なエゴ、そしてその若い肉体に惹かれていく。卒業制作の期限も迫ってきたある夜、龍郎は態度の煮え切らない榮一に自身の思いを伝えようと意を決し、榮一の部屋を訪ねる、、、。【著作権フリー】この創作小説は著作権フリーとなっています。改変、続きの作成などどなたでもご自由にどうぞ。【山下&大滝&ナイアガラー禁】山下及び大滝関係者には決して見せないで下さいネ。
2007.04.21
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となりの801ちゃん / 小島アジコ (著) 「恋人が腐女子でした。毎日が新しい発見です。」というサブタイトルで運営されているブログ「となりの801ちゃん」。そこでの絵日記を描き下ろしなども含めて一冊の本にまとめたもの。この本の基本的な魅力はブログを読めば大部伝わるので、まずはそちらのブログの絵日記を古い順から読むことをオススメします。腐女子ってのは、まあ男版アニメ漫画オタクみたいなもんなんだけど、著者チベットさんの彼女であるところの801(やおい)ちゃんはDEEPなボーイズラブおたくと言ったところ。世の多くの事象を男同士のいけない恋愛肉体関係「攻め(挿れる方)、受け(挿れられる方)」に結び付けて考えてしまう性癖がひたすら可笑しい。特にオススメの回は、、、浮気は男の甲斐性や!女は芸のこやしやで。自分の彼氏がカワイイ男子と浮気していることを妄想し、自分で大受けする様が面白い。こんな妄想好きで音楽も嗜むやおい女子、うちのブログにも遊びに来てくれないかしらん。音楽漫画 ケンペーくん リスナー編 となりの801ちゃんの回 by ZOUKY
2007.04.19
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LOVERS ROCK 【 ラヴァーズ偏差値 71 】JUNIOR SOUL / YOU KEEP ME HANGING ON 12"(ROHIT 531)'87? 「JUNIOR SOUL CLASSIC」収録 「WALK AWAY FROM LOVE」、「SOMETIMES WHEN WE TOUCH」と並んでカバーバージョンの多い世界三大黄金旋律曲の一つだと思っている「YOU KEEP ME HANGING ON」。オリジナルはカントリーとのことですが、世界三大黄金旋律曲の一つ OVATIONS / YOU KEEP ME HANGING ON に書きました通り、沢山のカバーバージョンが存在します。中でもオヴェイションズのカバーが【甘茶偏差値 72】の大傑作であることはそちらに書きましたが、このジュニア・ソウルのカバーもそれに負けず劣らずの大傑作曲。オヴェイションズ版が甘めのソウル・ベスト50に入るならば、こちらは甘めのレゲエ・ベスト10には確実に入る。つまりラヴァーズロックの最高傑作だということです。JUNIOR SOULというのは、レゲエ好きの間でもほとんど話題にのぼることのない、まあ早い話2,3流のシンガー。この曲の収録されている「JUNIOR SOUL CLASSIC」もソウルに憧れたジャマイカンが無難にレゲエ版をやってみましたという域を出ない。ジャケも如何にもジャマイカのリゾートホテルの営業で歌ってますって風情で物悲しい。然しながらTUFF GONGスタジオで録音されたこの曲はWILLIE LINDOのプロデュース、バックもスライ&ロビー、女性コーラス陣もJ.C.LODGE,PAM HALL,CYNTHIA SCHLOSSなどと超豪華。このジュニア・ソウル版のベースとなるのは「JOE SIMON / YOU KEEP ME HANGIN' ON (Sound Stage 2608)'68」。女性コーラスのアレンジが一緒です。お歌の方は可もなく不可もなくといったところですが、先進国ジャマイカの一流ミュージシャンをバックに世界三大黄金旋律曲の一角を歌うのですから、悪いはずがありません。甘いメロディにレゲエのリズムがしっぽりと絡み極上のラヴァーズの出来上がり。特に中音域の響き具合が絶妙で快感。個人的に同じレゲエのCAROL BROWNとDAVID ISAACSのカバーを先に聴き、出来の悪さに失望していただけにこのジュニア・ソウル版に出会えて良かったと感慨もひとしお。このアルバム収録版は約5分で終わってしまうのですが、12インチ版ではなんとその後にダブ系インストが接続されているのです。ウオッ!イイ!!!インストで聴くと更にこのメロディの持つ黄金旋律が輝きを増し、イマジネイションを駆り立てます。ここからがこのバージョンの真骨頂なのでした。更にJOE SIMON版でも聴かれる女性による由紀さおり風な「ルゥー、ルゥー」コーラスも真価を発揮。本来のどこかノスタルジックで物悲しい甘い旋律にのって、優しく包み込むコーラスに、もう涙だだ漏れ。まさかオヴェイションズ版に匹敵するほどのカバーに巡り合えるとは、、、。(この曲のMP3ファイル有りますヨ。)
2007.04.16
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U.S.BDG 究極のLPコレクション - グループ編 15.HEAVEN SENT & ECSTASY / THE GREATEST LOVE STORY (JAMIEKO'S 777) '80インチキ新興宗教教祖と借金の方に取られ教祖の慰めものとなった少女という風情でジャケの大きな三角形の中で映っている男女のツインリードが中心のグループのもよう。他のメンバーの装いも天国をイメージしたもののようだし、曲名やらグループ名やらと何から何までエセ宗教っぽくてウンザリ、、、嫌いなんだよな、宗教団体。洒落でやってるのかマジなのか。宗教絡みだとしたら19のJ.O.B. ORQUESTRAと同じですね。とはいえ、こういった怪しさもまたトンデモなC級グループの楽しみ方の一つ。気を取り直して純粋に音だけを聴いてみました。1は全体に流れるほんわかとした不思議な空気がなかなか魅力的。曲名からも天国をイメージしたものなのだろうが、だからといってどうってことない内容。2は大作志向で甘茶風に女性リードにファルセットが絡みますが、ではメロディが魅力的か?胸をときめかす何かがあるのか?というと「そんな物は無い」としか言えない甘茶の出来損ない。3、5、7、9はファンクですが私は適性不足なのかどれも良さが分からない。(どこか他の方のレビューをご参照下さい。)特に5の出だしのビートがブレイクビーツということで一部クラブDJに持て囃されているようですが、どこがいいのかさっぱり???です。まさかレア高値盤だからってことはないよね?このブレイクビーツの魅力、どなたか教えて下さい。(もちろん純粋モードで言ってます。)4は自然体でやっているアットホームな雰囲気の伝わるアップ系の作品だが素人っぽさは否めないし魅力に欠ける。地元で仲間の結婚披露宴にでも演奏してあげるといいだろう。6は幾分こなれたものの2と似たようなもので甘茶ソウルとしてはメロディに魅力が欠ける。8もムードはいいのだが如何せんメロディに魅力が足りない。女性リードオンリーってのもマイナス材料。むしろ思い切って出だしの雰囲気のある男性コーラス中心に攻めてみる手はなかっただろうか。高沢氏のコメントからも相当期待した3曲のバラードだったが、どれも私の趣味からはほど遠く、出来も悪いし魅力にも欠けると思う。全体としてもU.S.BDGでは「究コレ」コーナーで数行だけ紹介されたに止まったことが納得のいく出来。グループとそのメンバーに責任は無いがどう考えても騒がれすぎだろう。2007年にP-VINE PCD23854としてCD化されました。(偏差値60以上はありません。)(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. I See Heaven2. Bless You With All My Love (甘茶)3. Satisfaction To The Bone:(Nitty Gritty Naked Bone)4. Rapping With My Subconscious Mind5. I'm A Lady6. We're Together Again (甘茶)7. Shake.Groove Move8. The Greatest Love Story (甘茶)9. Show-nuf Funky Beat10. Success Ya'll
2007.04.14
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甘茶ソウルコンピの世界 SOULFUL THANGS VOL.6 '06 (LATIN SOUL RECORDINGS SOUL-6000)シリーズ第6弾。全体の偏差値平均を55程度に保ち、悪くない内容ではあるが、突出した曲は少なく、本シリーズでは出来が悪い方。そろそろネタ切れか?良い曲も既聴ばかりで個人的には得るものは皆無であり残念。しっぽりと落ち着いた物悲しいムードの3、「HOUSTON OUTLAWS / WHAT AM I GOING TO DO (WESTBOUND 211)'72」はリードの丁寧な歌い方に心打たれる。このヒューストンのならず者たちは「AIN'T NO TELLING (WESTBOUND 179)」がノリの良いダンサーで小躍りするギターが楽しく偏差値67は確保。甘茶な3よりも更にオススメ。ちょっと暗くてベチョっとした4は人によってはもっと高評価かもしれないが、「THE ESSENTIAL SWEET SOUL SELECTION (GOLDMINE GSCD4Z)」にも収録ズミ。6、11あたりはまずまずも突き抜けた魅力は無い。甘茶ソウル百科事典P.26のCalifornia Executivesの9は80年代中頃な音作りがいまいち好きになれないが、ほんのりと70年代甘茶ソウルの香りは残っているスロウで一聴の価値はある。甘茶系が大半なこのコンピでは少し毛色の変った12はLITTLE ROYALのDEEPな絶唱がイイ。語りも入って甘茶ファンでも楽しめる内容です。22は「究極のLPコレクション - グループ編」の35のSly, Slick And Wickedの音源と思われます。甘百 MOONY'S SELLECT 003のBALLADS(CONFESSING THE FEELING(VIVID VS-1023)'80)のカバーですが、出来はバラッズには及ばない。というか名曲の誉れ高い人気曲ではありますが、どちらにしろ個人的にはあまり胸ときめく内容ではない。レア盤な「SLY SLICK AND WICKED / GET DOWN LIVE (BAD BOY'S 1001) '74」もこの曲が目玉曲ならば食指は動かないなあ。soulful sweet & mellowのxliさんのレビューはこちらです。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. We Want Freedom(EMANDOLYN) - Rotations2. Crying For Your Love(PHILLMORE SOUND) - The Moovin' Soothin' And Stone Funk Band3. What Am I Gonna Do(WESTBOUND) - Houston Outlaws(甘茶偏差値63)4. I Do Love My Lady(ASI) - Haze(甘茶偏差値61)5. That's Love(SCORE) - First Family6. Forever, Together(TOWER HIGH) - Watch Tower7. Treat You Right(KEN-TONE) - Rayfield Ried & The Magnificents8. Falling In Love(DAKAR) - Compliments9. I Don't Know Why(WILLIAMS) - Calif, Executives(甘茶偏差値61)10. You Gave Me Love(MO DO) - Bob And Gene11. Hollywood And Vine(FEE BEE) - Dell Vikings12. Jealous(TRI-US) - Little Royal13. Some Of Your Time(BELL) - Attractions14. If I Love You(U/A) - Little Anthony & The Imperials15. Elecrified Love(WE PRODUCE) - Ernie Hines16. Waiting For Joey(CORAL) - Orthea Barnes17. Why'd You Put Me On(MONEY) - Bobbi Row & The English Men18. Wear Your Natural Baby(ROMARK) - Towana & The Total Destruction19. You're My Only Temptation(VOLT) - Roz Ryan20. Yes, I'm Love(EASTBOUND) - Unique Blend21. My Life(OPTIMUM) - Joe Jama22. Confessing A Feeling(Live) (BAD BOYS) - Sly, Slick And Wicked(甘茶偏差値61)
2007.04.13
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【第17回セレクト 「明るい系」 zouky's select 】今回の第17回のテーマは「明るい系」。私のセレクトでは明るい系でも特に「音厚め、うるさめ系」ということで統一しました。なお、アイドル及び声優/アニソンものも入っていますので、もしかして全曲パスな方もいらっしゃるかも。なので、気に入った曲があった方だけ、気に入って頂けた曲にだけご感想頂けたらと思います。「この曲はどうもちょっと、、、」と、思わず口を濁したくなる曲については何も言わず、そっとスルー(ノーコメント)して下さいませ。なお各曲紹介文最後にある青字のリンク先では私が以前書いた感想や関連推薦曲を紹介しています。また、私はこういった明るく元気な曲が大好きなので、ポップでオススメな曲がありましたら是非教えて下さい。当CDRをお聴きになりたい方はトップページ左枠の一番下「メール」の「メッセージを送る」からご連絡下さい。ご感想頂けるようでしたらこの日記にコメントする形でお願い致します。(セレクト大会不参加の方もお気軽にどうぞ。)1.金月真美 / 夏に、まだ少し・・・ 作曲/東野美紀 編曲/岩崎元是 '96プレイステーション用ゲームソフト「ときめきメモリアルプライベートコレクション」、音楽CD「金月真美 / From the Bests・・・」収録 私、藤崎詩織。きらめき高校一年生ヨ。「ときめきメモリアル」へようこそ!いわゆる恋愛シミュレーション/美少女ゲームの挿入歌です。アレンジは岩崎元是氏で、彼はこの手のフィルスペクター/大滝詠一ナイアガラ系音壁サウンドの正統的後継者と言える方。他にも多くの名アレンジをアニソン中心に残されています。( アニソンポップの世界へ )2.TRAMMPS / TRAMMPS DISCO THEME '7570年代に活躍したフィラデルフィアの黒人グループ。この曲は往年のTVクイズ番組「なるほど!ザ・ワールド」のテーマ曲として有名ですね。大空を飛ぶ航空機の映像と共に使われていたので、この曲から飛行機での空の旅を連想される方も多いのでは。いつかこの手の高揚感、飛翔感漂う曲をテーマとしたセレクト大会をやって欲しいです。( フリーソウルコンピ未収録推薦曲へ )3.五條真由美 / ゲッチュウ!らぶらぶぅ?! '04 作曲編曲/佐藤直紀 TVアニメ『ふたりはプリキュア』エンディングテーマ曲。「LET'S GO ! GET YOU ! L.O.V.E. LOVE LOVE GET YOU !」という抑制の効いたチアガール掛け声がフェチ魂を大きく揺さぶります。尚、今回選曲した全ての曲について言えることですが、決して受けを狙ってではなく、心から好きで選曲しています。( アニソンポップの世界へ )4.NICK HEYWARD / ATLANTIC MONDAY '83 「North of a Miracle」収録80年代初期のイギリスのネオアコ系バンド、HAIRCUT ONE HUNDREDのリーダー、ニックヘイワードのソロより。陽気なカーニバル系サンバやってます。( ギターポップ推薦曲へ )5.横山智佐with小桜エツ子 / 夢みれば夢も夢じゃない 作曲編曲/MATARO '97 あーあ、入れちゃった、、、。TVアニメ「魔法少女プリティサミー」のオープニングテーマ。前曲に続いて陽気で元気なカーニバルサンバもの。特に重低音域の響きや金属質なパーカッションの乱れ打ちが激しい間奏部分は必聴です。アニソンだと思って舐めてかかると火傷しますゼ。ただ、お聴きの通りロリ系アニメ声がかなり強烈でそれに慣れることが出来るかどうかがこの曲を堪能できるかどうかの分かれ道となります。これを克服しない限り高級国産サンバの至福の快楽にはありつけないという、何とも辛く厳しいアニソン道への踏み絵のような楽曲。当初は私も全く聴くに耐えなかったのですが、我慢して何度も聴いてようやく20回目ぐらいに解脱出来ました。尚、最期のところのセリフを少しカットしてあります。( アニソンポップの世界へ )6.LE GRAND MECHANT ZOUK / AYEN PA MOL '89 「LE GRAND MECHANT ZOUK」収録前二曲に続いてカーニバル系ダンサー。KASSAVを中心にズークのオールスターが一同に会したスーパーグループ「LE GRAND MECHANT ZOUK」が88年にパリで行ったライブ録音より。万華鏡のようにコロコロと変る曲の展開やライブならではの臨場感がとっても気に入ってます。( ZOUK その華麗なる世界へ )7.高橋美枝 / ウ!レ!シ!イ! '84 作曲/平井夏美 編曲戸塚修「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 高橋美枝・渡辺千秋・村田恵里 シングル・コレクション」収録 アイドルポップ黄金期の傑作曲ですがシングル「OH!多夢」のB面収録曲なのでほとんど脚光を浴びていないようです。高揚感のあるメロディの突き抜け具合と「超」のつくテンションの高さが小田裕一郎風ですね。もしかして、この曲を世界で一番高く評価しているのはこの私なのでは、、、。( アイドルポップの世界へ )8.FIRST CLASS / CANDY '82 「SOFTONES & FIRST CLASS TOGETHER」収録 70年代に活躍した所謂甘茶ソウルの二つのグループが全盛期を過ぎ、後年になってから競演した82年のアルバムより。能天気な明るさと軽めのグルーヴでスマートなディスコサウンドを聴かせてくれます。( フリーソウルコンピ未収録推薦曲へ )9.フィーバー / 熱い気分のさめないうちに '79 穂口雄右作曲 大村雅朗編曲 「ガールグループ天国 VOL.2」収録 ディスコブームも一段落した頃に日本のB級アイドルグループが人知れず放った奇跡のモダンダンサー。ノリのいい洗練された軽めのグルーヴは世界的に人気な前の曲「FIRST CLASS / CANDY」と比べても全く遜色の無い出来です。生音で構成されたバックではタイトなドラムが実にカッコよく決まっています。( アイドルポップの世界へ )10.DELLS / WEAR IT ON OUR FACE '68 (CHESS 169 511) 「THERE IS (CADET 804)」収録 50年代から長く活躍する黒人ソウルグループ。70年代の円熟期には甘茶ソウル的にも佳曲が多いのですが、その完成度の高さゆえ個人的にはそれらの楽曲にはあまり魅力を感じない。むしろ68年の荒削りで緊迫感がヒシヒシと伝わってくるこの時期の方が圧倒的にグッときます。特にこの曲はアップテンポで骨太のグルーヴが素晴らしく、リードの熱気に惹かれます。( フリーソウルコンピ未収録推薦曲へ )11.楠瀬誠志郎 / CRAZY FOR YOU '92 作曲/楠瀬誠志郎 編曲/清水信之 「素晴らしい恋をしよう」収録出だしは「ELBOW BONES AND THE RACKETEERS / A NIGHT IN NEW YORK」の華やかさに通じるものが。能天気な明るいメロディ、陽性な声質、「YOU CAN'T HURRY LOVE」的リズム、更に厚みのある音造りが素晴らしいですね。( 「恋はあせらず」トラックの世界へ )「恋はあせらず」トラック世界大会開催中! "YOU CAN'T HURRY LOVE" TRACKS WORLD CHAMPIONSHIP 12.MIGHTY VIKINGS / DO RE MI (ドレミの歌) 「Trojan Calypso Box Set」収録 皆さんご存知「ドレミの歌」のカリプソ/スカ版。このMIGHTY VIKINGSというのはおそらくジャマイカの60年代のスカバンドなのでカリプソと言ってもスカよりな内容。「ド!」、「レ!」とか景気良い掛け声が入り、カリプソの陽気なリズムと相まって能天気さに拍車をかけています。バックの音も大人数編成のバンドのようでかなり厚めの音でまさにカーニバル調。また決して子供向けの幼稚な内容ではなく、時折チープでキャッチーなオルガンが切れ込んできたりと、大人が楽しみ、踊れるものとなっています。既にどこかのクラブのフロアでは、ドレミの大合唱になって大盛り上がりを見せているかも知れないですね。( フリーソウルコンピ未収録推薦曲へ )
2007.04.10
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甘茶ソウルコンピの世界 LOST SOUL OLDIES VOL.1 LOST SOUL RECORDS / LSR1001 怪しげなコンピシリーズの第一弾で副題が「RARE & HARD TO FIND OLDIES」となっている。「RARE」と言うぐらいだから、それ相当に駄目な曲が多く全体としてはかなり散漫な内容という感じ。まあレアものなら仕方ないかという感じで決してオススメ出来るシリーズではないが、B級感たっぷりな内容なので稀にメジャーでは感じられないビクっとするような刺激的な曲もある。1は「SOUL FROM THE VAULT RARE SWEET DYNAMITE」でも取り上げられていたシンガーで、しんみりとした雰囲気に孤高なファルセットが味わい深い。2は「CREATIONS / PEEK-A-BOO (LIBERTY BELL U.S.A. 82073)'73」と甲乙付け難い魅力を持った曲。フィラデルフィアのグループのCREATIONS版はパパパコーラスを伴い華やかで洗練された雰囲気を持ちながらピリリと引き締まった作りが実に私好みの内容。それに対し同じフィリーのDesciples Of Soul版(G.V. 01)はテンポを落としたうえに語りを入れたりと幾分べっちょりとした雰囲気の作りでどちらかというとニュージャージーのモーメンツを思わせる内容。11にはビックリ。これは「SUPER SWEET SOUL VOL.1 / LET'S MAKE LOVE」の目玉曲「ANGEL / Why Me (Telephone Conversation) (TURBO 019)」の歌入りバージョン。ということはおそらく元歌ってことになるんだろうけど、残念ながらANGEL版のイマジネーションを駆り立て、臨場感溢れる内容には敵わない。18は悲壮感、絶望感たっぷりで「IMAGE / SPELLBOUND (JANUS 201)」の雰囲気に近い。個人的にはあまり好きなタイプではないが、この曲の好きな人ならもっと高評価かも。(甘茶偏差値65以上)(甘茶偏差値61以上)(甘茶偏差値60)1. Really Really Love You - Ronnie Walker (甘茶偏差値60)2. Peek-A-Boo - Desciples Of Soul (甘茶偏差値62)3. But Then You Left Me - Shades Of Sensation4. Boy and Gir - Gin And Gents5. Keep an Eye on Your Close Friend - Intensive Heat6. Fantasy of Love - The Profits7. When I Had You Baby - Soul Sensation8. O My Love Sweet Love - The Determinations9. I'm Gonna Make You Mine - Johnny Daniel & The Soul Malibus10. Hey Girl You've Won My Heart - The Masterplan11. There Is a Beauty - Frankie & Spindles12. How Can I Get over a Fox Like You - The Icemen13. I Don't Want to Slip Away - Cleveland Martin & The Soul Sets14. Think Back - The Attractions15. Why Do You Have to Go? - The Rhythm Rascals16. I'll Come Running Back to You - The C.O.D.'s17. Dreams of a Shoeshine Boy - The Light Drivers18. I Don't Wanna Cry - The After Hours (甘茶偏差値62)19. Broken Heart - The Day-Tones20. You Can Do Me Some Good - The Class Mates21. I Don't Wanna Go - Little Mr.Lee & The Cherokees22. Mr.Moonlight - The Friendly People23. Cause I'm Loving You - The Marvells
2007.04.07
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【 ポップ偏差値 73 】山下達郎 / LOVELAND, ISLAND 山下達郎作曲編曲 '82「FOR YOU」収録 ポップな洋楽を求めて長年山下達郎のSSBを聴いてると、達郎氏自身の曲もほとんどの曲を聴いた気になってしまうが、考えて見ればこの「FOR YOU」というアルバムさえ聴いたことが無かったはず。82年当時たまに耳にしていたけど、バリバリに洋楽志向だった私は邦楽を馬鹿にしてあまりこの曲にまともに向き合わなかった気がする。最近シングル化されラジオでも集中オンエアされたこの曲をあらためて真剣に聴くと、その作りこんだサウンドが全く色褪せることなく、というか20数年たった今でも世界に通用する普遍的な何かを持った稀有な日本産ポップサウンドであることが分かる。80年代初頭の(大滝詠一/君は天然色は81年)明るい未来感や乾いた空気感、トロピカルな曲調、爽やかなコーラス、ハープ?などを盛り込んだ大仰な作りこみは実に気持ちよいです。流石ポップスおたくの達郎氏ですねえ。鈴木英人のイラストともよく合っています。ところでこの曲に元ネタってありますか?「TAVARES / DON'T TAKE AWAY THE MUSIC」は76年の華麗なフィリーダンサー風サウンドで、明るく乾いた雰囲気やテンションの高さなどが共通項。サビのメロディも若干似た感じがするし出だしにハープが入ったりするところも一緒。同じアルバム収録の「HEAVEN MUST BE MISSING AN ANGEL」にもハープ風音色が聴こえるからやはりこのアルバムのこの2曲からの影響が強いのかと思ってしまうのだがどうでしょうか。「志村香/秋風はあなた'86」はハープを使用&テンション高めでこの曲の影響が感じられるフォロワー的作品。以上は数ヶ月前に書いた文章。その後もこの曲の元ネタをずっと考え続けていたのですが、先日57年のDOO-WOP系ヒット「THE DIAMONDS / LITTLE DARLIN'」を聴いてたら「LOVELAND, ISLAND」のルーツがこの曲にあることを確信。達郎版の出だしのハープがこちらではピアノで「トルゥゥゥゥー」ってやってます。その後の歌いだしの「OH LITTLE DARLIN'」の部分が「OH LOVELAND」だね。その辺りのメロディと明るさ加減、コーラスの入れ方などからも大元ネタ決定と言っていいのでは、、、。もしかして常識でした?「YOU TUBE」で「THE DIAMONDS / LITTLE DARLIN'」の動画が見れます。一方、CD「FOR YOU」(BVCK-37011)'99の市川清師氏の解説を読むと、「サンバとマイアミTKサウンドを合体させた」とこの曲を表現している。サンバってのは気付かなかったなあ。どの辺がサンバなんだろう?ベースラインなんかがそれっぽい気もするけど、この曲の元ネタになるようなサンバ曲があるなら是非知りたいところ。更にマイアミTKサウンドってことだけど、あらためて「ROCK YOUR BABY - GEORGE MCCRAE (T.K. 1004)'74」を聴いてみるとなるほどギターの刻みやベースラインが似ている気がします。この曲をもう少しテンポアップするとかなり似る気がするなあっと「YOU TUBE」で検索したらお誂え向きに「KC & The Sunshine Band 1974 Rock Your Baby」なる映像がありました。うーん、確かにサウンド的に結構近いかも。是非皆さんのご意見もお伺いしたい。また、マイアミTKサウンドって良く知らないんだけど、「LOVELAND, ISLAND」の元ネタ曲、あるいは明るくオススメな曲などがありましたらどうか教えて下さい。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(乾いた空気感)ポップ偏差値合計10101087878573
2007.04.06
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第17回セレクト合戦 「明るい系」完成、発送しました。毎回一定のテーマを決めて皆でセレクトCDを作りあうという楽しい企画。第14回と第15回に私も参加しました。(私の過去のセレクトCDはこちらです。)今回の第17回のテーマは「明るい系」。私のセレクトでは明るい系でも特に「音厚め、うるさめ系」ということで統一しました。なお、アイドル及び声優/アニソンものも入っていますので、あるいは全曲パスな方もいらっしゃることでしょう。なので、気に入った曲があった方だけ、気に入って頂けた曲にだけご感想頂けたらと思います。「この曲はどうもちょっと、、、」と、思わず口を濁したくなる曲については何も言わず、そっとスルー(ノーコメント)して下さいませ。トラックリストの発表は4月10日(火曜日)を予定しております。もしもそれ以前にご感想頂けるようでしたら、この日記にコメントする形でお願い致します。なお、音源交換などのお付き合いのある方へは強制的に当CDRを同封させて頂くことがありますのでご注意下さい。また、当CDRをお聴きになりたい方はトップページ左枠の一番下「メール」の「メッセージを送る」からご連絡下さい。
2007.04.03
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って、「成清加奈子 / パジャマ・じゃまだ」の替え歌でのパンチラのことなんですけどね。ソウルレコード通販リスト風なタイトルで決めてみたYO!(曲自体は既に日記で紹介済み)成清加奈子 / パジャマ・じゃまだ!'84 作曲林哲司 編曲椎名和夫jisaku2006さんによって「YOU TUBE」にアップされたこの曲の替え歌バージョンはこちらで見れます。お茶目なダンスを披露し、惜しげもなくパンチラまでサービスしてくれる陽性で乾いた人柄がとても気に入りました。ムフフのパンチラシーンは2分21秒のところでーす。jisaku2006さん、どうも有難う!
2007.04.01
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