星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2021.07.14
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カテゴリ: 読書 原田マハ
 日本からのサプライズプレゼント本「原田マハ」著の「ロマンシェ」をやっと読み始めました。絵画や画家についての本なんだろうなぁと思っていたら、何とお姉系、乙女心を持つイケメン美術男子が主人公のラブコメディでした。

日本の 美術大学に通う乙女心の「美智之輔」君の卒業制作が学長の目に留まり、パリの美術学校へ留学する切符を手に入れるところから物語が始まっています。

 憧れの「アトリエ・デ・ボザール」だとばかり思っていたのが、「ボーゴス(イケメンの意味)」という民間の美術専門学校であったことから何とかフランス語を習得し「ボザール」を自力で目指そうと一大決心をし、フランス語学校の学費を稼ぐためにカフェでのアルバイトも始めます。

 そんな彼にとって心の安らぎにもなり、物語の展開上重要な場所にもなっているのが「日本書店 J」です。

 『オペラ座にほど近いショッピングエリア、パリで唯一の日本書店「J」は私が足しげく通う場所』というところで「あれっ?」私はそこに行ったことがあると7年前の事がぱぁっ~と頭に浮かびました。

 有名なレストランとかカフェでなく「書店」というのが何故か嬉しくてGoogle Mapでその界隈を改めて調べてみました。

 勿論旅行中にこの日本書店に行こうとか全く思っていたわけではなく、「野田岩パリ店」でのランチの予約時間よりかなり早くお店に到着したので時間つぶしに近所を散策していて偶然書店をみかけ中に入ったのです。その時はパリに一店しかないとかは知らなかったし、結構日本の物もあるんだぁというぐらいの気持ちでした。



 「オペラ座 ガルニエ」の最寄りのメトロの駅が「Pyramides」で、「野田岩パリ店
(272
 Rue サント・ノーレ通り)」は
この駅の近くにあります。「ロマンシェ」の中の「J」の表記で「ジュンク堂書店」と思い出しました。中は程よい広さで時間帯のせいか人も少なく静かな雰囲気だったのをよく覚えています。本をあれこれ物色し、結局美術関係の文庫本を一冊買い、日本人スタッフの方と少しおしゃべりをした記憶がありますが、何を話したのかおまけに読み終わった後友人にあげてしまったその本のタイトルすら思い出せないのが残念です。

 因みに 「地球の歩き方」を改めて見てみると、この界隈(特にオペラ大通り)は「ナポレオン3世」の時に整備されたそうで、町並みとの調和が素晴らしく近代都市計画の模範とされているそうです。私の中ではまたしても「ナポレオン3世」の登場です。

 ランチ前に思いがけず書店でゆったりとした時間を過ごすことが出来て、それが今でも「贅沢な時間」として記憶に強く残っています。



 予約の時間通りに「野田岩パリ店」に戻り、スタッフから「野田岩東京」の金本氏からの「おもてなし」の一品ですとサプライズで出された「鰻のにこごり」にまた感動し、お薦めのシャンペンを注文して頂きました。

 どうして野田岩パリ店に行くことになったのかは以前にブログに書いたのですが、また改めて記憶を手繰り寄せて書きたいと思っています。

 美術館も含め「ロマンシェ」でいろんなパリの情報が得られるかなと思うと今からワクワク感で一杯です。






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最終更新日  2022.11.12 08:08:09
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