星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2021.12.14
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​ イギリス映画「クライング・ゲーム」を人に薦めていたというのにも驚きましたが、もう1つこれも20年以上経ってから故郷の友人に「薦められて見たバスキアは今でもよく覚えているし、良い映画だと思う」と最近になってスカイプで雑談中に言われ驚きました。日本にいた時、映画通の知人が薦めてくれた1本で、それを誰かに薦めていたという記憶もありませんでした。


​  銀髪のかつらがトレードマークの「Andy Warhol(アンディ・ウォフォール)」 1928-1987

 私が覚えているのは早世したア​
ーティスト「ジャン=ミシェル・バスキア 1960-1988」の伝記映画であることと 「デヴィッド・ボーイ演じるアンディ・ウォフォール」のあまりの激似ぶりに圧倒されたというぐらいでした。デヴィッド・ボーイ(1947-2016)は名作「戦場のメリークリスマス」にも出演していますが、ロックミュージシャンながら本当に印象に残る演技を見せてくれます。

 気になって映画を検索してみると、1996年公開のアメリカ映画でした。赤い背景の中に立つバスキアのポスターが斬新です。

 中流の家庭に生まれながらもドラッグを吸い、ホームレス生活をしながらバンド活動やマイナーな画家として制作を続けていたバスキアが、ある日偶然ポップアートの旗手アンディ・ウォ―ホルを通りで見かけ、手書きのポストカードを彼に売りつけたことで人生が大きく変わっていきます。 



 この出会いをきっかけに芸術家が集まるパーティーにも顔を出すようになったバスキアの絵に美術評論家の「ルネ・リカード」が興味を示し、彼の絵の売り出しに乗り出すことになります。

 その後バスキアはトントン拍子に大作を制作し「金と名声」を手に入れていきます。名声を得た後のインタビューで「自分は人に利用され、利用している」と語っていたそうです。

 人生はこれからという27歳の時、ただ一人の友と思い心を通わせていたアンディ・ウォフォールが急死し、それが原因でさらにドラッグに嵌り込み過剰摂取というあっけない死を迎えてしまいます。



 個人的には、アンディ・ウォフォールと言えばパリのポンピドー美術館で見た一枚を思い出します。フロアーの中でも一際光り輝いているという印象でした。もしバスキアが生きていたらアンディ・ウォフォールを超える傑作が生みだされていたのかなぁと・・。







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最終更新日  2022.05.05 22:15:37
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