星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.05.11
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 ポップアートの巨匠「アンディ・ウォーホル」が女優「マリリン・モンロー(1926-1962)」を描いた「Shot Sage Blue Marilyn」がニューヨークで競売にかけられ約254億円で落札されたという記事を昨日見ました。20世紀アートとしては史上最高額で、この絵をボッティチェリの「ビーナスの誕生」、ダヴィンチの「モナリザ」、ピカソの「アヴィニョンの娘たち」と並んで史上最高の絵画と記事に書かれていて、値段よりもこれにはちょっと驚きました。


​​ ​写真に収まりきらずに8人になってしまいました・・・・。
​​​

 アンディ・ ウォーホル の実物を見たのはポンピドー美術館で見た一枚だけで、絵のタイトルを写真に撮るのを忘れ、この絵のタイトルが「10人のリズ」であることが昨日やっと分かりました。

 リズと言えば女優の「エリザベス・テイラー(1932-2011)でマリリン・モンローがセックスシンボルとしてセクシーな女優の代表であれば、エリザベス・テイラーは知的な女優の代表という印象が私にはあります。






どこかの国の王妃様かと思ったのですが、写真下には「Elizabeth Tailor(エリザベス・テイラー)」と書かれています。写真が鮮明ではなく何年の滞在なのか右隣の男性が8回結婚したエリザベス・テイラーの何回目の御主人なのか私には分かりません。

 エリザベス・テイラーはハリウッド黄金時代を代表する大女優という知識はあっても、果たしてどんな映画に出ていたのかと調べてみると、「陽のあたる場所」「ジャイアンツ」「熱いトタン屋根の猫」「クレオパトラ」「バージニアウルフなんかこわくない」等、数々の名作に出演していました。「クレオパトラ」は見た記憶があって、この映画で共演した「リチャード・バートン」とも結婚しています。

 「熱いトタン屋根の猫」は原作は劇作家テネシー・ウィリアムズで原作のタイトルも「Cat on a hot  Tin Roof」でこのタイトルを聞いただけで、愛憎渦巻く内容が想像出来て優れたタイトルだと思いますが、残念ながら見ていません。配役を調べてみると「ポール・ニューマン」との共演でした。

 個人的には「陽のあたる場所」はじっくり見てみたい映画です。アメリカの作家セオドア・ドライサーの「アメリカの悲劇」が原作で本は読んだ記憶があります。貧しい生まれのため出世を夢見た主人公が結局は自分を一番愛してくれた女性を死に至らしめてしまうという話で、エリザベス・テイラーはその出世を可能にしてくれる裕福な女性の役です。人間の「欲」や「愚行」について深く掘り下げて書かれた20世紀初頭の小説ですが、20世紀に英語で書かれた小説100冊の中で16位と高い評価を得ているようです。

 この原作を基に日本では「石川達三」が「青春の蹉跌」を書き、映画化され萩原健一(ショーケン)さんと桃井かおりさんが演じました。「アメリカの悲劇」をさらに最後でどんでん返しした結末で人間の「欲」と「愚かさ」を強く考えさせられる映画です。

 女優としてはエリザベス・テイラーはアカデミー主演女優賞を2度受賞し、マリリン・モンローが受賞したゴールデングローブ賞の主演女優賞が一度だけを考えると「リズ」に軍配ありという感じですが、アンディ・
ウォーホル が描いた肖像画ではマリリンに軍配ありという感じなのかなぁと・・・。マリリン・モンローの映画も機会があったらじっくり見直してみたいものです。










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最終更新日  2022.05.11 12:06:45
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