星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.01.15
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 昨日のNHK「お金発見 ​​ 突撃​ ​​ カネオ君」の「イメージ激変!ごみ処理場のお金の秘密」を見て今まで何となくモヤモヤしていた疑問がかなり解決された気がします。

 モヤモヤの1つは2003年に来星してすぐシンガポールでは「ゴミの分別」の必要がなく、政府系の住居(HDB)でも民間のコンドミニアムでも​各階にあるダストシュートにひと纏めでポンといつでも何でも捨てられ「何故こんな事が可能?
(現在も同じ状況です)」という事でした。


 日本ではゴミの分別やゴミの種類によって収集日が違い
結構神経を使うことが多く 、焼却した際に発生する「ダイオキシン」が特に生殖器に及ぼす影響が大きく取り上げられていました。シンガポールで何故このような事が可能なのか周りの人達に聞いてみると「凄く高価な焼却炉を使っているからダイオキシンは発生しないの」という答えで、それは一体いくら?とか何故日本にはないの?という疑問が続いていました。



広島市中工場  ​​   「ドライブ・マイ・カー」中工場での1シーン
​​

​ 番組では外観がテーマパークのような大阪のゴミ処理場や映画「ドライブ・マイ・カー」で注目を浴びた美術館のような広島のゴミ処理施設の「中工場」が観光の名所になっている事や工場内の様子が映し出されました。近代化したゴミ焼却や処理について説明があり、ダイオキシンが発生する原因が食べ物などの生ゴミが焼却炉内の温度を下げそれがダイオキシン発生の原因である事、高温維持できる焼却炉で発生がかなり抑えられ、その性能を持つ高性能焼却炉が1台220億円である事も知りました。具体的な金額が分かると納得の度合いも違ってきます。


「セマカウ島」 ネットの画像から。

 ただ高性能焼却炉(ドイツ製)を使用しているシンガポールでもゴミ問題は深刻になっているようです。焼却炉で灰にして90%ほどゴミを減らし、その焼却灰を近郊の「セマカウ島」に埋め立てていますが、これも近い将来限界があるそうです。日本ほど厳しくなくてもシンガポールでも分別によってリサイクルなど様々なゴミの活用法の必要があるのだと思います(最近は意識して街中にあるリサイクル用のボックスにプラスチック、衣類などを入れるようにしています)

 世界の大きな問題「環境問題」「食料問題」と同様に「ゴミ問題」も一刻の猶予がないのかもしれません。番組では「ゴミから大金を生み出す国 スウェ―デン」のゴミ分別の様子も紹介され、各国の優れたアイデアを共有する必要があるのかと思いました。

 ふと今年5月開催の「G7 広島サミット」の会場に「中工場」が使用されればと思いましたが「グランドプリンスホテル広島」に既に決定していました。ただ1人でも多くの首脳や関係者が訪れてくれて、世界各国のゴミ問題解決を共有する機会になってくれればと思います。







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最終更新日  2023.01.15 11:57:27
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