星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.05.10
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朝ドラ「らんまん」は今週から舞台は東京になり、郷里の学友「佑一郎」に「東京は気を付けて」とアドバイスを受けながら早速リヤカーにくくり付けていたトランクを2人の後をつけていた「倉木(徳川慶喜を守るため結成された彰義隊の生き残りという設定)」に盗まれてしまいます。昨日の放送でそのトランクだけを質屋に持ち込んだ倉木の妻が「50銭でいいから・・」と質屋の主人に言った時、50銭って現在のお金でいくら?と思いました。

​​​ そして今朝の放送で倉木が燃やそうとするトランクに入れていた植物の標本にお金を出せと迫られ竹雄が「30??」と驚くと万太郎は「100出そう」と腹を決めて答えます。一瞬「両?」と思いましたが万太郎が東京に出たのは22歳の明治17年で、明治4年に既に「新貨条例」が公布され両や文に替わり「円・銭・厘」という単位になっています(換算に便利なように1両=1円」) 

 調べると1円の値段は当初は現在の2万円ほどだったようなので、質屋での50銭は1万円、万太郎は「自分の命」とまで言った標本に2百万円を払うと啖呵を切り(実際にはその後の展開で払わずに済みそうですが)「金が先」「人質(標本)が先」と倉木との目力対決のシーンは竹雄の言う「ダメワカ」の万太郎の姿から一変していました。

 余談ですが、何故「円」という単位が使われるようになったのかは資料が焼失していて理由が分からないそうです。両から円へにも何か大きな物語がありそうです。

 そして今日のNHKプレミアムで「英雄たちの選択 牧野富太郎 苦難突破のオタク魂」で牧野富太郎氏の人生が紹介されるようです。改めてウイキペディアで人生を見て見ると自分を「植物の精」と自負し、上京から4年後に自費出版で「日本植物誌図篇」を発行するバイタリティーには驚きですが、やはりその研究費のため実家(酒蔵岸屋)のお金を湯水のように使い結局は経営が難しくなったという経緯もあるようでやっぱりそんな「ダメワカ」の一面もドラマを通して見られればと思います。


「コホロギラン」土佐横倉山産 牧野富太郎氏写生 ​   近所を散歩中に見つけた赤い花

 らんまんのお陰で近所に咲いている花にもかなり目が行くようになりました。右の赤い花は風が吹くとフワフワと揺れ、コホロギランは見たことがないけれどちょっと似ているかなぁと・・。
​​​
『追記』
結局今日11日の放送で100円払いました。竹雄曰く「峰屋のお金はワカの財布じゃない」を万太郎は呪文のように唱えさせられていましたが「馬の耳に念仏」になってしまったのだなぁと・・。






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最終更新日  2023.05.11 13:55:30
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