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「アルドロヴァンダ ヴェシクローサ 和名:
ムジナモ」の花 ネットの画像から
田邊教授演じる要潤さんが「アルドロヴァンダ ヴェシクローサ ・オボエルノ クロウシタ」とツイッターした和名「ムジナモ」に魅了され自らの植物誌で発表した人物として「種の起源(進化論)」を出版したイギリスの生物学者「ダーウィン(1809-1882)」の名前が出て、またしても偉人の登場に驚きました。当時インド、ヨーロッパ、オーストラリアでしか発見されていなかった「食虫植物」を牧野博士が1890年に江戸川近くで発見し、しかも誰も見た事が無かった花が咲いたというのは凄い快挙です。ただダーウィンを魅了した「ムジナモ」がドラマの万太郎の今後の人生を変えてしまう植物になるとは・・。
ウィキペデイアからの画像
ところでオーストラリアに棲息している
「アルドロヴァンダ ヴェシクローサ
」はダーウィンの名前に因んで名づけられたオーストラリア北部にある街「ダーウィン」で発見されたのかと思いウィキペデイアで調べてみると1831年から1836年に「ビーグル号」で航海した時にオーストラリアで降り立ったのはシドニーを含め3つの街でダーウィンには行っていませんでした。それにしてもまるで冒険家のような航路には驚くばかりで、この航海を通して「種の起源(1859年出版)」に繋がる「大陸の変化によって新しい生息地が出来て生物がその変化に適応しうるのではという思想を抱くようになった」とあります。
因みに「ビーグル号」が1839年に3度目の航海(ダーウィンは乗っていないようです)で北オーストラリアを調査していた時にダーウィンの友人の船乗りが見つけた湾にダーウィンの名前を付けたのが由来だそうで正式には1911年に街の名前がダーウィンになっています。
キリスト教の教義で「人間」は「神の創造物」としているのに真向から反対の立場をとる「進化論」は時を経た現代でもアメリカのキリスト教信者の約4割の人が「神の創造物」と信じている事を考えると、前人未到の説を編み出した行動力、観察力や洞察力には畏敬の念を感じます。
余談ですが、ダーウィンは19世紀にイギリスで王位以外で国葬となった5人のうちの1人でウェストミンスター寺院で万有引力の法則を発見した「ニュートン(1643-1727)」のお墓の隣に埋葬されているそうです。
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