星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

PR

プロフィール

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.08.16
XML


 軍人家族で育った父のロバートさんは18歳でアメリカ空軍に入隊し、福岡にある基地に配属となりスエ子さんと偶然の出会いから恋に落ちた経緯、実際に朝鮮戦争時(1950-1953)は朝鮮に行っているけれど無事日本に戻っていた事、その後でアメリカへ戻る決意をしたと説明がありました。

 母親のスエ子さんが1人で正雄さんを出産後様々な困難があり、ジャニタさんや親族に宛てた救いを求める手紙も紹介され、それに対して母親と子供の無事を祈る事しか出来ずその思いをずっと胸に隠し持っていたジャニタさんの肩の荷が下りたような表情も印象的でした。


​父 ロバート・トーラーさん 

 特に目の辺りが完全に父親似で身長が193㎝というのも遺伝子がしっかり草刈正雄さんに受け継がれているようです。

 番組を見ながら思い出したのはミュージカル「ミス・サイゴン」でベトナム戦争時のアメリカ兵とベトナム人女性の引き裂かれた運命をを描いた作品です。ニューヨークでこのミュージカルを見たのはもう27年前ですが、その時切なさで流れた涙の事は未だ忘れられません。英語があまり分からなくてもストーリーは分かりやすく、実物のヘリコプターが舞台に登場する豪快さにも度肝を抜かれました。「ミス・サイゴン」の結末はアメリカに帰ってしまった夫に子供を連れて会いに行き、そこで平和な温かい家庭を築いているかつての夫を見て結局は自殺をしてしまうのですが、スエ子さんのようにたくましく生き延びて欲しかったという思いが今更ながらに湧いてきました。

 「ファミリー~」の最後ではロバートさんが日本に残してきた妻と我が子について回りの人達にほとんど語る事は無かったという事実に、草刈さん自身もジャニタさん達の招きに応じてアメリカに行く事に躊躇があったそうですが、訪問を決意して初めての対面の様子が続編として放送されるそうです。血の繋がりとか家族とかその周りの人達がずっと抱えて来た思いとか、余韻を残すファミリー ヒストリーでした。​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.08.17 11:28:24
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: